JPS6242543B2 - - Google Patents
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- JPS6242543B2 JPS6242543B2 JP11708780A JP11708780A JPS6242543B2 JP S6242543 B2 JPS6242543 B2 JP S6242543B2 JP 11708780 A JP11708780 A JP 11708780A JP 11708780 A JP11708780 A JP 11708780A JP S6242543 B2 JPS6242543 B2 JP S6242543B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J3/00—Continuous tuning
- H03J3/02—Details
- H03J3/12—Electrically-operated arrangements for indicating correct tuning
- H03J3/14—Visual indication, e.g. magic eye
Landscapes
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、AMステレオ受信装置に関する。
従来より、AMステレオ受信装置として、「特
開昭58―140901号」公報に記載されたものが公知
である。このAMステレオ方式は、AM―PM方式
とも呼ばれるものであり、送信装置から振幅変調
された和信号成分(L+R)と、位相変調された
差信号(L−R)及びステレオパイロツト信号
(P)成分とが送信される。
開昭58―140901号」公報に記載されたものが公知
である。このAMステレオ方式は、AM―PM方式
とも呼ばれるものであり、送信装置から振幅変調
された和信号成分(L+R)と、位相変調された
差信号(L−R)及びステレオパイロツト信号
(P)成分とが送信される。
したがつて、受信装置は、周知のAMラジオ受
信装置におけるアンテナ回路,RF増幅段,周波
数変換段、及び中間周波増幅段を通して得られた
信号をAM検波して、和信号成分(L+R)を得
るとともに、PM検波して差信号成分(L−R)
及びパイロツト信号(P)を得る。
信装置におけるアンテナ回路,RF増幅段,周波
数変換段、及び中間周波増幅段を通して得られた
信号をAM検波して、和信号成分(L+R)を得
るとともに、PM検波して差信号成分(L−R)
及びパイロツト信号(P)を得る。
そして、上記和信号成分(L+R)と差信号成
分(L−R)とは、マトリツクス回路で合成して
左チヤンネル信号Lと右チヤンネル信号Rで構成
されたステレオ再生信号を得るものである。
分(L−R)とは、マトリツクス回路で合成して
左チヤンネル信号Lと右チヤンネル信号Rで構成
されたステレオ再生信号を得るものである。
また、パイロツト信号(P)は、ローパスフイ
ルタにより取り出され、ステレオ放送表示のため
に用いられる。しかし、このAM―PM方式にお
けるパイロツト信号(P)が5Hzと極めて低い周
波数であるため、ステレオ表示ランプが点燈する
までに長時間を要するという欠点があつた。
ルタにより取り出され、ステレオ放送表示のため
に用いられる。しかし、このAM―PM方式にお
けるパイロツト信号(P)が5Hzと極めて低い周
波数であるため、ステレオ表示ランプが点燈する
までに長時間を要するという欠点があつた。
すなわち、ステレオ表示ランプによつて同調点
を見つけようとした場合、ランプ点燈までに2〜
3秒程度要するため、選局操作が煩らわしいもの
となるのである。
を見つけようとした場合、ランプ点燈までに2〜
3秒程度要するため、選局操作が煩らわしいもの
となるのである。
この発明の目的は、AMステレオ放送を受信す
るに足る同調点を簡単に見い出すことができる
AMステレオ受信装置を提供することにある。
るに足る同調点を簡単に見い出すことができる
AMステレオ受信装置を提供することにある。
この発明は、AMステレオ再生には、完全に同
調が取れていること、及び受信電波がある程度強
い電界強度であることが必要であることに着目
し、PM検波出力に基づいて形成されたS字カー
ブ検出信号と、所定のレベル以上の入力電界強度
検出信号との論理積により、同調指示信号を形成
するようにするものである。
調が取れていること、及び受信電波がある程度強
い電界強度であることが必要であることに着目
し、PM検波出力に基づいて形成されたS字カー
ブ検出信号と、所定のレベル以上の入力電界強度
検出信号との論理積により、同調指示信号を形成
するようにするものである。
以下、この発明を実施例とともに詳細に説明す
る。
る。
第1図は、この発明の一実施例を示すブロツク
図である。
図である。
アンテナ回路で受信された高周波AM放送信号
は、RF増幅段1に入力される。このRF増幅信号
と、局部発振回路3で形成された局部発振信号と
が周波数混合回路2で混合され、周波数変換され
て、中間周波増幅回路4に入力される。以上の構
成は、周知のAMラジオ受信装置と同様であり、
RF増幅段1,中間周波増幅段4には、段間周波
数選択素子を含むものである。
は、RF増幅段1に入力される。このRF増幅信号
と、局部発振回路3で形成された局部発振信号と
が周波数混合回路2で混合され、周波数変換され
て、中間周波増幅回路4に入力される。以上の構
成は、周知のAMラジオ受信装置と同様であり、
RF増幅段1,中間周波増幅段4には、段間周波
数選択素子を含むものである。
ただ、PM検波器8に供給する中間周波増幅信
号は、AM変調成分より広い周波数帯域にわたり
分布するPM変調の成分の損失を少なくするため
周知のAMラジオ受信装置に比べより広い周波数
帯域の中間周波増幅段の出力信号を用いることが
望ましい。ただし、両検波器への入力信号に位相
ずれが生じるとステレオ分離度を悪化させるた
め、遅延回路で位相補正する必要がある。
号は、AM変調成分より広い周波数帯域にわたり
分布するPM変調の成分の損失を少なくするため
周知のAMラジオ受信装置に比べより広い周波数
帯域の中間周波増幅段の出力信号を用いることが
望ましい。ただし、両検波器への入力信号に位相
ずれが生じるとステレオ分離度を悪化させるた
め、遅延回路で位相補正する必要がある。
狭帯域の中間周波増幅出力信号は、AM検波器
5により、AM検波されて和信号(L+R)が得
られる。このAM検波出力は、ステレオ再生信号
を形成するマトリツクス回路15及びAGC電圧
を形成するためのAGCフイルタ6に入力され
る。
5により、AM検波されて和信号(L+R)が得
られる。このAM検波出力は、ステレオ再生信号
を形成するマトリツクス回路15及びAGC電圧
を形成するためのAGCフイルタ6に入力され
る。
AGCフイルタ6で形成されたAGC電圧は、RF
増幅段1及び中間周波増幅段4の利得制御のため
等に用いられることの他、後述するように同調指
示信号としても用いられる。
増幅段1及び中間周波増幅段4の利得制御のため
等に用いられることの他、後述するように同調指
示信号としても用いられる。
比較的高帯域の中間周波増幅信号は、リミツタ
アンプ7を通してPM検波器8に入力され、ここ
で差信号(L−R)及びパイロツト信号(P)が
形成される。リミツタアンプ7は、中間周波増幅
信号に含まれる振幅変調成分を除去する。したが
つて、PM検波により形成された差信号(L−
R)は、入力電界強度に無関係に一定のレベルと
なるのに対し、AM検波により形成される和信号
(L+R)は、入力電界強度に比例するため、両
者を合成してステレオ再生信号を形成すると、分
離度が悪化する。
アンプ7を通してPM検波器8に入力され、ここ
で差信号(L−R)及びパイロツト信号(P)が
形成される。リミツタアンプ7は、中間周波増幅
信号に含まれる振幅変調成分を除去する。したが
つて、PM検波により形成された差信号(L−
R)は、入力電界強度に無関係に一定のレベルと
なるのに対し、AM検波により形成される和信号
(L+R)は、入力電界強度に比例するため、両
者を合成してステレオ再生信号を形成すると、分
離度が悪化する。
そこで、PM検波出力は、AGC電圧で制御され
る可変利得回路9で増幅され、AM検波出力に追
従させたレベルのPM検波出力を形成して、マト
リツクス回路15に入力する。
る可変利得回路9で増幅され、AM検波出力に追
従させたレベルのPM検波出力を形成して、マト
リツクス回路15に入力する。
また、可変利得回路9の出力は、ミユート回路
11を介してマトリツクス回路15に入力され
る。
11を介してマトリツクス回路15に入力され
る。
AM変調における100%以上の過変調又は雑音
等による大きな負のピークのためにキヤリア切れ
が生じると、PM検波出力に不所望なバースト雑
音が発生し、不快音を発生させる原因となる。ピ
ーク検波器10は、このキヤリア切れを検出し
て、ミユート回路11をオンとすることにより、
バースト雑音としての差信号成分の伝達を禁止す
る。これがために、一時的に和信号成分のみがマ
トリツクス回路から出力されて、モノラル再生に
自動的に切り換えられる。
等による大きな負のピークのためにキヤリア切れ
が生じると、PM検波出力に不所望なバースト雑
音が発生し、不快音を発生させる原因となる。ピ
ーク検波器10は、このキヤリア切れを検出し
て、ミユート回路11をオンとすることにより、
バースト雑音としての差信号成分の伝達を禁止す
る。これがために、一時的に和信号成分のみがマ
トリツクス回路から出力されて、モノラル再生に
自動的に切り換えられる。
このように、ミユート回路11の動作により、
ステレオ/モノラル切り換えが行なわれることに
着目して、ローパスフイルタ12で形成されるパ
イロツト検出出力により、モノラル放送のときに
は、ミユート回路11を動作させるものとして、
ステレオ/モノラル切り換えのためにも用いる。
ステレオ/モノラル切り換えが行なわれることに
着目して、ローパスフイルタ12で形成されるパ
イロツト検出出力により、モノラル放送のときに
は、ミユート回路11を動作させるものとして、
ステレオ/モノラル切り換えのためにも用いる。
なお、パイロツト信号が検出されてステレオ放
送のときでも、入力電界強度が弱くステレオ再生
に不適当な場合に、モノラル再生とするときには
AGC電圧を利用して、ミユート回路11を動作
させるとともに、ステレオ表示ランプL1を強制
的に消燈させるものとしてもよい。
送のときでも、入力電界強度が弱くステレオ再生
に不適当な場合に、モノラル再生とするときには
AGC電圧を利用して、ミユート回路11を動作
させるとともに、ステレオ表示ランプL1を強制
的に消燈させるものとしてもよい。
このように、パイロツト信号に基づいてステレ
オ表示を行なつた場合には、パイロツト信号の周
波数が5Hzと極めて低いことより、その表示まで
に大きな時間遅れがあるため、前述のようにステ
レオ放送局の同調が煩らわしくなるという欠点が
ある。
オ表示を行なつた場合には、パイロツト信号の周
波数が5Hzと極めて低いことより、その表示まで
に大きな時間遅れがあるため、前述のようにステ
レオ放送局の同調が煩らわしくなるという欠点が
ある。
そこで、この実施例では、S字カーブ検出回路
13と、AND回路14及び表示ランプL2を設け
て、同調指示手段を付加するものである。
13と、AND回路14及び表示ランプL2を設け
て、同調指示手段を付加するものである。
S字カーブ検出回路は、PM検波出力のS字特
性(周波数―電圧)を利用して、同調点を検出す
るものであり、AGC電圧は、受信局の入力電界
強度がステレオ再生に必要なレベルを有するもの
であるか否かの判定のために用いられる。
性(周波数―電圧)を利用して、同調点を検出す
るものであり、AGC電圧は、受信局の入力電界
強度がステレオ再生に必要なレベルを有するもの
であるか否かの判定のために用いられる。
したがつて、ランプL2が点燈したときは、ス
テレオ再生に必要な電界強度の受信局に正確に同
調されていることを示すものである。
テレオ再生に必要な電界強度の受信局に正確に同
調されていることを示すものである。
上記同調ランプL2の点燈の有無により選局を
行なえば、ステレオ再生に足る入力電界強度を有
する放送局にす早く正確に同調させることができ
るため、選局を簡便にすることができる。
行なえば、ステレオ再生に足る入力電界強度を有
する放送局にす早く正確に同調させることができ
るため、選局を簡便にすることができる。
すなわち、ステレオ放送局であつても、入力電
界強度が弱く、ステレオ再生が不能である放送局
への無用な同調を防止できるため、上記ステレオ
放送表示の時間遅れを最小回数だけ待つて確認す
ればよいこととなる。
界強度が弱く、ステレオ再生が不能である放送局
への無用な同調を防止できるため、上記ステレオ
放送表示の時間遅れを最小回数だけ待つて確認す
ればよいこととなる。
第2図は、この発明の要部一実施例を示す具体
的回路図である。
的回路図である。
この実施例回路は、点線で囲れた回路素子は、
周知のモノリシツク半導体製造方法により、1つ
のシリコンチツプ上に形成され、外付端子P1〜P3
を介して、外部回路網と接続されている。
周知のモノリシツク半導体製造方法により、1つ
のシリコンチツプ上に形成され、外付端子P1〜P3
を介して、外部回路網と接続されている。
PM検波器8は、平衡差動トランジスタQ1〜Q6
で構成された掛算回路を用いたクオードラチア検
波器で構成される。すなわち、リミツタアンプ7
で形成された互いに逆相の中間周波増幅信号がト
ランジスタQ5,Q6のベースに印加される。そし
て、コンデンサC1により90゜位シフトされ、外
付端子P1を介して接続されたタンク回路L101,
C101により形成されたキヤリアがトランジスタ
Q1,Q4のベースに印加される。トランジスタ
Q2,Q3のベースには、定電流源I02とダイオード
(ダイオード形態に接続されたトランジスタを含
む)Q13,Q14及び抵抗R7で形成されたバイアス
電圧が印加されている。そして、このバイアス電
圧は、外付端子P2に接続されたタンク回路のコイ
ルを通して、トランジスタQ1,Q2への直流バイ
アスとして供給される。コンデンサC102は、タン
ク回路を交流的に接地するために設けられる。
で構成された掛算回路を用いたクオードラチア検
波器で構成される。すなわち、リミツタアンプ7
で形成された互いに逆相の中間周波増幅信号がト
ランジスタQ5,Q6のベースに印加される。そし
て、コンデンサC1により90゜位シフトされ、外
付端子P1を介して接続されたタンク回路L101,
C101により形成されたキヤリアがトランジスタ
Q1,Q4のベースに印加される。トランジスタ
Q2,Q3のベースには、定電流源I02とダイオード
(ダイオード形態に接続されたトランジスタを含
む)Q13,Q14及び抵抗R7で形成されたバイアス
電圧が印加されている。そして、このバイアス電
圧は、外付端子P2に接続されたタンク回路のコイ
ルを通して、トランジスタQ1,Q2への直流バイ
アスとして供給される。コンデンサC102は、タン
ク回路を交流的に接地するために設けられる。
トランジスタQ1による掛算出力は、トランジ
スタQ7,低抗R1及びトランジスタQ9,抵抗R4で
構成された電流ミラー回路を介して、トランジス
タQ11,抵抗R5及びトランジスタQ12,抵抗R6で
構成された電流ミラー回路に入力されて、吸い込
み電流信号に変換される。
スタQ7,低抗R1及びトランジスタQ9,抵抗R4で
構成された電流ミラー回路を介して、トランジス
タQ11,抵抗R5及びトランジスタQ12,抵抗R6で
構成された電流ミラー回路に入力されて、吸い込
み電流信号に変換される。
一方、トランジスタQ4による掛算出力は、ト
ランジスタQ8,抵抗R2及びトランジスタQ10,抵
抗R4で構成された電流ミラー回路により、押し
出て電信号に変換され、トランジスタQ10,Q12
のコレクタを共通接続して差の電流出力を得る。
ランジスタQ8,抵抗R2及びトランジスタQ10,抵
抗R4で構成された電流ミラー回路により、押し
出て電信号に変換され、トランジスタQ10,Q12
のコレクタを共通接続して差の電流出力を得る。
この電流出力は、外付端子P3を介して接続され
た抵抗R101に流すことにより、検波電圧が形成さ
れる。なお、コンデンサC102は、位相変調に比例
した電圧信号を取り出すため周波数調整を行な
う。換言すれば、クオードラチア検波回路による
FM検波出力をPM検波信号に変換するためのも
のである。
た抵抗R101に流すことにより、検波電圧が形成さ
れる。なお、コンデンサC102は、位相変調に比例
した電圧信号を取り出すため周波数調整を行な
う。換言すれば、クオードラチア検波回路による
FM検波出力をPM検波信号に変換するためのも
のである。
このクオードラチア検波回路8は、スイツチン
グトランジスタQ1,Q4のベースに、タンク回路
のコイルLを介してバイアス電圧を与えるもので
あるため入力インピーダンスが大きくできる。し
たがつて、位相シフト回路として、ICチツプ内
に形成されたコンデンサC1を用いた場合におけ
る比較的低周波のキヤリアに対するインピーダン
スが大きくても、タンク回路の選択度を低下させ
ることがないという利点を有する。
グトランジスタQ1,Q4のベースに、タンク回路
のコイルLを介してバイアス電圧を与えるもので
あるため入力インピーダンスが大きくできる。し
たがつて、位相シフト回路として、ICチツプ内
に形成されたコンデンサC1を用いた場合におけ
る比較的低周波のキヤリアに対するインピーダン
スが大きくても、タンク回路の選択度を低下させ
ることがないという利点を有する。
S字カーブ検出回路13は、ダイオードQ13,
Q14でレベルシフトされた電圧がそれぞれベース
に印加されたトランジスタQ15,Q18と、これら
のトランジスタQ15,Q18とそれぞれ差動形態に
接続されたトランジスタQ16,Q17とで構成さ
れ、トランジスタQ16,Q17のベースに共通にPM
検波出力が印加される。したがつて、同調が正確
に取られているとき、トランジスタQ16,Q17が
オフするものであり、これらのコレクタを共通に
接続することにより、S字カーブをV字カーブに
変換することができる。
Q14でレベルシフトされた電圧がそれぞれベース
に印加されたトランジスタQ15,Q18と、これら
のトランジスタQ15,Q18とそれぞれ差動形態に
接続されたトランジスタQ16,Q17とで構成さ
れ、トランジスタQ16,Q17のベースに共通にPM
検波出力が印加される。したがつて、同調が正確
に取られているとき、トランジスタQ16,Q17が
オフするものであり、これらのコレクタを共通に
接続することにより、S字カーブをV字カーブに
変換することができる。
また、AGCフイルタ6で形成されたAGC電圧
がベースに印加されたトランジスタQ21と、ベー
スに基準電圧Vrが印加されたトランジスタQ22と
で構成された電圧比較回路は、入力電界強度がス
テレオ再生に足る入力電界強度であるか否かを判
定するものである。基準電圧Vr以下のAGC電圧
の下でオフするトランジスタQ22のコレクタを上
記V字出力のトランジスタQ16,Q18のコレクタ
と共通接続して、ワイヤード構成のAND回路1
4を形成する。
がベースに印加されたトランジスタQ21と、ベー
スに基準電圧Vrが印加されたトランジスタQ22と
で構成された電圧比較回路は、入力電界強度がス
テレオ再生に足る入力電界強度であるか否かを判
定するものである。基準電圧Vr以下のAGC電圧
の下でオフするトランジスタQ22のコレクタを上
記V字出力のトランジスタQ16,Q18のコレクタ
と共通接続して、ワイヤード構成のAND回路1
4を形成する。
このAND出力は、トランジスタQ19,抵抗R10
及びトランジスタQ20,抵抗R11で構成された電流
ミラー回路を介して、抵抗R13に供給する。
及びトランジスタQ20,抵抗R11で構成された電流
ミラー回路を介して、抵抗R13に供給する。
この抵抗R13における電圧降下を反転増幅回路
で構成されたランプ駆動回路(図示せず)に入力
して、ランプL2による同調表示を行なわせるも
のである。
で構成されたランプ駆動回路(図示せず)に入力
して、ランプL2による同調表示を行なわせるも
のである。
この実施例回路では、同調が正確に取れている
場合にトランジスタQ16,Q18がオフし、AGC電
圧が高くステレオ再生に必要な入力電界強度のと
きトランジスタQ22がオフするため、正確に同調
が取れ、ステレオ再生に必要な入力電界強度であ
るときのみを検出して表示することができるので
ある。
場合にトランジスタQ16,Q18がオフし、AGC電
圧が高くステレオ再生に必要な入力電界強度のと
きトランジスタQ22がオフするため、正確に同調
が取れ、ステレオ再生に必要な入力電界強度であ
るときのみを検出して表示することができるので
ある。
この発明は、前記実施例に限定されず、ステレ
オ/モノラル切り換えは、マトリツクス回路15
の出力側に切り換えスイツチ回路を設けるもの等
AMステレオ受信装置のシステムは種々変形でき
る。また、局部発振回路をPLL(フエーズ・ロツ
クド・ループ)を利用したデイジタルチユーニン
グシステムを用いて形成するものであつてもよ
い。この場合、スイープカウンタを用いて、局部
発振出力を掃引する自動選局機能を付加するもの
として、上記同調信号をランプ点燈の他に、自動
選局動作におけるストツプ信号として用いるもの
であつてもよい。
オ/モノラル切り換えは、マトリツクス回路15
の出力側に切り換えスイツチ回路を設けるもの等
AMステレオ受信装置のシステムは種々変形でき
る。また、局部発振回路をPLL(フエーズ・ロツ
クド・ループ)を利用したデイジタルチユーニン
グシステムを用いて形成するものであつてもよ
い。この場合、スイープカウンタを用いて、局部
発振出力を掃引する自動選局機能を付加するもの
として、上記同調信号をランプ点燈の他に、自動
選局動作におけるストツプ信号として用いるもの
であつてもよい。
この場合において、パイロツト信号によりスト
ツプ信号を形成すると、その大きな時間遅れによ
り、スイープ動作を極めて遅くする必要があるこ
とより、実際的ではないが、この発明を適用する
ことにより、自動選局動作を適確に行なうことが
できるものとなる。
ツプ信号を形成すると、その大きな時間遅れによ
り、スイープ動作を極めて遅くする必要があるこ
とより、実際的ではないが、この発明を適用する
ことにより、自動選局動作を適確に行なうことが
できるものとなる。
また、上記S字カーブ検出回路の具体的回路構
成は、種々変形できるものであり、入力電界強度
は、RF段、中間周波増幅段の信号レベルを用い
て判定するものであつてもよく、具体的回路は
種々変形できるものである。
成は、種々変形できるものであり、入力電界強度
は、RF段、中間周波増幅段の信号レベルを用い
て判定するものであつてもよく、具体的回路は
種々変形できるものである。
さらに、パイロツト信号周波数は、オーデイオ
信号と識別できる低周波であれば、何んであつて
もよい。
信号と識別できる低周波であれば、何んであつて
もよい。
第1図は、この発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は、その要部一実施例を示す具体的回
路図である。 1…RF増幅段、2…混合回路、3…局部発振
回路、4…中間周波増幅段、5…AM検波器、6
…AGCフイルタ、7…リミツタアンプ、8…PM
検波器、9…利得制御回路、10…ピーク検波
器、11…ミユート回路、12…ローパスフイル
タ、13…S字カーブ検出回路、14…AND回
路、15…マトリツクス回路。
図、第2図は、その要部一実施例を示す具体的回
路図である。 1…RF増幅段、2…混合回路、3…局部発振
回路、4…中間周波増幅段、5…AM検波器、6
…AGCフイルタ、7…リミツタアンプ、8…PM
検波器、9…利得制御回路、10…ピーク検波
器、11…ミユート回路、12…ローパスフイル
タ、13…S字カーブ検出回路、14…AND回
路、15…マトリツクス回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 振幅変調された和信号成分に比例した信号を
形成する第1の検波器と、位相変調された差信号
及びステレオパイロツト信号成分に比例した信号
を形成する第2の検波器と、第1,第2の検波器
で形成された信号を合成してステレオ再生信号を
形成するマトリツクス回路とを含むAMステレオ
受信装置において、第2の検波器の出力信号に基
づいて形成されたS字カーブ検出信号と、第1の
検出器の出力信号に基づく所定のレベル以上の入
力電界強度検出信号との論理積により、同調指示
信号を形成するものとしたことを特徴とするAM
ステレオ受信装置。 2 所定のレベル以上の入力電界強度検出信号は
第1の検波器の出力信号に基づいて形成された
AGC電圧を入力とし、ステレオ再生に必要とさ
れる入力電界強度に相当するAGC電圧を基準電
圧とする電圧比較回路で形成されるものであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のAM
ステレオ受信装置。 3 同調指示信号は、発光手段で構成された表示
装置を駆動するものであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項又は、第2項記載のAMステレ
オ受信装置。 4 信号源回路は、自動掃引同調回路を含み、同
調指示信号を掃引停止信号として用いることを特
徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項記載の
AMステレオ受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11708780A JPS5742245A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Am stereo receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11708780A JPS5742245A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Am stereo receiver |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5742245A JPS5742245A (en) | 1982-03-09 |
JPS6242543B2 true JPS6242543B2 (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=14703063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11708780A Granted JPS5742245A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Am stereo receiver |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5742245A (ja) |
-
1980
- 1980-08-27 JP JP11708780A patent/JPS5742245A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5742245A (en) | 1982-03-09 |
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