JPS6244135A - 水中油型乳化油脂組成物及びその製造方法 - Google Patents
水中油型乳化油脂組成物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6244135A JPS6244135A JP60183540A JP18354085A JPS6244135A JP S6244135 A JPS6244135 A JP S6244135A JP 60183540 A JP60183540 A JP 60183540A JP 18354085 A JP18354085 A JP 18354085A JP S6244135 A JPS6244135 A JP S6244135A
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- Japan
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- oil
- fat
- aqueous phase
- composition
- sugar
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- Edible Oils And Fats (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は呈味の発揮しやすく且つ保存安定性の良好なO
/W型乳化油脂組成物及びその製造方法に関し、更に詳
細には製菓、製パンのフィリング材、スプレッド材とし
て口触けが良く、且っ呈味材の味を良く引き出し、冷蔵
庫から35℃に至る広温度域に亘って衛生上安定であり
、外観上分離しない、保存安定性の良好なO/W型乳化
油脂組成物及びその製造方法に関するものである。
/W型乳化油脂組成物及びその製造方法に関し、更に詳
細には製菓、製パンのフィリング材、スプレッド材とし
て口触けが良く、且っ呈味材の味を良く引き出し、冷蔵
庫から35℃に至る広温度域に亘って衛生上安定であり
、外観上分離しない、保存安定性の良好なO/W型乳化
油脂組成物及びその製造方法に関するものである。
「従来技術と問題点」
従来、フィリング材、スプレッド材としてW/○型乳型
組化組成物るマーガリンタイプの製品が利用されてきた
が、連続相が油脂であるので呈味が発揮されにくい、気
温に応じて硬さを調整する必要があり、年間を通して同
一製品を使えない等の欠点がある。
組化組成物るマーガリンタイプの製品が利用されてきた
が、連続相が油脂であるので呈味が発揮されにくい、気
温に応じて硬さを調整する必要があり、年間を通して同
一製品を使えない等の欠点がある。
またカスタードクリームとかフラワーペーストは味は良
いが、生菌が増殖したり、すぐカビが発生する等の所謂
日持ちが悪いという欠点を有し、ている。更に、口触け
を良くし味を発揮させるためにO/W型乳型組化組成物
案されているが、連続相が水であるのでカスタードクリ
ームと同様に冷蔵庫に入れなければすぐ腐敗し、保存性
の点で問題がある。最近では、水相に糖類を大量に添加
して保存性を改良したO/W型乳型組化組成物られるが
、甘味がくどすぎるとか、物性がシロップ、水あめ的で
使用し難いとか、糖類を添加することによって屈折率が
水相と油相とで近接し、透明状になり食品として違和感
を呈する等の問題点を包含している。
いが、生菌が増殖したり、すぐカビが発生する等の所謂
日持ちが悪いという欠点を有し、ている。更に、口触け
を良くし味を発揮させるためにO/W型乳型組化組成物
案されているが、連続相が水であるのでカスタードクリ
ームと同様に冷蔵庫に入れなければすぐ腐敗し、保存性
の点で問題がある。最近では、水相に糖類を大量に添加
して保存性を改良したO/W型乳型組化組成物られるが
、甘味がくどすぎるとか、物性がシロップ、水あめ的で
使用し難いとか、糖類を添加することによって屈折率が
水相と油相とで近接し、透明状になり食品として違和感
を呈する等の問題点を包含している。
「問題点を解決するための手段」
本発明者等は上記実情に迄み、0/W型乳化油脂組成物
の保存性と呈味の発揮しやすさの問題を解決すべく種々
検討を進めた結果、油脂含量と水相糖度、更には油滴粒
子の分布を調整することにより、所期の目的が達成され
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
の保存性と呈味の発揮しやすさの問題を解決すべく種々
検討を進めた結果、油脂含量と水相糖度、更には油滴粒
子の分布を調整することにより、所期の目的が達成され
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の第1は油脂分が60〜70重量%及び水
相中の糖度が60〜70重量%からなり、更に好ましく
は1〜3μの油滴粒子が60〜65体積%及び5〜20
μの油滴粒子が20〜30体積%の油滴体積分布を有す
る水中油型乳化油脂組成物を内容とし、本発明の第2は
乳化剤と乳化安定剤を5M量%以下の油脂に分散し、こ
れをM類を溶解した水相部と混合した後、残部の油脂を
徐々に添加することを特徴とする油脂分が60〜70重
量%及び水相中の糖度が60〜70重量%からなる水中
油型乳化油脂組成物の製造方法を、また、本発明の第3
は乳化剤、乳化安定剤及び糖類を含有する水相部に油脂
を徐々に添加することを特徴とする油脂分が60〜70
重量%及び水相中の糖度が60〜70重量%からなる水
中油型乳化油脂組成物の製造方法をそれぞれ内容とする
ものである。
相中の糖度が60〜70重量%からなり、更に好ましく
は1〜3μの油滴粒子が60〜65体積%及び5〜20
μの油滴粒子が20〜30体積%の油滴体積分布を有す
る水中油型乳化油脂組成物を内容とし、本発明の第2は
乳化剤と乳化安定剤を5M量%以下の油脂に分散し、こ
れをM類を溶解した水相部と混合した後、残部の油脂を
徐々に添加することを特徴とする油脂分が60〜70重
量%及び水相中の糖度が60〜70重量%からなる水中
油型乳化油脂組成物の製造方法を、また、本発明の第3
は乳化剤、乳化安定剤及び糖類を含有する水相部に油脂
を徐々に添加することを特徴とする油脂分が60〜70
重量%及び水相中の糖度が60〜70重量%からなる水
中油型乳化油脂組成物の製造方法をそれぞれ内容とする
ものである。
本発明で使用される油脂は大豆油、綿実油、コーン油、
ナタネ油、サフラワー油、オリーブ油、サンフラワー油
等の白絞油は勿論の事、パームオレイン、豚脂、牛油の
分別した液体豚脂、液体牛脂等の20℃でSCIが5%
以下の油脂が好ましい。
ナタネ油、サフラワー油、オリーブ油、サンフラワー油
等の白絞油は勿論の事、パームオレイン、豚脂、牛油の
分別した液体豚脂、液体牛脂等の20℃でSCIが5%
以下の油脂が好ましい。
本発明において乳化剤を使用するのが好ましく、乳化剤
としてはシ、 ti脂肪酸エステル、グリセリンMFJ
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、レシチン等特にその種類は問わないが、HLB
9以上の水溶性の乳化剤の1種または2種以上の混合物
、又はこれらとレシチンとの併用が好ましい。
としてはシ、 ti脂肪酸エステル、グリセリンMFJ
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、レシチン等特にその種類は問わないが、HLB
9以上の水溶性の乳化剤の1種または2種以上の混合物
、又はこれらとレシチンとの併用が好ましい。
また、本発明において乳化剤安定剤を用いるのが好まし
く、乳化安定剤としては卵タンパク、ゼラチン、乳タン
パク及びカゼインソーダ、植物性タンパク、及びそれら
の修飾タンパク等のタンパク類、キサンタンガム、グア
ーガム、ローカストビンガム、ペプチン、カラギーナン
、アビセル等の増粘剤等が単独又は2種以上の混合物で
用いられる。
く、乳化安定剤としては卵タンパク、ゼラチン、乳タン
パク及びカゼインソーダ、植物性タンパク、及びそれら
の修飾タンパク等のタンパク類、キサンタンガム、グア
ーガム、ローカストビンガム、ペプチン、カラギーナン
、アビセル等の増粘剤等が単独又は2種以上の混合物で
用いられる。
本発明に用いられる糖類はシー!糖、果糖、ブドウ糖、
乳糖、麦芽糖、デキストリン及び、それらの混合物であ
る転化糖、異性化糖、水あめ、はちみつ、糖蜜等のシロ
ノブ類、ソルビトール、マルチトール、キシリット、グ
リセリン、プロピレングリコール等の糖アルコールの他
、糖含有の果汁類等が使用され、これらは単独又は2種
以上の混合物で用いられる。
乳糖、麦芽糖、デキストリン及び、それらの混合物であ
る転化糖、異性化糖、水あめ、はちみつ、糖蜜等のシロ
ノブ類、ソルビトール、マルチトール、キシリット、グ
リセリン、プロピレングリコール等の糖アルコールの他
、糖含有の果汁類等が使用され、これらは単独又は2種
以上の混合物で用いられる。
本発明の水中油型乳化油脂組成物は、少量の油脂、好ま
しくは5重量%以下の油脂に乳化剤及び乳化安定剤を分
散し、咳分散液を糖類を/8解した水相部に混合後、残
りの油脂を徐々にTト加する。
しくは5重量%以下の油脂に乳化剤及び乳化安定剤を分
散し、咳分散液を糖類を/8解した水相部に混合後、残
りの油脂を徐々にTト加する。
又、乳化剤、乳化安定剤及び糖類を熔解した水相部に油
脂を徐々に添加しても良い。油脂の含量は60〜70重
量%の範囲である。60重量%未満の場合はフィリング
、スプレッドとしての構造強度が十分でなく、保型性が
悪く、一方70重量%を越えると、口触は及び乳化安定
性が悪くなる。
脂を徐々に添加しても良い。油脂の含量は60〜70重
量%の範囲である。60重量%未満の場合はフィリング
、スプレッドとしての構造強度が十分でなく、保型性が
悪く、一方70重量%を越えると、口触は及び乳化安定
性が悪くなる。
水相部の糖濃度は60〜70重量%であることが必要で
、60重量%未満だと水分活性が約0.92で、生菌の
発育阻止効果が十分でなく、一方70重量%を越えると
、ネバついたり、口触は不良となる。
、60重量%未満だと水分活性が約0.92で、生菌の
発育阻止効果が十分でなく、一方70重量%を越えると
、ネバついたり、口触は不良となる。
本発明による水中油型乳化油脂組成物は高粘性物を攪拌
出来る攪拌機を用いることが望ましく、例えばホモゲナ
イザー、ホモミキサー、アジホモミキサー、スタティッ
クミキサー、連続ミキサー等を挙げることができる。こ
れらは組合わせて用いても良い。
出来る攪拌機を用いることが望ましく、例えばホモゲナ
イザー、ホモミキサー、アジホモミキサー、スタティッ
クミキサー、連続ミキサー等を挙げることができる。こ
れらは組合わせて用いても良い。
攪拌の際、最初は500〜11000rpの弱攪拌で、
次いで1000〜10000rp+*以上の強攪拌とす
るのが好ましい。即ち、弱攪拌で5〜20μの油滴粒子
を、強攪拌で1〜3μの油滴粒子を作る事が出来、これ
により口触けの良い、乳化安定性、保型性の良い組成物
を得ることができる。
次いで1000〜10000rp+*以上の強攪拌とす
るのが好ましい。即ち、弱攪拌で5〜20μの油滴粒子
を、強攪拌で1〜3μの油滴粒子を作る事が出来、これ
により口触けの良い、乳化安定性、保型性の良い組成物
を得ることができる。
粒径体積分布は1〜3μの油滴粒子が60〜65体積%
、5〜20μの油滴粒子が20〜30体積%を占める乳
化油脂組成物が特に好ましく、ががる分布は攪拌機の種
類や攪拌数を適宜選択することによって達成される。尚
、本発明で云う/[11滴粒子の体積%はコールタ−カ
ウンター社のコールタ−カウンター50μのアパチャー
チューブを使用して測定したものである。上記の範囲を
越えて粒径体積分布の1〜3μの油滴粒子を多くすると
乳化安定性は良くなり、オイルオフなどの現象はなくな
り、保型性が出るが、この反面、澱粉、小麦粉などが入
ったフラワーペーストによく見られるワキシーな口触は
不良が発生する。一方、5〜20μの油滴粒子が30体
積%を越えると、グリース感のない口触は良好となり、
呈味剤を入れた場合には呈味剤の味が発現し易くなるが
、保型性が良くない。
、5〜20μの油滴粒子が20〜30体積%を占める乳
化油脂組成物が特に好ましく、ががる分布は攪拌機の種
類や攪拌数を適宜選択することによって達成される。尚
、本発明で云う/[11滴粒子の体積%はコールタ−カ
ウンター社のコールタ−カウンター50μのアパチャー
チューブを使用して測定したものである。上記の範囲を
越えて粒径体積分布の1〜3μの油滴粒子を多くすると
乳化安定性は良くなり、オイルオフなどの現象はなくな
り、保型性が出るが、この反面、澱粉、小麦粉などが入
ったフラワーペーストによく見られるワキシーな口触は
不良が発生する。一方、5〜20μの油滴粒子が30体
積%を越えると、グリース感のない口触は良好となり、
呈味剤を入れた場合には呈味剤の味が発現し易くなるが
、保型性が良くない。
本発明の呈味剤としては脱粉、練乳等の乳製品;イチゴ
、プルベリー、アンズ、レーズン、青リンゴ等の果実の
ジャム、マーマレード、ペースト、乾燥粉末;ココア、
カカオマス、コーヒー、ナツツ類等の公知の呈味剤が用
いられる。
、プルベリー、アンズ、レーズン、青リンゴ等の果実の
ジャム、マーマレード、ペースト、乾燥粉末;ココア、
カカオマス、コーヒー、ナツツ類等の公知の呈味剤が用
いられる。
「作用・効果」
本発明はパン類、菓子類、冷菓類のフィリング材、トッ
ピング材として、呈味が発揮され易く、口触けが良く、
経日変化による分離のない、衛生的にも保存安定性の良
好な水中油型乳化油脂組成物を提供することができる。
ピング材として、呈味が発揮され易く、口触けが良く、
経日変化による分離のない、衛生的にも保存安定性の良
好な水中油型乳化油脂組成物を提供することができる。
「実施例」
以下、本発明の実施例及び比較例を示すが、本発明はこ
れらにより制限されるものではない。
れらにより制限されるものではない。
実施例1
ナタ不白絞油10gにカゼインソーダ4gとショ糖脂肪
酸エステル(HLB : 11)2gを分散した。一方
、上白糖268.3 gを115.8gの水に溶解して
、前記カゼインソーダ等分数ナタネ油を加えて混合した
。
酸エステル(HLB : 11)2gを分散した。一方
、上白糖268.3 gを115.8gの水に溶解して
、前記カゼインソーダ等分数ナタネ油を加えて混合した
。
次に、ホモミキサーで80℃下で攪拌しながら、ナタネ
白絞油600gを少量ずつ添加して乳化組成物1kgを
得た。この乳化組成物は35℃にて3力月間放置したが
油分離を起こさず、安定であった。
白絞油600gを少量ずつ添加して乳化組成物1kgを
得た。この乳化組成物は35℃にて3力月間放置したが
油分離を起こさず、安定であった。
実施例2
パームオレイン(IV:68.0)20gにカゼインソ
ーダ5g1シヨ糖脂肪酸エステル(HLB:15)5g
及び大豆レシチン0.5gを分散した。
ーダ5g1シヨ糖脂肪酸エステル(HLB:15)5g
及び大豆レシチン0.5gを分散した。
一方、上白糖52.9 gを水70.6 gに溶解し、
リキッドマルトース(麦芽$175%、水分25%)1
40gと加糖練乳50gを添加して混合したゆ次に、こ
れに前記カゼインソーダ等分散パームオレインを加えて
70℃下でパームオレイン656gを少量ずつ添加して
ホモミキサーで攪拌して乳化組成物1kgを得た。この
乳化組成物は35℃にて3力月間放置しても油分離を起
こさず、安定であった。
リキッドマルトース(麦芽$175%、水分25%)1
40gと加糖練乳50gを添加して混合したゆ次に、こ
れに前記カゼインソーダ等分散パームオレインを加えて
70℃下でパームオレイン656gを少量ずつ添加して
ホモミキサーで攪拌して乳化組成物1kgを得た。この
乳化組成物は35℃にて3力月間放置しても油分離を起
こさず、安定であった。
実施例3
綿実サラダ油10gにカゼインソーダ6gとショ糖脂肪
酸エステル(HLB: 11)4gを分散した。一方、
上白糖84.2 gを水69.8 gに熔解し、異性化
糖140gと加糖練乳50gを添加して混合した。これ
に前記カゼインソーダ等分散綿実サラダ油を加えて70
℃下で綿実サラダ油636gを少量ずつ添加してスーパ
ーミキサーで攪拌して乳化組成物1kgを得た。この乳
化組成物は35℃にて3力月間放置しても油分離を起こ
さず、安定であった。
酸エステル(HLB: 11)4gを分散した。一方、
上白糖84.2 gを水69.8 gに熔解し、異性化
糖140gと加糖練乳50gを添加して混合した。これ
に前記カゼインソーダ等分散綿実サラダ油を加えて70
℃下で綿実サラダ油636gを少量ずつ添加してスーパ
ーミキサーで攪拌して乳化組成物1kgを得た。この乳
化組成物は35℃にて3力月間放置しても油分離を起こ
さず、安定であった。
比較例1
実施例3において、70℃で加える綿実サラダ油の量を
454gに変えて配合した他は実施例3と同様に操作し
て乳化組成物818gを得た。この乳化組成物は物性が
流動状であり保型性が悪かった。
454gに変えて配合した他は実施例3と同様に操作し
て乳化組成物818gを得た。この乳化組成物は物性が
流動状であり保型性が悪かった。
比較例2
実施例3において、70℃で加える綿実サラダ油の量を
921.7gに変えて配合した他は実施例3と同様に操
作して乳化組成物1285.7gを得た。加える全量の
綿実サラダ油が乳化時に全部入らず、無理に添加すると
油分離が見られた。
921.7gに変えて配合した他は実施例3と同様に操
作して乳化組成物1285.7gを得た。加える全量の
綿実サラダ油が乳化時に全部入らず、無理に添加すると
油分離が見られた。
比較例3
実施例3において、上白糖の量を57.7 g、水を9
6.3 gに変えて配合した他は実施例3と同様に操作
した。
6.3 gに変えて配合した他は実施例3と同様に操作
した。
比較例4
実施例3において、上白糖の量を114.1g、水39
.9 gに変えて配合した他は実施例3と同様に操作し
た。
.9 gに変えて配合した他は実施例3と同様に操作し
た。
実施例5
実施例1において、ホモミキサー9000rpmX5m
inで攪拌して油滴粒子1〜3μが90体積%を占める
乳化組成物(A)と、実施例2においてホモミキサー1
500rpm X 5m1nで攪拌して油滴粒子5〜2
0μが60体積%を占める乳化組成物(B)とを得、こ
れらを配合して下記の乳化組成物を作り、エマルジョン
の安定性と口触けを観察した。結果を第1表に示した。
inで攪拌して油滴粒子1〜3μが90体積%を占める
乳化組成物(A)と、実施例2においてホモミキサー1
500rpm X 5m1nで攪拌して油滴粒子5〜2
0μが60体積%を占める乳化組成物(B)とを得、こ
れらを配合して下記の乳化組成物を作り、エマルジョン
の安定性と口触けを観察した。結果を第1表に示した。
第1表
実施例6
実施例1において、カゼインソーダに代えて脱粉15g
を配合した他は実施例1と同様に操作した。得られた乳
化組成物は実施例1のエマルジョンに比べてやや粉っぽ
かったが、口触けは実施例1に近いものであった。
を配合した他は実施例1と同様に操作した。得られた乳
化組成物は実施例1のエマルジョンに比べてやや粉っぽ
かったが、口触けは実施例1に近いものであった。
実施例7
実施例1において、シg糖脂肪酸エステル(HLB:6
)に変えて配合した他は実施例1と同様に操作した。こ
の乳化組成脂はエマルジョンの安定性(35℃X7U3
>についてはやや表面に油が浮いていたが、1カ月経っ
ても変化は見られなかった。
)に変えて配合した他は実施例1と同様に操作した。こ
の乳化組成脂はエマルジョンの安定性(35℃X7U3
>についてはやや表面に油が浮いていたが、1カ月経っ
ても変化は見られなかった。
以上の結果を第2表に示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、油脂分が60〜70重量%及び水相中の糖度が60
〜70重量%からなる水中油型乳化油脂組成物。 2、1〜3μの油滴粒子が60〜65体積%及び5〜2
0μの油滴粒子が20〜30体積%の油滴体積分布を有
する特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3、乳化安定剤としてカゼインソーダ、乳化剤として水
溶性シユガーエステルを含有してなる特許請求の範囲第
1項記載の組成物。 4、乳化剤と乳化安定剤を5重量%以下の油脂に分散し
、これを糖類を溶解した水相部と混合した後、残部の油
脂を徐々に添加することを特徴とする油脂分が60〜7
0重量%及び水相中の糖度が60〜70重量%からなる
水中油型乳化油脂組成物の製造方法。 5、油脂の20℃におけるSCIが5%以下である特許
請求の範囲第4項記載の製造方法。 6、乳化剤、乳化安定剤及び糖類を含有する水相部に油
脂を徐々に添加することを特徴とする油脂分が60〜7
0重量%及び水相中の糖度が60〜70重量%からなる
水中油型乳化油脂組成物の製造方法。 7、油脂の20℃におけるSCIが5%以下である特許
請求の範囲第6項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60183540A JPS6244135A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 水中油型乳化油脂組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60183540A JPS6244135A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 水中油型乳化油脂組成物及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244135A true JPS6244135A (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=16137606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60183540A Pending JPS6244135A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 水中油型乳化油脂組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244135A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013247883A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Nisshin Oillio Group Ltd | 香気性透明乳化食品 |
JP2018038292A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 日油株式会社 | 油脂組成物およびその水希釈物である乳化組成物 |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP60183540A patent/JPS6244135A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013247883A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Nisshin Oillio Group Ltd | 香気性透明乳化食品 |
JP2018038292A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 日油株式会社 | 油脂組成物およびその水希釈物である乳化組成物 |
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