JPS6243218Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243218Y2 JPS6243218Y2 JP10981283U JP10981283U JPS6243218Y2 JP S6243218 Y2 JPS6243218 Y2 JP S6243218Y2 JP 10981283 U JP10981283 U JP 10981283U JP 10981283 U JP10981283 U JP 10981283U JP S6243218 Y2 JPS6243218 Y2 JP S6243218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- pipe
- water
- pan
- inner peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 2
- 101150006573 PAN1 gene Proteins 0.000 description 8
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は空気調和機のドレン排水装置、特に
シーズンオフなどにあつてドレンパン内からドレ
ン水を強制排水させるためのドレンパイプ構造の
改良に関するものである。
シーズンオフなどにあつてドレンパン内からドレ
ン水を強制排水させるためのドレンパイプ構造の
改良に関するものである。
従来例によるこの種のドレン排水装置の概要構
成を第1図に示してある。すなわち、この第1図
において、符号1は熱交換器2により除湿された
ドレン水を一旦貯溜させておくドレンパン、3は
このドレンパン1内に一部を浸漬させて、ドレン
水が一定水位以上に貯溜されたときに作動され、
排水パイプ4から排水ホース5を介して、このド
レン水を外部に排水するドレンポンプ、6は前記
ドレンパン1の水位が最も低くなる部分に設けら
れ、常時は先端開口部をゴムキヤツプ7により所
定摩擦応力のもとに密栓保持させているドレンパ
イプである。
成を第1図に示してある。すなわち、この第1図
において、符号1は熱交換器2により除湿された
ドレン水を一旦貯溜させておくドレンパン、3は
このドレンパン1内に一部を浸漬させて、ドレン
水が一定水位以上に貯溜されたときに作動され、
排水パイプ4から排水ホース5を介して、このド
レン水を外部に排水するドレンポンプ、6は前記
ドレンパン1の水位が最も低くなる部分に設けら
れ、常時は先端開口部をゴムキヤツプ7により所
定摩擦応力のもとに密栓保持させているドレンパ
イプである。
しかして前記従来構成の場合、通常の冷房運転
中は、熱交換器2によつて除湿されたドレン水が
ドレンパン1内に一旦貯溜され、その水位が一定
以上になると、ドレンポンプ3が作動されて、ド
レンパン1内のドレン水を矢印に示すように外部
に排水し、かつ水位が一定以下になるとドレンポ
ンプ3が停止され、この繰り返し運転を継続す
る。こゝでドレンパン1内に一定量のドレン水を
常に残しておくのは、ドレンポンプ3のエアかみ
込みなどを避けるためであり、またシーズンオフ
になつてもこのドレン水を残したまゝにしておく
と、これが腐蝕して悪臭を発生したり、空気中の
異物と化合して酸化したりして悪影響を与えるの
で、ドレンパイプ6から別途排水させるようにし
ているのである。
中は、熱交換器2によつて除湿されたドレン水が
ドレンパン1内に一旦貯溜され、その水位が一定
以上になると、ドレンポンプ3が作動されて、ド
レンパン1内のドレン水を矢印に示すように外部
に排水し、かつ水位が一定以下になるとドレンポ
ンプ3が停止され、この繰り返し運転を継続す
る。こゝでドレンパン1内に一定量のドレン水を
常に残しておくのは、ドレンポンプ3のエアかみ
込みなどを避けるためであり、またシーズンオフ
になつてもこのドレン水を残したまゝにしておく
と、これが腐蝕して悪臭を発生したり、空気中の
異物と化合して酸化したりして悪影響を与えるの
で、ドレンパイプ6から別途排水させるようにし
ているのである。
このように従来のドレン排水装置、特にドレン
パイプ6においては、まず冷房運転中にゴムキヤ
ツプ7部分に最大の水圧が加えられており、ドレ
ンパイプ6に対するゴムキヤツプ7の密栓状態が
悪いと、この部分から漏水の惧れがある。また1
シーズンに1度はゴムキヤツプ7をはずして排水
作業を行なうわけであるが、このときにおいても
ドレンパイプ6へのゴムキヤツプ7の再度の密栓
の仕方が悪いと、その後の使用で漏水を生ずる懸
念があり、特に不慣れな使用者がこれを行なつた
ときに多い。そしてまた水圧のかゝるところでド
レンパイプ6にゴムキヤツプ7を確実に密栓させ
るのには、このゴムキヤツプ7にある程度強い弾
性力を与えておく必要があり、その変形量により
ゴムキヤツプ7の劣化が早くなる。さらにまたド
レンパイプ6とゴムキヤツプ7とは各別の部品で
あるために、取りはずしたときにいずれかに紛れ
込んでしまうこともあり、かつコストも高くなる
などの不都合を有している。
パイプ6においては、まず冷房運転中にゴムキヤ
ツプ7部分に最大の水圧が加えられており、ドレ
ンパイプ6に対するゴムキヤツプ7の密栓状態が
悪いと、この部分から漏水の惧れがある。また1
シーズンに1度はゴムキヤツプ7をはずして排水
作業を行なうわけであるが、このときにおいても
ドレンパイプ6へのゴムキヤツプ7の再度の密栓
の仕方が悪いと、その後の使用で漏水を生ずる懸
念があり、特に不慣れな使用者がこれを行なつた
ときに多い。そしてまた水圧のかゝるところでド
レンパイプ6にゴムキヤツプ7を確実に密栓させ
るのには、このゴムキヤツプ7にある程度強い弾
性力を与えておく必要があり、その変形量により
ゴムキヤツプ7の劣化が早くなる。さらにまたド
レンパイプ6とゴムキヤツプ7とは各別の部品で
あるために、取りはずしたときにいずれかに紛れ
込んでしまうこともあり、かつコストも高くなる
などの不都合を有している。
この考案は従来のこのような欠点に鑑み、ドレ
ンパイプの形状を工夫して、漏斗状に反転可能な
ゴム成形品とし、常態では導水部の入口がドレン
水面上にあるように位置させてドレンパンの内底
面上に取付けておき、導水部を下方に押し下げた
状態とすることによりドレン排水を行なえるよう
にしたものである。
ンパイプの形状を工夫して、漏斗状に反転可能な
ゴム成形品とし、常態では導水部の入口がドレン
水面上にあるように位置させてドレンパンの内底
面上に取付けておき、導水部を下方に押し下げた
状態とすることによりドレン排水を行なえるよう
にしたものである。
以下、この考案の一実施例につき、第2図ない
し第4図を参照して詳細に説明する。
し第4図を参照して詳細に説明する。
第2図はこの実施例によるドレン排水装置の概
要構成を前記第1図従来例に対応して示したもの
で、各図中、同一符号は同一または相当部分をあ
らわしており、この実施例では前記ドレンパン1
の最深部にドレン口8を開口させ、このドレン口
8に漏斗状に反転可能なゴム成形品からなるドレ
ンパイプ9を設置させて、ドレン受け時には排水
導入部がドレン水位よりも上方にあるようにし、
ドレン排水時には弾性に抗し反転させて排水導入
部を最深部下方に位置させるようにしたものであ
る。すなわち、具体的にドレンパイプ9は第3図
に示すように、ドレン口8に止着されるフランジ
状の基部10と、この基部10の内周側から立ち
上つた接続部11と、さらにこの接続部11の上
端部内周側から立ち下つたパイプ部12とをゴム
部材により一体的に成形して構成させ、接続部1
1の上端がドレンの定常水位よりも上部となるよ
うにしたものである。
要構成を前記第1図従来例に対応して示したもの
で、各図中、同一符号は同一または相当部分をあ
らわしており、この実施例では前記ドレンパン1
の最深部にドレン口8を開口させ、このドレン口
8に漏斗状に反転可能なゴム成形品からなるドレ
ンパイプ9を設置させて、ドレン受け時には排水
導入部がドレン水位よりも上方にあるようにし、
ドレン排水時には弾性に抗し反転させて排水導入
部を最深部下方に位置させるようにしたものであ
る。すなわち、具体的にドレンパイプ9は第3図
に示すように、ドレン口8に止着されるフランジ
状の基部10と、この基部10の内周側から立ち
上つた接続部11と、さらにこの接続部11の上
端部内周側から立ち下つたパイプ部12とをゴム
部材により一体的に成形して構成させ、接続部1
1の上端がドレンの定常水位よりも上部となるよ
うにしたものである。
従つてこの第3図の状態では、ドレン口8に止
着される基部10の内周側から立ち上つた接続部
11は、成形されたまゝにその上端部がドレンの
定常水位よりも上部にあつてドレンの流出を阻止
しており、また接続部11に連なるパイプ部12
は、この接続部11内に納められた状態に維持さ
れる。そして今、ドレンを排水させる場合には、
接続部11内に納められているパイプ部12を、
第4図にみられるように、ゴム自体の弾性に抗し
て下方に押出すことにより、同接続部11が反転
されてドレン最深部以下に漏斗状をなす排水導入
部13が形成され、かつこの排水導入部13にパ
イプ部12が連なることになるので、ドレンパン
1内のドレン水はこの排水導入部13からパイプ
部12を経て外部に排水される。ついで排水を終
了したのちは、パイプ部12を下方に押出してい
た力を除くことにより、接続部11は元の状態に
その弾性により復帰されることになる。
着される基部10の内周側から立ち上つた接続部
11は、成形されたまゝにその上端部がドレンの
定常水位よりも上部にあつてドレンの流出を阻止
しており、また接続部11に連なるパイプ部12
は、この接続部11内に納められた状態に維持さ
れる。そして今、ドレンを排水させる場合には、
接続部11内に納められているパイプ部12を、
第4図にみられるように、ゴム自体の弾性に抗し
て下方に押出すことにより、同接続部11が反転
されてドレン最深部以下に漏斗状をなす排水導入
部13が形成され、かつこの排水導入部13にパ
イプ部12が連なることになるので、ドレンパン
1内のドレン水はこの排水導入部13からパイプ
部12を経て外部に排水される。ついで排水を終
了したのちは、パイプ部12を下方に押出してい
た力を除くことにより、接続部11は元の状態に
その弾性により復帰されることになる。
以上詳述したようにしてこの考案によるとき
は、ドレンパイプを、ドレンパン最深部のドレン
開口に止着した基部と、この基部の内周側からド
レン定常水位よりも上方に立ち上つた接続部と、
さらにこの接続部の上端部内周側から立ち下つた
パイプ部とを有してゴム部材により一体的に成形
させたので、通常状態ではこのドレンパイプによ
りドレン水の流出を阻止し、またパイプ部を下方
に押出して接続部を漏斗状に反転させた状態で
は、この漏斗状部が排水導入部となつてドレン水
の排水をなし、かつパイプ部の下方への押出しを
解除することにより、かつ排水状態を元の状態に
復帰させることができる。このため完全にドレン
水を排水できるほか、任意に排水途中でもこれを
復帰停止できるのは勿論のこと、閉止手段として
のゴムキヤツプなどを必要としないから、その紛
失とか、正しいキヤツピングが行なわれたかどう
かとか、あるいは応力のアンバランスによる劣化
などを心配せずにすみ、信頼性を大幅に向上でき
ると共に、構造自体についても全体が一体成形品
の1つの部品ですむので、安価かつ容易に提供で
きるなどの実用上有益な諸効果を発揮し得るもの
である。
は、ドレンパイプを、ドレンパン最深部のドレン
開口に止着した基部と、この基部の内周側からド
レン定常水位よりも上方に立ち上つた接続部と、
さらにこの接続部の上端部内周側から立ち下つた
パイプ部とを有してゴム部材により一体的に成形
させたので、通常状態ではこのドレンパイプによ
りドレン水の流出を阻止し、またパイプ部を下方
に押出して接続部を漏斗状に反転させた状態で
は、この漏斗状部が排水導入部となつてドレン水
の排水をなし、かつパイプ部の下方への押出しを
解除することにより、かつ排水状態を元の状態に
復帰させることができる。このため完全にドレン
水を排水できるほか、任意に排水途中でもこれを
復帰停止できるのは勿論のこと、閉止手段として
のゴムキヤツプなどを必要としないから、その紛
失とか、正しいキヤツピングが行なわれたかどう
かとか、あるいは応力のアンバランスによる劣化
などを心配せずにすみ、信頼性を大幅に向上でき
ると共に、構造自体についても全体が一体成形品
の1つの部品ですむので、安価かつ容易に提供で
きるなどの実用上有益な諸効果を発揮し得るもの
である。
第1図は従来例によるドレン排水装置を示す概
要構成図、第2図はこの考案の一実施例によるド
レン排水装置を示す概要構成図、第3図および第
4図は同上ドレンパイプの作用状態をそれぞれに
示す部分拡大断面図である。 1……ドレンパン、2……熱交換器、3……ド
レンポンプ、8……ドレン口、9……ドレンパイ
プ、10……基部、11……接続部、12……パ
イプ部。
要構成図、第2図はこの考案の一実施例によるド
レン排水装置を示す概要構成図、第3図および第
4図は同上ドレンパイプの作用状態をそれぞれに
示す部分拡大断面図である。 1……ドレンパン、2……熱交換器、3……ド
レンポンプ、8……ドレン口、9……ドレンパイ
プ、10……基部、11……接続部、12……パ
イプ部。
Claims (1)
- ドレンパン内のドレン抜きをなすドレンパイプ
を備えたドレン排水装置において、前記ドレンパ
イプを、ドレンパン最深部のドレン開口に止着さ
れる基部と、この基部の内周側からドレン定常水
位よりも上方になるように立ち上らせた接続部
と、この接続部内周側から内側に立ち下らせたパ
イプ部とを有してゴム部材により一体的に成形さ
せると共に、前記パイプ部の下方への押出しによ
る接続部の排水導入部を形成する漏斗状の反転、
および押出し解除によるその復帰とをなし得るよ
うに構成したことを特徴とする空気調和機のドレ
ン排水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10981283U JPS6018424U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 空気調和機のドレン排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10981283U JPS6018424U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 空気調和機のドレン排水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6018424U JPS6018424U (ja) | 1985-02-07 |
JPS6243218Y2 true JPS6243218Y2 (ja) | 1987-11-09 |
Family
ID=30255653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10981283U Granted JPS6018424U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 空気調和機のドレン排水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018424U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665394B2 (ja) * | 1990-11-09 | 1994-08-24 | 新日本製鐵株式会社 | コークス炉の微粉塊成機用微粉分離装置 |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP10981283U patent/JPS6018424U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6018424U (ja) | 1985-02-07 |
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