JPS624139B2 - - Google Patents
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- JPS624139B2 JPS624139B2 JP53089014A JP8901478A JPS624139B2 JP S624139 B2 JPS624139 B2 JP S624139B2 JP 53089014 A JP53089014 A JP 53089014A JP 8901478 A JP8901478 A JP 8901478A JP S624139 B2 JPS624139 B2 JP S624139B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は入工じん臓透析液自動供給装置に関す
る。
る。
血液の透析は、透析装置の半透膜で隔てられた
血液側と透析液側との間の物質移動によつて行わ
れる。この透析液は血液中から有害な代謝生産物
および水分を透析によつて除去する役目を果す。
しかしながら血液から必須電解液が透析によつて
失われるのを防止するため、透析液は正常な血液
水分中のそれにできるだけ近似した化学組成を持
つていなければならない。透析液は、上記必須電
解質を高濃度に含有する透析液原液を所定の比率
で水で希釈することにより現場で調製される。該
原液は輸送および貯蔵に便利なようにできるだけ
その体積を少なくするため、前記電解質の飽和濃
度で供給され、そのため通常は体積比で、原液1
に対し水34の割合で混合し、希釈するようになつ
ている。もしこの原液と水との混合比を誤まり、
異常濃度の透析液が供給されると患者に重大な結
果をもたらすので、原液からの透析液の調製は極
めて正確に行わなければならない。
血液側と透析液側との間の物質移動によつて行わ
れる。この透析液は血液中から有害な代謝生産物
および水分を透析によつて除去する役目を果す。
しかしながら血液から必須電解液が透析によつて
失われるのを防止するため、透析液は正常な血液
水分中のそれにできるだけ近似した化学組成を持
つていなければならない。透析液は、上記必須電
解質を高濃度に含有する透析液原液を所定の比率
で水で希釈することにより現場で調製される。該
原液は輸送および貯蔵に便利なようにできるだけ
その体積を少なくするため、前記電解質の飽和濃
度で供給され、そのため通常は体積比で、原液1
に対し水34の割合で混合し、希釈するようになつ
ている。もしこの原液と水との混合比を誤まり、
異常濃度の透析液が供給されると患者に重大な結
果をもたらすので、原液からの透析液の調製は極
めて正確に行わなければならない。
原液を所定割合の水で一定濃度の透析液に希釈
し、透析器へ供給するシステムとしては、原液と
水とを所定割合で混合し、調製した透析液を一旦
貯蔵タンクへ貯え、そこから透析器へ連続的に透
析液を供給するバツジ式と、混合した透析液を直
接ポンプで透析器へ連続して供給する連続式とが
知られている。
し、透析器へ供給するシステムとしては、原液と
水とを所定割合で混合し、調製した透析液を一旦
貯蔵タンクへ貯え、そこから透析器へ連続的に透
析液を供給するバツジ式と、混合した透析液を直
接ポンプで透析器へ連続して供給する連続式とが
知られている。
バツチ式はスペースを必要とするものの、もし
も異常があつても貯蔵タンクが空になるまで透析
を継続することができることと、そして一般に機
構が簡素であり、保守および修理が容易である等
の長所を持つている。
も異常があつても貯蔵タンクが空になるまで透析
を継続することができることと、そして一般に機
構が簡素であり、保守および修理が容易である等
の長所を持つている。
また従来のバツチ式システムの多くは、連続式
と同じく原液と水との混合比の決定は比例ポンプ
の使用によつている。ところが血液透析は患者1
人につき数時間継続して行われ、とくに多人数の
患者に単一の供給装置から透析液を供給するよう
になつているセントラル供給方式にあつて非常に
長時間連続して運転されるから、該比列ポンプは
耐久性があり、信頼度の高いものでなくてはなら
ない。
と同じく原液と水との混合比の決定は比例ポンプ
の使用によつている。ところが血液透析は患者1
人につき数時間継続して行われ、とくに多人数の
患者に単一の供給装置から透析液を供給するよう
になつているセントラル供給方式にあつて非常に
長時間連続して運転されるから、該比列ポンプは
耐久性があり、信頼度の高いものでなくてはなら
ない。
本発明は故障発生の原因となる比例ポンプその
他回転部品を使用することなしに、長時間にわた
つて正確に作動し、簡易な機構を使用するバツチ
式の透析液調製および供給装置を提供することを
目的とする。この装置は、原液および水が重力に
よつて混合タンク内へ流下するようになつてお
り、それらの混合比は、該原液および水をそれぞ
れのタンクより混合タンクへ供給するラインに設
置した流量制御弁を通過する原液と水との流量比
が前記混合比と等しくなるように決定することに
よつて所定の値に一定に保たれる。これは該流量
制御弁の上方のヘツド圧がいつも一定であるよう
にそれぞれのタンクの液面を一定水準に維持し、
かつ前記流量制御弁の各々のオリフイスの断面積
の比を所定の混合比およびそれぞれのヘツド圧に
対応して定めることによつて達成される。各ライ
ンには単一の共通の作動手段によつて該ラインを
同時に開閉することのできる弁装置が設けられ、
混合タンクで混合された透析液を貯蔵する貯蔵タ
ンク内の透析液の貯蔵量を感知するセンサ手段か
らの信号に応答して開閉し、混合を停止または再
開するようになつている。好ましくは該弁装置
は、原液タンクおよび水タンクへの液体の供給不
足を感知するセンサ手段からの信号にも応答し、
少なくとも一方のタンクへの液の供給不足が発生
した場合直ちに混合タンクへの流路を閉鎖し、新
たな透析液の調製を停止するようになつている。
他回転部品を使用することなしに、長時間にわた
つて正確に作動し、簡易な機構を使用するバツチ
式の透析液調製および供給装置を提供することを
目的とする。この装置は、原液および水が重力に
よつて混合タンク内へ流下するようになつてお
り、それらの混合比は、該原液および水をそれぞ
れのタンクより混合タンクへ供給するラインに設
置した流量制御弁を通過する原液と水との流量比
が前記混合比と等しくなるように決定することに
よつて所定の値に一定に保たれる。これは該流量
制御弁の上方のヘツド圧がいつも一定であるよう
にそれぞれのタンクの液面を一定水準に維持し、
かつ前記流量制御弁の各々のオリフイスの断面積
の比を所定の混合比およびそれぞれのヘツド圧に
対応して定めることによつて達成される。各ライ
ンには単一の共通の作動手段によつて該ラインを
同時に開閉することのできる弁装置が設けられ、
混合タンクで混合された透析液を貯蔵する貯蔵タ
ンク内の透析液の貯蔵量を感知するセンサ手段か
らの信号に応答して開閉し、混合を停止または再
開するようになつている。好ましくは該弁装置
は、原液タンクおよび水タンクへの液体の供給不
足を感知するセンサ手段からの信号にも応答し、
少なくとも一方のタンクへの液の供給不足が発生
した場合直ちに混合タンクへの流路を閉鎖し、新
たな透析液の調製を停止するようになつている。
本発明の好ましい実施列である図面を参照して
本発明をさらに詳細に説明する。
本発明をさらに詳細に説明する。
第1図において10は原液と水とを混合して透
析液を調製する混合タンクである。原液および水
は、該混合タンク10より高位置にある水タンク
11、および原液タンク12よりライン16,1
7を経て重力によつて供給される。混合タンクは
内部に隔壁18を有し、その両側もしくは少なく
とも液体の流入側に、例えばフツ素樹脂製の多数
のボール19を充填し、原液と水とが乱流を生じ
て十分に混合されるようにするのが好ましい。該
混合タンク10は透析液出口20をタンク側壁上
部に有し、そこからパイプ21を経て混合された
透析液が透析液貯蔵タンク13へオーバーフロー
するようになつている。
析液を調製する混合タンクである。原液および水
は、該混合タンク10より高位置にある水タンク
11、および原液タンク12よりライン16,1
7を経て重力によつて供給される。混合タンクは
内部に隔壁18を有し、その両側もしくは少なく
とも液体の流入側に、例えばフツ素樹脂製の多数
のボール19を充填し、原液と水とが乱流を生じ
て十分に混合されるようにするのが好ましい。該
混合タンク10は透析液出口20をタンク側壁上
部に有し、そこからパイプ21を経て混合された
透析液が透析液貯蔵タンク13へオーバーフロー
するようになつている。
原液タンク12へは、原液貯蔵タンク22から
ライン23を経てポンプによつて原液が送られ
る。該原液貯蔵タンク22から原液タンク12へ
の原液供給量は、原液タンク12からライン16
を経由して混合タンク10へ送られる原液の量よ
り大で、過剰の原液はオーバーフローライン24
を経て原液貯蔵タンク22へ戻される。従つて原
液12の液面レベルは常に一定に保たれる。同様
に水タンク11へも、水貯蔵タンク15からライ
ン25を経て水が供給され、過剰の水はオーバー
フローライン27を経て水貯蔵タンク15へ戻
り、水タンク11内の水位を一定に保つ。水貯蔵
タンク15へは、水源28から水が供給され、フ
ロート弁29がその供給を制御する。
ライン23を経てポンプによつて原液が送られ
る。該原液貯蔵タンク22から原液タンク12へ
の原液供給量は、原液タンク12からライン16
を経由して混合タンク10へ送られる原液の量よ
り大で、過剰の原液はオーバーフローライン24
を経て原液貯蔵タンク22へ戻される。従つて原
液12の液面レベルは常に一定に保たれる。同様
に水タンク11へも、水貯蔵タンク15からライ
ン25を経て水が供給され、過剰の水はオーバー
フローライン27を経て水貯蔵タンク15へ戻
り、水タンク11内の水位を一定に保つ。水貯蔵
タンク15へは、水源28から水が供給され、フ
ロート弁29がその供給を制御する。
原液タンク12からのライン16および水タン
ク11からのライン17には、それぞれ流量制御
弁31,30が設けられている。混合タンク10
への原液および水の流量の比を一定値、例えば1
対34に保つのは、該流量弁31,30のオリフイ
スの断面積と、その背後の静水圧を所定の値に一
定に保つことによつて達成される。最も簡単には
水タンク11と原液タンク12との液面、弁30
および31の設置高さをそれぞれ同一高さとし、
換言すれば弁30および31の背後の静水圧が同
一値となるように定め、その上で弁31と弁30
のオリフイスの断面積の比を原液と水との混合
比、例えば1対34に定めればよい。勿論この比は
弁30および/または31の調節によつて変更す
ることが可能であり、また弁30および31の背
後の静水圧の比が1対1から増減する場合、前記
オリフイスの断面積の比はそれに反比例する。前
記流量制御弁30,31の下流側のライン16,
17には、該ラインを通つて混合タンク10への
原液および水の供給を停止し、または再開するた
めの弁装置14がある。該弁装置14は共通の作
動手段により混合タンク10へ供給する液体の全
部の流路を同時に開閉できるようになつている。
図示した具体例ではローラーポンプ型開閉弁が使
用されており、該弁装置は円弧状ハウジング32
と、その内側に沿つて転動するローラー33を先
端に備えた回転腕34とよりなる。ライン16お
よび17がこの弁装置を通過する部分は可撓性の
復元し得るチユーブ、例えばシリコンゴム製のチ
ユーブであり、回転腕34が水平位置にあると
き、ローラー33がチユーブをハウジング32に
押し付けてこれを閉鎖し、回転腕34が垂直位置
にあるとき、チユーブが復元するのを許容して流
路を開く。図示するように同一回転腕34に取り
付けた一方のローラー33がライン17のチユー
ブを一方のハウジング32に押し付け、他方のロ
ーラーが同様にライン16のチユーブを他方のハ
ウジング32に押し付けるようになつているの
で、ライン17および16の開閉は回転腕34を
駆動する単一の作動手段によつて同時に行われ
る。ローラー33およびハウジング32の横幅を
増すことにより、この弁装置は片側で2本以上の
チユーブの流路を同時に開閉することも可能であ
る。また図示したローラーポンプ型弁装置に限ら
ず、共通の手段により混合タンク10への流体供
給流路のすべてを同時に開閉することのできる他
の弁装置も使用できることは自明であろう。
ク11からのライン17には、それぞれ流量制御
弁31,30が設けられている。混合タンク10
への原液および水の流量の比を一定値、例えば1
対34に保つのは、該流量弁31,30のオリフイ
スの断面積と、その背後の静水圧を所定の値に一
定に保つことによつて達成される。最も簡単には
水タンク11と原液タンク12との液面、弁30
および31の設置高さをそれぞれ同一高さとし、
換言すれば弁30および31の背後の静水圧が同
一値となるように定め、その上で弁31と弁30
のオリフイスの断面積の比を原液と水との混合
比、例えば1対34に定めればよい。勿論この比は
弁30および/または31の調節によつて変更す
ることが可能であり、また弁30および31の背
後の静水圧の比が1対1から増減する場合、前記
オリフイスの断面積の比はそれに反比例する。前
記流量制御弁30,31の下流側のライン16,
17には、該ラインを通つて混合タンク10への
原液および水の供給を停止し、または再開するた
めの弁装置14がある。該弁装置14は共通の作
動手段により混合タンク10へ供給する液体の全
部の流路を同時に開閉できるようになつている。
図示した具体例ではローラーポンプ型開閉弁が使
用されており、該弁装置は円弧状ハウジング32
と、その内側に沿つて転動するローラー33を先
端に備えた回転腕34とよりなる。ライン16お
よび17がこの弁装置を通過する部分は可撓性の
復元し得るチユーブ、例えばシリコンゴム製のチ
ユーブであり、回転腕34が水平位置にあると
き、ローラー33がチユーブをハウジング32に
押し付けてこれを閉鎖し、回転腕34が垂直位置
にあるとき、チユーブが復元するのを許容して流
路を開く。図示するように同一回転腕34に取り
付けた一方のローラー33がライン17のチユー
ブを一方のハウジング32に押し付け、他方のロ
ーラーが同様にライン16のチユーブを他方のハ
ウジング32に押し付けるようになつているの
で、ライン17および16の開閉は回転腕34を
駆動する単一の作動手段によつて同時に行われ
る。ローラー33およびハウジング32の横幅を
増すことにより、この弁装置は片側で2本以上の
チユーブの流路を同時に開閉することも可能であ
る。また図示したローラーポンプ型弁装置に限ら
ず、共通の手段により混合タンク10への流体供
給流路のすべてを同時に開閉することのできる他
の弁装置も使用できることは自明であろう。
この弁装置14は、装置のメインスイツチをオ
ンにするとき開き、混合タンク10への原液およ
び水の供給を開始する。混合タンク10で調製さ
れた透析液は出口20からオーバーフローしてラ
イン21を経て透析液貯蔵タンク13へ送られ
る。該タンクが充満されたとき、例えばオフの線
まで達したとき、センサ35がこれを感知し、信
号を弁装置14へ送る。そのとき回転腕34が回
転し、ライン16および17を同時に閉じて新た
な透析液の調製が停止される。貯蔵タンク13内
の透析液は出口36を出て、ライン37を通り、
ポンプ38によつて患者ベツドサイドの透析器へ
送られる。透析液の供給量がポンプ38の吐出量
を下廻るとき、弁40が自動的に開き、バイパス
ライン39を通つて余分の透析液が貯蔵タンク1
3へ戻るようになつている。透析を継続し、貯蔵
タンク13内の水位が例えばオンの線まで下つた
とき、センサ35がこれを感知し、オンの信号を
弁装置14へ送り、回転腕34を垂直の位置へ動
かし、原液および水の混合タンク10への供給を
再開する。
ンにするとき開き、混合タンク10への原液およ
び水の供給を開始する。混合タンク10で調製さ
れた透析液は出口20からオーバーフローしてラ
イン21を経て透析液貯蔵タンク13へ送られ
る。該タンクが充満されたとき、例えばオフの線
まで達したとき、センサ35がこれを感知し、信
号を弁装置14へ送る。そのとき回転腕34が回
転し、ライン16および17を同時に閉じて新た
な透析液の調製が停止される。貯蔵タンク13内
の透析液は出口36を出て、ライン37を通り、
ポンプ38によつて患者ベツドサイドの透析器へ
送られる。透析液の供給量がポンプ38の吐出量
を下廻るとき、弁40が自動的に開き、バイパス
ライン39を通つて余分の透析液が貯蔵タンク1
3へ戻るようになつている。透析を継続し、貯蔵
タンク13内の水位が例えばオンの線まで下つた
とき、センサ35がこれを感知し、オンの信号を
弁装置14へ送り、回転腕34を垂直の位置へ動
かし、原液および水の混合タンク10への供給を
再開する。
また該弁装置14は、弁30または31背後の
静水圧に異常があつた場合にも、ライン16およ
び17を閉じて混合タンク10への液体の供給を
停止するようになつている。
静水圧に異常があつた場合にも、ライン16およ
び17を閉じて混合タンク10への液体の供給を
停止するようになつている。
このため水タンク11および原液タンク12に
は、それぞれレベルセンサ41,42が取り付け
られ、それぞれのタンク内の液面が所定のレベル
より下つた場合、警報を発すると同時に、弁装置
14を閉じる信号を送る。
は、それぞれレベルセンサ41,42が取り付け
られ、それぞれのタンク内の液面が所定のレベル
より下つた場合、警報を発すると同時に、弁装置
14を閉じる信号を送る。
この装置には、調製された透析液の濃度の異常
をキヤツチするセンサが二重に設けられている。
その一つは混合タンク10に設置されたセンサ4
3であり、該センサが濃度異常をキヤツチした場
合はドレーン弁47を開く信号を発し、ライン4
5を経て、混合タンク10内の透析液をドレーン
49へ排出する。また貯蔵タンク13の出口36
付近にも濃度異常センサ44が設けられ、該セン
サは、異常を発見した場合ポンプ38を停止し、
ドレーン弁48を開いて貯蔵タンク13内の透析
液をドレーン49へ排出させる信号を発する。
をキヤツチするセンサが二重に設けられている。
その一つは混合タンク10に設置されたセンサ4
3であり、該センサが濃度異常をキヤツチした場
合はドレーン弁47を開く信号を発し、ライン4
5を経て、混合タンク10内の透析液をドレーン
49へ排出する。また貯蔵タンク13の出口36
付近にも濃度異常センサ44が設けられ、該セン
サは、異常を発見した場合ポンプ38を停止し、
ドレーン弁48を開いて貯蔵タンク13内の透析
液をドレーン49へ排出させる信号を発する。
本発明の装置は二種類以上の原液、例えば原液
Aと原液Bとを、水と混合して透析液を調製する
方式の装置にも適用することができる。この場合
には、第2図に示すように、第1図の原液タンク
12およびその付属装置および部品と全く同一構
造のA原液タンク42、およびB原液タンク14
2を並列に設置し、ライン16からA原液を混合
タンク10へ送るほか、B原液貯蔵タンク122
からのB原液を流量調節弁131を経てライン1
16によつて混合タンク10へ供給する。この場
合も弁30,31,131のそれぞれの背後の静
水圧を一定とし、好ましくはタンク11,12,
112の液面を同じ高さとし、かつ弁30,3
1,131の設置高さを同一とし、弁30,3
1,131のオリフイスの断面積の比を水、A原
液、B原液の所定混合比に等しくすることによ
り、正確な混合を達成することができる。なおB
原液タンク112にもレベルセンサー142を設
置し、B原液の供給不足の場合に弁装置14を閉
位置へ動かし、混合タンク10へのすべての液体
の供給を同時にストツプさせる。第2図に示す複
数の原液タンクを設けた装置は、一種類の原液を
水で希釈する方式にも使用可能である。その場合
は二つの原液タンクを交互に使用し、一方が使用
不能または原液補充中に他方を使用し、透析液の
調製および供給を停止する必要なしに透析液を調
製して供給することができる。
Aと原液Bとを、水と混合して透析液を調製する
方式の装置にも適用することができる。この場合
には、第2図に示すように、第1図の原液タンク
12およびその付属装置および部品と全く同一構
造のA原液タンク42、およびB原液タンク14
2を並列に設置し、ライン16からA原液を混合
タンク10へ送るほか、B原液貯蔵タンク122
からのB原液を流量調節弁131を経てライン1
16によつて混合タンク10へ供給する。この場
合も弁30,31,131のそれぞれの背後の静
水圧を一定とし、好ましくはタンク11,12,
112の液面を同じ高さとし、かつ弁30,3
1,131の設置高さを同一とし、弁30,3
1,131のオリフイスの断面積の比を水、A原
液、B原液の所定混合比に等しくすることによ
り、正確な混合を達成することができる。なおB
原液タンク112にもレベルセンサー142を設
置し、B原液の供給不足の場合に弁装置14を閉
位置へ動かし、混合タンク10へのすべての液体
の供給を同時にストツプさせる。第2図に示す複
数の原液タンクを設けた装置は、一種類の原液を
水で希釈する方式にも使用可能である。その場合
は二つの原液タンクを交互に使用し、一方が使用
不能または原液補充中に他方を使用し、透析液の
調製および供給を停止する必要なしに透析液を調
製して供給することができる。
以上述べたとおり、本発明の装置は混合タンク
への水および原液の定量的供給が比較的簡単な機
構によつて行われ、原液の組成の変更に応じて混
合比率の変更も容易である。また複雑な機構を使
用していないことから故障が少なく、それだけ信
頼性があり、長時間の継続運転に耐えることがで
き、保守、修理も容易であり、その上安価に製作
することができる。
への水および原液の定量的供給が比較的簡単な機
構によつて行われ、原液の組成の変更に応じて混
合比率の変更も容易である。また複雑な機構を使
用していないことから故障が少なく、それだけ信
頼性があり、長時間の継続運転に耐えることがで
き、保守、修理も容易であり、その上安価に製作
することができる。
その他の利点は当業者には上述の記載から自明
であろう。
であろう。
第1図は本発明の装置の具体例の概略図、第2
図は他の具体例の概略図である。 10は混合タンク、11は水タンク、12は原
液タンク、13は透析液貯蔵タンク、14は弁装
置、30,31は流量調節弁である。
図は他の具体例の概略図である。 10は混合タンク、11は水タンク、12は原
液タンク、13は透析液貯蔵タンク、14は弁装
置、30,31は流量調節弁である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透析液原液タンクおよび希釈用水タンクから
該原液と水との所定の混合比率に応じて定量的に
供給される原液と水とを混合タンク内において混
合し、調製された透析液を一旦透析液貯蔵タンク
に貯蔵し各透析器へ連続的に供給するバツチ式人
工じん臓透析液自動供給装置において、該混合タ
ンクより高位置に原液タンクおよび水タンクをそ
れぞれの液面レベルが同じ高さになるように設置
し、該原液タンクおよび水タンクより別々に該混
合タンクへ重力により原液および水が流入するラ
インを設置し、該ラインの各々には、オリフイス
の断面積が原液と水との混合比に等しい流量制御
弁を同じ高さに設置し、また原液および水を原液
タンクおよび水タンクから混合タンクへ供給する
ための前記ラインには、共通の作動手段によりそ
れらのラインを同時に開閉することのできる弁装
置を設置し、前記透析液貯蔵タンクには、該透析
液貯蔵タンク内の透析液の貯蔵量に応答して前記
ラインを同時に開閉する弁装置を開閉する信号を
発信するセンサ手段を設けたことを特徴とする前
記の透析液自動供給装置。 2 前記の原液タンクおよび水タンクには、該タ
ンクのどちらかへの液体の供給不足に応答して前
記弁装置を閉じる信号を発信するセンサ手段が設
けられている特許請求の範囲第1項の透析液自動
供給装置。 3 前記弁装置が円弧状ハウジングと、該円弧状
ハウジングの内側に沿つて転動するローラを先端
に備えた回転腕とを備えたローラポンプ型である
特許請求の範囲第1項の透析液自動供給装置。 4 前記混合タンクは、透析液組成の異常を検知
するセンサと、該センサが発生する異常信号に応
答して該混合タンクより異常透析液を排出する手
段を備えている特許請求の範囲第1項の透析液自
動供給装置。 5 前記混合タンクは、流下した原液と水との十
分な混合を達成するため多数のボールを含んでい
る特許請求の範囲第1項の透析液自動供給装置。 6 原液が二種類以上であり、各原液は前記混合
タンクに別々に供給され、水と混合される特許請
求の範囲第1項の透析液自動供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8901478A JPS5516634A (en) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | Artificial kidney dialysis liquid automatic feeder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8901478A JPS5516634A (en) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | Artificial kidney dialysis liquid automatic feeder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5516634A JPS5516634A (en) | 1980-02-05 |
JPS624139B2 true JPS624139B2 (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=13959050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8901478A Granted JPS5516634A (en) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | Artificial kidney dialysis liquid automatic feeder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5516634A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412987Y2 (ja) * | 1987-01-30 | 1992-03-27 | ||
US6595944B2 (en) * | 2000-06-17 | 2003-07-22 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Dialysis machine and method of operating a dialysis machine |
JP6135231B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2017-05-31 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 透析液供給装置 |
JP6237283B2 (ja) * | 2014-02-03 | 2017-11-29 | ニプロ株式会社 | 透析システム |
JP7208467B2 (ja) * | 2018-07-31 | 2023-01-19 | 澁谷工業株式会社 | 透析装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948191A (ja) * | 1971-09-28 | 1974-05-10 | ||
JPS5033695A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-31 | ||
JPS50113096A (ja) * | 1974-02-15 | 1975-09-04 |
-
1978
- 1978-07-20 JP JP8901478A patent/JPS5516634A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948191A (ja) * | 1971-09-28 | 1974-05-10 | ||
JPS5033695A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-31 | ||
JPS50113096A (ja) * | 1974-02-15 | 1975-09-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5516634A (en) | 1980-02-05 |
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