JPH0665394B2 - コークス炉の微粉塊成機用微粉分離装置 - Google Patents

コークス炉の微粉塊成機用微粉分離装置

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JPH0665394B2
JPH0665394B2 JP2305700A JP30570090A JPH0665394B2 JP H0665394 B2 JPH0665394 B2 JP H0665394B2 JP 2305700 A JP2305700 A JP 2305700A JP 30570090 A JP30570090 A JP 30570090A JP H0665394 B2 JPH0665394 B2 JP H0665394B2
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JP
Japan
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agglomerating
belt
fine
agglomerator
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JP2305700A
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雄一 山村
俊彦 深蔵
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] <産業上の利用分野> 本発明は、微粉塊成機により、微粉を塊成化して所定の
大きさ以上に形成された塊状体をベルト搬送装置にて搬
送する際に混在する微粉を分離するためのコークス炉の
微粉塊成機用微粉分離装置に関する。
<従来の技術> 例えば治金用コークスを製造する場合、原料炭をある程
度乾燥してコークス炉へ投入した方が、加熱用燃料原単
位、コークス品質及び生産性の向上等により製造コスト
を低減し得る。
ところで、乾燥に伴い原料炭中に混在する微粉炭が搬送
過程及びコークス炉への投入時に発塵の原因となるた
め、その防止対策が必要である。このため、上記原料炭
中の乾燥微粉のみを取出し、微粉塊成機により塊成化し
て微粉を除去された粗粒炭と共にコークス炉へ投入する
ことにより、発塵防止と合わせて加熱用燃料原単位、コ
ークスの品質及び生産性の向上も図れる。
しかし、上記微粉塊成機にて形成した塊状体には一部の
未塊成微粉が付着もしくは混在しているため、塊成体と
微粉とを分離することが望ましい。例えば同一出願人に
よる特開昭49−40765号公報に開示されているように、
塊状体と微粉との混合物を鉛直または傾斜して設けられ
た篩綱に風力をもって吹き付けて、微粉を吹き飛ばしか
つ塊状体を篩の手前の下方に設けた取出口に落とすこと
により両者を分離して、塊状体を取出口から回収するこ
とができる。
しかしながら、上記篩装置を微粉塊成機により形勢され
た塊状体と微粉との分離に適用した場合には、篩からそ
の下方の取出口に向けて落下した塊状体が例えばコーク
ス炉へ向かう搬送装置のベルト上に落下すると、塊成化
した塊状体が再粉化する虞れがあり、歩留りが低下する
という問題が生じる。
<発明が解決しようとする課題> このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、微粉を塊成化してなる塊状体を搬送する際に塊状体
のベルトへの落下の際の再粉化を極力防止し、かつ塊状
体と共に混在する微粉を好適に分離し得るコークス炉の
微粉塊成機用微粉分離装置を提供することにある。
[発明の構成] <課題を解決するための手段> このような目的は、本発明によれば、石炭の微粉を塊成
化して所定の大きさ以上の塊状体を形成するための微粉
塊成機と、前記塊状体を他の設備へ搬送するべく前記微
粉塊成機の前記塊状体の排出部の下方近傍に設けられか
つ前記所定の大きさ以上の塊状体を選別可能な綱状ベル
トを有するベルト搬送装置と、前記塊状体と共に混在す
る微粉を吹き飛ばすべく、前記ベルトの搬送方向下流側
から上流側に向う風を前記微粉塊成機と前記ベルト搬送
装置との間にて発生させるための風力発生手段とを有
し、前記風力発生手段が、中間部用吹き出しノズルと、
前記中間部用吹き出しノズルの両脇に設けられた側端部
用ノズルとを有することを特徴とするコークス炉の微粉
塊成機用微粉分離装置を提供することにより達成され
る。
<作用> このようにすれば、微粉塊成機から自然落下する塊状体
及び微粉の混在物から微粉を風で吹き飛ばして、両者を
分離すことができ、特に中間部用吹き出しノズルとその
両脇の側端部用ノズルとを配することにより、微粉塊成
機の幅方向両端の塊成炭の歩留まりの低い部分すなわち
粉体が多くなる部分に十分な風量を供給するように調整
でき、微粉の好適な分離を達成することが可能となると
共に、微粉塊成機の下方近傍に搬送装置を設けることに
より、塊状体の落下距離を極力短くして、落下による再
粉化を防止し得る。また、搬送装置に綱状ベルトを用い
ることにより塊状体を好適にふるい分けることができ
る。
<実施例> 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は、本発明が適用された石炭事前処理設備の概要
を示す模式図である。第1図に於て、原料炭が乾燥機1
に送り込まれて、乾燥機1にて水分を低減された例えば
0.5mm以上の粗粒炭は図示されないコークス炉へ送られ
る。乾燥機1内で生じた例えば0.5mm以下の微粉炭は、
集塵機2により回収され、集塵機2から送り出されてホ
ッパ3に投入される。ホッパ3の下方には微粉塊成装置
4が設けられており、ホッパ3と微粉塊成装置4との間
には、第2図に併せて示されるように、ホッパ3に貯留
されている微粉を微粉塊成装置4内に送り込むための例
えば1対のスクリューフィーダからなる切出し装置5が
設けられている。
微粉塊成装置4は、1対の塊成ロール6を互いに並行に
かつ両外周面同志を互いに転動し得るように配設してな
るものである。両塊成ロール6を図示されない駆動装置
により適宜回転させることにより、切出し装置5から送
り込まれてくる微粉が両者間に圧接されて、微粉を塊成
化してなる塊状体が下方に向けて排出されるようになっ
ている。
両塊成ロール6の下方近傍には、所定の大きさの開孔を
複数設けられた綱状ベルト7aを有する搬送装置7が設け
られており、塊成ロール6により塊成化されて綱状ベル
ト7aの上側搬送面に自然落下した塊状体が、第1図及び
第2図に於ける右方の図示されないコークス炉へ向けて
搬送される。尚、第1図に示されるように、ベルト搬送
装置7の下方には、同様のベルトコンベアからなる微粉
搬送装置8が設けられており、上記綱状ベルト7aを通過
して微粉搬送装置8上に落下した微粉がホッパ3に戻さ
れるようになっている。
第2図に良く示されるように、搬送装置7の綱状ベルト
7aの上側搬送面と塊成ロール6との間には吹出しノズル
9が設けられている。この吹出しノズル9は、塊状体の
落下部に対して、ベルト搬送装置の搬送方向下流側から
上流側に向かう風を吹き出すように配設されており、微
粉塊成装置4の本体の図の右方に設けられた図示されな
いエア源に接続されている。
吹出しノズル9は、その平面図を示す第3図に示される
ように、塊成ロール6の幅方向の中間部の大部分に対応
する中間部用ノズル9aと、塊成ロール6の幅方向の両側
端部に対応するべく中間部用ノズル9aの両脇に併設され
た両側端部用ノズル9bとからなる。1対の塊成ロール6
間にて形成される塊状体の塊成化率がロールの幅方向で
ばらつくため、中間部用ノズル9aに供給される風量と、
両側端部用ノズル9bに供給される風量とは、各ノズル9
a、9bに接続された各接続管の上流に設置された絞り弁
により各風量を好適に調整し得るようにされている。
このようにして構成された微粉塊成装置4では、両塊成
ロール6間にて形成される塊状体及び混在する微粉が、
塊成ロール6の回転に伴って綱状ベルト7a上に自然落下
するが、吹出しノズル9から吹き出された風により微粉
を搬送方向上流側に吹き飛ばして、塊状体と微粉とを好
適に分離することができるため、塊状体を綱状ベルト7a
により容易に選別することができる。このように、微粉
及び綱状ベルト7aの綱目より小さなものは搬送装置7を
通過して落下するため、綱状ベルト7aにより所定の大き
さ以上の塊状体のみを選別でき、コークス炉へ搬送され
る塊状体の大きさの質を向上し得る。従って、コークス
炉へ搬送される塊状体に微粉が混在することを極力防止
できると共に、塊成ロール6の下方近傍にベルト搬送装
置7が設けられていることから、塊状体の落下距離が短
く、落下による再粉化をも防止し得る。
上記したように吹出しノズル9により吹き飛ばされた微
粉は綱状ベルト7aの開孔を通過して落下するが、前記し
たように微粉搬送装置8のベルトによりそれらの微粉を
回収してホッパ3に戻して、回収された微粉を再利用す
ることにより歩留まりを向上し得る。また、微粉よりも
細かな塵状体は、吹出しノーズル9により吹き飛ばされ
るが、微粉塊成装置46の搬送方向上流側の上方に設けら
れた排気口10を介して、図示されない集塵装置により回
収されるようになっている。上記方法に加えて、吹出し
ノズル9により塊状体と微粉とを好適に分離し、かつ微
粉の殆どすべてを排気口10を介して集塵装置により吸引
することにより、搬送装置7の綱状ベルト7aを通常のベ
ルトコンベヤ方式にすることも可能である。この場合、
微粉搬送装置8は設置しなくても良い。
尚、本発明が適用される微粉塊成装置は、上記実施例の
石炭事前処理設備に用いられる装置に限ることなく、原
材料の微粉を塊成化して塊状体を製造するための種々の
装置に適用可能である。
[発明の効果] このように本発明によれば、微粉を塊成化して塊状体を
形成してその塊状体を搬送する際に、塊状体と共に混在
する微粉を吹き飛ばし、かつ塊成炭の歩留まりの低い部
分すなわち粉体が多くなる部分に十分な風量を供給する
ように調整できることにより、微粉を塊状体から好適に
分離することができると共に、微粉塊成機の下方近傍に
搬送装置を設けており、塊状体の落下による再粉化を好
適に防止し得るため、塊状体のみを微粉を含まずに選別
することができる。また、綱状ベルトを用いることによ
り、所定の大きさ以上の塊状体のみを選別できるため、
微粉塊成機から得られる塊状体の品質をより一層向上し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用された微粉塊成機を用いた石炭
事前処理設備の概要を模式的に示す図である。 第2図は、本発明に基づく微粉塊成機用微粉分離装置を
示す要部破断側面図である。 第3図は、吹出しノズルを示す平面図である。 1……乾燥機、2……集塵機、3……ホッパ、4……微
粉塊成機、5……切出し装置、6……塊成ロール、7…
…ベルト搬送装置、7a……網状ベルト、8……微粉搬送
装置、9……吹出しノズル、9a……中間部用ノズル、9b
……側端部用ノズル、10……排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石炭の微粉を塊成化して所定の大きさ以上
    の塊状体を形成するための微粉塊成機と、前記塊状体を
    他の設備へ搬送するべく前記微粉塊成機の前記塊状体の
    排出部の下方近傍に設けられかつ前記所定の大きさ以上
    の塊状体を選別可能な綱状ベルトを有するベルト搬送装
    置と、前記塊状体と共に混在する微粉を吹き飛ばすべ
    く、前記ベルトの搬送方向下流側から上流側に向かう風
    を前記微粉塊成機と前記ベルト搬送装置との間にて発生
    させるための風力発生手段とを有し、 前記風力発生手段が、中間部用吹き出しノズルと、前記
    中間部用吹き出しノズルの両脇に設けられた側端部用ノ
    ズルとを有することを特徴とするコークス炉の微粉塊成
    機用微粉分離装置。
JP2305700A 1990-11-09 1990-11-09 コークス炉の微粉塊成機用微粉分離装置 Expired - Lifetime JPH0665394B2 (ja)

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