JPS62283442A - 回転ヘツド型再生装置 - Google Patents

回転ヘツド型再生装置

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JPS62283442A
JPS62283442A JP62054438A JP5443887A JPS62283442A JP S62283442 A JPS62283442 A JP S62283442A JP 62054438 A JP62054438 A JP 62054438A JP 5443887 A JP5443887 A JP 5443887A JP S62283442 A JPS62283442 A JP S62283442A
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capstan
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pinch roller
reel
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Masaya Maeda
真栄田 雅也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テープローディング機構を有し、かつ、い
わゆる高速サーチ機能を備えた回転ヘッド型再生装置に
関し、特にその操作部材の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
高速サーチ機能、すなわち、テープローディング状態に
おいてテープを高速走行させ、再生信号を得る様な動作
モード(以下、サーチモードと呼ぶ)を有する回転ヘッ
ド型再生装置においては、テープがローディングされた
状態及びテープがアンローディングの状態の夫々で高速
走行時におけるテープの巻取りを行う関係上、供給リー
ル台および巻取リール台のトルクの設定が複雑なものと
なる。このため、従来のこの種の装置においては、供給
、@取の両リール台にそれぞれ専用モータを設け、この
モータの回転を電気的にコントロールしたり、あるいは
複雑なメカクラッチを用いてコントロールすることで各
動作モードにおけるリール台のトルクの設定を行ってい
る。
(発明が解決しようとする問題点) そのため操作部も通常の早送り、半巻戻し操作部材の他
にサーチモード専用の操作部材が順送りと逆送りの各々
1個づつ独立して設けられているため、その分操作部の
構成が複雑化し、操作部の占めるスペースも大きなもの
となっている。これらの欠点は、小型軽量化および良好
な操作性を極めて要求されるポータプルタイプの回転ヘ
ッド型再生装晋を構成する場合に特に問題となる。
(問題を解決する為の手段) この発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、従来に比べて操作部の構成が極めて
簡単な、高速サーチ機能を有する回転ヘッド型再生装置
を提供することである。
一般にサーチモートの設定は、テープローディング状態
においてキャプスタンを通常記録再生速度に比べて高速
で回転させ、テープを順方向あるいは逆方向に高速走行
させることにより行われる。この場合、テープの巻取を
行うリール(すなわちテープ走行が順方向である場合に
は巻取りリール、テープ走行が逆方向である場合には供
給リール)は、通切な伝達トルクに設定されたすべりト
ルク部を介して、サーチモードの際のテープスピードよ
り若干速めに設定された回転数で巻取る必要がある。こ
れに対して、通常の半巻戻し、早送り時には、供給リー
ルあるいは巻取リールにモータの駆動力を直結すること
で行うが、この場合には巻取トルクが大きくなり、さら
にテープが高速で走行するため、テープをテープ案内ド
ラムおよびその他固定ヘッド等に当接させた状態で行う
ことは望ましくない。そこでこの発明は、キャプスタン
とピンチローラとの圧接をテープのローディングに連動
して制御し、テープがローディングされている状態にお
いては、半巻戻し、早送り操作部材を操作することでサ
ーチモード時のテープ走行速度がキャプスタンにより決
定され、テープがアンローディング状態である時におい
ては、テープの走行速度がリールにより決定されるよう
に構成したものである。
このように構成することで、テープローディング状態で
のサーチモードおよびカセット内にテープを巻取った状
態(アンローディング状態)での早送り、半巻戻しを同
一の操作部材により行うことが可能となる。
この発明による回転ヘッドを再生装置は、回転ヘッドを
具えるテープ案内ドラムの周囲にテープ状記録媒体を所
定の角度添接させるためのテープローディング機構と、
前記回転ヘットによる前記記録媒体からの信号の再生を
命じるとともに前記テープローディング機構の動作を指
示する第1の操作部材と、夫々前記テープ状記録媒体の
正方向、逆方向への高速送りを命令する第2゜第3の操
作部材と、巻取リールと供給リール間に張架された前記
テープ状記録媒体をその長手方向に搬送するためのキャ
プスタン及びピンチローラと、供給リール台及び巻取リ
ール台を駆動する駆動手段と、前記キャプスタンとピン
チローラとを圧接する圧接手段とを具え、前記テープロ
ーディング機構により前記記録媒体がローディング完了
状態にある時前記圧接手段は前、記キャプスタンとピン
チローラとを圧接せしめると共に前記第2.第3の操作
部材の操作に応じてキャプスタンを通常再生時と同一方
向、逆方向に高速回転させ、前記記録媒体がアンローデ
ィング状態にある時前記圧接手段は前記キャプスタンと
ピンチローラとを離間すると共に前記第2.第3の操作
部材の操作に応して前記巻取リール、前記供給リールを
高速回転させる構成としたことを特徴とするものである
〔実施例) 以下、図面を用いてこの発明の実施例を詳細に説明する
。第1図および第2図は、この発明の一実施例に係る回
転ヘッド型再生装置の概要を示すもので、第1図には、
テープローディング前の状態、第2図にはテープローデ
ィング完了後の状態がそれぞれ図示されている。この装
置で採用されているテープローディング方式は、基本的
には、いわゆる「Mローディング方式」である。第1図
において(2)はテープカセットで、不図示のカセット
装着装置によって図示した様に供給リール台(12)お
よび巻取リール台(13)上に配置され、それぞれカセ
ット(2)内部に並列2胃された不図示の供給リールお
よび巻取リールの中心孔に、上記リール台(12) 。
(13)の回転軸が嵌合される。なお、図面には示され
ていないか、このカセット(2)の筐体の前面壁にはテ
ープ引出し用の開口部が設けられ、この開口部に対向す
る如く石n気テープが配置されており、また上記筐体の
下面部の所定位置には、後述するテープ引出し部材(3
)、(4)等のテープ引出し手段を嵌挿するための切欠
部が形成されている。このようなテープカセット(2)
の構造は公知なので、ここでは詳述しない。
上記カセット(2)を第1図に示された所定位置に装着
したとき、上記カセット(2)の上記開口部に対向する
テープの内側にはテープ引出し部材(3)、(4)、ピ
ンチローラ(5)およびテープ引出しビン(35a)が
嵌挿配置される。
上記テープ引出し部材(4)およびピンチローラ(5)
はローディングリング(7)上に回動可能に設けられ、
上記テープ引出し部材(3)は、ローディングリング(
8)上に回動可能に設けられている。またテープ引出し
ピン(35a)はテープ引出しアーム(35)上に設け
られている。上記ローディングリング(7)、(8)は
、テープ案内ドラム(36)の周囲に積層2賀され、ロ
ーディングモータ(9)によってそれぞn相反的に回動
される。すなわち、上記ローディングリング(7)、(
8)の周囲には、ギヤ部が形成されており、それぞれの
ギヤ部にはギヤ(10)、(11)が噛合している。そ
して、これらのギヤ(10)、(11)もまた噛合して
おり、ギヤ(11)にモータ(9)の回転が伝達される
。このため、ローディングソング(7)。
(8)は、ローディングモータ(9)の回転によって常
に反対方向に回動される。テープのローディング時には
、上記ローディングリング(7)は矢印B方向に回動さ
れ、ローディングリング(8)は矢印C方向に回動され
る。そしてこのローディングリング(7)、(8)の回
動に連動して、上記テープ引出し部材(4)および(3
)は、不図示のガイド手段によって所定の経路に従って
移動し、テープ(39)をカセット(2)内から引き出
して、テープ案内ドラム(36)の周囲に略180度の
所定の角度範囲添接させる。なお、上記テープ案内ドラ
ム(36)の内部には、回転ヘッド(不図示)が内蔵さ
れている。この回転ヘッドは、案内ドラム(36)の周
囲に添接されたテープに映像信号を記録し、あるいはテ
ープに記録された映像信号の再生を行うためのものであ
る。
上記ピンチローラ(5)は、ローディングリング(7)
上に軸支(5b)されたピンチローラアーム(5a)上
に回転可能に設けられており、上述したローディングリ
ング(7)の矢印B方向の回動に連動して、不図示のガ
イド手段によって規制される所定の経路に従って移動し
、テープ(39)を第2図に示された音声およびコント
ロールヘッド(37)に当接させるとともに、ローディ
ング終了時点でキャプスタン(6)近傍に位ごする。そ
して、ローディング完了の検出によって動作するピンチ
ローラソレノイド(38)によってテープ(39)を挾
んでキャプスタン(6)に圧着され、テープを走行させ
る。なお、上記ピンチローラソレノイド(38)の動作
に連動して、モータ(18)の回転軸(19)によりベ
ルト駆動されるティクアップ用アイドラ(28)が巻取
リール台(13)に圧接された状態とされ、巻取リール
台(13)にモータ(18)の回転を伝達し、巻取リー
ル台(13)を回転させる。なお、このモータ(18)
の回転は回転軸(19)に掛けられたベルトを介してキ
ャプスタ(6)のフライホイール(6a)にも供給され
、キャプスタン(6)を駆動するようになっている。
上記テープ引出しアーム(35)は、基板(1)上に回
動可能に軸支(35b)されており、上記ローディング
リング(8)の回動に連動して、第2図に示されるテー
プ案内位置に移動し、テープ(39)を全巾消去ヘッド
(40)に圧接させるとともに、不図示のバックテンシ
ョン制御機構と′a勅し、供給リール台(12)に制動
をかけ、テープ(39)に所定のバックテンションを付
与する。
なお、上記ローディングリング(7)上にはまた作動突
起(7a)、(7b)が形成されている。この突起(7
a)、(7b)は、それぞれローディング終了検出スイ
ッチ(100)およびアンローディング終了検出スイッ
チ(101)を作動させるためのもので、それぞれ、ロ
ーディングリング(7)がローディング終了位置まで回
動したとき(第2図の状態)、およびアンローディング
終了位置まで回動したとき(第1図の状態)に上記スイ
ッチ(100)あるいは(101)を突起(7a)、(
7b)で押圧し、ON状態とする位置に設けられている
上記装置において、テープ早送り時におけるリール台(
12)あるいは(13)の駆動は、基板(1)に植設さ
れたi[h(12a)、(13a)にそれぞれ回動自在
に軸支された供給および巻取リール(12)、(13)
の略中間に配設されたアイドラ(14)を、早送り時の
巻取側にあたるリール台(12)あるいは(13)に圧
接することによって行う。上記アイドラ(14)は、第
3図および第4図に詳細に示されるように、アイドラ台
(15)に回転可能に嵌挿されたアイドラ軸(20)の
上端に固定されている。
このアイドラ@(20)の第3図で示される位置には中
間リング(26)が固定されている。
このリング(26)の下側の面の内側には、フェルト等
のすべり部材(25)が接着固定されており、その外側
には係合凸部(26a)が設けられている。そして、上
記アイドラ軸(20)の中間リング(26)の下部には
駆動プーリー(24)が@(20)に対して回転可能か
つスラスト方向にも摺動可能に嵌合されている。
二°の駆動プーリー(24)は円板上の鍔部(24a)
と円筒状のボス部(24b)とから構成され、円板状の
鍔部(24a)の外周に駆動ベルト(不図示)が掛けら
れキャプスタンモータ(18)の回動駆動力が伝達され
る。このため鍔部(24a)の外周縁には駆動ベルト収
納用の凹部(24c)が形成されている。また上記鍔部
(24a)の所定の位置には一対の透孔(24d)、(
24d’ )が形成されており、上記ボス部(24b)
外周にはクラッチ板(23)が回転および摺動自在に嵌
合され、このクラッチ板(23)に一部に設けられた一
対の突起部(231))、(23b’)が、上記駆動プ
ーリ(24)の鍔部(24a)に形成された上記透孔(
24d)、(24d’ )に遊嵌されている。
またこのクラッチ板(23)の外周面には突出縁(23
a)が形成されており、この突出縁(23a)は後述す
るクラッチ切換板(27)のコ字状の挾持部(27d)
に挾持され、第3図に示された、ローディング完了状態
では図に示す位置に保持されている。なお、上記アイド
ラ軸(20)の下端には、ストッパースリーブ(21)
が固定されこのスリーブ(21)と上記駆動プーリー(
24)のボス(24b)の下端部との間に挿入されたコ
イルスプリング(22)により、上記駆動プーリー(2
4)を第3図における上部方向、すなわち中間リング(
26)方向に附勢している。このため、駆動プーリー(
24)は常時中間リング(26)の下面に設けられたす
べり部材(25)に圧着された状態とされる。
したがって第3図の状態にあるときには、キャブスタン
モータ(18)による駆動プーリー(24)の回転は、
すべて部材(25)を介してアイドラ@j(20)に伝
達されアイドラ(14)を駆動する。
クラッチ切換板(27)は、上記クラッチ板(23)を
アイドラ軸(20)に対して上下方向に摺動させる作用
をなすもので、第5図に示されるように、その側縁部に
は一対の取付腕(27a)、(27a’ )を備えてい
る。この取付腕(27a)、(27a’ )には、それ
ぞれ透孔が形成されており、第6図に示されるようにこ
の透孔および基板(1)の所定位置に切起しによって形
成した一対の取付部(Ia)、(la’ )の透孔に取
付ビン(41)を共通に嵌挿することで、基板(1)の
下面に回動自在に取付けられる。このクラッチ切換板(
27)の一端部は、その一部かL字状に切起されて、横
方向から見た場合にコ字状を呈する挾持部(27d)が
形成されている。そして、この挟持部(27d)に上記
クラッチ板(24)の突出縁(23a)が収容され摺動
可能に挾持される。クラッチ切換板(27)の他端部は
折曲段部(27e)によって基板(1)方向に上昇され
て作動片(27b)を形成し上記ローディングリング(
8)の下部に位置されている。この作動片(27b)の
一方の側部には、テーパ面を有するストッパ部(27c
)が形成されている。なお、クラッチ切換板(27)は
不図示のバネにより第3図における反時計方向に回動附
勢されており、この回動は、上記ストッパ部(27c)
が基板(1)に当接することで阻止されている。また上
記ローディングリング(8)の下部のアンローディング
終了に対応する位置には、第6図に示される様に作動突
起(8a)が形成されており、ローディングリング(8
)がアンローディング状態にあるとき、この作動突起(
8a)がクラッチ切換板(27)の作動片(27b)と
当接してこれを押圧し、クラッチ切換板(27)をバネ
の附勢力に抗して第3図における時計方向に回動させる
このクラッチ切換板(27)の時計方向の回動により、
突出縁(23a)が挾持部(27d)に挟持されたクラ
ッチ板(23)が上昇し、“駆動プーリー(24)の透
孔(24d)、(24d′)に遊嵌されているクラッチ
板(23)の突起部(23b)、(23b” )が、中
間リング(26)に形成された係合凸部(26a)と係
合してキャプスタンモータ(X8)による駆動プーリー
(24)の回転駆動力を中間リング(26)に直接伝達
する状態に切換える。
なお、上記アイドラ台(15)は基板(1)に植設され
た@(16)に回動可能に軸支されるとともに、基板(
1)に植設されたピン(42)に取付られたバネ(17
)によりアイドラ台(15)に形成された突起部(15
a)が挟持されて中央位置に附勢され、常時は両リール
台(12)、(13)に略中央部に位置規制されている
。なお、アイドラ台(15)には軸(16)に対して対
称に一対の腕部(15b)、(15C)が形成されてお
り、この腕部(15b)、(15c)はそれぞれ、早送
りボタン(30a)および単巻戻しボタン(31a)の
押圧によって摺動する早送り操作部材(30)および単
巻戻し操作部材(31)の端部に対向して配置されてい
る。このため、早送りボタン(30a)の押圧動作に関
連して上記腕部(15b)が押圧され、アイドラ台(1
5)を時計方向に回動し、アイドラ(14)を巻取リー
ル台(13)に当接させる。同様に単巻戻しボタン(3
1a)の押圧動作に関連して上記腕部(15b)が押圧
され、アイドラ台(15)を反時計方向に回動し、アイ
ドラ(14)を供給リール台(12)に当接させる。
なお、第1図において(32)は、早送り操作部材(3
0)および単巻戻し操作部材(31)の動作に関連して
、図面左方向に摺動されるように構成されたi習勅板で
、この摺動板(32)の左方向への摺動によりこれに一
端が係止された作動レバー(33)が時計方向に回動さ
れ、その他端部の変位により上記ティクアップ用アイド
ラ(28)を巻取リール台(13)から離間させる。ま
た上記早送り操作部材(30)および半巻戻し操作材(
31)の動作に連動し、第7図に示されたスイッチ(l
o3)、(t。
4)ON状態とされる。
第7図は、上記装置におけるローディングモータ(9)
とキャプスタンモータ(18)の駆動回路を示すもので
、アンローディング完了状態が図示されている。図中、
(100)は上述したローディング完了検出スイッチ、
(101)は上述したアンローディング完了検出スイッ
チ。
(102)は、第1図に示されたプレイボタン(43)
が押圧された場合にON状態とされるスイッチ、(10
3)は、早送りボタン(30a)が押圧された場合にO
N状態とされるスイッチ、(104)は、半巻戻しボタ
ン(31a)が押圧された場合にON状態とされるスイ
ッチである。これらのスイッチ(100)乃至(104
)は、常開型のマイクロスイッチで構成されており、そ
れぞれ押圧されたときにON状態(すなわち導通状態)
となり、押圧されていないときにOFF状態(すなわち
非導通状態)となる。そして、上記スイッチ(100)
乃至(104)はそれぞれ一方の端子が正の電源Vに接
続され、他の端子がそれぞれ抵抗R6乃至R4を介して
接地され、抵抗Ro乃至R4を介して接地される側の端
子より出力Po乃至P4が取り出される。したがって、
これらの出力P。乃至P4は、スイッチ(100)乃至
(104)がそれぞれON状態のとき、すなわち押圧さ
れたとき「ハイレベル」となりOFF状態のとき、すな
わち押圧されていないとき「ローレベル」となる。上記
ローディングそ一タ(9)およびキャプスタンモータ(
18)は直流モータが使用されており、ローディングモ
ータ(9)は駆動制御回路(44)いよって回転駆動さ
れる。この駆動制御回路(44)は、制御端子(44a
)および(44b)を備えている。そして、この制御端
子(44a)に供給される制御信号が「ハイレベル」で
制御端子(44b)に供給される制御信号が「ローレベ
ル」のときローディングモータ(9)に矢印E方向の駆
動電流を流し、制御端子(44a)に供給される制御信
号が「ローレベル」で制御端子(44b)に供給される
制御13号が「ハイレベル」のときローディングモータ
(9)に矢印F方向の駆動電流を流しモータ(9)を回
転駆動する様に構成されている。すなわち、上記駆動制
御回路(44)は、例えば図に示す如くエミッタ共通に
接続された一対のPNP型トランジスタT + 、 T
 2とエミッタが共通に接続された一対のNPN型トラ
ンジスタT、、T4とによってブリッジ回路を構成し、
トランジスタT1とT3の接続点SとトランジスタT2
とT4の接続点Tとの間にローディングモータ(9)を
接続する。そして、これらのトランジスタT、乃至T4
を、制御用の一対のNPN型トランジスタT、、T6で
スイッチング制御する。すなわち、上記トランジスタT
5のベースは、ベース抵抗を介して、上記制御端子(4
4a)に接続されており、このトランジスタT5がON
状態とされたとき、上記トランジスタT 2 、 T 
3をON状態とする。またトランジスタT6のベースは
、ベース抵抗を介して、上記制御端子(44b)に接続
されており、このトランジスタT6がON状態とされた
とき、上記トランジスタT+ 、T4をON状態とする
。この様なモータ駆動回路は公知なので、構成のより詳
細な説明は省略する。
上記制御端子(44a)には、インバータ(45)を介
して、ナンド回路(46)の出力が供給されるようにな
っており、このナンド回路(46)にはそれぞれインバ
ータ(47)。
(48)を介してスイッチ(101)の出力P1および
スイッチ(102)の出力P2が供給される。制御端子
(44b)には、インバータ(49)を介してナンド回
路(50)の出力が供給されるようになっており、この
ナンド回路(5o)にはスイッチ(102)の出力P2
およびスイッチ(100)の出力P0がインバータ(5
1)を介して供給される。(52)は、キャプスタンモ
ータ(18)の駆動回路で、速度制御回路(521)と
駆動制御回路(522)とから構成されている。速度制
御回路(521)は、制御信号に応じてキャプスタンモ
ータ(18)の回転数を、キャプスタン(6)がテープ
(39)を通常のテープ速度で走行させる第1の回転数
N、か、あるいはキャプスタン(6)がテープ(39)
をサーチモードのテープ速度で走行させる第2の回転数
N2かに設定する作用を行うもので、制御信号としてア
ンド回路(53)の出力P、が供給されるようになって
いる。そして、このアンド回路(53)の出力P、が「
ローレベル」のときには、キャブスターモータ(18)
の回転数を第1の回転数N1に設定し、rハイレベル」
のときには第2の回転数N2に設定するように動作する
。駆動制御回路(522)は、供給される制御信号に応
じて、キャプスタンモータ(18)を、キャプスタン(
6]がテープを通常の走行方向に駆動する回転方向(以
下、正方向と称す)か、あるいはその反対方向(以下、
逆方向と称す)に駆動制御する作用を行うもので、制御
信号として増幅器(54)の出力P6が供給されるよう
になっている。そして増幅器(54)の出力P6が「ロ
ーレベル」のときには、キャプスタンモータ(18)を
正方向に駆動し、「ハイレベル」のときには逆方向に駆
動するように構成する。このような駆動制御回路(52
2)は、例えば、上記ローディングモータ(9)の駆動
制御回路(44)と同様に4個のトランジスタによるブ
リッジ回路を構成し、これらのトランジスタを制御信号
に応じて適宜スイッチング制御することで容易に構成す
ることができるので、ここでは、その内部の詳細な説明
は省略する。また、上記速度制御回路(521)も例え
ば、制御信号に応じて、キャプスタンモータ(18)に
流ねる電流の量を変化させることで容易に構成すること
ができる。特に上記駆動制御回路(522)を上記の如
く4個のトランジスタからなるブリッジ回路を用いて構
成した場合には、このブリッジ回路に供給する電源電圧
の大きざを制御信号P5に応じて切換えるようにすれば
良い。したがって、ここでは、その内部の詳細な説明は
省略する。
なお上記アント回路(53)には、アンド回路(55)
を介して、スイッチ(100)の出力P0とスイッチ(
102)の出力P2のアンド出力と、オア回路(56)
を介してスイッチ(103)の出力P3とスイッチ(1
04)の出力P4のオア出力とが供給され、上記増幅器
(54)にはスイッチ(104)に出力P4が供給され
る。
また、図中、点線で示された回路ブロック(57)、<
58)は、ソレノイド駆動回路とこの駆動回路によって
駆動されるクラッチソレノイドを示しており、上記クラ
ッチ切換板(27)の作動をローディングリング(8)
の下面に形成した作動突起(8a)で行わずに、クラッ
チソレノイド(58)を用いて行う構成の他の実施例の
場合に付加される回路で、上記ソレノイド駆動回路(5
7)には、制御信号としてスイッチ(100)の出力P
。が供給されるようになっている。そしてこの駆動回路
(57)は、スイッチ(100)の出力P、が「ハイレ
ベル」のときクラッチソレノイド(58)を駆動するよ
うに構成されている。
また、第7図においては、特に図示されていないが、キ
ャプスタンモータ(18)の駆動回路(52)には、プ
レイボタン(43)、早送りボタン(30a)、手巻戻
しボタン(31a)のいずれかが押圧された場合に、駆
動電圧か供給され、制御信号P5.P6に応じてキャプ
スタンモータ(18)を駆動するようになっている。
上記構成装訝の動作を説明すると、第1図に示されるよ
うにテープがアンローディング状態の場合には、上記ク
ラッチ切換板(27)は、その作動片(27b)が、ロ
ーディングリング(8)の下面に形成された作動突起(
8a)に押圧された状態にある。このため、クラッチ切
換板(27)は不図示のバネの附勢力に抗して第3図に
おける時計方向に回動された状態に位置している。した
がって、クラッチ切換板(27)の挟持部(27d)に
突出縁(23a)が挟持されたクラッチ板(23)は上
昇位置に保持されており、駆動プーリー(24)の透孔
(24d)。
(24d”)に遊嵌されているクラッチ板(23)の突
起部(23b)、(23b”)が、中間リング(26)
の係合凸部(26a)と係合した状態になっている。す
なわち、テープアンローディング状態ではモータ(18
)の回転駆動力は、駆動プーリー(24)、クラッチ板
(23)、中間リング(26)を介してアイドラ(14
)に直結されている。したがってこの状態においては、
早送りボタン(30a)、あるいは半巻戻しボタン(3
1a)を押圧してアイドラ(14)を巻取リール台(1
3)あるいは供給リール台(12)に当接させることで
、テープ(39)の高速送りがカセット(2)の内部に
おいてキャプスタンモータ(18)の駆動力により直接
行われる。
上記装置において再生状態とする場合には、プレイボタ
ン(43)を押圧することで行う。
すなわち、プレイボタン(43)を押圧するとこのプレ
イボタン(43)は不図示のロック機構により抑圧位置
でロックされ、スイッチ(102)がON状態に保持さ
れて、その出力P2は「ローレ゛ベル」から「ハイレベ
ル」と変化する。このときローディング完了検出スイッ
チ(100)はOFF状態でその出力P0は「ローレベ
ル」であるから、ナンド回路(50)の人力は、すべて
「ハイレベル」となり、ナンド回路(50)の出力は「
ローレベル」に変化する。
この結果、ローディングモータ(9)の駆動制御回路(
44)の制御端子(44b)には「ハイレベル」の信号
が供給される。この場合他方の制御端子(44a)は、
スイッチ(102)の出力P、が「ハイレベル」状態に
あるためナンド回路(46)の一方の人力が「ローレベ
ル」となっており、その出力が「ハイレベル」状態にあ
るため、「ローレベル」の信号が供給されている。した
がって、モータ(9)には駆動制御回路(44)により
矢印F方向に駆動電流が流れ、モータ(9)は回転を開
始する。この結果、ギヤ(11)を介して上記ローディ
ングリング(7)は第1図の矢印B方向に回動され、ギ
ヤ(11)および(10)を介してローディングリング
(8)は第1図の矢印C方向に回動され、それぞれ、テ
ープ引出し手段(4)および(3)を所定経路に従って
8勤させテープ(39)をカセット(2)内部より外部
に引き出し、テープ案内ドラム(36)周囲への巻き付
けを開始する。同時に上記アンロード完了検出スイッチ
(101)は、ローディングリング(7)上に形成され
た作動突起(7b)による押圧から解放され、その出力
P1は「ハイレベル」から「ローレベル」に変化する。
上記ローディングリング(7)、(8)が所定の角度範
囲回動され、テープ(39)のローディングが完了する
と、上記ローディング完了検出スイッチ(100)がロ
ーディングリング(7)上に形成された作動突起(7a
)によって押圧され、ON状態となり、その出力P0が
「ローレベル」カラ「ハイレベル」へ変化する。したが
って、ナンド回路(50)の一方の出力が「ローレベル
」となりナンド回路(5o)の出力は「ローレベル」か
ら「ハイレベル」へと変化する。
この結果、駆動制御回路(44)の制御端子(44b)
には「ローレベル」の信号が供給された状態となる。こ
のとき、制御端子(44a)は、スイッチ(102)の
出力P2が「ハイレベル」状態にあるため、上記の如く
「ローレベル」の信号が供給されている。したがって、
駆動制御回路(44)はローディングモータ(9)の回
転を停止させる。この結果、ローディングリング(7)
、(8)の回動は停止される。
また、上記テープ(39)のローディング完了に伴い、
不図示の制御手段により、ピンチローラ(5)がキャプ
スタン(6)に圧着され、テープ(39)は通常再生速
度で走行される。そして、ピンチローラ(5°)のキャ
プスタン(6)への圧着に連動して、不図示の駆動機構
によりティクアップアイドラ(28)が巻取リール台(
13)に圧着され、巻取リール台(12)を駆動してテ
ープ(39)の巻取りを開始する。この状態において、
テープ案内ドラム(36)の内部に配設された不図示の
回転ヘッドおよび、不図示の再生用電子回路により、テ
ープ(39)に記録されている電気信号を読み出し、所
定の信号処理を行い、不図示のディスプレ、イ装置に供
給して録画画像の再生を行う。すなわち、装置は再生状
態となる。この再生状態においては、上記クラッチ切換
板(27)の作動片(27b)は、ローディングリング
(8)の下面に形成された作動突起(8a)による押圧
から解放されており、クラッチ切換板(27)は不図示
のバネで附勢されて第3図で示す位置に保持されている
この結果、クラッチ板(23)は、その突起部(23b
)、(23b”)が、中間リング(26)に形成された
係合凸部(26a)と係合しない位置に保持される。こ
のため、モータ(18)の回転駆動力は、駆動プーリー
(24)、すべり部材(25)、中間リング(26)を
介してアイドラ(14)に伝達される状態となっている
。上述した再生状態において、早送りボタン(30a)
あるいは、半巻戻しボタン(31a)を押圧すると、ア
イドラ(14)が巻取リール台(13)あるいは供給リ
ール台(12)に当接されるとともに、摺動板(32)
が第1図の左方向に摺動され、作動レバー(33)が時
計方向に回動されて、ティクアップアイドラ(28)を
巻取リール台(13)から離間させる。それとともに、
スイッチ(+03)あるいはスイッチ(+04)がON
状態とされ、その出力P3あるいはP4が「ハイレベル
」となる。このため、オア回路(56)の出力は「ロー
レベル」から「ハイレベル」に変化する。このとき、上
記スイッチ(100)および(102)の出力P0およ
びP2はともに「ハイレベル」であるから、アンド回路
(53)の人力はすべて「ハイレベル」となり、アンド
回路(53)の出力P5は「ハイレベル」となる。この
結果速度制御回路(521)には「ハイレベル」の制御
信号が供給されることになり、キャブスターモータ(1
8)をキャプスタン(6)がテープ(39)をサーチモ
ードのテープ速度で走行させる第2の回転数N2で回転
させるべく速度制御する。この場合、キャプスタンモー
タ(18)の回転方向は、駆動制御回路(522)によ
り、半巻戻しボタン(31a)が押圧されスイッチ(1
04)がON状態とされたときには、逆方向に駆動され
、それ以外の場合には正方向に駆動される。これにより
テープ(39)は、ピンチローラ(5)、キャプスタン
(6)により通常再生時のテープ速度よりも高速のサー
チモードのテープ走行速度で正方向あるいは逆方向に走
行される。この時、上記の如くテープ巻取側のリール台
、すなわち、早送り時には巻取リール台(13)、半巻
戻し時には供給リール台(12) 、にはアイドラ(1
4)が当接され、アイドラ(14)によって回転駆動さ
れるが、この場合、アイドラ(14)は、上記の如くす
へり部材(25)を介してキャプスタンモータ(18)
の駆動力が伝達される機構に切り換えられた状態になっ
ているために、通常再生速度より高速で送られるテープ
を適当なトルクで円滑に巻取ることができる。
上記再生状態にある装置を停止状態とする場合には、ス
トップボタン(57)を押圧する。
ストップボタン(57)の抑圧により、プレイボタン(
43)は不図示のロック解除機構によりロック状態が解
除される。これにより、スイッチ(102)がOFF状
態となり、その出力P2は「ハイレベル」から「ローレ
ベル」に変化する。
この結果、ローディングモータ(9)の駆動制御回路(
44)の制御端子(44a)に供給される制御信号は「
ローレベル」から「ハイレベル」に変化する。このとき
、上記スイッチ(102)の出力P2は「ローレベル」
であるから、制御端子(44b)に供給される制御信号
は「ローレベル」となっている。この結果、駆動制御回
路(44)はモータ(9)に矢印E方向の駆動電流を流
し、モータ(9)を駆動する。
この場合、そ−タ(9)になたれる電流の方向は、ロー
ディング時の回転方向、すなわち矢印F方向とは反対方
向であるためモータ(9)は、ローディング時とは反対
方向に回転駆動されるようになる。したがって、ローデ
ィングリング(7)および(8)は、それぞれローディ
ング時とは反対方向に回動を開始する。また、ローディ
ングリング(7)、(8)の回動に同期して、不図示の
制御手段により、ピッチローラ(5)はキャプスタン(
6)から離間され、このピンチローラ(5)の動作にa
勤して、ティクアップアイドラ(28)の巻取リール台
(13)から離間される。同時にローディング完了検出
スイッチ(100)は、ローディングリング(7)の作
動片(7a)の抑圧から開放されて、スイッチ(100
)はOFF状態となり、その出力P。は「ハイレベル」
か「ローレベル」に変化する。
ローディングリング(7)、(8)のアンローディング
方向の回動により、テープ引出し手段(4)および(3
)は、ローディング時とは反対にテープ(39)をカセ
ット(2)内部に収容する方向に移動する。この場合、
供給リール台(12)には、不図示の動力伝達機構によ
り、ローディングリング(8)の回動が伝達され、余剰
テープを巻取る。そして、ローディグリング(7)がア
ンロード完了位置まで回動すると、アンロード完了検出
スイッチ(101)が作動片(7b)により押圧され、
ON状態となりその出力P1が「ローレベル」から「ハ
イレベル」に変化する。この結果、ナンド回路(46)
の一方の人力が「ローレベル」となりナンド回路(46
)の出力は「ローレベル」から「ハイレベル」となりナ
ンド回路(46)の出力は「ローレベル」から「ハイレ
ベル」に変化し、駆動制御回路(44)の制御端子(4
4a)に供給される制御信号は「ローレベル」となる。
このとき他方の制御端子(44b)に供給される制御信
号は、「ローレベル」であるから、上記駆動制御回路(
44)は、モータ(9)の回転を停止する。すなわち、
ローディングリング(7)、(8)の回動は停止され、
第1図に示されるアンローディング完了状態となる。こ
の状態においては、上述したように、クラッチ切換板(
27)の作動片(27b)は、ローディングリング(8
)の作動突起(8a)で押圧された状態となる。なお作
動片(27b)の一方の側面に形成されたストッパ部(
27c)のテーバ面は、アンローディング時において上
記作動突起(8a)を作動片(27b)に円滑に案内す
る作用をなす。
以上の如く、上記実施例装置においては、アイドラ(1
4)に回転駆動を伝達する駆動力伝達機構を、ローディ
ングリング(7)、(+3)の回動に関連してモータ(
18)の回転力を直接アイドラ(14)に伝達する第1
の態様から、モータ(18)の回転力をすべり部材(2
5)を介して伝達する第2の態様に切換えるように構成
したものである。このため、通常のテープ早送り・半巻
戻し時におけるリール台の駆動とサーチモード時におけ
る巻取側リール台の駆動とが同一のアイドラ(14)を
用いて行うことができるようになる。したがって、サー
チそ一ト可能な回転ヘッド型再生装置におけるリール台
駆動機構が極めて簡単化されるとともに、カセット内で
早送り、半巻戻しをする際に操作する操作部材をサーチ
モードの際の操作部材として兼用できるようになり、操
作部の構成も単純化されるようになる。
なお、上記の実施例装置においては、駆動力伝達機構を
第1の態様から第2の態様へ切換えるのに、クラッチ板
(23)とクラッチ切換板(27)とを用い、クラッチ
切換板(27)をローディングリング(8)の回動によ
り変位させることによりクラッチ板(23)を作動させ
る構成であったが、これに限定されるものではない。例
えば、第3図において点線で示されるようにクラッチ切
換板(27)をタラツチソレノイド(58)を駆動する
ことで変位させるように構成し、タラツチソレノイド(
58)を第7図に示されるようにローディング完了検出
スイッヂ(100)がON状態とされた場合に駆動する
様に構成することも考えられる。
また、上記実施例装置は、アイドラ(14)を駆動力伝
達機構を介してキャプスタンモータ(18)により回転
駆動する場合について説明したが、アイドラ(14)の
駆動は、キャプスタンモータ(18)とは別に専用モー
タを設け、このモータにより行うようにしても良い。
以上説明したように、この発明によれば通常の早送り、
半巻戻し操作部材をサートモード用の操作部材として兼
用することが可能となる。
したがって、高速サーチ機能を有する回転ヘッド型再生
装置の操作部の構成を従来に比べて単純化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、この発明の一実施例に係る回転ヘッ
ト型再生装置の構成を示すもので、それぞれ第1図は、
アンローディング状態の平面図、第2図はローディング
状態の平面図、第3図は、第2図における線A−A′に
おける断面図、第4図は駆動力伝達機構の分解斜視図、
第5図は、クラッチ切換板の斜視図、第6図は、第3図
における矢印り方向からみた側面図、第7図は、ローデ
ィングモータおよびキャプスタンそ一夕の駆動回路図で
ある。 (7)、(8)・・・ローディングリング、(9)・・
・ローディングモータ、 (12)・・・供給リール、 (13)・・・巻取リール、 (14)・・・アイドラ、 (18)・・・キャプスタンモータ、 (23)・・・クラッチ板、 (24)・・・駆動プーリー、 (25)・・・すべり部材、 (27)・・・クラッチ切換板、 (30)・・・第2の操作部材としての早送り)桑作部
材、 (31)・・・第3の操作部材としての半巻戻し操作部
材、 (38)・・・圧接手段としてのピンチローラソレノイ
ド、 (43)・・・第1の操作部材としてのプレイボタン、 (521)・・・速度制御回路、 (522)・・・駆動制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転ヘッドを具えるテープ案内ドラムの周囲にテープ状
    記録媒体を所定の角度添接させるためのテープローディ
    ング機構と、前記回転ヘッドによる前記記録媒体からの
    信号の再生を命じるとともに前記テープローディング機
    構の動作を指示する第1の操作部材と、夫々前記テープ
    状記録媒体の正方向、逆方向への高速送りを命令する第
    2、第3の操作部材と、巻取リールと供給リール間に張
    架された前記テープ状記録媒体をその長手方向に搬送す
    るためのキャプスタン及びピンチローラと、供給リール
    台及び巻取リール台を駆動する駆動手段と、前記キャプ
    スタンとピンチローラとを圧接する圧接手段とを具え、
    前記テープローディング機構により前記記録媒体がロー
    ディング完了状態にある時前記圧接手段は前記キャプス
    タンとピンチローラとを圧接せしめると共に前記第2、
    第3の操作部材の操作に応じてキャプスタンを通常再生
    時と同一方向、逆方向に高速回転させ、前記記録媒体が
    アンローディング状態にある時前記圧接手段は前記キャ
    プスタンとピンチローラとを離間すると共に前記第2、
    第3の操作部材の操作に応じて前記巻取リール、前記供
    給リールを高速回転させることを特徴とする回転ヘッド
    型再生装置。
JP62054438A 1987-03-09 1987-03-09 回転ヘツド型再生装置 Granted JPS62283442A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5460522A (en) * 1977-10-24 1979-05-16 Sony Corp Reproducer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5460522A (en) * 1977-10-24 1979-05-16 Sony Corp Reproducer

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