JPS6241272B2 - - Google Patents

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JPS6241272B2
JPS6241272B2 JP11411379A JP11411379A JPS6241272B2 JP S6241272 B2 JPS6241272 B2 JP S6241272B2 JP 11411379 A JP11411379 A JP 11411379A JP 11411379 A JP11411379 A JP 11411379A JP S6241272 B2 JPS6241272 B2 JP S6241272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
block copolymer
polyalkylene oxide
control product
dust control
Prior art date
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Expired
Application number
JP11411379A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5638374A (en
Inventor
Juji Marutani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duskin Franchise Co Ltd
Original Assignee
Duskin Franchise Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Duskin Franchise Co Ltd filed Critical Duskin Franchise Co Ltd
Priority to JP11411379A priority Critical patent/JPS5638374A/ja
Publication of JPS5638374A publication Critical patent/JPS5638374A/ja
Publication of JPS6241272B2 publication Critical patent/JPS6241272B2/ja
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なダスト吸着剤を用いたダスト
コントロール製品に関し、より詳細には合成繊維
基質に流動性ポリアルキレンオキサイドエステル
−ブロツク共重合体を吸着剤として含有せしめた
ダストコントロール製品に関する。 現在、日常よく用いられている清掃用具には、
日本古来よりある水ぞうきんをはじめとして、最
近では油状物質を繊維物質に含浸せしめたもの、
いわゆる化学ぞうきん、化学モツプなどのダスト
コントロール製品があり、さらには、戸外からの
ダストの室内侵入を防ぐことを目的とした油含浸
のダストマツトがあり、これらは、それぞれの目
的に応じて、家庭、事務所、店舗、ビル、工場な
どで広く用いられている。 しかし、これらの清掃用具類やマツト類を使用
する場合、以下のような不都合な点が見られる場
合がある。 まず、水ぞうきんで清掃を行なう場合、常に手
がぬれた状態にあり、主婦の悩みの一つである手
荒れの一因となること、また家具などの塗装面を
ぬぐつた場合、その表面に水のこん跡を残し、そ
れを取り除くために、さらにカラ拭きが必要であ
ること、また捕集したダストを清掃中に、ぞうき
んから再離散させやすいこと、さらには、捕集し
たダスト中の細菌が水洗いを行つても完全に除去
されず、ぞうきん中で増殖し、異臭、亜臭を放
ち、不衛生であること等が上げられる。 次に水ぞうきんの不都合なところを改良したド
ライメンテナンスの普及製品として、繊維基質に
不乾燥性油剤を含浸せしめた所謂化学ぞうきんや
化学モツプなどが知られているが、この清掃材料
を使用した場合には、塗装面をぬぐうと、その表
面に油膜を残す傾向が見られ、くり返しぬぐつた
り、油が蓄積したりすると塗膜に変質や変色をき
たす場合があることや、使用する人によつては油
含浸布であるため、清掃後手のひらに精神的な不
快感を感じる場合などが上げられる。油含浸のダ
ストマツト類についても床面に対する油の移行傾
向に関して、化学ぞうきんや化学モツプと同様な
ことがいえる。 更に従来のダスト吸着剤を使用したダストコン
トロール製品においては、長期にわたる使用中に
繊維基質が再汚染により次第に望ましくない色い
着色し、製品の見映えが低下するという欠点を有
している。ダストコントロール製品の分野では一
般に一定期間を区切つて需要家に貸与し、使用済
みの製品を回収して洗濯、ダスト吸着剤の含浸等
の再生処理を行い、再生した製品を再び需要家に
貸与するというレンタルシステムが採用されてい
る。ダストコントロール製品の繊維基質は、苛酷
な使用条件及び洗濯条件に反復して賦されるた
め、高度の耐久性が要求される。このような耐久
性の点では繊維基質として合成繊維が特に望まし
いものであるが、合成繊維から成る繊維基質は著
しく再汚染を生じ易く、レンタルシステムの用途
には明らかに不向きであつた。 本発明者等は、流動性のポリアルキレンオキサ
イドエステルはダスト捕集性、ダスト保持性及び
これらの持続性に際立つて優れていると共に、公
知のダスト吸着剤に比して清掃面へのダスト吸着
剤の移行現象が著しく少なく、しかも清掃用繊維
質基質の再汚染防止効果にも顕著に優れているこ
とを見出した。 即ち、本発明の目的は、合成繊維基質に新規ダ
スト吸着剤を吸着せしめて成るダストコントロー
ル製品を提供するにある。 本発明の他の目的は、ダスト捕集性、ダスト保
持性及びこれらの持続性に優れていると共に、公
知のダスト吸着剤に比して清掃面への移行量が著
しい少ないレベルに抑制されたダストコントロー
ル製品を提供するにある。 本発明の更に他の目的は、手に持つた時オイル
感や濡れた感じが殆んどなく、風合いに顕著に優
れていると共に、長期間にわたつて使用及び再生
を反復した場合にも、繊維基質の再汚染の問題が
有効に解消された合成繊維基質から成るダストコ
ントロール製品を提供するにある。 本発明によれば、清掃用合成繊維基質と該繊維
基質に施された流動性ポリアルキレンオキサイド
−エステルブロツク共重合体を含有する吸着剤と
から成り、前記ブロツク共重合体は繊維基質当り
0.1乃至50重量%の量で存在することを特徴とす
るダストコントロール製品が提供される。 本発明の重要な特徴は、流動性ポリアルキレン
オキサイド−エステルブロツク共重合体をダスト
吸着剤と使用する点に存する。本明細書におい
て、流動性とは、このものが液体であるか或いは
粘稠性の半固体であることを意味する。 このようなポリアルキレンオキサイド−エステ
ルブロツク共重合体は、ポリアルキレンオキサイ
ドのブロツク乃至はセグメントと、エステルのブ
ロツク乃至はセグメントとから成る低分子量のブ
ロツク共重合体であつて、一般に下記式 式中、R1は炭素数2乃至4のアルキレン基で
あり、R2は炭素数2乃至10のアルキレン基又は
フエニレン基であり、nは2以上の整数、mは1
以上の整数である、 で表わされる反復単位から成つている。 ポリアルキレンオキサイドブロツクを形成し、
或いはエステルセグメントに組込まれるジオール
成分としては、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、テトラメチレングリコール等の単独
または2種以上の組合せを挙げることができる
が、エチレングリコールが最も好適である。一
方、エステルセグメント中に組込まれるジカルボ
ン酸成分としては、テレフタル酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン
酸、デカンジカルボン酸等の1種或いは2種以上
の組合せを挙げることができるが、テレフタル酸
が特に好ましい。 このブロツク共重合体における、ポリアルキレ
ンオキサイドセグメント(A)と、エステルセグメン
ト(B)との割合いは、種々変化し得るが、ダスト吸
着剤としての用途には、これらは A:B=90:10〜50:50 特に 80:20〜60:40 の重量比で存在するのが望ましい。また、共重合
体の分子量はこれが流動性であるように、500乃
至5000の数平均分子量を有することが望ましい。 このポリアルキレンオキサイド−エステルブロ
ツク共重合体は、例えばポリアルキレングリコー
ルと、ジカルボン酸のエステルとを、それ自体公
知のエステル交換触媒の存在下にエステル交換さ
せることにより製造できる。 ポリアルキレンオキサイド−エステル・ブロツ
ク共重合体の内、比較的高分子量のものは、市販
のものとして容易に入手でき、例えばゼルコン
TGF(Zelcon−TGF、デユポン社製)、フアイン
テツクス135SR(大日本インキ社製)、パーマロ
ーズT(PermaloseT,I.C.I社製)、として入手
できるが、より低粘度のものが本発明の目的には
望ましい。 本発明に用いるダスト吸着剤は、エステルセグ
メントを有することが繊維に強固に付着せしめる
ために重要であり、エステルセグメントを有しな
い通常のポリアルキレングリコールは、清掃面へ
の移行量が本発明のものに比して著しく大であ
り、更に種々の清掃対象面への浸透、膨潤等の影
響が大であり更に再汚染防止能という機能にも欠
けている。これに対して、本発明に従いポリアル
キレンオキサイド−エステルブロツク共重合体を
ダスト吸着剤として使用すると清掃面への移行が
極めて低いレベルに抑制されると共に移行したダ
スト吸着剤の清掃面への悪影響も有効に防止さ
れ、更に苛酷な使用及び再生(洗濯)を反復した
場合にも、合成繊維基質の再汚染が従来のダスト
吸着剤を用いた場合からは、予測し得ない低いレ
ベルに抑制されるのである。 更に本発明に用いるダスト吸着剤は、それ自体
本質的に水溶性であるため、使用後回収したダス
トコントロール製品の洗濯が容易であり、しかも
水溶性であるにもかかわらず吸湿率の温度依存性
が著しく低いという利点をも有している。例え
ば、通常のポリアルキレングリコールは吸湿率が
大であると共にその湿度依存性も大であり、湿度
の低い条件でも充分なダスト率が得られる様な量
で使用した時には、湿度の高い条件では繊維基質
がベトベトした状態となるという欠点がある。こ
れに対して本発明のダストコントロール製品は、
ダスト吸着性及び保持性の湿度に対する依存性が
殆んどなく、更にダストコントロール製品は常に
サラツとした外観及び風合を湿度の如何にかかわ
らず示すという利点をも有している。 更に本発明で使用するダスト吸着剤は、従来の
油系吸着剤に比べて燃焼性の程度が低いことも付
加的な利点である。 本発明において、前述したポリアルキレンオキ
サイド−エステルブロツク共重合体は単独でダス
ト吸着剤として使用でき、また任意の他のダスト
吸着剤との組み合わせで使用することもできる。
組み合わせで使用し得るダスト吸着剤としては、
グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリエチレングリコール/ポ
リプロピレングリコール共重合体、3−メチルペ
ンタン−1,3,5−トリオール、ピロリドンカ
ルボン酸類等の水性ダスト吸着剤、鉱物油系或い
は合成油系の潤滑油等の油性ダスト吸着剤を挙げ
ることができる。組み合わせダスト吸着剤を使用
する時には、その性質に応じて組成物の形で繊維
基質に施してもよいし、それぞれ別個に繊維基質
に施してもよい。 ダスト吸着剤を塗布乃至含浸せしめる繊維基質
としては、ポリエステル、ポリアクリロニトリ
ル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリビニルアル
コール等の合成繊維の一種又は二種以上の組み合
わせで使用でき、これらの基質は紙、布帛、不織
布、モツプ、ハタキ、ブラシ、マツト等が形で用
いることができる。勿論、この繊維基質には木
綿、レーヨン等の合成繊維以外の繊維が含有され
ていても何ら差し支えない。 ポリアルキレンオキサイド−エステルブロツク
共重合体は、繊維基質当り0.1乃至50重量%、特
に1乃至30重量%の量で施すのが望ましい。尚、
ここで繊維基質とはダストコントロールに有効に
作用する繊維部分を基準としたものである。 上記ダスト吸着剤を繊維質基質に塗布乃至含浸
せしめるには、一般に水溶液の形でロールコート
法、スプレー法、浸漬法など、それ自体公知の任
意の方法を用いればよい。特に本発明に用いるダ
スト吸着剤は親水性の液体であるため、水とは任
意の割合で溶解し、上記塗布乃至含浸法の作業性
に適した濃度で塗布乃至含浸加工へ供することが
出来る。 また、本発明のダスト吸着剤には、需れ特性を
向上させる目的で界面活性剤、特に非イオン系界
面活性剤を含有させることができる。界面活性剤
の量は、吸着剤全体当り0.1乃至1.0重量%の範囲
とすることが望ましい。更に、このダスト吸着剤
には、それ自体周知の配合剤、例えば殺菌剤、防
カビ剤、香料、着色剤、蛍光増白剤、糊剤等を一
種又は二種以上の組み合わせで配合することがで
きる。 本発明のダストコントロール製品は、前述した
利点に加えてダスト吸着剤の再利用が容易である
という利点をも有している。即ち、このダスト吸
着剤は使用済み製品の洗濯に際して容易に水層中
に移行するので、その洗濯廃水を逆浸透に賦せ
ば、該ブロツク共重合体の濃縮水が容易に回収さ
れるので、このものを再びダスト吸着剤として繊
維基質に塗布して再利用することが可能となる。 本発明の効果を次の例で説明する。 実施例 1 分子量550のポリエチレングリコールとビスヒ
ドロキシエチルテレフタレートとから誘導された
ポリエチレングリコール含有量が65重量%の粘稠
な液体であるポリアルキレンオキサイド−エステ
ルブロツク共重合体の40%水溶液に、ポリエステ
ル(ポリエチレンテレフタレート)繊維から成る
平織布(40cm×40cm,40g)を浸漬させ、取り出
し、遠心脱水機で絞り、上記水溶液を8g含浸さ
せ、本発明のダストコントロール製品を調製し
た。 この布を一昼夜放置し、ダストをマブし圧着さ
せることにより過剰のダストを吸着させ、この布
について洗浄効率を測定した。 また比較のためにポリアルキレンオキサイド−
エステルブロツク共重合体の40%水溶液の替わり
に鉱物系油剤、ポリプロピレングリコール、及び
ポリエチレングリコールを用いる以外は前記と同
様にして洗浄効率を測定した。その結果を表1に
示す。 尚、洗浄性は上記試料布を、50℃、洗剤濃度5
%の条件下で家庭用洗濯機を用いて、15分間洗浄
を行い乾燥後、試料布の反射率を測定して洗浄効
率を求めた。 ここで洗浄効率は下記式で表わされる。 洗浄効率(%)=Rw−Rs/Ro−Rs Rs:洗浄前Y値 Rw:洗浄後Y値 Ro:白布 Y値
【表】 実施例 2 実施例1と同様の操作により本発明のダストコ
ントロール製品を調製し、この布を1昼夜放置
し、この布を試料布として再汚染率を測定した。 また比較のためにポリアルキレンオキサイド−
エステルブロツク共重合体の40%水溶液の替わり
に鉱物系油剤を用いる以外は全く同様にして再汚
染率を測定した。その結果を表−2に示す。 尚、再汚染率は、試料布を60℃、ダスト(63μ
以下)10g/の条件下にターゴツトメーター
(100rpm)を用いて30分間汚染させ、その後洗剤
濃度5%で家庭用洗濯機を用いて洗浄し、この行
程を1サイクルとし、10サイクルまで繰り返えし
行い、反射率の経時変化を測定して、再汚染率を
求めた。尚、再汚染率は下記式で求める。 再汚染率=Rs−Rw/Rs Rs:洗浄前Y値 Rw:洗浄後Y値
【表】 実施例 3 ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)
繊維の替わりにアクリルパイル、及びアクリル布
を用いてダスト捕集保持液体の含浸量を変化させ
る以外は、実施例1と同様にして本発明のダスト
コントロール製品を調製し、ダスト試験を行いダ
スト捕集率を測定した。この結果を表−4に示し
た。
【表】 実施例 4 実施例3と同様にアクリル布のダストコントロ
ール製品のポリアルキレンオキサイド−エステル
ブロツク共重合体の含浸量を変化させたものを試
料布としてダスト試験及び移行試験を行いダスト
捕集率、移行量及び移行率を測定した。 また比較のため鉱物系油剤を綿布(40cm×40
cm,40g)、及びアクリル布(40cm×40cm,40
g)に浸漬させ実施例1〜3と同様の操作により
含浸させダストコントロール製品を調製し、同様
にダスト率、移行量及び移行率を測定した。 この結果を表−4に示した。 尚、移行試験とは、試料布を清掃対象物上に一
定の荷重(12.5g/cm2)下、20℃、RH65%で放
置し、48時間経過後、清掃対象物に移行したダス
ト捕集保持液体の量を移行量として測定する試験
である。 また、移行量とダスト捕集率との関係を第1図
に示した。
【表】
【表】 実施例 5 実施例3で調製したアクリル布のダストコント
ロール製品を用い、この布について吸湿率を測定
した。また比較のため、ポリエチレングリコール
及び3−メチルペンタン−1,3,5−トリオー
ルを用いて調製したアクリル布のダストコントロ
ール製品を用いて吸湿率を測定した。この結果を
表5に示した。 尚、吸湿率は20℃の温度でRHを30%から90%
まで変化させたときの各試料布におけるダスト捕
集保持液体の吸湿率を測定したものである。
【表】
【表】 実施例 6 ポリアルキレンオキサイド−エステルブロツク
共重合体の清掃対象物への影響を見るために原液
を各種塗装板及び樹脂の上に直接スポイトにて一
滴滴下し、80℃の乾燥機中に1時間放置して影響
の度合いを目視により判定した。尚、比較のため
に鉱物系油剤及びポリエチレングリコール等につ
いても同様の試験を行つた。
【表】 実施例 7 ポリアルキレンオキサイド−エステルブロツク
共重合体の逆浸透膜によるCOD成分除去率の試
験を行つた。処理法として食塩排除率97%の膜を
使い、圧力40Kg/cm2でポリアルキレンオキサイド
−エステルブロツク共重合体の濃度約1000PPM
のものを4倍濃縮まで行つた。その結果を表7に
示す。
【表】 実施例 8 アクリル繊維紡績糸から成る平織布を、ポリア
ルキレンオキサイド−エステルブロツク共重合体
(Zelcon−TGF、デユポン社製)の20%水溶液中
に浸漬し、絞り量を調節することにより、平織布
に5重量%の前記ブロツク共重合体を付着保持せ
しめ、次いで80〜110℃の温度で乾燥した。 この処理平織布を、アルキルベンゼン油60%及
びハイソルブ油40%から成る油剤中に浸漬し、次
いで遠心脱油することにより、油剤の付着保持量
を繊維当り10重量%に調節した。 かくして得られた複合吸着剤を保持したダスト
コントロール製品を、前述した例と同様にダスト
捕集率、移行量及び再汚染率を測定したところ、
何れについても優れた結果が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 清掃用合成繊維基質と該繊維基質に施された
    流動性ポリアルキレンオキサイド−エステルブロ
    ツク共重合体を含有する吸着剤とから成り、前記
    ブロツク共重合体は繊維基質当り0.1乃至50重量
    %の量で存在することを特徴とするダストコント
    ロール製品。 2 ポリアルキレンオキサイド−エステルブロツ
    ク共重合体が、ポリアルキレンオキサイドセグメ
    ント(A)とエステルセグメント(B)とを、 A:B=90:10乃至50:50 の重量比で含有する共重合体である特許請求の範
    囲第1項記載のダストコントロール製品。 3 前記ポリアルキレンオキサイド−エステルブ
    ロツク共重合体は500乃至5000の分子量を有する
    特許請求の範囲第1項記載のダストコントロール
    製品。 4 ポリアルキレンオキサイド−エステルブロツ
    ク共重合体が水溶性重合体である特許請求の範囲
    第1項記載のダストコントロール製品。 5 繊維基質が紙、布帛、不織布、モツプ、ハタ
    キ、ブラシ或いはマツトの形態を有している特許
    請求の範囲第1項記載のダストコントロール製
    品。 6 合成繊維がポリエステル、ポリアクリロニト
    リル、ナイロン、ポリプロピレン或いはポリビニ
    ルアルコールから成る繊維である特許請求の範囲
    第1項記載のダストコントロール製品。
JP11411379A 1979-09-07 1979-09-07 Dustcontroller using novel dust adsorbent Granted JPS5638374A (en)

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JPS5638374A JPS5638374A (en) 1981-04-13
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