JPS6246446A - 光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置Info
- Publication number
- JPS6246446A JPS6246446A JP60184243A JP18424385A JPS6246446A JP S6246446 A JPS6246446 A JP S6246446A JP 60184243 A JP60184243 A JP 60184243A JP 18424385 A JP18424385 A JP 18424385A JP S6246446 A JPS6246446 A JP S6246446A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- recording medium
- metal piece
- magnetic
- magnetic material
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、光ディスク記録媒体に係り、特に記録再生装
置のマグネチックチャック方式に好適な光ディスク記録
媒体の構造に関する。
置のマグネチックチャック方式に好適な光ディスク記録
媒体の構造に関する。
従来、光ディスクの記録媒体すなわち円板を記録および
/または再生装置のスピンドルに装着する場合、第1図
に示すように、2枚の基板1および1′からなる円板を
スピンドル2の受は面でささえ、上から固定機構3でス
ピンドル2に押しつけて固定していた(いわゆるメカニ
カルクランプ)。
/または再生装置のスピンドルに装着する場合、第1図
に示すように、2枚の基板1および1′からなる円板を
スピンドル2の受は面でささえ、上から固定機構3でス
ピンドル2に押しつけて固定していた(いわゆるメカニ
カルクランプ)。
現在市販されているコンパクトディスクや光ビデオディ
スクは全てこのタイプである。しかるに、装置の小型軽
量化を行なおうとする場合、固定機n3が問題になる。
スクは全てこのタイプである。しかるに、装置の小型軽
量化を行なおうとする場合、固定機n3が問題になる。
すなわち、固定機構3は円板の着脱を行なうため、第1
図の位置から上方に動く必要があり、固定機構3の厚さ
と上方に動く分だけ装置の厚さを厚くする必要がある。
図の位置から上方に動く必要があり、固定機構3の厚さ
と上方に動く分だけ装置の厚さを厚くする必要がある。
これに対し、第2図に示したのは、この欠点を解決する
一手段を与えるものの基本構成図である。この例の一つ
は、例えば実開昭59−138030号にその構造が詳
しく述べられている。これは、基板l。
一手段を与えるものの基本構成図である。この例の一つ
は、例えば実開昭59−138030号にその構造が詳
しく述べられている。これは、基板l。
ビより構成された円板の中心部の外側に金属片5又は磁
性体を接着し、スピンドル2に設けた磁性体4との吸引
力を利用して円板をスピンドルに吸着するものである(
いわゆるマグネチッククランプ)。第1図に示したもの
と比べると固定機構3が不用で、その分だけ装置の厚さ
を薄くできることが大きな特徴である。ところが、実際
にこれを実施した場合1円板の周囲温度のり変化により
大きなりタープ−ジョンが発生するという問題がおきた
。このリターデーションは基板1,1′の熱膨張率と接
着した金属片5又は磁性体の熱膨張率の差によって:基
板内に歪応力が発生し、その結果生じたもので、いわゆ
る光弾性効果である。
性体を接着し、スピンドル2に設けた磁性体4との吸引
力を利用して円板をスピンドルに吸着するものである(
いわゆるマグネチッククランプ)。第1図に示したもの
と比べると固定機構3が不用で、その分だけ装置の厚さ
を薄くできることが大きな特徴である。ところが、実際
にこれを実施した場合1円板の周囲温度のり変化により
大きなりタープ−ジョンが発生するという問題がおきた
。このリターデーションは基板1,1′の熱膨張率と接
着した金属片5又は磁性体の熱膨張率の差によって:基
板内に歪応力が発生し、その結果生じたもので、いわゆ
る光弾性効果である。
このリターデーションは、光ディスクの記録再生光の偏
光状態を乱し、記録再生特性の劣化を招く。
光状態を乱し、記録再生特性の劣化を招く。
このため円板に与えられたりタープ−ジョンの許容値は
、現在市販されているコンパクトディスク(CD)や光
ビデオディスクでは70nm、画像ファイルなどに使わ
れているいわゆるDRAW(Direct Read
After Write)型の光ディスクでは40nm
、さらに偏光のわずかな回転角(〜0.35°)を検出
する光磁気ディスクでは10nmといわれている。この
許容値に対し、第2図の形の円板を作製し、40℃温度
が変化した時の発生したりタープ−ジョンを測定したの
が第3図である0円板の半径は65en、記録再生領域
は半径30〜60■である。基板のプラスチック材料は
、ポリカーボネート樹脂である。aは厚さ0.8閣の住
友ベークライトのスミガラスFMG−1H3で、bは厚
さ0.8mmの住友金属鉱山のWellmaX P 9
で、内外径はそれぞれφ15およびφ33mである。い
ずれもプラスチックの中に磁性体を分散させたいわゆる
プラスチックマグネットで通常の金属片や磁性体単体よ
りもかなりプラスチックに近い熱膨張率をもっている。
、現在市販されているコンパクトディスク(CD)や光
ビデオディスクでは70nm、画像ファイルなどに使わ
れているいわゆるDRAW(Direct Read
After Write)型の光ディスクでは40nm
、さらに偏光のわずかな回転角(〜0.35°)を検出
する光磁気ディスクでは10nmといわれている。この
許容値に対し、第2図の形の円板を作製し、40℃温度
が変化した時の発生したりタープ−ジョンを測定したの
が第3図である0円板の半径は65en、記録再生領域
は半径30〜60■である。基板のプラスチック材料は
、ポリカーボネート樹脂である。aは厚さ0.8閣の住
友ベークライトのスミガラスFMG−1H3で、bは厚
さ0.8mmの住友金属鉱山のWellmaX P 9
で、内外径はそれぞれφ15およびφ33mである。い
ずれもプラスチックの中に磁性体を分散させたいわゆる
プラスチックマグネットで通常の金属片や磁性体単体よ
りもかなりプラスチックに近い熱膨張率をもっている。
又Cは厚さ0.1閣の鉄の小径リングの場合であt歯外
径はφ15およびφ20である。ここで、リターデーシ
ョン発生に関与する物性定数は、ポリカーボネート樹脂
の光弾性定数5.5 X 10″″4IIfi2/kg
p熱膨張率6.8 X l O″″’/deg、ヤング
率240kgf/ms2.又、スミガラスFMG−1H
3及びWellmax P 9の熱膨張率はそれぞれ2
.46X10−’/deg、3.0X10−’/deg
。
径はφ15およびφ20である。ここで、リターデーシ
ョン発生に関与する物性定数は、ポリカーボネート樹脂
の光弾性定数5.5 X 10″″4IIfi2/kg
p熱膨張率6.8 X l O″″’/deg、ヤング
率240kgf/ms2.又、スミガラスFMG−1H
3及びWellmax P 9の熱膨張率はそれぞれ2
.46X10−’/deg、3.0X10−’/deg
。
およびヤング率は2100kg f/+m”、 l 1
70kg f/■2である。また鉄の熱膨張率は1.2
×10− ’/degでヤング率は20000kg f
/m ”である。
70kg f/■2である。また鉄の熱膨張率は1.2
×10− ’/degでヤング率は20000kg f
/m ”である。
このようにプラスチックマグネットを使用してさえも数
1100nのりタープ−ジョンが発生し最も許容値の大
きなCDや光ビデオディスクにも使用できない。プラス
チックマグネットより熱膨張率の小さい金属片や強磁性
体などは全く使えない、基板材料をエポキシ樹脂にかえ
ても、物性定数がポリカーボネート樹脂とほぼ等しいの
で事態は同じである。基板材料がPMMAの場合には。
1100nのりタープ−ジョンが発生し最も許容値の大
きなCDや光ビデオディスクにも使用できない。プラス
チックマグネットより熱膨張率の小さい金属片や強磁性
体などは全く使えない、基板材料をエポキシ樹脂にかえ
ても、物性定数がポリカーボネート樹脂とほぼ等しいの
で事態は同じである。基板材料がPMMAの場合には。
PMMAの光弾性定数がポリカーボネート樹脂の約1/
10なのでかなり軽減されるが、それでも光磁気ディス
クにはとうてい使えない、第4図は。
10なのでかなり軽減されるが、それでも光磁気ディス
クにはとうてい使えない、第4図は。
熱膨張率がエポキシとわずか0.3XIO−’/deg
だけしか異なっていないものを第2図の5として接着し
た場合に発生するりターデージ3ンの計算値である。こ
の場合でもリターデーションは光磁気ディスクの許容値
(<LOnm)をこえている、このように、金属片や磁
性体を基板に接着することは、全、く実用的でないこと
が判明した。
だけしか異なっていないものを第2図の5として接着し
た場合に発生するりターデージ3ンの計算値である。こ
の場合でもリターデーションは光磁気ディスクの許容値
(<LOnm)をこえている、このように、金属片や磁
性体を基板に接着することは、全、く実用的でないこと
が判明した。
本発明の目的は、上記従来例の欠点を除去し、装置薄型
化に適したマグネチッククランプが可能で、かつリター
デーションの発生しない光ディスク記録媒体を提供する
ことにある。
化に適したマグネチッククランプが可能で、かつリター
デーションの発生しない光ディスク記録媒体を提供する
ことにある。
上述のように、マグネチッククランプ用の円板に大きな
りタープ−ジョンが発生するのは、基板と熱膨張率の異
なる金属片または磁性体を接着により基板に固着させた
からである。従って、金属片又は磁性体を基板に固着し
なければ、すなわち。
りタープ−ジョンが発生するのは、基板と熱膨張率の異
なる金属片または磁性体を接着により基板に固着させた
からである。従って、金属片又は磁性体を基板に固着し
なければ、すなわち。
基板とは遊離した状態で基板に取付けることができれば
、リターデーションの発生は防げるはずである。この金
属片又は磁性体は、円板をスピンドルに設置しである磁
石によってスピンドルに吸着させるために用いられるの
であるから、この金属片又は磁性体が磁石によって引き
寄せられた時に基板も同時に引き寄せられるようになっ
ていればよく、基板に接着等で固着させておく必要はな
い。
、リターデーションの発生は防げるはずである。この金
属片又は磁性体は、円板をスピンドルに設置しである磁
石によってスピンドルに吸着させるために用いられるの
であるから、この金属片又は磁性体が磁石によって引き
寄せられた時に基板も同時に引き寄せられるようになっ
ていればよく、基板に接着等で固着させておく必要はな
い。
本発明はかかる点を初めて知見した結果なされたもので
あり、記録再生装置のスピンドルに吸着するための金属
片又は磁性体を基板とは遊離した状態で該基板に担持し
たことを特徴とするものである。
あり、記録再生装置のスピンドルに吸着するための金属
片又は磁性体を基板とは遊離した状態で該基板に担持し
たことを特徴とするものである。
以下、本発明のいくつかの実施例を、第5図〜第14図
により説明する。
により説明する。
実施例1:第5図および第6図は、本発明の第1の実施
例の断面図である。第5図の1,1′はそれぞれポリカ
ーボネート樹脂、エポキシ樹脂又はPMMA等のプラス
チック製の光ディスク基板であり、図示されているのは
、いわゆる密着貼合せ型の円板で、基板1,1′の間に
記録膜がある。
例の断面図である。第5図の1,1′はそれぞれポリカ
ーボネート樹脂、エポキシ樹脂又はPMMA等のプラス
チック製の光ディスク基板であり、図示されているのは
、いわゆる密着貼合せ型の円板で、基板1,1′の間に
記録膜がある。
7は環状の金属片又は磁性体で、基板に接着された環状
、L字型部材6および6′により基板とは遊離した状態
で、基板に取付けられた形になっている。金属片又は磁
性体としては、Fe、Ni、等の金属磁性体や、上述の
スミガラスFMG−IH3やWellwax P 9等
のプラスチックマグネットが用いられる。第6図は、第
5図を下から見たところである。第7図は、本実施例の
媒体が記録再生装置のスピンドルに吸着した所の断面図
の概略を図示したもので、スピンドル2に取付けた磁石
4により環状の金属片又は磁性体7が引っばられている
。この引力は環状のL字型部材6,6′によって基板1
′に伝えられ、基板がスピンドルに吸着されることにな
る0本実施例では、密着貼合せ型の円板について述べた
が、エアーサンドインチ型の円板およびCDのように単
一基板からなる円板についても同じ効果をもつことは明
らかである。又本実施例は片面だけに金属片又は磁性体
7及び環状のL字型部材6,6′が設けられているが、
両面使用の光ディスクでは、同じものを反モ 対何し4ければよい、さらに1本実施例では、環状のL
字型部材6.6′が金属片又は磁性体7の内側と外側に
設けであるが、そのどちらか一方だけでも目的を達する
ことができ、さらに、環状である必要もない。すなわち
、複数個のL字状部材が環状の金属片又は磁性体をささ
えるように円周状に配置されていてもよい。このL字状
部材6゜6′は、基板と同一の熱膨張率を持つことが好
ましく、最とも好適には基板と同一材料で形成すること
であり、リターデーションの発生を接着時のわずかな歪
による分(1〜2nm)だけに押えることができる。
、L字型部材6および6′により基板とは遊離した状態
で、基板に取付けられた形になっている。金属片又は磁
性体としては、Fe、Ni、等の金属磁性体や、上述の
スミガラスFMG−IH3やWellwax P 9等
のプラスチックマグネットが用いられる。第6図は、第
5図を下から見たところである。第7図は、本実施例の
媒体が記録再生装置のスピンドルに吸着した所の断面図
の概略を図示したもので、スピンドル2に取付けた磁石
4により環状の金属片又は磁性体7が引っばられている
。この引力は環状のL字型部材6,6′によって基板1
′に伝えられ、基板がスピンドルに吸着されることにな
る0本実施例では、密着貼合せ型の円板について述べた
が、エアーサンドインチ型の円板およびCDのように単
一基板からなる円板についても同じ効果をもつことは明
らかである。又本実施例は片面だけに金属片又は磁性体
7及び環状のL字型部材6,6′が設けられているが、
両面使用の光ディスクでは、同じものを反モ 対何し4ければよい、さらに1本実施例では、環状のL
字型部材6.6′が金属片又は磁性体7の内側と外側に
設けであるが、そのどちらか一方だけでも目的を達する
ことができ、さらに、環状である必要もない。すなわち
、複数個のL字状部材が環状の金属片又は磁性体をささ
えるように円周状に配置されていてもよい。このL字状
部材6゜6′は、基板と同一の熱膨張率を持つことが好
ましく、最とも好適には基板と同一材料で形成すること
であり、リターデーションの発生を接着時のわずかな歪
による分(1〜2nm)だけに押えることができる。
実施例2:第8図は本発明の第2の実施例である。本実
施例では、環状の金属片又は磁性体7がコの字状部材8
によりいわゆる袋とじの形で基板1′に取りつけられて
いる。これは、実施例1でL字状部材の変形により金属
片又は磁性体7が抜けおちるのを防ぐ形になっており、
他の点は実施例1の同様である。
施例では、環状の金属片又は磁性体7がコの字状部材8
によりいわゆる袋とじの形で基板1′に取りつけられて
いる。これは、実施例1でL字状部材の変形により金属
片又は磁性体7が抜けおちるのを防ぐ形になっており、
他の点は実施例1の同様である。
実施例3:第9図は本発明の第3の実施例である。この
場合、光ディスク記録媒体は、中空のいわゆるエアーサ
ンドイッチ構造である。すなわち記録膜12及び12′
が蒸着された2枚の基板10および10′が、記録膜1
2および12′を内側にしてリング状のスペーサ11お
よび13で貼合わされている。この場合、環状の金属片
又は磁性体7は、第q図に図示されているようにエアー
サンドイッチ構造の中空の部分にいれることができる。
場合、光ディスク記録媒体は、中空のいわゆるエアーサ
ンドイッチ構造である。すなわち記録膜12及び12′
が蒸着された2枚の基板10および10′が、記録膜1
2および12′を内側にしてリング状のスペーサ11お
よび13で貼合わされている。この場合、環状の金属片
又は磁性体7は、第q図に図示されているようにエアー
サンドイッチ構造の中空の部分にいれることができる。
実施例4:第10図は、本発明の第4の実施例であるが
、実施例3と本質的に同等である。環状の金属片又は磁
性体の外側にさらに環状のスペーサ14を設けたもので
、実施例3より媒体強度の点で優れている。
、実施例3と本質的に同等である。環状の金属片又は磁
性体の外側にさらに環状のスペーサ14を設けたもので
、実施例3より媒体強度の点で優れている。
実施例5:第11図および第12図は本発明の第5の実
施例である。この場合、基板1および1′からなる光デ
ィスク記録媒体の内側に貫通した小孔を複数個あけ、そ
こに、第11図に図示しであるようなリベット状の金属
片又は磁性体9,9′を挿入したものである。スピンド
ルに設けられた磁石によりこのリベット状部材9,9′
が引きつけられた場合、このリベット状部材9,9′の
頭の部分で基板1,1′を引きつけるようになっている
。第12図は、第11図を上から見た平面図でリベット
状部材を4つ配置した場合である。
施例である。この場合、基板1および1′からなる光デ
ィスク記録媒体の内側に貫通した小孔を複数個あけ、そ
こに、第11図に図示しであるようなリベット状の金属
片又は磁性体9,9′を挿入したものである。スピンド
ルに設けられた磁石によりこのリベット状部材9,9′
が引きつけられた場合、このリベット状部材9,9′の
頭の部分で基板1,1′を引きつけるようになっている
。第12図は、第11図を上から見た平面図でリベット
状部材を4つ配置した場合である。
以上、本発明の詳細な説明してきたが、上記実施例の光
ディスク記録媒体をスピンドルに吸着させ記録又は再生
処理が終った後、この光ディスク記録媒体をスピンドル
からはずす場合、以上の説明では磁石と金属片又は磁性
体との吸着力にさからって強引に引きはがすしか方法が
なく、例えば実施例1ではL字状部材12にかなりの力
がかかり強度の点で不安が残る。第13図及び第14図
は、この点を解決する実施例の構成図である。
ディスク記録媒体をスピンドルに吸着させ記録又は再生
処理が終った後、この光ディスク記録媒体をスピンドル
からはずす場合、以上の説明では磁石と金属片又は磁性
体との吸着力にさからって強引に引きはがすしか方法が
なく、例えば実施例1ではL字状部材12にかなりの力
がかかり強度の点で不安が残る。第13図及び第14図
は、この点を解決する実施例の構成図である。
これは、前記実施例のスピンドルに取付けた永久磁石を
電磁石にしたもので、光ディスク記録媒体をスピンドル
2に吸着させる時だけ電流を流して磁石作用を行なわせ
る。こうすれば、光ディスク記録媒体をスピンドルから
はずす場合、力をかけずにはずすことができる。第13
図において。
電磁石にしたもので、光ディスク記録媒体をスピンドル
2に吸着させる時だけ電流を流して磁石作用を行なわせ
る。こうすれば、光ディスク記録媒体をスピンドルから
はずす場合、力をかけずにはずすことができる。第13
図において。
21は透磁率の高い芯材で小型で強い力を出すようにす
るにはS m −G oなどの希土類が好適である。2
0は芯材21のまわりにまいたコイルである。この電磁
石はスピンドル2とともにコイル22によって回転する
ので′こ磁石に電流を供給するために円板25が必要で
ある。第14図に示したように円板25には同心円状の
導体28および29が設けられ、26および27により
電流源に接続されている。回転スピンドル2の側とはボ
ール状部材23および24で接続されており、これがス
ピンドル内でコイル20に接続するようになっている。
るにはS m −G oなどの希土類が好適である。2
0は芯材21のまわりにまいたコイルである。この電磁
石はスピンドル2とともにコイル22によって回転する
ので′こ磁石に電流を供給するために円板25が必要で
ある。第14図に示したように円板25には同心円状の
導体28および29が設けられ、26および27により
電流源に接続されている。回転スピンドル2の側とはボ
ール状部材23および24で接続されており、これがス
ピンドル内でコイル20に接続するようになっている。
本発明によれば、リターデーションが発生しない方法で
金属片又は磁性体を光ディスク記録媒体に担持すること
ができるので、記録再生装置のスピンドルへの吸着方法
としてマグネチックチャック方式が採用でき記録再生装
置の薄型化に大きな効果がある。
金属片又は磁性体を光ディスク記録媒体に担持すること
ができるので、記録再生装置のスピンドルへの吸着方法
としてマグネチックチャック方式が採用でき記録再生装
置の薄型化に大きな効果がある。
第1図および第2図は、従来例を示す断面図、第3図お
よび第4図は、第2図の構成の基板に発生するりタープ
−ジョンの測定値と計算値を示す図、第5図〜第12図
は本発明の実施例を示す断面図もしくは正面図、第13
図及び第14図は、本発明を実施するに好適なスピンド
ルの断面図とその部分正面図である。 lおよび1′・・・光ディスク基板、2・・・スピンド
ル、6および6′・・・環状り字型部材、7・・・環状
の金属片又は磁性体、 9.9’ 、9’および9′・・・リベット状金属片又
は磁性体。 $3図 第ダ凶 イ 4仝−り 第5図 第2図 7′ 第73図
よび第4図は、第2図の構成の基板に発生するりタープ
−ジョンの測定値と計算値を示す図、第5図〜第12図
は本発明の実施例を示す断面図もしくは正面図、第13
図及び第14図は、本発明を実施するに好適なスピンド
ルの断面図とその部分正面図である。 lおよび1′・・・光ディスク基板、2・・・スピンド
ル、6および6′・・・環状り字型部材、7・・・環状
の金属片又は磁性体、 9.9’ 、9’および9′・・・リベット状金属片又
は磁性体。 $3図 第ダ凶 イ 4仝−り 第5図 第2図 7′ 第73図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、光学的に情報を記録または/および再生する光ディ
スク記録媒体において、該記録媒体を記録再生装置のス
ピンドルに吸着するための金属片又は磁性体を具備し、
該金属片又は磁性体が該記録媒体の基板とは遊離した状
態で該基板に担持されていることを特徴とする光ディス
ク記録媒体。 2、前記金属片又は磁性体が環状部材であることを特徴
とする特許請求範囲第1項記載の光ディスク記録媒体。 3、特許請求範囲第1項記載の光ディスク記録媒体にお
いて、前記金属片又は磁性体が複数個のリベット状部材
であることを特徴とする光ディスク記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60184243A JPH0810497B2 (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 | 光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置 |
US06/894,862 US4733388A (en) | 1985-08-23 | 1986-08-08 | Information recording disc |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60184243A JPH0810497B2 (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 | 光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7215668A Division JP2685737B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6246446A true JPS6246446A (ja) | 1987-02-28 |
JPH0810497B2 JPH0810497B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=16149886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60184243A Expired - Lifetime JPH0810497B2 (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 | 光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810497B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01211781A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-24 | Canon Inc | 走査光学装置 |
JPH0562317A (ja) * | 1991-06-05 | 1993-03-12 | Sony Corp | 情報デイスク用ターンテーブル |
KR100268137B1 (ko) * | 1991-05-29 | 2000-10-16 | 이데이 노부유끼 | 광 디스크 |
US7027385B1 (en) | 1998-11-06 | 2006-04-11 | Hitachi Maxell, Ltd. | Optical disk, disk substrate, and drive |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60159574U (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-23 | 日本ビクター株式会社 | 可撓性磁気デイスク |
-
1985
- 1985-08-23 JP JP60184243A patent/JPH0810497B2/ja not_active Expired - Lifetime
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