JPS624239Y2 - - Google Patents
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- JPS624239Y2 JPS624239Y2 JP16376081U JP16376081U JPS624239Y2 JP S624239 Y2 JPS624239 Y2 JP S624239Y2 JP 16376081 U JP16376081 U JP 16376081U JP 16376081 U JP16376081 U JP 16376081U JP S624239 Y2 JPS624239 Y2 JP S624239Y2
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- Japan
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- fiber
- fibers
- feather
- crimped
- main fiber
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- Expired
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- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は中わたとして用いられる羽毛状構造体
に関し、特に天然羽毛（ダウン）に類似した性能
を有する合成羽毛状構造体に関する。
に関し、特に天然羽毛（ダウン）に類似した性能
を有する合成羽毛状構造体に関する。
従来から枕、クツシヨン、ふとん、キルテイン
グ等の中わたとして天然の羽毛が広く用いられて
きた。しかしながら、天然羽毛は高価であるう
え、虫や微生物による害を受け易く、しかも家
鴨、鵞鳥等の乱獲を招くことは、自然保護の立場
からも好ましくないという問題があつた。このよ
うな問題を解消せんとして、これまでに各種の合
成羽毛が提案されてきたが、いまだに天然羽毛に
匹敵するだけの性能を有するものは得られていな
い。例えば、実公昭46−26420号公報に記載され
ている如く、繊度の大きい捲縮繊維のまわりに繊
度の小さい繊維を周回せしめた短繊維群からなる
ふとん綿は比較的天然羽毛に似た性能を持つてい
るが、反発性、圧縮に対する嵩回復性が劣り、長
時間使用しているとへたつてしまうという欠点が
ある。
グ等の中わたとして天然の羽毛が広く用いられて
きた。しかしながら、天然羽毛は高価であるう
え、虫や微生物による害を受け易く、しかも家
鴨、鵞鳥等の乱獲を招くことは、自然保護の立場
からも好ましくないという問題があつた。このよ
うな問題を解消せんとして、これまでに各種の合
成羽毛が提案されてきたが、いまだに天然羽毛に
匹敵するだけの性能を有するものは得られていな
い。例えば、実公昭46−26420号公報に記載され
ている如く、繊度の大きい捲縮繊維のまわりに繊
度の小さい繊維を周回せしめた短繊維群からなる
ふとん綿は比較的天然羽毛に似た性能を持つてい
るが、反発性、圧縮に対する嵩回復性が劣り、長
時間使用しているとへたつてしまうという欠点が
ある。
本考案者らは、かかる従来の合成羽毛の欠点を
解消すべく、鋭意検討を重ねた結果、繊度の大き
い幹繊維のまわりに、繊度の小さい捲縮繊維を周
回せしめると共に幹繊維の両端部で捲縮繊維を固
着させればよいことを見出し、本考案に到達し
た。即ち、本考案は、単糸繊度が３〜50デニール
の幹繊維のまわりに、単糸繊度が0.01〜10デニー
ルで、かつ前記幹繊維の単糸繊度よりも小なる繊
度の捲縮繊維を周回せしめ、前記幹繊維の両端部
に該捲縮繊維を固着せしめたことを特徴とする羽
毛状構造体である。
解消すべく、鋭意検討を重ねた結果、繊度の大き
い幹繊維のまわりに、繊度の小さい捲縮繊維を周
回せしめると共に幹繊維の両端部で捲縮繊維を固
着させればよいことを見出し、本考案に到達し
た。即ち、本考案は、単糸繊度が３〜50デニール
の幹繊維のまわりに、単糸繊度が0.01〜10デニー
ルで、かつ前記幹繊維の単糸繊度よりも小なる繊
度の捲縮繊維を周回せしめ、前記幹繊維の両端部
に該捲縮繊維を固着せしめたことを特徴とする羽
毛状構造体である。
以下この考案を図面に基づいて説明する。
第１図〜第３図は本考案の羽毛状構造体の実施
例を示す拡大斜視図である。第１図は単糸繊度の
大なる幹繊維１のまわりに単糸繊度の小なる捲縮
繊維２を周回せしめ、幹繊維１の両端部E1，E2
において捲縮繊維２を固着せしめたものであり、
第２図は、同じく単糸繊度の大なる幹繊維１のま
わりに単糸繊度の小なる複数本の捲縮繊維２，
２′を周回せしめ、幹繊維１の両端部E1，E2にて
捲縮繊維２，２′を固着せしめた例を示す。第３
図は幹繊維１が捲縮を有しており、そのまわりに
捲縮繊維２を周回せしめ、幹繊維１の両端部
E1，E2で捲縮繊維２を固着せしめている。
例を示す拡大斜視図である。第１図は単糸繊度の
大なる幹繊維１のまわりに単糸繊度の小なる捲縮
繊維２を周回せしめ、幹繊維１の両端部E1，E2
において捲縮繊維２を固着せしめたものであり、
第２図は、同じく単糸繊度の大なる幹繊維１のま
わりに単糸繊度の小なる複数本の捲縮繊維２，
２′を周回せしめ、幹繊維１の両端部E1，E2にて
捲縮繊維２，２′を固着せしめた例を示す。第３
図は幹繊維１が捲縮を有しており、そのまわりに
捲縮繊維２を周回せしめ、幹繊維１の両端部
E1，E2で捲縮繊維２を固着せしめている。
幹繊維１及び捲縮繊維２，２′としては、任意
の繊維を用いることができるが、ポリエステル繊
維、ポリアミド繊維、ポリアクリロニトリル繊維
等の合成繊維が好ましく、なかでも、剛性が大き
く、へたりにくい点でポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル繊維が好ましい。
の繊維を用いることができるが、ポリエステル繊
維、ポリアミド繊維、ポリアクリロニトリル繊維
等の合成繊維が好ましく、なかでも、剛性が大き
く、へたりにくい点でポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル繊維が好ましい。
幹繊維１は、通常単糸繊度が３〜50デニールの
モノフイラメントが用いられるが、マルチフイラ
メントとして用いてもさしつかえない。嵩高性、
圧縮に対する嵩回復性、保温性を高めるうえで、
第４図に示すような中空繊維とすることは、非常
に好ましい態様である。また、幹繊維１に捲縮を
付与するために複合繊維とすることもできる。
モノフイラメントが用いられるが、マルチフイラ
メントとして用いてもさしつかえない。嵩高性、
圧縮に対する嵩回復性、保温性を高めるうえで、
第４図に示すような中空繊維とすることは、非常
に好ましい態様である。また、幹繊維１に捲縮を
付与するために複合繊維とすることもできる。
捲縮繊維２は、柔軟な風合を与えるうえから単
糸繊度が0.01〜10デニールで、かつ幹繊維１の単
糸繊度よりも小なる単糸繊度の繊維とする必要が
ある。この捲縮繊維２もモノフイラメントで用い
ることができるが、ソフトな風合を得るためには
マルチフイラメントとして用いる方が好ましい。
糸繊度が0.01〜10デニールで、かつ幹繊維１の単
糸繊度よりも小なる単糸繊度の繊維とする必要が
ある。この捲縮繊維２もモノフイラメントで用い
ることができるが、ソフトな風合を得るためには
マルチフイラメントとして用いる方が好ましい。
本考案の最も大きな特徴は、幹繊維１の両端部
E1，E2で捲縮繊維２が固着されている点にあ
る。このように捲縮繊維２を幹繊維１に固着させ
ることによつて、反発性、圧縮に対する嵩回復性
が大幅に改良され、長時間使用してもへたり現象
が起らなくなる。
E1，E2で捲縮繊維２が固着されている点にあ
る。このように捲縮繊維２を幹繊維１に固着させ
ることによつて、反発性、圧縮に対する嵩回復性
が大幅に改良され、長時間使用してもへたり現象
が起らなくなる。
本考案の羽毛状構造体を製造するには、長繊維
の形で連続的に供給される幹繊維１の周りに、捲
縮繊維２を巻回せしめ、その後、所定の長さに切
断すると同時に、捲縮繊維２を幹繊維１の切断部
（両端部）E1，E2で融着させればよい。羽毛状構
造体の長さは５〜200mm程度が好適である。
の形で連続的に供給される幹繊維１の周りに、捲
縮繊維２を巻回せしめ、その後、所定の長さに切
断すると同時に、捲縮繊維２を幹繊維１の切断部
（両端部）E1，E2で融着させればよい。羽毛状構
造体の長さは５〜200mm程度が好適である。
本考案の羽毛状構造体は、繊度が大きく、剛性
の大なる繊維を幹繊維とし、繊度が小さくて柔軟
な捲縮繊維をそのまわりに周回させているから、
柔軟な風合を有すると共に嵩高性に優れ、更に幹
繊維の両端部で捲縮繊維を固着させているから反
発性、圧縮に対する嵩回復性が良好であり、長時
間使用してもへたらないという利点を有してい
る。更に、本考案の羽毛状構造体は、構造体同志
の絡み合いが起りにくく、流動性、ドレープ性が
良好で形態、適応性に優れ、使用中に団子状に固
まるようなことがなく、天然羽毛（ダウン）に極
めてよく似た性能を示し、かつ大量に安価に供給
することができる。
の大なる繊維を幹繊維とし、繊度が小さくて柔軟
な捲縮繊維をそのまわりに周回させているから、
柔軟な風合を有すると共に嵩高性に優れ、更に幹
繊維の両端部で捲縮繊維を固着させているから反
発性、圧縮に対する嵩回復性が良好であり、長時
間使用してもへたらないという利点を有してい
る。更に、本考案の羽毛状構造体は、構造体同志
の絡み合いが起りにくく、流動性、ドレープ性が
良好で形態、適応性に優れ、使用中に団子状に固
まるようなことがなく、天然羽毛（ダウン）に極
めてよく似た性能を示し、かつ大量に安価に供給
することができる。
第１図〜第３図は、本考案の羽毛状構造体の実
施例を示す拡大斜視図、第４図は本考案の構造体
に用いられる幹繊維の例を示す拡大横断面図であ
る。 １……幹繊維、２，２′……捲縮繊維、E1，E2
……幹繊維の両端部。
施例を示す拡大斜視図、第４図は本考案の構造体
に用いられる幹繊維の例を示す拡大横断面図であ
る。 １……幹繊維、２，２′……捲縮繊維、E1，E2
……幹繊維の両端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 単糸繊度が３〜50デニールの幹繊維のまわり
に、単糸繊度が0.01〜10デニールでかつ前記幹
繊維の単糸繊度よりも小なる繊度の捲縮繊維を
周回せしめ、前記幹繊維の両端部に該捲縮繊維
を固着せしめたことを特徴とする羽毛状構造
体。 (2) 幹繊維が捲縮を有している実用新案登録請求
の範囲第１項記載の羽毛状構造体。 (3) 幹繊維が中空繊維である実用新案登録請求の
範囲第１項又は第２項記載の羽毛状構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16376081U JPS5868197U (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 羽毛状構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16376081U JPS5868197U (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 羽毛状構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5868197U JPS5868197U (ja) | 1983-05-09 |
| JPS624239Y2 true JPS624239Y2 (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=29956044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16376081U Granted JPS5868197U (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 羽毛状構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5868197U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011246850A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Kurabo Ind Ltd | 詰め綿、その製造方法及びこれを用いた製品 |
| WO2012026424A1 (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | 倉敷紡績株式会社 | 詰め物体 |
| CN106231939A (zh) * | 2014-04-01 | 2016-12-14 | 北面服饰公司 | 具有复合纤维结构的合成填充材料 |
-
1981
- 1981-11-04 JP JP16376081U patent/JPS5868197U/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011246850A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Kurabo Ind Ltd | 詰め綿、その製造方法及びこれを用いた製品 |
| WO2012026424A1 (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | 倉敷紡績株式会社 | 詰め物体 |
| CN106231939A (zh) * | 2014-04-01 | 2016-12-14 | 北面服饰公司 | 具有复合纤维结构的合成填充材料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5868197U (ja) | 1983-05-09 |
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