JPS6243575B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6243575B2
JPS6243575B2 JP55043701A JP4370180A JPS6243575B2 JP S6243575 B2 JPS6243575 B2 JP S6243575B2 JP 55043701 A JP55043701 A JP 55043701A JP 4370180 A JP4370180 A JP 4370180A JP S6243575 B2 JPS6243575 B2 JP S6243575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
transmission
counter
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55043701A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55159633A (en
Inventor
Kennesu Deibisu Kurisutofuaa
Furanku Mitsucheru Richaado
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS55159633A publication Critical patent/JPS55159633A/ja
Publication of JPS6243575B2 publication Critical patent/JPS6243575B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/50Circuits using different frequencies for the two directions of communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 (a) 送信部、 (b) 伝送路が塞がつている状態にあるかどうかを
示す出力信号を発生するための表示回路および (c) 送信要求信号のための第1の入力を有する制
御回路 を含む送受信装置を具えるとともに、 前記表示回路の出力は、前記制御回路の第2の
入力に結合され、 また、前記制御回路は、前記第1の入力への送
信要求信号の供給に応答して前記送信部に送信作
動信号を与えるために、この送信部の制御入力に
結合される出力を有し、 更に、前記送信作動信号の発生時点は、前記送
信要求信号が前記制御回路の第1の入力に供給さ
れた時に前記伝送路が塞がつている状態であるこ
とを前記表示回路の出力信号が示している場合に
は、前記表示回路の出力に依存し、 また、前記送信作動信号は、その後に前記伝送
路が塞がつていない状態になつていることを前記
表示回路の出力信号が示した後において所定時間
間隔を生じた時点で、加えて前記伝送路がその時
に塞がつていない状態であることを前記表示回路
の出力信号が示している場合にのみにおいて発生
されて、 前記送受信装置の出力は、前記伝送路を介して
システム内の基地局に結合され、 また、前記伝送路には、他の同様の前記送受信
装置が連結される情報伝送システムに関するもの
である。
米国特許第2731635号明細書には、この種の情
報伝送システムが開示されている。この明細書で
は、このシステムの別の送受信装置が送信を行な
つて伝送路が塞がつている間に、送信要求信号が
そのシステムの複数個の送受信装置の制御回路の
入力に供給された場合には、複数個の送受信装置
は前記伝送が終了するまで保持状態とされる。こ
の伝送の終わる時点に複数個の送受信装置の表示
回路がその事実を表示して、その後に夫々が所定
時間間隔を発生した時点であり、対応する表示回
路がその時点に伝送路が完全には塞がつていない
ことを表示した場合には、対応する制御回路が情
報(またはインテリジエンス:intelligence)を
送信するように対応する送信部を作動させる。こ
れら所定時間間隔は一定であるとともに送受信装
置毎に異なる所定時間間隔が割り当てられる。こ
のようにして、伝送路が空き状態になつた後に、
最も短い所定時間間隔が配分されている保持状態
にある送受信装置が先ずその情報を送信し始め、
保持状態にあつた他の送信受装置は伝送路が再び
空き状態となるまで保持状態に戻すようにリセツ
トされる。このようにして、システムの送受信装
置には同時に2個以上の送受信装置が伝送を試み
る場合には伝送に対して所定の一定の優先順位が
与えられる。
「先来先処理(first−come first−served)」
の優先順位は、伝送路が完全に塞がつている場合
に際して、このような2個以上の送受信装置が送
信を試みる場合には、システムの数個の送受信装
置、例えば複数個の移動無線局が共通伝送路、例
えば基地局への放送チヤンネルまたは一群の放送
チヤンネルに結合される情報伝送システムにおい
て確立されることが望ましい場合もある。当然
に、このような優先順位は、各送受信装置が送信
を要求する時に夫々の送受信装置がチヤンネルを
介して要求信号を基地局に送信する別の放送チヤ
ンネルを設けて、次に各送信要求の発せられる順
序を記憶するとともに、伝送路が完全に塞がつて
いることを終了する毎に、その時に待ち行列(ま
たはキユー)の頭にある送受信装置に「要求受
諾」信号を送信することによつて確立されること
ができる。しかしながら、別のチヤンネルを設け
ることは、このチヤンネルが利用できる放送スペ
クトラムの(限られた)部分に有益なスペースを
塞ぐことになつて不経済である。本発明の目的は
この欠点を除去することにある。
本発明は、前述された情報伝送システムにおい
て、前記制御回路は、前記第1の入力への前記送
信要求信号の供給と、その後の前記表示回路の出
力信号による前記伝送路が塞がつていない状態に
なつていることの表示との間において経過する時
間に対して前記所定時間間隔を反比例させて変え
るための手段を具えることを特徴とするものであ
る。
さて、少なくとも「先来先処理」の優先順位の
近似は伝送路が完全に塞がれている場合に伝送を
試みるシステムの各送受信装置を、この伝送路が
実際に伝送を開始する前に、この伝送路がその後
に完全には塞がれなくなつた後の所定時間間隔を
生じる時点まで待ち状態にさせて、この所定時間
間隔を送受信装置が初めに伝送を要求するのと、
その後の伝送路が完全には塞がれなくなるのとの
間において経過している時間が長ければ長い程短
かくなるようになした場合には、別の伝送チヤン
ネルを設ける必要なくして得られることができる
ことが判つた。次に、この場合には、最初に伝送
を試みた送受信装置は、通常は、伝送路が完全に
は塞がれなくなつた後に最初に伝送を開始すると
ともに、そのように行なわれる場合には待ち状態
にある他の送受信装置を伝送路が再び完全には塞
がれなくなるまでその待ち状態に維持させるよう
に構成することができる。
何ら情報が瞬間的に伝送路に送信されていない
時でも、例えば音声伝送中の休止期間でも、伝送
路は「完全に塞がれ」得ることに留意すべきであ
る。
伝送路が完全には塞がつている状態にはない時
点に、伝送を試みるシステムの送受信装置には最
小限度の遅延が与えられるようにするためには、
更に、前記制御回路は、前記送信要求信号が前記
制御回路の第1の入力に供給される時に、前記伝
送路が塞がつていない状態であることを前記表示
回路の出力信号が示している場合には、前記第1
の入力への前記送信要求信号の供給に応答してほ
ぼその直後に前記送信部に対する送信作動信号を
その出力に発生するための手段を具えることが通
常は好ましい。
伝送路が完全に塞がれている場合において、シ
ステムの2個以上の送受信装置がほぼ同時に伝送
を試みる場合もあり得る。これら試みが行なわれ
る時間が十分に接近している場合には、各制御回
路はその後にそれらの送信作動信号を同時に発生
するかも知れない。この理由は、これら送受信装
置はそれら制御回路の入力への送信要求信号の供
給と、その後に伝送路が完全には塞がれなくなる
のとの間において経過する時間を不十分な分解能
で決定するからである。このような状況におい
て、これらの送受信装置からの伝送は、衝突を防
ぐように処理が採られないならば衝突が発生す
る。このような衝突(またはかち合い)が発生す
る可能性を低減するために、基地局の送信機が、 (a) 同時に同一チヤンネルにおけるシステムの複
数個の前記送受信装置からの伝送の受け入れに
対して、第1のタイプの信号を送信することに
よつて応答するための応答手段および (b) 前記複数個の送受信装置うちの1個の送受信
装置からその後のさらなる伝送の受け入れに対
して、第2のタイプの信号を送信することによ
つて応答するための応答手段 を具える情報伝送システムにおいて、 前記表示回路は、前記送受信装置による前記第
1および第2のタイプの信号夫々の受信に応答し
て第1種および第2種の出力信号を発生するため
の手段を具えるとともに、 前記制御回路は、この制御回路による第1の送
信作動信号の発生後の前記表示回路による前記第
1種の出力信号の発生に対して、前記表示回路が
その第1種の出力信号を発生した後に所定時間間
隔を生じた時点で、またその時に前記第2種の出
力信号を発生していない場合のみにおいて第2の
送信作動信号を発生させることによつて応答する
手段を具え、 また、前記所定時間間隔は、 (i) 前記制御回路の第1の入力への送信要求信号
の供給と、その後の前記制御回路の出力におけ
る前記第1の送信作動信号の発生との間におい
て経過した時間に対して反比例するように、 (ii) 更に、前記時間における相違が、その後にお
いて前記第1の送信作動信号が発生される所定
時間間隔の相違値を生ずるに必要とされる相違
にあるよりも小さく前記時間の相違値に生ずる
ようなその時間に依存するように構成されてい
る。
このように、2個以上の送受信装置からの伝送
がかち合つた場合には、これら送受信装置の各制
御回路は、おそらくは第1の送信作動信号を生じ
たと同様に第2の送信作動信号を発生させるよう
に再作動される。しかし、その発生時点には対応
する送受信装置が最初に伝送を試みた時間によつ
て高められた分解能で決められる。
前記制御回路は、 (a) 第1および第2のカウンタ、 (b) 前記伝送路が塞がつている状態にあることを
前記表示回路の出力信号が示している時におけ
るその制御回路の第1の入力への送信要求信号
の供給に対して、前記伝送路が完全に塞がつて
いることを示すように前記表示回路の出力信号
が含む間に対して前記第1のカウンタの内容を
その内容の所定値から始めて定期的に増加また
は減少させることによつて応答するための手
段、 (c) 前記表示回路の出力信号による前記伝送路が
塞がつていない状態になつていることのその後
の表示に対して、 (i) 第1の所定値から始まつて、前記表示回路
の出力信号が前記その後の表示を示した時
に、前記第1のカウンタの内容が有した値に
対して所定関係を持つ第2の値に向かつて続
け、 (ii) または、第2の所定値に向かつて、前記表
示回路の出力信号が前記その後の表示を発生
した時に、前記第1のカウンタの内容が有し
た値に対して所定関係を持つ第1の値から始
まる いずれかに、前記第2のカウンタの内容を定期
的に増加または減少させることによつて応答す
るための手段および (d) 前記関連する第2の値に達した前記第2のカ
ウンタのカウントに対して、前記伝送路が塞が
つていないことを前記表示回路の出力信号がそ
の時に示している場合に前記送信作動信号を発
生させることによつて応答するための手段を具
えている。
加えるに、前記制御回路は、この制御回路に
よる第1の送信作動信号の発生の直ぐ後に前記
表示回路による前記第1種の出力信号の発生に
対して、 (i) 第1の所定値から始まつて、前記表示回路
が前記第1種の出力信号を発生する時に、他
方のカウンタの内容が有する値に対して所定
関係を持つ第2の値に向かつて続け、 (ii) または、第2の所定値に向かつて、前記表
示回路が前記第1種の出力信号を発生する時
に、他方のカウンタの内容が有する値に対し
て所定関係を持つ第1の値から始まる いずれかに、一方のカウンタの内容を定期的に
増加また減少させることによつて応答する手段
を具え、 前記他方のカウンタは、所定値から始まり、
前記第1の送信作動信号を生じさせる前記送信
要求信号が前記制御回路の第1の入力に供給さ
れた時点から増加されまたは減少されるととも
に、 更に、前記制御回路は、前記関連する第2の
値に達した前記一方カウンタにおけるカウント
に対して、前記表示回路がその時に前記第2種
の出力信号を発生していない場合に前記第2の
送信作動信号を発生することによつて応答する
ための手段を具えている。
以下、図面により本発明による情報伝送システ
ムの実施例につき説明する。
第1図において、情報伝送システムのための送
受信装置は、送信セクシヨン2および受信セクシ
ヨン3より成る無線セクシヨン9を有する。この
情報伝送システムは、このような少なくとも2個
の送受信装置を具えている。これらの送受信装置
は、共通伝送路1、本実施例においては、システ
ムの一部分をも構成する基地局の送信機/受信機
(または送受信機)(図示せず)の受信セクシヨン
へのデユプレツクス放送チヤンネルに結合される
出力端子を有している。送信セクシヨン2の変調
信号入力端子4はマイクロホン5の出力端子に結
合されているとともに、受信セクシヨン3の出力
端子6は拡声器7に結合されている。送信セクシ
ヨン2の出力端子8は空中線システム12に結合
されるとともに、この空中線システム12はまた
受信セクシヨン3の入力端子14に結合されてい
る。
送信セクシヨン2はまた制御信号(送信作動信
号)入力端子15を有しているとともに、この制
御信号入力端子15への論理レベル「1」の供給
は、この送信セクシヨン2を作動させて搬送波を
前記空中線システム12に供給する。この搬送波
は、前記マイクロホン5からの出力信号によつて
変調されている。また、制御信号入力端子15へ
の論理レベル「0」の供給は、送信セクシヨン2
を不作動する。なお、制御信号入力端子15に
は、セツト−リセツト・フリツプフロツプ17の
非反転出力端子から信号が供給される。
基地局への通信は、送信セクシヨン2の搬送出
力周波数によつて規定される放送チヤンネルで行
なわれる。この搬送出力周波数は、システムの全
送受信装置に対して同じである。基地局はまた送
信セクシヨン2の搬送出力周波数とは異なる搬送
出力周波数の送信機を有している。受信セクシヨ
ン3は、システムの他の送受信装置の対応する受
信セクシヨンと同様に送信機の搬送出力周波数に
同調される。基地局の送信機は既知の搬送波変調
器を有しているとともに、この搬送波変調器はマ
イクロホンの出力端子と、更に個々に選択的に作
動出来る第1および第2のオーデイオ・トーン発
生器またはオーデイオ・トーン組み合わせ発生器
の出力端子とに結合されている。したがつて、基
地局の出力信号は、常に、基地局のマイクロホン
からの任意の出力を加えた前記オーデイオ・トー
ン発生器のうちの1個のオーデイオ・トーン発生
器の出力に変調された搬送波から成つている。前
記第1のオーデイオ・トーン発生器の出力は例え
ば2.2kHzであり、前記第2のオーデイオ・トー
ン発生器の出力は例えば2.7kHzであることがで
きる。これら2つのオーデイオ・トーン発生器の
作動信号入力端子は、送受信装置からの搬送波が
基地局の受信機に受信されている時(チヤンネル
1が塞がつている時)に第1のオーデイオ・トー
ン発生器が作動され、また前記搬送波が基地局の
受信機によつて受信されていない時(チヤンネル
1が空きである時)に第2のオーデイオ・トーン
発生器が作動されるように、基地局の受信機の出
力端子に結合されている。このような作動は、例
えば、基地局の受信機によつて受信されて基地局
の受信機が同調される任意の信号を包絡線検波器
に供給するとともに、この包絡線検波器の出力を
シユミツト・トリガのようなスレツシヨールド応
答装置に供給することによつて行なうことができ
る。このスレツシヨールド応答装置の非反転出力
端子および反転出力端子は、前記第1および第2
のオーデイオ・トーン発生器の作動信号入力端子
に夫々接続されている。このように、チヤンネル
1が塞がつている状態にあると、基地局の搬送波
出力信号は前記第1のオーデイオ・トーン発生器
の出力信号(加えて基地局の前記マイクロホンか
らの任意の出力信号と)によつて変調され、この
チヤンネル1が空きであると基地局の搬送波出力
信号は前記第2のオーデイオ・トーン発生器の出
力信号(加えて基地局の前記マイクロホンからの
任意の出力信号と)によつて変調される。
受信セクシヨン3は同調されたRF、IFおよび
復調セクシヨン10と、夫々基地局における前記
第1および第2のオーデイオ・トーン発生器の出
力周波数を通過させるように同調されて構成され
かつ復調セクシヨン10の出力端子から信号が供
給される第1および第2のフイルタ11,13
と、これら第1および第2のフイルタ11,13
の出力端子から夫々供給される第1および第2の
包絡線検波器16,18と、これら第1および第
2の包絡線検波器16,18の出力端子から夫々
供給される第1および第2のスレツシヨールド応
答装置72,29と、フイルタ兼オーデイオ増幅
器30とを具えている。このフイルタ兼オーデイ
オ増幅器30の入力端子は復調セクシヨン10の
出力端子に結合されているとともに、このフイル
タ兼オーデイオ増幅器30の出力端子は受信セク
シヨン3の出力端子6に接続されている。また、
フイルタ兼オーデイオ増幅器30のフイルタ回路
は基地局内に含まれる前記第1および第2のオー
デイオ・トーン発生器の出力周波数と等しい周波
数に同調されてその周波数をブロツクするように
構成されている。したがつて、前記拡声器7には
基地局の前記マイクロホンの出力信号のみが供給
される。他方、前記第1および第2のフイルタ1
1,13は、同調される周波数のみが通過するよ
うに構成されているので、前記包絡線検波器16
は基地局の前記第1のオーデイオ・トーン発生器
が作動された時のみに、言い換えればチヤンネル
1が塞がつている状態である時にのみ出力を生
じ、また前記包絡線検波器18は基地局の前記第
2のオーデイオ・トーン発生器が作動された時の
みに、言い換えればチヤンネル1が空き状態であ
る時のみに出力を生ずる。(シユミツトトリガと
して構成することができる)各前記スレツシヨー
ルド応答装置72,29は、これらスレツシヨー
ルド応答装置72,29への入力信号の値が所定
のスレツシヨールドを越えた時に、それらの出力
端子に理論レベル「1」を生じる。さもなけれ
ば、理論レベル「0」を生じる。これら出力端子
は、無線セクシヨン9の出力端子65,64に
夫々結合される。したがつて、チヤンネル1が塞
がつている時には出力端子65に論理レベル
「1」が現われるとともに、出力端子64には論
理レベル「0」が現われる。また、チヤンネル1
が空き状態の場合には出力端子65には論理レベ
ル「0」が現われるとともに、出力端子64には
論理レベル「1」が現われる。したがつて、前記
第1および第2のフイルタ11,13、包絡線検
波器16,18および第1および第2のスレツシ
ヨールド応答装置72,29の配列は前記共通伝
送路1が塞がつている状態にあるかどうかを表示
する表示回路20を構成している。
第1図の送受信装置はまたプレスコミユニケイ
ト(press−to−communicate)スイツチ19お
よび制御回路21を有している。この制御回路2
1は送信要求信号用入力端子22を有している。
この入力端子22は前記プレスコミユニケイト・
スイツチ19の一方の接点23へ結合されてい
る。このプレスコミユニケイト・スイツチ19の
他方の接点24は端子25に接続されている。な
お、端子25には動作時に論理レベル「1」の定
常信号が供給される。このプレスコミユニケイ
ト・スイツチ19の接点23はまたナンド・ゲー
ト26の形におけるインバータを経て前記セツト
−リセツト・フリツプフロツプ17のリセツト入
力端子に結合されている。このナンド・ゲート2
6の第2入力端子には動作時に端子27から論理
レベル「1」の定常信号が供給される。前記セツ
ト−リセツト・フリツプフロツプ17のセツト入
力端子は制御回路21の出力端子28に結合され
ている。制御回路21はまた2つの別の入力端子
31,32を有しており、これら入力端子31,
32は無線セクシヨン9の出力端子65,64
に、言い換えれば前記表示回路20のスレツシヨ
ールド応答装置72,29の出力端子に夫々接続
されている。
制御回路21は、前記プレスコミユニケイト・
スイツチ19によつてその送信要求信号用入力端
子22に論理レベル「1」または送信要求信号の
供給に応答してその出力端子28に論理レベル
「1」または送信作動信号を発生するように構成
されている。また、これを前記表示回路20の瞬
時出力信号に依存するように行なう。特に、前記
プレスコミユニケイト・スイツチ19を作動させ
た時に前記共通伝送路1が空き状態にある場合に
は、言い換えれば、この場合に制御回路21の入
力端子31,32における信号が夫々論理レベル
「0」および「1」にある場合には、このプレス
コミユニケイト・スイツチ19によつて制御回路
21の送信要求信号用入力端子22に論理レベル
「1」が供給された時にほぼ直ちにその出力端子
28に論理レベル「1」を発生するように、制御
回路21が構成されている。他方、前記プレスコ
ミユニケイト・スイツチ19を作動させた時に前
記共通伝送路1が塞がつている状態にある場合に
は、言い換えれば、この場合に制御回路21の入
力端子31,32における信号が夫々論理レベル
「1」および「0」にある場合には、制御回路2
1の出力端子28に論理レベル「1」を発生する
のは、前記共通伝送路1がその後に塞がれていな
い状態となつた後の所定時間間隔を生じた時点に
のみ、言い換えればその入力端子31,32にお
ける信号が次に論理レベル「0」および「1」に
なつた後に所定時間間隔であり、かつその時点に
おいて前記共通伝送路1が塞がつていない状態に
あり、言い換えればその時点において2つのその
入力端子31,32における信号が夫々論理レベ
ル「0」および「1」にある場合にのみであるよ
うに制御回路21が構成されている。更に、前述
の所定時間間隔は、前記送信要求信号用入力端子
22への論理レベル「1」の信号の供給と、前記
共通伝送路1が塞がつている状態から空き状態へ
の次の変化との間、言い換えれば2つのその入力
端子31,32の信号の夫々論理レベルが「0」
および「1」への次の変化との間における経過時
間が長くなればなる程短かくなるように調整され
る。
この目的のために、制御回路21は、例えば、
1/10秒という安定状態期間を有する単安定マルチ
バイブレータ33と、2つのアンド・ゲート3
4,35と、出力端子が制御回路21の出力端子
28に結合されているオア・ゲート36と、入力
端子62には論理レベル「1」の定常信号が供給
されるナンド・ゲート61の形におけるインバー
タと、遅延回路37とを具えている。この単安定
マルチバイブレータ33のトリガ入力端子38に
は制御回路21の送信要求信号用入力端子22か
ら信号が供給されるとともに、この単安定マルチ
バイブレータ33の出力端子は各前記アンド・ゲ
ート34,35の第1入力端子に結合されてい
る。このアンド・ゲート34の出力端子は前記オ
ア・ゲート36の一方の入力端子に結合され、こ
のオア・ゲート36の他方の入力端子は遅延回路
37の出力端子41に結合されている。これらア
ンド・ゲート34,35の第2入力端子は制御回
路21の入力端子32,31に、言い換えれば前
記表示回路20の第2および第1のスレツシヨー
ルド応答装置29,72の出力端子に夫々結合さ
れている。また、アンド・ゲート34の他の反転
入力端子は、遅延回路37の他の出力端子56に
結合されている。前記アンド・ゲート35の出力
端子は遅延回路37の第1入力端子39に結合さ
れ、この遅延回路37の第2入力端子40は制御
回路21の入力端子32に、言い換えれば前記第
2のスレツシヨールド応答装置29の出力端子に
結合されている。前記ナンド・ゲート(インバー
タ)61は前記送信要求信号用入力端子22を遅
延回路37のリセツト入力端子60に結合してい
る。
前記プレスコミユニケイト・スイツチ19は作
動させる毎に、言い換えれば閉じられる毎に、前
記単安定マルチバイブレータ33のトリガ入力端
子に論理レベル「1」の信号を供給する。この結
果として、この単安定マルチバイブレータ33は
一時的にその出力端子に論理レベル「1」を発生
する。この場合に、前記共通伝送路1が塞がれて
いない状態にある場合には、言い換えれば制御回
路21の2つの入力端子31,32の信号が夫々
論理レベル「0」および「1」にある場合には、
(出力端子56の信号は普通は論理レベル「0」
であるので、)前記アンド・ゲート34はイネブ
ルにされるとともに、前記アンド・ゲート35は
ブロツクされる。このようにして、前記単安定マ
ルチバイブレータ33の出力端子に発生した論理
レベル「1」は前記アンド・ゲートおよびオア・
ゲート36を経て制御回路21の出力端子28
に、したがつて前記セツト−リセツト・フリツプ
フロツプ17の「セツト」入力端子へと転送され
る。この結果として、このセツト−リセツト・フ
リツプフロツプ17は「セツト」状態に変化し
て、その非反転出力端子から送信セクシヨン2の
制御信号入力端子15に論理レベル「1」が供給
され、したがつて送信セクシヨン2が作動され
る。さて、オペレータが前記プレスコミユニケイ
ト・スイツチ19を作動状態に維持している限
り、オペレータは1つまたはそれ以上のメツセー
ジを前記マイクロホン5を介して送信することが
できる。やがて、このプレスコミユニケイト・ス
イツチ19をオペレータが解放すると、前記ナン
ド・ゲート(インバータ)26の入力端子に生じ
る論理レベル「0」の信号が、前記セツト−リセ
ツト・フリツプフロツプ17のリセツト入力端子
に供給される論理レベル「1」になり、このセツ
ト−リセツト・フリツプフロツプ17はその反転
出力端子が論理レベル「0」を送信セクシヨン2
の制御信号入力端子15に供給する状態にリセツ
トされる。したがつて、送信セクシヨン2は不作
動にされて再び初期状態に戻る。
一方、前記プレスコミユニケイト・スイツチ1
9の作動に応答して前記単安定マルチバイブレー
タ33が出力パルスを発生する時に前記共通伝送
路1が塞がつている状態にある場合には、言い換
えれば制御回路21の2つの入力端子31,32
の信号が論理レベルが夫々「1」および「0」で
ある場合には、前記アンド・ゲート34はデスイ
ネブルにされかつ前記アンド・ゲート35がイネ
ブルにされ、そして前記単安定マルチバイブレー
タ33からの出力パルスが遅延回路37の第1入
力端子39に論理レベル「1」を供給する(のみ
である)(この遅延回路37の第2入力端子40
の信号は論理レベル「0」である)。(第2図を参
照して詳細に説明されるように、)この遅延回路
37の第2入力端子40の信号が論理レベル
「0」にある(前記共通伝送路1が塞がつている
状態にある)場合には、この遅延回路37の第1
入力端子39への論理レベル「1」の供給は、こ
の遅延回路37がその後にその第2入力端子40
に論理レベル「1」が供給される(前記共通伝送
路1が塞がつていない状態になる)までに経過す
る時間を(任意の単位において)測定する遅延回
路になるとともに、この論理レベル「1」のその
第2入力端子40への供給後に所定時間間隔が生
じた時点であつてその時点にその第2入力端子4
0における信号が論理レベル「1」である(前記
共通伝送路1が塞がつていない状態にある)場合
に、この遅延回路37の出力端子41に論理レベ
ル「1」を発生するようにその遅延回路37を構
成している。なお、前述の所定時間間隔は前記第
1入力端子39への論理レベル「1」の供給と前
記第2入力端子40への論理レベル「1」の供給
との間において経過している時間が長ければ長い
程短くなる。したがつて、前記共通伝送路1が塞
がつている状態にある場合における前記プレスコ
ミユニケイト・スイツチ19の作動の結果は、制
御回路21の入力端子32の信号がその後に論理
レベル「1」となつた後の時点に、言い換えれば
前記共通伝送路1がその後に塞がつていない状態
となつた後の時点に、遅延回路37の出力端子4
1に、したがつて制御回路21の出力端子28に
論理レベル「1」が生じる。この論理レベル
「1」は、前記時点に前記共通伝送路1が塞がつ
ていない状態にある場合にのみ生ずる。この共通
伝送路1が塞がつていない状態と、制御回路21
の出力端子28での論理レベル「1」の発生、し
たがつて送受信装置の「送信」状態への設定との
間において生ずる遅延は、前記プレスコミユニケ
イト・スイツチ19の作動と、前記共通伝送路1
が次に塞がつていない状態になるのとの間におい
て経過する時間が長くなければなる程短くなる。
このようにして、第1図に示されるような同一の
前記共通伝送路1に複数個の全ての送受信装置が
結合されるそれら送受信装置のオペレータが、こ
の共通伝送路1が塞がつている状態に、送受信装
置の各前記プレスコミユニケイト・スイツチ19
を作動する場合には、実際上、次にその共通伝送
路1が塞がつていない状態となるまではいずれの
伝送も起こらない。その後に前記共通伝送路1が
塞がつていない状態になる時には、各送受信装置
はその送受信装置のオペレータが待つている時間
が長ければ長い程、この送受信装置が伝送を開始
する前により短かい時間を待つようになる。した
がつて、このオペレータの待ち時間が最大である
送受信装置が先ず最初に伝送を開始して前記共通
伝送路1を塞ぐとともに他の送受信装置をその共
通伝送路1が再び塞がつていない状態になる後ま
で非伝送状態のままにさせる。前述されたよう
に、これは、各オペレータの待ち時間を記録する
制御点へ追加して信号化チヤンネルを設ける必要
無くしてオペレータが「先来先処理」または「先
入れ先出し」順序の待ち行列を実質的に形成する
ようになる。
遅延回路37は、論理レベル「1」がその第1
入力端子39に供給された時に、その出力端子5
6に、したがつて前記アンド・ゲート(ブロツキ
ング・ゲート)34に論理レベル「1」を生じさ
せ、この論理レベル「1」をその後にその出力端
子41に信号が現われるまで維持するように構成
してある。この場合には、前記プレスコミユニケ
イト・スイツチ19が作動され、これによつて遅
延回路37が作動された時にチヤンネル1が塞が
つている状態にあり、その後にチヤンネルが空き
状態となつた場合には、このプレスコミユニケイ
ト・スイツチ19の別の作動によつてではなく遅
延回路37の出力端子41に論理レベル「1」が
生じることによつてのみ出力端子28に論理レベ
ル「1」が形成されることができるようになる。
第2図は第1図の遅延回路37の可能な構成を
示す図であり、この入力端子および出力端子には
第1図と同じ番号が与えられている。第2図の遅
延回路37はセツト−リセツト・フリツプフロツ
プ42より構成されており、このセツト入力端子
は第1入力端子39から信号が供給されるととも
に、この非反転出力端子は出力端子56および2
つのアンド・ゲート43,44の夫々第1入力端
子と結合されている。このアンド・ゲート43の
第2入力端子には第1の無安定マルチバイブレー
タ45の出力端子から信号が供給されるととも
に、このアンド・ゲート43の出力端子は第1の
2進カウンタ46のクロツク・パルス入力端子に
接続されている。また、アンド・ゲート44の第
2入力端子には第2入力端子40から信号が供給
されるとともに、このアンド・ゲート44の出力
端子は単安定マルチバイブレータ47のトリガ入
力端子およびアンド・ゲート51の一方の入力端
子に結合されている。この単安定マルチバイブレ
ータ47の出力端子は第2の2進カウンタ48の
「ロード(load)」入力端子に結合されているとと
もに、そのクロツク入力端子は第2の無安定マル
チバイブレータ49の出力端子に結合され、また
その「2進値」入力端子は前記第1の2進カウン
タ46の出力端子に結合されている。この第2の
2進カウンタ48の「ターミナル・カウント」出
力端子50はオア・ゲート57を経て前記アン
ド・ゲート51の他方の入力端子に結合されてい
る。このアンド・ゲート51の出力端子は遅延回
路37の出力端子41に結合されているととも
に、他のセツト−リセツト・フリツプフロツプ5
2のセツト入力端子および他の単安定マルチバイ
ブレータ53のトリガ入力端子にも結合されてい
る。このセツト−リセツト・フリツプフロツプ5
2の非反転出力端子はアンド・ゲート54の第1
入力端子に接続されているとともに、このアン
ド・ゲート54の第2の反転入力端子は前記単安
定マルチバイブレータ53の出力端子に結合され
ている。また、アンド・ゲート54の出力端子は
オア・ゲート63を経て単安定マルチバイブレー
タ55のトリガ入力端子に結合されている。な
お、オア・ゲート63の他の入力端子には入力端
子60から信号が供給されるとともに、前記単安
定マルチバイブレータ55の出力端子は2つの前
記セツト−リセツト・フリツプフロツプ42,5
2のリセツト入力端子、他のセツト−リセツト・
フリツプフロツプ59のリセツト入力端子および
前記第1の2進カウンタ46の「ロード」入力端
子に結合されている。このセツト−リセツト・フ
リツプフロツプ59の「セツト」入力端子は前記
第1の2進カウンタ46の「ターミナル・カウン
ト(terminalcount)」出力端子58に接続されて
いるとともに、その非反転出力端子は前記オア・
ゲート57の他の入力端子に接続されている。
第1図について前述されたように、前記共通伝
送路1が塞がつている状態にある場合に、第1図
の前記プレスコミユニケイト・スイツチ19が作
動される場合には、遅延回路37の第1入力端子
39に一時的に論理レベル「1」が供給されると
ともに、その第2入力端子40の信号の論理レベ
ルは「0」である。したがつて、これが起こる場
合には、前記セツト−リセツト・フリツプフロツ
プ42がセツトされるとともに、2つの前記アン
ド・ゲート43,44をイネブルにし、また出力
端子56に論理レベル「1」を生じさせる。この
第2入力端子40における信号の論理レベルは
「0」であるために前記アンド・ゲート44の出
力の論理レベルは「0」のままであまが、いまや
前記アンド・ゲート43は前記無安定マルチバイ
ブレータ45の出力を前記第1の2進カウンタ4
6のクロツク入力端子に送る(この無安定マルチ
バイブレータ45の出力パルス周波数を例えば2
Hzとすることができる)。この第1の2進カウン
タ46は、後に明らかとなるような方法において
2進数Nで予めロードされているとともに、その
“2進値”の入力ピンは、この数に対応する電位
に永久に接続されている。したがつて、いまや、
この第1の2進カウンタ46は、前記無安定マル
チバイブレータ45からの出力パルスのリズムで
カウント・ダウンする。また、第1の2進カウン
タ46は、例えば128の容量を有し得、言い換え
れば8ビツト・カウンタであり得る(この場合
に、Nを127に等しく選ぶことができる)。
続いて、第1図の前記共通伝送路1は塞がつて
いない状態になつた場合には、第2入力端子40
の信号の論理レベルは「1」に変わるとともに、
前記アンド・ゲート44をイネブルにする。この
アンド・ゲート44の出力端子に生じた論理レベ
ル「1」は前記アンド・ゲート51をイネブルに
するとともに、前記単安定マルチバイブレータ4
7をもトリガして、前記第2の2進カウンタ48
の「ロード」入力端子に供給される論理レベル
「1」を生じ、また前記第1の2進カウンタ46
に同時に存在する2進数はその第2の2進カウン
タ48に転送される。この第2の2進カウンタ4
8は前記第1の2進カウンタ46と同様に構成さ
れるとともに、前記無安定マルチバイブレータ4
9の出力パルス周波数は、例えば20Hzであり得
る。したがつて、いまやこの第2の2進カウンタ
48は、前記共通伝送路1が塞がつていない状態
となつた時に前記第1の2進カウンタ46に存在
する前述された2進数に対応するカウンタから開
始して、前記無安定マルチバイブレータ49から
の出力パルスのリズムでカウント・ダウンする。
また、第2の2進カウンタ48の内容がゼロにな
つた場合には、その「ターミナル・カウント」出
力端子50には論理レベル「1」が現れて、第2
入力端子40の信号が依然として論理レベル
「1」にある場合のみに遅延回路37の出力端子
41に論理レベル「1」を生ずる。言い換えれ
ば、この論理レベル「1」が生ずるのは、前記共
通伝送路1がなお塞がつていない状態にある場合
に限られる。したがつて、論理レベル「1」であ
る送信要求信号が第1入力端子39への供給とそ
の後に論理レベル「1」の「チヤンネル空き」信
号の第2入力端子40への供給との間に経過する
時間が長くなればなる程、言い換えればオペレー
タが待つている時間が長くなればなる程、前記第
1の2進カウンタ46から第2の2進カウンタ4
8へ転送される2進数は小さくなる。したがつ
て、その後の遅延は、この第2の2進カウンタ4
8の出力端子50に論理レベル「1」が現われる
前において一層短くなる。
遅延回路37の第2入力端子40の「チヤンネ
ル空き」信号が前記第2の2進カウンタ48の出
力端子50に論理レベル「1」が現われるまでに
消失する場合には、言い換えれば、この情報伝送
システムに含まれている他の同様の送受信装置が
より長く待つてチヤンネル1をまず最初に占有す
ることができる場合には、前記第1の2進カウン
タ46はカウント・ダウンを続けて、チヤンネル
が再び空き状態となつた時と同様な方法でその新
しい内容が前記第2の2進カウンタ48に転送さ
れる。再び別の送受信装置が優先順位を取る場合
には、この手順がもう一度繰返され、この送受信
装置がチヤンネルを占有するまで繰返される。
前記無安定マルチバイブレータ45の出力周波
数は、前記第1の2進カウンタ46の容量と関連
して、送受信装置がチヤンネルを得る前にその第
1の2進カウンタ46のカウントがゼロに達しな
いように選択される。言い換えれば、この周波数
に対して選択される値は、システムにどの程度多
くの送受信装置が含まれるか、各伝送の平均長お
よび各送受信装置がどの程度頻繁にチヤンネルへ
のアクセスを要求するかによつて決まる。(明ら
かなことではあるが、この周波数に対する過度に
低い値の選択は、各送受信装置がどの位長い間待
ち状態にあるかの決定の分解能が不十分となる。
したがつて、2つの送受信装置が等しい時間待つ
ているとみなされてしまつてチヤンネルが空き状
態となつた時に衝突する可能性が増大する)。こ
の送受信装置がチヤンネルを得る前に前記第1の
2進カウンタ46のカウントがゼロとなる場合に
は、それによつてターミナル・カウント出力端子
58に生じる論理レベル「1」の出現が前記セツ
ト−リセツト・フリツプフロツプ59をセツトさ
せ、その出力端子から前記オア・ゲート57に、
そこから前記アンド・ゲート51に論理レベル
「1」の定常信号を供給させる。したがつて、次
にチヤンネル空き状態となつた時、言い換えれば
次に論理レベル「1」が第2入力端子40に供給
される時に、出力端子41には論理レベル「1」
が現われる。
論理レベル「1」が出力端子41に現われる
と、この信号はまた前記セツト−リセツト・フリ
ツプフロツプ52の「セツト」入力端子および単
安定マルチバイブレータ53のトリガ入力端子に
供給される。したがつて、このセツト−リセツ
ト・フリツプフロツプ52は論理レベル「1」を
前記アンド・ゲート54の第1入力端子に供給す
るとともに、その後に、このアンド・ゲート54
の反転入力は前記単安定マルチバイブレータ53
が再度リラツクスした時に論理レベル「0」とな
る。これが生じる場合には、前記アンド・ゲート
54が前記単安定マルチバイブレータ55をトリ
ガし、この単安定マルチバイブレータ55の出力
が3つの前記セツト−リセツト・フリツプフロツ
プ42,52,59をリセツトして前記第1の2
進カウンタ46を前述の2進数Nで再ロードされ
るようにする。したがつて、遅延回路37はその
初期状態にリセツトされる。
遅延回路37の作動後で、この遅延回路37が
その後に論理レベル「1」をその出力端子41に
生じる前に、第1図の前記プレスコミユニケイ
ト・スイツチ19が解放される場合には、言い換
えれば待ち状態にあるオペレータが結局送信をあ
きらめた場合には、第1図のナンド・ゲート61
は遅延回路37のリセツト入力端子60に論理レ
ベル「1」を供給する。この論理レベル「1」が
前記オア・ゲート63を介して前記単安定マルチ
バイブレータ55に供給されて、これらの情況に
おいては同様に遅延回路37もまた初期状態にリ
セツトされる。
第1図および第2図の送受信装置はデユプレツ
クス放送伝送システムの一部分、例えば基地局と
複数個の移動局とを具えるデユプレツクス移動無
線システムを構成しているものであるが、この送
受信装置、例えば(前述した基地局と対応する)
(データ・プロセツサにデータを送信するため
の、例えば有線伝送システムの一部分を構成でき
ることは明らかであり、この場合には入力および
出力(マイクロホン5、拡声器7、空中線システ
ム12)とともに無線セクシヨン9を具える送受
信装置の一部分が適宜に変更される。別の代替例
として、この送受信装置はシンプレツクス放送伝
送システムの一部分を構成することができて、そ
の場合には、この送受信装置は、いまや「プレス
トーク」(press−to−talk))・スイツチ19の解
放が前記セツト−リセツト・フリツプフロツプ1
7をリセツトするのではなくむしろ、これが個別
の「ターミナル・コミユニケーシヨン(terminal
communication)」スイツチによつて行なわれ、
送信セクシヨン2の制御信号入力端子15には前
記送信要求信号用入力端子22の信号とセツト−
リセツト・フリツプフロツプ17の出力とのアン
ド論理演算の結果が供給されて、しかも基地局は
伝送を受信している時およびその専用のプレスト
ーク・スイツチが作動状態にある時の両方の場合
にその「使用中(または話中)」音を送信しおよ
び所定の時間の間それらのいずれの情況が生じて
いない場合にはその「チヤンネル空き」音を送信
するのみであるように構成されねばならない。
第3図はデユプレツクス情報伝送システムに対
する(第1図の送受信装置に部分的に対応してお
り、両図において同様の構成成分には同一番号が
与えられている)別の送受信装置を示している。
このシステムは、このような送受信装置を複数個
具えており、これら送受信装置の出力端子は基地
局への共通伝送路1に結合されている。しかしな
がら、第1図のシステムとは異なつて、第3図の
送受信装置が一部分を構成しているシステムの共
通伝送路1は複数個の個別放送チヤンネルを具え
ており、各チヤンネルは各送受信装置から基地局
への伝送用の夫々の第1伝送搬送周波数と、基地
局から各送受信装置夫々への伝送用の第2伝送搬
送周波数とを有している。送信機は、夫々前述の
第2伝送搬送周波数で連続的に送信するように基
地局に設けられている。これら各送信機には、第
1図の実施例につき説明した時に述べられた単一
基地局の送信機と同様に、夫々のマイクロホンの
出力端子に結合されているとともに、夫々の第1
および第2のオーデイオ・トーン発生器またはこ
れの代わりに個別的に作動されることができるオ
ーデイオ・トーン組み合わせ発生器の出力端子に
も結合されている搬送波変調器が設けられてい
る。したがつて、各基地局の送信機の出力信号
は、常に関連する前記第2伝送搬送周波数を有し
て2つの関連するオーデイオ・トーン発生器の一
方の出力に加えた対応するマイクロホンからの任
意の出力によつて変調された搬送波から成つてい
る。作動された時に、前記第1のオーデイオ・ト
ーン発生器またはオーデイオ・トーン組み合わせ
発生器の全ての出力信号は等しくて、例えば
2.2KHzのトーンであり、また前記第2のオーデ
イオ・トーン発生器またはオーデイオ・トーン組
み合わせ発生器の全ての出力信号も等しくて、例
えば2.7KHzのトーンである。基地局はまた各放
送チヤンネルに対応しかつ関連する前記第1伝送
搬送周波数に同調された個々の受信機を有してい
る。第1図の実施例につき説明した時に述べられ
た単一基地局の受信機と同様に方法で、これら各
基地局の受信機の出力端子は、関連するチヤンネ
ルに対応して基地局の送信機に結合された2つの
オーデイオ・トーン発生器の作動信号入力端子と
結合されるとともに、指定された基地局の受信機
によつて搬送波が受信されている(対応するチヤ
ンネルは「話中」状態である)時に、関連する第
1のオーデイオ・トーン発生器は、対応する基地
局の送信機が(関連する前記第2伝送搬送周波数
を有して)(マイクロホンからの任意の出力が加
えられる)その関連する第1のオーデイオ・トー
ン発生器の出力で変調された搬送波を送信するよ
うに作動される。指定された基地局の受信機によ
つて搬送波が受信されていない時(「空き」チヤ
ンネルに対応)に関連する第2のオーデイオ・ト
ーン発生器は、対応する基地局の送信機が(マイ
クロホンからの任意の出力が加えられる)関連す
る第2のオーデイオ・トーン発生器の出力で変調
された搬送波を送信するように作動される。こう
して、基地局は関連したチヤンネルが空き状態で
あるかどうかを示すトーンで変調されている搬送
波を全ての前記第2伝送搬送周波数で常に送信す
る。(夫々が第3図に示されるように構成され
る)システムの各送受信装置は、無線セクシヨン
9に第1図の表示回路20に部分的に類似してい
る表示回路を含んでおり、この各表示回路20の
2つのフイルタ72,29は基地局の前記第1の
オーデイオ・トーン発生器および第2のオーデイ
オ・トーン発生器の出力周波数に夫々同調され
る。しかしながら第1図に示す送受信装置とは異
なつて、第3図の送受信装置の無線セクシヨン9
は、アイドリング状態にある時に各放送チヤンネ
ルを連続して周期的に走査するように、言い換え
れば送信セクシヨン2および受信セクシヨン3を
夫々1つのチヤンネルの前記第1および第2伝送
搬送周波数に同調して、次に別のチヤンネルの各
第1および第2伝送搬送周波数に同調して、この
ようにして全てのチヤンネルに対して同調して全
サイクルを繰返す等の処理を行なうように構成さ
れている。この走査は、受信セクシヨン3が現時
点に同調されているチヤンネルが空き状態にある
ことを検出し、スレツシヨールド応答装置29か
ら論理レベル「1」を生じるまで実行される。こ
の空き状態が見い出された場合には、この論理レ
ベル「1」は走査処理を禁止するように用いられ
る。したがつて、無線セクシヨン9は「空き」チ
ヤンネルで存続する。その後に、このチヤンネル
がシステムの別の送受信装置によつて塞がれるよ
うになる場合には、論理レベル「1」が消失し
て、別の空きチヤンネルを検出するまで走査サイ
クルが行なわれる等である。前述の手順は通常の
ことであるが(例えば、文献:「IEEE
Transactions on Vehicular Technology」
Volume VC−12、September 1963第32〜38頁お
よび「IEEE Transactions on Vehicular
Communications」Volume VC−13、September
1964、第70〜74頁を参照)、この手順は出力端子
82が送信セクシヨン2の同調制御入力端子83
および受信セクシヨン3の制御入力端子84に
夫々接続されている走査制御手段81によつて実
行される。この走査制御手段81の制御入力端子
85はオア・ゲート86の出力端子に接続されて
いるとともに、この制御入力端子85への論理レ
ベル「1」の供給は、その走査制御手段81によ
つて実行される走査手順を禁止する。前記オア・
ゲート86の1つの入力端子には前記スレツシヨ
ールド応答装置29の出力端子64から信号が供
給される(無線セクシヨン9が空きチヤンネルに
ある時に論理レベル「1」が出力端子64に現わ
れる。) 第1図の送受信装置と同様に、第3図の表示回
路20(スレツシヨールド応答装置29,72)
の出力端子64,65は制御回路21の入力端子
32,31に夫々接続されている。第3図の表示
回路20はまたさらに2組のフイルタ/包絡線検
波器/スレツシヨールド応答装置の組み合わせ回
路78,73,74;75,76,77を含んで
おり、これら各組み合わせ回路78,73,7
4;75,76,77は組み合わせ回路11,1
6,72;13,18,29と同様なものであ
り、また前記フイルタ78,75は互いに異なる
周波数であつてかつフイルタ11,13が同調さ
れる周波数とは異なる周波数に同調されている。
このようにして、前記フイルタ78が同調される
トーンで搬送波が変調されて受信される場合にお
よびその場合にのみにスレツシヨールド応答装置
74の出力端子66に論理レベル「1」が現われ
る。また、前記フイルタ75が同調されるトーン
で搬送波が変調されて受信される場合およびその
場合のみにスレツシヨールド応答装置77の出力
端子67に論理レベル「1」が現われる。これら
別の組み合わせ回路の意義は次の説明から明らか
となる。前記スレツシヨールド応答装置74の出
力端子66は制御回路21の入力端子68に接続
されているとともに、前記スレツシヨールド応答
装置77の出力端子67はアンド・ゲート87の
一方の入力端子に接続されている。このアンド・
ゲート87の他方の入力端子は制御回路21の出
力端子28に接続されているとともに、このアン
ド・ゲート87の出力端子はセツト−リセツト・
フリツプフロツプ17のセツト入力端子および制
御回路21の入力端子69に接続されている。こ
のセツト−リセツト・フリツプフロツプ17の非
反転出力端子はオア・ゲート88を介して送信セ
クシヨン2の送信作動信号(制御端子)入力端子
15および無線セクシヨン9の入力端子71に接
続されている。制御回路21の出力端子28もま
た前記オア・ゲート88の別の入力端子を介して
送信セクシヨン2の送信作動信号入力端子15に
結合されている。この無線セクシヨン9内におい
て、前記スレツシヨールド応答装置74の出力端
子は単安定マルチバイブレータ90のトリガ入力
端子89に結合されているとともに、この単安定
マルチバイブレータ90の出力端子は前記オア・
ゲート86の別の入力端子を介して前記走査制御
手段81の制御入力端子85に接続されている。
制御回路21の出力端子28はまたコード発生器
92の作動信号入力端子91に結合されている。
このコード発生器92の出力端子は送信セクシヨ
ン2の変調信号入力端子4に結合されている。
制御回路21が第1図の対応する部分と相違す
る点は、オア・ゲート36の出力端子が出力端子
28と直接には結合されずに単安定マルチバイブ
レータ70の入力端子に結合されており、この単
安定マルチバイブレータ70の出力端子が出力端
子28に接続されていることである。また、入力
端子69が第1遅延回路37の別の入力端子94
へ接続されているとともに、第2遅延回路95は
また入力端子96,97,98,99が設けられ
て、これら入力端子96,97,98,99には
アンド・ゲート35の出力端子、第1遅延回路3
7の出力端子41、第1遅延回路37の別の出力
端子100および入力端子68から夫々信号が供
給されることである。さらに、第2遅延回路95
の出力端子101,102,103は前記オア・
ゲート36の別の入力端子、第1遅延回路37の
別の入力端子105および第1遅延回路37の入
力端子104に夫々信号が供給されることであ
る。
第3図の送受信装置の基本的動作は第1図の送
受信装置と類似しており、前記走査制御手段81
が送信セクシヨン2および受信セクシヨン3を空
きチヤンネルに保持している場合には、無線セク
シヨン9の出力端子64,65の信号は夫々論理
レベル「1」および「0」にある。また、走査制
御手段81が空きチヤンネルを探し出すために送
信セクシヨン2および受信セクシヨン3の同調に
話中チヤンネルに対して走査させる手順にある場
合には、これら出力端子64,65の信号の論理
レベルは夫々「0」および「1」にある。無線セ
クシヨン9が空きチヤンネルにある場合に、言い
換えれば制御回路21の入力端子32に供給され
る信号が論理レベル「1」にある場合には、プレ
スコミユニケイト・スイツチ19が作動される
と、単安定マルチバイブレータ33から生じる
(長さが、全てのチヤンネルが話中状態にある場
合に前記走査制御手段81が全てのチヤンネルを
完全に走査するために要する時間とほぼ等しくあ
るように選定される)パルスは、(反転入力端子
の信号が普通は論理レベル「0」にある)アン
ド・ゲート34によつて前記オア・ゲート36を
経て前記単安定マルチバイブレータ70に伝送さ
れ、制御回路21の出力端子28に供給される論
理レベル「1」のパルスを生じる。したがつて、
このパルスは(前記オア・ゲート88を経て)送
信セクシヨン2および前記コード発生器92の
(送信)作動信号入力端子15,19と、前記ア
ンド・ゲート87の入力端子に供給される。この
コード発生器92は、その作動信号入力端子91
への論理レベル「1」の供給に応じて、連続する
2進ビツトから成る出力信号を生じるように構成
されているとともに、選定された特定のビツトの
組み合わせはそのコード発生器92が一部分を構
成している特定の送受信装置に特別なものであ
る。したがつて、この連続するビツトは目下作動
されている送信セクシヨン2の変調信号入力端子
4に供給されるとともに、空中線システム12に
よつて基地局に送信される。基地局では前記ビツ
ト組み合わせを復号化するとともに「送信要求」
信号として処理する。これに応答して、基地局の
関連する前記第1のオーデイオ・トーン発生器
(前記参照)が作動されるとともに、関連する前
記第2のオーデイオ・トーン発生器が不作動にさ
れる。基地局の各送信機はまた変調信号入力端子
に結合される出力端子を有する第3および第4の
個別の作動可能オーデイオ・トーン発生器または
オーデイオ・トーン組み合わせ発生器を具えると
ともに、これら発生器の出力信号は前記フイルタ
75,78が夫々同調される周波数に対応してい
る。関連する第3のオーデイオ・トーン発生器は
また前述された要求信号の基地局による受信に応
答して一時的に作動される。したがつて、第3図
の送受信装置による要求信号の伝送の結果は、無
線セクシヨン9の出力端子64における「チヤン
ネル空き」の信号が論理レベル「1」から論理レ
ベル「0」に変わり、出力端子65の「チヤンネ
ル話中」信号が論理レベル「0」から(システム
の他の送受信装置が関連するチヤンネルに割り込
むのを防止する)論理レベル「1」に変わり、そ
して出力端子67の信号(「要求受諾」信号)が
一時的に論理レベル「0」から論理レベル「1」
に変わる。前記単安定マルチバイブレータ70の
出力パルスの持続時間は、このパルスが出力端子
64,65,67における前述された変化が起こ
る時になお存在するように十分に長く選定され
る。したがつて、前記アンド・ゲート87の両入
力端子は論理レベル「1」であるとともに、この
論理レベル「1」は前記セツト−リセツト・フリ
ルプフロツプ17のセツト入力端子に供給され
る。このセツト−リセツト・フリツプフロツプ1
7の出力端子にその結果生じる論理レベル「1」
が送信セクシヨン2を(前記オア・ゲート88を
介して)作動状態に保持して前記走査制御手段8
1を禁止状態にする。したがつて、この場合に
は、伝送は前記マイクロホン5を介して行なうこ
とができる。この状態は前記プレスコミユニケイ
ト・スイツチ19が解放され、ナンド・ゲート
(インバータ)26を介して前記セツト−リセツ
ト・フリツプフロツプ17をリセツトして送受信
装置をその初期状態に戻すまで継続する。基地局
は関連する前記第1のオーデイオ・トーン発生器
を不作動にして関連する前記第2のオーデイオ・
トーン発生器に作動させることによつて送信セク
シヨン2による伝送の停止に応答する。
無線セクシヨン9が(話中)チヤンネルを走査
している間に、言い換えれば制御回路21の入力
端子31に供給される信号が論理レベル「1」で
ある間に、前記プレスコミユニケイト・スイツチ
19が作動される場合には、前記単安定マルチバ
イブレータ33から生じるパルスが第1遅延回路
37の第1入力端子39において論理レベル
「1」となる。次に、この第1遅延回路37は第
1図の対応する回路と同様な方法で動作するよう
に進行する。言い換えれば、この第1遅延回路3
7は前記走査制御手段81によつて行なわれる走
査手順がその後に(制御回路21の入力端子3
2、したがつてその第1遅延回路37の第2入力
端子40に論理レベル「1」を生じる)空きチヤ
ンネルに同調される無線セクシヨン9を生じた後
の所定時間間隔において、その出力端子41にパ
ルスを生じる。この所定時間間隔は、前記プレス
トーク・スイツチ19の作動とその後に前記走査
制御手段81が空きチヤンネルを探し出すまでと
の間に経過する時間が長ければ長い程短かくな
る。更に、この場合に、チヤンネルがなおも空き
状態にある場合にのみ出力端子41にパルスが発
生する。このパルスが発生する場合に、このパル
スは前記単安定マルチバイブレータ70のトリガ
入力端子に供給され、したがつて「チヤンネル空
き状態」に関連して前述されたと同様な一連のエ
ベント(events)を開始する。
全チヤンネルが話中状態にある場合にシステム
の2つの送受信装置のオペレータが送受信装置の
前記プレスコミユニケイト・スイツチ19をほぼ
同時に作動させると、その後の2つの送受信装置
のチヤンネルが空き状態になる前に経過する時間
間隔を測定する第1遅延回路37の部分(第2図
のマルチバイブレータ45および第1の2進カウ
ンタ46を参照)が、これら2つの送受信装置に
対する時間間隔の違いを分解することができなく
て、その結果において両送受信装置の制御回路2
1が同時にそれらの出力端子28にパルスを生
じ、基地局が両送受信装置から「送信要求」信号
を同時に受信するかも知れない。さしあたり第2
図の遅延回路37を検討すると、前記マルチバイ
ブレータ45に対する出力周波数をだんだんと高
くして同様に前記第1の2進カウンタ46に対す
る容量をだんだんと増大に選択することによつて
は前記分解能が無限に改善されることはできない
ことは十分に理解される。この理由は、この第1
の2進カンタ46に対する容量をだんだんと大き
くすることは前記第2の2進カウンタ48に対す
る容量をだんだん大きくすることを必要とし、し
たがつて遅延回路37がその出力パルスを生ずる
までだんだんと可能な限り長い無駄な遅延時間を
必要とするからである。(前記無安定マルチバイ
ブレータ49の出力周波数には上限がある。この
理由は、この出力信号およびシステムの他の送受
信装置の対応するマルチバイブレータの出力信号
の期間が所定の遅延回路37による出力パルスの
発生と、システムの各送受信装置の無線セクシヨ
ン9の「チヤンネル空き」出力端子64における
論理レベル「0」のその結果生じる発生との間に
おいて経過する時間よりも相当短かい場合には、
前記共通伝送路1が空き状態となつた時に、シス
テムの1つの待ち状態にある送受信装置の送信セ
クシヨン2の作動後に、システムのより短かい時
間ではあるが同様に待ち状態にある別の送受信装
置の送信セクシヨン2がその無線セクシヨン9の
出力端子64に論理レベル「0」が生ずる前に作
動される可能性が多分にあるからである)。第3
図の送受信装置は、このような衝突が生じた時に
正しい優先順位を定めるために、第2遅延回路9
5および前記表示回路20にフイルタ/包絡線検
出器/スレツシヨールド応答装置の組み合わせ回
路78,73,74を具えている。
第3図に示されているような2つの送受信装置
の各制御回路21の両者が出力パルスを同時に生
ずる場合には、言い換えれば、各第1遅延回路3
7における分解能が2人のオペレータが待つてい
る両時間の間において差を決定するに不十分であ
る場合には、両送受信装置は(それらのコード発
生器92によつて発生される)それらの各コード
を基地局へ同時に送信する。基地局はその対応す
る前記第1のオーデイオ・トーン発生器を作動さ
せ、その結果として無線セクシヨン9の2つの出
力端子64,65における信号が夫々論理レベル
「0」および「1」となる。しかしながら、基地
局は実際には2つの同時要求信号を解読(デコー
ド)することができず、これらの要求信号が実際
に存在するということを単に検出するのみである
とともに、基地局が対応する前記第3のオーデイ
オ・トーン発生器を作動させるのを止める代わり
に対応する前記第4のオーデイオ・トーン発生器
を作動させることによつて、この情況に応答する
ように構成されている。この結果、無線セクシヨ
ン9の「要求受諾」出力端子67における信号が
論理レベル「0」のままにあり、しかしその出力
端子66における信号が論理レベル「1」(「信号
衝突」)になる。そして、この論理レベル「1」
が2つの送受信装置の第2遅延回路95の入力端
子99に供給される。この第2遅延回路95は、
多くの点で第1遅延回路37に似ているが、その
待ち決定部分(第2図の無安定マルチバイブレー
タ45および第1の2進カウンタ46を参照)は
増加された分解能で作動するように構成されてい
る。こうして、第1遅延回路37の第1の2進カ
ウンタ46に対応する第2遅延回路95における
カウンタはその第1遅延回路37における対応す
るカウンタの容量の8倍の容量を有するととも
に、この第1遅延回路37の無安定マルチバイブ
レータ45に対応する第2遅延回路95のマルチ
バイブレータはその第1遅延回路37の対応する
マルチバイブレータの出力信号の8倍の周波数を
有する出力信号を発生するように夫々構成される
ことができる。
第2遅延回路95は、第1遅延回路37と同様
に(入力端子96に供給される)アンド・ゲート
35の出力によつて作動される。言い換えれば、
無線セクシヨン9が(話中)チヤンネルを走査し
ている時にプレスコミユニケイト・スイツチ19
が作動される場合に作動される。しかしながら、
第1遅延回路37の「空き状態にあるチヤンネ
ル」第2入力端子40に対応する入力端子は2つ
の入力端子99,97によつて構成されている。
これら入力端子99,97は無線セクシヨン9の
出力端子66からの「信号衝突」信号および第1
遅延回路37の出力端子41の出力信号が夫々供
給される。この第2遅延回路95では、これら2
つの信号に関してアンド機能が実行されて、第2
図の第1の2進カウンタ46に対応する第2遅延
回路95中のカウンタのカウントが、「信号衝
突」信号が発生した時であり、また第1遅延回路
37が(まだ要求信号を生じていない装置の遅延
回路が「信号衝突」信号によつてトリガされるこ
とを防止するように)出力を生じている場合にの
みに、第2図の第2の2進カウンタ48に対応す
るカウンタへ転送されるだけである。この結果、
要求信号が衝突した2個(またはそれ以上)の送
受信装置の第2遅延回路95が作動されて、その
後に出力端子101に論理レベル「1」が生じる
(この論理レベル「1」はオア・ゲート36に供
給される)。このような信号を発生する第2遅延
回路95は対応する前記単安定マルチバイブレー
タ70をトリガさせ、その結果として前記コード
発生器92の作動および基地局への第2要求信号
の伝送をもたらす。(信号が衝突した装置の前記
走査制御手段81は、その間に対応する前記スレ
ツシヨールド応答装置74の出力によつてトリガ
された関連する単安定マルチバイブレータ90か
らの出力パルスによつて禁止される。) 基地局は、関連する前記第4のオーデイオ・ト
ーン発生器を不作動にしかつ関連する前記第3の
オーデイオ・トーン発生器を作動にすることによ
つて、この第2要求信号の受信に応答するように
構成されている。この結果として、要求信号が衝
突した送受信装置の無線セクシヨン9の2つの出
力端子66,67の信号は夫々論理レベル「0」
および「1」となる。前記第2要求信号を送信す
るようにまだ作動されていない送受信装置におけ
る出力端子66の信号の論理レベル「0」への変
化は、対応する第2遅延回路95がその後に出力
を発生することを防ぐ。また、第2要求信号を発
生した送受信装置における出力端子67の信号の
論理レベル「1」への変化は、対応する前記セツ
ト−リセツト・フリツプフロツプ17のセツト状
態への変化をもたらす。したがつて、このセツト
−リセツト・フリツプフロツプ17が一部分を構
成している送受信装置がチヤンネルを獲得する。
出力端子67における論理レベル「1」は第2要
求信号を生ずる送受信装置であり、また前記アン
ド・ゲート87を経て第1遅延回路37の入力端
子94に供給され、回路内の各フリツプフロツプ
およびカウンタがそれらの初期状態にリセツトさ
れるようにし、そしてその第1遅延回路37の出
力端子100に論理レベル「1」が現われるよう
にする。対応する第2遅延回路95の入力端子9
8に供給されるその論理レベル「1」は第2遅延
回路95内の各カウンタおよびフリツプフロツプ
を同様にリセツトさせる。
第1遅延回路37の出力端子41において論理
レベル「1」が生ずることはまた普通は、この第
1遅延回路37のカウンタおよびフリツプフロツ
プのその後のリセツトをもたらす(第2図の構成
要素52〜55,63の作動を参照)。また、出
力端子100において論理レベル「1」が生ずる
ことは、したがつて第2遅延回路95のフリツプ
フロツプおよびカウンタのリセツトをもたらす。
しかしながら、論理レベル「1」が出力端子41
の論理レベル「1」に応答して、したがつて無線
セクシヨン9の「信号衝突」が出力端子66に現
われる場合には、第2遅延回路95の作動におい
て論理レベル「1」は第2遅延回路95の出力端
子103に現われるとともに、第1遅延回路37
の入力端子104に供給される。この論理レベル
「1」は第1遅延回路37のフリツプフロツプお
よびカウンタのリセツトを禁止するとともに、こ
の第1遅延回路37の出力端子100に論理レベ
ル「1」が生ずるのを禁止する。その後に、第2
遅延回路95が出力端子101に論理レベル
「1」を生じる時に(その時までに出力端子10
3の論理レベル「1」が消失している)、これは
また出力端子102、したがつて第1遅延回路3
7の入力端子105に論理レベル「1」のその後
の発生をもたらす。この論理レベル「1」は、論
理レベル「1」が第1遅延回路37の出力端子1
00に現われるように、したがつて第2遅延回路
95内の各カウンタおよびフリツプフロツプのリ
セツトにおいて、第1遅延回路37におけるフロ
ツプフロツプおよびカウンタがリセツトされるよ
うにする。
第4図および第5図は第3図の各遅延回路3
7,95に対する可能な構成を夫々示している。
これら遅延回路37,95の各入力端子および出
力端子には第3図におけると同一の番号が与えら
れている。
第4図において、第3図の遅延回路37は主に
第2図の遅延回路37に対応しているとともに、
可能な場合に、第4図の回路の構成要素には第2
図の対応する構成要素と同じ番号が与えられてい
る。第4図の遅延回路37においては、オア・ゲ
ート105およびアルド・ゲート106はアン
ド・ゲート54の出力端子およびオア・ゲート6
3の間にその順序で設けられている。このオア・
ゲート105の別の入力端子には入力端子94,
105および別のアンド・ゲート107の出力端
子から夫々信号が供給される。前記アンド・ゲー
ト106は、第3図の第2遅延回路95が作動さ
れている間に、言い換えれば論理レベル「1」が
その遅延回路95の出力端子103に存在する間
に、第3図のナンド・ゲート61からの出力に応
答する場合を除いて、単安定マルチバイブレータ
55によるリセツト・パルスの発生が禁止される
ように設けられている。この目的のために、前記
アンド・ゲート106の反転入力端子には入力端
子104から信号を供給される。(単安定マルチ
バイブレータ53の安定状態期間は、入力端子1
04における信号自体が出力端子41におけるパ
ルスに応答して論理レベル「1」になつた後まで
「信号衝突」状態において出力端子41における
論理レベル「1」の発生に応答して前記アンド・
ゲート54の出力端子にパルスが現われないよう
に十分に長く選定される。) 前記アンド・ゲート107の非反転および反転
入力端子には前記セツト−リセツト・フリツプフ
ロツプ59の出力端子および別の単安定マルチバ
イプレータ108の出力端子から夫々信号が供給
される。この単安定マルチバイブレータ108の
トリガ入力端子には第1の2進カウンタ46のタ
ーミナル・カウント出力端子58から信号が供給
される。これらアンド・ゲート107および単安
定マルチバイレータ108は、空きチヤンネルが
最終カウントに達している前記第1の2進カウン
タ46の所定時間内に第3図の無線セクシヨン9
によつて探し出されない場合には、前記オア・ゲ
ート105に論理レベル「1」を供給し、したが
つて遅延回路37を初期状態にリセツトするよう
に設けられている。これは、例えばチヤンネル内
の雑音のために、「チヤンネル空き」信号が基地
局から送受信装置に到達しない場合に、遅延回路
37がその送受信装置を動作しないように行なわ
れる。前記単安定マルチバイブレータ108の安
定状態期間は、例えば1分であることができる。
第5図において、第3図の遅延回路95は、大
部分第4図に示されるような遅延回路37に対応
しており、したがつて第4図の構成要素と対応す
る第5図の構成要素には第4図の構成要素と同一
番号が添字Aを附して与えられている。前述され
たように、第5図の第1の2進カウンタ46Aの
容量は第4図のカウンタの容量よりも大きく、例
えば8倍も大きくある。さらに、第5図の無安定
マルチバイブレータ45Aの出力周波数は、第4
図の単安定マルチバイブレータ45の出力周波数
よりも高く、例えば8倍も高くある。
第4図の遅延回路37の構成要素に対応する構
成要素に加えて、第5図の遅延回路95はセツト
−リセツト・フリツプフロツプ109、アンド・
ゲート110および単安定マルチバイブレータ1
11を含んでいる。入力端子97には遅延回路3
7の出力端子41から信号が供給されるので、こ
の遅延回路37が出力を生じた時には前記セツト
−リセツト・フリツプフロツプ109がセツトさ
れる。この出力が基地局によつて「信号衝突」信
号の伝送をもたらす場合には、入力端子99には
論理レベル「1」が供給されて前記アンド・ゲー
ト110が論理レベル「1」を生ずる。これは、
アンド・ゲート44Aの出力端子に論理レベル
「1」を生じる(第3図のプレストーク・スイツ
チ19の作動によつて、セツト−リセツト・フリ
ツプフロツプ42Aは既にセツトされている)。
したがつて、(a)遅延回路37に対する出力端子1
03に論理レベル「1」のリセツト禁止信号を生
じて、(b)前記第1の2進カウンタ46Aの瞬時内
容を第2の2進カウンタ48Aにロードする。こ
れらの内容は、前記プレストーク・スイツチ19
の作動と「信号衝突」信号の出現との間に経過し
た時間を表わしている。したがつて、前記作動と
「空き状態チヤンネル」信号の出現との間に経過
した時間をも表わしている。続いて、論理レベル
「1」が前記第2の2進カウンタ48Aのターミ
ナル・カウント出力端子50Aに現われた時に、
「信号衝突」信号が入力端子99になお存在して
いる場合には、アンド・ゲート51Aは出力端子
101に論理レベル「1」を供給する。
前述されたように、これにより入力端子99に
おける「信号衝突」論理レベル「1」の除去が行
なわれ、出力端子103における禁止信号の除去
が行なわれる。さらには、第4図の遅延回路37
の入力端子94に供給される「要求受諾」信号が
生じる。この後者の信号によつて第4図の遅延回
路37の出力端子100に論理レベル「1」が生
じて、第5図の遅延回路95の入力端子98に論
理レベル「1」が生じる。したがつて、前記単安
定マルチバイブレータ111は、第5図の遅延回
路95をその元の状態に戻す。なお、この単安定
マルチバイブレータ111の出力端子は前記セツ
ト−リセツト・フリツプフロツプ109,42
A,52A,59Aのリセツト入力端子および前
記第1の2進カウンタ46Aのロード入力端子に
接続されている。同様の動作が、前記単安定マル
チバイブレータ55の出力によつて第4図の遅延
回路37において行なわれる。
遅延回路95は、要求信号が第3図の送受信装
置の要求信号とかち合う(衝突する)他の送受信
装置における対応する構成要素と同一時点に、出
力を生ずるようなことはないけれども、これが生
じる可能性はなおある。このような矛盾
(conflict)の解決のために、遅延回路95と似て
いるが、より高い分解能を有する別の遅延回路が
設けられる。この別の遅延回路は遅延回路95を
遅延回路37の出力および「信号衝突」信号によ
つて作動させると同様に、この遅延回路95の出
力および「信号衝突」信号から作動される。
これまでにおいては、第3図乃至第5図に関し
て説明されたように構成されている数個の送受信
装置が待ち状態にある間にあるチヤンネルが空き
状態となる場合には、論理レベル「1」が同時に
全ての待ち状態にある送受信装置の無線セクシヨ
ン9の出力端子64に生じる。実際上、これは起
こりそうもない。この理由は各送受信装置の前記
走査制御手段81によつて行なわれる各チヤンネ
ルの走査は普通は互いに同期されていないからで
ある。この結果、待ち時間が最大である送受信装
置が必らずしもチヤンネルを獲得することはな
い。この理由は、送受信装置の前記第1の2進カ
ウンタ46のカウントは前記第2の2進カウンタ
48に、この動作が別の状態にある送受信装置で
生じた後まで転送されないかも知れないからであ
る。この問題の解決を図るために、別のアンド・
ゲートが第3図の接続部において無線セクシヨン
9の出力端子64と制御回路21の入力端子32
との間に含まれることができるとともに、この場
合に、このアンド・ゲートの第2入力端子には前
記表示回路20に含まれた(組み合わせ回路1
1,16,72,13,18,29等に似た)別
のフイルタ/包絡線検波器/スレツシヨールド応
答装置の組み合わせ回路から信号が供給される。
基地局が関連するチヤンネルで、この別の組み合
わせ回路内のフイルタが同調されるトーンを「チ
ヤンネル空き」トーンを送信してから所定時間間
隔後に、送信するようにもたらされる場合には、
論理レベル「1」がすべての装置の制御回路21
の入力端子32に同時に供給されて、待ち状態に
ある送受信装置の全ての前記第1の2進カウンタ
46の内容がそれら送受信装置の前記第2の2進
カウンタ48に、同時に転送されるようにする。
なお、前記所定時間間隔は全ての送受信装置内の
前記走査制御手段81が空きチヤンネルを探し出
すことができるに十分なものであるとする。
第3図乃至第5図の送受信装置は、第1図およ
び第2図の送受信装置に対して前述されたと類似
した方法で、シンプレツクス伝送システムに用い
て好適となるように変形されることができる。
第1図および第3図の制御回路21の機能が、
選択的に好適なプログラムド・デイジタル信号処
理システム、例えばいわゆる「マイクロ−コンピ
ユータ・システム」によつて行なわれることがで
きることは明らかである。このようなシステムは
第6図に図式的に示されているとともに、第3図
の制御回路21の機能を実行するようにプログラ
ムされているとされる。このシステムは関連する
プログラム蓄積器に加えていわゆるマイクロプロ
セツサと、例えば夫々16Hzおよび20Hzの周波数で
出力パルスを発生するように構成された2つの無
安定マルチバイブレータ114,115とを具え
ている。なお、プログラム蓄積器およびマイクロ
プロセツサは一括してブロツク112で示されて
いる。このマイクロプロセツサ/蓄積装置の組み
合わせ装置112は、第3図の制御回路21の同
一番号を有するマイクロプロセツサ蓄積装置に対
応する入力端子22,31,32,68,69お
よび出力端子28と、別の3個の各入力端子11
3,116,117とを有している。2つの入力
端子116,117は2つの前記無安定マルチバ
イブレータ114,115の出力端子夫々から供
給されるともに、各カウンタの内容が対応する前
記無安定マルチバイブレータ114,115から
の各出力パルスによつて増加されるように前記組
み合わせ装置112内の2つの外部エベント・カ
ウンタC1,C2に夫々結合されている。前記入
力端子113は従来のように「外部割り込み」端
子を構成し;この入力端子113に供給される論
理レベル「1」は関連する時間において前記組み
合わせ回路112にどのようなオペレーシヨンが
実行されていても前記組み合わせ回路112を
「アイドリング(idling)」プログラム・ループに
入らさせる。実際上、第6図のシステムが第3図
の制御回路21に置き替えて用いられる場合に
は、第3図の送受信装置はわずかに変形されねば
ならない。したがつて、前記プレストーク・スイ
ツチ19の解放時に前記ナンド・ゲート(インバ
ータ)61によつて得られるリセツトまたは取り
消し要求機能は第6図の入力端子113に論理レ
ベル「1」を供給するように構成された(図示さ
れていない)別のスイツチの作動によつて代わり
に達成される。
前述されたように、一連のオペレーシヨンを前
述された別のスイツチによる入力端子113に論
理レベル「1」の供給によつて変更されない場合
には、第6図の前記マイクロプロセツサ/蓄積装
置の組み合わせ装置112は第7図のフローチヤ
ート図に示されるオペレーシヨンを実行するよう
にプログラムされる。第7B図のAおよびBは
夫々第7A図のAおよびBからの接続を示すとと
もに、第7A図のCおよびDは夫々第7B図のC
およびDからの接続を示している。第7A図およ
び第7B図の各判断オペレーシヨンからの「Y」
および「N」が印された通路に対応するオペレー
シヨンにおいて提出された問題に対する解答が
夫々「イエス(yes)」および「ノー(no)」であ
る場合に採られる通路である。第7A図および第
7B図の各オペレーシヨン118−140は次の
表に記載されている。オペレーシヨン番号 オペレーシヨン 118 コールが要求されたか?(端子22の信号が
論理レベル「1」である
か?) 119 おそらくは別のオペレーシヨンの実行を含
む一定の休止。
120 空き状態のチヤンネルにあるか?(端子32
の信号は論理レベル「1」
であるか?) 121 端子28に論理レベル「1」を一時的に生ず
る。) 140 チヤンネルが塞がつているか?(端子31の
信号は論理レベル「1」で
あるか?) 122 カウンタC1の内容をゼロにセツトする。
123 空き状態チヤンネルにあるか? 124 カウンタC1の内容を1024から減算してその
結果を8で割る。割算ステ
ツプの結果をストアする。
カウンタC2の内容をゼロ
にセツトする。
125 空き状態チヤンネルであるか? 126 カウンタC2の内容はオペレーシヨン124の
期間においてストアされた
数よりも小さいか? 127 端子28に論理レベル「1」を一時的に生ず
る。
128 カウンタC1の内容は1024よりも大きいかあ
るいは等しいか? 129 カウンタC1の内容をゼロにセツトする。
130 空き状態チヤンネルであるか? 131 カウンタC1の内容は1024に等しいか? 132 基地局応答を受信するに必要とされる時間
に対する一定休止。
133 要求が受け取られたか?(端子69の信号は
論理レベル「1」である
か?) 134 信号衝突であるか?(端子68の信号は論理
レベル「1」であるか?) 135 カウンタC1の内容を1024から減算してその
結果をストアする。カウン
タC2の内容をゼロにセツ
トする。
136 信号衝突であるか? 137 カウンタC2の内容はオペレーシヨン135の
期間においてストアされた
数よりも小さいか? 138 端子28に論理レベル「1」が一時的に生ず
る。
139 端子113の論理レベル「1」に応答して割り
込みルーチンにチヤージす
る。
第7A図のオペレーシヨン118およびオペレ
ーシヨン119のみを含むループは前述されたア
イドリング・プログラムループを構成するととも
に、その周波数がオペレーシヨン119において
生じる休止によつて決められる間隔でチエツクさ
れる信号を端子22に生じる。論理レベル「1」
(送信要求信号)が端子22に供給される場合に
は、無線セクシヨンが空きチヤンネル(オペレー
シヨン120からの「yes」)であるならば、送
信セクシヨンに対する送信作動信号が形成され
る。さもなければ(オペレーシヨン140によつ
て)「話中」信号が存在するかどうか(普通では
その場合である)がチエツクされる。例えば基地
局からの共通伝送路1での妨害のためにもしそう
でなければ、オペレーシヨン120およびオペレ
ーシヨン140を含むループが「チヤンネル空
き」または「話中」信号のいずれかが生ずるまで
繰返してトラバースされる。
「話中」信号が存在する場合には、遅延シーケ
ンスを実行される。前記カウンタC1の内容はゼ
ロにセツトされて(オペレーシヨン122)、「空
きチヤンネル」信号が生ずる前に遅延のカウント
数を開始するとともに、オペレーシヨン123お
よびオペレーシヨン128を含むプログラム・ル
ープは前記カウンタC1の内容が1024に達するか
または「空きチヤンネル」信号が現われるかのい
ずれかまで繰返して循環される。「チヤンネル空
き」信号が現われる前に前記カウンC1の内容が
1024に達する場合には、前記カウンタC1の内容
は再びゼロにセツトされるとともに、前記シーケ
ンスはオペレーシヨン130およびオペレーシヨ
ン131を含むループに入る。この場合に、前記
カウンタC1の内容が第2の時間の間に、言い換
えれば前記無安定マルチバイブレータ114の例
示された出力周波数について次の64秒内に1024に
達する前に、チヤンネルが空き状態になる場合に
は、送信作動信号が直ちに送信される(オペレー
シヨン138)。他方この期間内にいずれのチヤ
ンネルも空き状態とならない場合には、前記シー
ケンスはアイドリング・ループ118,119に
戻る。
前記シーケンスがループ123,128にある
間に「チヤンネル空き」信号が現われる場合に
は、オペレーシヨン124が実行される。(この
オペレーシヨン124において前記除算ステツプ
は前記カウンタC1内のカウントの3個の最下位
ビツトを無視して、これらの元の順位が下位の順
位の方向に3つの位置だけシフトされるように残
りのビツトを処理することによつて実行されるこ
とができる。)その後に、前記シーケンスはルー
プ125,126に入る。前記シーケンスは、前
記カウンタC2のカウントがオペレーシヨン12
4でストアされた数に達するまで、言い換えれ
ば、時間Tの間、その時間の終了前に「チヤンネ
ル空き」信号が消失しなければ、言い換えればシ
ステムの別の送受信装置がその間にチヤンネルを
獲得しなければ、前記ループ内のままである。な
お、時間Tは、端子22への論理レベル「1」の
供給と、その後の「チヤンネル空き」信号の出現
との間に経過した時間が長ければ長い程短かくな
る。空き状態チヤンネルがない場合には、前記シ
ーケンスはオペレーシヨン123に戻つて待ち状
態が続く。空き状態チヤンネルがある場合には、
送信作動信号(出力端子28の論理レベル「1」
が時間Tの終りに形成され(オペレーシヨン12
7)、オペレーシヨン132で作り出された休止
後に「要求受諾」信号が端子69に現われる場合
には、前記シーケンスは前記アイドリング・ルー
プ118,119に戻る。これはまた、例えば
「送信要求」信号が基地局に通じそこなつたため
に(オペレーシヨン134)、この時に「要求受
諾」信号または「信号衝突」信号(端子66)の
いずれもが現われていない場合である。
この時に「信号衝突」信号が現われている場合
には、オペレーシヨン135が実行されるととも
に、前記シーケンスはループ136,137に入
る。この場合に、「信号衝突」信号がその間に消
失しなければ、言い換えれば考慮中の送受信装置
からの要求信号と衝突している(またはかち合
う)システム内の別の送受信装置がその間にチヤ
ンネルを獲得しなければ、前記カウンタC2の内
容がオペレーシヨン135の期間にストアされた
数に達するまでオペレーシヨン137のままであ
る。信号衝突が消失している場合には、前記シー
ケンスはオペレーシヨン123に戻つて待ち状態
が継続する。他方、この事態が生じない場合に
は、前記カウンタC2の内容がオペレーシヨン1
35の期間にストアされた数に達した時に(オペ
レーシヨン138)、送信作動信号が端子28に
形成される。オペレーシヨン127の場合と同様
に、オペレーシヨン138が生ずる前に前記シー
ケンスがループ136,137のままにある時間
は前記プレストーク・スイツチ19の作動と「チ
ヤンネル空き」信号の次の出現との間に経過され
る時間が長ければ長い程短かくある。この理由
は、オペレーシヨン135の期間にストアされた
数は、この経過時間が長ければ長い程小さいから
である。しかしながら、オペレーシヨン135の
期間には8による除算ステツプが実行されなかつ
たために、オペレーシヨン138が実行される時
間分解能はオペレーシヨン127が実行された場
合の約8倍である。(実際には、マルチバイブレ
ータ114に対して例示される出力周波数につい
て、オペレーシヨン124における8による除算
ステツプは、すぐに続くオペレーシヨンが関連さ
れる限りにおいては、前記カウンタC1のカウン
ト・レイトを16Hzから2Hzに低減する。) オペレーシヨン135が実行される時に、前記
カウンタC1のカウントがすでに1024に達してい
るかまたは越えている場合には、オペレーシヨン
135の期間にストアされた数はゼロかまたは負
であるとともに、いずれの場合であつても、これ
ではオペレーシヨン136およびオペレーシヨン
137を含むループの完全なトラバーサルズ
(traversals)は行なわれずに、言い換えれば、
実質的に遅延がゼロの状態でオペレーシヨン13
8が行なわれる点に留意されるべきである。
例示された数値(オペレーシヨン128で用い
られる数値がオペレーシヨン124およびオペレ
ーシヨン135において、この数値が前記カウン
タC1の内容を減算するのにも用いられる場合に
は、他の数値が選択的に用いられることができ
る。)を用いてオペレーシヨン128およびオペ
レーシヨン131が実行される場合には、このカ
ウンタC1は少なくとも11ビツト・カウンタとす
る必要がある点に留意すべきである。このカウン
タC1が10ビツトカウンタとする場合には、1023
後の次のカウントは0であり、オペレーシヨン1
28およびオペレーシヨン131は常に解答
「no」を与える。「信号衝突」信号が現われた場
合には、信号が衝突したそれら送受信装置におけ
るオペレーシヨン124における除算ステツプの
結果がかようなる送受信装置に対し同じであつた
ことを意味する。これは、これら送受信装置が待
ち状態にあつたどんな時間差でも夫々の前記カウ
ンタC1でのカウントの3つの最下位ビツトでの
み表わされたことを意味する。したがつて、オペ
レーシヨン135での減算ステツプは精度を損な
わずに前記カウンタC1での4つの最下位ビツト
によつて表わされる数が16から減算されるステツ
プで置き換えられることができること明らかであ
る。この代替手段により、「信号衝突」情況の迅
速な分解を容易にすることができる。
第2図、第4図、第5図、第6図および第7図
に関して前述された第1図および第3図の制御回
路21の特別の形態によつて生じさせられた遅延
は前記プレスコミユニケイト・スイツチ19の作
動と、その後になる共通伝送路の塞がつていない
状態との間に経過される時間に対して反比例の関
係にあるが、この反比例の関係は本質的ではな
く、別の形態の逆関係が選択的に生ずるように構
成されることができることは十分に理解される。
こうして例えばバイナリ・レイト乗算器が第2図
の前記無安定マルチバイブレータ45および2進
カウンタ46間に含まれることができるととも
に、この場合にその無安定マルチバイブレータ4
5のレイト−決定入力端子がデコーデイング回路
を経て前記2進カウンタ46の出力端子に接続さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示す線図、第2
図は第1図の実施例の一部分をさらに詳細に示す
線図、第3図は本発明の第二実施例を示す線図、
第4図は第3図の実施例の一部分をさらに詳細に
示す線図、第5図は第3図の実施例の他の部分を
詳細に示す線図、第6図は第3図の一部分の代用
部分を示す線図、第7図AおよびBは第6図に示
す代用部分で実行されるオペレーシヨンを示すフ
ローチヤート図である。 1……共通伝送路、2……送信セクシヨン、3
……受信セクシヨン、4……変調信号入力端子、
5……マイクロホン、6,8……出力端子、7…
…拡声器、9……無線セクシヨン、10……復調
セクシヨン、11,13,75,78……フイル
タ、12……空中線システム、14……入力端
子、15……制御信号(送信作動信号)入力端
子、16,18,73,76……包絡線検波器、
17,42,42A,52,52A,59,59
A,109……セツト−リセツト・フリツプフロ
ツプ、19……プレスコミユニケイト(プレスト
ーク)・スイツチ、20……表示回路、21……
制御回路、22……送信要求信号用入力端子、2
3,24……接点(スイツチ19の)、26,6
1……ナンド・ゲート、28……(制御回路21
の)出力端子、29,72,74,77……スレ
ツシヨールド応答装置、30……フイルタ兼オー
デイオ増幅器、33,47,47A,53,53
A,55,70,90,108,111……単安
定マルチバイブレータ、34,35,43,43
A,44,44A,51,51A,54,54
A,87,106,107,110……アンド・
ゲート、36,57,57A,63,86,8
8,105……オア・ゲート、37,95……遅
延回路、45,45A,49,49A,114,
115……無安定マルチバイブレータ、46,4
6A,48,48A……2進カウンタ、81……
制御手段、92……コード発生器、112……マ
クロプロセツサ/蓄積装置の組み合わせ装置、C
1,C2……カウンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 送信部、 (b) 伝送路が塞がつている状態にあるかどうかを
    示す出力信号を発生するための表示回路および (c) 送信要求信号のための第1の入力を有する制
    御回路 を含む送受信装置を具えるとともに、 前記表示回路の出力は、前記制御回路の第2の
    入力に結合され、 また、前記制御回路は、前記第1の入力への送
    信要求信号の供給に応答して前記送信部に送信作
    動信号を与えるために、この送信部の制御入力に
    結合される出力を有し、 更に、前記送信作動信号の発生時点は、前記送
    信要求信号が前記制御回路の第1の入力に供給さ
    れた時に前記伝送路が塞がつている状態であるこ
    とを前記表示回路の出力信号が示している場合に
    は、前記表示回路の出力に依存し、 また、前記送信作動信号は、その後に前記伝送
    路が塞がつていない状態になつていることを前記
    表示回路の出力信号が示した後において所定時間
    間隔を生じた時点で、加えて前記伝送路がその時
    に塞がつていない状態であることを前記表示回路
    の出力信号が示している場合にのみにおいて発生
    されて、 前記送受信装置の出力は、前記伝送路を介して
    システム内の基地局に結合され、 また、前記伝送路には、他の同様の前記送受信
    装置が連結される情報伝送システムにおいて、 前記制御回路は、前記第1の入力への前記送信
    要求信号の供給と、その後の前記表示回路の出力
    信号による前記伝送路が塞がつていない状態にな
    つていることの表示との間において経過する時間
    に対して前記所定時間間隔を反比例させて変える
    ための手段を具えることを特徴とする情報伝送シ
    ステム。 2 更に、前記制御回路は、前記送信要求信号が
    前記制御回路の第1の入力に供給される時に、前
    記伝送路が塞がつていない状態であることを前記
    表示回路の出力信号が示している場合には、前記
    第1の入力への前記送信要求信号の供給に応答し
    てほぼその直後に前記送信部に対する送信作動信
    号をその出力に発生するための手段を具えること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の情報
    伝送システム。 3 基地局の送信機が、 (a) 同時に同一チヤンネルにおけるシステムの複
    数個の前記送受信装置からの伝送の受け入れに
    対して、第1のタイプの信号を送信することに
    よつて応答するための応答手段および (b) 前記複数個の送受信装置うちの1個の送受信
    装置からその後のさらなる伝送の受け入れに対
    して、第2のタイプの信号を送信することによ
    つて応答するための応答手段 を具える情報伝送システムにおいて、 前記表示回路は、前記送受信装置による前記第
    1および第2のタイプの信号夫々の受信に応答し
    て第1種および第2種の出力信号を発生するため
    の手段を具えるとともに、 前記制御回路は、この制御回路による第1の送
    信作動信号の発生後の前記表示回路による前記第
    1種の出力信号の発生に対して、前記表示回路が
    その第1種の出力信号を発生した後に所定時間間
    隔を生じた時点で、またその時に前記第2種の出
    力信号を発生していない場合のみにおいて第2の
    送信作動信号を発生させることによつて応答する
    手段を具え、 また、前記所定時間間隔は、 (i) 前記制御回路の第1の入力への送信要求信号
    の供給と、その後の前記制御回路の出力におけ
    る前記第1の送信作動信号の発生との間におい
    て経過した時間に対して反比例するように、 (ii) 更に、前記時間における相違が、その後にお
    いて前記第1の送信作動信号が発生される所定
    時間間隔の相違値を生ずるに必要とされる相違
    にあるよりも小さく前記時間の相違値に生ずる
    ようなその時間に依存するように 構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載の情報伝送システム。 4 前記制御回路は、 (a) 第1および第2のカウンタ、 (b) 前記伝送路が塞がつている状態にあることを
    前記表示回路の出力信号が示している時におけ
    るその制御回路の第1の入力への送信要求信号
    の供給に対して、前記伝送路が完全に塞がつて
    いることを示すように前記表示回路の出力信号
    が含む間に対して前記第1のカウンタの内容を
    その内容の所定値から始めて定期的に増加また
    は減少させることによつて応答するための手
    段、 (c) 前記表示回路の出力信号による前記伝送路が
    塞がつていない状態になつていることのその後
    の表示に対して、 (i) 第1の所定値から始まつて、前記表示回路
    の出力信号が前記その後の表示を示した時
    に、前記第1のカウンタの内容が有した値に
    対して所定関係を持つ第2の値に向かつて続
    け、 (ii) または、第2の所定値に向かつて、前記表
    示回路の出力信号が前記その後の表示を示し
    た時に、前記第1のカウンタの内容が有した
    値に対して所定関係を持つ第1の値から始ま
    る いずれかに、前記第2のカウンタの内容を定期
    的に増加または減少させることによつて応答す
    るための手段および (d) 前記関連する第2の値に達した前記第2のカ
    ウンタのカウントに対して、前記伝送路が塞が
    つていないことを前記表示回路の出力信号がそ
    の時に示している場合に前記送信作動信号を発
    生させることによつて応答するための手段 を具えることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    に記載の情報伝送システム。 5 前記制御回路は、この制御回路による第1の
    送信作動信号の発生の直ぐ後に前記表示回路によ
    る前記第1種の出力信号の発生に対して、 (i) 第1の所定値から始まつて、前記表示回路が
    前記第1種の出力信号を発生する時に、他方の
    カウンタの内容が有する値に対して所定関係を
    持つ第2の値に向かつて続け、 (ii) または、第2の所定値に向かつて、前記表示
    回路が前記第1種の出力信号を発生する時に、
    他方のカウンタの内容が有する値に対して所定
    関係を持つ第1の値から始まる いずれかに、一方のカウンタの内容を定期的に増
    加または減少させることによつて応答する手段を
    具え、 前記他方のカウンタは、所定値から始まり、前
    記第1の送信作動信号を生じさせる前記送信要求
    信号が前記制御回路の第1の入力に供給された時
    点から増加されまたは減少されるとともに、 更に、前記制御回路は、前記関連する第2の値
    に達した前記一方のカウンタにおけるカウントに
    対して、前記表示回路がその時に前記第2種の出
    力信号を発生していない場合に前記第2の送信作
    動信号を発生することによつて応答するための手
    段を具える ことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の
    情報伝送システム。
JP4370180A 1979-04-04 1980-04-04 Transmitter Granted JPS55159633A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB7911733A GB2050763B (en) 1979-04-04 1979-04-04 Transmitter queuing system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55159633A JPS55159633A (en) 1980-12-11
JPS6243575B2 true JPS6243575B2 (ja) 1987-09-16

Family

ID=10504322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4370180A Granted JPS55159633A (en) 1979-04-04 1980-04-04 Transmitter

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4319222A (ja)
JP (1) JPS55159633A (ja)
AU (1) AU530302B2 (ja)
BE (1) BE882604A (ja)
CA (1) CA1145000A (ja)
CH (1) CH649662A5 (ja)
DE (1) DE3012842A1 (ja)
DK (1) DK152238C (ja)
FR (1) FR2453551A1 (ja)
GB (1) GB2050763B (ja)
NO (1) NO148659C (ja)
SE (1) SE446240B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159866U (ja) * 1986-03-31 1987-10-12

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4395594A (en) * 1981-08-24 1983-07-26 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Method and apparatus for forcing randomization of idle channel seizures
GB2117939A (en) * 1982-03-29 1983-10-19 Ncr Co Data communication network and method of communication
US4755792A (en) * 1985-06-13 1988-07-05 Black & Decker Inc. Security control system
EP0464237A1 (en) * 1990-07-03 1992-01-08 International Business Machines Corporation Bus arbitration scheme
US5522080A (en) * 1991-10-24 1996-05-28 Intel Corporation Centralized control SIMD processor having different priority levels set for each data transfer request type and successively repeating the servicing of data transfer request in a predetermined order
GB2262862B (en) * 1991-12-23 1996-05-22 Motorola Israel Ltd Method and apparatus for contending for access to a communication channel
US6657550B1 (en) 1999-10-12 2003-12-02 Steve Flinn Wireless lock-out system, apparatus and method for using the same
US20040001458A1 (en) * 2002-06-27 2004-01-01 Motorola, Inc. Method and apparatus for facilitating a fair access to a channel by participating members of a group communication system

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51114804A (en) * 1975-03-31 1976-10-08 Xerox Corp Data communication system
JPS5325202A (en) * 1976-08-20 1978-03-08 Takeo Furukawa Process for chlorination refining of pyrites

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2731635A (en) * 1954-08-09 1956-01-17 Motorola Inc Priority control apparatus for a communication system
US3854014A (en) * 1973-04-13 1974-12-10 Stromberg Carlson Corp Call back arrangement
US4016539A (en) * 1973-09-12 1977-04-05 Nippon Electric Company, Ltd. Asynchronous arbiter
US3919461A (en) * 1974-01-07 1975-11-11 Engineered Syst Inc Data transmission system
US3969589A (en) * 1975-08-22 1976-07-13 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Telephone switching system having attendant queuing facilities
US4048452A (en) * 1976-05-28 1977-09-13 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Automatic call distribution system
US4148011A (en) * 1977-06-06 1979-04-03 General Automation, Inc. Asynchronous priority circuit for controlling access to a bus
US4210780A (en) * 1978-03-27 1980-07-01 The Mitre Corporation Multiple access digital communications system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51114804A (en) * 1975-03-31 1976-10-08 Xerox Corp Data communication system
JPS5325202A (en) * 1976-08-20 1978-03-08 Takeo Furukawa Process for chlorination refining of pyrites

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159866U (ja) * 1986-03-31 1987-10-12

Also Published As

Publication number Publication date
NO148659B (no) 1983-08-08
AU5695980A (en) 1980-10-09
DK152238B (da) 1988-02-08
FR2453551A1 (fr) 1980-10-31
DK141180A (da) 1980-10-05
JPS55159633A (en) 1980-12-11
NO148659C (no) 1983-11-16
CH649662A5 (de) 1985-05-31
US4319222A (en) 1982-03-09
FR2453551B1 (ja) 1983-12-16
GB2050763B (en) 1983-02-09
BE882604A (fr) 1980-10-02
DE3012842C2 (ja) 1987-01-29
CA1145000A (en) 1983-04-19
SE446240B (sv) 1986-08-18
DK152238C (da) 1988-07-04
NO800961L (no) 1980-10-06
DE3012842A1 (de) 1980-10-23
AU530302B2 (en) 1983-07-07
GB2050763A (en) 1981-01-07
SE8002504L (sv) 1980-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1067988A (en) Transmission trunk multichannel dispatch system with priority queuing
US5542108A (en) Method for processing communication requests
KR940004994A (ko) 디지탈 음성을 중계하는 무선방식을 위한 채널접속과 전파차단 장치 및 방법
US5148447A (en) Control device in transceiver
US4430755A (en) Portable radio telephone
JP2815391B2 (ja) 通信伝送系
CA2012818C (en) Drop channel pre-alert for trunked radio communications system
US4780715A (en) Communication system capable of interruption talk during data transmission
US4326256A (en) Frequency discriminating circuit
JPS6243575B2 (ja)
US5896412A (en) Wireless communication system
US4376310A (en) Mobile data terminal channel busy arrangement
JPH09510846A (ja) 無線ユニットに送信順番を指定する方法
US5325420A (en) Cordless phone haaving a plurality of personal stations
US4501017A (en) Switch controller for obtaining a plurality of functions from a single switch in a two-way transceiver and method therefor
JPS601788B2 (ja) Arq通信方式
US3496467A (en) Automatic tone coded squelch circuit for radio communication system
JPS5953740B2 (ja) 移動デ−タ通信装置
GB1574714A (en) Communication systems
EP0271094A2 (en) Method and apparatus for a burst analog two-way communications system
EP0692882A2 (en) Method and apparatus for frequency happing communication in a wireless transceiver network
JPS59200538A (ja) 無線電話装置
JPH0113256B2 (ja)
JPH0116062B2 (ja)
SU1660187A1 (ru) Система радиосв зи