JP2011044953A - Av機器用の有線伝送線路 - Google Patents

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Rikiya Ishikawa
力也 石川
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles

Abstract

【課題】自由空間上にミリ波通信路を確保することが難しい場合においても、AV機器間のミリ波通信を可能とする。
【解決手段】AV機器用の有線伝送線路300は、モニタ部100とセットトップボックス200とを有し、モニタ部100及びセットトップボックス200のそれぞれに設けられたミリ波通信モジュール110,210を用いてモニタ部100とセットトップボックス200とのミリ波通信が可能である。有線伝送線路300は、モニタ部100のミリ波通信モジュール110の上方にてモニタ部100の筐体に取り付け可能な第1の結合部310と、セットトップボックス200のミリ波通信モジュール210の上方にてセットトップボックス200の筐体に取り付け可能な第2の結合部320と、第1の結合部310と第2の結合部320とを連結する導波路330とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、AV機器用の有線伝送線路に関する。特に、本発明は、ミリ波通信機能を有するAV機器に使用される有線伝送線路に関する。
近年、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)接続による機器間の非圧縮の映像データ及び音声データ(以下、映像データ及び音声データをAV(Audio Visual)データとも称呼する。)を送受信する有線伝送システムが実用化されている。
また、DLNA(Digital Living Network Alliance)の技術仕様に基づき、特に家庭内LAN(ホームネットワーク)を用いたAVデータの機器間通信も行われている。また、携帯機器にAVデータを高速にダウンロードする要望も高まっている。
このような環境からAVデータを高速に伝送するために、Gbpsのオーダーの伝送が可能なミリ波通信が注目されている。そこで、ミリ波通信モジュールを内蔵し、ミリ波無線を利用したAVデータ伝送を前提とした音声及び映像機器(以下、AV機器とも称呼する。)が提案されている。
しかしながら、ミリ波無線によるAVデータ伝送が可能なAV機器は、周囲環境や設置状況により送信部分から受信部分への自由空間上の無線通信路が確保できない場合、若しくは同様のミリ波無線を利用する機器が周囲に複数設置されていることによる混信等、安定した通信路を確保することが難しく、AVデータ伝送が行えない場合がある。
無線通信路が自由空間上に確保できない場合、送受信機とアンテナとの接続を例えば同軸線路等のミリ波導波路による有線接続に切り換えて通信路を確保する方法がある。若しくは、AV機器内部の映像信号の出力先を無線送受信機から例えばHDMIケーブルによる有線伝送システムに切り換えて利用するという方法もある。
また、例えば、特許文献1では、アンテナ開口面が塞がれる場合への対応として、複数のAV機器を積み重ねて設置し、AV機器のミリ波の送受信部が電磁波遮蔽物等で塞がれても放射する方向を変化させて通信を可能とする方法が提案されている。
特開2008−252566号公報
しかしながら、アンテナとの接続を同軸線路等の導波路に切り換える場合、ミリ波通信モジュールにアンテナと導波路に接続先を切り換え可能な機構を予め用意する必要がある。しかし、ミリ波は空間減衰が大きいためにアンテナの指向性を鋭くし利得を大きく取る必要がある。ただし鋭い指向性でも容易に機器の設置を可能にすること、及び室内で人が動く等の伝搬環境の変化にも対応するため、指向性が可変であることが望ましい。この要求の一方もしくは両方を満たすため、ミリ波通信モジュールには、一般的にアレイアンテナが用いられている。複数アンテナで構成されるアレイアンテナに対して単純に一本の導波路へと接続を切り換える機構は非常に複雑となり、モジュールのコストアップに繋がる。その上、切り換え機構を追加することは、信号損失の増加となり、通常のアンテナ利用の場合における性能劣化につながる。
また、HDMIケーブル等の別の有線伝送システムを用いてAVデータ伝送経路を確保する方法では、AV機器にミリ波通信モジュールだけでなく、HDMIトランスミッタやレシーバ、更には映像信号を内部で切り換える部品を追加する必要があり、コストアップに繋がる。
上記問題に鑑み、本発明は、自由空間上にミリ波通信路を確保することが難しい場合においても、AV機器間のミリ波通信を可能とする、AV機器用の有線伝送線路を提供する。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1のAV機器と第2のAV機器とを有し、前記第1のAV機器及び前記第2のAV機器のそれぞれに設けられたミリ波通信モジュールを用いて前記第1のAV機器と前記第2のAV機器とのミリ波通信が可能なAV機器用の有線伝送線路であって、前記有線伝送線路は、前記第1のAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュールの上方にて前記第1のAV機器の筐体に取り付け可能な第1の結合部と、前記第2のAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュールの上方にて前記第2のAV機器の筐体に取り付け可能な第2の結合部と、前記第1の結合部と前記第2の結合部とを連結する導波路と、を有するAV機器用の有線伝送線路が提供される。
これによれば、第1のAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュール及び第2のAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュールの上方にそれぞれ第1の結合部及び第2の結合部を取り付け、第1の結合部及び第2の結合部間を導波路にて連結する。これにより、自由空間上にミリ波通信路を確保することが難しい場合においても、上記有線伝送線路によりAV機器間の安定的な通信を可能とする。
前記第1の結合部及び前記第2の結合部は、ホーンアンテナ状であり、前記第1の結合部と前記導波路との連結部分には、ミリ波のモードを変換する第1の変換部が設けられ、前記第2の結合部と前記導波路との連結部分には、ミリ波のモードを変換する第2の変換部が設けられていてもよい。
前記第1の結合部及び前記第2の結合部は、箱状であり、前記導波管は、断面が矩形状であり、前記第1の結合部と前記導波路との連結部分及び前記第2の結合部と前記導波路との連結部分には、1又は2以上のスロットが設けられていてもよい。
前記導波路は、内部導体と外部導体とが同心円状に配置され、前記外部導体が網組み導体の形状を有する同軸線路であってもよい。
前記同軸線路の一方の端部は、前記第1の結合部との連結部分にて前記同軸線路の内部導体が前記第1の結合部の内部空間に突出し、前記同軸線路の他方の端部は、前記第2の結合部との連結部分にて前記同軸線路の内部導体が前記第2の結合部の内部空間に突出していてもよい。
前記導波路は、円筒状の誘電体を網組み導体にて覆った構成を有していてもよい。
前記導波路は、環状の金属部材を有していてもよい。
前記導波路は、金属部材の矩形導波管であってもよい。
前記導波路は、外部導体が網組み導体である同軸線路又は円筒状の誘電体を網組み導体にて覆った構成を有し、一部を曲げながら前記第1の結合部と前記第2の結合部とを連結していてもよい。
前記第1の結合部及び前記第2の結合部は、ミリ波通信モジュールを覆うように前記第1のAV機器の筐体及び前記第2のAV機器の筐体にそれぞれ取り付けられていてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1のAV機器と第2のAV機器と有線伝送線路とを有し、前記有線伝送線路を介して、前記第1のAV機器及び前記第2のAV機器のそれぞれに内蔵されたミリ波通信モジュールを用いてミリ波通信を行うAV機器間の有線伝送方法であって、前記第1のAV機器のミリ波通信モジュールの上方にて前記第1のAV機器の筐体に取り付けられた第1の結合部に前記1のAV機器のミリ波通信モジュールからミリ波を送出するステップと、前記第1の結合部に連結された導波路に前記第1の結合部からミリ波を伝送させるステップと、前記第2のAV機器のミリ波通信モジュールの上方にて前記第2のAV機器の筐体に取り付けられた第2の結合部に、前記第2の結合部に連結された前記導波路からミリ波を伝送させるステップと、を含む有線伝送方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、自由空間上にミリ波通信路を確保することが難しい場合においても、AV機器間のミリ波通信を可能とする、AV機器用の有線伝送線路を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るAV機器の全体構成図である。 第1実施形態に係る結合部のハードウエア構成図である。 第1実施形態に係る導波路のハードウエア構成図である。 第1実施形態に係るAV機器の内部構成及び動作を説明するための図である。 変形例1に係る結合部のハードウエア構成図である。 変形例2に係る結合部のハードウエア構成図である。 変形例3に係る導波路のハードウエア構成図である。 変形例4に係る導波路のハードウエア構成図である。 変形例5に係る導波路のハードウエア構成図である。 本発明の第1実施形態に係る有線伝送線路を装着していないAV機器の全体構成図である。 図10に示したAV機器の内部構成及び動作を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、本発明の実施形態は次の順序で説明される。
<1.第1実施形態>
[1−1.AV機器の全体構成]
[1−2.結合部のハードウエア構成]
[1−3.導波路のハードウエア構成]
[1−4.モニタ部及びセットトップボックスの内部構成及び動作]
<2.変形例:結合部>
[2−1.結合部の変形例1]
[2−2.結合部の変形例2]
<3.変形例:導波路>
[3−1.導波路の変形例3]
[3−2.導波路の変形例4]
[3−3.導波路の変形例5]
<1.第1実施形態>
[1−1.AV機器の全体構成]
まず、本発明の第1実施形態に係るAV機器の全体構成について図1を参照しながら説明する。本実施形態では、AV機器として別体型のテレビを例に挙げて説明する。本実施形態に係るAV機器としてのテレビ10は、モニタ部100とセットトップボックス200とを有している。
モニタ部100は、ユーザが視聴できるようにディスプレイ105に映像を表示する。また、モニタ部100は、図示しないスピーカから音声を出力する。モニタ部100には、ミリ波通信モジュール110が内蔵されている。
セットトップボックス200には、外部からの映像信号及び音声信号の入力端子、放送波用のチューナ、ミリ波通信モジュール210等が内蔵されている。各ミリ波通信モジュール110、210は、自由空間上でのミリ波無線通信を可能とする。よって、図10に示したように、本実施形態に係るテレビ10は、電波状況が良好な場合には、ミリ波通信モジュール110,210の機能を使って、ミリ波無線通信によりセットトップボックス200からモニタ部100にAVデータ(映像データ及び音声データ)を送出するようになっている。なお、モニタ部100は第1のAV機器の一例であり、セットトップボックス200は第2のAV機器の一例である。
しかしながら、周囲の環境によっては、自由空間上にミリ波無線通信路を確保できない場合がある。例えば、セットトップボックス200が金属製の棚の中に設置され、セットトップボックス200からモニタ部100へのミリ波の伝送路が遮断されてしまった場合、AVデータを伝送することができない。
また、周波数チャネル数が限られている場合、テレビ10の周囲でチャネル数を超えて複数台の機器を動作させた場合や、同じ帯域を利用するミリ波無線通信を利用する機器が周囲に存在する場合には、AVデータが伝送できないか、若しくは周囲のミリ波無線通信を利用する機器に干渉を与える可能性がある。
本実施形態では、以上のような自由空間上にミリ波通信路を確保することが難しい場合においても、テレビ10を構成する各AV機器間のミリ波通信を可能とする補完機能を有する有線接続形態を提供する。
すなわち、本実施形態では、この有線接続形態として、モニタ部100及びセットトップボックス200間にAV機器用の有線伝送線路300を設置する。有線伝送線路300は、第1の結合部310、第2の結合部320及び導波路330を有する。
第1の結合部310は、モニタ部100のミリ波通信モジュール110の上方にてモニタ部100の筐体に取り付け可能な部材である。第2の結合部320は、セットトップボックス200のミリ波通信モジュール210の上方にてセットトップボックス200の筐体に取り付け可能な部材である。導波路330は、第1の結合部310と第2の結合部320とを連結する有線の伝送線路である。以下に、各部のハードウエア構成について説明する。
[1−2.結合部のハードウエア構成]
本実施形態に係る第1の結合部310及び第2の結合部320の基本的な構成は同一形状であり、導波路330の各終端にて導波路330と連結する。よって、ここでは、第1の結合部310のハードウエア構成について図2を参照しながら説明し、第2の結合部320のハードウエア構成についての説明を省略する。なお、本実施形態に係る第1の結合部310及び第2の結合部320の構成では、以下に説明する実施形態及び各変形例に係る結合部の構成を組み合わせることももちろん可能である。
図2では、紙面の上方が図1のモニタ部100の前方に当たる。第1の結合部310は、ミリ波通信モジュール110の直上にてモニタ部100の筐体の外装樹脂100aに取り付けられている。第1の結合部310は、先端に向けてラッパ状(ホーン状)に広がる中空の形状を有した導体であり、先端部が開口している。第1の結合部310の根本側には、第1の結合部310と導波路330とを連結するとともに、ミリ波のモードを変換する第1の変換部340が設けられている。
このように、第1の結合部310はホーンアンテナ状に形成され、ミリ波通信モジュール110の外側面を覆うようにモニタ部100を構成する筐体の外装樹脂100aに取り付けられる。
なお、第2の結合部320の場合にも、第2の結合部320と導波路330との連結部分にミリ波のモードを変換する第2の変換部が設けられる。
[1−3.導波路のハードウエア構成]
次に、本実施形態に係る導波路330のハードウエア構成について図3を参照しながら説明する。導波路330は、円筒状の誘電体330aを網組み導体330bにて覆い、最外層を保護被膜330cで覆った構成を有している。外部へのミリ波の漏れがほとんどなく、ある程度の折り曲げが可能である。導波路330は、必ずしも円筒状でなくてもよく、例えば矩形状であってもよい。
[1−4.有線伝送線路の動作]
次に、本実施形態に係るAV機器用の有線伝送線路300を用いてミリ波通信を行う場合の動作について、AV機器用の有線伝送線路300を用いずにミリ波無線通信を行う場合の動作と比較しながら説明する。図1及び図4は、AV機器用の有線伝送線路300を用いてミリ波通信を行う場合の構成および動作を示している。図10及び図11は、AV機器用の有線伝送線路300を用いずにミリ波無線通信を行う場合の構成および動作を示している。
(ミリ波無線通信)
通信環境が良好な場合においては、図10及び図11に示したように、AV機器用の有線伝送線路300を用いずにミリ波無線通信により、セットトップボックス200からモニタ部100に映像データ及び音声データが伝送される。
セットトップボックス200は、変調回路250,第1の周波数変換回路260、増幅器270及び第1のアンテナ部280を有している。変調回路250及び第1の周波数変換回路260では、ミリ波の信号が生成される。すなわち、入力信号が変調回路250に入力されると、変調回路250はその入力された入力信号を変調する。変調された信号は、変調回路250に接続された第1の周波数変換回路260にて周波数変換され、これにより、ミリ波の信号が生成される。ミリ波の信号は、増幅器270にて増幅される。第1のアンテナ部280は、増幅されたミリ波の信号を電磁波に変換し、自由空間上のミリ波無線通信路に送出する。
モニタ部100は、復調回路150,第2の周波数変換回路160、増幅器170及び第2のアンテナ部180を有している。第1のアンテナ部280から送出された電磁波は、自由空間上のミリ波無線通信路を経由して第2のアンテナ部180にて受信される。
受信された電磁波は、第2のアンテナ部180にてミリ波の信号に変換され、増幅器170にて増幅される。増幅されたミリ波の信号は、第2の周波数変換回路160にて周波数変換され、復調回路150にて復調される。復調された信号のうち映像データは、ディスプレイ105に表示され、音声データは、図示しないスピーカから出力される。
なお、第1の周波数変換回路260及び増幅器270の機能は、ミリ波通信モジュール210の機能であり、第2の周波数変換回路160及び増幅器170の機能は、ミリ波通信モジュール110の機能である。
(有線伝送線路300)
一方、自由空間においてミリ波無線通信路を確保できない場合、図1及び4に示したように、有線伝送線路300を用いて、セットトップボックス200からモニタ部100に映像データ及び音声データが伝送される。
この場合にも、入力信号が変調回路250に入力されると、変調回路250はその入力された入力信号を変調する。変調された信号は、第1の周波数変換回路260にて周波数変換され、これにより、ミリ波の信号が生成される。ミリ波の信号は、増幅器270にて増幅される。なお、第1の周波数変換回路260及び増幅器270の機能は、ミリ波通信モジュール210の機能に含まれる。
ミリ波通信モジュール210から送出されたミリ波の信号は、セットトップボックス200の筐体の外装樹脂を通り抜け、第2の結合部320に導かれる。第2の結合部320は、前述したとおり、ミリ波通信モジュールのアンテナ直上に覆い被さるように設置されている。これにより、電磁波が漏れて外部へ放射されることを抑止することができる。
本実施形態の場合、第2の結合部320は、図2に示した第1の結合部310と同様に、ホーンアンテナ状であるため、第2の結合部320に入る電磁波は、絞られている側へ導かれ、導波路330へ導入される。また、ホーンアンテナ状の第2の結合部320と導波路330部分での断面形状が異なる場合には、第2の変換部において電磁波のモード変換が行われ、結合させる。
第2の結合部320から導波路330へ導かれた電磁波は、導波路330を伝搬して相手側機器の第1の結合部310に導かれる。その際、電磁波は、第1の変換部にてモード変換され、第1の結合部310にて筐体に向けて放射され、モニタ部100の筐体の外装樹脂を通り抜け、ミリ波通信モジュール110に導かれる。第2の周波数変換回路160及び増幅器170の機能は、ミリ波通信モジュール110の機能に含まれる。
受信されたミリ波の信号は、増幅器170にて増幅される。増幅されたミリ波の信号は、第2の周波数変換回路160にて周波数変換され、復調回路150にて復調される。復調された信号のうち映像データは、ディスプレイ105に表示され、音声データは、図示しないスピーカから出力される。
なお、導波路330は、扱いの簡便さの観点から、可能な限り自由な曲げを実現できることが望ましい。しかしながら、一般的には、導波路330を曲げると断面形状の不連続が発生し、導波路330の特性インピーダンスが変化するために信号反射を引き起こす。これは、高速信号の品質を悪化させる要因となるが、自由空間伝送を前提としたミリ波通信モジュールでは、マルチパス環境でも通信動作が可能なように変調設計されている。このため、導波路330と各結合部310,320において反射が生じても、問題なく復調することができる。
以上に説明したように、本実施形態に係るAV機器用の有線伝送線路300によれば、自由空間上にミリ波通信路を確保することが難しい場合においても、テレビ10を構成するモニタ部100及びセットトップボックス200間のミリ波通信を可能とする、有線の伝送経路を確保することができる。これにより、周囲の環境によらず、安定した映像データ及び音声データの伝送が可能となる。
また、本実施形態に係るAV機器用の有線伝送線路300によれば、同軸線路等の導波路への接続切り換えのためにアンテナとの接続を切り離す必要がないため、無線機とアンテナ間は最適な性能が出せるよう最短配線が行える。
また、HDMIケーブル等による有線接続方法と比較すると、HDMIトランスミッタやレシーバ、及び映像信号の切り替えのための追加されるべき回路部品が不要である。このため、低コストかつ小型化を実現できる。
また、本実施形態に係るAV機器用の有線伝送線路300によれば、第1の結合部310及び第2の結合部320によりAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュール110及びミリ波通信モジュール210のアンテナから放射される電磁波が周囲に放射されることを抑制することができる。これにより、目的の通信対象AV機器のみに電磁波を効率的に導くことができる。よって、周波数チャネルが限られる場合においても、混信することなく複数台の機器を同時に動作させることができる。
<2.変形例:結合部>
次に、本実施形態に係る結合部の変形例1,2について図5及び図6を参照しながら説明する。第1の結合部310及び第2の結合部320は同一形状であるため、ここでは第1の結合部310を例に挙げて説明する。
[2−1.結合部の変形例1]
図5に示したように、変形例1に係る第1の結合部310は箱状であり、金属により形成されている。第1の結合部310は、ミリ波通信モジュール110の直上にてミリ波通信モジュール110を覆うように設置されている。導波路330は断面が矩形状の導波管(方形導波管)である。第1の結合部310と導波路330との連結部分には、1又は2以上のスロットS(開口)が設けられている。導波路330の反対側の終端部に位置する第2の結合部と導波路330との連結部分にも、1又は2以上のスロットが設けられている。
本変形例1のように、箱状の第1の連結部310及び第2の連結部320と方形導波管との組合せによりAV機器用の有線伝送線路300を構成する場合、ミリ波の信号は、第1の結合部310及び第2の結合部320から1又は2以上のスロットSを介して導波管に導かれる。
[2−2.結合部の変形例2]
図6に示したように、変形例2に係る第1の結合部310は、箱状であり、金属で形成されている。第1の結合部310は、ミリ波通信モジュール110の直上にてミリ波通信モジュール110を覆うように設置されている。導波路330は、内部導体330dと外部導体330eとが同心円状に配置された同軸線路である。内部導体330dと外部導体330eとの間は、中空であってもよいし、誘電体にて充填されていてもよい。同軸線路(導波路330)の内部導体330dは、同軸線路の両端部にて利用周波数に合わせた長さだけ引き出され、第1の結合部310及び第2の結合部320の内部空間に露出(突出)している。
本変形例2のように、箱状の結合部と同軸線路の組合せによりAV機器用の有線伝送線路300を構成する場合、同軸線路の芯線部分(内部導体330d)のみを第1の結合部310及び第2の結合部320のそれぞれの内部に利用周波数に合わせた長さだけ引き出す。これにより、芯線部分がアンテナとして働き、第2の結合部320から導波路330へとミリ波を導き、更に導波路330から第1の結合部310へとミリ波を導くことができる。
<3.変形例:導波路>
次に、本実施形態に係る導波路の変形例3〜5について図7〜図9を参照しながら説明する。
[3−1.導波路の変形例3]
変形例3に係る導波路330には、環状の金属部材が設けられている。その一例としては、図7に示したように断面が円形の金属パイプ330fが使用される。金属パイプ330fは保護被膜330cで覆われている。
[3−2.導波路の変形例4]
第1実施形態や上記変形例3では、円形導波管状の導波路330を例に挙げたが、これに限られず、図8に示した変形例4のように、導波路330は、金属部材から形成された断面が矩形状の方形導波管330gから構成されている。
[3−3.導波路の変形例5]
また、図9に示した変形例5のように、導波路330は、内部導体330hと外部導体330jとが同心円状に配置され、外部導体330jが網組み導体である同軸線路を有していてもよい。内部導体330hと外部導体330jとの間には、誘電体330iが充填されている。外部導体330jの外側は保護被膜330cで覆われている。
以上、結合部や導波路の各変形例によっても、自由空間上にミリ波通信路を確保することが難しい場合においてもAV機器間のミリ波通信が可能となる。
以上に説明した結合部の各変形例と、導波路の各変形例と、第1実施形態で示された結合部及び導波路とは、それぞれ自由に組み合わせてAV機器用の有線伝送線路300を構成することができる。これらのいずれの組合せによっても、ミリ波無線の通信環境が良好でない条件においても、AV機器間のミリ波通信が可能となる。
以上、第1実施形態及び各変形例によれば、別体型テレビに対して有線型の導波路を提供することにより、自由空間上にミリ波の無線通信チャネルを確保できない場合においても、映像と音声の伝送を可能とすることができる。また、有線型導波路内に電磁波を通すことにより、外部へのミリ波の放射を抑制し、周囲のミリ波無線通信機器との干渉を低減することができる。
なお、特に、導波路330は、外部導体等が網組み導体である同軸線路又は円筒状の誘電体を網組み導体にて覆った構成を有する場合には、導波路330を曲げやすい。よって、ある程度の折り曲げが可能であり、導波路330を曲げながら第1の結合部310と第2の結合部320とを連結しても、外部へのミリ波の漏れはほとんどない。
上記第1実施形態及び各変形例において、各部の動作は互いに関連しており、互いの関連を考慮しながら、一連の動作及び一連の処理として置き換えることができる。これにより、有線伝送線路の実施形態を、有線伝送方法の実施形態とすることができる。
これにより、第1のAV機器と第2のAV機器と有線伝送線路とを有し、前記有線伝送線路を介して、前記第1のAV機器及び前記第2のAV機器のそれぞれに設けられたミリ波通信モジュールを用いて前記第1のAV機器と前記第2のAV機器とのミリ波通信を行うAV機器間の有線伝送方法であって、前記第1のAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュールの上方にて前記第1のAV機器の筐体に取り付けられた第1の結合部に前記ミリ波通信モジュールからミリ波を送出するステップと、前記第1の結合部に連結された導波路にミリ波を伝送させるステップと、前記第2のAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュールの上方にて前記第2のAV機器の筐体に取り付けられた第2の結合部に、前記第2の結合部に連結された前記導波路からミリ波を伝送させるステップと、を含む有線伝送方法を提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、セットトップボックスとモニタ部とが別体となったテレビを例に挙げて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、本発明に係るAV機器用の有線伝送線路は、DLNA(Digital Living Network Alliance)の技術仕様に基づき、特に家庭内LAN(ホームネットワーク)を用いたAVデータの機器間通信にも用いることができる。
10 テレビ
100 モニタ部
105 ディスプレイ
110、210 ミリ波通信モジュール
100a 筐体の外装樹脂
200 セットトップボックス
300 AV機器用の有線伝送線路
310 第1の結合部
320 第2の結合部
330 導波路
330a 円筒状の誘電体
330b 網組み導体
330c 保護被膜
330d、330h 内部導体
330e、330j 外部導体
330f 金属パイプ
330g 方形導波管
340 変換部

Claims (11)

  1. 第1のAV機器と第2のAV機器とを有し、前記第1のAV機器及び前記第2のAV機器のそれぞれに設けられたミリ波通信モジュールを用いて前記第1のAV機器と前記第2のAV機器とのミリ波通信が可能なAV機器用の有線伝送線路であって、
    前記有線伝送線路は、
    前記第1のAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュールの上方にて前記第1のAV機器の筐体に取り付け可能な第1の結合部と、
    前記第2のAV機器に内蔵されたミリ波通信モジュールの上方にて前記第2のAV機器の筐体に取り付け可能な第2の結合部と、
    前記第1の結合部と前記第2の結合部とを連結する導波路と、を備えるAV機器用の有線伝送線路。
  2. 前記第1の結合部及び前記第2の結合部は、ホーンアンテナ状であり、
    前記第1の結合部と前記導波路との連結部分には、ミリ波のモードを変換する第1の変換部が設けられ、
    前記第2の結合部と前記導波路との連結部分には、ミリ波のモードを変換する第2の変換部が設けられる請求項1に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  3. 前記第1の結合部及び前記第2の結合部は、箱状であり、
    前記導波管は、断面が矩形状であり、
    前記第1の結合部と前記導波路との連結部分及び前記第2の結合部と前記導波路との連結部分には、1又は2以上のスロットが設けられる請求項1に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  4. 前記導波路は、内部導体と外部導体とが同心円状に配置され、前記外部導体が網組み導体の形状を有する同軸線路である請求項1に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  5. 前記同軸線路の一方の端部は、前記第1の結合部との連結部分にて前記同軸線路の内部導体が前記第1の結合部の内部空間に突出し、
    前記同軸線路の他方の端部は、前記第2の結合部との連結部分にて前記同軸線路の内部導体が前記第2の結合部の内部空間に突出する請求項4に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  6. 前記導波路は、円筒状の誘電体を網組み導体にて覆った構成を有する請求項1に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  7. 前記導波路は、環状の金属部材を有する請求項1に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  8. 前記導波路は、金属部材の矩形導波管である請求項1に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  9. 前記導波路は、外部導体が網組み導体である同軸線路又は円筒状の誘電体を網組み導体にて覆った構成を有し、一部を曲げながら前記第1の結合部と前記第2の結合部とを連結する請求項1に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  10. 前記第1の結合部及び前記第2の結合部は、ミリ波通信モジュールを覆うように前記第1のAV機器の筐体及び前記第2のAV機器の筐体にそれぞれ取り付けられる請求項1に記載のAV機器用の有線伝送線路。
  11. 第1のAV機器と第2のAV機器と有線伝送線路とを有し、前記有線伝送線路を介して、前記第1のAV機器及び前記第2のAV機器のそれぞれに内蔵されたミリ波通信モジュールを用いてミリ波通信を行うAV機器間の有線伝送方法であって、
    前記第1のAV機器のミリ波通信モジュールの上方にて前記第1のAV機器の筐体に取り付けられた第1の結合部に前記1のAV機器のミリ波通信モジュールからミリ波を送出するステップと、
    前記第1の結合部に連結された導波路に前記第1の結合部からミリ波を伝送させるステップと、
    前記第2のAV機器のミリ波通信モジュールの上方にて前記第2のAV機器の筐体に取り付けられた第2の結合部に、前記第2の結合部に連結された前記導波路からミリ波を伝送させるステップと、を含む有線伝送方法。
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