JPH079637Y2 - オフセット印刷機の版締装置 - Google Patents

オフセット印刷機の版締装置

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JPH079637Y2
JPH079637Y2 JP1985146493U JP14649385U JPH079637Y2 JP H079637 Y2 JPH079637 Y2 JP H079637Y2 JP 1985146493 U JP1985146493 U JP 1985146493U JP 14649385 U JP14649385 U JP 14649385U JP H079637 Y2 JPH079637 Y2 JP H079637Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はオフセット印刷機の版締装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、オフセット印刷機の版締装置としては、版胴の
切欠部内に該切欠部の幅方向又は長さ方向と幅方向に咥
側ベース又は該咥側ベースと咥尻側ベースとの両ベース
をスライド可能に設置し、該両ベースの一方又は両方に
可動型の上クランプ片と固定型の下クランプ片とを設け
たものがある。そして、この場合可動型の上クランプ片
は固定型の下クランプ片よりも版胴の外周側に設けられ
ている。(実開昭59-32428号マイクロフィルム、特開昭
59-67055号公報、実開昭60-26847号マイクロフィル
ム。) そして、印刷版を版胴に巻着する場合には、版胴の外周
側に設けられた可動型の上クランプ片を下クランプ片か
ら離間させた状態で印刷版を上クランプ片と下クランプ
片との間に位置せしめ、上クランプ片を可動させること
により印刷版を版胴に固定する。
また、偏心軸の回転に伴ないクランプ棒に接離すること
を利用して、この偏心軸とクランプ棒との間に印刷版を
クランプするようにしたものが提案されている(特公昭
48-36324号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、版胴の外周側に設けられた上クランプ片を可
動としたことにより、この上クランプ片が版胴の外周面
から突出してゴム胴あるいはフォームローラ等を損傷す
る恐れがある。また、このゴム胴あるいはフォームロー
ラ等の損傷を防止するため、従来上クランプ片を版胴の
外周面よりかなり内周面(軸心側)に設けなければなら
ず、版胴への版の巻着、離脱時の版の咥作業時に切欠部
の奥まで手や工具を入れなければならないので作業効率
が悪いといった問題点がある。さらに、上クランプ片a
を軸心側に設けることにより、印刷版bを版胴cに取付
けた際、切欠部dの境界eに当接する印刷版の曲り角度
θが小さくなる(第11図(a)参照)。この曲り角度θ
が小さくなると、この曲り部分に水がたまり易くなり、
これにより印刷物にいわゆる水目(水のライン)が発生
し易くなるといった問題点がある。又、さらに印刷版が
クランプ棒と偏心軸の間に噛合され制御レバーを押圧す
ることで偏心軸を回転し印刷版を締付け固定する際に印
刷版は偏心軸の回転によってクランプ棒の内側へ引き込
まれるため、版締前に定めた位置より狂って了い再度正
規の版位置に調整し直すといった問題点があった。
本考案は上述のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、ゴム胴あるいはフォームローラ等の損傷を防止でき
るとともに、版胴への版の巻着、離脱作業の作業効率を
向上させることができ、版の巻着固定時クランプの上下
移動が略水平に移動する為、版位置を最初に設定した位
置から動くことはないので版クランプ操作後の版位置調
整はしなくてもよく、また水目の発生を減少させること
ができるオフセット印刷機の版締装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、版胴の軸方向に延びる切欠部内に上記版胴に
巻回される印刷版をクランプする版クランプ機構と、こ
のクランプ機構にクランプされた印刷版を上記版胴の外
周面に緊張させる版緊締機構と、上記切欠部の幅方向お
よび長手方向にスライド可能に咥側および咥尻側にそれ
ぞれ設けられたベースとを備えたオフセット印刷機の版
締装置において、上記版クランプ機構は、上記各ベース
に対して間隙を有して固定された固定クランプ片と、上
記各ベースに設けられたナット部に螺合されたガイドピ
ンと、上記固定クランプ片の上記ベースと対向する面側
にあって、上記ガイドピンに挿入されて設けられた支点
ブロックと、上記ガイドピンに案内され、上記固定クラ
ンプ片よりも上記版胴の内周側に位置せしめられるとと
もに、上記印刷版の版面に対して上記支点ブロックを支
点として離接可能な平板状の可動クランプ片と、この可
動クランプ片と上記各ベースとの間に介在せしめられる
とともに、上記可動クランプ片の版クランプ側を常時上
記固定クランプ片に対して離間する方向に付勢する弾性
部材と、上記可動クランプ片に当接され、上記弾性部材
の付勢力に抗して可動クランプ片を上記固定クランプ片
のクランプ面に対し、ほぼ直交方向に移動させて印刷版
の版面を締付けるカム部を有する操作部材とを備えたこ
とを特徴とする。
〔作用〕
弾性部材によって相互に離間された固定クランプ片と可
動クランプ片との間に印刷版の端部を位置せしめる。こ
の状態で、操作部材を操作し、カム部の可動クランプ片
に対する当接位置を変化させることにより、可動クラン
プ片を固定クランプ片に当接する方向に弾性部材の付勢
力に抗して移動せしめ、印刷版の端部をクランプする。
このとき、固定クランプ片は可動クランプ片に対し版胴
の外周側に位置されていることから、版胴の外周にクラ
ンプ片が突出することがなく、ゴム胴等の損傷を防止で
きる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について説
明する。
第1図は本考案における版締装置を備えた版胴の正面
図、第5図は第1図中V-V矢視図である。第1図中符号
1は版胴であり、この版胴1の切欠部1aであって、咥側
と咥尻側との間には2つのブロック25,25がねじ46、46,
……によって架設されている。さらに、このそれぞれの
ブロック25には、第5図に示すようにブロック24がねじ
47によって固定されている。そして、ブロック24に形成
されたフランジ部24a,24aに咥側ベース2の凹部2aと咥
尻側ベース5の凹部5aとをそれぞれ係合させることによ
り、咥側ベース2および咥尻側ベース5を切欠部1aの長
手方向(版胴1の軸方向)と、幅方向(第5図中上下方
向)とへの移動が可能となるように構成されている。そ
して、第2図に示すように咥側ベース2には間隙を有し
て固定クランプ片4がねじ44によって固定されている。
この間隙には複数個のスペーサ3,3,……が介在せしめら
れている。また、同様に咥尻側ベース5には間隙を有し
て固定クランプ片7がねじ45によって固定されている。
この間隙には複数個のスペーサ6,6,……が介在せしめら
れている。
また、第3図において、咥側ベース2および咥尻側ベー
ス5には、それぞれナット8,8′が固定されている。こ
のナット8,8′にはガイドピン10,10′が螺着されてお
り、このガイドピン10,10′は第1図中左右方向に適当
な間隔を配してそれぞれ4個づつ設けられている。ま
た、このガイドピン10,10′は第10図に示すように固定
クランプ片4,7、支点ブロック9,9′、可動クランプ片15
a,15b,18a,18bを貫通している。ここで、ガイドピン10,
10′は第1図において、可動クランプ片15a,15b,18a,18
bの図中左右両側にそれぞれ一対づつを貫通している。
また、第3図において、支点ブロック9,9′は固定クラ
ンプ片4,7と可動クランプ片15a,15b,18a,18bとの間に介
在せしめられている。さらに、支点ブロック9,9′に係
合可能な係合部を備えた可動クランプ片15a、15b、18
a、18bは固定クランプ片4,7よりも版胴1の内側(第3
図中左側)に設けられている。ここで、上記可動クラン
プ片15a、15b、18a、18bは支点ブロック9,9′を支点と
して、固定クランプ片4,7に対して接離駆動可能に支持
されている。
第4図において、咥側ベース2と可動クランプ片15aと
の間にはばね14,14(第1図参照)が介在せしめられて
いる。また、第1図において、咥側ベース2と可動クラ
ンプ片15a,15bとの間、および咥尻側ベース5と可動ク
ランプ片18a,18bとの間にも同様にばね14,14が介在せし
められている。さらに、第4図において、咥側ベース2
には版取付時の位置決め用のピン13,13が固定されてい
る。一方、この咥側ベース2には第7図に示すように版
咥側の張りボルト28,28(第1図参照)が螺合されてお
り、この張りボルト28の頭部と咥側ベース2との間には
緩み止め用のばね29が介在せしめられている。さらに、
版胴1の切欠部1aの咥側面には上記張りボルト28の先端
の当接による摩耗を防止するための摩耗防止板11′,11
(第1図参照)が固定されている。
また、第4図において咥側と同様、咥尻側ベース5にも
張りボルト16,16(第1図参照)が、その頭部と咥尻側
ベース5との間に緩み防止用のばね17,17(第1図参
照)を介在させて螺合されている。
一方、第1図において、上記版胴1の切欠部1aの咥尻側
内側には取付リング35を介してカム38が版胴1の軸方向
に回転可能に設けられている。このカム38の版胴1の外
側には止めカラー34が設けられており、カム38の軸方向
の移動を防止している。このカム38には、第4図に示す
ように張りボルト16の先端が当接されており、上記カム
38の回転により張りボルト16を介して咥尻側ベース5が
第4図中矢印イ、ロ方向(切欠部1aの幅方向)に移動
し、位置調整がなされる。また、第1図に示すように、
上記カム38が接触する版胴1の切り欠き部1aの咥尻側側
面には摩耗防止板12,12′が固定されている。
また、第5図において、咥側ベース2と咥尻側ベース5
とには、それぞれガイドピン21,21,22,22(第1図参
照)が相対向して設けられており、このガイドピン21,2
2にはばね23が巻装され、このばね23は両ベース2,5を相
互に離間する方向(第5図中上下方向)に付勢してい
る。また、咥側ベース2と咥尻側ベース5にはピン19,1
9,20,20(第1図参照)がそれぞれ固定されており、こ
のピン19,20が版胴1に版aを取付ける際の当てとな
る。
また、第6図において、咥側ベース2と咥尻側ベース5
とには、可動クランプ片15b,18bの開閉を行なうための
開閉ピン27,27′が回転可能に設けられている。同様の
構成により、第1図において、咥側ベース2と咥尻側ベ
ース5とには、可動クランプ片15a,18aの開閉を行なう
ための開閉ピン27,27′が回転可能に設けられている。
ここで、この開閉ピン27,27′が設けられる位置は各可
動クランプ片15a,15b,18a,18bの第1図中左右方向のほ
ぼ中央に位置しており、各可動クランプ片15a,15b,18a,
18bを保持する2つのガイドピン10,10,10′,10′の略中
央部に位置している。この開閉ピン27,27,27′,27′の
操作部側は切欠部1aの内側に突出させて操作し易く取付
けてある。さらに、第6図において、この開閉ピン27,2
7′の先端にはカム部27a,27′aが形成されており、こ
のカム部27a,27′aは摩耗防止のために可動クランプ片
15b,18bに固定されたピン26,26′に当接されている。な
お、可動クランプ片15a,18aにも、第1図に示すように
同様の構成により、ピン26,26′が設けられている。ま
た、第6図において、可動クランプ片15b,18bは、ばね1
4(第4図参照)によって常時カム部27a,27′aに当接
されるように付勢されている。そして、この開閉ピン2
7,27′の回転によって可動クランプ片15b,18bは固定ク
ランプ片4,7の方向へ移動し、可動クランプ片15b,18bの
開閉動作がなされるよう構成されている。ここで、第6
図は開閉ピン27により咥側の可動クランプ片15bが閉じ
た状態と、開閉ピン27′により咥尻側の可動クランプ片
18bが開いた状態をそれぞれ示している。また、可動ク
ランプ片15a,18aも同様の構成により、開閉ピン27,27′
によって開閉するように構成されている。
一方、第8図および第9図において、版胴1の操作側A
の側壁1bには咥側ベース2と咥尻側ベース5とをそれぞ
れ版胴1の軸方向に移動するための横移動用調整ねじ3
1,32が軸方向に進退可能に螺合されている、この横移動
用調整ねじ31,32の頭部と版胴1の側壁1bとの間には緩
み防止用のばね33,33′がそれぞれ介在されている。ま
た、横移動用調整ねじ31,21の先端は各ベース2,5にそれ
ぞれ当接されている。
また、版胴1の反操作側Bの側壁1bにはピン39,40の一
端側が横方向にスライド可能に挿入されており、このピ
ン39,40の他端側は各ベース2,5の側面に当接されてい
る。さらに、このピン39,40の頭部と側壁1b内面との間
にはばね41,41′がそれぞれ介在せしめられており、こ
のばね41,41′の付勢力により、各ベース2,5を常時操作
側へ押圧している。そして、上記横移動用調整ねじ31,3
2を緩めることによって、上記ばね41,41′のばね力によ
って咥側ベース2および咥尻側ベース5を操作側へ移動
調整可能な構成とされている。
また、第1図において、咥側固定クランプ片4の両端に
は指示針42,42がそれぞれ固定され、この指示針42,42と
対応する版胴1の操作側A、反操作側Bの側壁1b、1bに
は目盛43,43が取付けられている。そして、指示針42,42
によって咥側固定クランプ片4の移動量を読み取るよう
に構成されている。
このように構成されたオフセット印刷機の版締装置の作
用について以下に説明する。
まず、第6図において、版胴1に版aをクランプする場
合には、可動クランプ片15b,18b,15a(図示せず),18a
(図示せず)と固定クランプ片4,7との間を開放させる
必要があるため開閉ピン27,27′を回転させることによ
って、カム部27a、27′aが可動クランプ片15b,18bに当
接する位置が変化し、この可動クランプ片15b,18bは支
点ブロック9,9′(第3図参照)を支点として固定クラ
ンプ片4,7と離間する方向にバネ14(第4図参照)の付
勢力によって移動する。第6図において、固定クランプ
片4,7と可動クランプ片15b,18b,15a(図示せず),18a
(図示せず)との間に版胴1に外装する版aの端部a′
を挿入し、ピン19,20(第5図参照)に突き当てる。そ
の後、上記開閉ピン27,27′を回転させ、カム部27a,2
7′aによって可動クランプ片15b,18bのクランプ位置が
版aの版面に対してほぼ直交方向に移動し、版aの端部
a′が両クランプ片4,7,15a(図示せず),15b,18a(図
示せず),18b間に版aが版胴の円周方向に移動すること
なくクランプされる。
そして、第1図において、張りボルト28をねじ込んで咥
側ベース2を切欠部1aの内側(第1図中上方)に移動さ
せ、さらにカム38を回転して、張りボルト16を介して咥
尻側ベース5を切欠部1aの内側(第1図中下方)に移動
させることにより版a(第6図参照)を版胴1の外周面
に緊張密着させることができる。また、版a(第6図参
照)の横移動(版胴1の軸方向移動、第1図中左右方
向)の調整作業は、移動させる側の調整ねじ31又は32を
ねじ込み又は緩めることによって行なわれる。
また、版aのクランプを解放する場合には、開閉ピン2
7,27′を回転させることによって、可動クランプ片15a,
15b,18a,18bの開き動作を行なわしめることによってな
される。
なお、上述実施例においては、クランプ装置が咥側及び
咥尻側の両方に設けられた場合について示したが、咥側
のみに設けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように固定クランプ片を可動クランプ片
よりも版胴の外周側に位置せしめたことによって、版胴
の外周上にクランプ片は突出することがなく、ゴム胴等
の損傷を防止することができ、しかも版の巻着、離脱時
の作業効率の向上を図ることができる。また、固定クラ
ンプ片に対する可動クランプ片の接離作業はカム部を有
する開閉ピンによって構成される操作部材とバネによっ
て行われるので、可動クランプ片は印刷版の版面に対し
てほぼ直交方向に移動することによって版の位置が移動
されることなく行なわしめることができ、作業効率の向
上を図ることができる。また、固定クランプ片を外周側
近傍に設けたことにより印刷版を版胴に取付けた際の印
刷版の曲り角度θを大きくとることができ(第11図
(b)参照)、いわゆる水目の発生率の低減を図ること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るオフセット印刷機の版締装置の一
実施例を示した平面図、第2図は第1図中II-II矢視断
面図、第3図は第1図中III-III矢視断面図、第4図は
第1図中IV-IV矢視断面図、第5図は第1図中V-V矢視断
面図、第6図は第1図中VI-VI矢視断面図、第7図は第
1図中VII-VII矢視断面図、第8図は第1図中VIII-VIII
矢視断面図、第9図は第1図中IX-IX矢視断面図、第10
図は第3図中部分拡大断面図、第11図は版胴に版を取り
付けた状態における本考案と従来例とを比較する断面図
である。 1……版胴、1a……切欠部、2……咥側ベース、5……
咥尻側ベース、4,7……固定クランプ片、9,9……支点ブ
ロック、10,10′……ガイドピン、15a,15b,18a,18b……
可動クランプ片、19,28……張りボルト、24……ブロッ
ク、27,27′……開閉ピン、27a,27′a……カム部、31,
32′……調整ねじ、38……カム、a……版、a′……版
の端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】版胴の軸方向に延びる切欠部内に上記版胴
    に巻回される印刷版をクランプする版クランプ機構と、
    このクランプ機構にクランプされた印刷版を上記版胴の
    外周面に緊張させる版緊締機構と、上記切欠部の幅方向
    および長手方向にスライド可能に咥側および咥尻側にそ
    れぞれ設けられたベースとを備えたオフセット印刷機の
    版締装置において、 上記版クランプ機構は、上記各ベースに対して間隙を有
    して固定された固定クランプ片と、上記各ベースに設け
    られたナット部に螺合されたガイドピンと、上記固定ク
    ランプ片の上記ベースと対向する面側にあって、上記ガ
    イドピンに挿入されて設けられた支点ブロックと、上記
    ガイドピンに案内され、上記固定クランプ片よりも上記
    版胴の内周側に位置せしめられるとともに、上記印刷版
    の版面に対して上記支点ブロックを支点として離接可能
    な平板状の可動クランプ片と、この可動クランプ片と上
    記各ベースとの間に介在せしめられるとともに、上記可
    動クランプ片の版クランプ側を常時上記固定クランプ片
    に対して離間する方向に付勢する弾性部材と、上記可動
    クランプ片に当接され、上記弾性部材の付勢力に抗して
    可動クランプ片を上記固定クランプ片のクランプ面に対
    し、ほぼ直交方向に移動させて印刷版の版面を締付ける
    カム部を有する操作部材とを備えたことを特徴とするフ
    セット印刷機の版締装置。
JP1985146493U 1985-09-24 1985-09-24 オフセット印刷機の版締装置 Expired - Lifetime JPH079637Y2 (ja)

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