JPS58141132A - 拭浄材 - Google Patents
拭浄材Info
- Publication number
- JPS58141132A JPS58141132A JP2493082A JP2493082A JPS58141132A JP S58141132 A JPS58141132 A JP S58141132A JP 2493082 A JP2493082 A JP 2493082A JP 2493082 A JP2493082 A JP 2493082A JP S58141132 A JPS58141132 A JP S58141132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiping
- polyvinyl acetal
- base material
- porous
- yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プラスチック成型品、漆器、あるいは鐘面加
工を施したガラス、セラミック、金属等、極めて平滑度
の高い表面を持った物品の表面の水滴、塵埃等を拭取る
場合の拭取時の摩擦抵抗の小さい、すなわち「糺み感」
の少ない拭浄材に関する。
工を施したガラス、セラミック、金属等、極めて平滑度
の高い表面を持った物品の表面の水滴、塵埃等を拭取る
場合の拭取時の摩擦抵抗の小さい、すなわち「糺み感」
の少ない拭浄材に関する。
プラスチック成型品、漆器、あるーは一面加工を施した
ガラス、セラミック、金属等は、その製造工程において
水分の残漬、塵埃あるいは研暦作 −業に起因する切粉
等が表面に付着していると、次工揚において不良の原因
となり勝ちであるため、何らかの方法で除去する必要が
ある１、従来、これ等を手作業で除去する場合は、紙、
−不織布あるいはウェス等の繊維素材を原材料とＬ
７喪拭浄材が使用されており、これ等音用いて付着物質
の拭浄を行うと、繊維素自体が比較的硬い上、全体とし
ての弾性に乏しいため、被拭浄体表面が４通され損傷を
うけ易く、更に社繊維屑、毛羽等の脱落のため被拭浄体
の逆汚染が生起する等の弊害があり、拭浄材として満足
すべきものではなかった−１ Ｅ記欠点を補うため、ポリビニルアセタール糸長孔質体
シートが提案されている。これは繊維素材を原材料とせ
ず極めて弾性に富み、かつ柔軟であるため、被拭浄体の
損傷、繊維屑、毛羽による逆汚染が見られず、拭浄材と
しての効果は良好であったが、反面、！！画の組織構造
が極めて均一、〃・つ緻密で、吸着性が高いえめ、拭壜
時の拭取抵抗が高過ぎる、換言すれば「糺み感」が強過
ぎるため作業性が悪くなる欠点があった。
ガラス、セラミック、金属等は、その製造工程において
水分の残漬、塵埃あるいは研暦作 −業に起因する切粉
等が表面に付着していると、次工揚において不良の原因
となり勝ちであるため、何らかの方法で除去する必要が
ある１、従来、これ等を手作業で除去する場合は、紙、
−不織布あるいはウェス等の繊維素材を原材料とＬ
７喪拭浄材が使用されており、これ等音用いて付着物質
の拭浄を行うと、繊維素自体が比較的硬い上、全体とし
ての弾性に乏しいため、被拭浄体表面が４通され損傷を
うけ易く、更に社繊維屑、毛羽等の脱落のため被拭浄体
の逆汚染が生起する等の弊害があり、拭浄材として満足
すべきものではなかった−１ Ｅ記欠点を補うため、ポリビニルアセタール糸長孔質体
シートが提案されている。これは繊維素材を原材料とせ
ず極めて弾性に富み、かつ柔軟であるため、被拭浄体の
損傷、繊維屑、毛羽による逆汚染が見られず、拭浄材と
しての効果は良好であったが、反面、！！画の組織構造
が極めて均一、〃・つ緻密で、吸着性が高いえめ、拭壜
時の拭取抵抗が高過ぎる、換言すれば「糺み感」が強過
ぎるため作業性が悪くなる欠点があった。
本発明者等は、かかる欠点社何らかの形でその表面構造
を不均一にし、被拭浄体との接触面積を少ｌくする事で
解決しうると考え、鋭意検討を重ねた結果、本発＋１−
完成するに至つ友ものである。
を不均一にし、被拭浄体との接触面積を少ｌくする事で
解決しうると考え、鋭意検討を重ねた結果、本発＋１−
完成するに至つ友ものである。
その目的とするところは、ポリビニルアセタール糸長孔
質体シートが本来有する前記拭浄材としての優れた性質
管、何ら損なうことなく、「札み感」が著るしく低減さ
れた拭浄材ｔ−提供するｆＣｈる。上記の目的は、ポリ
ビニールアセタール糸長孔質体シー）ｅ主材料とする基
材よりな９、該基材のポリビニールアセタール系多孔質
体面に細かい凹凸を多数設けた拭浄材により達成される
。
質体シートが本来有する前記拭浄材としての優れた性質
管、何ら損なうことなく、「札み感」が著るしく低減さ
れた拭浄材ｔ−提供するｆＣｈる。上記の目的は、ポリ
ビニールアセタール糸長孔質体シー）ｅ主材料とする基
材よりな９、該基材のポリビニールアセタール系多孔質
体面に細かい凹凸を多数設けた拭浄材により達成される
。
本発明で言うポリビニールアセタール系多孔質体と社、
ポリビニールアルコールを主原料、アルデヒドＩｌｌを
架橋剤、鉱酸＠を触媒とし、微細粉末を気孔生成剤とし
たもので、公知の方法で製造されるｔのであり、その特
長は、分子構造中に多数の水酸基管有するため、親水性
に優れていること及び均一で緻密な連続気孔を有するた
め、弾力性、柔軟性に極めて富むことである。
ポリビニールアルコールを主原料、アルデヒドＩｌｌを
架橋剤、鉱酸＠を触媒とし、微細粉末を気孔生成剤とし
たもので、公知の方法で製造されるｔのであり、その特
長は、分子構造中に多数の水酸基管有するため、親水性
に優れていること及び均一で緻密な連続気孔を有するた
め、弾力性、柔軟性に極めて富むことである。
かかる素材をシート状にして拭浄材として用いた場合、
水分の吸収が早く、かつ高い塵埃類の移行性及び把持力
が強い、弾力性及び柔軟性に優れ１“るため被拭浄竺を
損傷しな“・素材に起因ブる逆汚染がない等、□拭浄材
用素材としての優れた性質を有している反面、拭取抵抗
が高いため、「４ＩＬみ感」があり、作業性を損い、拭
浄材としての応用範囲は限られたものとなってしまう。
水分の吸収が早く、かつ高い塵埃類の移行性及び把持力
が強い、弾力性及び柔軟性に優れ１“るため被拭浄竺を
損傷しな“・素材に起因ブる逆汚染がない等、□拭浄材
用素材としての優れた性質を有している反面、拭取抵抗
が高いため、「４ＩＬみ感」があり、作業性を損い、拭
浄材としての応用範囲は限られたものとなってしまう。
本発明者等は、この「糺み感」の原因を追求して行った
ところ、ポリビニールアセタール系多孔質体の如く、水
との親和力が−く、かつ緻＊を表面構造をもつ物質をも
って平滑な表面を持つ物質を拭浄する場合、表面同志が
密接に密着するため、応力を加えた状態で一画に沿って
移動させ為−の静摩擦が極めて高くなるとの知見を見い
出した。
ところ、ポリビニールアセタール系多孔質体の如く、水
との親和力が−く、かつ緻＊を表面構造をもつ物質をも
って平滑な表面を持つ物質を拭浄する場合、表面同志が
密接に密着するため、応力を加えた状態で一画に沿って
移動させ為−の静摩擦が極めて高くなるとの知見を見い
出した。
すなわち拭浄の開始時、あるいは往復動作で行なう場合
は、その反転時に極めて高い抵抗値を示すものであり、
この現象が「札み感」として感じられるとの結論を得た
ものである。
は、その反転時に極めて高い抵抗値を示すものであり、
この現象が「札み感」として感じられるとの結論を得た
ものである。
本発明に係る拭浄林状、拭浄面の静摩擦が大中に低下し
「糺み感」を感する事がなくｔｐ、を九拭浄効果は＃１
とんど低下する事控な一利点を有する１、更に本発明拭
浄材状波及効果として、表面が平面なものに比較して水
に浸す場合、濡れの速度が早いこと及び絞る場合、柔軟
感が増し、極めて絞り易くなること等の優れた効果金有
するもの、である。
「糺み感」を感する事がなくｔｐ、を九拭浄効果は＃１
とんど低下する事控な一利点を有する１、更に本発明拭
浄材状波及効果として、表面が平面なものに比較して水
に浸す場合、濡れの速度が早いこと及び絞る場合、柔軟
感が増し、極めて絞り易くなること等の優れた効果金有
するもの、である。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する実施例
１ 平均気孔径６０μ、気孔率８８％のポリビニールアセタ
ール糸条孔質体シートで厚さｌ、 ５ ａｍ 、表面に
細かい凸Ｓｔ−多数持九せるように賦型加工し良もの管
準備した。表面凸部の形状は、長径３鱈、！［径１．５
■、平面部よりの高さ１．５−の橢円形管規則的に配列
したもので全表面に対する凸部部分の面積は３０％のも
のである。
１ 平均気孔径６０μ、気孔率８８％のポリビニールアセタ
ール糸条孔質体シートで厚さｌ、 ５ ａｍ 、表面に
細かい凸Ｓｔ−多数持九せるように賦型加工し良もの管
準備した。表面凸部の形状は、長径３鱈、！［径１．５
■、平面部よりの高さ１．５−の橢円形管規則的に配列
したもので全表面に対する凸部部分の面積は３０％のも
のである。
このシートを水に浸し、その重量に対し１０５％の水分
を含むまで絞ったものｔ拭浄材として用−１鏡面ガラス
の拭ＪＩＥｔ行なつ九結果、摩擦抵抗最大値８ ｆＡｘ
ｌで「軌み感」紘全くなかった。同様の組成で凸部の全
くない平面のシートの摩擦抵抗値がｌ５ｆｉ−で「糺み
感」大であるのに比し極めて良好であった。また拭浄効
果も特に差真は認めもれなかつ九。
を含むまで絞ったものｔ拭浄材として用−１鏡面ガラス
の拭ＪＩＥｔ行なつ九結果、摩擦抵抗最大値８ ｆＡｘ
ｌで「軌み感」紘全くなかった。同様の組成で凸部の全
くない平面のシートの摩擦抵抗値がｌ５ｆｉ−で「糺み
感」大であるのに比し極めて良好であった。また拭浄効
果も特に差真は認めもれなかつ九。
実施例 ２
実施例１と同一組成で表面形状が全く逆、すなわち凸部
部分が凹部分となるように賦型加工したものを準備した
。この場合、全表面積に対し、拭浄に有効な平面部分の
面積ｔｉ７ＯＮとなる。
部分が凹部分となるように賦型加工したものを準備した
。この場合、全表面積に対し、拭浄に有効な平面部分の
面積ｔｉ７ＯＮとなる。
実施例１と同様の試験を行った所、摩擦抵抗最大値は１
０ ｆ／ａｉｌで同じく良好な結果を示した。拭浄効果
も特に差異はなかつえ。
０ ｆ／ａｉｌで同じく良好な結果を示した。拭浄効果
も特に差異はなかつえ。
結果を第１表に示す。
比較例
実施例１．２と同様の担成で表面が平面のポリビニール
１セタール系多孔質体シート及び綿織物性ウェスを用い
て、同機の試験を行なった。
１セタール系多孔質体シート及び綿織物性ウェスを用い
て、同機の試験を行なった。
結果を併せ第１表に示す。 −以下空白一第１表
図、＠２図社裏向図、第３図はＩ −ｆ＠断画図である
。
。
１・・・幕材、２・・・凸部、３・・・凹ｓ１出願人
鐘紡株式会社
鐘紡株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ０）ホクビニールアセタール系多孔質体シー）を主材料
とする基材ｌよりなり、該基材のボリビ、ニルアセター
ル系多孔質体面に細かい凹凸を多数設けた拭浄材。 （２１基材１がポリビニールアセタール糸条孔質体シー
トに合成繊維構造物、糸条、編物、織＠あるいは不織布
を複合一体化し友ものである特許請求の範囲第１項記載
の拭浄材。 （３）基材ｌがポリビニールアセタール糸条孔質体シー
トの中間に合成繊維、編物、織物あるいは不織布を積層
し複合一体化したものである特許請求の範囲第１項記載
の拭浄材。 （４） ポリビニールアセタール系多孔質体面の一つの
凸部２の面積が１ｆｉ１〜２５ｍ一平面よりの高さが０
．５−〜３譚、かつ、凸！ｌＢＳ分の総面積がシート全
体の面積に対し、２０％〜８０兄である特許請求の範囲
ｗＪ１項ないし４１５３ｍの何れかに記載の拭浄材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2493082A JPS58141132A (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 拭浄材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2493082A JPS58141132A (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 拭浄材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58141132A true JPS58141132A (ja) | 1983-08-22 |
Family
ID=12151809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2493082A Pending JPS58141132A (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 拭浄材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58141132A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02200232A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-08 | Kuraray Co Ltd | 高抱水性拭浄材の製造方法 |
| JPH0387247A (ja) * | 1988-02-15 | 1991-04-12 | Kanebo Ltd | 吸水速度にすぐれたポリビニルアセタール系多孔体シート |
| US11383479B2 (en) * | 2020-03-24 | 2022-07-12 | The Procter And Gamble Company | Hair cleaning implement |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56116438A (en) * | 1980-02-19 | 1981-09-12 | Kanebo Ltd | Washing and wiping tool |
-
1982
- 1982-02-17 JP JP2493082A patent/JPS58141132A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56116438A (en) * | 1980-02-19 | 1981-09-12 | Kanebo Ltd | Washing and wiping tool |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0387247A (ja) * | 1988-02-15 | 1991-04-12 | Kanebo Ltd | 吸水速度にすぐれたポリビニルアセタール系多孔体シート |
| JPH02200232A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-08 | Kuraray Co Ltd | 高抱水性拭浄材の製造方法 |
| US11383479B2 (en) * | 2020-03-24 | 2022-07-12 | The Procter And Gamble Company | Hair cleaning implement |
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