JPS6243840Y2 - - Google Patents

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JPS6243840Y2
JPS6243840Y2 JP18405084U JP18405084U JPS6243840Y2 JP S6243840 Y2 JPS6243840 Y2 JP S6243840Y2 JP 18405084 U JP18405084 U JP 18405084U JP 18405084 U JP18405084 U JP 18405084U JP S6243840 Y2 JPS6243840 Y2 JP S6243840Y2
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JP
Japan
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panel
heat
lever
press
press table
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JP18405084U
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JPS6198100U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、書画を描いたり魚拓を写したりし
た和紙の補強を目的として上記の和紙に、ホツト
メルト接着剤が含浸されている台紙を重ねてこれ
らを圧着加熱するための表具用ヒートプレス装置
に関する。
(従来の技術) 上記のような表具用ヒートプレス装置として、
第4図に示すように、箱形のプレス台1(大きさ
は幅が約80cm、奥行が約60cm、高さが約10cm)の
後端にブラケツト2を介して左右1対のパネル用
レバー3を上下揺動自在に取付け、この左右のパ
ネル用レバー3,3の先端間に上記プレス台1と
ほぼ同じ大きさのヒートパネル4の前後方向の中
央部を揺動自在に連結し、上記ブラケツト2の水
平アーム部2aの先端に円弧状のリンク5の一端
を接続し、その他端に、一辺が他の二辺よりも短
い三角形の板状に形成された左右1対のハンドル
レバー6の短辺の一端をピンで連結し、この短辺
の他端を上記パネル用レバー3とヒートパネル4
との連結部に連結し、左右のハンドルレバー6,
6の先端を幅方向のロツド7で接続し、ハンドル
レバー6を図示のように前方へ倒したときはヒー
トパネル4がプレス台1に圧着され、ハンドルレ
バー6を時計方向に回動すると、パネル用レバー
3が上方へ回動してヒートパネル4が上方へ移動
し、プレス台1から離れるようにしたものが知ら
れている(実公昭58−4960号公報参照)。
(考案が決しようとする問題点) ブラケツト2の水平アーム部2aとハンドルレ
バー6との間に円弧状に湾曲するリンク5が介在
し、ヒートパネル4をプレス台1に圧着した状態
ではハンドルレバー6の下方にブラケツト2の水
平アーム部2aが位置するので、水平アーム部2
aの高さが低くなり、水平アーム部2aの下面と
プレス台1の上面との隙間が狭くなり、しかもプ
レス台1の上面がヒートパネル4で隠されて見え
難く、そのためヒートパネル4を上昇させ、補強
される和紙とこれに裏貼りされる台紙とを重ねて
出し入れする際にその作業が困難であつた。そし
て、上記の作業を容易にするため、、水平アーム
部2aの高さを高く設定すると、ヒートパネル4
を大型にしないとプレス台1に圧着させることが
できなくなり、不経済であつた。
(問題点を解決するための手段) プレス台11の後端に左右1対のパネル用レバ
ー17を上下揺動自在に取付け、この左右のパネ
ル用レバー17の先端間に上記プレス台11とほ
ぼ同じ大きさのヒートパネル23を、その前後方
向の中央部を支点にして揺動自在に取付け、上記
プレス台11の側面後端に先端がプレス台11の
上方へ延びるアーム部16aを備えた左右1対の
ブラケツト16を固定し、上記アーム部16aの
先端にハンドルレバー19を前後に回動自在に取
付け、このハンドルレバー19の回動により上記
パネル用レバー17を介して上記のヒートパネル
23を昇降させるようにした表具用ヒートプレス
装置において、上記ブラケツト16のアーム部1
6aをプレス台11の後方から中央部上方へ前上
りに傾斜させ、上記ハンドルレバー19を三角形
の板状に形成し、この左右のハンドルレバー19
の短辺の一端を接続する基部ロツド21を上記パ
ネル用レバー17の先端に穿設されている前後方
向の長孔17aに摺動自在に挿通し、上記短辺の
他端を上記ブラケツト16のアーム部16a先端
にピン20で連結する。
(作用) ブラケツト16のアーム部16a先端を支点と
してハンドルレバー19を前後に回動すると、左
右のハンドルレバー19を接続する基部ロツド2
1が短辺の長さを半径とする円弧を描いて回動
し、その際にパネル用レバー17の長孔17aを
摺動しながらパネル用レバー17を上下に揺動さ
せ、この揺動に伴つてヒートパネル23が昇降
し、その下降時にプレス台11に圧着され、上昇
時にプレス台11から分離される。
(実施例) 第1図および第2図において、プレス台11
は、角パイプからなる長方形の枠11aと左右の
側板11bおよび後板11cによつて前面の開放
された箱形に形成され、下面にゴム脚12を有し
ている。上記の枠11a上に薄い箱形の引出し板
13が前後摺動自在に載置され、この引出し板1
3上に2枚のフエルトシート14aおよび発泡ポ
リウレタンのような弾性シート14bを交互に積
層したクツシヨンシート14が取付けられる。そ
して、上記引出し板13の前面に前面カバー13
aが固定され、この前面カバー13aの左右に取
つ手15が固定される。
上記プレス台11の側面後部にコの字形のブラ
ケツト16が固定され、上部に位置するアーム部
16aが前上りに傾斜し、その先端がプレス台1
1の前後方向の中央部上方に位置し、このアーム
部16aの後端にパネル用レバー17の後端がピ
ン18で取付けられ、先端に三角形の板状のハン
ドルレバー19がピン20で取付けられる。
上記のパネル用レバー17は、ブラケツト16
のアーム部16aよりも長く作られ、その先端に
は長孔17a(第3図参照)が穿設されており、
この長孔17aに、上記左右のハンドルレバー1
9,19の短辺側を連結する基部ロツド21が挿
通され、この基部ロツド21に嵌装したローラ2
2が上記の長孔17a内を転動する。なお、上記
の基部ロツド21は、下向きに凸の球面状に湾曲
する熱板を下面に備えたヒートパネル23の天井
部23aを貫通し、このヒートパネル23は、パ
ネル用レバー17から複数本のボルト24によつ
て上下揺動自在に吊下されている。また、上記左
右のハンドルレバー19,19の先端は、先端ロ
ツド25によつて連結される。一方、左右のパネ
ル用レバー17,17に逆L字形に屈曲された支
え棒26が、その水平部26aを前向きにして固
定される。
上記の構造において、第1図に示すようにハン
ドルレバー19を前方へ倒したときは基部ロツド
21がブラケツト16のアーム部16a先端の下
方に位置してヒートパネル23の下面をプレス台
11のクツシヨンシート14表面に圧接させる。
このとき、基部ロツド21がピン20の直下から
若干後方にずれるように長孔17aの長さを設定
すると、ヒートパネル23が上方へ押し戻されな
い。
第1図の位置からハンドルレバー19を時計方
向に180度を若干超えるように回動し、ハンドル
レバー19を第3図に示すように後方へ倒すと、
基部ロツド21がピン20の上方へ移動し、パネ
ル用レバー17が起こされて傾斜状に保持され、
ヒートパネル23は上昇してプレス台11から離
れる。このとき、支え棒26の水平部26aがほ
ぼ水平になるので、左右の水平部26a上に作業
用の板をのせ、この板上に書画を描いた和紙、台
紙および離型紙等を重ねるなどの準備作業を行な
うことができる。そして、引出し板13を手前に
引出し、クツシヨンシート14上の接着済みの和
紙等を取出し、このクツシヨンシート14上に支
え棒26の板上の和紙等を重ねて載置し、更に引
出し板13を押し戻してヒートパネル23を閉じ
る。なお、この実施例は、ヒートパネル23の熱
板が下向き凸状の球面に形成されているので、和
紙のしわが伸ばされ、しわの発生が防止される。
(考案の効果) パネル用レバーの先端に長孔を穿設し、この長
孔に左右のハンドルレバーの短辺部の一端を連結
する基部ロツドを挿通し、これによつてハンドル
レバーの回動を可能にしたものであり、従来の円
弧状のリンクが不要となり、ハンドルレバーの回
動の際にその支点が移動しないので、構造が簡単
になる。また、従来の円弧形リンクを用いずに、
ハンドルレバーの短辺部の一端および他端をそれ
ぞれブラケツトのアーム部先端およびパネル用レ
バーに直接に連結するので、上記アーユ部先端の
高さが従来の円弧形リンクの上端の高さとほぼ等
しくなり、上記アーム部先端の下方空間が従来よ
りも広くなり、そのためヒートパネルを開いた際
にヒートパネルとプレス台の間に処理用の紙を出
し入れしたり、左右へずらしたり作業が極めて容
易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は
第1図の平面図、第3図はヒートパネルを開いた
状態の側面図、第4図は従来例の側面図である。 11:プレス台、16:ブラケツト、16a:
アーム部、17:パネル用レバー、17a:長
孔、19:ハンドルレバー、20:ピン、21:
若干ロツド、23:ヒートパネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス台の後端に左右1対のパネル用レバーを
    上下揺動自在に取付け、この左右のパネル用レバ
    ーの先端間に上記プレス台とほぼ同じ大きさのヒ
    ートパネルを、その前後方向の中央部を支点にし
    て揺動自在に取付け、上記プレス台の側面後端に
    先端がプレス台の上方へ延びるアーム部を備えた
    左右1対のブラケツトを固定し、上記アーム部の
    先端にハンドルレバーを前後に回動自在に取付
    け、このハンドルレバーの回動により上記パネル
    用レバーを介して上記のヒートパネルを昇降させ
    るようにした表具用ヒートプレス装置において、
    上記ブラケツトのアーム部をプレス台の後方から
    中央部上方へ前上りに傾斜させ、上記ハンドルレ
    バーを三角形の板状に形成し、この左右のハンド
    ルレバーの短辺の一端を接続する基部ロツドを上
    記パネル用レバーの先端に穿設されている前後方
    向の長孔に摺動自在に挿通し、上記短辺の他端を
    上記ブラケツトのアーム部先端にピンで連結した
    ことを特徴とする表具用ヒートプレス装置。
JP18405084U 1984-12-03 1984-12-03 Expired JPS6243840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18405084U JPS6243840Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18405084U JPS6243840Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6198100U JPS6198100U (ja) 1986-06-23
JPS6243840Y2 true JPS6243840Y2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=30741537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18405084U Expired JPS6243840Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

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JPS6198100U (ja) 1986-06-23

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