JPH0154078B2 - - Google Patents

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JPH0154078B2
JPH0154078B2 JP61302008A JP30200886A JPH0154078B2 JP H0154078 B2 JPH0154078 B2 JP H0154078B2 JP 61302008 A JP61302008 A JP 61302008A JP 30200886 A JP30200886 A JP 30200886A JP H0154078 B2 JPH0154078 B2 JP H0154078B2
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JP
Japan
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thermally responsive
responsive member
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recess
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JP61302008A
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English (en)
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JPS62295698A (ja
Inventor
Nobutaka Ogata
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用されるスチームアイロ
ンに関するものである。
従来の技術 従来、この種のスチームアイロンは、例えば米
国特許第4125953号明細書に記載されているよう
に、ベースが水の蒸発に適正でない温度であると
きは気化室へ水が供給されないように開閉装置を
制御するものが考えられていた。具体的には、ベ
ースの上面に一端が固定されたバイメタル等の熱
応動部材によつてベースの温度を感知し、ベース
温度が水を気化するのに適正でない場合に開閉装
置を介して水通路を閉じるようにしたものであ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような構成の熱応動部材は
ベースの熱で加熱されることにより徐々に可動す
るものであることから、安定したスチームの噴出
が得られないものである。すなわち、ベースの温
度上昇にともない熱応動部材が上方へ徐々に曲が
り開閉装置もこれと連動して上方へ徐々に移動す
る。水通路が少しでも開かれるとタンク内の水は
気化室へ供給され、この水と接することにより気
化室の温度低下が生じて、熱応動部材は気化室の
温度低下を感知して下方に戻るように動作し、開
閉装置もこれと連動して水通路を十分に開かない
うちに再び閉じてしまい水の供給が停止されてし
まうからである。そこで、所定の温度に達すると
反転し急速に可動するバイメタルを用いることが
考えられるが、スチームアイロンの水通路を開閉
し水の流通を確実に行うためには可動ストローク
を大きくしなければならない課題がある。しかし
ながら、バイメタルの反転を利用して可動ストロ
ークを大きくするにはバイメタルの曲げを大きく
して深くすればよいが、反転時の応力が強くなり
ベース温度に対する追随性が悪くなるため、水通
路を開く温度と閉じる温度のデフアレンシヤルが
大きくなつてしまう。したがつて、ベースが水の
蒸発適正温度に達しても水通路を開成しなかつた
り、また不適正温度に低下しても閉成しないとい
う問題があるほか、おのずとその曲げ形状にも限
界があつて十分なストロークを得ることはできな
いものであつた。
そこで、本発明は所定の温度に達すると急速に
可動する熱応動部材の可動時の応力を小さくし、
しかも可動ストロークを大きくして水の流通を円
滑にするものである。
問題点を解決するための手段 そして、上記問題点を解決する本発明の技術的
な手段は、熱応動部材を収容する凹部の端部を底
面中央部より高くするとともに、熱応動部材の外
形寸法よりもわずかに大きく設定したものであ
る。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、熱応動部材が加熱されて反転したとき
その端部が底面中央部より高く形成されている凹
部の端部に支持されるため、熱応動部材自体の反
転ストロークに凹部の高さを加えた大きなストロ
ークが得られるものである。この結果、水通路を
急速にしかも小さな反転時の応力により大きく開
成させることができるので、円滑な水の供給と正
確な開閉が行えるようになるものである。また、
凹部の端部を熱応動部材の外形寸法よりもわずか
に大きく設定したことにより、熱応動部材はその
反転動作によつて位置づれが生じることもなくな
り、所定の反転ストロークを確実に開閉装置に伝
達することができるようになるものである。
実施例 以下本発明の一実施例を添附図面にもとづいて
説明する。図において、1はヒータ2が埋設され
たベースであり、気化室3およびスチーム穴4が
形成されている。5は気化室3を覆うベース蓋、
6はベース1全体を上方より覆うカバーである。
7はベース1の上方に設置した把手であり、内部
にタンク8が形成されている。9は上記把手7の
下面に固着されてタンク8を画成する底板で、開
口10と、上方に突出した筒状の突出筒部11が
形成され、この突出筒部11の上面は支持穴12
が形成されている。13は底板9の裏面に固着さ
れた水通路形成部材であり、開口10および突出
筒部11の下面を覆うとともに、底板9との間で
水通路14を形成している。15はベース1の気
化室3の外後部に気化室3とは画成して形成した
凹部で、その端部15aは底面中央部15bより
高く形成するとともに、この端部15aより底面
中央部15bに向つて傾斜させている。16はこ
の凹部15内に配置されベース温度を感知して反
転動作する反転式バイメタル等の熱応動部材で、
常温時は凹部15の成面形状と同様端部16aが
中央部より高くなるように曲げて収容してあり、
所定の温度に加熱されると中央部が上方へ突状に
反転するよう構成されている。17は凹部15を
覆う蓋であり、この蓋17の中央には熱応動部材
16の反転動作によつて上下動するピン18を摺
動自在に保持するガイド孔19が形成されてい
る。20は上部に開口10を開閉する開閉弁21
を一体に設けた弁軸20aを有する第1の開閉装
置であり、開口10およびこの開口10の下方に
位置する水通路形成部材13の開口部22を貫通
し、バネ23により、開閉弁21が開口10を閉
じるように下方に付勢されている。24は水通路
形成部材13の開口部22の下面を覆う可撓性の
パツキングである。上記第1の開閉装置20はピ
ン18を介して熱応動部材16の反転動作による
上下動に応動して上下動し、開口10を開閉す
る。25は突出筒部11の下面に対向して水通路
形成部材13に設けられた滴下ノズルである。こ
の滴下ノズル25の下方に位置するベース蓋5に
は開口26が形成され、滴下ノズル25から滴下
した水は、この開口26を通り気化室3内に供給
されるようになつている。27は突出筒部11内
を上下動し、その下端で滴下ノズル25の開口を
開閉する開閉桿27a等を有する第2の開閉装置
であり、常時上方に付勢され、滴下ノズル25の
開口を開放しているが、上端の操作ボタン28を
手動により下方に押圧すると開閉桿27aが下降
し滴下ノズル25の開口を閉塞する。29は滴下
ノズル25とベース蓋5の開口26を連結するパ
ツキングである。
上記構成において、スチームを利用してアイロ
ン掛けを行なう場合には操作ボタン28の押圧を
解除し、開閉桿27aを上昇し、滴下ノズル25
の開口を開放する。ヒータ2への通電初期等のよ
うにベース1の温度がスチーム適正温度より低い
と熱応動部材16は第1図に示す状態にあり、開
閉弁21は開口10を閉塞している。従つて、水
通路14内には水が流入せず滴下ノズル25が開
放されても気化室3内へ供給されることはない。
そして、ヒータ2によりベース1が加熱され、
水を気化するために適正な温度に達すれば、熱応
動部材16は第2図に示すようにその中央部が上
方へ突状に反転し、ピン18を介して弁軸20a
を上昇させて第1の開閉装置20を急速に可動さ
せて開口10を開放する。このとき、熱応動部材
16の端部16aは凹部15の底面中央部15b
より高い端子15aで支持されるため、第5図で
示すように熱応動部材16の反転ストロークAに
凹部15の端部15aの高さBを加えた大きなス
トロークCが得られ、前記開口10を大きく開成
することができる。この状態において、タンク8
内の水は水通路14を通り滴下ノズル25から気
化室3へ供給され、気化室3内で発生したスチー
ムはスチーム穴4から排出される。もちろん、使
用中であつても操作ボタン28を押下げ、第2の
開閉装置27により滴下ノズル25の開口を閉塞
することによつて気化室3への水の供給を停止さ
せることは可能であり、スチームとドライの切替
えは手動操作によつて任意に行える。
なお、凹部15の底面は端部15aから中央部
15bに向つて傾斜させれば、凹部15底面が熱
応動部材16の下面に近接しベース温度の受感を
一層良好なものにすることができる。また、本発
明のスチームアイロンは実施例に示された位置や
形状に特定されるものではなく、要は、熱応動部
材の反転ストロークにこの熱応動部材を支持する
端部の高さが加えられるようにしたものであれば
よい。
発明の効果 以上のように本発明のスチームアイロンは、熱
応動部材を収容した凹部の端部を底面中央部より
高くしたことにより、加熱されて上方へ突状に反
転したときその端部が凹部の端部に支持されるた
め、熱応動部材自体の反転ストロークに凹部の高
さを加えた大きなストロークを得ることができ
る。したがつて、水通路を急速にしかも小さな反
転時の応力で大きく開放させることができるの
で、円滑な水の供給により安定したスチームの噴
出が行えるとともに、水の気化適正温度に対して
精度の高い動作が得られるものである。また、熱
応動部材を収容した凹部の端部を、上記熱応動部
材の外形寸法よりもわずかに大きく設定したこと
により、熱応動部材をこの凹部に置くだけで所定
の位置に配置でき、組立てが容易に行えるととも
に、熱応動部材はその反転動作を繰り返しても所
定の位置に規制されるため、開閉装置に対する相
対位置関係にづれが生じることもなくなり、所定
の反転ストロークを確実に開閉装置に伝達するこ
とができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスチームアイ
ロンの要部断面図、第2図はスチーム発生時にお
ける同要部断面図、第3図は同要部分解斜視図、
第4図は同スチームアイロンのベース蓋を取除い
たベースの上面図、第5図は同要部を拡大した作
用図である。 1……ベース、2……ヒータ、3……気化室、
8……タンク、14……水通路、15……凹部、
15a……端部、16……熱応動部材、20,2
7……開閉装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒータで加熱されるベースと、このベースに
    設けた気化室と、上記ベースの上方に配置したタ
    ンクと、このタンク内の水を前記気化室へ供給す
    る水通路と、この水通路を開閉する開閉装置と、
    この開閉装置を動作させる反転式の熱応動部材
    と、この熱応動部材を収容する凹部とを備え、上
    記凹部の端部を底面中央部より高くするととも
    に、熱応動部材の外形寸法よりもわずかに大きく
    設定したスチームアイロン。
JP30200886A 1986-12-18 1986-12-18 スチ−ムアイロン Granted JPS62295698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30200886A JPS62295698A (ja) 1986-12-18 1986-12-18 スチ−ムアイロン

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JP30200886A JPS62295698A (ja) 1986-12-18 1986-12-18 スチ−ムアイロン

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Publication Number Publication Date
JPS62295698A JPS62295698A (ja) 1987-12-23
JPH0154078B2 true JPH0154078B2 (ja) 1989-11-16

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ID=17903775

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JP30200886A Granted JPS62295698A (ja) 1986-12-18 1986-12-18 スチ−ムアイロン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4120515Y1 (ja) * 1966-06-28 1966-10-04
JPS4210740Y1 (ja) * 1967-01-18 1967-06-14
US4125953A (en) * 1976-07-15 1978-11-21 Fibelco N.V. Steam iron

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5174774U (ja) * 1974-12-06 1976-06-11

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JPS62295698A (ja) 1987-12-23

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