JPS6245813Y2 - - Google Patents

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JPS6245813Y2
JPS6245813Y2 JP1984018509U JP1850984U JPS6245813Y2 JP S6245813 Y2 JPS6245813 Y2 JP S6245813Y2 JP 1984018509 U JP1984018509 U JP 1984018509U JP 1850984 U JP1850984 U JP 1850984U JP S6245813 Y2 JPS6245813 Y2 JP S6245813Y2
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JP
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pusher
component
soldering iron
heating
operating rod
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JP1984018509U
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手動または電動などによる自動式とし
て使用することのできる半田鏝にあつて、これに
取り付けて使用する部品除去用嵌子に関する。
従来の半田鏝aは、第1図の如く電気ヒーター
により加熱される一本の加熱金属体bにつき、そ
の先端に先細部cを形成しておき、プリント配線
基板Aなどで、その適所に所要部品Bを接続しよ
うとするときは、上記先細部cの当接により半田
を溶解し、当該部品Bにつき一箇所ごとに半田付
けしていくものであつた。
このため、どうしても部品Bの半田付けに可成
りの時間を費すことゝなつて非能率的であるだけ
でなく、半田付けしている間、別途手や所望道具
dなどを用いて、当該部品Bが不本意に動いてし
まわないよう保持していなければならず、また部
品Bが大きいときには特に、これに加熱金属体b
の熱を奪われることとなり、半田の溶解が速やか
に行われ難いなどの欠点があつた。
そこで、上記の難点を解消するため、既に上記
先細部に対応する伝熱用の頭部を1個でなく二個
一対だけ用意して、部品をこれにより挟持できる
構成をもたせると共に、当該挟持部品を押下し得
る押子を具備させることによつて、半田付けに要
する時間を1/2以下に短縮し得ると共に、部品の
接続位置が不本意にずれ動いてしまうような不都
合を完全に阻止して、手直しといつた作業が全く
不要な半田鏝が提供されている。
しかし、上記半田鏝にあつては、確かに部品を
半田付けする場合にはよいとしても、当該部品を
プリント配線基板Aから除去する場合の対策につ
いて考案されておらず、従つて一対の伝熱用の頭
部で部品を挟むようにすることで、固化している
半田を溶融した後、上記両頭部によつて部品を挟
持したまま所要箇所まで、当該部品を運ばねばな
らず、この結果上記部品を挟持している間に、こ
れを落下させてしまうことのないよう留意しなけ
ればならないだけでなく、上記溶融から除去運搬
の間、部品が加熱されるため、望ましくない部品
への熱影響をさけることができない。
本考案は、上記従来例がもつ問題点に解決を与
えようとするもので、これを図示の実施例によつ
て詳記すれば、第2、第3図には、本考案に係る
半田鏝の部品除去用嵌子を取り付けて使用すべき
手動式の半田鏝が示されており、把手1の下端か
ら同軸状に突設した加熱杆2には、その中間部に
電気ヒーター3が埋設されており、これには把手
1から延出されているコード4によつて電源から
電流が供給される。
さらに第5図のイに示されている通り、同杆2
の先端部には、第1加熱挟持腕5が形成されてい
ると共に、同腕5の円形状に膨設された枢着部6
には円形軸孔7が横向貫設されている。
そして上記枢着部6には、第1加熱挟持腕5と
対称的形状となつている第2加熱挟持腕8の枢着
部9が傍側に重積され、この状態にて角柱状の軸
ピン10が、枢着部9に横向貫設の角形軸孔11
から、前記円形軸孔7に貫装され、かくして電気
ヒーター3により第1加熱挟持腕5はもとより、
第2加熱挟持腕8も加熱されることとなる。
さらに前記把手1の傍側から加熱杆2に沿つて
縦装されている操作杆12は、把手1に隣装の上
端にあつて、操作摘み13が外向きに突設されて
いると共に、捩り部14を介して加熱杆2の正面
側に変向縦装された直片部15に連続し、さらに
当該直片部15の下端には内側に直交状にて曲折
した横向片16が、第1、第2加熱挟持腕5,8
の間に挿入されている。
さらに上記の横向片16には、把手1の軸線位
置にあつて取付螺杆17が下向きに突設されてお
り、これに押子18が螺着されることで当該押子
18の下面に水平状の押止面18′が形成される
こととなる。
こゝで押子18は第6図のイに明示してある
が、図中19は上記取付螺杆17が螺合する取付
螺口を示し、同図のロ,ハ示したものが、本考案
の一実施例を示す部品除去用嵌子20であり、図
示の如く角状に形成された本体の上面に、操作杆
12の下端である取付螺杆19に螺着される取付
螺口19′が開口されているだけでなく、当該本
体の下面は押子18のように平面ではなくて、部
品Bが嵌合される寸法の嵌合用凹溝20′が形成
されている。
そしてさらに当該半田鏝における操作杆12の
直片部15には縦長の角形とした案内窓21が開
口しており、この案内窓21に抜止状態にて、前
記角柱状の軸ピンが摺動自在に嵌合されている。
そこで上記半田鏝を用いるには、電気ヒーター
3に通電して第1、第2加熱挟持腕5,8を加熱
し、第2、第3図の状態にあつて、前記の操作摘
み13を第2図の矢印X方向へ手動すれば、第2
図にあつて直片部15は右側へ傾動し、このため
案内窓21に嵌合の軸ピン10が回転して、同ピ
ン10が嵌合している角形軸孔11を有している
第2加熱挟持腕8が、第1図の矢印e方向に開動
し、第1、第2加熱挟持腕5,8間の距離が離れ
ることゝなる。
これに対して、前記操作摘み13をX′方向へ
押動してやると、上記とは逆に直片部15が第2
図の左側へ回動して第2加熱挟持腕8を、第1加
熱挟持腕5側へ近寄らせることとなり、従つてこ
の操作によつて両挟持腕5,8間に、第4図に示
す如く部品Bを挟持することができる。
このように所望の部品Bを、第1、第2加熱挟
持腕5,8の内側面によつて挟持すれば、部品B
は熱伝導によつて加温されることになり、このよ
うな挟持状態を保持して、第4図のように当該部
品Bをプリント配線基板Aに印刷された配線L,
L′上に跨装載置するのであるが、このとき予め当
該配線L,L′にはクリーム半田H,H′を付着さ
せておくのがよく、従つて上記部品Bの載置によ
つて、当該クリーム半田H,H′が溶解するが、
この際適時前記操作摘み13をY′方向、すなわ
ち下方へ引き下げれば、操作杆12は軸ピン10
を案内として、案内窓21の設定により下降し、
従つて押子18が下降することで、その押止面1
8′が部品Bをプリント配線基板Aに対して押し
付けることとなる。
このような状態で完全に上記クリーム半田2
2,22′が溶解したならば、前記の如き操作摘
みの操作により、第1、第2加熱挟持腕5,8を
離開させて、同腕を部品Bから離すが、この際前
記押子18はそのままの押下げ状態に保持してお
き、溶解したクリーム半田22,22′が硬化し
た時点で、操作摘み13をY方向へ上動すること
により、部品Bの押圧を解除し、当該部品の半田
付け工程を終るのである。
ここで第7図に示した半田鏝は、第1、第2加
熱挟持腕5,8を、同時に開成または閉成するた
め、両腕5,8をクランクシヤフト機構等による
回動機構22と、適宜の伝動機構23,23′と
により開閉動自在に連結し、回動機構22の図示
しないモーター等の動力を適時稼動制御すること
で、部品を両挟持腕5,8間に挟持し得るように
自動化したものを示しており、さらに24は上記
第1、第2加熱挟持腕5,8の作動時にあつて、
適時前記押子18を連動させるようにした連動機
構を示している。
そして上記連動機構24によつて、例えば回動
機構22にて第1、第2挟持腕5,8を開成方向
へ作動させることにより、これに連動機構25が
連動することで、押子18を下降させるようにす
ることも可能である。
さらに第8図に示す半田鏝にあつては、当該平
面図が示す如く、中心部の押子18を挟んでL字
状の第1加熱挟持腕5、第2加熱挟持腕8が軸心
5′,8′を中心に矢印の如く回動自在となつてお
り、適宜の伝動機構等により、当該軸心5′,
8′に回転力を伝達させることで、両腕5,8の
間隔を開閉自在とするよう構成されている。
そこで、本考案に係る部品除去用嵌子20を用
いるには、上記の如く半田付けした部品Bにつ
き、これを当該接続箇所から除去するのに供する
のであるが、上記の押子18を螺回して取付螺杆
17から外した後、これに替えて第6図につき説
示した除去用嵌子20を上記螺杆17に螺着し、
接続状態にあるプリント配線基板A上の部品B
を、前記同様に第1、第2加熱挟持腕5,8によ
り挟持すると共に、同腕5,8の先端部を固化し
た半田に押当させ、適時操作杆12を下降するこ
とで、除去用嵌子20の嵌合用凹溝20′に、当
該部品Bを嵌合し、上記半田の溶解時に操作杆1
2を上動させ、部品の接続位置から取り外すよう
にするのである。
本考案は上記の実施例により詳記の通り、部品
Bの左右両側面に当接して、当該部品を挟持自在
とした一対の加熱挟持腕5,8と、昇降動自在と
した操作杆12の下端に、当該挟持状態にある部
品Bの上面に押当自在なるよう取り付けた押子1
8を具備している半田鏝にあつて、当該操作杆1
2の下端に、上記の押子18と交換自在に取着さ
れると共に、下面側に操作杆12の下降時、前記
部品Bを嵌合保持する嵌合用凹溝20′が形成さ
れてなる半田鏝の部品除去用嵌子を提供したもの
であるから、かかる半田鏝にあつて押子18に換
えて、操作杆12に取着してやるだけの操作で、
修理や修正のため部品Bを取り外したいときも、
当該部品を落動させる心配なしに、しかも同部品
に対する熱的悪影響をも最小限に抑制することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半田鏝を示す使用状態の正面説
明図、第2図は本考案に係る半田鏝の正面図、第
3図は同右側面図、第4図は同鏝の使用状態を示
す要部正面説明図、第5図のイは同鏝の一部材で
ある第1加熱挟持腕を示す部分正面図、ロは同部
材である第2加熱挟持腕の正面図、第6図のイは
同鏝の他部材である押子の正面図、同図のロ,ハ
は同部材である除去用嵌子の異種例を示した各側
面図第7図は本考案の異種実施例を示した半田鏝
の作動構成説明図、第8図は同他実施例による要
部平面説明図である。 5……第1加熱挟持腕、8……第2加熱挟持
腕、12……操作杆、18……押子、20……除
去用嵌子、20′……嵌合用凹溝、B……部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部品の左右両側面に当接して、当該部品を挟持
    自在とした一対の加熱挟持腕と、昇降動自在とし
    た操作杆の下端に、当該挟持状態にある部品の上
    面に押当自在なるよう取り付けた押子を具備して
    いる半田鏝にあつて、当該操作杆の下端に、上記
    の押子と交換自在に取着されると共に、下面側に
    操作杆の下降時、前記部品を嵌合保持する嵌合用
    凹溝が形成されてなる半田鏝の部品除去用嵌子。
JP1850984U 1984-02-10 1984-02-10 半田鏝の部品除去用嵌子 Granted JPS60131268U (ja)

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JP1850984U JPS60131268U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 半田鏝の部品除去用嵌子

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JP1850984U JPS60131268U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 半田鏝の部品除去用嵌子

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JPS60131268U JPS60131268U (ja) 1985-09-03
JPS6245813Y2 true JPS6245813Y2 (ja) 1987-12-08

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JP1850984U Granted JPS60131268U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 半田鏝の部品除去用嵌子

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2519829B2 (ja) * 1990-10-01 1996-07-31 富士通株式会社 加熱装置およびそれを用いた実装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51161428U (ja) * 1975-06-18 1976-12-22
JPS5663055U (ja) * 1979-10-23 1981-05-27

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