JPS624144B2 - - Google Patents
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- JPS624144B2 JPS624144B2 JP22953483A JP22953483A JPS624144B2 JP S624144 B2 JPS624144 B2 JP S624144B2 JP 22953483 A JP22953483 A JP 22953483A JP 22953483 A JP22953483 A JP 22953483A JP S624144 B2 JPS624144 B2 JP S624144B2
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- Japan
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- mercury
- bag
- flow path
- cooling water
- cooling medium
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- Expired
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Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高周波誘電加温方式による温熱治療用
生体内溜置アプリケータ装置に関する。
生体内溜置アプリケータ装置に関する。
発明者は、既に特願昭57―171043（特開昭59―
62049号、生体内植込式アプリケータ）、特願昭57
―210451（特開昭59―101146号、抜去可能な生体
内植込アプリケータ）、及び特願昭58―3342（特
開昭59―129058号、内腔挿入式アプリケータ）に
おいて、癌治療における高周波誘電加温方式の温
熱療法の効果を高めるために、体内にアプリケー
タを溜置する発明を提案し、モデル実験、動物実
験及び臨床試験を行つて来たが、更に実用性の高
いアプリケータ装置を発明するに至つたものであ
る。
62049号、生体内植込式アプリケータ）、特願昭57
―210451（特開昭59―101146号、抜去可能な生体
内植込アプリケータ）、及び特願昭58―3342（特
開昭59―129058号、内腔挿入式アプリケータ）に
おいて、癌治療における高周波誘電加温方式の温
熱療法の効果を高めるために、体内にアプリケー
タを溜置する発明を提案し、モデル実験、動物実
験及び臨床試験を行つて来たが、更に実用性の高
いアプリケータ装置を発明するに至つたものであ
る。
即ち、生体内に溜置するアプリケータは、電気
工学的にはできるだけ大表面積の金属電極を包含
するものでないと、広範囲にわたつて有効な加温
ができない。しかし、例えば、直径10cm〜20cmの
ような大型の金属電極を生体内に挿入するには外
科的手段に頼らざるを得ない。発明者は上記出願
の中でも、このような問題を解決するために液体
金属を利用することに言及して来たが、実験を行
つてみると、水銀は大変重い金属であるため、簡
単にはアプリケータ内に循環させて冷却まではで
きないことが判明した。
工学的にはできるだけ大表面積の金属電極を包含
するものでないと、広範囲にわたつて有効な加温
ができない。しかし、例えば、直径10cm〜20cmの
ような大型の金属電極を生体内に挿入するには外
科的手段に頼らざるを得ない。発明者は上記出願
の中でも、このような問題を解決するために液体
金属を利用することに言及して来たが、実験を行
つてみると、水銀は大変重い金属であるため、簡
単にはアプリケータ内に循環させて冷却まではで
きないことが判明した。
そこで、本発明は、水銀をアプリケータ内の注
入して電極として利用する一方、電極冷却は水を
循環させて行う方式を実現しようとしてなされた
もので、この場合の問題は水を循環させても水銀
が重いために下に沈んでしまい、水銀と生体組織
の接触部分に火傷を起こしてしまう点にあること
が判明した。
入して電極として利用する一方、電極冷却は水を
循環させて行う方式を実現しようとしてなされた
もので、この場合の問題は水を循環させても水銀
が重いために下に沈んでしまい、水銀と生体組織
の接触部分に火傷を起こしてしまう点にあること
が判明した。
そこで、本発明は水銀溜と冷却水路とを独立さ
せ、水銀溜と生体組織との間に、可及的に薄い流
路で確実に冷却水が行きわたるようにした温熱治
療用生体内溜置アプリケータ装置を提供しようと
するものである。
せ、水銀溜と生体組織との間に、可及的に薄い流
路で確実に冷却水が行きわたるようにした温熱治
療用生体内溜置アプリケータ装置を提供しようと
するものである。
以下図示する実施例により本発明を詳細に説明
すると、第１図の実施例は、胃の中に挿入し抜去
し得る胃内アプリケータ装置を示し、１は内径10
mmの塩化ビニル樹脂製のシース管からなる導入管
で、先端に直径20cm以上まで脹れる丈夫な二重の
バルーンが設けてある。内側のバルーンは水銀溜
バツク２を構成し、前記導入管１内に導通した内
径５mmの壁薄管からなる水銀注入注出管３が接続
してある。外側のバルーンは冷却水流路バツク４
を構成し、前記導入管１内に導通した内径２mmの
壁薄管からなる二本の冷却水流路管５が接続して
ある。更に、水銀溜バツク２となる内側のバルー
ンの外表面には、厚さ５mm、幅２mm程度のゴム性
短冊状の冷却流路スペーサ６が冷却水の流路方向
に沿つて設けてある。
すると、第１図の実施例は、胃の中に挿入し抜去
し得る胃内アプリケータ装置を示し、１は内径10
mmの塩化ビニル樹脂製のシース管からなる導入管
で、先端に直径20cm以上まで脹れる丈夫な二重の
バルーンが設けてある。内側のバルーンは水銀溜
バツク２を構成し、前記導入管１内に導通した内
径５mmの壁薄管からなる水銀注入注出管３が接続
してある。外側のバルーンは冷却水流路バツク４
を構成し、前記導入管１内に導通した内径２mmの
壁薄管からなる二本の冷却水流路管５が接続して
ある。更に、水銀溜バツク２となる内側のバルー
ンの外表面には、厚さ５mm、幅２mm程度のゴム性
短冊状の冷却流路スペーサ６が冷却水の流路方向
に沿つて設けてある。
上記の構成からなる実施例の使用態様を説明す
ると、先ず、導入管１の先端を胃の中に導入し、
水銀注入注出管から水銀を水銀溜バツク２内に注
入していき、予め計算した胃容量の90％程度まで
水銀を注入した後、冷却水を冷却水流路管５を介
して冷却水流路バツク４内に注入し、胃内壁全体
にわたつて冷却水流路バツク４を密着させると共
に、冷却水の循環によりその内側の水銀溜バツク
２内の水銀を冷却する。通電は水銀注入注出管３
を介して行われ、胃内壁の癌の加温ばかりでな
く、胃周囲の重要臓器の加温をも可能とするもの
である。治療後は冷却水流路バツク４の圧力を高
めて、内側の水銀溜バツク２内の水銀を注出した
後、冷却水を注出して導入管１と共に全体を抜去
することができる。
ると、先ず、導入管１の先端を胃の中に導入し、
水銀注入注出管から水銀を水銀溜バツク２内に注
入していき、予め計算した胃容量の90％程度まで
水銀を注入した後、冷却水を冷却水流路管５を介
して冷却水流路バツク４内に注入し、胃内壁全体
にわたつて冷却水流路バツク４を密着させると共
に、冷却水の循環によりその内側の水銀溜バツク
２内の水銀を冷却する。通電は水銀注入注出管３
を介して行われ、胃内壁の癌の加温ばかりでな
く、胃周囲の重要臓器の加温をも可能とするもの
である。治療後は冷却水流路バツク４の圧力を高
めて、内側の水銀溜バツク２内の水銀を注出した
後、冷却水を注出して導入管１と共に全体を抜去
することができる。
第３図は、他の実施例として体内植込式のアプ
リケータ装置を示し、水銀溜バツク２とその外周
を覆う冷却水流路バツク４はともに直径10cm、厚
さ１cm程度の円盤状の柔軟なゴム性バツクで構成
してあり、水銀溜バツク２には水銀注入注出管３
が、冷却水流路バツク４には二本の冷却水流路管
５が夫々接続してある。冷却水流路バツク４内に
は、厚さ１cm、幅３mm程度の冷却流路スペーサ６
が流路方向に沿つて設けてあり、水銀の重みによ
つて冷却水の循環が妨げられないように構成して
ある。尚、植込部位の条件さえよければ、水銀溜
バツク４の圧と冷却水流路圧を平衡させることに
よつて、冷却流路スペーサ６をなくすことも可能
である。上記の実施例の植込式のアプリケータ装
置の場合も、先の実施例の場合と同様に、生体組
織に密着して深部加温を有効に行うことができ、
特に電極である水銀は、複雑な形状の臓器の形に
合わせて変形自在であるから、固形金属を電極に
用いた場合に比較して加温特性は遥かに安定した
ものとなる。
リケータ装置を示し、水銀溜バツク２とその外周
を覆う冷却水流路バツク４はともに直径10cm、厚
さ１cm程度の円盤状の柔軟なゴム性バツクで構成
してあり、水銀溜バツク２には水銀注入注出管３
が、冷却水流路バツク４には二本の冷却水流路管
５が夫々接続してある。冷却水流路バツク４内に
は、厚さ１cm、幅３mm程度の冷却流路スペーサ６
が流路方向に沿つて設けてあり、水銀の重みによ
つて冷却水の循環が妨げられないように構成して
ある。尚、植込部位の条件さえよければ、水銀溜
バツク４の圧と冷却水流路圧を平衡させることに
よつて、冷却流路スペーサ６をなくすことも可能
である。上記の実施例の植込式のアプリケータ装
置の場合も、先の実施例の場合と同様に、生体組
織に密着して深部加温を有効に行うことができ、
特に電極である水銀は、複雑な形状の臓器の形に
合わせて変形自在であるから、固形金属を電極に
用いた場合に比較して加温特性は遥かに安定した
ものとなる。
尚、実施例では冷却媒体として冷却水を用いて
いるが、他の冷却媒体を適宜使用し得ることは勿
論である。
いるが、他の冷却媒体を適宜使用し得ることは勿
論である。
第１図は本発明装置の一実施例の使用態様を示
す概略説明図、第２図は第１図の―線に沿つ
た断面を示す断面図、第３図は他の実施例の使用
態様を示す概略説明図である。 ２：水銀溜バツク、３：水銀注入注出管、４：
冷却水流路バツク、５：冷却水流路管。
す概略説明図、第２図は第１図の―線に沿つ
た断面を示す断面図、第３図は他の実施例の使用
態様を示す概略説明図である。 ２：水銀溜バツク、３：水銀注入注出管、４：
冷却水流路バツク、５：冷却水流路管。
Claims (1)
- １ 印加電極として流体金属である水銀を注入注
出可能に収容する水銀溜バツクと、該水銀溜バツ
クを覆つて冷却媒体を循環させるため該冷却媒体
を流入流出可能に水銀溜バツクの外周に設けた冷
却媒体流路バツクとからなる高周波誘電加温方式
による温熱治療用生体内溜置アプリケータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22953483A JPS60119963A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 温熱治療用生体内溜置アプリケ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22953483A JPS60119963A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 温熱治療用生体内溜置アプリケ−タ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60119963A JPS60119963A (ja) | 1985-06-27 |
| JPS624144B2 true JPS624144B2 (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=16893672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22953483A Granted JPS60119963A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 温熱治療用生体内溜置アプリケ−タ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60119963A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0511882Y2 (ja) * | 1987-01-06 | 1993-03-25 |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP22953483A patent/JPS60119963A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60119963A (ja) | 1985-06-27 |
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