JPS6244134A - タン白を含まない乾燥ホワイトナ−およびその製造法 - Google Patents

タン白を含まない乾燥ホワイトナ−およびその製造法

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JPS6244134A
JPS6244134A JP61187939A JP18793986A JPS6244134A JP S6244134 A JPS6244134 A JP S6244134A JP 61187939 A JP61187939 A JP 61187939A JP 18793986 A JP18793986 A JP 18793986A JP S6244134 A JPS6244134 A JP S6244134A
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JP61187939A
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マーク エイ.エイナーソン
カ トラン
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C11/00Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions
    • A23C11/02Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins
    • A23C11/10Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins containing or not lactose but no other milk components as source of fats, carbohydrates or proteins

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコーヒーホワイトナーとして使用するに適する
乾燥、非酪農脂肪エマルジョン生成物およびこの生成物
の製造方法に関する。さらに詳細には、本発明はコーヒ
ー又は茶のような水性媒体に再構成した場合、安定な脂
肪エマルジョンを形成し、飲料を有効に白色化するタン
白を含まない乾燥脂肪エマルジョン生成物に関する。
乾燥、非酪農コーヒーホワイトナーは食品産業では周知
である。これらの生成物の製造には炭水化物、脂肪、タ
ン白、乳化剤、安定化塩などのような各種成分は水に溶
解および/又は分散され、均質化されて約45〜70%
の固形含量を有するエマルジョン濃縮液が供され、こう
して形成したエマルジョンa縮液は5%未満の水分含量
に噴霧乾燥される。コーヒー又は茶のような水性媒体に
添加した場合、乾燥生成物は飲料を白色化し、飲料にフ
レーバ付与する再構成水中油型エマルジョンを形成する
。乾燥重量規準で噴霧乾燥コーヒーホワイトナーに対す
る代表的処方は次の通りである: 植物脂肪          20〜40%炭水化物(
例えば固体コーン シラツブ、蔗糖)      50〜75%タン白(例
えば、カゼインナ トリウム)         2〜6%安定化塩(例え
ばリン酸二力 リウム)          1〜3%乳化剤(例えば
、モノ−およ びジグリセリド、プロビレ リン酸エステル、など)  参4〜2.0%着色料  
       十分量 フレーバ        十分M 固結防止剤       十分量 このような乾燥コーヒーホワイトナーの処方では、植物
脂肪又は油は白色化効果、ボディおよび粘度を供する。
炭水化物は脂肪のキャリアとして作用して脂肪の合体を
遅延させ、いくらか甘味効果を供する。乳化剤は処方に
組みこまれエマルジョン濃縮液が調製される場合脂肪球
の分散を保持する。通例カゼインナトリウムであるタン
白は乾燥生成物がコーヒー中に再構成される場合安定な
エマルジョンが供されるように乾燥工程を通してエマル
ジョンを安定化するために必要であることがわかった。
タン白を含む処方では、生成物にリン酸塩およびクエン
酸塩のような安定化塩を含ませ、タン白のコロイド安定
性を改良し、羽毛状化(feather i ng )
傾向を減少させることも普通のことである。
処方にタン白を使用することは乾燥工程を通してエマル
ジョンに安定性を与え、生成物にすぐれた白色化を与え
るが、いくつかの点で不利がある。
例えば、カゼインナトリウムを含む乾燥コーヒーホワイ
トナーはある条件で、例えばコーヒーの調製に使用する
水がカルシウム又はマグネシウムイオン高含量を有する
場合、又はコーヒーの酸性が強い場合、コーヒー中で羽
毛状化を示す。さらに、カゼインナトリウムは法律上非
酪農性であると規定されるが、ホワイトナー処方にこれ
を含むことはいくつかの民族グループにとっては生成物
を許容しえないものにする。大豆タン白のような他の水
分散性タン白の使用は異臭、コーヒー中のタン白の羽毛
状化および他の問題のために満足できることが少ない。
最近、タン白を含まない商業的に許容できるコーヒーホ
ワイトナーを開発する多数の試みが行なわれた。次の特
許はこれらの生成物を製造する代表的先行技術である:
 Ellingerの米国特許第3゜563.761号
明細書、Petrowskiらの米国特許第4.045
.589号明細書、Ru1eらの米国特許第4.407
.838号明細書、Barndtらの米国特許第4.4
60.617号明ill書およびBudden+eye
rらの米国特許第4.242,364号明1[1m。こ
れらの先行技術の努力は異臭、コーヒー中のタン白の羽
毛状化、脂肪分離、白色化−性の不足および他の問題の
ために商業的に許容しつるコーヒーホワイトナーを供す
ることに全く成功したかった。
発明の要約 すぐれた安定性およびコーヒーホワイトナー特性を有す
る乾燥脂肪エマルジョン生成物は、生成物を製造するエ
マルジョン濃縮液に水溶性フィルム形成性ハイドロコロ
イドを添加することによりタン白を使用せずに製造でき
ることがわかった。
エマルジョン濃縮液に含まれる場合、フィルム形成性ハ
イドロコロイドは脂肪球をカプセル化し、噴霧乾燥工程
を通してエマルジョンを安定化するのに役立ち、乾燥エ
マルジョン濃縮物はコーヒーへの添加により再構成され
る場合脂肪の合体を阻止する。こうして、本発明のタン
白を含まない生成物は再構成に際し、脂肪の「油分離」
の徴候の全フナい、又はエマルジョン不安定性のない液
体に容易に分散し、コーヒーの白色化に有効である。
フィルム形成性ハイドロコロイドは比較的少量でエマル
ジョン濃縮液に含まれる場合でさえ噴霧乾燥工程を通し
て脂肪球を安定化するのに有効である。しかし、エマル
ジョン濃縮液中のハイドロコロイド対脂肪の重世比が約
0.1:1より低い場合、炭水化物使用量は乾燥ホワイ
トナーが再構成される場合、少なくとも約50cps(
Brookfield Digital粘度計、円錐−
プレートアセンブリ、60℃、2 Orpmで測定)の
粘度を有するエマルジョン濃縮液を供するために十分で
なければならない。
本発明の生成物の製造において、必須成分として、水、
植物脂肪又は油、安定化量の水溶性フィルム形成性ハイ
ドロコロイドおよび粘度増加量の炭水化物を含むエマル
ジョン濃縮液が調製され、均質化され、そして噴霧乾燥
される。生成物に添加できる付加的成分はフレーバ、着
色料、固結防止剤および任意にはコーヒー中で生成物の
白色化効果をさらに増強するために通例の乳化剤を含む
本発明の詳細な記載 ざらに詳細には、本発明生成物はタン白を含まない乾燥
安定性脂肪エマルジョン生成物で、水溶性フィルム形成
性ハイドロコロイドによりカプセル化され、安定化され
た脂肪又は油と共に主重量割合の炭水化物を含むエマル
ジョン濃縮液を形成し、そしてエマルジョン濃縮液を噴
霧乾燥することにより供される。
多種の食用脂肪又は油は本発明に使用することができる
。脂肪又は油は動物又は植物起源のものでよいが、温和
な、又は天然フレーバおよび酸化と酸敗の発現に対し長
期の安定性を有したければならない。一般に、脂肪のト
リグリセリド含量の主要部分はコーヒーホワイトナーの
取扱い、船積み、および貯蔵中通側遭遇する最高温度で
固体状態であるように、約110〜115下の筒口の融
点を有する脂肪を使用することが好ましい。使用できる
脂肪および油は例えば、綿実油、ココナツト油、トウモ
ロコシ油、大豆油、落花生油、ヒマワリ油、パーム核油
、などのような一部又は完全に水素添加した植物脂肪お
よび油、これらの混合物、タローおよびラードを含む。
乾燥生成物の脂肪又は油阻は約15〜511i%に変化
するが、乾燥生成物の20〜40重量%のレベルは好ま
しい。
上記のようにタン白は従来乾燥コーヒーホワイトナーの
必須成分であると考えられてきた。コーヒーに再構成し
た場合すぐれた白色化特性を有する安定な乾燥コーヒー
ホワイトナーは比較的少量の水溶性フィルム形成性ハイ
ドロコロイドをエマルジョン濃縮液に添加することによ
りタン白を使用せずに製造できることがわかった。ハイ
ドロコロイドはエマルジョン濃縮液に含まれる場合、脂
肪球をカプセル化し、噴霧乾燥を通してエマル、ジョン
を安定化する。さらに乾燥生成物はコーヒーに再構成さ
れる場合、ハイドロコロイドの存在は安定なエマルジョ
ンを供し、油分離の徴候、羽毛状化、又は他のエマルジ
ョン不安定性の徴候を全く示さずにコーヒーを効果的に
白色化する。
本発明に使用できる、良好なフィルム形成性又はカプセ
ル化性を有する水溶性ハイドロコロイドはアラビアガム
、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ヒドロキ
シプロピルセルロース−1微結晶セルロースおよびカル
ボキシメチルセルロースの混合物およびそれらの組み合
せを含む。これらのハイドロコロイドはエマルジョン濃
縮液に、エマルジョン濃縮液の脂肪1重量部につき少な
くとも約0.04重量部のハイドロコロイド吊で添加さ
れる場合、安定な、タン白を含まないコーヒーを供する
のに有効である。このような低レベルでさえ、フィルム
形成性ハイドロコロイドは噴霧乾燥を通してエマルジョ
ン濃縮液の安定化およびコーヒー中で再構成した場合良
好なエマルジョン安定性を有する乾燥コーヒーホワイト
ナーを供するのに有効である。勿論より多量のハイドロ
コロイドは使用できる。しかし、ハイドロコロイド使用
量はホワイトナーの味およびフレーバに反対に作用する
程多量であってはならない。
アラビアガムは一般に本発明でフィルム形成性ハイドロ
コロイドとして好ましい。アラビアガムは易水溶性およ
び油表面のすぐれたフィルム形成特性のために特に有利
である。アラビアガム使用量はエマルジョン濃縮液中で
少なくとも0.1=1のハイドロコロイド対脂肪比(重
量比)を供するために十分であることが好ましい。エマ
ルジョン濃縮液中の1重量部の脂肪に対し約0.7重量
部より多いアラビアガムレベルでは、生成乾燥ホワイト
ナーの味およびフレーバは反対に作用する。
エマルジョン濃縮液の0.14〜0.20重酸部のアラ
ビアガム対1重量部の脂肪比は望ましい特性、すなわち
エマルジョン安定性、白色化、フレーバおよび口内感覚
の組み合せを有するコーヒーホワイトナーの製造に特に
好ましい。
本発明で使用できるアラビアガム以外のフィルム形成性
ハイドロコロイドはアラビアガムとほぼ同量で使用され
る場合満足できるホワイトナーの製造に有効である。し
かし、これらのハイドロコロイドの味およびフレーバが
異るので、使用できるハイドロコロイドの上限はいくら
か異るが、ホワイ1−ナーの味に反対に作用するレベル
より下のレベルに保持すべきである。
水溶性炭水化物はエマルジョン濃縮液に含まれ、乾燥コ
ーヒーホワイトナーにフレーバおよび改良ボディを付与
し、脂肪に対するキャリアとして作用する。乾燥コーヒ
ーホワイトナーに通例使用される任意の炭水化物は例え
ば固体コーンシラツプ、蔗糖、果糖、乳糖およびこれら
の混合物を含み、本発明に使用できる。好ましくは、固
体コーンシラツプは炭水化物として使用される。
一般に、炭水化物は乾燥ホワイトナーの主要重量部を形
成し、炭水化物は乾燥ホワイトナーの50〜70重量%
のRで含まれる。エマルジョン濃縮液は約0.1:1よ
り低いハイドロコロイド対脂肪比〈重量比〉を含む場合
、乾燥濃縮物をコーヒーに再構成する場合、コーヒー中
に脂肪球を分離してエマルジョンの不安定性を示す。エ
マルジョン濃縮液のハイドロコロイド対脂肪比が約0.
1:1より低い場合、このようなエマルジョンの不安定
性は少なくとも約50 cps(6Q℃で低剪断速度、
Brookfield粘度計による)の粘度を有するエ
マルジョン濃縮液を供するのに十分な炭水化物をエマル
ジョン濃縮液に含ませることにより回避できることがわ
かった。エマルジョン濃縮液に対するこのような粘度は
エマルジョン濃縮液に比較的高レベルの固体コーンシラ
ツプを使用することにより供することができる。固体コ
ーンシラツプは濃縮液の脂肪1重量部につき少なくとも
1.75重量部のレベルで含む。エマルジョン濃縮液の
固体コーンシラツプのこのような粘度増加レベルは乾燥
エマルジョン濃縮物がコーヒーに添加されて再構成され
る場合脂肪粒子の凝集および合体割合を減少させること
により低ハイドロコロイド対脂肪比が使用できる。従っ
て、このような低レベルのハイドロコロイドおよび粘度
増加量の固体コーンシラツプを含む、エマルジョン濃縮
液から製造した乾燥ホワイトナーはコーヒーに添加して
再構成した場合エマルジョン不安定性を示さない。勿論
、エマルジョン濃縮液中のハイドロコロイド対脂肪の重
量比が約o、i:i以上である場合、エマルジョン濃縮
液にこのような粘度増加量の炭水化物は必要としたい。
上記成分の他に、コーヒーホワイトナーの製造に通常使
用される他の通例的成分は本発明の一ホワイトナーに使
用することもできる。例えば、バター又はクリームフレ
ーバ付与剤のようなフレーバ付与剤および二酸化チタン
のような着色料はエマルジョン濃縮物に含ませることが
できる。任意には、モノ−およびジグリセリド、グリセ
リンモノステアリン酸エステル、脂肪酸のソルビタンエ
ステルなどのような通例の乳化剤は生成物の白色化効果
をさらに増強するために0.8〜3.0重量%の量でエ
マルジョン濃縮液に含むことができる。
このような乳化剤はさらに乾燥前に再構成エマルジョン
の白色化効果の原因となる微細分割脂肪球の形成および
安定性を促進する。リン酸ニソーダのような通例の緩衝
塩およびシリコ・アルミン酸ナトリウム(SOdill
l 5iliCO−alulinate )のような固
結防止剤は乾燥エマルジョン濃縮物に混合することがで
きる。
本発明生成物の製造において、エマルジョン濃縮液は、
溶液又は分散液中に固体を保持し、ポンプ輸送できるよ
うに濃縮液に十分な流動性を供するために丁度十分な熱
水中に各種乾燥成分を溶解および/又は分散することに
より形成される。エマルジョン濃縮液の固形含量は約5
5〜75%の範囲にあることが好ましく、少なくとも6
0%の固形含量はエマルジョン濃縮液のハイドロコロイ
ド対脂肪比が約0.14:1より低い場合好ましい。液
状にあるように約130〜140下に加熱された脂肪は
撹拌したがら水性相に添加され、次に例えば2工程ホモ
ジナイザーで2.000〜4゜000ボンド全圧で均質
化され直径約1〜3ミクロン平均の脂肪球を含む安定な
エマルジョン濃縮液を供される。次にこのエマルジョン
濃縮液は乾燥生成物が約5%より多くない水分含量を有
するような条件下で噴霧乾燥される。所望の場合、乾燥
エマルジョン濃縮物は分散性を高めるために粉末を顆粒
化することによりインスタント化することができる。
法例は本発明を限定せずにさらに例示するために供され
る。すべての部および%は特記上ない限り重量による。
例■ タン白を含まない安定な噴霧乾燥コーヒーホワイトナー
は次の成分を含むエマルジョン濃縮液から製造する: 成  分                     
重量%植物脂肪              21(水
素添加ココナツト油) 炭水化物              37(固体コー
ンシラツプ) フィルム形成性ハイドロコロイド   3(アラビアガ
ム) 水                        
    39フレーバおよび色素        十分
量乾燥成分、すなわち固体コーンシラツプ、アラビアガ
ム、フレーバおよび色素は撹拌したがら熱水(180〜
190下)に添加する。約160″Fの温度の液化脂肪
を撹拌したがらこの水性相に添加し、次に約25001
500psiで2工程ホモジナイザーで均質化して完全
に脂肪を乳化し、固形含量61%および60℃で64 
CI)SのBrookfield粘度を有する安定なエ
マルジョン濃縮液を形成させる。次にエマルジョン濃縮
液は水分含量1〜3%に噴霧乾燥し、少憬の固結防止剤
と混合し、常法に従ってインスタント化する。この手順
により製造した粉末ホワイトナーは脂肪1重子部につき
0.14重量部のハイドロコロイドを含む。生成物はコ
ーヒーに容易に分散し、脂肪分離の徴候又はエマルジョ
ン不安定性を示さずにすぐれた白色化を供し、通例の商
業的ホワイトナーに比敵できるフレーバを有する。
例■ 次の処方を有するエマルジョン濃縮液を例Iの手順に従
って製造する: 成  分                     
重量%植物脂肪 (水素添加ココナツト油)21 炭水化物 (固体コーンシラツプ)37 フィルム形成性ハイドロコロイド (アラビアガム)2− 水                        
    40フレーバおよび色素        十分
mこうして製造したエマルジョン濃縮液は60%の固形
含量および50 cps(60℃)のBrookfie
ld粘度を有し、例工におけるように均質化し、噴霧乾
燥する。生成乾燥生成物は約0.1:1のハイドロコロ
イド対脂肪比を有し、コーヒーに添加する場合、羽毛状
化又は遊離脂肪を生ぜずに有効に白色化する。
例■ 本発明でアラビアガム以外の水溶性フィルム形成性ハイ
ドロコロイドの効果を実証するために、タン白を含まな
い噴霧乾燥コーヒーホワイトナーを例Iの手順に従って
製造する。エマルジョン濃縮液は次の処方を有し、フィ
ルム形成性ハイドロコロイドとしてアルギン酸プロピレ
ングリコールエステルを使用する: 成  分                     
重量%水素添加ココナツト油        21固体
コーンシラツプ         37アルギン酸プロ
ピレングリコール エステル              1水     
                       41
フレーバ             十分量生成乾燥生
成物はコーヒーに添加した場合、コーヒーにすぐれた白
色化性を示し、羽毛状化又は遊離脂肪を生ぜずにコーヒ
ーに容易に分散する。
アラビアガムおよびアルギン酸プロピレングリコールエ
ステル又は本発明の他のフィルム形成性ハイドロコロイ
ドの1:1比の組み合せは処方に2%の総レベルで処方
および例工の方法に使用・される場合、同様の結果が得
られる。
例  ■ 蔗糖をエマルジョン濃縮液の37重量%を構成する儀で
固体コーンシラツプの代りに処方に使用することを除い
て例■の手順を反復する。こうして形成したエマルジョ
ン濃縮液は61%の固形含量および60℃で30CDS
のBrookfield粘度を有する。このようなエマ
ルジョン濃縮液から製造した乾燥生成物をコーヒーに添
加する場合下部暗色相および上部淡色相に分離しやすく
、低粘性溶液の脂肪球の分離を示す。上記開示のように
エマルジョン濃縮液のハイドロコロイド対脂肪比が約0
.14:1より低い場合、炭水化物使用呈は、ホワイト
ナーを再構成する場合良好なエマルジョン安定性を保持
するために60℃で少なくとも約50cpsの粘度を有
するエマルジョンill縮液を供するのに十分量でなけ
ればならない。
上記開示の水溶性、フィルム形成性ハイドロコロイドの
使用は、タン白を含まない安定なコーヒーホワイトナー
を供するのに有効であり、このホワイトナーは必須成分
として植物脂肪又は油およびハイドロコロイドの他に炭
水化物を含む。
本発明の別の態様によれば上記開示のフィルム形成性ハ
イドロコロイドは必須成分として澱粉誘導体を含むタン
白を含まない乾燥コーヒーホワイトナーの安定性を改良
するために使用することもできる。Petrowski
らの米国特許第4.045゜589号明細書およびPa
rndtらの米国特許第4゜460.617号明細書は
タン白を含まないホワイトナーの製造に化学的に修正し
た澱粉誘導体の使用を開示する。これらの特許の開示は
引用のため挿入する。このような澱粉誘導体を含むコー
ヒーホワイトナーの安定性および白色化効果は本発明の
フィルム形成性ハイドロコロイドをホワイトナーの製造
に澱粉誘導体と共に添加することにより改良できること
がわかった。ハイドロコロイドを特許第4.460.6
17号および第4.O45,589号のエマルジョン濃
縮物に澱粉誘導体の部分置換として他の成分と共に添加
する。これらの先行特許のタン白を含まないホワイトナ
ーの製造に使用する約20〜約65重量%の澱粉誘導体
は本発明の1種又はそれ以上のフィルム形成性ハイドロ
コロイドと置換することができる。白色化におけるもつ
とも重要な改良は使用澱粉誘導体の約40〜約55%を
本発明のフィルム形成性ハイドロコロイドにより置換す
る場合起こる。例えば、特許第4.045,589号明
細書に開示のホワイトナーの製造では、食用脂肪又は油
、炭水化物、乳化剤、化学的に修正した親油性細端−化
澱粉、フィルム形成性ハイドロコロイド、特にアラビア
ガムおよび水を含むエマルジョン濃縮液が形成される。
アラビアガムおよび澱粉誘導体は共にエマルジョン濃縮
液の約5型組%の固形含量を構成する。こうして形成し
たエマルジョン濃縮液は通例手順を使用して噴霧乾燥し
、乾燥ホワイトナーを供する。エマルジョン濃縮液中の
約1:4〜3.25:1.75のアラビアガム対化学的
に修正の細端化澱粉重量比は噴霧乾燥を通してエマルジ
ョンの安定化に有効であり、細端化澱粉のみを使用し製
造したものより一層大きい白色化効果を有するコーヒー
ホワイトナーを供する。フィルム形成性ハイドロコロイ
ドおよび化学的に修正の細端化でん粉の組み合せは安定
なエマルジョンの保持、その後のエマルジョン濃縮液の
乾燥に有効であるのみでなく、このような組み合せは改
良された白色化特性を行するタン白を含まないコーヒー
ホワイトナーを供するのに有効である。
「コーヒーホワイトナー」および「ホワイトナー」とは
明細書を通して引用される生成物のタイプの確認に便宜
のためにのみ使用される。コーヒー白色化に適すること
のみを含むつもりはない。
乾燥脂肪含有エマルジョンと見做すべきである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タン白を含まない乾燥ホワイトナーであつて、炭
    水化物の主要重量割合、および水溶性フィルム形成性ハ
    イドロコロイドによりカプセル化された食用脂肪の微細
    分割分離粒子を含み、脂肪対ハイドロコロイドの比は乾
    燥ホワイトナーをコーヒー中に再構成する場合安定な脂
    肪エマルジョンを供するために脂肪1重量部につきハイ
    ドロコロイド0.04〜0.7重量部である乾燥エマル
    ジョン濃縮物を含むことを特徴とする、上記ホワイトナ
    ー。
  2. (2)ハイドロコロイドはアラビアガム、アルギン酸プ
    ロピレングリコールエステル、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、微結晶セルロースおよびカルボキシメチルセル
    ロースの混合物のうちの少なくとも1種である、特許請
    求の範囲第1項記載のホワイトナー。
  3. (3)ハイドロコロイドは脂肪1重量部につきアラビア
    ガムを0.10〜0.70重量部の量でホワイトナーに
    含むアラビアガムである、特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載のホワイトナー。
  4. (4)炭水化物はハイドロコロイド対脂肪比が0.1:
    1より低い場合、脂肪1重量部につき固体コーンシラツ
    プを少なくとも1.75重量部の量でホワイトナーに含
    む固体コーンシラツプである、特許請求の範囲第1項か
    ら第3項のいずれか1項に記載のホワイトナー。
  5. (5)化学的に修正した澱粉誘導体はハイドロコロイド
    対澱粉誘導体の重量比が1:4〜3.25:1.75で
    あるような量で含む、特許請求の範囲第1項から第4項
    のいずれか1項に記載のホワイトナー。
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載のタン白を含まない安
    定な乾燥ホワイトナーの製造方法において、主要割合の
    炭水化物、液化脂肪、水溶性フィルム形成性ハイドロコ
    ロイドおよび水を一緒に混合してエマルジョン濃縮物を
    形成し、ハイドロコロイド対脂肪の重量比は0.04:
    1〜0.7:1であり、濃縮物を均質化して脂肪粒子の
    水中エマルジョンを供し、脂肪粒子はハイドロコロイド
    によりカプセル化され、そしてエマルジョン濃縮物を約
    5%より多くない水分含量に噴霧乾燥することを特徴と
    する、上記方法。
  7. (7)ハイドロコロイドはアラビアガム、アルギン酸プ
    ロピレングリコールエステル、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、微結晶セルロースおよびカルボキシメチルセル
    ロースの混合物およびこれらの組み合せから成る群から
    選択する、特許請求の範囲第6項記載の方法。
  8. (8)ハイドロコロイドはアラビアガム0.10〜0.
    70重量部対脂肪1重量部の量でエマルジョン濃縮物に
    含むアラビアガムである。特許請求の範囲第6項又は第
    7項記載の方法。
  9. (9)炭水化物はハイドロコロイド対脂肪重量比が0.
    1:1より低い場合、60℃で少なくとも50cpsの
    粘度を有する濃縮物を供する十分量でエマルジョン濃縮
    物に含む固体コーンシラツプである、特許請求の範囲第
    6項、第7項又は第8項記載の方法。
  10. (10)化学的に修正した澱粉誘導体はハイドロコロイ
    ド対澱粉誘導体の重量比が1:4〜3.25:1.75
    であるような量でエマルジョン濃縮物に含む、特許請求
    の範囲第6項、第7項、第8項又は第9項記載の方法。
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