JPS624546A - パレツトチエンジヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は工作機械の加工テーブルに対しパレットを順次
交換す゛るパレットチェンジャに関す゛る。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

マシニングセンタなどにおいては、ワークの段取り作業
による工作機械の稼働率の低下を防ぐため、工作機械の
加工テーブルに対してパレットを順次交換するパレット
チェンジャが用いられている。

このパレットチェンジャとして、一対の油圧シリンダを
平行に配設し、この油圧シリンダにより、パレットに係
合するフックを備えたスライドバーを、パレット搭載テ
ーブル上に設置されたガイドウェイに沿って左右方向に
同時に伸縮させ、パレットマガジンにおりるパレットス
テーションおよび工作機械の加工テーブルに対してパレ
ットを同時に引渡し、引込みするようにした構造のもの
が知られている。

このような従来のパレットチェンジャにＪ３いては、一
対の油圧シリンダを、それぞれその伸長方向を逆にする
よう平行に配設してあり、パレットが大型化しスライド
バーの移動距離が大きくなると、油圧シリンダのスト［
１−りも長くなり、パレットチェンジレ全体の寸法が大
きくなるととともに、パレット交換時間が長くなるとい
う問題がある。

〔発明の目的〕

本発明はこのような点を考慮してなされ！ｃものであり
、小型でパレット交換時間の短いパレットチェンジャを
提供することを目的とする。

（発明の概要） 本発明は、工作機械のテーブルとパレットステーション
との間でパレットを交換するパレットチェンジャであっ
て、床上に設置された支持台と、この支持台上に水平面
内で１８０゛旋回可能に支持され、上部に互いに平行な
一対のガイドウェイが設けられているパレット搭載テー
ブルと、先端にパレットと係合するフックが取付けられ
、前記ガイドウェイに沿って互いに反対方向に駆動する
一対のスライドバーと、前記パレット搭載テーブルの上
面および一対のスライドバーの下面にそれぞれ設置プら
れた直線状の噛合部と、前記パレット搭載テーブルと一
対のスライドバーどの間に配設され、前記パレット搭載
テーブルと一対のスライドバーどにそれぞれ設けられた
直線状の噛合部に同時に噛合う歯車と、前記バレット搭
載テーブル上に設置され、前記歯車をスライドバーの摺
動方向に往復ｔｉ線移仙させるアクチュエータと、を備
えてなることを特徴どしている。

本発明によれば、スライドバーは、歯車の往復直線移動
速度の２倍の速度で移動することができ、まＩこ、歯車
の往復直線移動距離の２倍の距離移動゛することができ
る。これにより、パレットの交換時間を短縮することが
できるとともに、小さいストロークのアクチュエータを
用いることができ、パレットチェンジャの小型化を図る
ことができる。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。

図において符号１１はパレットチェンジャ１０のパレッ
ト搭載テーブルであり、このテーブル１１は床面上に！
１！設された支持台１２上に、中心軸を中心に水平面内
で１８０°旋回可能に配設されている。このテーブル旋
回機構としては、例えばピニオンとギＶの組合Ｉ！機構
あるいは油圧シリンダで往復駆動されるラックとピニオ
ンの組合Ｖ機構などの公知の機構を用いることができる
。

テーブル１１の上部には、パレットが［動するガイドウ
ェイ、例えば所定の間隔をおいて複数本（実施例では２
本）のガイドレール１３が互いに平行に配設されている
。このガイドレール１３の上面には、パレットの移動を
容易にり−るため、多数個のローラ１４が直線状に配列
されでいる。また、ガイドレール１３の側方位置には、
ガイドレール１３に沿って互いに反対方向に駆動する一
対のスライドバー１５が配設されている。このスライド
バー１５の先端には、それぞれパレットＰの端部に設り
られた鉤部１７に係合り゛るフック１８が取イ・ロノら
れている。このフック１８はピン１９を介してスライド
パー１５に対し１出動可能に取付けられ、通常時はスプ
リング２１により下方に引張られている。

一対のスライドパー１５の下面およびこのスライドパー
１５の下面に対向するテーブル１１の上面には、それぞ
れ直線状の噛合部、例えばチェーン２２および２３が直
線状に張着されている。このテーブル１１の上面に張着
されたチェーン２３は、スライドパー１５が、後退位置
と前進位置との闇を往復移動する際、次に述べる歯車が
噛合係合し得る範囲にわたって設けられている。一対の
スライドパー１５とテーブル１１との閤には、それぞれ
の直線状の噛合部に上下同時に噛合う歯車、例えばスプ
ロケット２４が、それぞれのチェーン２２．２３に同時
に噛合った状態で配設されている。このスプロケット２
４は、スライドパー１５とテーブル１１との間に、ガイ
ドレール１３と平行にかつＵいに反対方向に向けて配設
された一対の油圧シリンダ２５のピストンロッド２５　
ａの先端部に回転可能に取付ｉＪられている。

次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明する。

まず、第１図に示すように、スライドパー１５の先端に
取付けられたフック１８が、テーブル１１のほぼ中心の
付近まで後退移動させられた位置（待機位置）から前進
移動して、加工テーブルおよびパレットステーション上
のパレットＰを引１ｔ）Ｇノ、これをテーブル１１上に
引込む動作について説明する。それぞれの油圧シリンダ
２５が作動して、ピストンロッド２５ａが仲良すると、
スプロケット２４が押されて回転しつつ前進移動する。

この場合、スプロケット２４はチェーン２２および２３
に同時に噛合っているが、チェーン２３が張着されたテ
ーブル１１は固定されているので、チェーン２２の張着
されたスライドパー１５がズブ１］ケツト２４ど同一方
向に移動する。このスライドパー１５の移動速度は、ス
プロケット２４の移動速度（油圧シリンダ２５のピスト
ンロッド２５ａの伸長速度）の２倍となる。したがって
、ピストンロッド２５ａが速度ＶでＬの距離伸長すると
、スライドパー１５は、２ｖの速度で２Ｌの距ｔｌｉｔ
ｔＪ進移動する。

フック１８が前端位置まで移動すると（第１図において
符号１８ａで示す）、フック１８ａは加工テーブルおよ
びパレットマガジン上のパレットＰの鉤部１７に係合す
る。この係合は、フック１８ａおよび鉤部１７の先端に
形成されたそれぞれのテーパ面が当接することにより、
フック１８ａがスプリング２１の引張力に抗して上方に
揺動し、再び鉤部１７の凹所へはまり込むことによりな
される。

次に、油圧シリンダ２５を反対方向に作動させ、ピスト
ン【１ツド２５ａを引込めると、パレットＰはフック１
Ｂに引張られて加工テーブルおよびパレットステージ」
ン側からパレットチェンジＶ１０のガイドレール１３上
に移載される。この場合も、パレッｌ−Ｐはピストン［
１ツド２５ａの引込み速度の２倍の速度で移送される。

このようにして、スライドパー１５が再び後端位置まで
移動づると、２つのパレットＰは、第２図に示すように
、パレットチェンジヤ１０のテーブル１１上に完全に移
載された状態となる。この状態でテーブル１１を１８０
°旋回し、加工テーブル側からのパレットＰをパレット
ステーション側へ、パレットステーション側からのパレ
ットＰを加工テーブル側へ向ける。

つづいいて油圧シリンダ２５を作動し、ピストンロッド
２５ａを伸長させてスライドパー１５を前進移動させる
。ガイドレール１３上に載置されているパレットＰは、
フック１８に押されて移動し、それぞれ加工テーブルお
よびパレットステーモ 加工テーブルおよびパレットステーションは、所定距離
隣下し、これによりフック１８ａど鉤部１７との係合が
外れる。

その後、油圧シリンダ２５のピストンロッド２５ａが引
込められ、スライドパー１５Ｊ３よびフック１８が後退
移動して、再び前述した待機位置に戻る。

このように、本実施例によれば、スライドバー１５およ
びフック１８を、油圧シリンダ２５のピストンロッド２
５ａの伸縮速度の２倍の速度で移動さゼることができ、
パレットの移送時間を短縮することができる。また、フ
ック１８は油圧シリンダ２５のピストンロッド２５ａの
伸縮距離の２倍の距離移！ＪＪするので、従来のように
フックを油圧シリンダに直接連結した構造のものと比べ
、油圧シリンダのストロークを小さくすることができる
。

なＪ３、本実施例においては、スライドパー１５とテー
ブル１１との間に、歯車としてスプロケット２４を、お
よびこれに噛合う直線状の吻合部としてチェーン２２．
２３を張着した例を示したが、この伯に、スプロケット
２４の代わりにピニオンを用い、チェーン２２．２３の
代わりに、ピニオンと噛合うラックを固着してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、油圧シリンダの
ストロークに対し、２倍のパレッ１−搬送ス１〜ローク
を（４ることができ、油圧シリンダの長手方向寸法を類
クシ、パレットチェンジャの小型化を因ることができる
。

また、油圧シリンダのピストンロッドの伸縮速度に対し
、２倍のバレッ１−搬送速度を得ることができ、パレッ
トの交換動作時間を短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるパレットチェンジャの駆動機構を
示す第３図Ｉ−Ｉ線断面図、第２図は本発明によるパレ
ットチェンジャの側面図、第３図は第２図ｍ−■線断面
図である。 １０・・・パレットチェンジャ、１１・・・パレット搭
載テーブル、１３・・・ガイドレール、１５・・・スラ
イドバー、１７・・・鉤部、１８．１８ａ・・・フック
、２２．２３・・・チェーン、２４・・・スプロケット
、２５・・・油圧シリンダ、２５ａ・・・ピストンロッ
ド、Ｐ・・・パレット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、床上に設置された支持台と、 この支持台上に水平面内で１８０°旋回可能に支持され
   、上部に互いに平行な一対のガイドウェイが設けられて
   いるパレット搭載テーブルと、先端にパレットと係合す
   るフックが取付けられ、前記ガイドウェイに沿つて互い
   に反対方向に摺動する一対のスライドバーと、 前記パレット搭載テーブルの上面および一対のスライド
   バーの下面にそれぞれ設けられた直線状の噛合部と、 前記パレット搭載テーブルと一対のスライドバーとの間
   に配設され、前記パレット搭載テーブルと一対のスライ
   ドバーとにそれぞれ設けられた直線状の噛合部に同時に
   噛合う歯車と、 前記パレット搭載テーブル上に設置され、前記歯車をス
   ライドバーの摺動方向に往復直線移動させるアクチュエ
   ータと、 を備えてなる工作機械のテーブルとパレットステーショ
   ンとの間でパレットを交換するパレットチェンジャ。 ２、直線状の噛合部はチェーンを張着することにより形
   成され、歯車はこのチェーンに噛合う、スプロケットで
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のパレ
   ットチェンジャ。 ３、直線状の噛合部はラックを固設することにより形成
   され、歯車はこのラックに噛合うピニオンであることを
   特徴とする特許請求の範囲１項記載のパレットチェンジ
   ャ。 ４、アクチュエータは伸縮移動するピストンロッドを備
   えた油圧シリンダであり、前記歯車はピストンロッドの
   先端に回転可能に支持されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載のパレットチェンジャ。