JPS6241758B2 - - Google Patents

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JPS6241758B2
JPS6241758B2 JP60128031A JP12803185A JPS6241758B2 JP S6241758 B2 JPS6241758 B2 JP S6241758B2 JP 60128031 A JP60128031 A JP 60128031A JP 12803185 A JP12803185 A JP 12803185A JP S6241758 B2 JPS6241758 B2 JP S6241758B2
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JP
Japan
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opening
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responsive member
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valve
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JP60128031A
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JPS6116800A (ja
Inventor
Akimasa Ochiai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は気化室に水を供給して蒸気を発生さ
せ、この蒸気をベースのスチーム通路から噴出さ
せるスチームアイロンに関する。
〔従来の技術〕
従来、ベースの熱を感知しタンクから気化室へ
の水の供給を制御するスチームアイロンとして、
実公昭43―14791号公報および実公昭46―13998号
公報が知られている。これらの公報に開示された
アイロンは、タンクと気化室とを連通して設けた
滴下ノズルを開閉する弁体を、アイロンベースの
温度を感知して動作されるバイメタル製熱応動部
材の変位によつて上下動させることにより、滴下
ノズルを開閉するように構成されている。そし
て、上記熱応動部材は、その一端がベースに画成
された気化室内に固着されてアイロンベースの熱
を感知するように設けられているとともに、熱に
よつて徐々に上下動される他方自由端に滴下ノズ
ルを下側から開閉する弁体を取付けている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、以上のような従来構造においては、熱
応動部材によつて弁体を自動的に上下動させて滴
下ノズルを自動開閉することから、滴下ノズルの
開閉に関連するすべての部品がいずれもアイロン
内部に完全に収納されており、したがつてベース
の気化室が蒸発適正温度以上になつている場合に
おいてはスチームを噴出を伴うアイロン掛けのみ
しかできず、必要によりスチームを噴出しないド
ライ状態でのアイロン掛けを行なうことができ
ず、実用上不便であるという問題があつた。
さらに、以上のような従来構造においては、不
使用時等の冷時または低温時に、滴下ノズルの滴
下孔から水漏れしないように弁体を密接させるた
めに、滴下ノズル側に弁体を押し付けることが必
要である。そのため、バイメタル製熱応動部材に
は常時応力が加わつており、したがつて、この応
力にもとづくバイメタル製熱応動部材の変形等に
より動作温度がばらつき易いという問題もあつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、加熱されるベースと、このベースに
設けられた気化室と、上記ベースの上方に配置し
たタンクと、このタンク内から上記気化室に供給
される水の流通と遮断をなす開閉装置と、上記ベ
ースに設けられて開閉装置を動作させるバイメタ
ル製の熱応動部材と、上記開閉装置を常に閉じ方
向に付勢して設けられるとともに上記開閉装置を
上記ベースの熱が蒸発適正温度以下で閉じさせる
スプリングと、上記タンク内から上記気化室に供
給される水の流通と遮断をなすとともにアイロン
外部から手動操作可能な操作部とを備えることに
より、上記従来の問題点を解決したものである。
〔作用〕
本発明のスチームアイロンは、ベースが水を気
化し得る蒸発適正温度に達すると、ベースの熱を
感知して動作する熱応動部材の変形力で、開閉装
置を閉じるスプリングの付勢力に打勝つて開閉装
置が開き動作されてタンク内から気化室内への水
の供給がなされるとともに、ベースが蒸発適正温
度以下になるとスプリングの付勢力により開閉装
置が閉じ動作されて、タンク内から気化室への水
の流通の遮断がなされる。そして、上記開閉装置
は既述のようにスプリングの付勢力で常に閉じ方
向に付勢されているから、開閉装置を常に閉じさ
せる力を熱応動部材で担う必要がなく、動作温度
のばらつきを防止できる。さらに、そして、本発
明上記タンク内から上記気化室に供給される水の
流通と遮断をなすとともにアイロン外部から手動
操作可能な操作部を備えるから、ドライ状態のア
イロン掛けを必要とする際には、操作部を手動操
作することによつて、スチームを噴出している状
態からスチームの噴出を止める切換えを行なうこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面にもとずいて説
明する。
第1図において、1はハンドル、2は本体カバ
ー、3は周知の如くヒータが設けられてこのヒー
タにより加熱されるベース、4はベース3の上方
に配置されるタンク、5はタンク注入口、6はア
イロン温度設定ダイヤル、7はコード、18は開
弁温度ダイヤルをそれぞれ示している。
タンク4に形成された滴下バルブ8の内面には
バルブシート(図示しない)が設けられ、この滴
下バルブ8はベース3に区画して形成された気化
室10に開口して、タンク4と気化室10とを連
通している。そして、ベース3にはその底面と気
化室10とにわたるスチーム通路11が穿設され
ている。
そして、上記滴下バルブ8を通路としてタンク
4から気化室10に供給される水の流通と遮断
は、第1図中符号9で示す開閉装置で行われるよ
うになつている。本実施例は、滴下バルブ8のバ
ルブシートに接離するニードル部を下端に設けた
バルブロツドにより開閉装置9を形成した場合を
示している。しかも、この開閉装置9の上端はタ
ンク4の外壁および固定ブラケツト25を順次貫
通し、かつそれらに摺動して上下往復動可能に案
内支持されている。
次に、滴下バルブ8を開閉する開閉装置9を自
動的に動作させる熱応動部材12について説明す
る。この熱応動部材12はベース3の熱を感知し
て動作するもので、例えば帯状板をなすバイメタ
ルからなり、その一端部はベース3の上面に一体
に突設されてタンク4に形成した孔4aを挿通し
た取付け部3aに固定されている。そして、熱応
動部材12の他端部は第2図に示す係合手段13
を介してタンク4の外側において開閉装置9に取
付けられている。
係合手段13は、開閉装置9に間隔を存して固
定された一対のフランジ14,14と、これら一
対のフランジ14,14間に挿入されて溝部15
に開閉装置9を遊挿させた二股フオーク部材16
とからなる。そして、フオーク部材16は、熱応
動部材12の熱変形に伴う上記他端の上下動をフ
ランジ14,14を介して開閉装置9に伝えて滴
下バルブ8を開閉させるとともに、上記熱応動部
材12他端の図面に向つて左右方向への動きを開
閉装置9に影響さすことなく溝部15の摺動によ
つて逃がすものである。上記係合手段13はこの
実施例のものに限定されるものではなく、例え
ば、開閉装置9側に設けた通孔に熱応動部材側に
設けた連動子を摺動自在に遊挿させたものにする
など、上記の機能を満たす機構のものであれば差
支えない。なお、熱応動部材12のアーム部が短
く、かつ開閉装置9の揚程の小さな設計のものに
あつては、この係合手段13を省き、熱応動部材
12を直接開閉装置9に固定しても差支えない。
また、上記ハンドル1の前端部を貫通する開閉
装置9の部分には開弁温度設定手段17が設けら
れている。開弁温度設定手段17は第3図に示す
ように、開弁温度ダイヤル18を回転しスプリン
グ19の圧縮付勢力を変え、その伸張力を開閉装
置9に伝えて、熱応動部材12による滴下バルブ
8の開閉を遅動させ、または早めることができる
ようにしたものである。例えば開弁温度ダイヤル
18はハンドル1の前端部に設けられた切欠き状
の溝部1′に一部を介装されているとともに、こ
れに一体的に連結されたねじ体20の中心には開
閉装置9が貫通され、このねじ体20は開閉装置
9を中心として回動することができる。そして、
ねじ体20はガイド21によつて回転を防止され
るが、上下移動を可能とする調節板22が螺合さ
れ、その調節板22と開閉装置9に設けられたフ
ランジ23との間にコイル状のスプリング19が
介装されている。しかして、このスプリング19
はそのばね力により滴下バルブ8を常閉状態に付
勢している。
さらに上記開閉装置9はアイロンの外部から開
閉操作可能になつている。つまり、本実施例の場
合は、特別な部品などを設けることなくきわめて
構造が簡単な直動形とするために、開閉装置9を
ハンドル1の前端部に貫通させることにより、そ
の上端部すなわち操作部9aをアイロン外部から
直接押下げ操作できるようにハンドル1上に露出
させている。したがつて、上記開閉装置9の操作
部9aはバルブ開閉表示手段としても利用でき
る。
本実施例は上記のように構成されたから、使用
に際しては、まずタンク4に水を入れアイロン温
度設定ダイヤル6と開弁温度ダイヤル18を所要
目盛りにセツトしてスイツチを入れる。そうする
と、ベース3および取付け部3aを介して熱応動
部材12が加熱されるから、その温度上昇により
取付け部3aを介して熱応動部材12が加熱され
る。熱応動部材12の温度上昇による彎曲変形は
係合手段13を介して開閉装置9を開弁方向(上
方)に持上げるように働くが、スプリング19の
付勢力によつて熱応動部材12が開弁温度ダイヤ
ル18の開弁設定温度、つまり気化室10が滴下
する水を瞬時に気化するのに充分な温度に達する
までは滴下バルブ8は開弁しない。
しかして、熱応動部材12の温度が設定温度に
達すると、熱応動部材12の変形力はスプリング
19に抗して開閉装置9を持上げて、滴下バルブ
8を自動的に開弁する。こうして、滴下バルブ8
が開くとタンク4の水は、滴下バルブ8を流通し
て気化室10に滴下され、充分高温に加熱されて
いる気化室10によつてスチーム化される。そし
て、スチームは自らの蒸気圧によつてスチーム通
路11から噴出され、スチームによるアイロン掛
けを可能とする。
他方、ベース3はアイロン温度設定ダイヤル6
によつて設定された温度に達するまで引続き加熱
されて行き、上記設定温度に達すると図示しない
サーモ機構によつて通電が遮断される。この間、
熱応動部材12の熱変形によつて生じるその自由
端の変位は係合手段13によつて吸収される。
以上のような開閉装置9の開閉動作に伴つてそ
の操作部9aは僅かに上下される。そして、必要
に応じスチームの発生中において、ハンドル1の
前端部に露出されている開閉装置9の操作部9a
を押圧することによつて、開閉装置9および熱応
動部材12を下方に強制的に変形させて滴下バル
ブ8を手動的に閉弁できる。これにより、スチー
ムの噴出を止めてドライ状態でのアイロン掛けが
可能である。なお、操作部9aから手を離すと、
熱応動部材12の復元力で開閉装置9が押上げら
れて開弁されるから、スチームの噴出状態に戻る
ことは勿論である。
そして、アイロン掛けが終了してアイロンを格
納する場合はアイロンのスイツチを切るだけでよ
い。すなわち、アイロンが冷却されて上記開弁設
定温度よりも低下すると、熱応動部材12の変形
が復元されて行き、その変形力とスプリング19
の付勢力により、自動的に開閉装置9が押下げら
れて滴下バルブ8は閉弁される。
このことにより、アイロンの余熱でアイロン掛
けを行なうような場合やアイロン格納時に従来は
必要とされていた滴下バルブ8の閉弁操作を必要
としない。したがつて、滴下バルブ8からの水の
漏れ出しがなく、布地や格納場所を濡らしたり、
アイロン自体の腐蝕を誘致する等の不具合を来た
すおそれがない。
しかも、以上のように開閉装置9はスプリング
19の付勢力で閉じ状態を保持するから、バイメ
タル製の熱応動部材12に応力を生じさせて、そ
の力で開閉装置9を閉じ状態に保持させる必要が
ない。このため、熱応動部材12はアイロンの非
使用時において応力を生じていないか若しくは軽
微な応力を生じる状態にして設けることができ、
したがつて、非使用時における熱応動部材12の
変形をないか軽微にして、この部材12の動作温
度のばらつきを防止できるものである。
なお、本発明の実施に当つては、発明の要旨に
反しない限り、ベース、気化室、タンク、開閉装
置、熱応動部材、操作部、スプリング等の具体的
な構造、形状、位置等は、上記一実施例に制約さ
れることなく、種々の態様に構成して実施できる
ことは勿論である。
〔発明の効果〕
上記特許請求の範囲に記載の構成を要旨とする
本発明によれば、ベースの熱が蒸発適正温度以上
に達する際の熱応動部材の変形力により、タンク
から気化室内へ供給される水の流通と遮断をなす
開閉装置を開き動作させるとともに、ベースの熱
が蒸発適正温度以下になる際においてはスプリン
グの付勢力により上記開閉装置を閉じ動作させる
ので、熱応動部材で開閉装置を常に閉じさせる力
を担う必要がなくなつて、この熱応動部材の動作
温度のばらつきを防止できる効果がある。これと
ともに操作部の手動操作によつて、スチームの噴
出を伴う状態のアイロン掛けからスチームの噴出
を伴わないドライ状態のアイロン掛けに必要によ
り切換えて使用でき、使い勝手を向上できる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1
図は一部を断面して示す側面図、第2図aは係合
手段の側面図、第2図bは同手段の平面図、第3
図は弁開温度設定手段の縦断側面図である。 3……ベース、4……タンク、9……開閉装
置、9a……操作部、10……気化室、12……
熱応動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱されるベースと、このベースに設けられ
    た気化室と、上記ベースの上方に配置したタンク
    と、このタンク内から上記気化室に供給される水
    の流通と遮断をなす開閉装置と、上記ベースに設
    けられて開閉装置を動作させるバイメタル製の熱
    応動部材と、上記開閉装置を常に閉じ方向に付勢
    して設けられるとともに上記開閉装置を上記ベー
    スの熱が蒸発適正温度以下で閉じさせるスプリン
    グと、上記タンク内から上記気化室に供給される
    水の流通の遮断をなすとともにアイロン外部から
    手動操作可能な操作部とを備えたことを特徴とす
    るスチームアイロン。
JP12803185A 1985-06-14 1985-06-14 スチームアイロン Granted JPS6116800A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12803185A JPS6116800A (ja) 1985-06-14 1985-06-14 スチームアイロン

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JP12803185A JPS6116800A (ja) 1985-06-14 1985-06-14 スチームアイロン

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JPS6116800A JPS6116800A (ja) 1986-01-24
JPS6241758B2 true JPS6241758B2 (ja) 1987-09-04

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JP12803185A Granted JPS6116800A (ja) 1985-06-14 1985-06-14 スチームアイロン

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218394Y1 (ja) * 1964-08-15 1967-10-24
JPS445264Y1 (ja) * 1966-02-04 1969-02-25
FR2358498A1 (fr) * 1976-07-15 1978-02-10 Fibelco Nv Fer a repasser a generateur de vapeur

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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FR2358498A1 (fr) * 1976-07-15 1978-02-10 Fibelco Nv Fer a repasser a generateur de vapeur

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Publication number Publication date
JPS6116800A (ja) 1986-01-24

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