JPS6246001Y2 - - Google Patents

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JPS6246001Y2
JPS6246001Y2 JP18072880U JP18072880U JPS6246001Y2 JP S6246001 Y2 JPS6246001 Y2 JP S6246001Y2 JP 18072880 U JP18072880 U JP 18072880U JP 18072880 U JP18072880 U JP 18072880U JP S6246001 Y2 JPS6246001 Y2 JP S6246001Y2
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JP
Japan
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oil
tank
plate
filter
oil tank
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JP18072880U
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JPS57101646U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は産業車両の集中油圧制御方式の油タ
ンクの構造に関する。
従来技術 近年産業車両例えばフオークリフト、シヨベル
ローダ等においては例えば特開昭50−90053号の
ように集中油圧制御方式を採用する車両が急増し
てきた。この方式の作動油タンクは荷役装置、制
動駆動装置、操舵装置で使用されて作業を終えた
油は油温が高いまま冷却されずに直接タンクに繰
り返し戻されていた。また例えば実開昭56−
33742号のように作動油冷却用クーラとは別の冷
却装置を設けたものがある。更に他の方法として
例えば実開昭55−126001号のように戻し油を壁面
に沿わせて流下させあるいは油面上タンク壁との
間に誘導ガイドを設けたものが提案されている。
考案が解決しようとする問題点 集中油圧制御方式では高温の油が直接タンク油
面に落下する状態で戻されるため作動油温のオー
バヒートの問題を生じ、油の粘度が低下し、シリ
ンダ類の油洩れ、ブレーキバルブ、クラツチブー
スタなどの油洩れが増し、泡だちによつて作動油
中に小径気泡を含ませてしまう問題ともあいまつ
て油圧特性に悪影響を与えて機台の性能低下とい
う問題があつた。また冷却装置を別に設けるもの
は取付場所の制約並びにコストアツプの面で採用
し難という問題があつた。更に戻し油を壁面に沿
わせて流下させるものでは冷却効率が充分補足で
きるまでに到らなかつた。
問題点を解決するための手段 油タンク2内の油面上に開口されたドレーンパ
イプ3の下側に戻り油を受けるフイルタ4を設
け、その下側又はつづいて前記フイルタ4より流
下・流出する油を誘導するバツフルプレート5を
設けたものである。
作 用 温度が上昇した戻り油がドレーンパイプ3より
油タンク2に戻されるとき直接にタンク内に戻さ
ず一旦フイルタ4の上に流下させて濾過させると
ともに油を分散させて、ここで一先ずシヤワー状
となし空気との接触で放熱し更に油はバツフルプ
レート5上に当てられ、また長い板上を薄層とな
つて流れ途中で撹拌されて伝導による放熱で冷却
されてその後にシヤワー状に流下され空気との接
触で放熱されつつタンク内に戻される。
実施例第1 以下この考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。第1,2図においてはサイドフレーム1の間
に作動油タンク2が区切られて収納されている。
このタンク2の側面上部油面上空間にはドレーン
パイプ3が開口されており、その下側に第2図の
ようにほぼタンクの油面に全面を覆うフイルタ4
が張られている。そしてその下側に一枚又は複数
枚のバツフルプレート5が全面に張られており、
油を流下させる細穴がプレート全面に穿設されて
いる。バツフルプレート5は水平に設置されるか
又は、同方向にゆるやかな傾斜をもたせてもよ
く、形状と枚数はタンク容量によつて適宜選択さ
れる。なお、細穴はドレーンパイプ3の近傍は粗
く離れるに従つて緻密にするか穴径を大きくして
いくことも適宜考慮される。タンク側面下方には
サクシヨンパイプ6が設けられ、このパイプが図
示しない油ポンプに接続されている。タンク上面
は密封されており天井に油の補充・注入用キヤツ
プ7が設けられている。
実施例第1の作用 車両の長時間運転により油圧作動部において高
温となつてドレーンパイプ3より戻されてきた油
はフイルタ4で濾過されたあとバツフルプレート
5上に当てられて撹拌され伝導による放熱冷却さ
れるとともに流れの勢いをおとされて細穴よりシ
ヤワー状に流下される。この流下中においてタン
ク空間内で空気との接触により空気中に放熱され
冷却される。
実施例第2 第3図において実施例第1のバツフルプレート
5を3層5a,5b,5cとし、それぞれ交互に
傾斜させる。そして上層5a,5bは穴のない平
板とし傾斜下端を壁面2aより離して油の流下口
とし、下層5cには全面に細穴を設けて油を全面
より流下させる。
実施例第2の作用 このものではフイルタ4で濾過されたあと穴の
ないバツフルプレート5a,5b上で冷却されつ
つ、く字状に流れて下層5c全面の細穴より流下
する。このようにすることによつて油は薄層に広
がり撹拌させられて冷却効率を一層向上すること
ができる。
実施例第3 第4,第5図において実施例第1のドレーンパ
イプ3の下より流入方向に壁面2aに沿つて樋状
のフイルタ4′を設け、これにつづいてバツフル
プレート5′を内壁面に沿つて螺線状の樋として
設け、最下層のバツフルプレート5′に細穴を設
ける。そして樋の端部は油面に接近して位置させ
る。
実施例第3の作用 ドレーンパイプ3より戻されるフイルタ4′で
濾過されたあと螺線状の樋に形成したバツフルプ
レート5′を流れて最下層の細穴より流下させ
る。このように形成するとドレーンパイプ3より
戻された高温の油は壁面2aに沿つてフイルタ
4′上を流れまたは流下して続くバツフルプレー
ト5′から順に下側の樋に受けられて内壁面に沿
つて回遊し流下するため流下径路が長くなり且、
壁面との接触により冷却効率を一層上げることが
できる。
効 果 以上詳述したようにこの考案は戻り油を先ず濾
過したあとバツフルプレート上を流すようにした
のでプレートに衝突することによつて撹拌され広
い面積の伝導放熱、更にシヤワー状にして落下さ
せることによる冷却効率を高めることができる。
又流下する油の線を細くし、流下の勢いを落と
し、更には落差を少なくしたので、油の泡立ちが
殆ど無くされる。又油の多いときにはバツフルプ
レートによつて車両の振動で油面がおどつてキヤ
ツプより油が洩れることを防止される効果があ
る。更にフイルタを油面の上部に置いたのでゴミ
を吸い上げない最低高さにサクシヨンパイプを位
置させることができ、油の最低レベルの制限が少
なくなり、吸入抵抗を減少させうる。更に又タン
クの補強効果等の数々の実用的効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のタンクの縦断面図、第2図
は第1図のフイルタ部を示す図、第3図は第2の
実施例の縦断面図、第4図は第3の実施例の縦断
面図、第5図は第4図のタンク天蓋を取除いた図
である。 2……タンク、3……ドレーンパイプ、4,
4′……フイルタ、5,5′,5a,5b,5c…
…バツフルプレート、6……サクシヨンパイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 油タンク内の油面上に開口されたドレーンパ
    イプの下側に戻り油を受けるフイルタを設け、
    その下側又はつづいて前記フイルタより流下・
    流出する油を誘導するバツフルプレートを設け
    たことを特徴とする車両用作動油タンクの構
    造。 (2) バツフルプレートは油流下用の穴を穿設した
    ものである実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の車両用作動油タンクの構造。 (3) バツフルプレートは交互に傾斜した層状とな
    し最下層のプレートに油流下用穴を穿設したも
    のである実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    車両用作動油タンクの構造。 (4) バツフルプレートはタンク内壁面に沿う螺線
    状の樋となしたものである実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の車両用作動油タンクの構造。
JP18072880U 1980-12-15 1980-12-15 Expired JPS6246001Y2 (ja)

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JP18072880U JPS6246001Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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JP18072880U JPS6246001Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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JPS57101646U JPS57101646U (ja) 1982-06-22
JPS6246001Y2 true JPS6246001Y2 (ja) 1987-12-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006057291A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械のカウンタウエイト

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JPS57101646U (ja) 1982-06-22

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