JPS6244109B2 - - Google Patents
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- JPS6244109B2 JPS6244109B2 JP6473480A JP6473480A JPS6244109B2 JP S6244109 B2 JPS6244109 B2 JP S6244109B2 JP 6473480 A JP6473480 A JP 6473480A JP 6473480 A JP6473480 A JP 6473480A JP S6244109 B2 JPS6244109 B2 JP S6244109B2
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- Japan
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- pressure
- compressor
- switch
- hydraulic protection
- pressure side
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 29
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 21
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、油圧保護圧力開閉器を備えた圧縮機
に関し、詳しくは、圧油配管を取り外すことなし
に油圧保護圧力開閉器の作動を確認し得るように
した圧縮機に関するものである。
に関し、詳しくは、圧油配管を取り外すことなし
に油圧保護圧力開閉器の作動を確認し得るように
した圧縮機に関するものである。
一般に、クランクケース内を低圧とし、かつク
ランクケース底部に油溜り部を備えるとともに、
クランク軸に油ポンプを直結し、該油ポンプによ
り前記油溜り部の油を連接棒大端部内面およびク
ランク軸両端の軸受部に潤滑供給するようにした
圧縮機においては、第1図に示すように、油圧保
護圧力開閉器1を備え、該油圧保護圧力開閉器1
に対し、油ポンプ2より圧送される潤滑油の圧力
を前記油圧保護圧力開閉器1に作用せしめる高圧
側配管3と、圧縮機4内の低圧側に連通する冷媒
ガスの圧力を前記油圧保護圧力開閉器1に作用せ
しめる低圧側配管5とを設けて、高圧側配管3を
介して前記油圧保護圧力開閉器1に作用する潤滑
油の圧力と低圧側配管5を介して前記油圧保護圧
力開閉器1に作用する低圧冷媒ガスの圧力との圧
力差が設定値以下のとき前記油圧保護圧力開閉器
1を作動せしめて、圧縮機4の運転を停止するこ
とにより、油ポンプ2より圧送される潤滑油の油
圧低下に帰因する圧縮機4の焼損を防止するよう
になされている。
ランクケース底部に油溜り部を備えるとともに、
クランク軸に油ポンプを直結し、該油ポンプによ
り前記油溜り部の油を連接棒大端部内面およびク
ランク軸両端の軸受部に潤滑供給するようにした
圧縮機においては、第1図に示すように、油圧保
護圧力開閉器1を備え、該油圧保護圧力開閉器1
に対し、油ポンプ2より圧送される潤滑油の圧力
を前記油圧保護圧力開閉器1に作用せしめる高圧
側配管3と、圧縮機4内の低圧側に連通する冷媒
ガスの圧力を前記油圧保護圧力開閉器1に作用せ
しめる低圧側配管5とを設けて、高圧側配管3を
介して前記油圧保護圧力開閉器1に作用する潤滑
油の圧力と低圧側配管5を介して前記油圧保護圧
力開閉器1に作用する低圧冷媒ガスの圧力との圧
力差が設定値以下のとき前記油圧保護圧力開閉器
1を作動せしめて、圧縮機4の運転を停止するこ
とにより、油ポンプ2より圧送される潤滑油の油
圧低下に帰因する圧縮機4の焼損を防止するよう
になされている。
ところで、前記油圧保護圧力開閉器1は定期的
に正常作動することを確認する必要があり、した
がつて、このような油圧保護圧力開閉器の作動配
管系統における高圧側配管3には、油圧保護圧力
開閉器1の正常作動確認用の閉鎖弁6が介設され
ており、圧縮機4の運転中において、該閉鎖弁6
を閉じることによつて油ポンプ2より圧送される
潤滑油の一部を高圧側配管3に封入し、さらに、
前記高圧側配管3の閉鎖弁6との接続部7aある
いは油圧保護圧力開閉器1との接続部7bの接手
を徐々に取り外すことにより、前記高圧側配管3
に封入された潤滑油の圧力を徐々に大気に開放し
てその圧力を下げ、低圧側配管5を介して油圧保
護圧力開閉器1に導入されている低圧冷媒ガスと
の差圧を小さくして、油圧保護圧力開閉器1を作
動せしめ、その作動時における潤滑油と冷媒ガス
の圧力を各々前記高圧側および低圧側配管3,5
に配設された油圧計8および低圧計9で読み取
り、該両計器8,9の指示値の差値より油圧保護
圧力開閉器1の正常作動の確認を可能ならしめて
いる。尚、10は逆止弁、11は低圧々力開閉器
である。
に正常作動することを確認する必要があり、した
がつて、このような油圧保護圧力開閉器の作動配
管系統における高圧側配管3には、油圧保護圧力
開閉器1の正常作動確認用の閉鎖弁6が介設され
ており、圧縮機4の運転中において、該閉鎖弁6
を閉じることによつて油ポンプ2より圧送される
潤滑油の一部を高圧側配管3に封入し、さらに、
前記高圧側配管3の閉鎖弁6との接続部7aある
いは油圧保護圧力開閉器1との接続部7bの接手
を徐々に取り外すことにより、前記高圧側配管3
に封入された潤滑油の圧力を徐々に大気に開放し
てその圧力を下げ、低圧側配管5を介して油圧保
護圧力開閉器1に導入されている低圧冷媒ガスと
の差圧を小さくして、油圧保護圧力開閉器1を作
動せしめ、その作動時における潤滑油と冷媒ガス
の圧力を各々前記高圧側および低圧側配管3,5
に配設された油圧計8および低圧計9で読み取
り、該両計器8,9の指示値の差値より油圧保護
圧力開閉器1の正常作動の確認を可能ならしめて
いる。尚、10は逆止弁、11は低圧々力開閉器
である。
しかしながら、前記従来の作動配管系統では、
油圧保護圧力開閉器1の正常作動を確認する際、
高圧側配管3の閉鎖弁6との接続部7aあるいは
油圧保護圧力開閉器1との接続部7bを徐々に取
り外して前記高圧側配管3に封入された潤滑油の
圧力を大気に開放するため、該潤滑油が外部へ流
出し、そのため、潤滑油不足を来たし、本来不必
要な潤滑油の補給を行わなければならず、さらに
は、潤滑油の外部への流出による公害が生じると
いう不具合があつた。
油圧保護圧力開閉器1の正常作動を確認する際、
高圧側配管3の閉鎖弁6との接続部7aあるいは
油圧保護圧力開閉器1との接続部7bを徐々に取
り外して前記高圧側配管3に封入された潤滑油の
圧力を大気に開放するため、該潤滑油が外部へ流
出し、そのため、潤滑油不足を来たし、本来不必
要な潤滑油の補給を行わなければならず、さらに
は、潤滑油の外部への流出による公害が生じると
いう不具合があつた。
本発明は、かかる不具合を解消すべくなされた
もので、油ポンプ2より圧送される潤滑油の圧力
を油圧保護圧力開閉器1に作用せしめる高圧側配
管3に閉鎖弁6を介設するとともに、圧縮機4内
の低圧側に通連する冷媒ガスの圧力を前記油圧保
護圧力開閉器1に作用せしめる低圧側配管5に制
御弁を介設することにより、高圧側配管3内の潤
滑油の圧力を大気に開放することなく、油圧保護
圧力開閉器1の正常作動を確認することができる
油圧保護圧力開閉器を備えた圧縮機を提供せんと
するものである。
もので、油ポンプ2より圧送される潤滑油の圧力
を油圧保護圧力開閉器1に作用せしめる高圧側配
管3に閉鎖弁6を介設するとともに、圧縮機4内
の低圧側に通連する冷媒ガスの圧力を前記油圧保
護圧力開閉器1に作用せしめる低圧側配管5に制
御弁を介設することにより、高圧側配管3内の潤
滑油の圧力を大気に開放することなく、油圧保護
圧力開閉器1の正常作動を確認することができる
油圧保護圧力開閉器を備えた圧縮機を提供せんと
するものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。尚、圧縮機用油圧保護圧力開閉器
の作動配管系統の基本構造については既述したの
で、同一の部分については同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
細に説明する。尚、圧縮機用油圧保護圧力開閉器
の作動配管系統の基本構造については既述したの
で、同一の部分については同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
第2図は本発明の第1実施例を示し、クランク
軸の直結された油ポンプ2よりクランクケース底
部の油溜り部からクランク軸の軸受部等の潤滑部
分に圧送される潤滑油の圧力を油圧保護圧力開閉
器1に作用せしめる高圧側配管3には常開の閉鎖
弁6が介設されているとともに、圧縮機4内に吸
入されるべく圧縮機4内の低圧側に連通する冷媒
ガスの圧力を前記油圧保護圧力開閉器1に作用せ
しめる低圧側配管5には、油圧保護圧力開閉器1
の作動を確認する際に圧縮機4から低圧側配管5
に導入されている冷媒ガスを該低圧側配管5に封
入せしめるよう閉操作される常開の閉鎖弁12が
介設されて、本発明に係る油圧保護圧力開閉器の
作動配管系統が構成されている。
軸の直結された油ポンプ2よりクランクケース底
部の油溜り部からクランク軸の軸受部等の潤滑部
分に圧送される潤滑油の圧力を油圧保護圧力開閉
器1に作用せしめる高圧側配管3には常開の閉鎖
弁6が介設されているとともに、圧縮機4内に吸
入されるべく圧縮機4内の低圧側に連通する冷媒
ガスの圧力を前記油圧保護圧力開閉器1に作用せ
しめる低圧側配管5には、油圧保護圧力開閉器1
の作動を確認する際に圧縮機4から低圧側配管5
に導入されている冷媒ガスを該低圧側配管5に封
入せしめるよう閉操作される常開の閉鎖弁12が
介設されて、本発明に係る油圧保護圧力開閉器の
作動配管系統が構成されている。
次に、前記第1実施例の作動配管系統による油
圧保護圧力開閉器1の正常作動を確認する手順に
ついて述べると、まず、圧縮機4を作動させなが
ら高圧側配管3に介設した閉鎖弁6を閉じ、高圧
側配管3内に潤滑油を封入して該潤滑油の圧力を
一定に保つ一方、圧縮機4を作動させながら低圧
側配管5に介設した閉鎖弁12を閉じて一旦低圧
側配管5内に冷媒ガスを封入し、該冷媒ガスの圧
力と前記高圧側配管3内に封入された潤滑油の圧
力との圧力差により油圧保護圧力開閉器1を不作
動状態に維持する。その後、圧縮機4を停止し
て、圧縮機4内に吸入された冷媒ガスの吸入ガス
圧と圧縮機4により圧縮された冷媒ガスの吐出ガ
ス圧とを均衡させることによつて圧縮機4内の冷
媒ガスの圧力を、前記低圧側配管5内に封入され
た冷媒ガスの圧力より高くする。しかる後、前記
低圧側配管5の閉鎖弁12を徐々に開いて前記高
圧の冷媒ガスを低圧側配管5を徐々に導入するこ
とにより、前記低圧側配管5内の冷媒ガスの圧力
を高め、前記高圧側配管3内に封入された潤滑油
の圧力との圧力差を縮めて前記油圧保護圧力開閉
器1を作動せしめ、この作動時における潤滑油と
冷媒ガスとの圧力差を油圧計8と低圧計9とによ
り検出して油圧保護圧力開閉器1の正常作動の確
認を行う。
圧保護圧力開閉器1の正常作動を確認する手順に
ついて述べると、まず、圧縮機4を作動させなが
ら高圧側配管3に介設した閉鎖弁6を閉じ、高圧
側配管3内に潤滑油を封入して該潤滑油の圧力を
一定に保つ一方、圧縮機4を作動させながら低圧
側配管5に介設した閉鎖弁12を閉じて一旦低圧
側配管5内に冷媒ガスを封入し、該冷媒ガスの圧
力と前記高圧側配管3内に封入された潤滑油の圧
力との圧力差により油圧保護圧力開閉器1を不作
動状態に維持する。その後、圧縮機4を停止し
て、圧縮機4内に吸入された冷媒ガスの吸入ガス
圧と圧縮機4により圧縮された冷媒ガスの吐出ガ
ス圧とを均衡させることによつて圧縮機4内の冷
媒ガスの圧力を、前記低圧側配管5内に封入され
た冷媒ガスの圧力より高くする。しかる後、前記
低圧側配管5の閉鎖弁12を徐々に開いて前記高
圧の冷媒ガスを低圧側配管5を徐々に導入するこ
とにより、前記低圧側配管5内の冷媒ガスの圧力
を高め、前記高圧側配管3内に封入された潤滑油
の圧力との圧力差を縮めて前記油圧保護圧力開閉
器1を作動せしめ、この作動時における潤滑油と
冷媒ガスとの圧力差を油圧計8と低圧計9とによ
り検出して油圧保護圧力開閉器1の正常作動の確
認を行う。
したがつて、本実施例の如く、高圧側配管3お
よび低圧側配管5の両方に閉鎖弁6,12を介設
したことにより、油圧保護圧力開閉器1の正常作
動を確認する際、従来の如く、高圧側配管3の接
続部を外して該高圧側配管3内の潤滑油の圧力を
大気に開放する必要がなく、よつて潤滑油が外部
へ流出することがない。そして、油圧保護圧力開
閉器1の正常作動の確認によつて不良が発見され
た場合には、さらに油圧保護圧力開閉器1の交換
を行つた後、高圧側配管3および低圧側配管5に
介設された両閉鎖弁6,12を開いて圧縮機4の
再起動に備える。
よび低圧側配管5の両方に閉鎖弁6,12を介設
したことにより、油圧保護圧力開閉器1の正常作
動を確認する際、従来の如く、高圧側配管3の接
続部を外して該高圧側配管3内の潤滑油の圧力を
大気に開放する必要がなく、よつて潤滑油が外部
へ流出することがない。そして、油圧保護圧力開
閉器1の正常作動の確認によつて不良が発見され
た場合には、さらに油圧保護圧力開閉器1の交換
を行つた後、高圧側配管3および低圧側配管5に
介設された両閉鎖弁6,12を開いて圧縮機4の
再起動に備える。
なお、前記油圧保護圧力開閉器1は、油ポンプ
2より圧送される潤滑油の圧力が設定値以下のと
きに閉成する差圧スイツチ18と、該差圧スイツ
チ18の閉成が所定時間(例えば90秒間)維持さ
れたときに開成するタイマスイツチ19を有して
おり、第3図に示すように、圧縮機制御用電磁開
閉器20の作動回路21に、前記タイマスイツチ
19を直列に接続するとともに、電磁開閉器20
およびタイマスイツチ19に並列に差圧スイツチ
18をヒータ22と共に接続し、油ポンプ2より
圧送される潤滑油の圧力が設定値以下になつた
際、差圧スイツチ18の閉成によりヒータ22が
発熱し、90秒間潤滑油の圧力が設定値以上に上ら
ない場合には、前記ヒータ22の発熱によりタイ
マスイツチ19が開成し、電磁開閉器20を開成
せしめて圧縮器の運転を停止し、圧縮機の油圧低
下に帰因する焼損を防止する一方、差圧スイツチ
18の閉成後90秒以内に潤滑油の圧力が設定値以
上に上つた場合には、差圧スイツチ18の開成に
よりヒータ22の発熱が停止してタイマスイツチ
19を開成するに至らずに閉成状態を維持し、圧
縮機4の運転を続行せしめるように構成されてい
る。尚、23は停止用押ボタン、24は起動用押
ボタン、25は電磁開閉器接点、26は外部イン
ターロツク接点、27は過電流継電器接点、28
は油圧保護圧力開閉器1の手動復帰用押ボタン、
29は交流電源である。
2より圧送される潤滑油の圧力が設定値以下のと
きに閉成する差圧スイツチ18と、該差圧スイツ
チ18の閉成が所定時間(例えば90秒間)維持さ
れたときに開成するタイマスイツチ19を有して
おり、第3図に示すように、圧縮機制御用電磁開
閉器20の作動回路21に、前記タイマスイツチ
19を直列に接続するとともに、電磁開閉器20
およびタイマスイツチ19に並列に差圧スイツチ
18をヒータ22と共に接続し、油ポンプ2より
圧送される潤滑油の圧力が設定値以下になつた
際、差圧スイツチ18の閉成によりヒータ22が
発熱し、90秒間潤滑油の圧力が設定値以上に上ら
ない場合には、前記ヒータ22の発熱によりタイ
マスイツチ19が開成し、電磁開閉器20を開成
せしめて圧縮器の運転を停止し、圧縮機の油圧低
下に帰因する焼損を防止する一方、差圧スイツチ
18の閉成後90秒以内に潤滑油の圧力が設定値以
上に上つた場合には、差圧スイツチ18の開成に
よりヒータ22の発熱が停止してタイマスイツチ
19を開成するに至らずに閉成状態を維持し、圧
縮機4の運転を続行せしめるように構成されてい
る。尚、23は停止用押ボタン、24は起動用押
ボタン、25は電磁開閉器接点、26は外部イン
ターロツク接点、27は過電流継電器接点、28
は油圧保護圧力開閉器1の手動復帰用押ボタン、
29は交流電源である。
第4図は本発明の第2実施例を示し、第1実施
例における低圧側配管5に介設した閉鎖弁12に
代え、1つの流入口14と3つの流出口15,1
8,19とを備えたターミナルバルブ13を介設
した例である。すなわち、該ターミナルバルブ1
3は、第5図に示すように分配座の機能と閉鎖弁
の機能を併せ有するもので、一系統の流入口14
と、該流入口14に連通する一系統の流出口15
と、前記流入口14との連通を弁体16の弁座1
7に対する開閉によつて制御される二系統の流出
口18,19とを有しており、前記流入口14に
は圧縮機4側の低圧側配管5を接続するととも
に、前記流出口18,19の一方には油圧保護圧
力開閉器1側の低圧側配管5を接続し、また前記
流出口15には低圧々力開閉器11に連通する低
圧側配管5′を接続し、前記流出口18,19の
他方には低圧計9に連通する低圧側配管5″を接
続し、弁体16を弁座17に着座させることによ
り前記油圧保護圧力開閉器1および低圧計9への
流出口18,19を閉じ、第1実施例における低
圧側配管5に介設した閉鎖弁12と同様な作用を
行わせるものである。その他は第1実施例と同一
の構成である。したがつて、第1実施例と同一の
作用効果を奏するものである。
例における低圧側配管5に介設した閉鎖弁12に
代え、1つの流入口14と3つの流出口15,1
8,19とを備えたターミナルバルブ13を介設
した例である。すなわち、該ターミナルバルブ1
3は、第5図に示すように分配座の機能と閉鎖弁
の機能を併せ有するもので、一系統の流入口14
と、該流入口14に連通する一系統の流出口15
と、前記流入口14との連通を弁体16の弁座1
7に対する開閉によつて制御される二系統の流出
口18,19とを有しており、前記流入口14に
は圧縮機4側の低圧側配管5を接続するととも
に、前記流出口18,19の一方には油圧保護圧
力開閉器1側の低圧側配管5を接続し、また前記
流出口15には低圧々力開閉器11に連通する低
圧側配管5′を接続し、前記流出口18,19の
他方には低圧計9に連通する低圧側配管5″を接
続し、弁体16を弁座17に着座させることによ
り前記油圧保護圧力開閉器1および低圧計9への
流出口18,19を閉じ、第1実施例における低
圧側配管5に介設した閉鎖弁12と同様な作用を
行わせるものである。その他は第1実施例と同一
の構成である。したがつて、第1実施例と同一の
作用効果を奏するものである。
尚、前記第1、第2実施例においては低圧側配
管5に閉鎖弁12あるいはターミナルバルブ13
を介設したが、閉鎖弁12あるいはターミナルバ
ルブ13等の機械式制御弁に限らず電気式等の
種々の制御弁を介設してもよいのはいうまでもな
い。
管5に閉鎖弁12あるいはターミナルバルブ13
を介設したが、閉鎖弁12あるいはターミナルバ
ルブ13等の機械式制御弁に限らず電気式等の
種々の制御弁を介設してもよいのはいうまでもな
い。
以上説明したように、本発明によれば、油ポン
プより圧送される潤滑油の圧力を油圧保護圧力開
閉器に作用せしめる高圧側配管に閉鎖弁を介設す
るとともに、圧縮機内の低圧側に連通する冷媒ガ
スの圧力を前記油圧保護圧力開閉器に作用せしめ
る低圧側配管に制御弁を介設したことにより、油
圧保護圧力開閉器の正常作動を確認する際には、
高圧側配管内の潤滑油を大気に開放する必要がな
いので、潤滑油の外部への流出がない。よつて、
作動確認用の特殊なバルブあるいは新たな配管を
追加することなく、正常作動の確認の際に潤滑油
の外部への流出を防ぐことができる油圧保護圧力
開閉器の作動配管系統を提供することもできるも
のである。
プより圧送される潤滑油の圧力を油圧保護圧力開
閉器に作用せしめる高圧側配管に閉鎖弁を介設す
るとともに、圧縮機内の低圧側に連通する冷媒ガ
スの圧力を前記油圧保護圧力開閉器に作用せしめ
る低圧側配管に制御弁を介設したことにより、油
圧保護圧力開閉器の正常作動を確認する際には、
高圧側配管内の潤滑油を大気に開放する必要がな
いので、潤滑油の外部への流出がない。よつて、
作動確認用の特殊なバルブあるいは新たな配管を
追加することなく、正常作動の確認の際に潤滑油
の外部への流出を防ぐことができる油圧保護圧力
開閉器の作動配管系統を提供することもできるも
のである。
第1図は従来例を示す系統略図、第2図ないし
第5図は本発明の実施例を示し、第2図は第1実
施例を示す系統略図、第3図は油圧保護圧力開閉
器の配線図、第4図は第2実施例を示す系統略
図、第5図は第4図のターミナルバルブの断面図
である。 1……油圧保護圧力開閉器、3……高圧側配
管、4……圧縮機、5,5′,5″……低圧側配
管、6,12……閉鎖弁、8……油圧計、9……
低圧計、13……ターミナルバルブ、14……流
入口、15,18,19……流出口、16……弁
体、17……弁座、18……差圧スイツチ、19
……タイマスイツチ、22……ヒータ。
第5図は本発明の実施例を示し、第2図は第1実
施例を示す系統略図、第3図は油圧保護圧力開閉
器の配線図、第4図は第2実施例を示す系統略
図、第5図は第4図のターミナルバルブの断面図
である。 1……油圧保護圧力開閉器、3……高圧側配
管、4……圧縮機、5,5′,5″……低圧側配
管、6,12……閉鎖弁、8……油圧計、9……
低圧計、13……ターミナルバルブ、14……流
入口、15,18,19……流出口、16……弁
体、17……弁座、18……差圧スイツチ、19
……タイマスイツチ、22……ヒータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 油ポンプ2より圧送される潤滑油の圧力を油
圧保護圧力開閉器1に作用せしめる高圧側配管3
に閉鎖弁6を介設するとともに、圧縮機4内の低
圧側に連通する冷媒ガスの圧力を前記油圧保護圧
力開閉器1に作用せしめる低圧側配管5に制御弁
を介設したことを特徴とする油圧保護圧力開閉器
を備えた圧縮機。 2 制御弁が閉鎖弁12であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の油圧保護圧力開閉器
を備えた圧縮機。 3 制御弁が1つの流入口14と3つの流出口1
5,18,19とを備えたターミナルバルブ13
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の油圧保護圧力開閉器を備えた圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6473480A JPS56162290A (en) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | Compressor with oil pressure protecting pressure switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6473480A JPS56162290A (en) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | Compressor with oil pressure protecting pressure switch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56162290A JPS56162290A (en) | 1981-12-14 |
JPS6244109B2 true JPS6244109B2 (ja) | 1987-09-18 |
Family
ID=13266665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6473480A Granted JPS56162290A (en) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | Compressor with oil pressure protecting pressure switch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56162290A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106949036B (zh) * | 2017-05-10 | 2019-02-05 | 南京中车浦镇海泰制动设备有限公司 | 一种辅助用无油空气压缩机装置 |
CN109404269B (zh) * | 2018-10-31 | 2020-09-11 | 骑记(厦门)科技有限公司 | 充气设备 |
CN110642166B (zh) * | 2019-08-30 | 2020-10-16 | 武汉船用机械有限责任公司 | 起重机回转的液压控制装置 |
-
1980
- 1980-05-15 JP JP6473480A patent/JPS56162290A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56162290A (en) | 1981-12-14 |
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