JPS6241527Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6241527Y2
JPS6241527Y2 JP18716382U JP18716382U JPS6241527Y2 JP S6241527 Y2 JPS6241527 Y2 JP S6241527Y2 JP 18716382 U JP18716382 U JP 18716382U JP 18716382 U JP18716382 U JP 18716382U JP S6241527 Y2 JPS6241527 Y2 JP S6241527Y2
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JP
Japan
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come
electric wire
along
rope
wire
Prior art date
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JP18716382U
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English (en)
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JPS5992512U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は架空送電線工事用の電工乗かご吊下装
置に係る。
〔考案の技術的背景〕
架空送電線の延線作業において、現在延線中の
電線の終端と次のドラムの電線の始端とを接続す
るには、第1図A〜Cに示す手順をとる。すなわ
ち、第1図Aに示すように延線車21により現に
延線中の電線22の延線車21から延線方向に若
干はなれた位置にカムアロング23を取付ける。
次に、同図Bに示すように延線車21により電線
22を接続作業場Cまで送り出し、これをカムア
ロング23にワイヤ24,ウインチ25による仮
止状態とし、延線車21により次のドラム26の
電線27の始端を接続作業場Cに送込む。ここで
接続を行い、カムアロング23のワイヤ24をゆ
るやかに繰出し、ワイヤ24に作用していた張力
を次第に電線に移した後、カムアロング23を取
外し延線を再開する。
〔背景技術の問題点〕
上記の一連の作業の最終手順、すなわちカムア
ロング23の取外しは電工Mが第3図Cに示すよ
うに電線27,22に宙乗りしてカムアロング2
3の位置まで行かなければならず、特殊技能を要
するのみでなく安全面からも問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に基きなされたもので、カ
ムアロングの取外しを安全に行うため、展開され
た電線に乗かごを吊下げることができ、しかも作
業終了後は地表から回収し得る電工乗かご吊下装
置を得ることを目的としている。
〔考案の概要〕
本考案においては、乗かご昇降用の吊上げロー
プを係合させる定滑車を支持する装置筐体を、操
作ロープの引張りにより解除可能の電線掴持手段
により、電線に取り付けるようにして前記目的を
達成している。
〔考案の実施例〕
第2図に示すように、本考案装置は、底板1a
と、その上面一側に立設した第1の支持板1b
と、他側に立設した第2の支持板1cとをそなえ
た装置筐体1を有する。底板1a下面には定滑車
2が取付けてあり、第1の支持板1bには筐体1
内に突出してブラケツト3が取付けてある。この
ブラケツト3には上方に向つて凹な曲面を呈する
電線押え板4下面に、その先端を遊嵌させた螺杆
5が螺合されている。
第2の支持板1c上端近傍には螺杆5に垂直な
軸6を中心として可回動に逆J字状のフツク板7
が取付けてある。なおこのフツク板7には支持板
側に植立したピン8、フツク板側に植立したピン
9にそれぞれ両端を係合させ、軸6に装着された
リングばね10により、フツク板7自由端が上方
に向う方向のばね力が印加されている。
また、支持板1cには軸6と平行な軸11を中
心として可回動にストツパ12が設けてあり、こ
のストツパ12の上端はフツク板7下端に形成し
た切欠7a内に位置させてある。ストツパ12に
は、軸11に装着され一端を支持板7側に植立し
たピン13に、他端をストツパ側縁に係合させた
リングばね14によつて、その上端がフツク板7
からはなれる方向のばね力が印加されている。
さらに、ストツパ12下部のばね力による回動
時、回動前頭となる側縁には円弧状切欠12aが
形成してあり、この切欠12aには軸11と平行
な軸15を中心として可回動に支持板1cに設け
たトリガ16の円弧状先端部16aが係合されて
いる。
トリガ16の自由端には、底板1aに設けたガ
イドプーリ17、電線22上方を経由して地表に
至る操作ロープ18が取付けられている。
上記構成の本考案装置を使用して、カムアロン
グ23の取外しは次のようにして行われる。ま
ず、第3図Aに示すようにカムアロング23取付
時に、その近傍において電線22に本考案装置を
第2図に示すように、フツク板7と電線押え板4
との間に電線22をはさみ込んで取付けておく。
定滑車2には吊下用ロープ19をかけ渡してお
く。
以下第1図A〜Cに示した手順と同様にして電
線22,27の接続を行う。
次に、吊上げ用ロープ19の一端に乗かご20
を固着し、他端をウインチ25に連結し、電工
A1が乗かご20に乗り、同A2が操作用ロープ1
8を十分にたるませて保持し、意図しないのにロ
ープ18が引かれることがないようにする。
ここで、ウインチ25により乗かご20を吊上
げる。電工A1がカムアロング23に接近した時
点でウインチ25を停止させ、カムアロング23
の取外しを行う。取外しが終つたならばウインチ
25を逆転させ、電工A1を地表に戻す。
ここで、電工A2は操作ロープ18を引張る。
すると、トリガ16がその自由端を下降させる方
向に回動され、その先端16aはストツパ12の
切欠から外れ、ストツパ12に対する拘束は消失
する。これによつてストツパ12の上端はフツク
板7の切欠7aから外れるので、フツク板7は第
2図Bに示すように上端を上昇させる方向に回動
し、電線22から外れる。ここで、操作ロープ1
8を繰出して本考案装置を回収することができ
る。
第4図は本考案の他の実施例を示す。この実施
例にあつては、装置筐体31は長方形の一長辺の
約1/2を欠如した形状の断面を呈する筒体31a と、欠如部に対向する断面短辺端末に下端を枢着
され欠如部を閉鎖する開閉自在のふた31bとを
有する。なお、ふた31bは留金32によつて閉
鎖状態に維持され、その解除によつて開放可能と
される。
装置筐体31上部には、筐体断面短辺に平行な
軸を有する滑車33が設けてあり、下部には滑車
軸に垂直な出力軸を有し出力軸端に上方に向つて
凹な電線押え板34を有する油圧ラム35が設け
てある。なお、図中36は加圧ハンドル、37は
戻しレバー、38は戻しレバーと回収用ロープ3
8間を連結するロツドを示す。
この実施例の装置は次のようにして使用する。
まず、ふた31bを開きカムアロング23の近傍
で電線22を電線押え板34と滑車33との間に
はさむ。次いで加圧ハンドル36を駆動して油圧
ラム35を加圧し、電線22を滑車33、押え板
34間に強固にはさみ込み本実施例装置を電線2
2に取付け、ふた31bを閉じ留金32で固定す
る。
このようにして、第1図A〜Cに示す手順に従
い電線22,27の接続を終了し、カムアロング
23の張力をケーブル22,27に移行させる。
この後、第2図A,Bに示した実施例と同様にし
てカムアロング23の取外し、作業員の地表への
帰戻を行う。次に吊上げ用ロープ19を回収す
る。
最後に回収用ロープ38を引張り戻しレバー3
7を操作して油圧ラム35を除圧し、電線の挾圧
を解除する。ここで、回収用ロープ38で誘導し
乍ら本実施例装置を延線車21近傍まで下降さ
せ、ここでふた31bを開き装置を電線から取外
す。
〔考案の効果〕 上記から明らかなように、本考案装置によれ
ば、電工は安全な乗かごに乗つてカムアロングの
取外しを行うことができるばかりでなく、地表か
ら本考案装置を回収することができるので、作業
安全上きわめて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Cは従来のカムアロング取外し作業
を説明するための略図、第2図A,Bは本考案一
実施例の異る状態の正面図、第3図A,Bは前記
一実施例の使用法を説明するための略図、第4図
は本考案の他の実施例の側面図である。 1……装置筐体、2……定滑車、4……電線押
え板、7……フツク板、12……ストツパ、16
……トリガ、18……操作ロープ、19……吊上
げ用ロープ、20……乗かご。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装置筐体と、この装置筐体下面に取付けた定滑
    車と、装置筐体内に設けられ操作ロープの引張り
    により解除可能の電線掴持手段とを有することを
    特徴とする架空送電線工事用電工乗かご吊下装
    置。
JP18716382U 1982-12-13 1982-12-13 架空送電線工事用電工乗かご吊下装置 Granted JPS5992512U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18716382U JPS5992512U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 架空送電線工事用電工乗かご吊下装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18716382U JPS5992512U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 架空送電線工事用電工乗かご吊下装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5992512U JPS5992512U (ja) 1984-06-23
JPS6241527Y2 true JPS6241527Y2 (ja) 1987-10-24

Family

ID=30404074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18716382U Granted JPS5992512U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 架空送電線工事用電工乗かご吊下装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5992512U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5992512U (ja) 1984-06-23

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