JPS6243690Y2 - - Google Patents

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JPS6243690Y2
JPS6243690Y2 JP2702583U JP2702583U JPS6243690Y2 JP S6243690 Y2 JPS6243690 Y2 JP S6243690Y2 JP 2702583 U JP2702583 U JP 2702583U JP 2702583 U JP2702583 U JP 2702583U JP S6243690 Y2 JPS6243690 Y2 JP S6243690Y2
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JP
Japan
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band saw
lever
main body
guide
clamp lever
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JP2702583U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は帯鋸盤における帯鋸の案内装置に関
する。
一般に帯鋸盤1は第1図に示すように、ベース
3とこのベース3に対して垂直面内でヒンジ7を
中心にして上下回動するハウジング5とで構成さ
れている。このハウジング5の上下動はシリンダ
9によりなされる。可撓性のある帯鋸11が駆動
車13と従動車15との間に巻掛けられている。
17,19はそれぞれ駆動車13、従動車15の
軸である。この帯鋸11は、切削域では案内装置
21,23によつて刃が下向きに垂直に立つよう
に案内される。この案内装置21,23はそれぞ
れハウジング5の支持ビーム29に支持されたア
ーム25,27の下端に取付けられている。ベー
ス3の切削域には作業台31が設けられており、
その上に切削材Wが載置される。この切削材Wは
挾持装置33にて挾持され、所定の切削域に支持
される。33fは固定側挾持具、33mは可動挾
持具であり、この両者の間に切削材Wが挾持され
るのである。
しかして、第1図において想像線で描いた状態
にハウジング5を上げておき、切削材Wを挾持具
33f,33m間に固定し、その後、駆動車13
を駆動して帯鋸11を走行させ、ハウジング5を
徐々に下げて行くことによつて切削材Wを切削し
て行くのである。
このような帯鋸盤における帯鋸の案内装置とし
て、第2図及び第3図に示すようなレバークラン
プ式のものが知られて来つつある。図において3
6はアーム25,27の下端部を示す本体であ
り、その内側の(切削材Wと対向する側)の下角
部にガイド部材38,40が設けられている。
一方のガイド部材40は押えピン42により押
えられている。押えピン42の頭部は弾性のある
押え板44にて押圧されており、この押え板44
が垂直に立つクランプレバー46の下端のカム部
48にて押圧、緩和自在になつている。クランプ
レバー46はそのカム部48において両側からレ
バー軸受50a,50bにより軸支されている。
そしてこのクランプレバー46を第2図におい
て右側あるいは左側へ操作することにより、カム
部48が押え板44の押圧を緩め、これに伴ない
押えピン42にて押しつけられていたガイド部材
40も帯鋸11に対する押圧力を緩め、帯鋸11
を取外すことができるようになる。
しかしながら、このような従来の案内装置にあ
つては、第3図に示すようにクランプレバー46
が押え板44と押えピン42との当接点Pを通る
垂直線上にほぼ垂直に設けられていたために内側
にあるレバー軸受50aが本体36の内側端面よ
り内方に突出してしまつていた。そして、このよ
うに本体36から一部Qが内方に突き出してしま
うと、第4図に示すように材料挾持装置33の挾
持具33f,33mと突出部Qとが干渉しないよ
うに案内装置21,23間の距離lを広くしなけ
ればならなくなる。しかし、そのように広くする
ことは帯鋸11の切曲がり性能を低下させてしま
うことになる。また、旋回型の帯鋸盤にあつて
も、第5図のように旋回させた時に突出部やクラ
ンプレバー46自体と挾持具33fとが干渉して
しまうので、装置21,23間の距離lを広げな
ければならず、そのためにやはり切曲げ性能が低
下してしまうことになる。
このような理由から、従来は小型の帯鋸盤や旋
回型の帯鋸盤ではその帯鋸案内装置にレバークラ
ンプ式をとることが困難であるという問題があつ
た。
この考案は、このような従来の問題に鑑みてな
されたもので、クランプレバーを傾けた状態で取
付けることによりレバー軸受が本体より内方に突
出することがないようにし、左右の案内装置間の
距離を広げる必要がなくて切曲がり性能を低下さ
せることがなく、小型や旋回型の帯鋸盤にも適用
できる帯鋸の案内装置を提供することを目的とす
る。
この考案を、以下、図に示す実施例と共に詳説
する。第6図乃至第11図はこの考案の一実施例
の案内装置を示しているが、この案内装置は第1
図において符号21,23により示されている案
内装置とて用いられ、帯鋸11を切削材Wに対し
て直角に当てるように垂直に案内し、同時に帯鋸
11の揺れや振動を防止するものである。
図において35は本体であり、その内側の下角
部の凹部37に固定ガイド部材39と可動ガイド
部材41とが取付けられている。43は帯鋸11
との接触による摩耗を防ぐために設けられた耐摩
耗性チツプである。
第7図に詳しいように固定ガイド部材39は本
体35の裏側、つまり切削材Wが帯鋸11に送り
込まれて来る搬入側に固定具45にて取付けられ
ている。そして可動ガイド部材41は切削された
切削材Wの送り出されて来る搬出側(前側)に押
えピン47にて取付けられており、帯鋸11に対
して進退自在になつている。この押えピン47は
本体35の凹部37において水平方向にスライド
自在となり、外部に露出しているピン頭49に当
接している押え板51にて内方に押え込まれてい
る。押え板51は弾性材で成り、本体35に固定
されたレバー軸受53a,53bの間に配されて
おり、その上端がローラ用第1リンク55の係合
頭部57に係合され、下端部が押えピン47のピ
ン頭49に当接させられている。
59はクランプレバーであり、ピン61にてレ
バー軸受53a,53bに支持されている。クラ
ンプレバー59の下端にはカム部63が形成され
ており、このカム部63が押え板51の中央部を
押圧している。
カム部63は第9図に詳しいように、ピン61
の軸に対して遠く離れた面63aと近い位置にあ
る面63bとを備えており、図の実線の状態では
遠い方の面63aが押え板51を押圧し、クラン
プレバー59が想像線で示された位置まで手前に
引き倒された状態では近い方の面63bが押え板
51に当接するようになつている。
これら押え板51、レバー軸受53a,53
b、及びクランプレバー59は走行する帯鋸11
に対して垂直よりもやや外側方に傾けた状態に設
けられている。つまり、第1図において紙面の裏
側から表側に垂直に切削材Wが搬送されるとし
て、右側にある案内装置21については第6図に
示すように押えピン47と当接している押え板5
1の下端のP点を回転中心にして約30度右側に傾
けた状態にある。逆に左側の案内装置23では左
側に約30度傾くようにクランプレバー59が取付
けられている。
このようにクランプレバー59を傾けた状態に
するのはつぎの理由による。つまり、クランプレ
バー59の支持のためにはその両側にレバー軸受
53a,53bを設けなければならないが、もし
クランプレバー59を垂直に設けるとするならば
P点よりも内方、つまり切削材W側に内側の軸受
53aが来てしまう。そして、内側に突き出る軸
受53aの部分が材料挾持具33f,33mと接
触しないようにするためにはP点を外側に、つま
り切削材Wから離れた位置に設定しなければなら
なくない。しかし、そうすることは、帯鋸11の
ガイドが切削材Wから離れた位置でなされること
になつて切削材Wに対する切曲がり性能を低下さ
せてしまうことになる。それで、これをなくすに
は、案内装置21,23の各P点を切削材Wに可
能な限り近づけることが好ましい。そのために、
クランプレバー59を傾けて取付けることにより
内側のレバー軸受53aが本体35から内方に突
き出ないようにするのである。
第6図,第8図,第10図及び第11図におい
て詳しく示されている65,67は径を異にする
案内ローラであり、これらはガイド部材39,4
1より外側において本体35の下面に帯鋸11を
挾むように取付けられている。案内ローラ65は
本体35にねじ込まれた固定軸69によつて支持
されている。可動案内ローラ67は、本体35に
ピン71にと垂直面内で回転できるように支持さ
れたローラ支持腕73の下端に取付けられてい
る。75,77はそれぞれローラ65,67を回
転自在にするボールベアリングである。
ローラ支持腕73はその上端がコイルスプリン
グ79を介して水平な第2リンク81に供給され
ている。83はスプリング押えねじである。第2
リンク81は回転リンク85の一端と結合されて
おり、この回転リンク85の他端が第1リンク5
5と結合されている。
上記案内ローラ65,67は、傾いた状態でそ
れらの間に引き込まれてくる帯鋸11を垂直な状
態にひねり起してガイド部材39,41間に案内
し、さらには帯鋸11の走行中の振動や切削音を
抑える役目をするものである。
これらの案内ローラ65,67は切削材Wの搬
入側において小径にし、搬出側において大径のも
を使用している。防音、防振の観点からは共の重
量に大きい大径のものを使用する方が好ましい。
しかしながら切削材Wをその長さが短かくなるま
で無駄なく使えるようにするためには挾持具33
f,44mと帯鋸11とを十分に近づける必要が
ある。そのために第10図に示すように挾持具3
3f,33mがガイド部材39,41とを可能な
限り近づけているので、切削材11の搬入側には
十分な径のローラを取付けるスペースが見い出せ
ない。反面、切削材Wの搬出側はそのような制約
が比較的少なく、十分大きな径のローラの使用が
可能である。この理由により、案内ローラ65,
67には大小径の異なるものが使用されているの
である。
上記構成の案内装置の動作について次に説明す
る。第6図乃至第11図に示されているのは帯鋸
11が完全にガイド部材39,41間及びローラ
65,67間にセツトされた状態であり、この状
態で帯鋸11は走行して切削材Wを切削する。
この場合、クランプレバー59のカム部63の
面63aが押え板51の中央部を押圧しており、
この押圧力が押え板51の上下両端においてそれ
ぞれ押えピン47及び第1リンク55を強く押し
込むように働いている。押え板51がで押圧され
た押えピン47は、第7図に詳しいように可動ガ
イド部材41を固定ガイド部材39に押しつける
ように働き、この両ガイド部材39,41間に帯
鋸11を弾性的に、しかもすべり走行できるよう
に挟み込む。
また押え板51で押圧された第1リンク55は
第10図に詳しいように回転リンク85を水平に
時計回りに若干回転させ、この回転リンク85の
回転が第2リンク81を手前(図では下方)に押
し出し、ローラ支持腕73の上部を手前に(第1
1図において左方)に回転させる。このローラ支
持腕73のピン71を中心とした回転により、そ
の下端に取付けられた案内ローラ67が固定側の
案内ローラ65に押しつけられ、これにより帯鋸
11が弾性的に挾み込まれる。
上記ガイド部材39,41及び案内ローラ6
5,67が帯鋸11を挾み込む場合の弾性力は、
押え板51自身の曲げ弾性力とコイルスプリング
79の弾性力による。
破断などのために帯鋸11を取換える必要が生
じた場合、第9図に鎖線によつて示すようにクラ
ンプレバー59を手前に引く。このレバー59の
回転でカム部63の面63bが押え板51に当接
する。この時、面63bは面63aよりもレバー
59の回転中心に近いために、今まで強く押圧し
ていた押え板51に対する押圧力が緩められる。
したがつて、押えピン47への押圧力も緩み、可
動ガイド部材41の帯鋸11に対する押圧力も緩
められる。これと同時にリンク55,85を介し
て働いていたコイルスプリング79の圧縮も緩め
られるので、ローラ67の帯鋸11に対する押圧
力も緩くなる。
こうして、帯鋸11に対するガイド部材39,
41間及びローラ65,67間での挾圧力がクラ
ンプレバー59を引き倒す操作により緩められ、
帯鋸11を案内装置21,23から取外し、別の
帯鋸をセツトすることができる。
この考案は以上のようにレバー軸受を斜めにし
てクランプレバーを外側に傾けた状態で本体に取
付けているので、内側のレバー軸受の部分が本体
から内方に突出することがない。そのために、従
来のように材料の挾持具との干渉を防ぐために切
削材からガイド部材を離す必要がなくなり、ガイ
ド部材の内端を切削材に十分に近づけて切削する
ことができ、したがつて十分な切曲がり性能を得
ることができ、小型や旋回型の帯鋸盤にあつても
利用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は帯鋸盤の全体を示す正面図、第2図は
従来例の側面図、第3図は従来例の正面図、第4
図は従来例の作用を示す概略平面図、第5図は旋
回型帯鋸盤の従来例の作用を示す概略平面図、第
6図はこの考案の一実施例の正面図、第7図は第
6図におけるA−A線断面図、第8図は同上の底
面図、第9図は第6図におけるB−B線断面図、
第10図は同上実施例の一部破断平面図、第11
図は第10図におけるC−C線断面図である。 11……帯鋸、35……本体、39……固定ガ
イド部材、41……可動ガイド部材、47……押
えピン、51……押え板、53a,53b……レ
バー軸受、59……クランプレバー、63……カ
ム部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯鋸を前後から挾持するガイド部材が本体の内
    側の下角部に設けられ、この本体に固定されたレ
    バー軸受にて下端のカム部が左右両側から枢支さ
    れ、前後に起倒操作されるクランプレバーを備
    え、前記カム部の回転によりガイド部材の帯鋸に
    対する挾圧・緩和ができるようにした帯鋸の案内
    装置にあつて、上記クランプレバーが外側に傾い
    た状態で枢支されるようにカム部の両側のレバー
    軸受を斜めにし、内側のレバー軸受が本体の内側
    端面よりも内方に突出しない位置に設けて成る帯
    鋸の案内装置。
JP2702583U 1983-02-28 1983-02-28 帯鋸の案内装置 Granted JPS59136225U (ja)

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JP2702583U JPS59136225U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 帯鋸の案内装置

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JP2702583U JPS59136225U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 帯鋸の案内装置

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Publication Number Publication Date
JPS59136225U JPS59136225U (ja) 1984-09-11
JPS6243690Y2 true JPS6243690Y2 (ja) 1987-11-14

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ID=30157920

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0634898Y2 (ja) * 1987-02-18 1994-09-14 株式会社アマダ 帯鋸刃案内装置

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JPS59136225U (ja) 1984-09-11

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