JPS6246446A - 光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置

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JPS6246446A
JPS6246446A JP60184243A JP18424385A JPS6246446A JP S6246446 A JPS6246446 A JP S6246446A JP 60184243 A JP60184243 A JP 60184243A JP 18424385 A JP18424385 A JP 18424385A JP S6246446 A JPS6246446 A JP S6246446A
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Japan
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magnetic
magnetic material
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Nobuyuki Fujimoto
藤本 信行
Shinichi Abe
伸一 阿部
Yoshito Tsunoda
義人 角田
Kazuo Shigematsu
和男 重松
Yasunori Kanazawa
金沢 安矩
Toshinori Sugiyama
寿紀 杉山
Tetsuo Ikegaki
哲郎 生垣
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Hitachi Ltd
Maxell Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光ディスク記録媒体に係り、特に記録再生装
置のマグネチックチャック方式に好適な光ディスク記録
媒体の構造に関する。
〔発明の背景〕
従来、光ディスクの記録媒体すなわち円板を記録および
/または再生装置のスピンドルに装着する場合、第1図
に示すように、2枚の基板1および1′からなる円板を
スピンドル2の受は面でささえ、上から固定機構3でス
ピンドル2に押しつけて固定していた(いわゆるメカニ
カルクランプ)。
現在市販されているコンパクトディスクや光ビデオディ
スクは全てこのタイプである。しかるに、装置の小型軽
量化を行なおうとする場合、固定機n3が問題になる。
すなわち、固定機構3は円板の着脱を行なうため、第1
図の位置から上方に動く必要があり、固定機構3の厚さ
と上方に動く分だけ装置の厚さを厚くする必要がある。
これに対し、第2図に示したのは、この欠点を解決する
一手段を与えるものの基本構成図である。この例の一つ
は、例えば実開昭59−138030号にその構造が詳
しく述べられている。これは、基板l。
ビより構成された円板の中心部の外側に金属片5又は磁
性体を接着し、スピンドル2に設けた磁性体4との吸引
力を利用して円板をスピンドルに吸着するものである(
いわゆるマグネチッククランプ)。第1図に示したもの
と比べると固定機構3が不用で、その分だけ装置の厚さ
を薄くできることが大きな特徴である。ところが、実際
にこれを実施した場合1円板の周囲温度のり変化により
大きなりタープ−ジョンが発生するという問題がおきた
。このリターデーションは基板1,1′の熱膨張率と接
着した金属片5又は磁性体の熱膨張率の差によって:基
板内に歪応力が発生し、その結果生じたもので、いわゆ
る光弾性効果である。
このリターデーションは、光ディスクの記録再生光の偏
光状態を乱し、記録再生特性の劣化を招く。
このため円板に与えられたりタープ−ジョンの許容値は
、現在市販されているコンパクトディスク(CD)や光
ビデオディスクでは70nm、画像ファイルなどに使わ
れているいわゆるDRAW(Direct Read 
After Write)型の光ディスクでは40nm
、さらに偏光のわずかな回転角(〜0.35°)を検出
する光磁気ディスクでは10nmといわれている。この
許容値に対し、第2図の形の円板を作製し、40℃温度
が変化した時の発生したりタープ−ジョンを測定したの
が第3図である0円板の半径は65en、記録再生領域
は半径30〜60■である。基板のプラスチック材料は
、ポリカーボネート樹脂である。aは厚さ0.8閣の住
友ベークライトのスミガラスFMG−1H3で、bは厚
さ0.8mmの住友金属鉱山のWellmaX P 9
で、内外径はそれぞれφ15およびφ33mである。い
ずれもプラスチックの中に磁性体を分散させたいわゆる
プラスチックマグネットで通常の金属片や磁性体単体よ
りもかなりプラスチックに近い熱膨張率をもっている。
又Cは厚さ0.1閣の鉄の小径リングの場合であt歯外
径はφ15およびφ20である。ここで、リターデーシ
ョン発生に関与する物性定数は、ポリカーボネート樹脂
の光弾性定数5.5 X 10″″4IIfi2/kg
p熱膨張率6.8 X l O″″’/deg、ヤング
率240kgf/ms2.又、スミガラスFMG−1H
3及びWellmax P 9の熱膨張率はそれぞれ2
.46X10−’/deg、3.0X10−’/deg
およびヤング率は2100kg f/+m”、 l 1
70kg f/■2である。また鉄の熱膨張率は1.2
×10− ’/degでヤング率は20000kg f
/m ”である。
このようにプラスチックマグネットを使用してさえも数
1100nのりタープ−ジョンが発生し最も許容値の大
きなCDや光ビデオディスクにも使用できない。プラス
チックマグネットより熱膨張率の小さい金属片や強磁性
体などは全く使えない、基板材料をエポキシ樹脂にかえ
ても、物性定数がポリカーボネート樹脂とほぼ等しいの
で事態は同じである。基板材料がPMMAの場合には。
PMMAの光弾性定数がポリカーボネート樹脂の約1/
10なのでかなり軽減されるが、それでも光磁気ディス
クにはとうてい使えない、第4図は。
熱膨張率がエポキシとわずか0.3XIO−’/deg
だけしか異なっていないものを第2図の5として接着し
た場合に発生するりターデージ3ンの計算値である。こ
の場合でもリターデーションは光磁気ディスクの許容値
(<LOnm)をこえている、このように、金属片や磁
性体を基板に接着することは、全、く実用的でないこと
が判明した。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来例の欠点を除去し、装置薄型
化に適したマグネチッククランプが可能で、かつリター
デーションの発生しない光ディスク記録媒体を提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
上述のように、マグネチッククランプ用の円板に大きな
りタープ−ジョンが発生するのは、基板と熱膨張率の異
なる金属片または磁性体を接着により基板に固着させた
からである。従って、金属片又は磁性体を基板に固着し
なければ、すなわち。
基板とは遊離した状態で基板に取付けることができれば
、リターデーションの発生は防げるはずである。この金
属片又は磁性体は、円板をスピンドルに設置しである磁
石によってスピンドルに吸着させるために用いられるの
であるから、この金属片又は磁性体が磁石によって引き
寄せられた時に基板も同時に引き寄せられるようになっ
ていればよく、基板に接着等で固着させておく必要はな
い。
本発明はかかる点を初めて知見した結果なされたもので
あり、記録再生装置のスピンドルに吸着するための金属
片又は磁性体を基板とは遊離した状態で該基板に担持し
たことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明のいくつかの実施例を、第5図〜第14図
により説明する。
実施例1:第5図および第6図は、本発明の第1の実施
例の断面図である。第5図の1,1′はそれぞれポリカ
ーボネート樹脂、エポキシ樹脂又はPMMA等のプラス
チック製の光ディスク基板であり、図示されているのは
、いわゆる密着貼合せ型の円板で、基板1,1′の間に
記録膜がある。
7は環状の金属片又は磁性体で、基板に接着された環状
、L字型部材6および6′により基板とは遊離した状態
で、基板に取付けられた形になっている。金属片又は磁
性体としては、Fe、Ni、等の金属磁性体や、上述の
スミガラスFMG−IH3やWellwax P 9等
のプラスチックマグネットが用いられる。第6図は、第
5図を下から見たところである。第7図は、本実施例の
媒体が記録再生装置のスピンドルに吸着した所の断面図
の概略を図示したもので、スピンドル2に取付けた磁石
4により環状の金属片又は磁性体7が引っばられている
。この引力は環状のL字型部材6,6′によって基板1
′に伝えられ、基板がスピンドルに吸着されることにな
る0本実施例では、密着貼合せ型の円板について述べた
が、エアーサンドインチ型の円板およびCDのように単
一基板からなる円板についても同じ効果をもつことは明
らかである。又本実施例は片面だけに金属片又は磁性体
7及び環状のL字型部材6,6′が設けられているが、
両面使用の光ディスクでは、同じものを反モ 対何し4ければよい、さらに1本実施例では、環状のL
字型部材6.6′が金属片又は磁性体7の内側と外側に
設けであるが、そのどちらか一方だけでも目的を達する
ことができ、さらに、環状である必要もない。すなわち
、複数個のL字状部材が環状の金属片又は磁性体をささ
えるように円周状に配置されていてもよい。このL字状
部材6゜6′は、基板と同一の熱膨張率を持つことが好
ましく、最とも好適には基板と同一材料で形成すること
であり、リターデーションの発生を接着時のわずかな歪
による分(1〜2nm)だけに押えることができる。
実施例2:第8図は本発明の第2の実施例である。本実
施例では、環状の金属片又は磁性体7がコの字状部材8
によりいわゆる袋とじの形で基板1′に取りつけられて
いる。これは、実施例1でL字状部材の変形により金属
片又は磁性体7が抜けおちるのを防ぐ形になっており、
他の点は実施例1の同様である。
実施例3:第9図は本発明の第3の実施例である。この
場合、光ディスク記録媒体は、中空のいわゆるエアーサ
ンドイッチ構造である。すなわち記録膜12及び12′
が蒸着された2枚の基板10および10′が、記録膜1
2および12′を内側にしてリング状のスペーサ11お
よび13で貼合わされている。この場合、環状の金属片
又は磁性体7は、第q図に図示されているようにエアー
サンドイッチ構造の中空の部分にいれることができる。
実施例4:第10図は、本発明の第4の実施例であるが
、実施例3と本質的に同等である。環状の金属片又は磁
性体の外側にさらに環状のスペーサ14を設けたもので
、実施例3より媒体強度の点で優れている。
実施例5:第11図および第12図は本発明の第5の実
施例である。この場合、基板1および1′からなる光デ
ィスク記録媒体の内側に貫通した小孔を複数個あけ、そ
こに、第11図に図示しであるようなリベット状の金属
片又は磁性体9,9′を挿入したものである。スピンド
ルに設けられた磁石によりこのリベット状部材9,9′
が引きつけられた場合、このリベット状部材9,9′の
頭の部分で基板1,1′を引きつけるようになっている
。第12図は、第11図を上から見た平面図でリベット
状部材を4つ配置した場合である。
以上、本発明の詳細な説明してきたが、上記実施例の光
ディスク記録媒体をスピンドルに吸着させ記録又は再生
処理が終った後、この光ディスク記録媒体をスピンドル
からはずす場合、以上の説明では磁石と金属片又は磁性
体との吸着力にさからって強引に引きはがすしか方法が
なく、例えば実施例1ではL字状部材12にかなりの力
がかかり強度の点で不安が残る。第13図及び第14図
は、この点を解決する実施例の構成図である。
これは、前記実施例のスピンドルに取付けた永久磁石を
電磁石にしたもので、光ディスク記録媒体をスピンドル
2に吸着させる時だけ電流を流して磁石作用を行なわせ
る。こうすれば、光ディスク記録媒体をスピンドルから
はずす場合、力をかけずにはずすことができる。第13
図において。
21は透磁率の高い芯材で小型で強い力を出すようにす
るにはS m −G oなどの希土類が好適である。2
0は芯材21のまわりにまいたコイルである。この電磁
石はスピンドル2とともにコイル22によって回転する
ので′こ磁石に電流を供給するために円板25が必要で
ある。第14図に示したように円板25には同心円状の
導体28および29が設けられ、26および27により
電流源に接続されている。回転スピンドル2の側とはボ
ール状部材23および24で接続されており、これがス
ピンドル内でコイル20に接続するようになっている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、リターデーションが発生しない方法で
金属片又は磁性体を光ディスク記録媒体に担持すること
ができるので、記録再生装置のスピンドルへの吸着方法
としてマグネチックチャック方式が採用でき記録再生装
置の薄型化に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来例を示す断面図、第3図お
よび第4図は、第2図の構成の基板に発生するりタープ
−ジョンの測定値と計算値を示す図、第5図〜第12図
は本発明の実施例を示す断面図もしくは正面図、第13
図及び第14図は、本発明を実施するに好適なスピンド
ルの断面図とその部分正面図である。 lおよび1′・・・光ディスク基板、2・・・スピンド
ル、6および6′・・・環状り字型部材、7・・・環状
の金属片又は磁性体、 9.9’ 、9’および9′・・・リベット状金属片又
は磁性体。 $3図 第ダ凶 イ 4仝−り 第5図 第2図 7′ 第73図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光学的に情報を記録または/および再生する光ディ
    スク記録媒体において、該記録媒体を記録再生装置のス
    ピンドルに吸着するための金属片又は磁性体を具備し、
    該金属片又は磁性体が該記録媒体の基板とは遊離した状
    態で該基板に担持されていることを特徴とする光ディス
    ク記録媒体。 2、前記金属片又は磁性体が環状部材であることを特徴
    とする特許請求範囲第1項記載の光ディスク記録媒体。 3、特許請求範囲第1項記載の光ディスク記録媒体にお
    いて、前記金属片又は磁性体が複数個のリベット状部材
    であることを特徴とする光ディスク記録媒体。
JP60184243A 1985-08-23 1985-08-23 光ディスク記録媒体、その装着方法、および光ディスク装置 Expired - Lifetime JPH0810497B2 (ja)

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