JPS6127600Y2 - - Google Patents

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JPS6127600Y2
JPS6127600Y2 JP16571581U JP16571581U JPS6127600Y2 JP S6127600 Y2 JPS6127600 Y2 JP S6127600Y2 JP 16571581 U JP16571581 U JP 16571581U JP 16571581 U JP16571581 U JP 16571581U JP S6127600 Y2 JPS6127600 Y2 JP S6127600Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、ズボン等の衣類をプレス処理する衣
類プレス器に関する。
(考案の技術的背景) 従来一般的な衣類プレス器は、ヒータを内蔵し
た基体にヒンジを介してプレス体を連結し、これ
ら両部材間にズボン等を挾み込んでプレスを行う
ものである。また、このような衣類プレス器に代
えて、ヒータを内蔵した中板を基体とプレス体と
の間に開閉可能に枢着し、これら基体と中板との
間、および中板とプレス体との間にズボン等を挾
み込んでプレスを行えるようにした衣類プレス器
が、本考案者等により提案された。この種の衣類
プレス器は、プレス面が倍増され、かつ小形化も
可能である等の利点を有し、既に本出願人等によ
り出願済みである。
(背景技術の問題点) ところで、これらいずれの衣類プレス器にあつ
ても、基板上へのズボン等のセツトに際しては、
基体に対する開閉体たるプレス体又は中板を、セ
ツト作業の邪魔とならないように開いた位置に支
持させる必要がある。そして、この位置は通常基
体に対し90゜を多少越える後傾状態となる位置で
ある。したがつて、開閉体の回動量が多い不具合
があるばかりでなく、開閉体の重量により衣類プ
レス器が後方に転倒し易くなる不具合がある。
(考案の目的) 本考案の目的は、開閉体の取扱いを容易化でき
るとともに、転倒のおそれがないようにした衣類
プレス器を提供することにある。
(考案の概要) 本考案は、基体と開閉体のいずれか一方にスト
ツパ受けを設けるととに、他方にストツパを取付
け、これらの係合により、開閉体を前傾状態に支
持可能とし、かつストツパ受けは弾性変形可能と
するとともに、ストツパは回動自在にして、開閉
体を上記支持状態から閉じる際にストツパが自動
的にストツパ受けから外れて回動するようにした
構成を特徴とする衣類プレス器である。
(考案の実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
図中1は例えば略正方形状をなす基体で、板金
製ベース板1a、芯材1b、表面を布で被われた
クツシヨン材1c、および縁材1dを備えて形成
されている。図中2は同じく略正方形状をなすプ
レス体で、これも板金製ベース板2a,芯材2
b、表面を布で被われたクツシヨン材2c、およ
び縁材2dを備えて形成されている。図中3は両
面に上記基体1およびプレス体2が各別に重ね合
わされる開閉体たる中板で、これも略正方形状を
なしている。そして、中板3は、第3図および第
6図に詳しく示したように本実施例においては、
クツシヨン性を有する発泡ウレタン等からなる耐
熱弾性芯材4の両面に、アルミニウム合金等の金
属薄板よりなる均熱板5,5を夫々設け、これら
均熱板5,5の裏面にヒータ6を夫々耐熱性両面
接着テープ等のヒータ支持部材7を介して取付
け、かつ一側端に硬質な曲成部8を設けるととも
に、これと対向する他側端に弾性変形可能な縁部
材9を取付けた構造を備えて形成されている。な
お、図中10は表布、11は他の縁材、12は例
えばヒンジ固定部等に例示される如く必要個所に
設けた硬質材である。また縁部材9は均熱板5,
5の端縁に夫々嵌着されて、これら均熱板5,5
を連結して取付けられているが、この縁部材9は
少なくとも上記他側縁にあればよく、したがつて
この側縁に連なる縁部にわたつて設けるようにし
ても差支えない。なお、中板3の横方向に沿う長
さおよび前後方向に沿う長さは、夫々40cm程度で
あれば一般に使用されている最大の大きさのズボ
ン(ウエストサイズ95cm、股下サイズ85cm程度)
にも使用可能であり、本実施例では横方向に沿う
長さを40cm、前後方向に沿う長さを42cmとしてあ
る。
そして、基体1、プレス体2および中板3の3
部材は、その一側縁において互にヒンジ13,1
3を介して回動自在に連結されている。ヒンジ1
3は、いずれも合成樹脂等の成形品よりなる基体
側ヒンジ構成体14、プレス体側ヒンジ構成体1
5、および中板側ヒンジ構成体16の3者を、ヒ
ンジ軸17で互に回動自在に連結して形成されて
いる。上記ヒンジ構成体14は基体1の上記一側
縁下面に、ねじ18により連結されている。上記
ヒンジ構成体15はプレス体2の上記一側縁上面
に、ねじ19により連結されている。上記ヒンジ
構成体16は、一端が上記ヒンジ軸17に嵌合さ
れた第1部材16aと、この部材16aの他端側
にねじ20により取付けた第2部材16bとから
なる。なお、16cは位置決め孔、16dは位置
決め突起部である。そして、このヒンジ構成体1
6は中板3の上記一側縁に、その各部材16a,
16bを挾着させて設けられている。上記各部材
16a,16bは中板3の上記硬質材12を挾着
しており、また第3図中16c,16fは硬質材
12に設けた孔に挿入される突部である。また、
以上の構成の左右のヒンジ13,13のプレス体
側ヒンジ構成体15は一体物であるとともに、当
接壁15aを有している。当接壁15aは、プレ
ス体2を開いた時に第3図に示されるように、上
記構成体14に設けた受部14aに当接されるも
ので、この当接によりプレス体2は、基体1に対
して90゜を越える角度に開かれた所謂後傾状態に
支持されるようになつている。さらに、一方のヒ
ンジ13の第1部材16aには膨出部21,21
が一体に形成されている。
また、基体1の上記一側縁にはストツパ受け2
2が設けられている。このストツパ受け22は本
実施例の場合、上記ベース板1aと基体側ヒンジ
構成体14との間に一部を上記ねじ18で共締め
された板ばねにより形成されていて、その上部に
基体1の挾圧面(つまり表布面)上方に位置され
る係合部23を有している。
さらに、プレス体3の上記一側縁には例えば線
材にて形成されたストツパ24が回動可能に取付
けられている。このストツパ24は上記第2部材
16bの位置決め突起部16dを除く形状より一
回わり大きな形状に折曲げ形成されており、その
先端部は上記係合部23に係脱自在な係合端25
としてある。このストツパ24は、その係合端2
5が係合部23に係合された状態では、第3図に
示されるように基体1と中板3との間に斜状に設
けられて、中板3を基体1に対して90゜未満の角
度に開かれた所謂前傾状態に支持する。さらに、
ストツパ24はその弾性変形により上記膨出部2
1,21を乗り越え可能である。しかもストツパ
24は上記中板支持状態においてストツパ受け2
2が弾性変形した場合に、その係合端25が上記
係合部23から外れて上記基体1の挾圧面上に受
け渡されるようになつている。
また、図中26は基体1の前縁部下面に取付け
た前脚であり、なお、後脚は上記基体側ヒンジ構
成体14で兼用されている。さらに、図中27は
前脚26と一体のクランプ受け、28はプレス体
2の前縁部にクランプ受け27と対応して設けた
クランプで、これらの掛合により中板3およびプ
レス体2が閉状態に保持されるようになつてい
る。また、図中29はターミナルボツクス、30
は把手である。
上記構成の衣類プレス器を用いて例えば第7図
に示したズボンAをプレス処理するには、まず、
プレス体2を開くことにより、受部14aへの当
接壁15aの当接でプレス体2を後傾状態に支持
する。次に中板3を開くとともに、ストツパ24
を下方に回動させて膨出部21を下方に乗り越え
させてから、係合端25をストツパ受け22の係
合部23に係合させる。これにより中板3は前傾
状態に支持される。このような開き状態において
基体1上にズボンAのウエスト側部分をセツト
し、次に中板3を閉じる。この場合、中板3に第
3図中矢印B方向の回動力を与えることにより、
ストツパ受け22が弾性変形されるから、係合端
25は係合部23から自然に外されて基体1上面
に接する。したがつて、中板3の閉じ動作に伴つ
て係合端25は基体1上面を滑るために、ストツ
パ24は膨出部21を上方に乗り越し、そして第
3図中矢印C方向に自然に回動するものであり、
中板3の閉じ動作完了とともに上記部材16bを
囲んで位置される(第4図参照)。このようにし
て、ストツパ受け22からストツパ24を外す作
業を特別に必要とせずに中板3を閉じることがで
きるものであり、この場合ストツパ24が何ら邪
魔となることはない。次に、ズボンAの据部側が
中板3上に重なるように、ズボンAを中板3の曲
成部8を巻くようにして折り返えす。この曲成部
8においてズボンAが折り返えされることから、
折り返えし部においてズボンAに折れ目が付くこ
とが防止される。この後、プレス体2を第3図中
矢印D方向に閉じて中板3上に重ね、そしてクラ
ンプ28をクランプ27に夫夫掛合させて、プレ
ス圧を発生させる。
次にヒータ6に通電することにより、ズボンA
のプレス処理を行うものである。
以上のプレス処理において、中板3を開いた際
にはストツパ24とストツパ受け22との係合に
より、後傾状態に開いたプレス体2の前方に離間
して、中板3を前傾状態に支持できる。このた
め、中板3を閉じる際にプレス体2にも指が掛か
ることがなく、容易に中板3のみに指を掛けてこ
れを閉じることができるとともに、この中板3を
勢よく閉じても、中板3と一緒にプレス体2が移
動されることがない。そして、ストツパ24は回
動自在に設けられて、その係合端25はストツパ
受け22の弾性変形によつて、係合部23から外
れるようにしたから、前傾状態から中板3を閉じ
る際にストツパ24とストツパ受け22との係合
をいちいち外す必要がなく、単に中板3を前側に
倒すだけでよい。すなわち、これらの理由により
中板3の取扱いが容易となる。
さらに、開閉体たる中板3が前傾状態に支持さ
れることから、この中板3が軽量な場合は勿論可
成りの重量を有する場合であつても、プレス器全
体の自重が基体1側に作用してプレス器の後方へ
の転倒を防止できる。
しかも、上述のように、中板3を容易に閉じる
ために中板3を片手で支持する必要がないととも
に、プレス器の転倒防止のために中板3を片手で
支持する必要もないから、使用者は両手で被プレ
ス物のセツト作業を行え、加えて上述のように中
板3の取扱いが容易であることによつて、被プレ
ス物のセツト作業が頗る容易となる。なお、以上
のプレス処理において第7図に示されるようにズ
ボンAの腰側部分と据部とが対向(寸法Fで示
す)されて厚みに異同を生じることがある。この
場合、本実施例では中板3の芯材4および縁部材
9が弾性変形可能であるから、これらの変形によ
つて厚みの異同を吸収できる。このことによつ
て、ズボンAの各部に作用するプレス圧の均一化
を図り、ズボンの仕上りを向上できるものであ
る。
上記一実施例は以上のように構成したが、この
実施例に本考案は制約されない。
例えば、中板は、基体とプレス体とを連結する
ヒンジとは別のヒンジを用いて基体又はプレス体
に連結してもよい。そして、中板はその芯材が弾
性を備えない木質系材料からなり、したがつて可
成りの重量を有するものを用いてもよい。また上
記実施例ではストツパ受け22を独立部品とした
が、例えばベース板1aの一部を延出して形成し
たり、又は基体側ヒンジ構成体の一部を延出して
形成しても差支えない。さらに、上記実施例では
ストツパ受け22を基体1側に設けるとともに、
ストツパ24を中板3側に設けたが、これと逆に
基体1側にストツパ24を回動自在に取付けると
ともに、中板3側にストツパ受け22を設けても
よい。さらに、ストツパ受け22はその係合部2
3から外れた係合端25が滑動する板状部分を設
けて形成してもよい。また、上記一実施例は開閉
体たる中板を備えた衣類プレス器に考案を実施し
た例であるが、本考案は中板無しの衣類プレス
器、つまり基体に対して開閉体たるプレス体をヒ
ンジを介して枢着した衣類プレス器にも実施でき
る。その他、本考案の実施に当つては考案の要旨
に反しない限り、開閉体、基体、ヒンジ、ストツ
パ受け、係合部、ストツパ、係合端等の具体的な
構造、形状、位置、および材質等は、上記実施例
に制約されることなく、種々の態様に構成して実
施し得ることは勿論である。
(考案の効果) 以上説明した本考案は、上記実用新案登録請求
の範囲に記載の構成を要旨とする。したがつて、
本考案によれば、基体と開閉体のいずれか一方に
ストツパ受けを設けるとともに、他方にストツパ
受けの係合部に係脱自在な係合端を有したストツ
パを取付けて、これらの係合により、開閉体を開
いた際前傾状態に支持するようにしたから、開閉
体を開閉する際の回動量を小さくできる。しか
も、ストツパは回動自在でかつストツパ受けは弾
性変形可能であるから、開閉体にこれが開いた状
態から閉じる力を加えるだけで、ストツパとスト
ツパ受けとの係合を自然に外すことができ、簡単
に開閉体を閉じることができる。したがつて、こ
れらの理由により開閉体の取扱いが容易となる効
果がある。
さらに、本考案は開閉体を前傾状態に開いて支
持できるから、プレス器の後方への転倒を確実に
防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は略斜
視図、第2図は略側面図、第3図は要部の断面
図、第4図は同要部の側面図、第5図は同要部の
斜視図、第6図は第2図中−線に沿う断面
図、第7図はズボンの略斜視図である。 1……基体、3……開閉体(中板)、13……
ヒンジ、19……膨出部、22……ストツパ受
け、23……係合部、24……ストツパ、25…
…係合端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体と、この基体の一側縁にヒンジを介して回
    動自在に連結されるとともに基体に閉成重合可能
    な開閉体とにより、被プレス物を挾圧してプレス
    処理するようにした衣類プレス器において、上記
    基体又は開閉体のうちいずれか一方の部材には、
    この部材の挾圧面上方に位置される係合部を有し
    た弾性変形可能なストツパ受けを設け、かつ他方
    の部材には、上記係合部に係脱自在な係合端を有
    し、上記ストツパ受けが弾性変形した際に上記係
    合端が上記係合部から外れるとともに、上記係合
    端が上記係合部に係合された状態では、上記基体
    と開閉体との間に斜状に設けられて開閉体を前傾
    状態に支持するストツパを回動自在に取付けてな
    ることを特徴とする衣類プレス器。
JP16571581U 1981-11-06 1981-11-06 衣類プレス器 Granted JPS5871390U (ja)

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JP16571581U JPS5871390U (ja) 1981-11-06 1981-11-06 衣類プレス器

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JP16571581U JPS5871390U (ja) 1981-11-06 1981-11-06 衣類プレス器

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Publication Number Publication Date
JPS5871390U JPS5871390U (ja) 1983-05-14
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JP16571581U Granted JPS5871390U (ja) 1981-11-06 1981-11-06 衣類プレス器

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JPS5871390U (ja) 1983-05-14

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