JPS6244852Y2 - - Google Patents

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JPS6244852Y2
JPS6244852Y2 JP1981083778U JP8377881U JPS6244852Y2 JP S6244852 Y2 JPS6244852 Y2 JP S6244852Y2 JP 1981083778 U JP1981083778 U JP 1981083778U JP 8377881 U JP8377881 U JP 8377881U JP S6244852 Y2 JPS6244852 Y2 JP S6244852Y2
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JP
Japan
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flow path
automobile
plate
top plate
window glass
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JP1981083778U
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JPS57195968U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として、バスなどの自動車の屋根
に取付けられる飛散物付着防止装置に関する。
最近の大型観光バスなどでは、内部空間を広く
し、かつ視界を良くするため、角張つた車体構造
が採用されている。そのため、走行時には、車体
後面に渦流が発生する。この渦流による捲込みに
より、泥、ほこり、雪などの飛散物が、後窓ガラ
スに付着することとなり、その結果、バスの美観
を損ね、かつ後方の視界が悪くなるという不具合
がある。
本考案は、車体後面における上記渦流をなくす
だけでなく、積極的に空気の流れを形成させると
ともに、換気口からの排気をも利用しうるように
した、自動車の飛散物付着防止装置を提供しよう
とするものである。
以下本考案を、図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
Aは、観光バスなどに使用される大型箱状の自
動車で、この自動車の車内の冷暖房を行うため
に、前面下部には床吸入口aが設けられ、屋根板
bの前部には外気吸入口cが、また後部には換気
口dが設けられている。車体後面eの上部には、
後窓ガラスfが設けられている。
第4図に示すように、換気口dの構造は、天井
板gと屋根板bとを貫通する孔内に上下方向に嵌
挿された円筒hと、この円筒h内に配設された電
動フアンJとからなり、車内の空気は、この電動
フアンJの回転によつて、車外へ排出される。
この換気口dに対向し、かつこの換気口dを覆
うように、本考案の飛散物付着防止装置1が、自
動車Aの屋根b後部に設けられている。
第3図及び第4図において、2は、鋼板などか
らなり、全体として逆U字状に腕曲された天板
で、この天板2の前端及び側縁2aは、自動車の
車体上面に密着するように形成され、屋根板bと
の間に、空気の流通路lを形成している。
天板2の後端には、車体の後方へ若干突出し、
かつ車体の後面eに沿つて下向きに伸びる背面板
3を連設されており、この背面板3と車体後面e
との間に、空気の流通路mが形成されている。
天板2の前端中央は、前方に開口する平面形コ
字形の切欠き部4が連接され、この切欠き部4の
内方側縁4aは、下方に折曲されて屋根板bに当
接し、かつコ字形の底縁には、前方に向かう空気
の流入口5が穿設されている。
背面板3と車体後面eが形成する流通路mは、
後方へ向かつて、漸次その断面積が小さくなるよ
うに形成され、かつその最下端の開口部5aは、
ノズル状に絞られて、この開口部5aから吹出す
空気が、後窓ガラスfの外面に当たるようにして
ある。
天板2及び背面板3は、適当の個所において、
車体に取付けられており、この取付状態は、第5
図に示されている。
6は取付板で、下向コ字形をなしており、その
下端は、屋根板bに止着されている。この取付板
6の上面にゴム板7を敷き、天板2の上に置いた
ワツシヤ8を介して、ボルト9を天板2に嵌挿
し、取付板6に螺合する。
同様の構成で、背面板3も車体に取付けられて
いる。
自動車Aが空調あるいは換気を行えば、空気は
吸入口a,cから吸気され、車内を循環した空気
は、電動フアンJの回転によつて、換気口dから
排気される。
この排気は、流通路l及び流通路mを通り、吹
出口5aから後窓ガラスfの表面に吹出され、飛
散物の付着を防止する。
また、自動車が走行する場合には、空気流入口
5から風が流通路lに導入され、同様に、吹出口
5aから後窓ガラスfに吹付けられる。
このように本考案によれば、走行時及び停車時
において、ともに後窓ガラスを掃く空気の流れが
生じており、泥やほこり、雨水等の飛散物の付着
を阻止することができる。
特に、自動車が停止状態から出発するとき、タ
イヤが地面を強くこすることによつて、多量の泥
水やほこりを捲上げる場合があるが、本考案によ
れば、換気口からの排気がこれらの飛散物を排除
し、ほこりの付着防止効果は大きい。
なお、雨水等の換気口からの吹込みを防ぐた
め、天板の前部の空気流入口は、最適な大きさを
選ぶことが大切であり、場合によつては、換気口
からの空気のみを利用するようにしてもよい。
本考案は、バス等に限らず、箱状の自動車であ
れば、取付け使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を取付けたバスの
側面図、第2図は、同じく後面図、第3図は、第
1図の要部のみを示す平面図、第4図は、第3図
のX−X線縦断面図、第5図は、第3図の取付金
具部分を示す拡大断面図である。 1……飛散物付着防止装置、2……天板、3…
…背面板、4……切欠き部、4a……側縁、5…
…流入口、5a……排気口、6……取付板、7…
…ゴム板、8……ワツシヤ、9……ボルト、A…
…自動車、a……床吸気口、b……屋根板、c…
…外気吸入口、d……換気口、e……後面、f…
…後窓ガラス、g……天井板、h……円筒、J…
…電動フアン、l,m……流通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車Aの屋根板bの後部を覆い、かつこの
    屋根板bとの間に、前部が開口する空気の流入
    口5を備える流通路lを形成するようにした天
    板2に、少なくとも後窓ガラスfの上端まで垂
    下し、かつ自動車Aの後面eとの間に、下方開
    口する排気口5aを備える流通路mを形成する
    ようにした背面板3を連接し、もつて、自動車
    の走行時に前記流通路mに流入した空気を、後
    窓ガラスfに吹付けるようにした装置におい
    て、前記天板2が形成する流通路lの気流方向
    の断面積に対し、背面板3が形成する流通路m
    の気流方向の断面積を小さくし、両流通路l,
    mを、後方へ向かつて、ノズル状に漸次縮小さ
    せてなることを特徴とする自動車の飛散物付着
    防止装置。 (2) 天板2が、自動車Aの換気口dを覆い、もつ
    て、換気口dからの排気が、流通路l及び流通
    路mを通過するようにしてなる実用新案登録請
    求の範囲第(1)項に記載の自動車の飛散物付着防
    止装置。
JP1981083778U 1981-06-09 1981-06-09 Expired JPS6244852Y2 (ja)

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JP1981083778U JPS6244852Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09

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JP1981083778U JPS6244852Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57195968U JPS57195968U (ja) 1982-12-11
JPS6244852Y2 true JPS6244852Y2 (ja) 1987-11-28

Family

ID=29879178

Family Applications (1)

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JP1981083778U Expired JPS6244852Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040477A (ja) * 1973-08-07 1975-04-14
JPS54155984A (en) * 1978-05-30 1979-12-08 Nitto Kasei Kk Heating composition

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040477A (ja) * 1973-08-07 1975-04-14
JPS54155984A (en) * 1978-05-30 1979-12-08 Nitto Kasei Kk Heating composition

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JPS57195968U (ja) 1982-12-11

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