JPS5840253Y2 - クロスフロ−型ラジエ−タ - Google Patents

クロスフロ−型ラジエ−タ

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Publication number
JPS5840253Y2
JPS5840253Y2 JP1975045382U JP4538275U JPS5840253Y2 JP S5840253 Y2 JPS5840253 Y2 JP S5840253Y2 JP 1975045382 U JP1975045382 U JP 1975045382U JP 4538275 U JP4538275 U JP 4538275U JP S5840253 Y2 JPS5840253 Y2 JP S5840253Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
tank
flow type
radiator
type radiator
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975045382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51123438U (ja
Inventor
直樹 梅園
Original Assignee
エヌ テ− エヌトウヨウベアリング カブシキガイシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by エヌ テ− エヌトウヨウベアリング カブシキガイシヤ filed Critical エヌ テ− エヌトウヨウベアリング カブシキガイシヤ
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、クロスフロー型ラジェータに関するもので
ある。
自動車においては、近年車高が低くなる傾向にある。
これに伴い自動車のグリルの縦寸法も減少している。
この為ラジェータの縦寸法を減少させることが必要であ
る。
この要求に応じる型式のラジェータとして、第1図に示
す如く左右のタンク1.1間にチューブ2を横方向に配
置して冷却水ヲ横方向へ流す、いわゆるクロスフロー型
のラジェータがある。
尚、図中3は圧力キャップ、4はフィン、5はホース取
付口(入口)、6はホース取付口(出口)である。
ところで、最近のエンジンは、圧縮比及び爆発力が一段
と高くなり、燃焼室の温度も高温化する傾向にある。
そして、エンジンを高性能で運転させるには、シリンダ
ーの温度を潤滑油の性能に悪影響を及ぼさない極限の温
度に維持することが望ましい。
この為には、高性能の潤滑油の開発は勿論のこと、エン
ジンの冷却方法の適否が、エンジンの性抵耐久性、燃料
消費等に直接に大きく影響する。
而して、液冷式のエンジンでは、近時特にラジェータに
加圧式キャップを採用し、加熱時に冷却水循環系統部内
の圧力を約0.5〜1.5’kWcrri”高めること
により冷却水の沸点−1110〜120℃位に高め、外
気との温度差を太きくして放熱効果を上げるように設計
されている。
ところが、このエンジンの冷却装置は、エンジンの始動
前に満水にした冷却液がエンジンの運転中にエンジンの
温度上昇につれ熱膨張し僅かづつ外部に放出され、エン
ジンを停止するとこの放出分に応じる負圧が冷却水循環
系統部に発生し、負圧弁が働いて大気中からこの放出分
の空気が吸い込まれる。
それであるから次のエンジン作動時には、冷却水の少な
くなった分だけ、冷却水の温度上昇を早める。
一方、冷却水循環系統部内に吸い込1れた空不す!エン
ジンの運転中に発生する振動やウォータ・ポンプの回転
等により波立ち攪拌されて小さい気泡となって冷却水中
に混入する。
そして、この気泡が冷却水の循環につれて、ラジェータ
やヒーター・コア及び点火栓やバルブシート等のウォー
タジャケットの狭いところに付着し、冷却効果を妨げる
ようになる。
気泡は、特に負圧の生じ易いウォータ・ポンプの回転翼
部分に集1す、ウォータ・ポンプを空転させ、冷却水の
循環量を減少させる。
また、気泡は、熱せられた金属面にふれ、気泡中の空気
のため錆や湯垢の原因となり、冷却水の循環を悪くさせ
熱の伝導を悪くする。
更に、気泡は。エンジンのウォータジャケット壁に堆積
してエンジンを局部的に過熱させる。
ところで、上記の欠点解消策として、ラジェータ内に常
に冷却水を満してかく方法として、第2図及び第3図に
示す如き、リザーブタンク7を別置する方式が採られて
いるが、この方式の場合、リザーブタンク7を別に車の
ボデーに取付けるためスペース上に問題があり、コスト
高となる欠点がある。
尚、図中13は密閉栓である。また、リザーブタンク7
を設けず、ラジェータを大きくして冷却性能を上げ温度
上昇を防いで冷却液の吹出しを防いでいるものもあるが
、この方法の場合、ラジェータの大型化によるコストア
ップヲ避けられない。
この考案は、従来のクロスフロー型式のラジェータの上
記欠点に鑑み、之を解決したもので、特に、クロスフロ
ー型ラジェータのタンクを改良することにより、リザー
ブタンクを不要ならしめ。
冷却水の循環系統内に冷却水を常に充満させてむくこと
の可能なりロスフロー型ラジェータを提供せんとするも
のである。
以下、この考案の構成を第4図乃至第8図に示す実施例
に従って説明すると次の通りである。
同図面に於いて、公知の装置と共通部分は同一符号で示
す。
図面に於いて、8は圧力キャップ取付口、9はタンクを
2分する仕切板、10は冷却水の体積変化分を通すため
の耐熱材料からなるパイプである。
即ち、クロスフロー型ラジェータの一方のタンク、即ち
、圧力キャップを有する側のタンク11内を仕切板9に
よって縦方向に2分して室11aと室11bとを構成し
、仕切板9の室11b側に室11a内の冷却水の体積変
化分を流通させるためのパイプ10を取付けたものであ
る。
即ちパイプ10の上端を仕切板9の上端から室11a内
に開口10′させ、下端開口部1σi−+室11bの底
板近傍に位置させる。
かくすることにより冷却水の温度が上昇し、冷却水の体
積が膨張して増加すると。
室11a内の冷却水が、第6図に示すように、パイプ1
0を通り、室11aの上部からパイプ10を介して室1
1bへ流れ込む。
これと同時に室11b内の空気の一部が圧力キャップよ
りラジェータ外へ押し出される。
同様に、温度が下降し。室11a内の冷却水の体積が減
少すると、室11b内の冷却水がパイプ10によって室
11a内に吸い込1れる。
これと関連して外気が圧力キャップを通9室11b内に
入る。
この様に、冷却水の体積変動分だけ室11b内の液量を
変化させることにより、最上部の放熱用チューブ2に常
に冷却水を充満させることができ、従って放熱効率の低
下を防ぐことができる。
第7図及び第8図は、プラスチック製タンクからなるラ
ジェータに、この考案を適用した場合で、この場合は、
パイプ10を省いて、仕切板9自体に通路を設けること
も可能である。
第4図及び第7図に示す如く、仕切板9で区割された室
11aの天板11′はパイプ10の上端開口部10′に
向って上方になめらかに傾斜をもたせ、給水中或は自動
車の運転中に空気がパイプ10の上端開口部1σに確実
に導かれるようにしである。
以上説明したように、この考案は、左右のタンク間にフ
ィンを固着したチューブを横向き゛に配置シタクロスフ
ロー型ラジェータに訃いて、冷却水の出口側タンク内を
縦方向の仕切板でチューブ側主タンクと補助タンクとに
完全に2分し、該補助タンクの上部には圧力キャップを
設け、かつ、前記仕切板の上部にのみ上記両タンクを連
通せしめる小孔を設けると共に、この小孔に耐熱性のパ
イプの上端を接続し、このパイプを補助タンク内下方に
導びき、その下端を補助タンク内底部付近に開口させた
から、リザーブタンク別設方式に比ベラジエータ全体の
高さを低くし、一体部品としてコンパクトとなり、部品
点数・組付工数の削減によりコストダウンを可能とし、
取扱い及び設置に便利であり、重量軽減も可能となると
共に、連結パイプ内蔵のため、損傷がなく、かつ、走行
振動等でパイプが遊動せず、常に冷却水補給を可能とし
、主タンク側への空気の侵入を完全に防止できる。
また、エンジン運転中にトいて、冷却水の体積膨張が生
じても、補助タンクの上部の圧力キャップがこれを排出
して圧力ヲ一定に調整し、また、エンジン停止による冷
却水の体積減少が生じても、補助タンクの上部の圧力キ
ャップかう補助タンク内上部にのみ空気を補給滞溜させ
、エンジンの運転再開時でも、補助タンク内を攪拌する
ようなことはなく、かつ、主タンクには空気は滞溜しな
いから、冷却水循環系に気泡が混入することはなく、常
に高い冷却効率の維持とポンプ送水能力を保証でき、各
部の錆や湯垢の発生及び腐食を防止することができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクロスフロー型ラジェータを示す図面で
ある。 第2図及び第3図は第1図のラジェータのもつ欠点を防
ぐためにリザーブタンクを別に設けた場合を示す図面で
ある。 第4図及び第5図はこの考案に係る第1の実施例を示す
図面である。 第6図は温度上昇による冷却水の流れを示す図面である
。 第7図及び第8図はこの考案に係る他の実施例への適用
を示す図面である。 1・・・タンク、2・・・チューブ、3・・・圧力キャ
ップ、4・・・フィン 5・・・ホース取付口(入口)
、6・・・ホース取付口(出口)、8・・・圧力キャッ
プ取付口、9・・・仕切板、10・・・パイプ、11・
・・タンク、11a。 11b・・・仕切板で2分割された室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のタンク間にフィンを固着したチューブを横向きに
    配置したクロスフロー型ラジェータにおいて、冷却水の
    出口側タンク内を縦方向の仕切板でチューブ側主タンク
    と補助タンクとに完全に2分し、該補助タンクの上部に
    は圧力キャップを設け、かつ、前記仕切板の上部にのみ
    上記両タンクを連通せしめる小孔を設けると共に、この
    小孔に耐熱性のパイプの上端を接続し、この・よイブを
    補助タンク内下方に導びき、その下端を補助タンク内底
    部付近に開口させたことを特徴とするクロスフロー型ラ
    ジェータ。
JP1975045382U 1975-04-03 1975-04-03 クロスフロ−型ラジエ−タ Expired JPS5840253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975045382U JPS5840253Y2 (ja) 1975-04-03 1975-04-03 クロスフロ−型ラジエ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975045382U JPS5840253Y2 (ja) 1975-04-03 1975-04-03 クロスフロ−型ラジエ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51123438U JPS51123438U (ja) 1976-10-06
JPS5840253Y2 true JPS5840253Y2 (ja) 1983-09-10

Family

ID=28179953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975045382U Expired JPS5840253Y2 (ja) 1975-04-03 1975-04-03 クロスフロ−型ラジエ−タ

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JP (1) JPS5840253Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608418U (ja) * 1983-06-29 1985-01-21 日野自動車株式会社 ヘツダタンク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110150U (ja) * 1973-01-22 1974-09-20

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JPS51123438U (ja) 1976-10-06

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