JPS6245454Y2 - - Google Patents

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JPS6245454Y2
JPS6245454Y2 JP4885482U JP4885482U JPS6245454Y2 JP S6245454 Y2 JPS6245454 Y2 JP S6245454Y2 JP 4885482 U JP4885482 U JP 4885482U JP 4885482 U JP4885482 U JP 4885482U JP S6245454 Y2 JPS6245454 Y2 JP S6245454Y2
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JP
Japan
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thermolabel
conductor
label
rod
roller
Prior art date
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JP4885482U
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JPS58153513U (ja
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Priority to JP4885482U priority Critical patent/JPS58153513U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は送電状態の導体へのサーモラベルの貼
付器具に関するものである。
一般に工場内配電系における導体接続部等の温
度管理は上記導体表面に貼付けた感温紙(普通サ
ーモラベルと呼称され、以下サーモラベルと呼
ぶ)の変色を監視することにより行なわれてい
る。上記サーモラベルは、例えば15mm×30mm程度
の大きさで、表面に感温剤が塗布されると共に裏
面には接着剤が塗布されてなる。
上記サーモラベルの貼付けは、貼り付け導体部
の送電を停止(停電)して行なえば、容易である
が、工場の生産上、停電は不可能である。従つて
サーモラベルの貼り付けは、送電状態で行なわね
ばならない。なお感温して変色の完了したサーモ
ラベルは温度管理上、導体表面から剥ぎ取り、新
しいサーモラベルを貼り付ける必要があるがこの
剥ぎ取りに際しても、上記貼り付けと同様に送電
状態で行なわねばならない。
上記送電状態の導体表面へのサーモラベルの貼
り付けは従来、既存の電気絶縁性材質よりなる断
路器操作棒(デイスコン棒)を用い、その棒の先
端部のフツク部に、サーモラベル表面を糊付けし
ておいて、それが固着する前に、測温導体箇所へ
押し付けることにより行なつている。
この場合、デイスコン棒フツクの上記ラベル保
持力が充分でなく、デイスコン棒の操作によるラ
ベルの導体への位置決めまでに、フツクから外れ
て落下したり、あるいはフツクのラベル付着姿勢
が変化して測温導体箇所に正確に貼り付けること
が困難で複数回の貼り直しを行なわねばならず、
更に測温導体表面へのサーモラベルの接着状態を
全面にわたつて均一にするためにラベル表面を複
数回こする必要があり、極めて作業性が悪かつ
た。
なお上記貼り付け位置を誤つたサーモラベルあ
るいは前述の変色劣化したサーモラベルの剥ぎ取
りについては、従来、デイスコン棒の先端部に金
属プレートをプレート先端がデイスコン棒先端よ
り突出するようにビニールテープで巻き付け固定
し、このデイスコン棒を用いて変色劣化したサー
モラベルの導体表面よりの剥ぎ取りを行なつてい
る。
この場合、特に導体表面に貼り付けられている
サーモラベルの剥ぎ取りが困難であるばかりか、
デイスコン棒を斜めにするため、上記プレートが
他の相の導体に接触し、相間短絡の危険がありこ
れを回避するため極めて作業性が悪かつた。
本考案は、上記実状に鑑みなされたもので、本
考案は、送電状態の導体へのサーモラベルの貼り
付けを、測温箇所に正確かつ迅速に実施できる、
サーモラベルの貼付器具を提供するものである。
本考案は電気絶縁棒の先端部にローラ支持フレ
ームを設けると共に、外周にサーモラベル端部を
差し込み、保持する切込みを設けたゴム製ローラ
を回転自在に上記ローラ支持フレームに軸支した
ことを特徴とするサーモラベルの貼付器具にあ
る。
以下、本考案のサーモラベルの貼付器具の一実
施例を図面により説明する。
第1図は、電気絶縁棒として断路器の開閉操作
を行なうデイスコン棒を活用た本考案の器具の側
面図を示し、第2図は第1図のA−A線の第3図
は第1図のB−B線の矢視図を示す。
図面において1はデイスコン棒、2はデイスコ
ン棒1の先端部周面より突出するフツクである。
3は上記デイスコン棒1の先端部に着脱可能なア
タツチメントで、詳しくは塩化ビニール製パイプ
4の長手方向にデイスコン棒1のフツク2を案内
する切欠き5を設け、その切欠き5の終端に、切
欠き5と直交する切欠き6を設けて、パイプ4を
上記デイスコン棒1の先端部に着脱可能にしたも
のである。7は上記パイプ4の先端に突出して固
定した塩化ビニール製アームプレートで、詳しく
はパイプ4の先端の蓋部材8に、L型のアームプ
レート7をボルト・ナツト9で固定し、その蓋部
材8をパイプ4の先端部に接着剤で接着固定した
ものである。
10は、ローラ支持フレームで、11はL型の
サーモラベル剥ぎ取りプレートである。上記支持
フレーム10及びプレート11はアームプレート
7の先端部の上面及び下面に、ボルト・ナツト1
2で回転可能に設けている。これによりフレーム
10及びプレート11はデイスコン棒1の棒軸方
向に回転可能となる。13は上記支持フレーム1
0に軸14で支持され回転自在なゴム製ローラで
あり、詳しくは軸14で軸支されたベアリング1
5の外周にゴムリング16を装着してなる。
17はローラ13の外周面の3箇所に設けたサ
ーモラベル18の端部を差込み、ラベル18を保
持する切込みである。この切込み深さは3mm程
度、切込角度は外面接線に対して45度程度にする
のが、ローラによるラベルの貼り付け上好まし
い。以上の様に構成したアタツチメント3を長さ
3〜5mの上記デイスコン棒1の先端部に装着す
ることによりサーモラベルの貼付器具が構成され
る。
以上のようにして構成したサーモラベルの貼付
器具の使用法を説明する。
送電状態の導体表面への貼り付けに際しては、
まず第1図図示の如く、サーモラベル18の長手
方向端部を、ローラ13の切込み17に差し込
む。この際、ローラ13の回転方向19(切込み
17の切込み方向)のラベル18の面20が、接
着剤塗布面となるように行なう。このようにサー
モラベル18はゴム製ローラ13の切込みに差し
込まれ、この差し込み部の保持力と差し込み部の
ラベル接着力で保持されるのでデイスコン棒1の
操作によるラベル18の導体表面への位置決めま
での間に落下するようなことがない。本実施例で
はローラ支持フレーム10を回転可能に設けてい
るので、次に上記導体の設置方向に応じてローラ
支持フレーム10の回転位置決めを行なう。具体
的には例えば垂直方向に配置された導体部に貼付
する場合には、第1図図示の如く、デイスコン棒
1の棒軸方向に、ローラ13が回転するように、
一方例えば水平方向に配置された導体部に貼付す
る場合には、デイスコン棒1の棒軸方向と直交す
る方向にローラ13が回転するようにフレーム1
0の回転位置決めを行なう。
次に、デイスコン棒1を操作してローラ13を
導体表面に位置決めする。そしてローラ13を導
体表面に押し付ける。更にデイスコン棒1を操作
して、ローラ13を導体に沿つて回転走行せしめ
る。これだけの操作により、ラベル18は失敗な
く導体表面の所定位置に確実に、全面が均一な接
着状態で貼付される。
なお上記ラベルの貼付に際して、剥ぎ取りプレ
ート11は第1図図示の如く、アームプレート7
の下面下に回動位置せしめて貼付作業の支障とな
らないようにしている。
なお本実施例の貼付器具では剥ぎ取りプレート
11を設けているので、劣化ラベルの導体からの
剥ぎ取りに際しては、前記ラベル貼付と同様に、
上記導体の設置方向に応じてラベル剥ぎ取りプレ
ート11の回動位置決めを行ない、デイスコン棒
1を操作して、迅速に劣化ラベルを剥ぎ取ること
ができる。このように、剥ぎ取りプレート11の
デイスコン棒1の棒軸方向に対する突出角度を、
種々設定できるので、相間短絡の危険をおかすこ
となく容易に劣化ラベルを剥ぎ取ることができ
る。
以上の様に本考案のサーモラベルの貼付器具
は、電気絶縁棒の先端部にローラ支持フレームを
設けると共に、外周にサーモラベル端部を差込
み、保持する切込みを設けたゴム製ローラを回転
自在に上記ローラ支持フレームに軸支したもので
あるから、サーモラベルの貼り付けを送電状態の
導体所定箇所に正確かつ能率よく安全実施でき、
しかも確実な貼付状態を確保できるものである。
なお前記本考案の実施例器具では同一の器具で
一連の劣化サーモラベルの剥ぎ取り作業並びに新
サーモラベルの貼付作業を実施でき、その劣化サ
ーモラベルの剥ぎ取りを安全かつ能率よく実施で
きる。
更になお、前記実施例では、デイスコン棒を絶
縁棒として活用しているが、専用の絶縁棒を用い
て、この棒にローラ支持フレーム及びゴム製ロー
ラを設けて、好ましくは回転可能に設けて本考案
のサーモラベルの貼付器具を構成しても良い。こ
の場合の絶縁棒の長さは安全上デイスコン棒と同
様な3〜5mとするのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサーモラベルの貼付器具の一
実施例説明用正面図、第2図は第1図のA−A線
の断面図、第3図は第1図のB−B線の矢視図で
ある。 1……デイスコン棒、2……フツク、3……ア
タツチメント、4……パイプ、5……切欠き、6
……切欠き、7……アームプレート、8……蓋部
材、9……ボルト・ナツト、10……ローラ支持
フレーム、11……サーモラベル剥ぎ取りプレー
ト、12……ボルト・ナツト、13……ゴム製ロ
ーラ、14……軸、15……ベアリング、16…
…ゴムリング、17……切込み、18……サーモ
ラベル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気絶縁棒の先端部にローラ支持フレームを設
    けると共に、外周にサーモラベル端部を差込み、
    保持する切込みを設けたゴム製ローラを回転自在
    に上記ローラ支持フレームに軸支したことを特徴
    とするサーモラベルの貼付器具。
JP4885482U 1982-04-06 1982-04-06 サ−モラベルの貼付器具 Granted JPS58153513U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4885482U JPS58153513U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 サ−モラベルの貼付器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4885482U JPS58153513U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 サ−モラベルの貼付器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153513U JPS58153513U (ja) 1983-10-14
JPS6245454Y2 true JPS6245454Y2 (ja) 1987-12-04

Family

ID=30059753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4885482U Granted JPS58153513U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 サ−モラベルの貼付器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58153513U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58153513U (ja) 1983-10-14

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