JPS6246611Y2 - - Google Patents

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JPS6246611Y2
JPS6246611Y2 JP1852382U JP1852382U JPS6246611Y2 JP S6246611 Y2 JPS6246611 Y2 JP S6246611Y2 JP 1852382 U JP1852382 U JP 1852382U JP 1852382 U JP1852382 U JP 1852382U JP S6246611 Y2 JPS6246611 Y2 JP S6246611Y2
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JP
Japan
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pipe
floor
brake
shaped
emergency
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Expired
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JP1852382U
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JPS58122655U (ja
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレールバスと俗称されている地方線用
の小径車両や路面電車等のように、上下端を夫々
天井と床に支持させたH字形の柵部分を含むパイ
プ柵で乗務員室と客室が仕切られた車室内に、非
常ブレーキを作動させるように床下のブレーキ管
内に圧力変化を与える非常弁を取付ける装置に関
する。
この非常弁を乗客用と車掌用と別個に設けると
すれば、非常弁を車室内前後に夫々取付けねばな
らぬため、配管や弁数が増大して車両の軽量化や
省資源を妨げることになり、又第1図に示すよう
に非常弁1を車室2内前後に夫々乗客と車掌が兼
用し得るように設けるとすれば、一端を床下のブ
レーキ管3に接続し、他端を床下に開口させた逆
U字状空気流路4の途中に非常弁1を取付けるこ
とになり、該逆U字状空気流路形成用配管を2組
必要とするのみならず、車内の見通しや体裁も悪
くなる。尚第1図は自動空気ブレーキの場合で、
ブレーキ管(非常管や直通管を含む)3及び空気
溜め5に圧縮空気をたくわえておき、非常弁1に
よつて該ブレーキ管内の圧力を減圧すると、ブレ
ーキ制御装置6によつて空気溜めの圧縮空気がブ
レーキシリンダ7に流入してブレーキ作用が行わ
れるようにした所を示す。
本考案は前記問題に対処するもので、H字形の
柵部分における各構成パイプの内腔を互いに連通
連結すると共に、その両側竪パイプの下端のみを
夫々床下に開口させて、一方の竪パイプ下端の開
口に床下のブレーキ管を接続し、該ブレーキ管よ
り他方の竪パイプ下端に至る逆U字状空気流路中
に、乗務員室側と客室側の双方より操作可能な非
常弁を挿入したことを特徴とする。
以下第1図の場合に適用した本考案の一実施例
について説明する。前後の車室2内を夫々乗務員
室(運転室或いは車掌室)2aと客室2bに仕切
るパイプ柵8は、上下端を夫々天井板9と床板1
0に夫々フランジ状管受け11,12で固定した
両側の竪パイプ13,14と、該両側竪パイプの
上部間を連通連結する横パイプ15とよりなるH
字形の柵部分を含み、該H字形柵部分はその両側
竪パイプ13,14の下端のみが床下に開口す
る。少くもH字形柵部分はステンレスパイプで構
成するのがよく、横パイプ15の両端は夫々竪パ
イプ13,14に穿設した通孔13a,14aに
接続するようにT形継手16を介して該竪パイプ
に気密に結合固着される。気密結合手段は溶接や
管用ねじによる結合等任意のものを採用し得る。
竪パイプ13の下端開口にはブレーキ管3に分
岐接続した立上り管3aが気密に接続され、又竪
パイプ14の途中に非常弁1を挿入して、該非常
弁がパイプ13,15,14内に形成する逆U字
状空気流路4を乗務員室2aと客室2bの双方よ
り開閉制御し得るようにする。図示の非常弁1は
その上端部がユニオン継手17を介して竪パイプ
14の上部切離し部分に接続され、又該非常弁の
下端部が短管17′のねじ込み結合を介して該竪
パイプの下部切離し部分に接続された所を示す
が、非常弁の気密接続手段は、竪パイプ14に作
用する曲げモーメントに耐えるものであれば任意
の構成を採用し得る。
尚18,19,20,21,22,23等はパ
イプ柵8の構成パイプを示すが、これは逆U字状
空気流路4とは無関係である。図中24,25は
夫々横パイプ15,18間及び横パイプ20,2
1間において両側竪パイプ13,14の間に夫々
取付けた仕切板、26は客室の座席、27は運転
手の座席である。
上記構成によれば、H字形柵部分13,14,
15の上下端が夫々天井と床に支持されているか
ら、ブレーキ管3内に常時数気圧の圧縮空気が込
められていても、該H字形柵部分がその内圧とパ
イプ柵の一部として機能する場合の曲げ負荷に充
分耐えることができ、しかも該曲げ負荷によるH
字形柵部分の曲げ撓みが非常に小さいため、不時
に空気漏れを生ずる恐れが殆ど無いし、万一空気
漏れが生じても非常ブレーキの構造上自動的にブ
レーキが作用して、車両が暴走することはない。
以上一実施例について説明したが、第5図に示
すように車室2内の前後何れか一方のH字形柵部
分を利用して、床下ブレーキ管3に連通する逆U
字状空気流路4を形成させ、これに天井に取付け
た一部の手摺りパイプ28を介して、他方のH字
形柵部分を形成する竪パイプ14′を接続して、
該竪パイプの下端のみを床下に開口させると共
に、その途中に非常弁1を挿入し、手摺りパイプ
28をブレーキ管の一部として利用するようにし
てもよい。
本考案によれば、車室内に露出したパイプ柵を
空気漏れを生ずる恐れが殆ど無い非常弁取付用の
空気流路に兼用して、乗務員室側と客室側の双方
より操作可能とすることができるのみならず、従
来のような非常弁取付用の逆U字状管を省略でき
るから、それだけ車両を軽量化でき、しかも車室
内の見通しや体裁も良くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は非常弁配置の概略を示す側面図、第2
図はその前端部附近の横断平面図、第3図及び第
4図は夫々第2図のA−A断面図及びB−B断面
図、第5図は他の実施例の概略を示す側面図であ
る。 1……非常弁、2……車室、2a……乗務員
室、2b……客室、3……ブレーキ管、4……逆
U字状空気流路、7……ブレーキシリンダ、8…
…パイプ柵、13,14,15……H字形の柵部
分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下端を夫々天井と床に支持させたH字形の柵
    部分を含むパイプ柵で乗務員室と客室が仕切られ
    た車室内に、非常ブレーキを作動させるように床
    下のブレーキ管内に圧力変化を与える非常弁を取
    付けるに際し、H字形の柵部分における各構成パ
    イプの内腔を互いに連通連結すると共に、その両
    側竪パイプの下端のみを夫々床下に開口させて、
    一方の竪パイプ下端の開口に床下のブレーキ管を
    接続し、該ブレーキ管より他方の竪パイプ下端に
    至る逆U字状空気流路中に、乗務員室側と客室側
    の双方より操作可能な非常弁を挿入したことを特
    徴とする車両の非常弁取付装置。
JP1852382U 1982-02-15 1982-02-15 車両の非常弁取付装置 Granted JPS58122655U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1852382U JPS58122655U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 車両の非常弁取付装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1852382U JPS58122655U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 車両の非常弁取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58122655U JPS58122655U (ja) 1983-08-20
JPS6246611Y2 true JPS6246611Y2 (ja) 1987-12-17

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ID=30030774

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JP1852382U Granted JPS58122655U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 車両の非常弁取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4728683B2 (ja) * 2005-04-12 2011-07-20 東急車輛製造株式会社 非常用具収容装置

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Publication number Publication date
JPS58122655U (ja) 1983-08-20

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