JPS601788B2

JPS601788B2 - Ａｒｑ通信方式

Info

Publication number: JPS601788B2
Application number: JP56096073A
Authority: JP
Inventors: ハ−マン・ダ・シルバ
Original assignee: Nederlanden Staat
Current assignee: Nederlanden Staat
Priority date: 1980-06-23
Filing date: 1981-06-23
Publication date: 1985-01-17
Also published as: JPS5767350A; NL175962C; EP0042650A1; US4432090A; EP0042650B1; NL8003622A; NL175962B; DE3168607D1; NO812131L

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、送受信機を有する情報送信ステーションが、
送受信機を有する情報受信ステーションに情報を送信し
、情報受信ステーションが情報送信ステーションに信号
を送信し、情報受信ステ−ションにより不完全受信され
た信号部分を繰返し送信する、テレプリンタ通信用のＡ
ＲＱ（ＡｕｔｏｍａｔｉｃＲｅｐｅｔｉｔｉｏｎＲｅ
４雌ｓｔ，自動繰返し要求）通信方式に関する。

この種の装置は一般に知られかつ、ＡＲＱ装置による装
置として通常定義されている。

これら装置の作動は特に、“コミテ・コンサルタチフ・
ィンタナシヨナル・デス・ラジオ・コミュニケーション
”（ＣＣＩＲ）の勧告書４７６に記載されている。従来
装置の欠点は、送受信の切換えが多くかつ繰返し手順の
実行時待ち時間が長いため効率が悪いことである。

この欠点は、情報送信ステーションと情報受信ステーシ
ョン間の距離が長いことによる伝播時間が長い場合に一
層生ずる。従来の装置は最初、主としてＶＨＦ回路に使
用されたが、今日では、ＶＨＦ−ＵＨＦ周波数帯城でま
すます使用されている。

この帯域で使用される広帯域周波数チャンネルにより信
号送信を早くさせ、これには、伝播遅れがかなり大きい
部分をしめはじめている。本発明の目的は従来の装置よ
りもかなり高い効率を有する装置を提供することにある
。

上記ＡＲＱ装置の効率を高めることは例えば英国特許第
１４３６３９４号においてすでに提案されている。

従来の提案には、従来の装置に必要な設備よりも複雑な
設備を使用するという欠点があった。従って、本発明の
他の目的は所定の設備を簡単化させる効率の良い装置を
提供することにある。本発明による装置は、妨害をあま
り受けない遠隔通信チャンネルを使用すると、情報伝達
に要する実際時間とＡＲＱ手順に要する時間の比がかな
り向上されるという識見にもとずし、ている。そこで前
記および他の目的は、情報送信ステーションが各情報ラ
インに先立つライン番号を送信し、完全受信の場合、情
報受信ステーションが少なくとも一定数のライン内で肯
定応答信号を送り返し、または不完全受信の場合、不完
全受信されたライン番号のあとでＲＱ信号を送り返すこ
とにより実現される。従って、本発明は、有効送信時間
と誤り補正に要する時間との比がかなり良好な装置を提
供する。情報送信ステーション側には、従来の装置より
も多くの記憶個所を要するのは事実であるが、これは欠
点とは考えられない、すなわち、情報によっては送信開
始前に集収されて所要の記憶容量はすでに存在している
ためである。つぎに本発明を図面によりさらに詳細に説
明する。

モードＡについてＣＣＩＲ勧告書４７６に示されている
定義および表現を以下、時折使用する。

第１図は時間線図を示し、情報送信ステーションにより
送信される信号が線ＩＳＳ−Ｔに沿って描かれると共に
、前記ステーションにより受信される信号が線ＩＳＳ−
Ｒに沿って描かれている。情報受信ステーションにより
送信される信号は綾ＩＲＳ−Ｔに沿って描かれ、このス
テーションにより受信される信号は線ＩＲＳ−Ｒに沿っ
て描かれている。情報送信ステーションＩＳＳは信号Ｑ
とＲＱ（Ｌ）を交互に送信することにより呼出しを行い
、それら信号は情報受信ステーションＩＲＳの呼出し番
号と交換される。

情報受信ステーションが前記信号を受信して周知の方法
で同相状態に入るとすぐに、８信号を数回（ｔ２）送り
返す。情報送信ステーションがＢ信号を受信するとすぐ
に、この信号は最初のＲＱ信号の後に３回（ｔ３）送信
される。その後、このステーションＩＳＳが信号“キヤ
リッジ・リターン”または“ライン・フイード”〈（上
４）を送信し、本発明によれば、これに直ちに第１ライ
ン０の数がくる。これに続き、ここでＣＣＣ（ｔ５）で
表わす、第１ラインの情報内容をうる。第１ラインの終
りに、＜信号と次のラインのライン番号１が再びくる。
情報が例えば、２０のラインより構成されれば、Ｑ信号
（ｔ６）のあとのく２川ま最後のラインとして送信され
る（ライン２０は番号１９を有する）。ステーションＩ
ＲＳがＱ信号を受信するとすぐに、本発明により応答し
信号ＲＱは、不完全に受信されたライン（ｔ７）数のあ
とにくる。ステーションＩＲＳは例えば周知の方法によ
り定率チェックによって不完全でない受信をチェックす
る。第１図に示す実施例において、ステーションＩＲＳ
は不完全なライン３，８および１１を受信し線返しを要
求する。このため、ステーションＩＲＳは信号ＲＱ，３
，８，１１，ＲＱを送信する。ステーションＩＳＳは（
×（ｔ８）で表わす）不完全な信号８を受信し、信号＜
と３を送り返し（ら）、つぎにライン３の情報内容、（
Ｃ，Ｃ，Ｃ）、を、つぎに信号＜と１１およびライン１
１の情報内容を送る。情報はＱ信号で終了する。Ｑ信号
の受信により、ＩＲＳステーションは信号ＲＱ，８およ
びＲＱ（ｔ，ｏ）を送信した後、信号＜と８の前で一連
の信号Ｑの後のライン８（ｔ，．）の情報内容はそれま
でにステーションＩＳＳにより送信される。つぎのステ
ーションＩＲＳが３つのＱ信号を送り返し（ｔ，２）た
後、ステーションＩＳＳは接続１４を切る。本発明によ
る装置の利益は、同相状態に入った後、情報受信ステー
ションＩＲＳが情報の終りまで受動状態にいることであ
る。ステーションＩＲＳが同相状態から外れた場合、フ
ェーズは周知の方法で（ＣＣＩＲ勧告書４７６．１）回
復される。ラインは送信される信号にたし・し０から３
１の番号が付され、５ユニット・コードから成り、ＣＣ
ＩＲ勧告書により変成され、許される変形は３２個だけ
である。１つ以上の信号によりライン番号を示すことに
よって大きいライン番号が使用できるが、信号１つを使
用する利益は、信号がキャリツジ。

リターンまたはライン・フイード期間中に処理されるこ
とである。１つ以上の信号では不必要に遅延を生ずる。

このことは、ステーションＩＲＳにより不完全に受信さ
れたラインの操返しを、多くて３２のライン後に行わね
ばならないことを意味する。従って、ステーションＩＳ
Ｓの送信機内の記憶は制限される。情報が３２以上のラ
インより成る場合、ステーションＩＳＳは第３２蚤目の
ラインの後でかつ繰返しラインの後Ｑ信号でなく６信号
を送信し、それでステーションＩＲＳは情報が、繰返し
後続し、ていることを知る。ラインすべてが完全に受信
された場合、ステーションＩＲＳは、受信されている、
３２ライン終了毎の８信号または情報終了時のＱ信号と
同じ信号を送り返すことにより肯定応答信号を与える。
第２図は第１図による方法の変形を示す。

この変形によれば、情報受信ステーションＩＲＳは絶え
ず送信することにより、情報送信ステーションＩＳＳの
受信機ＲはステーションＩＲＳの送信機Ｔと共に同相状
態のままである。従って、送信機ＴとステーションＩＲ
Ｓの受信機Ｒとの位相関係は一定のままであるが、送信
機ＴとステーションＩＳＳの受信機Ｒとの位相関係は伝
播時間の変化により変化する。呼出し‘ま第１図と同じ
方法で開始する。ステーションＩＳＳが３信号を一度受
信した後、１つの８信号がつぎのＲＱ信号後に送り返さ
れ（ち）、送信ステーションＩＳＳと受信ステーション
ＩＲＳとの間の同相状態が確立して情報の送信が開始さ
れることを表わす。ステーションＩＲＳは絶えず８信号
を送信し続ける。ライン○で、第２信号Ｃがステーショ
ンＩＲＳにより不完全に受信されるとすぐに（Ｘで示す
）（ｔ２）、ステーションＩＲＳは一度ＲＱ信号を送信
し、その後ライン番号０を一度送った後、ＲＱが絶えず
送信されて、繰返しが要求されていることを表わす。ラ
イン番号３１の終りで、ステーションＩＳＳはＢ信号（
ｔ３）を、その後信号ＲＱ、く、ライン番号０およびラ
イン○の情報内容を、その後３信号を送信して、情報が
まだ終っていないことを表わす。ステーションＩＲＳが
ライン○を完全に受信するとすぐに、８信号は肯定応答
として送信される。このように、ライン番号３１の後、
再び０に戻って０，１，２・・・・・・とライン番号が
付される（第２図ではライン番号３で終了する）情報の
最後のラインは、第２図のｔ３に示されているように誤
りなく完全に受信される。ステーションＩＳＳは、Ｑ信
号がＩＲＳステーションから戻されるまでＱ信号【４に
より情報を終端してから、接続が切られる。第３図は本
発明を適用する送信装置の部分の実施例を示す。

第３図に示す線図による装置を第１図の時間線図につい
て説明する。テレプリンタ信号は入力１とスイッチ２と
を介してレジスタ３，４の一方へ送られる。

“キャリツジ・リターン”信号が入力１にあることに、
その信号は検出器５により検出され後、制御装置６はカ
ウンタ７の状態を１だけ増加させる。その上、制御装置
６は、受信されるラインの情報が記憶される、レジスタ
３または４において、カウンタの状態に相当する番号を
有するラインを表わす。さらに、レジスタ３と４の各ラ
インにおける情報は、“キャリツジ・リターン”信号を
有する。同時に、レジスタ３に記憶された情報はスイッ
チ８とスイッチ９とを経て出力１０１こ送られる。出力
１０は受信機に接続される。情報が終了すると、検出器
１１は“通信終了”信号（０００００）を検出後、制御
回路６はスイッチ９をＲ状態にし、それでＱ信号はＱ発
生器１２ａにより送信される。入力１を経て受信された
情報が３２ラインよりも長い場合には、カウンタ７が状
態３１に達した後、制御回路６はスイッチ２とスイッチ
１３をｂ状態にする。

その上、スイッチ９はｒ状態にされる。レジスタの謙取
速度は記録速度よりも何倍も早いため、不完全受信ライ
ンが先づ繰返される。受信機からの信号が入力１４に導
入された後、ＲＱ検出器１５がＲＱ信号を検出し、それ
で不完全受信されたライン数は制御回路６に制御されて
レジスタ６に記憶され、繰返す必要のあるレジスタ３内
のラインを１つずつ表わす。ＩＲＳステーションから肯
定信号が受信されるとすぐに、これがＱ信号検出器１７
によりまたは８信号検出器１８により制御回路６に報告
され、スイッチ８をｂ状態にし、それで、レジスタ４に
すでに記憶されている情報は出力１０に案内される。同
時に制御回路６はしジスタ３を払う。情報が６４ライン
よりも長いと、レジスタ４からしジスタ３への切換えが
同じ方法で行われる。

第４図は本発明による装置を作動する受信機のブロック
線図である。入力２０（第１図の出力１０と等しい）に
進入する信号はしジスタ２１に記憶され、番号検出器２
２は、“キヤリツジ・リターン”信号直後のライン数が
レジスタに記憶されていないことを調べる。検出器２３
は各信号の奇偶を検出し、関連ラインの信号すべてが完
全に受信されたときは“１”ビットを有し、信号のうち
１つが不完全に受信されたときは“０”ビットを有する
ようレジスタ２１内にラインを得る。さらに、ＲＱ信号
検出器２４と、Ｑ信号検出器２５と、８信号検出器２６
とを備えている。制御回路２７は各回路の調整関係を調
べる。

この制御回路の唯一の作動は以下で述べられ、実施例は
絶対に必要ではない。この制御回路は、マイクロプロセ
ッサの形式および論理成分の組合せ形式により実現され
る。送信部分は、不完全受信されるライン数を記憶する
レジスタ２８と、さらに、Ｑ信号発生器２９と、３信号
発生器３０と、ＲＱ信号発生器３１とより成る。受信補
正された情報を出力３２を経て装置へ通すため、さらに
、信号をテレックス用に５ユニットコードに変換するコ
ード変換器３３と、起動停止コードを変換信号に加算す
る起動停止回路３４と、電信信号を一時記憶するレジス
タ３５とを有し、これにより、受信機と装置との間に速
度差があるとすれば、これを補正する。発振回路と同期
回路は図示されていないが、周知の方法で回路中に組入
れることができる。

つぎに、第４図による回路の作動を第１図による時間線
図により説明する。ステーションＩＲＳの受信機Ｒが、
夫々検出器２４，２５により検出される信号ＱとＲＱ（
第１図、ｔ，）を交互に受信するとすぐに、８信号発生
器３０が制御回路２７により作動され、８信号がライン
３６（第３図のライン１４と等しい）を経て多数回（例
えば、５回）送信される。時間ｔ４（第１図）後、“キ
ャリッジ・リターン”信号がそしてその後ライン番号“
０”が受信され検出器２２により検出される。受信され
た信号はしジスタ２１に記憶される。誤りが検出器２３
により検出されると、誤りが生じているライン数は回路
２７によりレジスタ２８に記憶される。情報の終了時（
第１図、ｔ６）、Ｑ信号検出器２５はＱ信号を検出し、
回路２７に制御されて、Ｑ信号発生器２９はＲＱ信号を
送信し、記憶装置２８は不完全受信されたライン数、つ
いで、ライン３６を経てＲＱ信号（第１図、ｔ７）も記
憶する。つぎに、数回受信されたライン（第１図、ｂ）
は、不完全受信ラインとしてレジスタ２１に記憶される
。信号すべてが完全に受信されるとすぐに、せいぜいラ
イン３１の後、レジスタ２１の内容は回路２７に制御さ
れてレジスタ３２に移送されると同時に、起動停止ビッ
トのコード変換・加算が夫々変換器３３と回路３４とに
より行われる。ここでレジスタ２１は次のラインを受信
する準備ができる。上記送信機と受信機は例として述べ
たにすぎないから、本発明は第３図および第４図に示す
実施例に全く限定されない。第３図および第４図に示す
送信機と受信機の実施例は夫々第２図について説明した
変形による作動にたし、し簡単に適合させることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例の作動を示す時間線図、第２図は第２
実施例の作動を示す時間線図、第３図は送信機の実施例
を示すブロック線図、第４図は受信機の実施例を示すブ
ロック線図である。１，１４，２０・・・…入力、２，８，９，１３……ス
イッチ、３，４，２１，２８，３５……レジスタ、５，
１１，２３・・・・・・検出器、６，２７・・・・・・
制御回路、７……カウンタ、１０，３２……出力、１２
ａ…・・・Ｑ発生器、１５，２４・・・・・・ＲＱ発生
器、１７，２５・・・・・・Ｑ信号検出器、１８，２６
・・・・・・３信号検出器、２２・・・・・・番号検出
器、２８…・・・記憶装置、２９…・・・Ｑ信号発生器
、３０・・・・・・８信号発生器、３１・・・・・・Ｒ
Ｑ信号発生器、３３・・・・・・コード変換器、３４・
・・・・・起動停止回路、ＩＲＳ・・・・・・情報受信
ステーション、ＩＳＳ・・・・・・情報送信ステーショ
ン、Ｑ，８，ＲＱ・・・・・・信号、Ｒ…・・・受信機
、Ｔ・・…・送信機。多１母濠ムー幻茅３肉多４図

Claims

【特許請求の範囲】１送・受信機を備えた情報送信ステーシヨンと、送・
受信機を備えた情報受信ステーシヨンと、受信された情
報から誤りを検出し、かつ、そのような誤りが検出され
た時、ＡＲＱ（自動繰返し要求）手順を開始するための
誤り検出手段とを有し、前記情報送信ステーシヨンが下
記（ａ）〜（ｃ）のように構成され、かつ、前記情報受
信ステーシヨンが下記（ｄ）のように構成されているこ
とを特徴とするＡＲＱ通信方式。（ａ）メツセージ記号のラインの終了を示すライン表示
信号を送信すること、（ｂ）先行するライン表示信号と
関連するライン番号を示すライン確認信号を送信するこ
と、（ｃ）メツセージの終了あるいは送信されたメツセ
ージ記号の予め定められたライン番号のいずれかを示す
終了信号を送信すること、（ｄ）上記終了信号の到来に
応じて、前記誤り検出手段が作動している際、不完全に
受信されたメツセージ記号のラインを示す繰返し要求信
号を、前記情報送信ステーシヨンに送信すること。２前記ライン表示信号がいわゆる“キヤリツジ・リタ
ーン”信号によって構成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載の通信方式。