JPS6243202B2 - - Google Patents
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- JPS6243202B2 JPS6243202B2 JP18441180A JP18441180A JPS6243202B2 JP S6243202 B2 JPS6243202 B2 JP S6243202B2 JP 18441180 A JP18441180 A JP 18441180A JP 18441180 A JP18441180 A JP 18441180A JP S6243202 B2 JPS6243202 B2 JP S6243202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable member
- saddle
- signal
- synchronization
- command
- Prior art date
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- Expired
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/414—Structure of the control system, e.g. common controller or multiprocessor systems, interface to servo, programmable interface controller
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、工作機械の同期待ち合わせ方式、特
に複数可動部材を有する工作機械において各可動
部材に同期待ち合わせを行なわせたい時には各可
動部材の同期用指令により自動的に同期をとり、
各可動部材が同時に動作すべき時には各可動部材
が共有している部分への指令例えばＳ指令・Ｍ指
令のような主軸に関する指令が、各々の可動部材
において一致しているかどうかを検出し、もし不
一致ならば、その不一致となつた指令を含むブロ
ツクを実行する以前に、機械の連続運転状態を停
止せしめ、もし一致しておれば、そのまま、各可
動部材を同時に動作させるようになした同期待ち
合わせ方式に関する。
に複数可動部材を有する工作機械において各可動
部材に同期待ち合わせを行なわせたい時には各可
動部材の同期用指令により自動的に同期をとり、
各可動部材が同時に動作すべき時には各可動部材
が共有している部分への指令例えばＳ指令・Ｍ指
令のような主軸に関する指令が、各々の可動部材
において一致しているかどうかを検出し、もし不
一致ならば、その不一致となつた指令を含むブロ
ツクを実行する以前に、機械の連続運転状態を停
止せしめ、もし一致しておれば、そのまま、各可
動部材を同時に動作させるようになした同期待ち
合わせ方式に関する。
複数可動部材を有する工作機械において各可動
部材の同期待ち合わせを行おうとする時、同期を
取りたい個所に、同期化用の信号を付加する必要
がある。従来この同期化用の信号として各可動部
材が共有している部分への指令、例えば、Ｓ指
令、Ｍ指令のような主軸に関する指令を用いる場
合と、同期待ち合せ専用の同期化用指令を用いる
場合があつた。
部材の同期待ち合わせを行おうとする時、同期を
取りたい個所に、同期化用の信号を付加する必要
がある。従来この同期化用の信号として各可動部
材が共有している部分への指令、例えば、Ｓ指
令、Ｍ指令のような主軸に関する指令を用いる場
合と、同期待ち合せ専用の同期化用指令を用いる
場合があつた。
前者の同期化用信号として、Ｓ指令・Ｍ指令の
ような主軸に関する指令を用いた場合、一方の可
動部材を停止させ他方の可動部材を先行させて、
動かしたい場合、Ｓ指令・Ｍ指令が不一致となる
よう指令し、かつ不一致の場合には、どの可動部
材が先行して動作するかを指示する別の信号を用
意するか、もしくは同時動作部分と非同時動作部
分とに加工プログラムを分ける何らかの手段、例
えば、各可動部材のプログラムを１つの連続した
テープにプログラムし、そのプログラムの中に同
時動作部分と非同時動作部分とに加工プログラム
を分割する指令コードをそう入する方法などを必
要とする。
ような主軸に関する指令を用いた場合、一方の可
動部材を停止させ他方の可動部材を先行させて、
動かしたい場合、Ｓ指令・Ｍ指令が不一致となる
よう指令し、かつ不一致の場合には、どの可動部
材が先行して動作するかを指示する別の信号を用
意するか、もしくは同時動作部分と非同時動作部
分とに加工プログラムを分ける何らかの手段、例
えば、各可動部材のプログラムを１つの連続した
テープにプログラムし、そのプログラムの中に同
時動作部分と非同時動作部分とに加工プログラム
を分割する指令コードをそう入する方法などを必
要とする。
これらは、加工プログラムを繁雑にし、プログ
ラム段階において、可動部材相互間の関係を少な
からず考慮しなければならず、それ故プログラム
作成を非常に難しくしていた。しかも、どの可動
部材が先行して動作するかを指示する信号の判別
手段あるいは同時動作部分と非同時動作部分とを
別に制御するための判別手段を用意する必要があ
つた。
ラム段階において、可動部材相互間の関係を少な
からず考慮しなければならず、それ故プログラム
作成を非常に難しくしていた。しかも、どの可動
部材が先行して動作するかを指示する信号の判別
手段あるいは同時動作部分と非同時動作部分とを
別に制御するための判別手段を用意する必要があ
つた。
一方後者の同期待ち合わせ専用の同期化用指令
を採用した場合、この同期化用指令により、各可
動部材が同時に動作すべきところで、プログラム
ミスなどにより、各可動部材が共有している部分
への指令、例えば、Ｓ指令・Ｍ指令のような主軸
に関する指令が、各可動部材において不一致だ
と、大変危険な状態になる。これを解決するため
には各可動部材が共有している部分への指令、例
えばＳ指令・Ｍ指令のような主軸に関する指令が
各可動部材で一致しているかどうかを常に検出
し、前記のような危険な状態を未然に防ぐ必要が
ある。しかるに、このためには、加工プログラム
上では、ある可動部材で各可動部材が共有してい
る部分への指令をした場合、他の全ての可動部材
のプログラムにもその該当する個所にこれと同じ
共有している部分への指令をしておかねばならな
かつた。
を採用した場合、この同期化用指令により、各可
動部材が同時に動作すべきところで、プログラム
ミスなどにより、各可動部材が共有している部分
への指令、例えば、Ｓ指令・Ｍ指令のような主軸
に関する指令が、各可動部材において不一致だ
と、大変危険な状態になる。これを解決するため
には各可動部材が共有している部分への指令、例
えばＳ指令・Ｍ指令のような主軸に関する指令が
各可動部材で一致しているかどうかを常に検出
し、前記のような危険な状態を未然に防ぐ必要が
ある。しかるに、このためには、加工プログラム
上では、ある可動部材で各可動部材が共有してい
る部分への指令をした場合、他の全ての可動部材
のプログラムにもその該当する個所にこれと同じ
共有している部分への指令をしておかねばならな
かつた。
例えば第１図のようなプログラムにおいて、
POOが前述の同期化用指令である。この場合Ａ
可動部材が、シーケンスＮ１０，Ｎ２０を主軸
1000RPMで（Xa1，Za1），（Xa2，Za2）と動作し、
その間Ｂ可動部材がシーケンスＮ１０を主軸１０
００RPMで（Xb1，Zb1）へ動作した後、Ａ可動部
材がＮ３０のシーケンスを主軸３０RPMで動作
しようとした時、Ｂ可動部材は、Ｎ１０のシーケ
ンスの動作を終了していた場合、Ｂ可動部材のＮ
２０のシーケンスの動作を待たせておいて、Ａ可
動部材のみＮ３０のシーケンスを主軸３０RPM
で動作させようとすれば、従来では、第３図のよ
うに、Ａ可動部材側のプログラムに「Ｐ１５」、
Ｂ可動部材側のプログラムに「Ｎ１１，Ｓ３０，
Ｐ１５」といつた部分を追加する必要があつた。
この場合、Ｂ可動部材側においては、Ｎ１１のシ
ーケンスは、まつたく意味を為さないものであ
り、前記の例のような個所がいくつも存在するプ
ログラムは大変複雑となる。これはまた、各可動
部材相互間の関係を少なからず考慮させばなら
ず、プログラム作成を一層難しくしてしまう事に
なる。
POOが前述の同期化用指令である。この場合Ａ
可動部材が、シーケンスＮ１０，Ｎ２０を主軸
1000RPMで（Xa1，Za1），（Xa2，Za2）と動作し、
その間Ｂ可動部材がシーケンスＮ１０を主軸１０
００RPMで（Xb1，Zb1）へ動作した後、Ａ可動部
材がＮ３０のシーケンスを主軸３０RPMで動作
しようとした時、Ｂ可動部材は、Ｎ１０のシーケ
ンスの動作を終了していた場合、Ｂ可動部材のＮ
２０のシーケンスの動作を待たせておいて、Ａ可
動部材のみＮ３０のシーケンスを主軸３０RPM
で動作させようとすれば、従来では、第３図のよ
うに、Ａ可動部材側のプログラムに「Ｐ１５」、
Ｂ可動部材側のプログラムに「Ｎ１１，Ｓ３０，
Ｐ１５」といつた部分を追加する必要があつた。
この場合、Ｂ可動部材側においては、Ｎ１１のシ
ーケンスは、まつたく意味を為さないものであ
り、前記の例のような個所がいくつも存在するプ
ログラムは大変複雑となる。これはまた、各可動
部材相互間の関係を少なからず考慮させばなら
ず、プログラム作成を一層難しくしてしまう事に
なる。
本発明は、上記の種々の欠点に鑑み、同期化手
段として各可動部材の数値制御プログラムの中に
各可動部材の同期待ち合わせ専用の数値の大小で
指令する同期指令をそれぞれ用い、この同期指令
の数値の大小で、その可動部材の動作の優先順位
を決定し、その数値の一致で各可動部材が同時に
動作する事を可能ならしめ、更に安全の観点から
各可動部材が実際に同時に動作する間のみ各可動
部材が共有している部分への各可動部材の数値制
御プログラムの指令、例えばＳ指令・Ｍ指令のよ
うな主軸に関する指令の一致・不一致を検出し、
もし不一致ならば、不一致となつた指令を含むブ
ロツクを実行する以前に機械の連続運転状態を停
止させるようになした複数可動部材を有する工作
機械の同期待ち合わせ方式を提供する事を目的と
する。
段として各可動部材の数値制御プログラムの中に
各可動部材の同期待ち合わせ専用の数値の大小で
指令する同期指令をそれぞれ用い、この同期指令
の数値の大小で、その可動部材の動作の優先順位
を決定し、その数値の一致で各可動部材が同時に
動作する事を可能ならしめ、更に安全の観点から
各可動部材が実際に同時に動作する間のみ各可動
部材が共有している部分への各可動部材の数値制
御プログラムの指令、例えばＳ指令・Ｍ指令のよ
うな主軸に関する指令の一致・不一致を検出し、
もし不一致ならば、不一致となつた指令を含むブ
ロツクを実行する以前に機械の連続運転状態を停
止させるようになした複数可動部材を有する工作
機械の同期待ち合わせ方式を提供する事を目的と
する。
以下本発明を図面に示す１実施態様に基ずいて
説明する。尚説明の便宜上以下は２サドル施盤の
場合の実施態様を採用し、１方の可動部材をＡサ
ドル、他方の可動部材をＢサドルと呼ぶ。第４図
は、本発明の１実施態様である同期化手段、及び
共有部分への指令一致検出手段を有する同期待ち
合わせ回路であり時分割を用いた例である。
T1，T2は、前述の時分割用タイミング信号を表
わし、これらは、一般に等分した時間比率を有す
るが、ある程度任意の比率を有することも可能で
ある。１はＡサドル用同期指令値レジスタであ
り、２はＢサドル用同期指令値レジスタである。
これらは、加工プログラムのシーケンスが更新し
た際、Ａサドル又は、Ｂサドルのシーケンスに新
しく同期指令値が指令されている時、その同期指
令値が書き込まれるものである。３は、一方のサ
ドルが待ち状態にならず、動作を始めた時の同期
指令値を記憶しておく動作開始時同期指令値保持
レジスタであり、一方のサドルが動作を始める時
に出る信号４のクロツクで、１又は２の同期指令
値レジスタの内容が書き込まれる。５は、第１の
入力として、動作開始時同期指令値保持レジスタ
の内容を入力し第２の入力として、Ａサドル又
は、Ｂサドルの同期指令値レジスタの内容を入力
し第１の入力と第２の入力を比較して、それが等
しければ、６の信号を、等しくなければ、７の信
号を出力する比較器である。８は、Ａサドル用待
ち状態時同期指令値保持レジスタであり、９は、
Ｂサドル用待ち状態時同期指令値保持レジスタで
ある。これらはサドルが待ち状態になつた時に出
る信号１０のクロツクで、１又は２の同期指令値
レジスタの内容が書き込まれる。１１は、第１の
入力としてＢサドル又はＡサドルの待ち状態時同
期指令値保持レジスタの内容を入力し、第２の入
力として、Ａサドル又はＢサドルの同期指令値レ
ジスタの内容を入力し、第１の入力と第２の入力
を比較して（第１の入力）＞（第２の入力）もしく
は（第１の入力）＝（第２の入力）となれば、１２
の信号を、（第１の入力）＜（第２の入力）となれ
ば１３の信号を出力する比較器である。ここで、
第２の入力として、Ａサドル用のデータを入力し
た場合、第１の入力は、Ｂサドル用のデータに、
逆に、第２の入力としてＢサドル用のデータを入
力した場合第１の入力はＡサドル用のデータにな
る事が特徴である。１４はＡサドル用の、１５は
Ｂサドル用の、それぞれ待ち状態になつた事を示
すフリツプフロツプであり、各々サドルが待ち状
態になつた時に出る信号１０でセツトされサドル
が動作を始める時に出る信号４でリセツトされ
る。１７は、Ｂサドル又はＡサドルが待ち状態に
なつた事を示す信号１６を反転するインバータで
あり、１８はそのインバータの出力と、信号７に
より後記ORゲート２０を通る信号を出力する
ANDゲートであり、１９は、信号７と信号１３
と信号１６により、後記ORゲート２０を通る信
号を出力するANDゲートであり、２０は１８，
１９のANDゲートより出力された信号からサド
ルが待ち状態になつた事を示す信号１０を出力す
るORゲートである。２１は、信号７と信号１２
と信号１６により後記ORゲート２２を通る信号
を出力するANDゲートであり、２２は、２１の
ANDゲートの出力信号と信号６からサドルが動
作を始める事を示す信号４を出力するORゲート
である。２３はＡサドル用Ｓ指令レジスタ、２４
は、Ｂサドル用Ｓ指令レジスタであり、２５は入
力として２３，２４の内容を入力し、それらを比
較して、不一致の場合不一致信号２６を出力する
比較器である。２７は、Ａサドル用Ｍ指令レジス
タ、２８はＢサドル用Ｍ指令レジスタである。２
９は入力として、２７，２８の内容を入力し、そ
れらを比較して、不一致の場合不一致信号３０を
出力する比較器である。３２はサドルが動作を始
める事を示す信号４と他方のサドルが待ち状態に
なつた時ONするフリツプフロツプの出力信号１
６を反転するインバータ３１の出力信号により、
両サドル共動作中になつた事を示す信号３３を出
力するANDゲートである。３４は、信号３３と
信号２６により両サドル共動作中に、そのＳ指令
が不一致である事を示す信号３５を出力する
ANDゲートであり、同様に３６は、両サドル共
動作中にそのＭ指令が不一致である事を示す信号
３７を出力するANDゲートである。３８は、信
号３５と信号３７を通過させるORゲートであ
り、その出力信号３９が両サドル共動作中に共有
部分への指令が不一致である事を示す信号とな
る。４１は、３９の信号を反転するインバータ４
０の出力と信号４より関数発生開始フリツプフロ
ツプ４３，４４のセツト信号４２を出力する
ANDゲートである。４３はＡサドル用関数発生
開始フリツプフロツプ、４４はＢサドル用関数発
生開始フリツプロツプでありこれらの出力は関数
発生開始信号４５となる。
説明する。尚説明の便宜上以下は２サドル施盤の
場合の実施態様を採用し、１方の可動部材をＡサ
ドル、他方の可動部材をＢサドルと呼ぶ。第４図
は、本発明の１実施態様である同期化手段、及び
共有部分への指令一致検出手段を有する同期待ち
合わせ回路であり時分割を用いた例である。
T1，T2は、前述の時分割用タイミング信号を表
わし、これらは、一般に等分した時間比率を有す
るが、ある程度任意の比率を有することも可能で
ある。１はＡサドル用同期指令値レジスタであ
り、２はＢサドル用同期指令値レジスタである。
これらは、加工プログラムのシーケンスが更新し
た際、Ａサドル又は、Ｂサドルのシーケンスに新
しく同期指令値が指令されている時、その同期指
令値が書き込まれるものである。３は、一方のサ
ドルが待ち状態にならず、動作を始めた時の同期
指令値を記憶しておく動作開始時同期指令値保持
レジスタであり、一方のサドルが動作を始める時
に出る信号４のクロツクで、１又は２の同期指令
値レジスタの内容が書き込まれる。５は、第１の
入力として、動作開始時同期指令値保持レジスタ
の内容を入力し第２の入力として、Ａサドル又
は、Ｂサドルの同期指令値レジスタの内容を入力
し第１の入力と第２の入力を比較して、それが等
しければ、６の信号を、等しくなければ、７の信
号を出力する比較器である。８は、Ａサドル用待
ち状態時同期指令値保持レジスタであり、９は、
Ｂサドル用待ち状態時同期指令値保持レジスタで
ある。これらはサドルが待ち状態になつた時に出
る信号１０のクロツクで、１又は２の同期指令値
レジスタの内容が書き込まれる。１１は、第１の
入力としてＢサドル又はＡサドルの待ち状態時同
期指令値保持レジスタの内容を入力し、第２の入
力として、Ａサドル又はＢサドルの同期指令値レ
ジスタの内容を入力し、第１の入力と第２の入力
を比較して（第１の入力）＞（第２の入力）もしく
は（第１の入力）＝（第２の入力）となれば、１２
の信号を、（第１の入力）＜（第２の入力）となれ
ば１３の信号を出力する比較器である。ここで、
第２の入力として、Ａサドル用のデータを入力し
た場合、第１の入力は、Ｂサドル用のデータに、
逆に、第２の入力としてＢサドル用のデータを入
力した場合第１の入力はＡサドル用のデータにな
る事が特徴である。１４はＡサドル用の、１５は
Ｂサドル用の、それぞれ待ち状態になつた事を示
すフリツプフロツプであり、各々サドルが待ち状
態になつた時に出る信号１０でセツトされサドル
が動作を始める時に出る信号４でリセツトされ
る。１７は、Ｂサドル又はＡサドルが待ち状態に
なつた事を示す信号１６を反転するインバータで
あり、１８はそのインバータの出力と、信号７に
より後記ORゲート２０を通る信号を出力する
ANDゲートであり、１９は、信号７と信号１３
と信号１６により、後記ORゲート２０を通る信
号を出力するANDゲートであり、２０は１８，
１９のANDゲートより出力された信号からサド
ルが待ち状態になつた事を示す信号１０を出力す
るORゲートである。２１は、信号７と信号１２
と信号１６により後記ORゲート２２を通る信号
を出力するANDゲートであり、２２は、２１の
ANDゲートの出力信号と信号６からサドルが動
作を始める事を示す信号４を出力するORゲート
である。２３はＡサドル用Ｓ指令レジスタ、２４
は、Ｂサドル用Ｓ指令レジスタであり、２５は入
力として２３，２４の内容を入力し、それらを比
較して、不一致の場合不一致信号２６を出力する
比較器である。２７は、Ａサドル用Ｍ指令レジス
タ、２８はＢサドル用Ｍ指令レジスタである。２
９は入力として、２７，２８の内容を入力し、そ
れらを比較して、不一致の場合不一致信号３０を
出力する比較器である。３２はサドルが動作を始
める事を示す信号４と他方のサドルが待ち状態に
なつた時ONするフリツプフロツプの出力信号１
６を反転するインバータ３１の出力信号により、
両サドル共動作中になつた事を示す信号３３を出
力するANDゲートである。３４は、信号３３と
信号２６により両サドル共動作中に、そのＳ指令
が不一致である事を示す信号３５を出力する
ANDゲートであり、同様に３６は、両サドル共
動作中にそのＭ指令が不一致である事を示す信号
３７を出力するANDゲートである。３８は、信
号３５と信号３７を通過させるORゲートであ
り、その出力信号３９が両サドル共動作中に共有
部分への指令が不一致である事を示す信号とな
る。４１は、３９の信号を反転するインバータ４
０の出力と信号４より関数発生開始フリツプフロ
ツプ４３，４４のセツト信号４２を出力する
ANDゲートである。４３はＡサドル用関数発生
開始フリツプフロツプ、４４はＢサドル用関数発
生開始フリツプロツプでありこれらの出力は関数
発生開始信号４５となる。
第１図、第２図を参照しながら第４図の作用に
ついて説明する。まず１，２，３，８，９の各レ
ジスタの内容は零となつており、１４，１５のフ
リツプフロツプはリセツトされるとする。ここで
第１図のプログラムを順次実行してゆくと、まず
T1のタイミングでＡサドルのＮ１０のシーケン
スを読み込み、レジスタ１にＰ１０の10が、レジ
スタ２３にＳ１０００の1000が設定される。これ
までは、公知の方法により実現できる。ここで、
比較器５は１と３のレジスタの内容を比較し信号
７を出力する。一方フリツプフロツプ１５の出力
は、０でありインバータ１７を通して、ANDゲ
ート１８に１が入力され、前述の信号７とによ
り、ORゲート２０を通して信号１０が出力され
る。この信号１０のクロツクによりレジスタ８に
はレジスタ１の内容１０が設定される。さらに
は、フリツプフロツプ１４がこの信号１０により
セツトされる。
ついて説明する。まず１，２，３，８，９の各レ
ジスタの内容は零となつており、１４，１５のフ
リツプフロツプはリセツトされるとする。ここで
第１図のプログラムを順次実行してゆくと、まず
T1のタイミングでＡサドルのＮ１０のシーケン
スを読み込み、レジスタ１にＰ１０の10が、レジ
スタ２３にＳ１０００の1000が設定される。これ
までは、公知の方法により実現できる。ここで、
比較器５は１と３のレジスタの内容を比較し信号
７を出力する。一方フリツプフロツプ１５の出力
は、０でありインバータ１７を通して、ANDゲ
ート１８に１が入力され、前述の信号７とによ
り、ORゲート２０を通して信号１０が出力され
る。この信号１０のクロツクによりレジスタ８に
はレジスタ１の内容１０が設定される。さらに
は、フリツプフロツプ１４がこの信号１０により
セツトされる。
次に、T2のタイミングでＢサドルのＮ１０の
シーケンスを読み込み、レジスタ２にＰ１０の１
０が、レジスタ２４にＳ１０００の1000が設定さ
れる。ここで、比較器５は、２と３のレジスタの
内容を比較し信号７を出力する。一方フリツプフ
ロツプ１４の出力は１つであり、かつ比較器１１
は２と８のレジスタの内容を比較して信号１２を
出力するので、ANDゲート２１、ORゲート２２
を通して、信号４が出力される。該信号４のクロ
ツクによりレジスタ３にはレジスタ２の内容１０
が設定される一方、ANDゲート４１を通して、
信号４により、フリツプフロツプ４４が１にセツ
トされる。それ故、信号４５により、Ｂサドルの
関数発生開始が可能となる。尚この時の共有部分
への指令不一致信号３９はフリツプフロツプ１４
が１であり信号３３が０であるため０となつてい
る。
シーケンスを読み込み、レジスタ２にＰ１０の１
０が、レジスタ２４にＳ１０００の1000が設定さ
れる。ここで、比較器５は、２と３のレジスタの
内容を比較し信号７を出力する。一方フリツプフ
ロツプ１４の出力は１つであり、かつ比較器１１
は２と８のレジスタの内容を比較して信号１２を
出力するので、ANDゲート２１、ORゲート２２
を通して、信号４が出力される。該信号４のクロ
ツクによりレジスタ３にはレジスタ２の内容１０
が設定される一方、ANDゲート４１を通して、
信号４により、フリツプフロツプ４４が１にセツ
トされる。それ故、信号４５により、Ｂサドルの
関数発生開始が可能となる。尚この時の共有部分
への指令不一致信号３９はフリツプフロツプ１４
が１であり信号３３が０であるため０となつてい
る。
次に、T1のタイミングとなつた時、比較器５
は、１と３のレジスタの内容を比較して信号６を
出力するので、ORゲート２２を通して信号４が
出力される。この信号４により、フリツプフロツ
プ１４は、リセツトされ、ANDゲート３２を通
して、両サドル動作中信号３３が出力される。一
方、この例では、Ａサドル、ＢサドルのＳ指令は
共にS1000であり、比較器２５の出力信号２６
は、０である。このため、共有部分への指令不一
致信号３９は０であるため、信号４によりフリツ
プフロツプ４３が１にセツトされ、信号４５によ
り、Ａサドルの関数発生が可能となる。しかる
に、もしＡサドル、ＢサドルのＳ指令が不一致で
あれば共有部分への指令不一致信号３９は１とな
りＡサドルの関数発生を開始させない。又、この
信号３９により既に関数発生を開始しているＢサ
ドル側も停止をかける。尚この関数発生に停止を
かける事は公知の手段で実現できる。
は、１と３のレジスタの内容を比較して信号６を
出力するので、ORゲート２２を通して信号４が
出力される。この信号４により、フリツプフロツ
プ１４は、リセツトされ、ANDゲート３２を通
して、両サドル動作中信号３３が出力される。一
方、この例では、Ａサドル、ＢサドルのＳ指令は
共にS1000であり、比較器２５の出力信号２６
は、０である。このため、共有部分への指令不一
致信号３９は０であるため、信号４によりフリツ
プフロツプ４３が１にセツトされ、信号４５によ
り、Ａサドルの関数発生が可能となる。しかる
に、もしＡサドル、ＢサドルのＳ指令が不一致で
あれば共有部分への指令不一致信号３９は１とな
りＡサドルの関数発生を開始させない。又、この
信号３９により既に関数発生を開始しているＢサ
ドル側も停止をかける。尚この関数発生に停止を
かける事は公知の手段で実現できる。
次はT2のタイミングでＢサドルのＮ２０のシ
ーケンスを読み込んだとする。この時Ａサドルは
まだＮ４０のシーケンスに達してなければ動作開
始時同期指令値保持レジスタ３は更新されておら
ず１０のままであり、前述と同様にフリツプフロ
ツプ１５がセツトされ、レジスタ９にＢサドルの
Ｎ２０のシーケンスの同期指令Ｐ２０の20が設定
され、Ｂサドルは待ち状態となる。もちろんこの
時のＢサドル用Ｓ指令レジスタにはＳ２０００の
2000が設定されている。
ーケンスを読み込んだとする。この時Ａサドルは
まだＮ４０のシーケンスに達してなければ動作開
始時同期指令値保持レジスタ３は更新されておら
ず１０のままであり、前述と同様にフリツプフロ
ツプ１５がセツトされ、レジスタ９にＢサドルの
Ｎ２０のシーケンスの同期指令Ｐ２０の20が設定
され、Ｂサドルは待ち状態となる。もちろんこの
時のＢサドル用Ｓ指令レジスタにはＳ２０００の
2000が設定されている。
次にT1のタイミングで、ＡサドルのＢ３０の
シーケンスを読み込んだ時レジスタ２３にはS30
の30が設定され、比較器２５の出力信号２６は１
となるが、Ｂサドルが待ち状態であるため両サド
ル動作中信号３３が０となり、共有部分への指令
不一致信号は０のままである。次にT1のタイミ
ングでＡサドルのＮ４０シーケンスを読み込んだ
時は、信号７、信号１２、信号１６が１であり信
号４が出力され、レジスタ３に20が設定され、フ
リツプフロツプ１４はリセツトされ、Ｓ指令は不
一致でないから、ANDゲート４１を通して、フ
リツプフロツプ４３がセツトされ、Ａサドルの関
数発生を開始する。その後T2のタイミングでＢ
サドルの関数発生も開始するがこれは、Ｐ１０の
ときのＡサドルの関数発生と同じ経過をたどる。
シーケンスを読み込んだ時レジスタ２３にはS30
の30が設定され、比較器２５の出力信号２６は１
となるが、Ｂサドルが待ち状態であるため両サド
ル動作中信号３３が０となり、共有部分への指令
不一致信号は０のままである。次にT1のタイミ
ングでＡサドルのＮ４０シーケンスを読み込んだ
時は、信号７、信号１２、信号１６が１であり信
号４が出力され、レジスタ３に20が設定され、フ
リツプフロツプ１４はリセツトされ、Ｓ指令は不
一致でないから、ANDゲート４１を通して、フ
リツプフロツプ４３がセツトされ、Ａサドルの関
数発生を開始する。その後T2のタイミングでＢ
サドルの関数発生も開始するがこれは、Ｐ１０の
ときのＡサドルの関数発生と同じ経過をたどる。
以上説明したように本発明では各可動部材の数
値制御プログラムの中に各可動部材の同期待ち合
わせ専用の数値の大小で指令する同期指令をそれ
ぞれ用い、その同期指令の数値の大小で、各可動
部材の動作優先順位を決定し、その同期指令の数
値の一致で各可動部材が同時に動作する事を可能
とし、更に安全の観点から各可動部材が実際に同
時に動作する間のみ各可動部材が共有している部
分への各可動部材の数値制御プログラムの指令の
一致・不一致を検出できるようにしたため、 複数可動部材を有する工作機械のプログラム
において同期指令として、各可動部材が共有し
ている部分への指令を用いた場合必要となる同
時動作モード・非同時動作モードを区別する指
令、あるいは、各可動部材が共有している部分
への指令が不一致の場合、どの可動部材が優先
動作するかを指定する優先可動部材指令が不要
となる。
値制御プログラムの中に各可動部材の同期待ち合
わせ専用の数値の大小で指令する同期指令をそれ
ぞれ用い、その同期指令の数値の大小で、各可動
部材の動作優先順位を決定し、その同期指令の数
値の一致で各可動部材が同時に動作する事を可能
とし、更に安全の観点から各可動部材が実際に同
時に動作する間のみ各可動部材が共有している部
分への各可動部材の数値制御プログラムの指令の
一致・不一致を検出できるようにしたため、 複数可動部材を有する工作機械のプログラム
において同期指令として、各可動部材が共有し
ている部分への指令を用いた場合必要となる同
時動作モード・非同時動作モードを区別する指
令、あるいは、各可動部材が共有している部分
への指令が不一致の場合、どの可動部材が優先
動作するかを指定する優先可動部材指令が不要
となる。
同期指令として専用の同期指令を用いた場
合、従来必要とされていた各可動部材が共有し
ている部分への指令を、ある可動部材において
指令したとき他の可動部材の該当する個所に同
期指令と共に各可動部材が共有している部分へ
の指令を追加する事が不要となる。
合、従来必要とされていた各可動部材が共有し
ている部分への指令を、ある可動部材において
指令したとき他の可動部材の該当する個所に同
期指令と共に各可動部材が共有している部分へ
の指令を追加する事が不要となる。
プログラム作成段階で、可動部材相互間の関
係を考慮する必要がなく、各可動部材が完全に
独立してプログラムする事が可能なためプログ
ラムが極めて簡単になるばかりか、前記同時動
作モード・非同時動作モード・優先可動部材指
令等を判別する判別手段も不要となり、数値制
御装置の構成が極めて簡単となる。
係を考慮する必要がなく、各可動部材が完全に
独立してプログラムする事が可能なためプログ
ラムが極めて簡単になるばかりか、前記同時動
作モード・非同時動作モード・優先可動部材指
令等を判別する判別手段も不要となり、数値制
御装置の構成が極めて簡単となる。
プログラムミス等で、各可動部材が同時に動
作している場合、各可動部材が共有している部
分への指令が不一致となつたとき機械の連続運
転状態を停止する事ができる。
作している場合、各可動部材が共有している部
分への指令が不一致となつたとき機械の連続運
転状態を停止する事ができる。
など大きな効果を有する同期待ち合せ方式を提
供するものである。
供するものである。
第１図は本発明を説明するためのプロセスシー
ト図、第２図は第１図を説明するためのタイムチ
ヤート図、第３図は従来技術を説明するためのプ
ロセスシート図、第４図ａ，ｂは本発明の１実施
態様の制御ブロツク図である。 １……Ａサドル用同期指令値レジスタ、２……
Ｂサドル用同期指令値レジスタ、３……動作開始
時同期指令値レジスタ、５……比較器、２３……
Ａサドル用Ｓ指令レジスタ、２４……Ｂサドル用
Ｓ指令レジスタ、２５……比較器、２７……Ａサ
ドル用Ｍ指令レジスタ、２８……Ｂサドル用Ｍ指
令レジスタ、２９……比較器。
ト図、第２図は第１図を説明するためのタイムチ
ヤート図、第３図は従来技術を説明するためのプ
ロセスシート図、第４図ａ，ｂは本発明の１実施
態様の制御ブロツク図である。 １……Ａサドル用同期指令値レジスタ、２……
Ｂサドル用同期指令値レジスタ、３……動作開始
時同期指令値レジスタ、５……比較器、２３……
Ａサドル用Ｓ指令レジスタ、２４……Ｂサドル用
Ｓ指令レジスタ、２５……比較器、２７……Ａサ
ドル用Ｍ指令レジスタ、２８……Ｂサドル用Ｍ指
令レジスタ、２９……比較器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 複数可動部材を有する工作機械の数値制御方
式において、各可動部材の数値制御プログラムの
中に各可動部材の同期待ち合わせのために専用の
数値の大小で指令する同期指令をそれぞれ用いる
ようになし、各可動部材の数値制御プログラムご
とに指令された該同期指令の数値の大小により可
動部材の動作の優先順位を決定し、且つ同期指令
の数値の一致により各可動部材を同時に動作可能
ならしめることを特徴とする複数可動部材を有す
る工作機械の同期待ち合わせ方式。 ２ 複数可動部材を有する工作機械の数値制御方
式において、各可動部材の数値制御プログラムの
中に各可動部材の同期待ち合わせのために専用の
数値の大小で指令する同期指令をそれぞれ用いる
ようになし、各可動部材の数値制御プログラムご
とに指令された該同期指令の数値の大小により可
動部材の動作の優先順位を決定し、且つ同期指令
の数値の一致により各可動部材を同時に動作可能
ならしめ、更に各可動部材が同時に動作している
際中にのみ各可動部材が共有している部分への各
可動部材の数値制御プログラムの指令の一致、不
一致を検出し、不一致となつたとき機械の運転を
停止させるようにしたことを特徴とする複数可動
部材を有する工作機械の同期待ち合わせ方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18441180A JPS57108905A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Synchronous queuing system for machine tool with plural movable members |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18441180A JPS57108905A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Synchronous queuing system for machine tool with plural movable members |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57108905A JPS57108905A (en) | 1982-07-07 |
| JPS6243202B2 true JPS6243202B2 (ja) | 1987-09-11 |
Family
ID=16152692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18441180A Granted JPS57108905A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Synchronous queuing system for machine tool with plural movable members |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57108905A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58186561A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-31 | Toyoda Mach Works Ltd | 数値制御装置 |
| JPS62237504A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 | Fanuc Ltd | 数値制御装置 |
| JPH0769729B2 (ja) * | 1987-01-28 | 1995-07-31 | オークマ株式会社 | 複数可動部材を有する工作機械の数値制御装置における同期待合せ方式 |
| JPH0498716U (ja) * | 1991-01-21 | 1992-08-26 |
-
1980
- 1980-12-25 JP JP18441180A patent/JPS57108905A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57108905A (en) | 1982-07-07 |
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