JPS6244912A - 発泡絶縁電線の製造方法 - Google Patents
発泡絶縁電線の製造方法Info
- Publication number
- JPS6244912A JPS6244912A JP60183290A JP18329085A JPS6244912A JP S6244912 A JPS6244912 A JP S6244912A JP 60183290 A JP60183290 A JP 60183290A JP 18329085 A JP18329085 A JP 18329085A JP S6244912 A JPS6244912 A JP S6244912A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulated wire
- cooling gas
- foam
- cooling
- foam insulated
- Prior art date
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、均一な高発泡特性を右する発泡絶縁電線の製
造方法に係わるものである。
造方法に係わるものである。
[従来の技術]
電子機器の内部配線に使用される絶縁電線は、最近器々
細線化し、且つ、高密度実装に使用されるために絶縁性
と共に、耐熱性も高く要求されている。
細線化し、且つ、高密度実装に使用されるために絶縁性
と共に、耐熱性も高く要求されている。
特に大型コンピュータ等に使用される絶縁電線は、前記
特性の改良の他に、信号の伝送速度を早めるためにその
絶縁電線の被覆絶縁材の等価誘電率を下げ、可能な限り
誘電率1に近付りることが要求されている。
特性の改良の他に、信号の伝送速度を早めるためにその
絶縁電線の被覆絶縁材の等価誘電率を下げ、可能な限り
誘電率1に近付りることが要求されている。
耐熱性、絶縁性、機械的強度、加工性等の特性上、最良
なものとして、現在絶縁電線の被覆材としては、弗素樹
脂系コンパウンドが使用されており、その誘電率を小さ
くするために、押出被覆工程にて発泡させつつ連続被覆
製造することが行なわれている。
なものとして、現在絶縁電線の被覆材としては、弗素樹
脂系コンパウンドが使用されており、その誘電率を小さ
くするために、押出被覆工程にて発泡させつつ連続被覆
製造することが行なわれている。
一例として、この絶縁電線の発泡度はその被覆体積の6
0%以上が要求され、導体外径0.56mm、被覆厚1
50μ、発泡度粒子の大ぎさ約80〜150μである。
0%以上が要求され、導体外径0.56mm、被覆厚1
50μ、発泡度粒子の大ぎさ約80〜150μである。
従って被覆厚150μに発泡粒子80〜150μがその
被覆厚さ中に、−列に並ぶのが最大程度のデリケートな
ものである。
被覆厚さ中に、−列に並ぶのが最大程度のデリケートな
ものである。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで押出工程の被覆部(一般にクロスヘッド)より
出た絶縁電線は、冷却成形する必要があるが、一般の電
線では冷却水槽中を絶縁電線が走行冷却されるが、この
発泡絶縁電線は発泡粒子状態に悪影響を及ぼさないよう
に押出被覆用のクロスヘッドを出た直後より、人気中を
走行冷却され引取機に引き取られる。
出た絶縁電線は、冷却成形する必要があるが、一般の電
線では冷却水槽中を絶縁電線が走行冷却されるが、この
発泡絶縁電線は発泡粒子状態に悪影響を及ぼさないよう
に押出被覆用のクロスヘッドを出た直後より、人気中を
走行冷却され引取機に引き取られる。
この場合、水冷ム0方式では、発泡粒子間に水分か入る
こと、走行中に冷却水の粘性抵抗等により、発泡粒子形
状が変化、及び、急激な熱収縮、水中での微圧力等にJ
、り不斗−分な製品しか製造できない欠点があった。
こと、走行中に冷却水の粘性抵抗等により、発泡粒子形
状が変化、及び、急激な熱収縮、水中での微圧力等にJ
、り不斗−分な製品しか製造できない欠点があった。
一方大気中を走行冷J、目する場合、空調された室内で
作業しているが、空調室内でも局部的な温度及び湿度の
変化が存在するため、水冷却方式よりは安定度のある製
品ができるが、十分な製品の製造の出来ない欠点があっ
た。
作業しているが、空調室内でも局部的な温度及び湿度の
変化が存在するため、水冷却方式よりは安定度のある製
品ができるが、十分な製品の製造の出来ない欠点があっ
た。
[問題点を解決するための手段]
本発明の目的は、前記したの従来技術の欠点を解消し、
均一で高発泡度を右する発泡絶縁電線の製造方法を提供
することにある。
均一で高発泡度を右する発泡絶縁電線の製造方法を提供
することにある。
即ち、本発明の要旨とするところは、導体の外周に高発
泡絶縁体を押出被覆し、ぞの直後に冷却づる発泡絶縁電
線の製造方法に於て、該冷却装置が鏡面円筒状空冷式冷
J、[1槽であることを特徴どする発泡絶縁電線の製造
方法にある。
泡絶縁体を押出被覆し、ぞの直後に冷却づる発泡絶縁電
線の製造方法に於て、該冷却装置が鏡面円筒状空冷式冷
J、[1槽であることを特徴どする発泡絶縁電線の製造
方法にある。
[実施例]
次に本発明製造方法の一実施例を添附図面を参照してさ
らに説明する。
らに説明する。
1は発泡絶縁電線であり、押出機のクロスヘッド7で発
泡絶縁体が被覆され、冷却槽の冷却気体吹出部出口4を
通り、冷却槽本体2を経由して、さらに冷却気体吹出部
3を経由して図示されない引取機へと矢印の如く走行進
行する。
泡絶縁体が被覆され、冷却槽の冷却気体吹出部出口4を
通り、冷却槽本体2を経由して、さらに冷却気体吹出部
3を経由して図示されない引取機へと矢印の如く走行進
行する。
5は定温定湿度冷却気体発生装置であり、導入配管6に
より冷却気体が冷却気体吹田部3に送られるようになっ
ている。
より冷却気体が冷却気体吹田部3に送られるようになっ
ている。
冷却気体吹出部3は、円筒状の冷却槽2の内筒へ均一な
層流として冷却気体を送るため円周」−に均一なスリッ
トが加工されており、そのスリット全周より冷却気体が
流れ込むようになっている。
層流として冷却気体を送るため円周」−に均一なスリッ
トが加工されており、そのスリット全周より冷却気体が
流れ込むようになっている。
一方、冷却気体出口部4も冷却槽2より均一に冷却気体
が扱Cプ出るにうに、全周に均等ピッチで同直径の細孔
が加工されている。
が扱Cプ出るにうに、全周に均等ピッチで同直径の細孔
が加工されている。
そのため、冷却気体は層流となって流れ、絶縁電線の外
周に均一な温度、湿度分布が11られ、したかって、均
一な発泡構造の高発泡絶縁電線が得られるものである。
周に均一な温度、湿度分布が11られ、したかって、均
一な発泡構造の高発泡絶縁電線が得られるものである。
冷却槽本体21J、円1;1″I状の内筒と外筒J:り
構成されており、その間は断熱測成いは真空により熱絶
縁されており、内筒の発泡絶縁電線1が通過する内面は
温度を均一にするため鏡面となっている。
構成されており、その間は断熱測成いは真空により熱絶
縁されており、内筒の発泡絶縁電線1が通過する内面は
温度を均一にするため鏡面となっている。
即ち、冷却槽本体の内筒は鏡面となっているので、熱の
反射が一定となり、絶縁電線の外周に均。
反射が一定となり、絶縁電線の外周に均。
−な温度、湿度分布が得られ、したがって、均一な発泡
構造の高発泡絶縁電線が得られるものである。
構造の高発泡絶縁電線が得られるものである。
その鏡面の一部に温度検知センサー8と湿度検知セン9
−−9が取り’Aけられており、冷却槽2の筒内の温度
、湿度を一定にするようにその検知値を、定湿定湿度冷
却気体発生装置5にフィードバックしている。
−−9が取り’Aけられており、冷却槽2の筒内の温度
、湿度を一定にするようにその検知値を、定湿定湿度冷
却気体発生装置5にフィードバックしている。
ここで円筒形の冷却気体吹出部3より導入された冷却気
体は吹出部3の全周のスリットJ:り発泡絶縁電線と逆
進行方向に均一な層流となって流れ、一部は発泡絶縁電
線の吹出部3の出口部より層流となって外部へ流れるが
、大部分は発泡絶縁電線の冷却気体出口部4の方向に流
れるように発泡絶縁電線の出入口の間隔は非常に狭くさ
れている。
体は吹出部3の全周のスリットJ:り発泡絶縁電線と逆
進行方向に均一な層流となって流れ、一部は発泡絶縁電
線の吹出部3の出口部より層流となって外部へ流れるが
、大部分は発泡絶縁電線の冷却気体出口部4の方向に流
れるように発泡絶縁電線の出入口の間隔は非常に狭くさ
れている。
冷却気体としては、湿度の制御がしヤ)すいことから不
活性ガスの窒素ガスが好ましい。
活性ガスの窒素ガスが好ましい。
[発明の効果]
以上のようにしてなる本発明製造方法にJ:れば、冷却
気体の温度、湿度が一定のため、均一な高発泡絶縁電線
の提供が可能となる。
気体の温度、湿度が一定のため、均一な高発泡絶縁電線
の提供が可能となる。
また、空調室が不要、或いは、かなり精度の悪い空調室
でも均一な発泡絶縁電線の製造が可能であり、さらに、
冷却作業条件が簡単に設定変更出来るため製造作業が容
易となる利点がある。
でも均一な発泡絶縁電線の製造が可能であり、さらに、
冷却作業条件が簡単に設定変更出来るため製造作業が容
易となる利点がある。
添附図面は本発明製造方法の一実施例を示す説明図であ
る。 1:発泡絶縁電線 2:空冷冷却槽本体3:冷却気
体吹出部 4:冷却気体出口部5:定温定湿度冷却気
体発生装置 −〇 − 6:冷却気体導入配管 7:押出はクロスヘッド8:温
度検出センリ−−9:湿度検出センリ−−代理人 弁
理士 佐 藤 不二雄 図面の7714月(内容に変更なし) 手続補正書く方式) %式% 1事件の表示 昭和 60 年 特 許 願第 183290
号2発明の名称 発泡絶縁電線の製造方法 3 補正をする者 4 代 理 人 〒100居 所
東京都千代田区丸の内二丁目1番2号町 ’、mil’、1 補正の対象 図面(仝図)。 補正の内容 別紙の通り。 添側邑類の目録 図面 1通 以上 ・/
る。 1:発泡絶縁電線 2:空冷冷却槽本体3:冷却気
体吹出部 4:冷却気体出口部5:定温定湿度冷却気
体発生装置 −〇 − 6:冷却気体導入配管 7:押出はクロスヘッド8:温
度検出センリ−−9:湿度検出センリ−−代理人 弁
理士 佐 藤 不二雄 図面の7714月(内容に変更なし) 手続補正書く方式) %式% 1事件の表示 昭和 60 年 特 許 願第 183290
号2発明の名称 発泡絶縁電線の製造方法 3 補正をする者 4 代 理 人 〒100居 所
東京都千代田区丸の内二丁目1番2号町 ’、mil’、1 補正の対象 図面(仝図)。 補正の内容 別紙の通り。 添側邑類の目録 図面 1通 以上 ・/
Claims (1)
- (1)、導体の外周に高発泡絶縁体を押出被覆し、その
直後に冷却する発泡絶縁電線の製造方法に於て、該冷却
装置が鏡面円筒状空冷式冷却槽であることを特徴とする
発泡絶縁電線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60183290A JPS6244912A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 発泡絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60183290A JPS6244912A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 発泡絶縁電線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244912A true JPS6244912A (ja) | 1987-02-26 |
JPH0361290B2 JPH0361290B2 (ja) | 1991-09-19 |
Family
ID=16133065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60183290A Granted JPS6244912A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 発泡絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244912A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04174914A (ja) * | 1990-11-07 | 1992-06-23 | Kansai Tsushin Densen Kk | 高発泡プラスチック絶縁電線の製造方法とその装置 |
WO2010126005A1 (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-04 | 本田技研工業株式会社 | 通信ネットワーク |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP60183290A patent/JPS6244912A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04174914A (ja) * | 1990-11-07 | 1992-06-23 | Kansai Tsushin Densen Kk | 高発泡プラスチック絶縁電線の製造方法とその装置 |
WO2010126005A1 (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-04 | 本田技研工業株式会社 | 通信ネットワーク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0361290B2 (ja) | 1991-09-19 |
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