JPH0237551Y2 - - Google Patents

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JPH0237551Y2
JPH0237551Y2 JP1985037350U JP3735085U JPH0237551Y2 JP H0237551 Y2 JPH0237551 Y2 JP H0237551Y2 JP 1985037350 U JP1985037350 U JP 1985037350U JP 3735085 U JP3735085 U JP 3735085U JP H0237551 Y2 JPH0237551 Y2 JP H0237551Y2
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welding rod
resin welding
roller
crushing roller
resin
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は樹脂溶接棒と、該樹脂溶接棒を加熱す
るヒータブロアを使用し、該ヒータブロアで加熱
した樹脂溶接棒により被溶接物を溶接できるよう
にした樹脂溶接装置に関するものである。
従来の技術 樹脂溶接棒と、該樹脂溶接棒を加熱するヒータ
ブロアを使用して被溶接物例えば樹脂板相互を溶
接するような場合に従来は、第7図に示すように
一方の手に樹脂溶接棒1を持ち、他方の手にヒー
タブロア3を持つて、該ヒータブロア3で樹脂溶
接棒1を加熱し、その表面を溶融させ、同時に被
溶接物19の接合部20も溶融させながら該接合
部20を溶接していた。
考案が解決しようとする問題点 従来は前記したように一方の手に樹脂溶接棒を
持ち、他方の手にヒータブロアを持ち、該ヒータ
ブロアで樹脂溶接棒と被溶接物の接合部とを加熱
し、該加熱した樹脂溶接棒を指先で押し潰しなが
ら被溶接物の接合部に圧接させて該接合部を溶接
していたため次に述べるような問題点があつた。
(1) 一方の手で樹脂溶接棒を持ち、他方の手でヒ
ータブロアを持ちながら行う溶接作業は体力と
根気を必要とする。
(2) ヒータブロアで加熱した樹脂溶接棒を、指先
で押し潰しながら被溶接物の接合部に圧接させ
るという作業は指先が熱く、面倒で、かつ技術
を要する。
(3) 樹脂溶接棒を持つた手にヒータブロアの熱風
が掛かつて火傷を負う危険がある。
本考案は上記従来の問題点を解決することを目
的として為されたものである。
問題点を解決するための手段 樹脂溶接棒が巻回されているリールと、該リー
ルから送り出されてきた樹脂溶接棒を加熱するヒ
ータブロアを、被溶接物の上面を走行させる走行
台車に取付けると共に、該走行台車には、前記ヒ
ータブロアによつて加熱された樹脂溶接棒を押し
潰しながら被溶接物の上面を転動する圧潰ローラ
を設けた。
作 用 被溶接物の接合部を圧潰ローラで擦るようにし
ながら走行台車を走行させることにより、加熱さ
れた樹脂溶接棒を接合部へ押しつけながら、該樹
脂溶接棒を徐々にリールから繰り出し、自動的か
つ連続的に被溶接物の接合部の溶接を行うことが
できる。
実施例 次に本考案を第1〜6図を参照して説明する。
1は樹脂溶接棒、2は樹脂溶接棒1を巻回してい
るリール、3はリール2から送り出されてきた樹
脂溶接棒1と被溶接物の接合部20とを加熱する
ヒータブロア、4は前記リール2とヒータブロア
3を取付けた状態で、被溶接物の上面を走行する
走行台車、そして5が前記走行台車4に設けられ
ていて、前記ヒータブロア3によつて加熱された
樹脂溶接棒1を押し潰しながら被溶接物の上面を
転動する圧潰ローラであり、該圧潰ローラ5の周
面には樹脂溶接棒1を懸架するためのガイド溝5
aが形成されている。図面に示す実施例におい
て、前記走行台車4は、走行用ローラ4aを設け
た台車ベース部4bと、該台車ベース部4bにス
イング角度調整可能にその上部を枢支軸4cで枢
支されたスイングアーム部4dとからなつてい
て、前記台車ベース部4b側にヒータブロア3
が、またスイングアーム部4d側に圧潰ローラ5
が取付けられている。そしてスイングアーム部4
dを台車ベース部4b側に向けてスイングさせる
と、圧潰ローラ5が台車ベース部4bに接近し
て、圧潰ローラ5に懸架した樹脂溶接棒1が台車
ベース部4bに取付けたヒータブロア3の熱風を
浴びやすい状態になると共に、前記走行用ローラ
4aと圧潰ローラ5は走行台車4の前、後の車輪
として作用し、走行台車4をより安定した状態で
走行させることができるようになつている。6は
スイングアーム部4dのスイング角度を調整する
ためのスイング角度調整装置であり、該スイング
角度調整装置6は、第2図および第4図に示した
ように台車ベース部4b側からスイングアーム部
4d側に向けて突設されていて、前記枢支軸4c
を中心とする円弧状の長孔7aを有するレバー7
と、前記長孔7aに軸部8aを貫通させ、かつそ
の先端に抑えナツト8bを螺合した状態で前記ス
イングアーム部4dの一側に位置する固定ノブ8
とからなつている。そして前記固定ノブ8を一方
向に回わして、該固定ノブ8と前記ナツト8bの
間でスイングアーム部4dとレバー7を挟着する
ことにより、該スイングアーム部4dを台車ベー
ス部4bに対して所望のスイング角度に固定でき
るようになつている。9はリール2から引き出し
てきた樹脂溶接棒1を圧潰ローラ5に懸架するた
めの樹脂溶接棒ガイド装置であり、該樹脂溶接棒
ガイド装置9は、第2図および第5図、第6図に
示したように前記圧潰ローラ5との間で樹脂溶接
棒1を挟着する押圧ローラ10と、該押圧ローラ
10との間で樹脂溶接棒1を挟着するガイドロー
ラ11と、前記押圧ローラ10、ガイドローラ1
1を軸12a,12bによつて回転可能に枢支し
ていると共に軸12cによつて前記スイングアー
ム部4dに回動可能に枢支されているカム板12
と、該カム板12に回動力を付与して前記押圧ロ
ーラ10を圧潰ローラ5に押し着けている押圧ス
プリング13とからなつていて、該押圧スプリン
グ13のばね力で押圧ローラ10を介して樹脂溶
接棒1を圧潰ローラ5に押し着けている。14は
ヒータブロア3の熱風を圧潰ローラ5に懸架した
樹脂溶接棒1及び被溶接物の接合部20に誘導す
るための熱風ガイド装置であり、該熱風ガイド装
置14は、台車ベース部4bに固設された固定ガ
イド板15と、該固定ガイド板15に対峙させた
状態で台車ベース部4bに一端側を枢支された可
動ガイド板16と、該可動ガイド板16を回動さ
せるガイド板操作ボルト17とからなつていて、
該操作ボルト17で可動ガイド板16を固定ガイ
ド板15に向けて接近或は離間させることによ
り、ヒータブロア3から前記圧潰ローラ5に懸架
されている樹脂溶接棒1及び被溶接物に吹き付け
る熱風の量および向きを変えるようになつてい
る。なお18は台車ベース部4bに設けられたグ
リツプ、19は被溶接物、20は被溶接物19の
接合部である。またリール2は台車ベース部4b
にスイングアーム部2dを枢支している枢支軸4
cに取外し可能に取付けられている。
次に実施例の樹脂溶接装置1の使用法について
述べる。先ず樹脂溶接棒1を巻回したリール2を
枢支軸4cに取付ける。次にスイングアーム部4
dを第2図仮想線で示すように台車ベース部4b
と離間する方向にスウイングさせて、樹脂溶接棒
1の先端をリール2から引き出して、これをガイ
ドローラ11と押圧ローラ10の間および押圧ロ
ーラ10と圧潰ローラ5の間を略S字状に挿通さ
せたのち、第2図実線で示すようにスイングアー
ム部4dを台車ベース部4b側に戻してスイング
角度調整装置6で固定する。次に被溶接物19の
接合部20の一端側に圧潰ロール5が位置し、接
合部20の他端側に走行用ローラ4aを向けた状
態で走行台車4を被溶接物19上にセツトし、か
つ前記樹脂溶接棒1を圧潰ローラ5の周面に沿わ
せ、その先端を走行用ローラ4aと反対側に向け
た状態で圧潰ローラ5と被溶接物19との間に挟
んで、ヒータブロア3で樹脂溶接棒1及び被溶接
物の接合部20を加熱しながら、圧潰ローラ5で
接合部20を擦るようにしながら徐々に走行台車
4を接合部20の他端側に向けて走行させていけ
ば、樹脂溶接棒1は自動的にリール2から繰り出
されながら圧潰ローラ5によつて接合部20に押
しつけられ、該接合部20の溶接が、半ば自動的
にかつ連続的に為されることになるのである。
なお実施例において走行台車4を、台車ベース
部4bと、該台車ベース部4bに枢支されたスイ
ングアーム部4dとで構成し、台車ベース部4b
にヒータブロア3を、スイングアーム部4dに圧
潰ローラ5を取付けた場合を示したが、これは樹
脂溶接棒1を押圧ローラ10とガイドローラ11
の間等に挿入しやすくしたり、或は作業終了後に
樹脂溶接棒1がヒータブロア3の余熱の影響を受
けるのを防止したりするためであるが、このこと
は本考案の必須構成要件ではない。また走行台車
4には走行用ローラ4aを複数個取付けても良
い。
またスイング角度調整装置6の機構も実施例の
ものに限定されず、要は簡単な構成でスイングア
ーム部4dを台車ベース部4bに対して一定のス
イング角度に係止できるものであれば良い。
考案の効果 以上説明したように本考案は、樹脂溶接棒が巻
回されているリールと、該リールから送り出され
てきた樹脂溶接棒を加熱するヒータブロアを、被
溶接物の上面を走行させる走行台車に取付けると
共に、該走行台車には、前記ヒータブロアによつ
て加熱された樹脂溶接棒を押し潰しながら被溶接
物の上面を転動する圧潰ローラと、前記リールか
ら引き出してきた樹脂溶接棒を圧潰ローラに懸架
するための樹脂溶接棒ガイド装置を設け、該ガイ
ド装置を、前記圧潰ローラとの間で樹脂溶接棒を
挟着する押圧ローラと、該押圧ローラとの間で樹
脂溶接棒を挟着するガイドローラと、前記押圧ロ
ーラ及びガイドローラを枢支していると共に軸に
よつて回動可能に枢支されているカム板と、該カ
ム板に回動力を付与して前記押圧ローラを圧潰ロ
ーラに押し着けている押圧スプリングとで構成し
たので、次に述べるような効果がある。
(1) 被溶接物の接合部を圧潰ローラで擦るように
しながら走行台車を走行させれば良いので、従
来の一方の手にヒータブロアを、他方の手に樹
脂溶接棒を持つて行う場合に較べて、体力的に
も精神的にも楽に溶接作業を行うことができ
る。
(2) ヒータブロアで加熱した樹脂溶接棒を圧潰ロ
ーラで押し潰すようにしながら接合部に押しつ
けられるので、指先でいちいち樹脂溶接棒を圧
入するという面倒で熱い作業は不要となる。
(3) 樹脂溶接棒を手で持つてヒータブロアで加熱
していた場合のように熱風を浴びて手に火傷を
負つたりする危険性が少なくなる。
(4) 前記樹脂溶接棒ガイド装置により、樹脂溶接
棒のたるみを防止し、圧潰ローラに対する位置
決めを行なつて、樹脂溶接棒の送り出しを確
実、容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の樹脂溶接装置の斜視図、第2
図は側面図、第3図は正面図、第4図は第1図の
−線断面図、第5図は樹脂溶接棒ガイド装置
の拡大図、第6図は第5図の−線断面図、第
7図は従来例を示す斜視図である。 1……樹脂溶接棒、2……リール、3……ヒー
タブロア、4……走行台車、5……圧潰ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 樹脂溶接棒が巻回されているリールと、該リ
    ールから送り出されてきた樹脂溶接棒を加熱す
    るヒータブロアを、被溶接物の上面を走行させ
    る走行台車に取付けると共に、該走行台車に
    は、前記ヒータブロアによつて加熱された樹脂
    溶接棒を押し潰しながら被溶接物の上面を転動
    する圧潰ローラと、前記リールから引き出して
    きた樹脂溶接棒を圧潰ローラに懸架するための
    樹脂溶接棒ガイド装置を設け、該ガイド装置
    を、前記圧潰ローラとの間で樹脂溶接棒を挟着
    する押圧ローラと、該押圧ローラとの間で樹脂
    溶接棒を挟着するガイドローラと、前記押圧ロ
    ーラ及びガイドローラを枢支していると共に軸
    によて回動可能に枢支されているカム板と、該
    カム板に回動力を付与して前記押圧ローラを圧
    潰ローラに押し着けている押圧スプリングとで
    構成したことを特徴とする樹脂溶接装置。 (2) 前記走行台車は、走行用ローラを設けた台車
    ベース部と、該台車ベース部にスイング角度調
    整可能に枢支されたスイングアーム部とからな
    つていて、台車ベース部にヒータブロアが、ま
    たスイングアーム部にカム板と圧潰ローラが設
    けられている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の樹脂溶接装置。
JP1985037350U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0237551Y2 (ja)

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JPS61152421U JPS61152421U (ja) 1986-09-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4884872U (ja) * 1971-12-29 1973-10-15
JPS557367Y2 (ja) * 1972-12-11 1980-02-19

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JPS61152421U (ja) 1986-09-20

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