JPH0511882Y2 - - Google Patents
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- JPH0511882Y2 JPH0511882Y2 JP1987000401U JP40187U JPH0511882Y2 JP H0511882 Y2 JPH0511882 Y2 JP H0511882Y2 JP 1987000401 U JP1987000401 U JP 1987000401U JP 40187 U JP40187 U JP 40187U JP H0511882 Y2 JPH0511882 Y2 JP H0511882Y2
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- electrode
- tube
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/02—Details
- A61N1/04—Electrodes
- A61N1/06—Electrodes for high-frequency therapy
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、例えば癌治療、特に生体の腔内に
アプリケータを挿入し、直腸等の癌組織を加温治
療する高周波温熱治療装置に関する。
アプリケータを挿入し、直腸等の癌組織を加温治
療する高周波温熱治療装置に関する。
(ロ) 従来の技術
高周波温熱治療装置、特に生体の腔内にアプリ
ケータ（高周波を印可する電極部と皮膚面を冷却
保護する冷却部とから成る）を挿入し、直腸癌等
の疾患部を治療する治療装置として、従来は、フ
レキシブル電極を備えたバルーンカテーテルタイ
プのものと、試験管構造のような挿入筒体内部に
電極を備えた直管固定タイプのものとが知られて
いる。何れの治療装置においても、電極部を冷却
する冷却構造を有し、例えば直管型では腔内挿入
筒体内に冷却液を充填配備することで、加温目標
（癌疾患部位）に対応する身体表面を冷却保護す
る構成となつている。治療に際しては、一対のア
プリケータの一方、つまり腔内挿入筒体（アプリ
ケータ）を肛門部に挿入し、他方のアプリケータ
を疾患部対応位置の身体外表面に対向配置して、
両電極間に高周波電界を印加することで、癌細胞
を加熱治療するものである。
ケータ（高周波を印可する電極部と皮膚面を冷却
保護する冷却部とから成る）を挿入し、直腸癌等
の疾患部を治療する治療装置として、従来は、フ
レキシブル電極を備えたバルーンカテーテルタイ
プのものと、試験管構造のような挿入筒体内部に
電極を備えた直管固定タイプのものとが知られて
いる。何れの治療装置においても、電極部を冷却
する冷却構造を有し、例えば直管型では腔内挿入
筒体内に冷却液を充填配備することで、加温目標
（癌疾患部位）に対応する身体表面を冷却保護す
る構成となつている。治療に際しては、一対のア
プリケータの一方、つまり腔内挿入筒体（アプリ
ケータ）を肛門部に挿入し、他方のアプリケータ
を疾患部対応位置の身体外表面に対向配置して、
両電極間に高周波電界を印加することで、癌細胞
を加熱治療するものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
生体（患者）の極めて狭い腔内に挿入するアプ
リケータ（挿入筒体）は、必然的に小径とならざ
るを得ず、挿入筒体の径は自ずと限定される。こ
のため、挿入筒部の収容空間は極めて狭く、電極
を配備する空間部、つまり冷却液を充填配備する
空間部は、僅かな容積となつている。しかも、従
来の挿入筒体では、適所に冷却液供給部と排出部
とを備えるのみで、充填された冷却液は空間内に
プールし、循環効率が極めて悪い。
リケータ（挿入筒体）は、必然的に小径とならざ
るを得ず、挿入筒体の径は自ずと限定される。こ
のため、挿入筒部の収容空間は極めて狭く、電極
を配備する空間部、つまり冷却液を充填配備する
空間部は、僅かな容積となつている。しかも、従
来の挿入筒体では、適所に冷却液供給部と排出部
とを備えるのみで、充填された冷却液は空間内に
プールし、循環効率が極めて悪い。
第５図及び第６図は、従来の直管タイプのアプ
リケータ（腔内挿入用筒体）５を使用して癌治療
する状態を示す断面図である。挿入筒部５１の内
部空間５３が狭い、つまり冷却液の充填容量が小
さく、且つ液循環効率の悪い腔内挿入筒部５１で
は、第６図に示すように、電極部５２に対応位置
する腔部５４周辺に冷却不足が発生し、腔内粘膜
が高温となつて火傷する等の不利があつた。ま
た、冷却不足が発生した時には、電極部５２に対
応する腔部５４周辺のみが高温となり、第６図に
示すように、腔部５４より比較的距離の開いた加
温目標（癌疾患部）５５を適正に加熱できず、治
療効果が低い等の欠点があつた。また、複数の患
者に治療する場合は、各患者専用の電極装置を用
意するか、共用の場合には、治療後、毎回消毒を
要するという問題があつた。
リケータ（腔内挿入用筒体）５を使用して癌治療
する状態を示す断面図である。挿入筒部５１の内
部空間５３が狭い、つまり冷却液の充填容量が小
さく、且つ液循環効率の悪い腔内挿入筒部５１で
は、第６図に示すように、電極部５２に対応位置
する腔部５４周辺に冷却不足が発生し、腔内粘膜
が高温となつて火傷する等の不利があつた。ま
た、冷却不足が発生した時には、電極部５２に対
応する腔部５４周辺のみが高温となり、第６図に
示すように、腔部５４より比較的距離の開いた加
温目標（癌疾患部）５５を適正に加熱できず、治
療効果が低い等の欠点があつた。また、複数の患
者に治療する場合は、各患者専用の電極装置を用
意するか、共用の場合には、治療後、毎回消毒を
要するという問題があつた。
この考案は、以上のような問題点を解消させ、
腔内挿入用筒体の内部空間が狭くとも電極部の冷
却効率が良く、安全且つ適正に癌治療を実施で
き、複数の患者に治療を行う場合でも、簡便に使
用できる高周波温熱治療装置の電極装置を提供す
ることを目的とする。
腔内挿入用筒体の内部空間が狭くとも電極部の冷
却効率が良く、安全且つ適正に癌治療を実施で
き、複数の患者に治療を行う場合でも、簡便に使
用できる高周波温熱治療装置の電極装置を提供す
ることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用
この目的を達成させるために、この考案の高周
波温熱治療装置の電極装置は、次のような構成と
している。
波温熱治療装置の電極装置は、次のような構成と
している。
電極装置は、一端部に接続部を備えた腔内挿入
用筒体と、この腔内挿入用筒体の接続部を脱着可
能に液密接続する接続受け部を備えた給電用本体
と、この給電用本体の接続受け部に突設され、前
記腔内挿入用筒体に挿入されるセパレータと、こ
のセパレータの先端部に配備され、前記腔内挿入
用筒体に挿入される電極部とから成り、かつ前記
セパレータの幅を前記筒体内壁に当接するように
設定し、前記筒体の前記接続受け部への取付け
で、前記セパレートにより腔内挿入用筒体の内部
空間に冷却液の往路と復路を形成させて構成して
いる。
用筒体と、この腔内挿入用筒体の接続部を脱着可
能に液密接続する接続受け部を備えた給電用本体
と、この給電用本体の接続受け部に突設され、前
記腔内挿入用筒体に挿入されるセパレータと、こ
のセパレータの先端部に配備され、前記腔内挿入
用筒体に挿入される電極部とから成り、かつ前記
セパレータの幅を前記筒体内壁に当接するように
設定し、前記筒体の前記接続受け部への取付け
で、前記セパレートにより腔内挿入用筒体の内部
空間に冷却液の往路と復路を形成させて構成して
いる。
このような構成を有する高周波温熱治療装置の
電極装置では、先端に電極部を備えたセパレータ
が腔内挿入用筒体に挿入配備されている。そし
て、この電極部及びセパレータによつて腔内挿入
用筒体の内部空間は完全に二つに分断され、冷却
液の循環流路（往路・復路）が形成されている。
従つて、例えば給電用本体に備える液供給部から
供給された冷却液は、腔内挿入用筒体の往路を進
み、先端の電極部を周回して復路側へと円滑に流
れ、給電用本体に備える排出部から排出される。
かくして、冷却液は、従来のように挿入筒部内に
プールして湯温となる不利がなく、常時冷温液が
循環し、極めて効率よく電極部を冷却する。従つ
て、電極部に対応する身体表面部は必要以上に加
熱されることがない許かりでなく、加温目標を一
層効率よく加熱でき、治療効果を向上し得る。
電極装置では、先端に電極部を備えたセパレータ
が腔内挿入用筒体に挿入配備されている。そし
て、この電極部及びセパレータによつて腔内挿入
用筒体の内部空間は完全に二つに分断され、冷却
液の循環流路（往路・復路）が形成されている。
従つて、例えば給電用本体に備える液供給部から
供給された冷却液は、腔内挿入用筒体の往路を進
み、先端の電極部を周回して復路側へと円滑に流
れ、給電用本体に備える排出部から排出される。
かくして、冷却液は、従来のように挿入筒部内に
プールして湯温となる不利がなく、常時冷温液が
循環し、極めて効率よく電極部を冷却する。従つ
て、電極部に対応する身体表面部は必要以上に加
熱されることがない許かりでなく、加温目標を一
層効率よく加熱でき、治療効果を向上し得る。
また、腔内挿入用筒体を給電用本体に対し脱着
自在に構成させたから、腔内挿入用筒体を取外す
ことで洗浄が簡易となり、更に腔内挿入用筒体を
交換することで衛生的な治療を実施し得る。
自在に構成させたから、腔内挿入用筒体を取外す
ことで洗浄が簡易となり、更に腔内挿入用筒体を
交換することで衛生的な治療を実施し得る。
(ホ) 実施例
第１図は、この考案に係る高周波温熱治療装置
の電極装置の具体的な一実施例を示す断面図であ
り、第２図は、Ａ−Ａ線断面図である。
の電極装置の具体的な一実施例を示す断面図であ
り、第２図は、Ａ−Ａ線断面図である。
高周波温熱治療装置は、公知のように、癌患部
に高周波電界を印加する電極部と、加温目標（患
部）に対応する身体皮膚面を冷却保護する冷却部
とを備える一対のアプリケータから成り、この一
対のアプリケータは、一方が生体の腔内挿入用で
あり、他方が加温目標に対応する身体表面部位に
対向状に取付けるためのものである。
に高周波電界を印加する電極部と、加温目標（患
部）に対応する身体皮膚面を冷却保護する冷却部
とを備える一対のアプリケータから成り、この一
対のアプリケータは、一方が生体の腔内挿入用で
あり、他方が加温目標に対応する身体表面部位に
対向状に取付けるためのものである。
実施例では、身体表面部位に取付けるアプリケ
ータは、従来のものと同様構成であるので省略
し、この考案の特徴である腔内挿入用アプリケー
タのみを図示し、説明している。
ータは、従来のものと同様構成であるので省略
し、この考案の特徴である腔内挿入用アプリケー
タのみを図示し、説明している。
第１図に示す腔内挿入用アプリケータ（高周波
温熱治療装置）は、給電用本体１と腔内挿入用筒
体２と、セパレータ３と電極部４とから構成され
ている。
温熱治療装置）は、給電用本体１と腔内挿入用筒
体２と、セパレータ３と電極部４とから構成され
ている。
給電用本体１は、一端部を開口した有底の円筒
状筒部１１と、この円筒状筒部１１の底部側に一
体に止着されたコネクタ部１７とからなり、コネ
クタ部１７は、電極固定部１５及びグリツプ部１
６から構成している。この円筒状筒部１１の開口
部内周面に、後述する腔内挿入用筒体２を接続す
るネジ部（接続受け部）１２を形成し、筒部１１
の底部両端部には、パイプ状の液供給部１３、液
排出部１４を突設している。この液供給部１３及
び液排出部１４には、循環構造となつた冷却手段
が接続される（図示せず）。また、円筒状筒部１
１の底面中央には後述するセパレータ３の基部を
取付ける嵌着孔部１８が設けられ、セパレータ３
が突設配備される。
状筒部１１と、この円筒状筒部１１の底部側に一
体に止着されたコネクタ部１７とからなり、コネ
クタ部１７は、電極固定部１５及びグリツプ部１
６から構成している。この円筒状筒部１１の開口
部内周面に、後述する腔内挿入用筒体２を接続す
るネジ部（接続受け部）１２を形成し、筒部１１
の底部両端部には、パイプ状の液供給部１３、液
排出部１４を突設している。この液供給部１３及
び液排出部１４には、循環構造となつた冷却手段
が接続される（図示せず）。また、円筒状筒部１
１の底面中央には後述するセパレータ３の基部を
取付ける嵌着孔部１８が設けられ、セパレータ３
が突設配備される。
前記セパレータ３は、後述する腔内挿入用筒体
２の径に対応した幅を有する偏平な板状の液流路
区画板３１と、前記円筒状筒部１１の径に対応し
た幅を有する偏平な板状の液入出区画板３２とか
ら構成され、実施例では、液流路区画板３１と液
入出区画板３２とを脱着可能に接続している。そ
して、この液流路区画板３１の先端部に平面形状
が楕円形状の偏平な電極板４（第２図参照）を取
付けている。この電極板４のリード先４１は、液
流路区画板３１、液入出区画板３２及び給電用本
体（筒部１１及びコネクタ部１７）１の内部を挿
通し、外部へ引出されている。
２の径に対応した幅を有する偏平な板状の液流路
区画板３１と、前記円筒状筒部１１の径に対応し
た幅を有する偏平な板状の液入出区画板３２とか
ら構成され、実施例では、液流路区画板３１と液
入出区画板３２とを脱着可能に接続している。そ
して、この液流路区画板３１の先端部に平面形状
が楕円形状の偏平な電極板４（第２図参照）を取
付けている。この電極板４のリード先４１は、液
流路区画板３１、液入出区画板３２及び給電用本
体（筒部１１及びコネクタ部１７）１の内部を挿
通し、外部へ引出されている。
上記腔内挿入用筒体２は、電気絶縁資材により
試験管形状の筒体に形成され、筒体２の大径開口
部２１の外周面に前記給電用本体１のネジ部１２
に対応するネジ部（接続部）２２及び液密シール
用のＯリング２３を配備している。この腔内挿入
用筒体２は、前記セパレータ３の液流路区画板３
１長さ（電極板４を含む長さ）より僅か長尺に形
成してある。
試験管形状の筒体に形成され、筒体２の大径開口
部２１の外周面に前記給電用本体１のネジ部１２
に対応するネジ部（接続部）２２及び液密シール
用のＯリング２３を配備している。この腔内挿入
用筒体２は、前記セパレータ３の液流路区画板３
１長さ（電極板４を含む長さ）より僅か長尺に形
成してある。
この腔内挿入用筒体２にセパレータ３を挿入し
た状態において、液流路区画板（電極板４を含
む）３１が筒体２に位置し、電極板４の先端と筒
体２の先端部間に僅かな空隙が開くように設定し
てある。更にこの状態において、筒体２の内部空
間は液流路区画板３１によつて２分割（上下に２
分割）され、この空間上部を液往路２４、空間下
部を液復路２５に設定している。同時に、液入出
区画板３２は、前記円筒状筒部１１の内部を上下
に２分割することで、液供給部１３を液往路２４
と液排出部１４を液復路２５とそれぞれ連通さ
せ、冷却液の循環流路２６を構成する。
た状態において、液流路区画板（電極板４を含
む）３１が筒体２に位置し、電極板４の先端と筒
体２の先端部間に僅かな空隙が開くように設定し
てある。更にこの状態において、筒体２の内部空
間は液流路区画板３１によつて２分割（上下に２
分割）され、この空間上部を液往路２４、空間下
部を液復路２５に設定している。同時に、液入出
区画板３２は、前記円筒状筒部１１の内部を上下
に２分割することで、液供給部１３を液往路２４
と液排出部１４を液復路２５とそれぞれ連通さ
せ、冷却液の循環流路２６を構成する。
第３図は、電極部４の他の実施例を示す断面図
であり、第４図は、Ｂ−Ｂ線断面図である。
であり、第４図は、Ｂ−Ｂ線断面図である。
先の実施例では、平板状の偏平な電極板４を使
用した例を示したが、この実施例では、第４図に
示すように、円柱状の電極を採用し、電極を大き
くすることで適宜な加温目標を効率よく加熱し得
るようになつている。
用した例を示したが、この実施例では、第４図に
示すように、円柱状の電極を採用し、電極を大き
くすることで適宜な加温目標を効率よく加熱し得
るようになつている。
このような構成を有する高周波温熱治療装置の
電極装置を用いて、例えば直腸癌を治療する場合
は、腔内挿入用筒体２を患者の肛門に挿入し、電
極部４を加温目標に対応させる。ここで、腔内挿
入用筒体２の外周部に寸法目盛を刻設しておく時
は、挿入深さを一見して知ることが出来、電極部
４を加温目標位置に正確に対応させ得る。次い
で、液供給部１３から冷却液を円筒状筒体（給電
用本体１）１１内に供給する時、冷却液は往路２
４を流れ、電極板４を周回して復路２５へ移り、
排出部１４から外部へ排出される。かくして、電
極板４は循環する冷却液によつて常時冷却され、
電極板４に対応する身体部位は常に冷却保護さ
れ、安全且つ効率良く癌患部のみが加熱されるこ
ととなる。
電極装置を用いて、例えば直腸癌を治療する場合
は、腔内挿入用筒体２を患者の肛門に挿入し、電
極部４を加温目標に対応させる。ここで、腔内挿
入用筒体２の外周部に寸法目盛を刻設しておく時
は、挿入深さを一見して知ることが出来、電極部
４を加温目標位置に正確に対応させ得る。次い
で、液供給部１３から冷却液を円筒状筒体（給電
用本体１）１１内に供給する時、冷却液は往路２
４を流れ、電極板４を周回して復路２５へ移り、
排出部１４から外部へ排出される。かくして、電
極板４は循環する冷却液によつて常時冷却され、
電極板４に対応する身体部位は常に冷却保護さ
れ、安全且つ効率良く癌患部のみが加熱されるこ
ととなる。
また、給電用本体１と腔内挿入用筒体２とを脱
着自在な構成としたから、給電用本体１に対し腔
内挿入用筒体２を取外すことで、洗浄の簡易性が
達成でき、また腔内挿入用筒体２を交換すること
で、治療の衛生性を確保し得る。
着自在な構成としたから、給電用本体１に対し腔
内挿入用筒体２を取外すことで、洗浄の簡易性が
達成でき、また腔内挿入用筒体２を交換すること
で、治療の衛生性を確保し得る。
(ヘ) 考案の効果
この考案では、以上のように、給電用本体と腔
内挿入用筒体とを脱着自在に取付け、給電用本体
に取付けたセパレータによつて腔内挿入用筒体に
液循環流路を構成させることとしたので、腔内挿
入用筒体の内部空間が小容積であつても、冷却液
は往路及び復路をスムーズに循環する。従つて、
電極部に対応する身体表面部分は、常時冷却さ
れ、必要以上に加温されないから、安全に治療を
受け得る許かりでなく、加温目標の位置に拘ら
ず、適正な加熱効果を発揮させることが出来る。
内挿入用筒体とを脱着自在に取付け、給電用本体
に取付けたセパレータによつて腔内挿入用筒体に
液循環流路を構成させることとしたので、腔内挿
入用筒体の内部空間が小容積であつても、冷却液
は往路及び復路をスムーズに循環する。従つて、
電極部に対応する身体表面部分は、常時冷却さ
れ、必要以上に加温されないから、安全に治療を
受け得る許かりでなく、加温目標の位置に拘ら
ず、適正な加熱効果を発揮させることが出来る。
しかも、この考案では給電用本体と腔内挿入用
筒体とを脱着自在としたから、腔内挿入用筒体を
治療の度に簡易に交換することが出来、衛生的な
治療を実現し得る許かりでなく、腔内挿入用筒体
を給電用本体から取外すことで、洗浄等が容易に
実行できる等、考案目的を達成した優れた効果を
有する。
筒体とを脱着自在としたから、腔内挿入用筒体を
治療の度に簡易に交換することが出来、衛生的な
治療を実現し得る許かりでなく、腔内挿入用筒体
を給電用本体から取外すことで、洗浄等が容易に
実行できる等、考案目的を達成した優れた効果を
有する。
第１図は、実施例高周波温熱治療装置の電極装
置を示す断面図、第２図は、Ａ−Ａ線断面図、第
３図は、電極部の他の実施例を示す要部拡大断面
図、第４図は、Ｂ−Ｂ線断面図、第５図は、従来
の高周波温熱治療装置を使用して治療する状況を
示す断面図、第６図は、従来の高周波温熱治療装
置を使用して治療する状況を示す断面図である。 １……給電用本体、２……腔内挿入用筒体、３
……セパレータ、４……電極部、２６……液循環
流路。
置を示す断面図、第２図は、Ａ−Ａ線断面図、第
３図は、電極部の他の実施例を示す要部拡大断面
図、第４図は、Ｂ−Ｂ線断面図、第５図は、従来
の高周波温熱治療装置を使用して治療する状況を
示す断面図、第６図は、従来の高周波温熱治療装
置を使用して治療する状況を示す断面図である。 １……給電用本体、２……腔内挿入用筒体、３
……セパレータ、４……電極部、２６……液循環
流路。
Claims (1)
- 一端部に接続部を備えた腔内挿入用筒体と、こ
の腔内挿入用筒体の接続部を脱着可能に液密接続
する接続受け部を備えた給電体本体と、この給電
用本体の接続受け部に突設され、前記腔内挿入用
筒体に挿入されるセパレータと、このセパレータ
の先端部に配備され、前記腔内挿入用筒体に挿入
される電極部とから成り、かつ前記セパレータの
幅を前記筒体内壁に当接するように設定し、前記
筒体の前記接続受け部への取付けで、前記セパレ
ータにより、腔内挿入用筒体の内部空間に冷却液
の往路と復路を形成させた高周波温熱治療装置の
電極装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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