JP3921500B2 - 低温ボンド溶接用治具のクランプ工具 - Google Patents
低温ボンド溶接用治具のクランプ工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3921500B2 JP3921500B2 JP31684796A JP31684796A JP3921500B2 JP 3921500 B2 JP3921500 B2 JP 3921500B2 JP 31684796 A JP31684796 A JP 31684796A JP 31684796 A JP31684796 A JP 31684796A JP 3921500 B2 JP3921500 B2 JP 3921500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arms
- low
- temperature bond
- tip
- bond welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、連結されたレール間を、電気信号を伝えるために、撚電線を介して電気的に接続する低温ボンド溶接作業に用いる低温ボンド溶接用治具のクランプ工具に関するもので、このクランプ工具に低温ボンド溶接用治具を保持し、この低温ボンド溶接用治具に撚電線の端子を嵌合し、このクランプ工具とともに低温ボンド溶接用治具がレールの側面に添接保持し、この撚電線の端子とレールの間に、撚電線の端子およびレールの融点より低い合金蝋(ハンダ)を溶融添加して、撚電線の端子をレールに接合するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持(クランプ)するには種々の手段がなされていた。
例えば、低温ボンド溶接用治具をペンチの大きなようなもので摘まんで、この低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持する。
または、洗濯挟みの大きなようなもので、レールの一方の側面に添接した低温ボンド溶接用治具とレールの他方の側面とを挟んで、低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者の低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持する手段においては、この手段を行う者と、この低温ボンド溶接用治具に撚電線の端子を嵌合して、この撚電線の端子とレールの間に合金蝋(ハンダ)を溶融添加する者との最低二人の作業者が居なければならず、作業効率が良くない、といった課題があった。
また、後者の低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持する手段においては、低温ボンド溶接用治具の保持が確実に安定に行われない、といった課題があった。
この発明は前記のような課題を解決した低温ボンド溶接用治具のクランプ工具を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するため、ほぼ中間部1a,1a′が支軸2で回動自在に支持された2本のアーム1,1′のうち、一方のアーム1の先端部1bに、低温ボンド溶接用治具の螺子孔に螺合する螺子3aを内側に設け、この螺子3aを回す摘まみ3bを外側に設けた螺子部材3を回転自在で取り外れないように設け、他方のアーム1′の先端部1b′はレールの側面に当接するようにし、前記2本のアーム1,1′の間には、両アームの先端部1b,1b′が互いに接近するような付勢力を付与するためのスプリング4を設け、両アーム1,1′の基端部1c,1c′を手で握って両アーム1,1′の先端部1b,1b′の間隔を広げ得るように構成したことを特徴とする低温ボンド溶接用治具のクランプ工具としたものである。
【0005】
また、前記2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′が回動自在に支軸2で支持される構造は、2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′に互いに内方に向く回動支持片1d,1d′を設け、その回動支持片1d,1d′の先端部が支軸2で回動自在に支持され、一方の回動支持片1dに突起1eを設け、両アーム1,1′の先端部1b,1b′が所定間隔まで互いに接近したときに他方の回動支持片1d′の先端1fが前記突起1eに当接して、両アーム1,1′の先端部1b,1b′が所定間隔以上に接近しないように構成したことを特徴とする低温ボンド溶接用治具のクランプ工具としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1はこの発明の低温ボンド溶接用治具のクランプ工具の正面図で、1,1′はほぼ中間部1a,1a′が支軸2で回動自在に支持された2本のアームで、その一方のアーム1の先端部1bに、低温ボンド溶接用治具の螺子孔に螺合する螺子3aを内側に設け、この螺子3aを回す摘まみ3bを外側に設けた螺子部材3を回転自在で取り外れないように設けている。他方のアーム1′の先端部1b′に形成した当接部1b″がレールの側面に当接するようにしている。
【0007】
前記2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′が回動自在に支持された支軸2からアーム1,1′の基端部1c,1c′側の間には、両アームの先端部1b,1b′が互いに接近するような付勢力を付与するためのスプリング4を設け、両アーム1,1′の基端部1c,1c′を手で握って両アーム1,1′の先端部1b,1b′の間隔を広げ得るようにしている。
【0008】
前記2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′を回動自在に支軸2で支持する構造は、2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′に互いに内方に向く回動支持片1d,1d′を設け、その回動支持片1d,1d′の先端部が支軸2で回動自在に支持され、一方の回動支持片1dに突起1eを設け、両アーム1,1′の先端部1b,1b′が所定間隔まで互いに接近したときに他方の回動支持片1d′の先端1fが前記突起1eに当接して、両アーム1,1′の先端部1b,1b′が所定間隔以上に接近しないように構成している。
【0009】
図2はこの低温ボンド溶接用治具のクランプ工具の使用状態を示すもので、クランプ工具の一方のアーム1の先端部1bに設けた螺子部材3の螺子3aを低温ボンド溶接用治具5の螺子孔5aに螺合して、低温ボンド溶接用治具5をクランプ工具に保持する。このクランプ工具に低温ボンド溶接用治具5を保持するときには、前記螺子部材3の螺子3aを低温ボンド溶接用治具5の螺子孔5aに当てて、螺子部材3の摘まみ3bを回すことによって、螺子部材3の螺子3aが低温ボンド溶接用治具5の螺子孔5aに螺合されて、低温ボンド溶接用治具5がクランプ工具に保持される。
【0010】
前記のようにクランプ工具に保持させた低温ボンド溶接用治具5に撚電線7の受皿型の端子8を保持させた後に、クランプ工具の両アーム1,1′の基端部1c,1c′を手で握って、両アーム1,1′の先端部1b,1b′の間隔を広げて、クランプ工具の他方のアーム1′の先端部1b′に形成した当接部1b″をレール6の他方の側面6a′に当接し、レール6の一方の側面6aに、前記のように保持された低温ボンド溶接用治具5に保持させた撚電線7の受皿型の端子8を当接する。そして、クランプ工具の両アーム1,1′の基端部1c,1c′の握りを放すと、前記低温ボンド溶接用治具5に保持させた撚電線7の受皿型の端子8をレール6の一方の側面6aに安定に当接させておくことができる。そして、この受皿型の端子8とレール6の一方の側面6aとの間に溶融した合金蝋を流し込んで、受皿型の端子8をレール6の一方の側面6aに蝋着けして接続する。
【0011】
撚電線7の他端に取り付けた受皿型の端子8も、前記同様にしてレール6の一方の側面6aに蝋着けして接続することができる。
また、前記同様の2つのクランプ工具に保持させた低温ボンド溶接用治具5,5を介して撚電線7の両端に取り付けた受皿型の端子8,8をレール6の一方の側面6aに当接して、これらの受皿型の端子8,8とレール6の一方の側面6aとの間に溶融した合金蝋を流し込んで、受皿型の端子8,8をレール6の一方の側面6aに蝋着けして接続することもできる。
【0012】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明は、前記のように構成した低温ボンド溶接用治具のクランプ工具としたので、前記螺子部材の螺子を低温ボンド溶接用治具の螺子孔に当てて、螺子部材の摘まみを回すことによって、螺子部材の螺子を低温ボンド溶接用治具の螺子孔に螺合して、簡単に低温ボンド溶接用治具をクランプ工具に保持させることができる。
そして、このようにクランプ工具に保持させた低温ボンド溶接用治具に撚電線の受皿型の端子を保持させた後に、クランプ工具の両アームの基端部を手で握って、両アームの先端部の間隔を広げて、クランプ工具の他方のアームの先端部に形成した当接部をレールの他方の側面に当接し、レールの一方の側面に、前記のように保持された低温ボンド溶接用治具に保持させた撚電線の受皿型の端子を当し、そして、クランプ工具の両アームの基端部の握りを放すと、前記低温ボンド溶接用治具に保持させた撚電線の受皿型の端子をレールの一方の側面に安定に当接させておくことができる。
【0013】
また、請求項2に記載した発明は、前記2本のアームのほぼ中間部を回動自在に支軸で支持する構造は、2本のアームのほぼ中間部に互いに内方に向く回動支持片を設け、回動支持片の先端部が支軸で回動自在に支持され、一方の回動支持片に突起を設け、両アームの先端部が所定間隔まで互いに接近したときに他方の回動支持片の先端が前記突起に当接して、両アームの先端部が所定間隔以上に接近しないように構成した低温ボンド溶接用治具のクランプ工具としたので、クランプ工具の両アームの基端部の握りを放しても、前記一方の回動支持片に設けた突起と、他方の回動支持片の先端とが当接して、両アームの先端部が所定間隔で保持されているので、前記のようにクランプ工具の一方のアームの先端部の螺子部材に前記低温ボンド溶接用治具に保持させ作業がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の低温ボンド溶接用治具のクランプ工具の正面図である。
【図2】この発明の低温ボンド溶接用治具のクランプ工具の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 アーム
1a 中間部
1b 先端部
1c 基端部
1d 回動支持片
1e 突起
1f 先端
2 支軸
3 螺子部材
3a 螺子
3b 摘まみ
4 スプリング
5 低温ボンド溶接用治具
5a 螺子孔
6 レール
6a′ 一方の側面
6a 他方の側面
7 撚電線
8 受皿型の端子
【発明の属する技術分野】
この発明は、連結されたレール間を、電気信号を伝えるために、撚電線を介して電気的に接続する低温ボンド溶接作業に用いる低温ボンド溶接用治具のクランプ工具に関するもので、このクランプ工具に低温ボンド溶接用治具を保持し、この低温ボンド溶接用治具に撚電線の端子を嵌合し、このクランプ工具とともに低温ボンド溶接用治具がレールの側面に添接保持し、この撚電線の端子とレールの間に、撚電線の端子およびレールの融点より低い合金蝋(ハンダ)を溶融添加して、撚電線の端子をレールに接合するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持(クランプ)するには種々の手段がなされていた。
例えば、低温ボンド溶接用治具をペンチの大きなようなもので摘まんで、この低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持する。
または、洗濯挟みの大きなようなもので、レールの一方の側面に添接した低温ボンド溶接用治具とレールの他方の側面とを挟んで、低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者の低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持する手段においては、この手段を行う者と、この低温ボンド溶接用治具に撚電線の端子を嵌合して、この撚電線の端子とレールの間に合金蝋(ハンダ)を溶融添加する者との最低二人の作業者が居なければならず、作業効率が良くない、といった課題があった。
また、後者の低温ボンド溶接用治具をレールの側面に添接保持する手段においては、低温ボンド溶接用治具の保持が確実に安定に行われない、といった課題があった。
この発明は前記のような課題を解決した低温ボンド溶接用治具のクランプ工具を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するため、ほぼ中間部1a,1a′が支軸2で回動自在に支持された2本のアーム1,1′のうち、一方のアーム1の先端部1bに、低温ボンド溶接用治具の螺子孔に螺合する螺子3aを内側に設け、この螺子3aを回す摘まみ3bを外側に設けた螺子部材3を回転自在で取り外れないように設け、他方のアーム1′の先端部1b′はレールの側面に当接するようにし、前記2本のアーム1,1′の間には、両アームの先端部1b,1b′が互いに接近するような付勢力を付与するためのスプリング4を設け、両アーム1,1′の基端部1c,1c′を手で握って両アーム1,1′の先端部1b,1b′の間隔を広げ得るように構成したことを特徴とする低温ボンド溶接用治具のクランプ工具としたものである。
【0005】
また、前記2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′が回動自在に支軸2で支持される構造は、2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′に互いに内方に向く回動支持片1d,1d′を設け、その回動支持片1d,1d′の先端部が支軸2で回動自在に支持され、一方の回動支持片1dに突起1eを設け、両アーム1,1′の先端部1b,1b′が所定間隔まで互いに接近したときに他方の回動支持片1d′の先端1fが前記突起1eに当接して、両アーム1,1′の先端部1b,1b′が所定間隔以上に接近しないように構成したことを特徴とする低温ボンド溶接用治具のクランプ工具としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1はこの発明の低温ボンド溶接用治具のクランプ工具の正面図で、1,1′はほぼ中間部1a,1a′が支軸2で回動自在に支持された2本のアームで、その一方のアーム1の先端部1bに、低温ボンド溶接用治具の螺子孔に螺合する螺子3aを内側に設け、この螺子3aを回す摘まみ3bを外側に設けた螺子部材3を回転自在で取り外れないように設けている。他方のアーム1′の先端部1b′に形成した当接部1b″がレールの側面に当接するようにしている。
【0007】
前記2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′が回動自在に支持された支軸2からアーム1,1′の基端部1c,1c′側の間には、両アームの先端部1b,1b′が互いに接近するような付勢力を付与するためのスプリング4を設け、両アーム1,1′の基端部1c,1c′を手で握って両アーム1,1′の先端部1b,1b′の間隔を広げ得るようにしている。
【0008】
前記2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′を回動自在に支軸2で支持する構造は、2本のアーム1,1′のほぼ中間部1a,1a′に互いに内方に向く回動支持片1d,1d′を設け、その回動支持片1d,1d′の先端部が支軸2で回動自在に支持され、一方の回動支持片1dに突起1eを設け、両アーム1,1′の先端部1b,1b′が所定間隔まで互いに接近したときに他方の回動支持片1d′の先端1fが前記突起1eに当接して、両アーム1,1′の先端部1b,1b′が所定間隔以上に接近しないように構成している。
【0009】
図2はこの低温ボンド溶接用治具のクランプ工具の使用状態を示すもので、クランプ工具の一方のアーム1の先端部1bに設けた螺子部材3の螺子3aを低温ボンド溶接用治具5の螺子孔5aに螺合して、低温ボンド溶接用治具5をクランプ工具に保持する。このクランプ工具に低温ボンド溶接用治具5を保持するときには、前記螺子部材3の螺子3aを低温ボンド溶接用治具5の螺子孔5aに当てて、螺子部材3の摘まみ3bを回すことによって、螺子部材3の螺子3aが低温ボンド溶接用治具5の螺子孔5aに螺合されて、低温ボンド溶接用治具5がクランプ工具に保持される。
【0010】
前記のようにクランプ工具に保持させた低温ボンド溶接用治具5に撚電線7の受皿型の端子8を保持させた後に、クランプ工具の両アーム1,1′の基端部1c,1c′を手で握って、両アーム1,1′の先端部1b,1b′の間隔を広げて、クランプ工具の他方のアーム1′の先端部1b′に形成した当接部1b″をレール6の他方の側面6a′に当接し、レール6の一方の側面6aに、前記のように保持された低温ボンド溶接用治具5に保持させた撚電線7の受皿型の端子8を当接する。そして、クランプ工具の両アーム1,1′の基端部1c,1c′の握りを放すと、前記低温ボンド溶接用治具5に保持させた撚電線7の受皿型の端子8をレール6の一方の側面6aに安定に当接させておくことができる。そして、この受皿型の端子8とレール6の一方の側面6aとの間に溶融した合金蝋を流し込んで、受皿型の端子8をレール6の一方の側面6aに蝋着けして接続する。
【0011】
撚電線7の他端に取り付けた受皿型の端子8も、前記同様にしてレール6の一方の側面6aに蝋着けして接続することができる。
また、前記同様の2つのクランプ工具に保持させた低温ボンド溶接用治具5,5を介して撚電線7の両端に取り付けた受皿型の端子8,8をレール6の一方の側面6aに当接して、これらの受皿型の端子8,8とレール6の一方の側面6aとの間に溶融した合金蝋を流し込んで、受皿型の端子8,8をレール6の一方の側面6aに蝋着けして接続することもできる。
【0012】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明は、前記のように構成した低温ボンド溶接用治具のクランプ工具としたので、前記螺子部材の螺子を低温ボンド溶接用治具の螺子孔に当てて、螺子部材の摘まみを回すことによって、螺子部材の螺子を低温ボンド溶接用治具の螺子孔に螺合して、簡単に低温ボンド溶接用治具をクランプ工具に保持させることができる。
そして、このようにクランプ工具に保持させた低温ボンド溶接用治具に撚電線の受皿型の端子を保持させた後に、クランプ工具の両アームの基端部を手で握って、両アームの先端部の間隔を広げて、クランプ工具の他方のアームの先端部に形成した当接部をレールの他方の側面に当接し、レールの一方の側面に、前記のように保持された低温ボンド溶接用治具に保持させた撚電線の受皿型の端子を当し、そして、クランプ工具の両アームの基端部の握りを放すと、前記低温ボンド溶接用治具に保持させた撚電線の受皿型の端子をレールの一方の側面に安定に当接させておくことができる。
【0013】
また、請求項2に記載した発明は、前記2本のアームのほぼ中間部を回動自在に支軸で支持する構造は、2本のアームのほぼ中間部に互いに内方に向く回動支持片を設け、回動支持片の先端部が支軸で回動自在に支持され、一方の回動支持片に突起を設け、両アームの先端部が所定間隔まで互いに接近したときに他方の回動支持片の先端が前記突起に当接して、両アームの先端部が所定間隔以上に接近しないように構成した低温ボンド溶接用治具のクランプ工具としたので、クランプ工具の両アームの基端部の握りを放しても、前記一方の回動支持片に設けた突起と、他方の回動支持片の先端とが当接して、両アームの先端部が所定間隔で保持されているので、前記のようにクランプ工具の一方のアームの先端部の螺子部材に前記低温ボンド溶接用治具に保持させ作業がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の低温ボンド溶接用治具のクランプ工具の正面図である。
【図2】この発明の低温ボンド溶接用治具のクランプ工具の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 アーム
1a 中間部
1b 先端部
1c 基端部
1d 回動支持片
1e 突起
1f 先端
2 支軸
3 螺子部材
3a 螺子
3b 摘まみ
4 スプリング
5 低温ボンド溶接用治具
5a 螺子孔
6 レール
6a′ 一方の側面
6a 他方の側面
7 撚電線
8 受皿型の端子
Claims (2)
- ほぼ中間部(1a,1a′)が支軸(2)で回動自在に支持された2本のアーム(1,1′)のうち、一方のアーム(1)の先端部(1b)に、低温ボンド溶接用治具の螺子孔に螺合する螺子(3a)を内側に設けこの螺子(3a)を回す摘まみ(3b)を外側に設けた螺子部材(3)を回転自在で取り外れないように設け、他方のアーム(1′)の先端部(1b′)はレールの側面に当接するようにし、前記2本のアーム(1,1′)の間には、両アームの先端部(1b,1b′)が互いに接近するような付勢力を付与するためのスプリング(4)を設け、両アーム(1,1′)の基端部(1c,1c′)を手で握って両アーム(1,1′)の先端部(1b,1b′)の間隔を広げ得るように構成したことを特徴とする低温ボンド溶接用治具のクランプ工具。
- 前記2本のアーム(1,1′)のほぼ中間部(1a,1a′)を回動自在に支軸(2)で支持する構造は、2本のアーム(1,1′)のほぼ中間部(1a,1a′)に互いに内方に向く回動支持片(1d,1d′)を設け、回動支持片(1d,1d′)の先端部が支軸(2)で回動自在に支持され、一方の回動支持片(1d)に突起(1e)を設け、両アーム(1,1′)の先端部(1b,1b′)が所定間隔まで互いに接近したときに他方の回動支持片(1d′)の先端(1f)が前記突起(1e)に当接して、両アーム(1,1′)の先端部(1b,1b′)が所定間隔以上に接近しないように構成したことを特徴とする請求項1記載の低温ボンド溶接用治具のクランプ工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31684796A JP3921500B2 (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 低温ボンド溶接用治具のクランプ工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31684796A JP3921500B2 (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 低温ボンド溶接用治具のクランプ工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10128532A JPH10128532A (ja) | 1998-05-19 |
JP3921500B2 true JP3921500B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=18081588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31684796A Expired - Fee Related JP3921500B2 (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 低温ボンド溶接用治具のクランプ工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3921500B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6165042B2 (ja) * | 2013-12-13 | 2017-07-19 | 信号器材株式会社 | レールボンド溶接用のクランプ治具 |
KR200481445Y1 (ko) * | 2015-01-30 | 2016-10-04 | 황선일 | 레일 용접부의 용접 종류를 표시하기 위한 색상 도색용 마스킹 장치 |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP31684796A patent/JP3921500B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10128532A (ja) | 1998-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI358339B (en) | Soldering iron | |
US6267630B1 (en) | Circular connector with blade terminal | |
JP3921500B2 (ja) | 低温ボンド溶接用治具のクランプ工具 | |
JPH084947A (ja) | クランプ装置 | |
US4913668A (en) | Battery clamp | |
US5732461A (en) | Hand tool | |
US4473181A (en) | Soldering and desoldering iron tip for removing soldered elements | |
JP7444461B2 (ja) | 連結工具、および、連結方法 | |
CN215834871U (zh) | 一种压接钳 | |
US3798412A (en) | Welding electrode having frictional loop engaging portion | |
JP4691805B2 (ja) | ワイヤ切断装置 | |
JP2592402B2 (ja) | オイルフィルタープライヤ | |
KR100249903B1 (ko) | 작업 각도 조정장치가 부설된 용접기 | |
JP2500787Y2 (ja) | 接続用クリップ | |
JPS6242525Y2 (ja) | ||
JPH1161548A (ja) | 紡糸ノズル清掃装置 | |
JPS6334843Y2 (ja) | ||
JPH0347785Y2 (ja) | ||
JPS62123372U (ja) | ||
JP2536561Y2 (ja) | 圧着端子の接続工具 | |
CN110614471A (zh) | 一种防掉落省力夹钳 | |
JPS6028959U (ja) | 電線用ハンダ付け器具 | |
JPH01123409U (ja) | ||
JPS6066460U (ja) | 多目的プライヤ− | |
JPH075680Y2 (ja) | 端子ピンの平面出し治具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060313 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061121 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |