JPH0665543U - 床材圧着用具 - Google Patents

床材圧着用具

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JPH0665543U
JPH0665543U JP1202193U JP1202193U JPH0665543U JP H0665543 U JPH0665543 U JP H0665543U JP 1202193 U JP1202193 U JP 1202193U JP 1202193 U JP1202193 U JP 1202193U JP H0665543 U JPH0665543 U JP H0665543U
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JP
Japan
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floor
floor material
crimping
attached
handle
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Pending
Application number
JP1202193U
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English (en)
Inventor
四郎 桧山
Original Assignee
四郎 桧山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 病院、学校、オフィス、マンション等のビル
ディング、その他の床面に長尺のビニ−ルシ−ト等の床
材を作業能率よく、奇麗に施工することにある。 【構成】 床材圧着用具1の所定の長さとしたハンドル
3の下端部の装置本体2に支持用ロ−ラ−4を回転可能
に取着し、装置の走行を容易にして床材6の接合部分等
を圧着できるようにしている。そして、上記支持用ロ−
ラ−4の前方に圧着用部5を床面に対して20〜50度
の角度に傾斜して床材6を押圧可能に配設している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築分野におけるビルディング等の床面に、ビニ−ルシ−ト等の床 材を能率よく圧着するための床材圧着用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院、学校、オフィス、マンション等のビルディング、その他の床面に は長尺のビニ−ルシ−ト等の床材が貼着されているが、この床材を貼着するのに 棒状の柄に所定の重さの転動ロ−ラ−を取り付けた貼着用ロ−ラ−が使用されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、床材を床面に貼着するのに、柄の下端部の貼着用ロ−ラ−を転動して 床材を押し付けるだけではビニ−ルシ−ト等の床材の小さな凹凸面を奇麗に押さ えることができず、床材に凹凸やしわが生じて床材を床面に奇麗に貼着できない ものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、床 面に貼った床材の上面を押圧して床面に床材を圧着する床材圧着用具において、 所定の長さとしたハンドルの下端部の装置本体に支持用ロ−ラ−を回転可能に取 着するとともに、上記支持用ロ−ラ−の前方に圧着用部を床面に対して20〜5 0度の角度に傾斜して床材を押圧可能に装置本体に配設したことを特徴とする床 材圧着用具を提供するにある。
【0005】
【作用】
本考案の床材圧着用具を使用すると、所定の長さとしたハンドルの下端部の装 置本体に支持用ロ−ラ−を回転可能に取着していることによって、作業者はハン ドル操作で装置を容易に走行できるとともに、下端部の支持用ロ−ラ−で床面の 接合部分の圧着等を床面にそって転がして行うことができる。
【0006】 そして、上記ハンドルの下端部の支持用ロ−ラ−の前方に圧着用部を床面に対 して20〜50度の角度に傾斜して床材を押圧可能に装置本体に配設しているこ とによって、ハンドルを少し持ち上げると支持用ロ−ラ−が浮き上がって圧着用 部に圧力がかかり、圧着用部をへらのようにして床材を床面に圧着することがで き、床材の背面のエヤ−抜きを確実に行え、床材に小さな凹凸やしわ等が生じる ことなく、作業能率よく床材を均一状に床面に奇麗に貼着することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。図1〜図4は、本考案の一実施 例である。床材圧着用具1は、図1〜図3のように所定の重量とした装置本体2 に斜め状に所定の長さのハンドル3を突設していて、装置本体2の後方部に支持 用ロ−ラ−4を回転可能に取着し、その前方に圧着用部5を所定の角度に傾斜さ せて取着して、床材6を床面7に能率的に圧着して作業を行えるようにしている 。
【0008】 上記装置本体2の両側面部には図1〜図3のように軸支部8をそれぞれ設けて 、この軸支部8にステンレス鋼板の支持板9を軸着し、この支持板9の後部に突 出部10を下方に向けて突き出して上記支持用ロ−ラ−4を枢着している。
【0009】 上記支持用ロ−ラ−4は、図2のようにやや小径のロ−ラ−を3分割して枢着 して床材圧着用具1の方向転換や移動を円滑に行えるようにしているとともに、 床材6の接合部分等の圧着を容易に行えるものとしている。そして、この分割し た支持用ロ−ラ−4間に支持腕11をそれぞれ配設して、両側の支持板9間を一 定の間隔に保持する支持棒12に支持するようにしている。
【0010】 一方、圧着用部5は、図1、図3のように上記支持用ロ−ラ−4の前方に装置 本体2に対して斜め後側の下方に向けて圧着用板13を突設し、この圧着用板1 3の先端部にやや軟質状の押圧部14を脱着可能に取着している。
【0011】 上記圧着用板13は、図1〜図3のように床面に対して20〜50度の範囲の 所定の傾斜角、好ましくは30〜45度の傾斜角で装置本体2に傾転可能に軸着 している。上記傾斜角が20度以下では作業が円滑でなくなり、50度以上では 抵抗が大きくなって好ましくない。
【0012】 そして、上記の先端部の押圧部14は、図1、図4のようにステンレス鋼板の 芯材15にボルト16を突設して上記圧着用部5に取り付け、芯材15にラバ− やフェルトの緩衝材17を介して車両用シ−トのナイロンモケット(商品名)の ような合成樹脂シ−トの軟質の表面被覆材18を被覆して、床材6の表面を円滑 に滑って床材6にへらのように押圧して、床材6を床面7に奇麗に貼着できるよ うにしている。
【0013】 そして、上記圧着用部5の両側に突設した軸着用の垂直部材19に図1、図2 のようにリンク部材20の前端側を軸着し、リンク部材20の後端側を上記した 支持用ロ−ラ−4の支持板9に軸着して連結し、圧着用部5を装置本体2に対し て所定角度傾けると、リンク部材20を介して自動的に所定角度だけ支持用ロ− ラ−4を傾けて、支持用ロ−ラ−4に対して押圧部14を作業しやすい位置に配 置できるようにしている。21は重錘で、装置本体2に適宜量搭載して押圧力を 加減できるようにしている。
【0014】 なお、上記圧着用板13を所要の弾性材としたり、剛直な板材としたり、目的 に合わせて適宜に採択でき、また圧着用板13には常時装置本体2側等へ引き寄 せるばね(図示せず)を配設するとともに圧着用板13の傾斜角を調整する調整 ボルト(図示せず)等を配設して、調整ボルトの操作によって上記のように押圧 部14、支持用ロ−ラ4の位置を適正に調整するようにできるものである。
【0015】 上記した床材圧着用具1の装置本体2の前面と圧着用板13の傾斜面には、図 1、図3のようにウレタンフォ−ムやゴムのようなクッション材22、23を取 着して、床材6や床面7、壁面等に当たっても傷がつかないようにしている。2 4は押圧用補助ハンドル、25はカバ−である。
【0016】 しかして、図1のように床材圧着用具1の圧着用部5を30〜45度の角度と なるように装置本体2に固定し、所定量の重錘21を搭載してハンドル3を握っ てハンドル3を少し持ち上げて床面7に搭載した床材6の上を押していくと、支 持用ロ−ラ−4が浮き上がって圧着用部5に圧力がかかり、図のように圧着用部 5の先端部の押圧部14で床材6を床面7に押圧していくことができる。
【0017】 特に、圧着用部5の先端部に緩衝材17を介して軟質の表面被覆材18を被覆 した押圧部14を取着しているため、床材圧着用具1を移動していくと、床材6 にすべりがよく押圧することができるとともに、支持用ロ−ラ−4の前方に圧着 用板13を傾斜していることによって、圧着用部5でへらを駆使するようにして 床材6を押圧でき、床材6の背面のエヤ−抜きを確実に行え、床材6を床面7に 均一状に貼着することができる。
【0018】 また、床材6の接合部等に対しては、ハンドル3を少し下げることによって床 材圧着用具1を支持用ロ−ラ−4を支点として転動することができ、接合部等を この支持用ロ−ラ−4で押圧して床材6を床面7に貼着することができる。
【0019】 したがって、立った楽な姿勢でハンドル操作をすることができ、圧着用部、支 持用ロ−ラ−を選択的に使用することができて床材を床面に押圧して圧着するこ とができるとともに、圧着用部をへらのように使用できて床材に凹凸やしわ等が 生じることなく、作業能率よく施工することができる。
【0020】 なお、実施例では、圧着用部を可変に傾斜できるようにしているため、作業者 が使用しやすい角度に調節できるので取扱いしやすいものであるとともに、端面 にクッション材を取着しているため、建物等に当たっても傷がつかなくできて好 ましい。
【0021】
【他の実施例】
図5は、本考案の他の実施例である。本実施例では、押圧部14として上記し た図4の代わりに図5のようにロ−ラ−状のものを圧着用部5の圧着用板13の 先端部に着脱可能に取り付けるようにしたものである。
【0022】 このロ−ラ−状の押圧部14の構造としては、上記と同じように筒状の芯材1 5にクッション材17を介して表面被覆材18を筒状に被覆したものである。
【0023】 本実施例でも、上記したように支持用ロ−ラ−を支点としてロ−ラ−の押圧部 で床材を床面に奇麗に押圧することができる。
【0024】 特に、押圧部がロ−ラ−であっても、装置本体の所要の重錘を搭載して床材を 押圧できるため、ロ−ラ−の押圧部で床材を十分に押圧して床面に貼着すること ができるものである。
【0025】 以上では、本考案の床材圧着用具の二例を説明したもので、その他としてハン ドル部を伸縮自在としたり、着脱自在としたりして携帯に便利なものとするなど 、本考案の趣旨の範囲で適宜に設計変更できるものである。
【0026】
【考案の効果】
以上のように本考案にあっては、床面への床材の圧着作業をハンドル操作によ って、支持用ロ−ラ−と圧着用部を選択的に使用できて床材を押圧して床面に貼 着することができて、作業能率を向上させることができる。
【0027】 また、特に圧着用部を床面に対して20〜50度の角度に傾斜して床材に押圧 できるようにしたので、圧着用部をへらのように使用できて、床材の背部のエヤ −抜きを確実に行え、床材に凹凸やしわ等が生じることなく均一に床面に奇麗に 貼着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部省略した側断面図、
【図2】同上の一部省略した背面図、
【図3】同上の一部省略した正面図、
【図4】同上の圧着用部の押圧部分の側断面図、
【図5】同上の圧着用部の他の実施例の一部切欠した正
断面図。
【符号の説明】
1…床材圧着用具 2…装置本体 3…
ハンドル 4…支持用ロ−ラ− 5…圧着用部 6…
床材 7…床面 17…緩衝材 18…
表面被覆材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に貼った床材の上面を押圧して床面
    に床材を圧着する床材圧着用具において、 所定の長さとしたハンドルの下端部の装置本体に支持用
    ロ−ラ−を回転可能に取着するとともに、 上記支持用ロ−ラ−の前方に圧着用部を床面に対して2
    0〜50度の角度に傾斜して床材を押圧可能に装置本体
    に配設したことを特徴とする床材圧着用具。
JP1202193U 1993-02-23 1993-02-23 床材圧着用具 Pending JPH0665543U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1202193U JPH0665543U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 床材圧着用具

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JP1202193U JPH0665543U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 床材圧着用具

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JPH0665543U true JPH0665543U (ja) 1994-09-16

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ID=11793952

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JP1202193U Pending JPH0665543U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 床材圧着用具

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