JPS6245619B2 - - Google Patents

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JPS6245619B2
JPS6245619B2 JP55145282A JP14528280A JPS6245619B2 JP S6245619 B2 JPS6245619 B2 JP S6245619B2 JP 55145282 A JP55145282 A JP 55145282A JP 14528280 A JP14528280 A JP 14528280A JP S6245619 B2 JPS6245619 B2 JP S6245619B2
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JP
Japan
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tape
loading
driving force
reel stand
rotary head
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JP55145282A
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JPS5769560A (en
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Masaya Maeda
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to US06/312,326 priority patent/US4481551A/en
Publication of JPS5769560A publication Critical patent/JPS5769560A/ja
Priority to US06/630,659 priority patent/US4603361A/en
Priority to US06/861,072 priority patent/US4706139A/en
Publication of JPS6245619B2 publication Critical patent/JPS6245619B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • G11B15/6656Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • G11B15/442Control thereof

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、いわゆる高速サーチ機能を備えた
回転ヘツド型再生装置に関し、特にそのリール台
の駆動機構および操作部の改良に関するものであ
る。
高速サーチ機能、すなわち、テープローデイン
グ状態においてテープを高速走行させ、再生信号
を得る様な動作モード(以下、サーチモードと呼
ぶ)を有する回転ヘツド型再生装置においては、
高速走行時におけるテープの巻取りを行なう関係
上、供給リール台および巻取リール台のトルクの
設定が複雑なものとなる。このため、従来のこの
種の装置においては、供給、巻取の両リール台に
それぞれ専用モータを設け、このモータの回転を
電気的にコントロールしたり、あるいは複雑なメ
カクラツチを用いてコントロールすることで各動
作モードにおけるリール台のトルクの設定を行な
つている。このため装置の構成が複雑なものとな
り、装置を小型軽量化する際の障害の一つになつ
ていいる。また操作部も通常の早送り、早巻戻し
操作部材の他にサーチモード専用の操作部材が順
送りと逆送りの各々1個づつ独立して設けられて
いるため、その分操作部の構成が複雑化し、操作
部の占めるスペースも大きなものとなつている。
これらの欠点は、小型軽量化および良好な操作性
も極めて要求されるポータブルタイプの回転ヘツ
ド型再生装置を構成する場合に特に問題となる。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、従来に比べてリー
ル台の駆動機構および操作部の構成が極めて簡単
な、高速サーチ機能を有する回転ヘツド型再生装
置を提供することである。
一般にサーチモードの設定は、テープローデイ
ング状態においてキヤプスタンを通常記録再生速
度に比べて高速で回転させ、テープを順方向ある
いは逆方向に高速走行させることにより行なわれ
る。この場合、テープの巻取を行なうリール(す
なわちテープ走行が順方向である場合には巻取リ
ール、テープ走行が逆方向である場合には供給リ
ール)は、適切な伝達トルクに設定されたすべり
トルク部を介して、サーチモードの際のテープス
ピードより若干速めに設定された回転数で巻取る
必要がある。これに対して、通常の早巻戻し、早
送り時には、供給リールあるいは巻取リールにモ
ータの駆動力を直結することで行なうが、この場
合には巻取トルクが大きくなり、さらにテープが
高速で走行するため、テープをテープ案内ドラム
およびその他固定ヘツド等に当接させた状態で行
なうことは望ましくない。そこでこの発明は、テ
ープの高速送り時に供給リールあるいは巻取りリ
ールにトルクを伝達するトルク伝達手段のトルク
伝達態様をテープのローデイングに連動して切換
えることにより、テープがローデイングされてい
る状態において、早巻戻し、早送り操作部材を操
作することでサーチモード時のテープの巻取が行
なわれるように構成したものである。
このように構成することで、テープローデイン
グ状態でのサーチモードおよびカセツト内にテー
プを巻取つた状態(アンローデイング状態)での
早送り、早巻戻しを極めて簡単な構成にて確実
に、かつ同一の操作部材により行うことが可能と
なる。
この発明による回転ヘツド型再生装置は、回転
ヘツドを具えるテープ案内ドラムの周囲にテープ
状記録媒体を所定の角度添接させるためのテープ
ローデイング機構と、前記回転ヘツドによる前記
記録媒体からの信号の再生を命じるとともに前記
テープローデイング機構の動作を指示する第1の
操作部材と、夫々前記テープ状記録媒体の正方
向、逆方向への高速送りを命令する第2、第3の
操作部材と、該第2、第3の操作部材の操作に応
じて動力源の回転駆動力を巻取リール台及び供給
リール台に選択的に伝達する駆動力伝達手段を具
え、該駆動力伝達手段は、前記テープローデイン
グ機構により前記記録媒体がローデイング完了状
態にある時前記動力源の回転駆動力をすべりトル
ク伝達部を介して伝達する第1の態様に設定さ
れ、アンローデイング状態にある時前記動力源の
回転駆動力を直接伝達する第2の態様に設定され
ることを特徴とするものである。
以下、図面を用いてこの発明の実施例を詳細に
説明する。第1図および第2図は、この発明の一
実施例に係る回転ヘツド型再生装置の概要を示す
もので、第1図には、テープローデイング前の状
態、第2図にはテープローデイング完了後の状態
がそれぞれ図示されている。この装置で採用され
ているテープローデイング方式は、基本的には、
いわゆる「Mローデイング方式」である。第1図
において2はカープカセツトで、不図示のカセツ
ト装着装置によつて図示した様に供給リール台1
2および巻取リール台13上に配置され、それぞ
れカセツト2内部に並列配置された不図示の供給
リールおよび巻取リールの中心孔に、上記リール
台12,13の回転軸が嵌合される。なお、図面
には示されていないが、このカセツト2の筐体の
前面壁にはテープ引出し用の開口部が設けられ、
この開口部に対向する如く磁気テープが配置され
ており、また上記筐体の下面部の所定位置には、
後述するテープ引出し部材3,4等のテープ引出
し手段を嵌挿するための切欠部が形成されてい
る。このようなテープカセツト2の構造は公知な
ので、ここでは詳述しない。
上記カセツト2を第1図に示された所定位置に
装着したとき、上記カセツト2の上記開口部に対
向するテープの内側にはテープ引出し部材3,
4、ピンチローラ5およびテープ引出しピン35
aが嵌挿配置される。上記テープ引出し部材4お
よびピンチローラ5はローデイングリング7上に
回動可能に設けられ、上記テープ引出し部材3
は、ローデイングリング8上に回動可能に設けら
れている。またテープ引出しピン35aはテープ
引出しアーム35上に設けられている。上記ロー
デイングリング7,8は、テープ案内ドラム36
の周囲に積層配置され、ローデイングモータ9に
よつてそれぞれ相反的に回動される。すなわち、
上記ローデイングリング7,8の周囲には、ギヤ
部が形成されており、それぞれのギヤ部にはギヤ
10,11が噛合している。そしてこれらのギヤ
10,11もまた噛合しており、ギヤ11にモー
タ9の回転が伝達される。このため、ローデイン
グリング7,8は、ローデイングモータ9の回転
によつて常に反対方向に回動される。テープのロ
ーデイング時には、上記ローデイングリング7は
矢印B方向に回動され、ローデイングリング8は
矢印C方向に回動される。そしてこのローデイン
グリング7,8の回動に連動して、上記テープ引
出し部材4および3は、不図示のガイド手段によ
つて所定の経路に従つて移動し、テープ39をカ
セツト2内から引き出して、テープ案内ドラム3
6の周囲に略180度の所定の角度範囲添接させ
る。なお、上記テープ案内ドラム36の内部に
は、回転ヘツド(不図示)が内蔵されている。こ
の回転ヘツドは、案内ドラム36の周囲に添接さ
れたテープに映像信号を記録し、あるいはテープ
に記録された映像信号の再生を行なうためのもの
である。
上記ピンチローラ5は、ローデイングリング7
上に軸支5bされたピンチローラアーム5a上に
回転可能に設けられており、上述したローデイン
グリング7の矢印B方向の回動に連動して、不図
示のガイド手段によつて規制される所定の経路に
従つて移動し、テープ39を第2図に示された音
声およびコントロールヘツド37に当接させると
ともに、ローデイング終了時点でキヤプスタン6
近傍に位置する。そして、ローデイング完了の検
出によつて動作するピンチローラソレノイド38
によつてテープ39を挾んでキヤプスタン6に圧
着され、テープを走行させる。なお、上記ピンチ
ローラソレノイド38の動作に連動して、モータ
18の回転軸19によりベルト駆動されるテイク
アツプ用アイドラ28が巻取リール台13に圧接
された状態とされ、巻取リール台13にモータ1
8の回転を伝達し、巻取リール台13を回転させ
る。なお、このモータ18の回転は回転軸19に
掛けられたベルトを介してキヤブスタ6のフライ
ホイール6aにも供給され、キヤブスタン6を駆
動するようになつている。
上記テープ引出しアーム35は、基板1上に回
動可能に軸支35bされており、上記ローデイン
グリング8の回動に連動して、第2図に示される
テープ案内位置に移動し、テープ39を全巾消去
ヘツド40に圧接させるとともに、不図示のバツ
クテンシヨン制御機構と連動し、供給リール台1
2に制動をかけ、テープ39に所定のバツクテン
シヨンを付与する。
なお、上記ローデイングリング7上にはまた作
動突起7a,7bが形成されている。この突起7
a,7bは、それぞれローデイング終了検出スイ
ツチ100およびアンローデイング終了検出スイ
ツチ101を作動させるためのもので、それぞ
れ、ローデイングリング7がローデイング終了位
置まで回動したとき(第2図の状態)、およびア
ンローデイング終了位置まで回動したとき(第1
図の状態)に上記スイツチ100あるいは101
を突起7a,7bで押圧し、ON状態とする位置
に設けられている。
上記装置において、テープ早送り時におけるリ
ール台12あるいは13の駆動は、基板1に植設
された軸12a,13aにそれぞれ回動自在に軸
支された供給および巻取リール12,13の略中
間に配設されたアイドラ14を、早送り時の巻取
側にあたるリール台12あるいは13に圧接する
ことによつて行なう。上記アイドラ14は、第3
図および第4図に詳細に示されるように、アイド
ラ台15に回転可能に嵌挿されたアイドラ軸20
の上端に固定されている。このアイドラ軸20の
第3図で示される位置には中間リング26が固定
されている。このリング26の下側の面の内側に
は、フエルト等のすべり部材25が接着固定され
ており、その外側には係合凸部26aが設けられ
ている。そして、上記アイドラ軸20の中間リン
グ26の下部には駆動プーリー24が軸20に対
して回転可能かつスラスト方向にも摺動可能に嵌
合されている。この駆動プーリー24は円板状の
鍔部24aと同筒状のボス部24bとから構成さ
れ、円板状の鍔部24aの外周に駆動ベルト(不
図示)が掛けられキヤプスタンモータ18の回動
駆動力が伝達される。このため鍔部24aの外周
縁には駆動ベルト収納用の凹部24cが形成され
ている。また上記鍔部24aの所定の位置には一
対の透孔24d,24d′が形成されており、上記
ボス部24b外周にはクラツチ板23が回転およ
び摺動自在に嵌合され、このクラツチ板23の一
部に設けられた一対の突起部23b,23b′が、
上記駆動プーリ24の鍔部24aに形成された上
記透孔24d,24d′に遊嵌されている。またこ
のクラツチ板23の外周面には突出縁23aが形
成されており、この突出縁23aは後述するクラ
ツチ切換板27のコ字状の挾持部27dに挾持さ
れ、第3図に示された、ローデイング完了状態で
は図に示す位置に保持されている。なお、上記ア
イドラ軸20の下端には、ストツパースリーブ2
1が固定されこのスリーブ21と上記駆動プーリ
24のボス24bの下端部との間に挿入されたコ
イルスプリング22により、上記駆動プーリー2
4を第3図における上部方向、すなわち中間リン
グ26方向に附勢している。このため、駆動プー
リー24は常時中間リング26の下面に設けられ
たすべり部材25に圧着された状態とされる。し
たがつて第3図の状態にあるときには、キヤプス
タンモータ18による駆動プーリー24の回転
は、すべて部材25を介してアイドラ軸20に伝
達されアイドラ14を駆動する。
クラツチ切換板27は、上記クラツチ板23を
アイドラ軸20に対して上下方向に摺動させる作
用をなすもので、第5図に示されるように、その
側縁部には一対の取付腕27a,27a′を備えて
いる。この取付腕27a,27a′には、それぞれ
透孔が形成されており、第6図に示されるように
この透孔および基板1の所定位置に切起しによつ
て形成した一対の取付部1a,1a′の透孔に取付
ピン41を共通に嵌挿することで、基板1の下面
に回動自在に取付けられる。このクラツチ切換板
27の一端部は、その一部がL字状に切起され
て、横方向から見た場合にコ字状を呈する挾持部
27dが形成されている。そして、この挾持部2
7dに上記クラツチ板24の突出縁23aが収容
され摺動可能に挾持される。クラツチ切換板27
の他端部は折曲段部27eによつて基板1方向に
上昇されて作動片27bを形成し上記ローデイン
グリング8の下部に位置されている。この作動片
27bの一方の側部には、テーパ面を有するスト
ツパ部27cが形成されている。なお、クラツチ
切換板27は不図示のバネにより第3図における
反時計方向に回動附勢されており、この回動は、
上記ストツパ部27cが基板1に当接することで
阻止されている。また上記ローデイングリング8
の下部のアンローデイング終了に対応する位置に
は、第6図に示される様に作動突起8aが形成さ
れており、ローデイングリング8がアンローデイ
ング状態にあるとき、この作動突起8aがクラツ
チ切換板27の作動片27bと当接してこれを押
圧し、クラツチ切換板27をバネの附勢力に抗し
て第3図における時計方向に回動させる。このク
ラツチ切換板27の時計方向の回動により、突出
縁23aが挾持部27dに挾持されたクラツチ板
23が上昇し、駆動プーリー24の透孔24d,
24d′に遊嵌されているクラツチ板23の突起部
23b,23b′が、中間リング26に形成された
係合凸部26aと係合してキヤプスタンモータ1
8による駆動プーリー24の回転駆動力を中間リ
ング26に直接伝達する状態に切換える。
なお、上記アイドラ台15は基板1に植設され
た軸16に回動可能に軸支されるとともに、基板
1に植設されたピン42に取付けられたバネ17
によりアイドラ台15に形成された突起部15a
に挾持されて中央位置に附勢され、常時は両リー
ル台12,13の略中央部に位置規制されてい
る。なお、アイドラ台15には軸16に対して対
称に一対の腕部15b,15cが形成されてお
り、この腕部15b,15cはそれぞれ、早送り
ボタン30aおよび早巻戻しボタン31aの押圧
によつて摺動する早送り操作部材30および早巻
戻し操作部材31の端部に対向して配置されてい
る。このため、早送りボタン30aの押圧動作に
関連して上記腕部15bが押圧され、アイドラ台
15を時計方向に回動し、アイドラ14を巻取リ
ール台13に当接させる。同様に早巻戻しボタン
31aの押圧動作に関連して上記腕部15bが押
圧され、アイドラ台15を反時計方向に回動し、
アイドラ14を供給リール台12に当接させる。
なお、第1図において32は、早送り操作部材
30および早巻戻し操作部材31の動作に関連し
て、図面左方向に摺動されるように構成された摺
動板で、この摺動板32の左方向への摺動により
これに一端が係止された作動レバー33が時計方
向に回動され、その他端部の変位により上記テイ
クアツプ用アイドラ28を巻取リール台13から
離間させる。また上記早送り操作部材30および
早送戻し操作材31の動作に連動し、第7図に示
されたスイツチ103,104がON状態とされ
る。
第7図は、上記装置におけるローデイングモー
タ9とキヤプスタンモータ18の駆動回路を示す
もので、アンローデイング完了状態が図示されて
いる。図中、100は、上述したローデイング完
了検出スイツチ、101は上述したアンローデイ
ング完了検出スイツチ、102は、第1図に示さ
れたプレイボタン43が押圧された場合にON状
態とされるスイツチ、103は、早送りボタン3
0aが押圧された場合にON状態とされるスイツ
チ、104は、早巻戻しボタン31aが押圧され
た場合にON状態とされるスイツチである。これ
らのスイツチ100乃至104は、常閉型のマイ
クロスイツチで構成されており、それぞれ押圧さ
れたときにON状態(すなわち導通状態)とな
り、押圧されていないときにOFF状態(すなわ
ち非導通状態)となる。そして、上記スイツチ1
00乃至104はそれぞれ一方の端子が正の電源
Vに接続され、他の端子がそれぞれ抵抗R0乃至
R4を介して接地され、抵抗R0乃至R4を介して接
地される側の端子より出力P0乃至P4が取り出され
る。したがつて、これらの出力P0乃至P4は、スイ
ツチ100乃至104がそれぞれON状態のと
き、すなわち押圧されたとき「ハイレベル」とな
り、OFF状態のとき、すなわち押圧されていな
いとき「ローレベル」となる。上記ローデイング
モータ9およびキヤプスタンモータ18は直流モ
ータが使用されており、ローデイングモータ9は
駆動制御回路44によつて回転駆動される。この
駆動制御回路44は、制御端子44aおよび44
bを備えている。そして、この制御端子44aに
供給される制御信号が「ハイレベル」で制御端子
44bに供給される制御信号が「ローレベル」の
ときローデイングモータ9に矢印E方向の駆動電
流を流し、制御端子44aに供給される制御信号
が「ローレベル」で制御端子44bに供給される
制御信号が「ハイレベル」のときローデイングモ
ータ9に矢印F方向の駆動電流を流しモータ9を
回転駆動する様に構成されている。すなわち、上
記駆動制御回路44は、例えば図に示す如くエミ
ツタ共通に接続された一対のPNP型トランジスタ
T1,T2とエミツタが共通に接続された一対の
NPN型トランジスタT3,T4とによつてブリツジ
回路を構成し、トランジスタT1とT3の接続点S
とトランジスタT2とT4の接続点Tとの間にロー
デイングモータ9を接続する。そして、これらの
トランジスタT1乃至T4を、制御用の一対のNPN
型トランジスタT5,T6でスイツチング制御す
る。すなわち、上記トランジスタTSのベース
は、ベース抵抗を介して、上記制御端子44aに
接続されており、このトランジスタT5がON状態
とされたとき、上記トランジスタT2,T3をON状
態とする。またトランジスタT6のベースは、ベ
ース抵抗を介して、上記制御端子44bに接続さ
れており、このトランジスタT6がON状態とされ
たとき、上記トランジスタT1,T4をON状態とす
る。この様なモータ駆動回路は公知なので、構成
のより詳細な説明は省略する。
上記制御端子44aには、インバータ45を介
して、ナンド回路46の出力が供給されるように
なつており、このナンド回路46にはそれぞれイ
ンバータ47,48を介してスイツチ101の出
力P1およびスイツチ102の出力P2が供給され
る。制御端子44bには、インバータ49を介し
てナンド回路50の出力が供給されるようになつ
ており、このナンド回路50にはスイツチ102
の出力P2およびスイツチ100の出力P0がインバ
ータ51を介して供給される。52は、キヤプス
タンモータ18の駆動回路で、速度制御回路52
1と駆動制御回路522とから構成されている。
速度制御回路521は、制御信号に応じてキヤプ
スタンモータ18の回転数を、キヤプスタン6が
テープ39を通常のテープ速度で走行させる第1
の回転数N1か、あるいはキヤプスタン6がテー
プ39をサーチモードのテープ速度で走行させる
第2の回転数N2かに設定する作用を行なうもの
で、制御信号としてアンド回路53の出力P5が供
給されるようになつている。そして、このアンド
回路53の出力P5が「ローレベル」のときには、
キヤプスターモータ18の回転数を第1の回転数
N1に設定し、「ハイレベル」のときには第2の
回転数N2に設定するように動作する。駆動制御
回路522は、供給される制御信号に応じて、キ
ヤプスタンモータ18を、キヤプスタン6がテー
プを通常の走行方向に駆動する回転方向(以下、
正方向と称す)か、あるいはその反対方向(以
下、逆方向と称す)に駆動制御する作用を行なう
もので、制御信号として増幅器54の出力P6が供
給されるようになつている。そして増幅器54の
出力P6が「ローレベル」のときには、キヤプスタ
ンモータ18を正方向に駆動し、「ハイレベル」
のときには逆方向に駆動するように構成する。こ
のような駆動制御回路522は、例えば、上記ロ
ーデイングモータ9の駆動制御回路44と同様に
4個のトランジスタによるブリツジ回路を構成
し、これらのトランジスタを制御信号に応じて適
宜スイツチング制御することで容易に構成するこ
とができるので、ここでは、その内部の詳細な説
明は省略する。また、上記速度制御回路521も
例えば、制御信号に応じて、キヤプスタンモータ
18に流れる電流の量を変化させることで容易に
構成することができる。特に上記駆動制御回路5
22を上記の如く4個のトランジスタからなるブ
リツジ回路を用いて構成した場合には、このブリ
ツジ回路に供給する電源電圧の大きさを制御信号
P5に応じて切換えるようにすれば良い。したがつ
て、ここでは、その内部の詳細な説明は省略す
る。
なお上記アンド回路53には、アンド回路55
を介して、スイツチ100の出力P0とスイツチ1
02の出力P2のアンド出力と、オア回路56を介
してスイツチ103の出力P3とスイツチ104の
出力P4のオア出力とが供給され、上記増幅器54
にはスイツチ104の出力P4が供給される。
また、図中、点線で示された回路ブロツク5
7,58は、ソレノイド駆動回路とこの駆動回路
によつて駆動されるクラツチソレノイドを示して
おり、上記クラツチ切換板27の作動をローデイ
ングリング8の下面に形成した作動突起8aで行
なわずに、クラツチソレノイド58を用いて行う
構成の他の実施例の場合に付加される回路で、上
記ソレノイド駆動回路57には、制御信号として
スイツチ100の出力P0が供給されるようになつ
ている。そしてこの駆動回路57は、スイツチ1
00の出力P0が「ハイレベル」のときクラツチソ
レノイド58を駆動するように構成されている。
また、第7図においては、特に図示されていな
いが、キヤプスタンモータ18の駆動回路52に
は、プレイボタン43、早送りボタン30a、早
巻戻しボタン31aのいずれかが押圧された場合
に、駆動電圧が供給され、制御信号P5,P6に応じ
てキヤプスタンモータ18を駆動するようになつ
ている。
上記構成装置の動作を説明すると、第1図に示
されるようにテープがアンローデイング状態の場
合には、上記クラツチ切換板27は、その作動片
27bが、ローデイングリング8の下面に形成さ
れた作動突起8aに押圧された状態にある。この
ため、クラツチ切換板27は不図示のバネの附勢
力に抗して第3図における時計方向に回動された
状態に位置している。したがつて、クラツチ切換
板27の挾持部27dに突出縁23aが挾持され
たクラツチ板23は上昇位置に保持されており、
駆動プーリー24の透孔24d,24d′に遊嵌さ
れているクラツチ板23の突起部23b,23
b′が、中間リング26の係合凸部26aと係合し
た状態になつている。すなわち、テープアンロー
デイング状態ではモータ18の回転駆動力は、駆
動プーリー24、クラツチ板23、中間リング2
6を介してアイドラ14に直結されている。した
がつてこの状態においては、早送りボタン30
a、あるいは早巻戻しボタン31aを押圧してア
イドラ14を巻取りリール台13あるいは供給リ
ール台12に当接させることで、テープ39の高
速送りがカセツト2の内部においてキヤプスタン
モータ18の駆動力により直接行なわれる。
上記装置において再生状態とする場合には、プ
レイボタン43を押圧することで行なう。すなわ
ち、プレイボタン43を押圧するとこのプレイボ
タン43は不図示のロツク機構により押圧位置で
ロツクされ、スイツチ102がON状態に保持さ
れて、その出力P2は「ローレベル」から「ハイレ
ベル」と変化する。このときローデイング完了検
出スイツチ100はOFF状態でその出力P0
「ローレベル」であるから、ナンド回路50の入
力は、すべて「ハイレベル」となり、ナンド回路
50の出力は「ローレベル」に変化する。この結
果、ローデイングモータ9の駆動制御回路44の
制御端子44bには「ハイレベル」の信号が供給
される。この場合他方の制御端子44aは、スイ
ツチ102の出力P2が「ハイレベル」状態にある
ためナンド回路46の一方の入力が「ローレベ
ル」となつており、その出力が「ハイレベル」状
態にあるため、「ローレベル」の信号が供給され
ている。したがつて、モータ9には駆動制御回路
44により矢印F方向に駆動電流が流れ、モータ
9は回転を開始する。この結果、ギヤ11を介し
て上記ローデイングリング7は第1図の矢印B方
向に回動され、ギヤ11および10を介してロー
デイングリング8は第1図の矢印c方向に回動さ
れ、それぞれ、テープ引出し手段4および3を所
定経路に従つて移動させテープ39をカセツト2
内部より外部に引き出し、テープ案内ドラム36
周囲への巻き付けを開始する。同時に上記アンロ
ード完了検出スイツチ101は、ローデイングリ
ング7上に形成された作動突起7bによる押圧か
ら解放され、その出力P1は「ハイレベル」から
「ローレベル」に変化する。上記ローデイングリ
ング7,8が所定の角度範囲回動され、テープ3
9のローデイングが完了すると、上記ローデイン
グ完了検出スイツチ100がローデイングリング
7上に形成された作動突起7aによつて押圧さ
れ、ON状態となり、その出力P0が「ローレベ
ル」から「ハイレベル」へ変化する。したがつ
て、ナンド回路50の一方の出力が「ローレベ
ル」となりナンド回路50の出力は「ローレベ
ル」から「ハイレベル」へと変化する。この結
果、駆動制御回路44の制御端子44bには「ロ
ーレベル」の信号が供給された状態となる。この
とき、制御端子44aは、スイツチ102の出力
P2が「ハイレベル」状態にあるため、上記の如く
「ローレベル」の信号が供給されている。したが
つて、駆動制御回路44はローデイングモータ9
の回転を停止させる。この結果、ローデイングリ
ング7,8の回動は停止される。また、上記テー
プ39のローデイング完了に伴い、不図示の制御
手段により、ピンチローラ5がキヤプスタン6に
圧着され、テープ39は通常再生速度で走行され
る。そして、ピンチローラ5のキヤプスタン6へ
の圧着に連動して、不図示の駆動機構によりテイ
クアツプアイドラ28が巻取リール台13に圧着
され、巻取リール台12を駆動してテープ39の
巻取りを開始する。この状態において、テープ案
内ドラム36の内部に配設された不図示の回転ヘ
ツドおよび、不図示の再生用電子回路により、テ
ープ39に記録されている電気信号を読み出し、
所定の信号処理を行ない、不図示のデイスプレイ
装置に供給して録画画像の再生を行なう。すなわ
ち、装置は再生状態となる。この再生状態におい
ては、上記クラツチ切換板27の作動片27b
は、ローデイングリング8の下面に形成された作
動突起8aによる押圧から解放されており、クラ
ツチ切換板27は不図示のバネで附勢されて第3
図で示す位置に保持されている。この結果、クラ
ツチ板23は、その突起部23b,23b′が、中
間リング26に形成された係合凸部26aと係合
しない位置に保持される。このため、モータ18
の回転駆動力は、駆動プーリ24、すべり部材2
5、中間リング26を介してアイドラ14に伝達
される状態となつている。上述した再生状態にお
いて、早送りボタン30aあるいは、早巻戻しボ
タン31aを押圧すると、アイドラ14が巻取リ
ール台13あるいは供給リール台12に当接され
るとともに、摺動板32が第1図の左方向に摺動
され、作動レバー33が時計方向に回動されて、
テイクアツプアイドラ28を巻取リール台13か
ら離間させる。それとともに、スイツチ103あ
るいはスイツチ104がON状態とされ、その出
力P3あるいはP4が「ハイレベル」となる。このた
め、オア回路56の出力は「ローレベル」から
「ハイレベル」に変化する。このとき、上記スイ
ツチ100および102の出力P0およびP2はとも
に「ハイレベル」であるから、アンド回路53の
入力はすべて「ハイレベル」となり、アンド回路
53の出力P5は「ハイレベル」となる。この結果
速度制御回路521には「ハイレベル」の制御信
号が供給されることになり、キヤプスターモータ
18をキヤプスタン6がテープ39をサーチモー
ドのテープ速度で走行させる第2の回転数N2で
回転させるべく速度制御する。この場合、キヤプ
スタンモータ18の回転方向は、駆動制御回路5
22により、早巻戻しボタン31aが押圧されス
イツチ104がON状態とされたときには、逆方
向に駆動され、それ以外の場合には正方向に駆動
される。これによりテープ39は、ピンチローラ
5、キヤプスタン6により通常再生時のテープ速
度よりも高速のサーチモードのテープ走行速度で
正方向あるいは逆方向に走行される。この時、上
記の如くテープ巻取側のリール台、すなわち、早
送り時には巻取リール台13早巻戻し時には供給
リール台12、にはアイドラ14が当接され、ア
イドラ14によつて回転駆動されるが、この場
合、アイドラ14は、上記の如くすべり部材25
を介してキヤプスタンモータ18の駆動力が伝達
される機構に切り換えられた状態になつているた
めに、通常再生速度より高速で送られるテープを
適当なトルクで円滑に巻取ることができる。
上記再生状態にある装置を停止状態とする場合
には、ストツプボタン57を押圧する。ストツプ
ボタン57の押圧により、プレイボタン43は不
図示のロツク解除機構によりロツク状態が解除さ
れる。これにより、スイツチ102がOFF状態
となり、その出力P2は「ハイレベル」から「ロー
レベル」に変化する。この結果、ローデイングモ
ータ9の駆動制御回路44の制御端子44aに供
給される制御信号は「ローレベル」から「ハイレ
ベル」に変化する。このとき、上記スイツチ10
2の出力P2は「ローレベル」であるから、制御端
子44bに供給される制御信号は「ローレベル」
となつている。この結果、駆動制御回路44はモ
ータ9に矢印E方向の駆動電流を流し、モータ9
を駆動する。この場合、モータ9に流れる電流の
方向は、ローデイング時の回転方向、すなわち矢
印F方向とは反対方向であるためモータ9は、ロ
ーデイング時とは反対方向に回転駆動されるよう
になる。したがつて、ローデイングリング7およ
び8は、それぞれローデイング時とは反対方向に
回動を開始する。また、ローデイングリング7,
8の回動に同期して、不図示の制御手段により、
ピンチローラ5はキヤプスタン6から離間され、
このピツチローラ5の動作に連動して、テイクア
ツプアイドラ28も巻取リール台13から離間さ
れる。同時にローデイング完了検出スイツチ10
0は、ローデイングリング7の作動片7aの押圧
から開放されて、スイツチ100はOFF状態と
なり、その出力P0は「ハイレベル」か「ローレベ
ル」に変化する。
ローデイングリング7,8のアンローデイング
方向の回動により、テープ引出し手段4および3
は、ローデイング時とは反対にテープ39をカセ
ツト2内部に収容する方向に移動する。この場
合、供給リール台12には、不図示の動力伝達機
構により、ローデイングリング8の回動が伝達さ
れ、余剰テープを巻取る。そして、ローデイング
リング7がアンロード完了位置まで回動すると、
アンロード完了検出スイツチ101が作動片7b
により押圧され、ON状態となりその出力P1
「ローレベル」から「ハイレベル」に変化する。
この結果、ナンド回路46の一方の入力が「ロー
レベル」となりナンド回路46の出力は「ローレ
ベル」から「ハイレベル」となりナンド回路46
の出力は「ローレベル」から「ハイレベル」に変
化し、駆動制御回路44の制御端子44aに供給
される制御信号は「ローレベル」となる。このと
き他方の制御端子44bに供給される制御信号
は、「ローレベル」であるから、上記駆動制御回
路44は、モータ9の回転を停止する。すなわ
ち、ローデイングリング7,8の回動は、停止さ
れ、第1図に示されるアンローデイング完了状態
となる。この状態においては、上述したように、
クラツチ切換板27の作動片27bは、ローデイ
ングリング8の作動突起8aで押圧された状態と
なる。なお作動片27bの一方の側面に形成され
たストツパ部27cのテーパ面は、アンローデイ
ング時において上記作動突起8aを作動片27b
に円滑に案内する作用をなす。
以上の如く、上記実施例装置においては、アイ
ドラ14に回転駆動を伝達する駆動力伝達機構
を、ローデイングリング7,8の回動に関連して
モータ18の回転力を直接アイドラ14に伝達す
る第1の態様からモータ18の回転力をすべり部
材25を介して伝達する第2の態様に切換えるよ
うに構成したものである。このため、通常のテー
プ早送り・早巻戻し時におけるリール台の駆動と
サーチモード時における巻取側リール台の駆動と
が同一のアイドラ14を用いて行なうことができ
るようになる。したがつて、サーチモード可能な
磁気記録再生装置におけるリール台駆動機構が極
めて簡単化されるとともに、カセツト内で早送
り、早巻戻しをする際に操作する操作部材をサー
チモードの際の操作部材として兼用できるように
なり、操作部の構成も単純化されるようになる。
なお、上記の実施例装置においては、駆動力伝
達機構を第1の態様から第2の態様へ切換えるの
に、クラツチ板23とクラツチ切換板27とを用
い、クラツチ切換板27をローデイングリング8
の回動により変位させることによりクラツチ板2
3を作動させる構成であつたが、これに限定され
るものではない。例えば、第3図において点線で
示されるようにクラツチ切換板27をクラツチソ
レノイド58を駆動することで変位させるように
構成し、クラツチソレノイド58を第7図に示さ
れるようにローデイング完了検出スイツチ100
がON状態とされた場合に駆動する様に構成する
ことも考えられる。要は、この発明における駆動
力伝達機構は、テープのローデイングと関連し
て、第1の態様から第2の態様に切換えられるこ
とにより、サーチモード時においてリール台12
あるいは13をアイドラ14によつて適当な巻取
トルクで駆動する構成であれば、具体的構造はど
の様なものであつてもよいものである。
また上記実施例装置は、アイドラ14を駆動力
伝達機構を介してキヤプスタンモータ18により
回転駆動する場合について説明したが、アイドラ
14の駆動は、キヤプスタンモータ18とは別に
専用モータを設け、このモータにより行うように
してもよい。
以上説明したように、この発明によれば、従来
に比べて極めて簡単なリール駆動機構の構造によ
り高速サーチ機能を有する回転ヘツド型再生装置
を構成できるようになる。また操作部材も、通常
の早送り、早巻戻し操作部材をサーチモード用の
操作部材として兼用することが可能となる。した
がつて、高速サーチ機能を有する回転ヘツド型再
生装置を従来に比べて小型軽量に構成でき、また
操作部の構成も従来に比べて単純化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、この発明の一実施例に係る
回転ヘツド型再生装置の構成を示すもので、それ
ぞれ第1図は、アンローデイング状態の平面図、
第2図はローデイング状態の平面図、第3図は、
第2図における線A−A′における断面図、第4
図は駆動力伝達機構の分解斜視図、第5図は、ク
ラツチ切換板の斜視図、第6図は、第3図におけ
る矢印D方向からみた側面図、第7図は、ローデ
イングモータおよびキヤプスタンモータの駆動回
路図である。 7,8……ローデイングリング、9……ローデ
イングモータ、12……供給リール、13……巻
取リール、14……アイドラ、18……キヤプス
タンモータ、23……クラツチ板、24……駆動
プーリー、25……すべり部材、27……クラツ
チ切換板、30……第2の操作部材としての早送
り操作部材、31……第3の操作部材としての早
巻戻し操作部材、43……第1の操作部材として
のプレイボタン、101……ローデイング終了検
出スイツチ、102……アンローデイング終了検
出スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転ヘツドを具えるテープ案内ドラムの周囲
    にテープ状記録媒体を所定の角度添接させるため
    のテープローデイング機構と、前記回転ヘツドに
    よる前記記録媒体からの信号の再生を命じるとと
    もに前記テープローデイング機構の動作を指示す
    る第1の操作部材と、夫々前記テープ状記録媒体
    の正方向、逆方向への高速送りを命令する第2、
    第3の操作部材と、該第2、第3の操作部材の操
    作に応じて動力源の回転駆動力を巻取リール台及
    び供給リール台に選択的に伝達する駆動力伝達手
    段を具え、該駆動力伝達手段は、前記テープロー
    デイング機構により前記記録媒体がローデイング
    完了状態にある時前記動力源の回転駆動力をすべ
    りトルク伝達部を介して伝達する第1の態様に設
    定され、アンローデイング状態にある時前記動力
    源の回転駆動力を直接伝達する第2の態様に設定
    されることを特徴とする回転ヘツド型再生装置。 2 前記駆動力伝達手段は、前記テープローデイ
    ング機構の動作と関連して第1の位置から第2の
    位置に変位されるクラツチ切換板と、このクラツ
    チ切換板と連動し、前記第1の態様と前記第2の
    態様との切換えを行うクラツチ機構とを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転
    ヘツド型再生装置。 3 前記駆動力伝達手段は前記供給リール台およ
    び前記巻取リール台に選択的に当接可能に構成さ
    れたアイドラを有し、該アイドラは、前記第2の
    操作部材の操作に関連して巻取リール台に当接さ
    れ、前記第3の操作部材の操作に関連して供給リ
    ール台に当接されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項もしくは第2項記載の回転ヘツド型再
    生装置。
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