JPS6241237B2 - - Google Patents
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- JPS6241237B2 JPS6241237B2 JP52079819A JP7981977A JPS6241237B2 JP S6241237 B2 JPS6241237 B2 JP S6241237B2 JP 52079819 A JP52079819 A JP 52079819A JP 7981977 A JP7981977 A JP 7981977A JP S6241237 B2 JPS6241237 B2 JP S6241237B2
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- tunicamycin
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H19/00—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
- C07H19/02—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
- C07H19/04—Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
- C07H19/06—Pyrimidine radicals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/20—Bacteria; Culture media therefor
- C12N1/205—Bacterial isolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P19/00—Preparation of compounds containing saccharide radicals
- C12P19/26—Preparation of nitrogen-containing carbohydrates
- C12P19/28—N-glycosides
- C12P19/38—Nucleosides
- C12P19/385—Pyrimidine nucleosides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
- C12R2001/01—Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
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Description
本発明は新規で有用な物質であるツニカミン誘
導体に関する。 さらに詳しく言えば、本発明はストレプトミセ
ス属に属する菌株を培養することによつて又はツ
ニカマイシンを原料として用いて化学的な方法に
よつて得られるツニカミン誘導体に関するもので
ある。 ストレプトミセス・リソスペルフイカスと命名
したストレプトミセス菌株(微工研菌寄第653
号)の培養液中に抗生物質ツニカマイシンが生産
されていることは知られている(特公昭48−
29156号公報参照、昭和48年9月7日)。 このツニカマイシンは次式() を有することが認められている。また、ツニカマ
イシンの加水分解生成物の一つとして次式() を有するツニカミンが知られている。 本発明者らは、今回、上記菌株の培養物を更に
仔細に検討することによつて、上記ツニカマイシ
ンとは物理的化学的性状を異にする有用な新規物
質として下記一般式()のツニカミン誘導体が
培養液中に存在することを発見し、またこれを培
養液から採取することに成功した。 従つて、本発明の要旨とするところは、次の一
般式() 〔式中Rは水素原子であるか又は 式(CH3)2CH(CH2)oCH=CHCO−(但しnは
8〜11の整数である)で示される脂肪酸残基であ
る〕を有する物質、ツニカミン誘導体にある。 前記の一般式()においてRが 式(CH3)2CH(CH2)oCH=CHCO−(但しn=
8〜11〕の脂肪酸基である場合の化合物4種の複
合体をツニカミン誘導体Bと称し、またRが水素
原子である場合の化合物をツニカミン誘導体Cと
称する。 本発明のツニカミン誘導体B及びCは、生物活
性としては弱い活性を有しているが抗菌剤、抗腫
瘍剤、抗ウイルス剤製造の中間体として有用な物
質であり今後巾広い用途が期待される。 本発明の実施例で得られたツニカミン誘導体B
及びCの理化学的性質を表−1にまとめて示す。
導体に関する。 さらに詳しく言えば、本発明はストレプトミセ
ス属に属する菌株を培養することによつて又はツ
ニカマイシンを原料として用いて化学的な方法に
よつて得られるツニカミン誘導体に関するもので
ある。 ストレプトミセス・リソスペルフイカスと命名
したストレプトミセス菌株(微工研菌寄第653
号)の培養液中に抗生物質ツニカマイシンが生産
されていることは知られている(特公昭48−
29156号公報参照、昭和48年9月7日)。 このツニカマイシンは次式() を有することが認められている。また、ツニカマ
イシンの加水分解生成物の一つとして次式() を有するツニカミンが知られている。 本発明者らは、今回、上記菌株の培養物を更に
仔細に検討することによつて、上記ツニカマイシ
ンとは物理的化学的性状を異にする有用な新規物
質として下記一般式()のツニカミン誘導体が
培養液中に存在することを発見し、またこれを培
養液から採取することに成功した。 従つて、本発明の要旨とするところは、次の一
般式() 〔式中Rは水素原子であるか又は 式(CH3)2CH(CH2)oCH=CHCO−(但しnは
8〜11の整数である)で示される脂肪酸残基であ
る〕を有する物質、ツニカミン誘導体にある。 前記の一般式()においてRが 式(CH3)2CH(CH2)oCH=CHCO−(但しn=
8〜11〕の脂肪酸基である場合の化合物4種の複
合体をツニカミン誘導体Bと称し、またRが水素
原子である場合の化合物をツニカミン誘導体Cと
称する。 本発明のツニカミン誘導体B及びCは、生物活
性としては弱い活性を有しているが抗菌剤、抗腫
瘍剤、抗ウイルス剤製造の中間体として有用な物
質であり今後巾広い用途が期待される。 本発明の実施例で得られたツニカミン誘導体B
及びCの理化学的性質を表−1にまとめて示す。
【表】
ツニカミン誘導体Bそれ自体は抗ウイルス活性
を有し、ニワトリのニユーカツスル病ウイルスに
対する抗ウイルス活性の測定結果を表−2に示
す。
を有し、ニワトリのニユーカツスル病ウイルスに
対する抗ウイルス活性の測定結果を表−2に示
す。
【表】
に対する寒天拡散法によるプラーク阻
止効果の測定結果を示す。
本発明の一般式()のツニカミン誘導体は、
ストレプトミセス属に属する上記ツニカミン誘導
体生産菌を培養し、その培養物から目的物を採取
する醗酵方法によつて製造することができる。こ
のツニカミン誘導体生産菌の一例としては、ツニ
カマイシン生産菌として知られるストレプトミセ
ス・リソスペルフイカス(微工研菌寄第653号)
がある(特公昭48−29156号公報参照)。この醗酵
法においては、ストレプトミセス・リソスペルフ
イカス(微工研菌寄第653号)を好気的条件下に
培養して得た培養液から酸整又は中性でn−ブ
タノール抽出、同じく培養菌体からメタノール又
はアセトンにより抽出することが出来る。抽出溶
剤を溜去した後、シリカゲル、アルミナ、フロリ
ジルを用いたカラムクロマトグラフイーによりツ
ニカミン誘導体を単離することが出来る。カラム
クロマトグラフイに用いる溶剤としては種々の溶
剤系が考えられるが一例としてn−ブタノール:
酢酸:水:酢酸ブチル(4:1:1:6)(溶剤
A);同(4:1:1:2)(溶剤B);同
(4:1:1:1)(溶剤C)でシリカゲルカラム
から順次溶出させると、溶剤Aで不純物が、溶剤
Bでツニカミン誘導体Bが、溶剤Cでツニカミン
誘導体Cが各々溶出されて来る。尚ツニカマイシ
ンはツニカミン誘導体B、Cの中間に溶出され
る。 ツニカミン誘導体を得るもう一つの方法は、ツ
ニカマイシンを酸加水分解する方法である。即ち
ツニカマイシンを3N塩酸で加熱還流(3時間)
後n−ブタノール抽出し、抽出液を濃縮後シリカ
ゲルクロマトグラフイを行い、メタノールで溶出
しメタノール溶液に水を加えることにより結晶性
の白色沈澱としてツニカミン誘導体Bを得ること
が出来る。 ツニカマイシンの塩酸加熱還流液をn−ブタノ
ールで洗浄してツニカミン誘導体B及び不純物を
抽出除去した後、母液をイオン交換樹脂アンバー
ライトIRA−94(OH型)で中和、中和液をイオ
ン交換樹脂アンバーライトIRC−50(NH4型)に
吸着、0.1Nアンモニア水で溶離後イオン交換樹
脂ダイアイオンPA306(Br型)でクロマトグラフ
イーを行い、ツニカミン誘導体C含有画分を凍結
乾燥しツニカミン誘導体C物質のHBr塩を得るこ
とが出来る。 以上の醗酵法による場合も、またツニカマイシ
ンの塩酸加熱還流による加水分解法による場合
も、夫々得られたツニカミン誘導体B及びC物質
は、元素分析、比旋光度、融点、紫外部吸収スペ
クトル、赤外部吸収スペクトル、核磁気共鳴スペ
クトル、質量分析等の分析値の比較からみて、相
互に同じ化学構造を有するものであることが証明
された。 実施例 1 (イ) グルコース2.2%、コーン・グルテン・ミー
ル2.5%、フアームメデイア1.5%、炭酸カルシ
ウム0.3%、リン酸2カリ3.0%、リン酸1カリ
1.5%、PH6.8の培地20に26.5℃で、ストレプ
トミセス・リソスペルフイカス(微工研菌寄第
653号)を接種、通気(20/分)撹拌
(300RPM)培養し、培養3〜4日で残糖0.1%
となる。4日目で培養を中止し、過して菌体
と液に分離する。 液18をPH4.5に塩酸(6N)で調整し、10
のn−ブタノールを加えて撹拌し、溶剤層に
ツニカミン誘導体Bを転溶後、n−ブタノール
溶剤層をあつめて濃縮して0.6とし、これを
芒硝で脱水した後、3のアセトンを加えて沈
澱を得る。 一方菌体2.1Kg(湿潤重量)を、メタノール
2で2回抽出し、真空下にメタノールを溜去
し300mlの濃縮液を得る。これをPH4.5に調整し
n−ブタノール1600mlで抽出し、溶剤層にツニ
カミン誘導体を転溶し、溶剤層を濃縮、芒硝脱
水して0.6とし、これに3のアセトンを加
えて沈澱化し液よりの沈澱と合せて分離乾燥
し、14.1gのツニカミン誘導体B含有の粗粉末
を得る。純度は約2%(ツニカミン誘導体Bと
して)。 (ロ) ツニカミン誘導体Cを採取するためには、培
養液をn−ブタノール抽出した後の水性母液
をイオン交換樹脂アンバーライトIRA94(酢酸
型)2のカラムに通し、水3で洗浄する。
通過液と洗液を合併し、イオン交換樹脂アンバ
ーライトIRC−50(NH4型)2のカラムに通
し、ツニカミン誘導体を吸着させ、水洗後
0.1N NH4OHで溶出した。薄層クロマトグラフ
イー(メルク社製シリカゲルG、展開剤n−ブ
タノール:酢酸:水=4:1:1)で検出し、
ツニカミン誘導体Cを含有する分画を集め減
圧、濃縮して2.5gのツニカミン誘導体C含有
の粗粉末を得た。純度は約5%。 実施例 2 (イ) 実施例1で得たツニカミン誘導体B含有の粗
粉末5gをブタノール及びシリカゲル(メルク
社製Si−60)を加えてペースト状とし、500ml
のシリカゲルカラムにかけn−ブタノール:酢
酸:水:酢酸ブチル(4:1:1:2)で展開
し、溶出液を薄層クロマトグラフイーで分析
し、ツニカミン誘導体B含有画分を分散する。
これを濃縮乾燥後、100mlのシリカゲルカラム
を用いて再クロマトグラフイーを行いツニカミ
ン誘導体B〔これは一般式()でn=8、
9、10及び11である4種の化合物の複合体(混
合物)からなる〕を得た。収量42mg、 (ロ) ツニカミン誘導体C含有粗粉末1.0gをシリ
カゲルカラム〔500ml、n−ブタノール:酢
酸:水:酢酸ブチル(4:1:1:4)で調
製〕にチヤージし、同溶剤(4:1:1:1)
で展開し、溶出液を薄層クロマトグラフイーに
より分析し、ツニカミン誘導体C17mgを得た。 これらのツニカミン誘導体B及びC物質の標
品は薄層クロマトグラフイー、核磁気共鳴スペ
クトル、元素分析等から標準物質と同一である
ことが証明された。 実施例 3 ツニカマイシン10g(純度70%)を3規定塩酸
500mlに溶解し、撹拌条件下に還流を3時間行つ
て、ツニカマイシンを分解せしめる。還流液をn
−ブタノール500mlで2回抽出し、溶剤層に移行
するツニカミン誘導体Bを集め、真空濃縮し、
200mlのシリカゲルカラム(メルク社製Si−60)
を用いてカラムクロマトグラフイーを行う。 カラムはn−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチ
ル(4:1:1:8)で調製し、同じ溶剤400ml
を流して不純物を溶出せしめる。次いで同溶剤
(4:1:1:4)で展開し、薄層クロマトグラ
フイー〔シリカゲルG;n−ブタノール:酢酸:
水(4:1:1)〕でツニカミン誘導体Bの画分
を集め濃縮乾固して190mgのツニカミン誘導体B
含有の粗粉末を得る。純度75%、これを10mlのメ
タノールに溶解后、不溶物を去し、これに30ml
の水を加え、冷却保存し、生ずる結晶性粉末104
mgを得た。本品は前記各種分析の結果、ツニカミ
ン誘導体Bと同定された。 実施例 4 実施例3で得られた還流液をn−ブタノール
500mlで2回抽出した後に残る水層を集め、これ
を水を添加しつつ減圧濃縮して塩酸を溜去し、最
終的に20mlとする。これをイオン交換樹脂アンバ
ーライトIRC−50(NH4型)200mlの塔にチヤー
ジ、1の水で洗滌後0.1Nアンモニア水で溶出
する。溶出液400〜600mlの間を集め塩酸でPH7.0
とし濃縮乾固して810mgのツニカミン誘導体C物
質含有粗粉末を得た。 これにn−ブタノール及びシリカゲル(メルク
社製Si−60)を加えてペースト状とし、n−ブタ
ノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:1:2:
4)で調製したシリカゲルカラム(140ml)上に
重層し、同じ溶剤800mlで予洗後、同溶剤(4:
1:1:4)1.6で溶出する。ツニカミン誘導
体Cは480ml〜580mlの間に溶出される。この画分
を集め真空濃縮・乾固して380mgのツニカミン誘
導体C含有の粗粉末を得る。これを20mlの水に溶
解し、イオン交換樹脂ダイアイオンPA306(Br
型)100mlのカラムにチヤージし、水展開を行
い、薄層クロマトグラフイー(メルク社製、シリ
カゲルGn−ブタノール:酢酸:水=2:1:
1)で分析し、ツニカミン含量画分を集め、これ
を濃縮、凍結乾燥して335mgの白色粉末を得た。 同品は元素分析、赤外部吸収スペクトル、紫外
部吸収スペクトル、融点、核磁気共鳴スペクト
ル、質量分析等よりツニカミン誘導体C標品の構
造と完全に一致した。
止効果の測定結果を示す。
本発明の一般式()のツニカミン誘導体は、
ストレプトミセス属に属する上記ツニカミン誘導
体生産菌を培養し、その培養物から目的物を採取
する醗酵方法によつて製造することができる。こ
のツニカミン誘導体生産菌の一例としては、ツニ
カマイシン生産菌として知られるストレプトミセ
ス・リソスペルフイカス(微工研菌寄第653号)
がある(特公昭48−29156号公報参照)。この醗酵
法においては、ストレプトミセス・リソスペルフ
イカス(微工研菌寄第653号)を好気的条件下に
培養して得た培養液から酸整又は中性でn−ブ
タノール抽出、同じく培養菌体からメタノール又
はアセトンにより抽出することが出来る。抽出溶
剤を溜去した後、シリカゲル、アルミナ、フロリ
ジルを用いたカラムクロマトグラフイーによりツ
ニカミン誘導体を単離することが出来る。カラム
クロマトグラフイに用いる溶剤としては種々の溶
剤系が考えられるが一例としてn−ブタノール:
酢酸:水:酢酸ブチル(4:1:1:6)(溶剤
A);同(4:1:1:2)(溶剤B);同
(4:1:1:1)(溶剤C)でシリカゲルカラム
から順次溶出させると、溶剤Aで不純物が、溶剤
Bでツニカミン誘導体Bが、溶剤Cでツニカミン
誘導体Cが各々溶出されて来る。尚ツニカマイシ
ンはツニカミン誘導体B、Cの中間に溶出され
る。 ツニカミン誘導体を得るもう一つの方法は、ツ
ニカマイシンを酸加水分解する方法である。即ち
ツニカマイシンを3N塩酸で加熱還流(3時間)
後n−ブタノール抽出し、抽出液を濃縮後シリカ
ゲルクロマトグラフイを行い、メタノールで溶出
しメタノール溶液に水を加えることにより結晶性
の白色沈澱としてツニカミン誘導体Bを得ること
が出来る。 ツニカマイシンの塩酸加熱還流液をn−ブタノ
ールで洗浄してツニカミン誘導体B及び不純物を
抽出除去した後、母液をイオン交換樹脂アンバー
ライトIRA−94(OH型)で中和、中和液をイオ
ン交換樹脂アンバーライトIRC−50(NH4型)に
吸着、0.1Nアンモニア水で溶離後イオン交換樹
脂ダイアイオンPA306(Br型)でクロマトグラフ
イーを行い、ツニカミン誘導体C含有画分を凍結
乾燥しツニカミン誘導体C物質のHBr塩を得るこ
とが出来る。 以上の醗酵法による場合も、またツニカマイシ
ンの塩酸加熱還流による加水分解法による場合
も、夫々得られたツニカミン誘導体B及びC物質
は、元素分析、比旋光度、融点、紫外部吸収スペ
クトル、赤外部吸収スペクトル、核磁気共鳴スペ
クトル、質量分析等の分析値の比較からみて、相
互に同じ化学構造を有するものであることが証明
された。 実施例 1 (イ) グルコース2.2%、コーン・グルテン・ミー
ル2.5%、フアームメデイア1.5%、炭酸カルシ
ウム0.3%、リン酸2カリ3.0%、リン酸1カリ
1.5%、PH6.8の培地20に26.5℃で、ストレプ
トミセス・リソスペルフイカス(微工研菌寄第
653号)を接種、通気(20/分)撹拌
(300RPM)培養し、培養3〜4日で残糖0.1%
となる。4日目で培養を中止し、過して菌体
と液に分離する。 液18をPH4.5に塩酸(6N)で調整し、10
のn−ブタノールを加えて撹拌し、溶剤層に
ツニカミン誘導体Bを転溶後、n−ブタノール
溶剤層をあつめて濃縮して0.6とし、これを
芒硝で脱水した後、3のアセトンを加えて沈
澱を得る。 一方菌体2.1Kg(湿潤重量)を、メタノール
2で2回抽出し、真空下にメタノールを溜去
し300mlの濃縮液を得る。これをPH4.5に調整し
n−ブタノール1600mlで抽出し、溶剤層にツニ
カミン誘導体を転溶し、溶剤層を濃縮、芒硝脱
水して0.6とし、これに3のアセトンを加
えて沈澱化し液よりの沈澱と合せて分離乾燥
し、14.1gのツニカミン誘導体B含有の粗粉末
を得る。純度は約2%(ツニカミン誘導体Bと
して)。 (ロ) ツニカミン誘導体Cを採取するためには、培
養液をn−ブタノール抽出した後の水性母液
をイオン交換樹脂アンバーライトIRA94(酢酸
型)2のカラムに通し、水3で洗浄する。
通過液と洗液を合併し、イオン交換樹脂アンバ
ーライトIRC−50(NH4型)2のカラムに通
し、ツニカミン誘導体を吸着させ、水洗後
0.1N NH4OHで溶出した。薄層クロマトグラフ
イー(メルク社製シリカゲルG、展開剤n−ブ
タノール:酢酸:水=4:1:1)で検出し、
ツニカミン誘導体Cを含有する分画を集め減
圧、濃縮して2.5gのツニカミン誘導体C含有
の粗粉末を得た。純度は約5%。 実施例 2 (イ) 実施例1で得たツニカミン誘導体B含有の粗
粉末5gをブタノール及びシリカゲル(メルク
社製Si−60)を加えてペースト状とし、500ml
のシリカゲルカラムにかけn−ブタノール:酢
酸:水:酢酸ブチル(4:1:1:2)で展開
し、溶出液を薄層クロマトグラフイーで分析
し、ツニカミン誘導体B含有画分を分散する。
これを濃縮乾燥後、100mlのシリカゲルカラム
を用いて再クロマトグラフイーを行いツニカミ
ン誘導体B〔これは一般式()でn=8、
9、10及び11である4種の化合物の複合体(混
合物)からなる〕を得た。収量42mg、 (ロ) ツニカミン誘導体C含有粗粉末1.0gをシリ
カゲルカラム〔500ml、n−ブタノール:酢
酸:水:酢酸ブチル(4:1:1:4)で調
製〕にチヤージし、同溶剤(4:1:1:1)
で展開し、溶出液を薄層クロマトグラフイーに
より分析し、ツニカミン誘導体C17mgを得た。 これらのツニカミン誘導体B及びC物質の標
品は薄層クロマトグラフイー、核磁気共鳴スペ
クトル、元素分析等から標準物質と同一である
ことが証明された。 実施例 3 ツニカマイシン10g(純度70%)を3規定塩酸
500mlに溶解し、撹拌条件下に還流を3時間行つ
て、ツニカマイシンを分解せしめる。還流液をn
−ブタノール500mlで2回抽出し、溶剤層に移行
するツニカミン誘導体Bを集め、真空濃縮し、
200mlのシリカゲルカラム(メルク社製Si−60)
を用いてカラムクロマトグラフイーを行う。 カラムはn−ブタノール:酢酸:水:酢酸ブチ
ル(4:1:1:8)で調製し、同じ溶剤400ml
を流して不純物を溶出せしめる。次いで同溶剤
(4:1:1:4)で展開し、薄層クロマトグラ
フイー〔シリカゲルG;n−ブタノール:酢酸:
水(4:1:1)〕でツニカミン誘導体Bの画分
を集め濃縮乾固して190mgのツニカミン誘導体B
含有の粗粉末を得る。純度75%、これを10mlのメ
タノールに溶解后、不溶物を去し、これに30ml
の水を加え、冷却保存し、生ずる結晶性粉末104
mgを得た。本品は前記各種分析の結果、ツニカミ
ン誘導体Bと同定された。 実施例 4 実施例3で得られた還流液をn−ブタノール
500mlで2回抽出した後に残る水層を集め、これ
を水を添加しつつ減圧濃縮して塩酸を溜去し、最
終的に20mlとする。これをイオン交換樹脂アンバ
ーライトIRC−50(NH4型)200mlの塔にチヤー
ジ、1の水で洗滌後0.1Nアンモニア水で溶出
する。溶出液400〜600mlの間を集め塩酸でPH7.0
とし濃縮乾固して810mgのツニカミン誘導体C物
質含有粗粉末を得た。 これにn−ブタノール及びシリカゲル(メルク
社製Si−60)を加えてペースト状とし、n−ブタ
ノール:酢酸:水:酢酸ブチル(4:1:2:
4)で調製したシリカゲルカラム(140ml)上に
重層し、同じ溶剤800mlで予洗後、同溶剤(4:
1:1:4)1.6で溶出する。ツニカミン誘導
体Cは480ml〜580mlの間に溶出される。この画分
を集め真空濃縮・乾固して380mgのツニカミン誘
導体C含有の粗粉末を得る。これを20mlの水に溶
解し、イオン交換樹脂ダイアイオンPA306(Br
型)100mlのカラムにチヤージし、水展開を行
い、薄層クロマトグラフイー(メルク社製、シリ
カゲルGn−ブタノール:酢酸:水=2:1:
1)で分析し、ツニカミン含量画分を集め、これ
を濃縮、凍結乾燥して335mgの白色粉末を得た。 同品は元素分析、赤外部吸収スペクトル、紫外
部吸収スペクトル、融点、核磁気共鳴スペクト
ル、質量分析等よりツニカミン誘導体C標品の構
造と完全に一致した。
第1図は本発明によるツニカミン誘導体Bの赤
外部吸収スペクトル(KBr錠)、第3図は本発明
によるツニカミン誘導体CのHBr塩の赤外部吸収
スペクトル(KBr錠)、第2図は同ツニカミン誘
導体Bの核磁気共鳴吸収スペクトル(重ピリジン
中)、第4図は同ツニカミン誘導体Cの核磁気共
鳴吸収スペクトル(重水中)である。
外部吸収スペクトル(KBr錠)、第3図は本発明
によるツニカミン誘導体CのHBr塩の赤外部吸収
スペクトル(KBr錠)、第2図は同ツニカミン誘
導体Bの核磁気共鳴吸収スペクトル(重ピリジン
中)、第4図は同ツニカミン誘導体Cの核磁気共
鳴吸収スペクトル(重水中)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の一般式() 〔式中、Rは水素原子であるか又は 式(CH3)2CH(CH2)oCH=CHCO−(但しnは
8〜11の整数である)で示される脂肪酸残基であ
る〕を有する物質、ツニカミン誘導体。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7981977A JPS5414983A (en) | 1977-07-06 | 1977-07-06 | Tunicamine derivative and its preparation |
| GB7829052A GB2000776B (en) | 1977-07-06 | 1978-06-28 | Tunicamine derivatives and their preparation |
| US05/920,448 US4202968A (en) | 1977-07-06 | 1978-06-29 | New tunicamine derivatives and their preparation |
| IT09522/78A IT1174735B (it) | 1977-07-06 | 1978-07-05 | Derivati di tunicamina di attivita antibatterica e loro metodo di preparazione |
| FR7820718A FR2396766A1 (fr) | 1977-07-06 | 1978-07-05 | Nouveaux derives de tunicamine et leur procede de preparation |
| ES471534A ES471534A1 (es) | 1977-07-06 | 1978-07-06 | Proceso para la produccion de derivados de la tunicamina |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7981977A JPS5414983A (en) | 1977-07-06 | 1977-07-06 | Tunicamine derivative and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5414983A JPS5414983A (en) | 1979-02-03 |
| JPS6241237B2 true JPS6241237B2 (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=13700803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7981977A Granted JPS5414983A (en) | 1977-07-06 | 1977-07-06 | Tunicamine derivative and its preparation |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPS5414983A (ja) |
| ES (1) | ES471534A1 (ja) |
| FR (1) | FR2396766A1 (ja) |
| GB (1) | GB2000776B (ja) |
| IT (1) | IT1174735B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JPS6019917B2 (ja) * | 1981-05-22 | 1985-05-18 | 関東医師製薬株式会社 | N―アセチルノイラミン酸誘導体 |
| US4918174A (en) * | 1986-09-26 | 1990-04-17 | Abbott Laboratories | Tiacumicin compounds |
| US6415048B1 (en) | 1993-10-12 | 2002-07-02 | Schneider Medical Technologies, Inc. | Compositional analysis system |
| AU2012201839B2 (en) * | 2011-04-01 | 2013-03-21 | Gilmac Holdings Pty Ltd | Detection of Tunicamines |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442511B2 (ja) * | 1971-08-18 | 1979-12-14 |
-
1977
- 1977-07-06 JP JP7981977A patent/JPS5414983A/ja active Granted
-
1978
- 1978-06-28 GB GB7829052A patent/GB2000776B/en not_active Expired
- 1978-06-29 US US05/920,448 patent/US4202968A/en not_active Expired - Lifetime
- 1978-07-05 IT IT09522/78A patent/IT1174735B/it active
- 1978-07-05 FR FR7820718A patent/FR2396766A1/fr active Granted
- 1978-07-06 ES ES471534A patent/ES471534A1/es not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT1174735B (it) | 1987-07-01 |
| FR2396766B1 (ja) | 1982-08-06 |
| IT7809522A0 (it) | 1978-07-05 |
| US4202968A (en) | 1980-05-13 |
| GB2000776A (en) | 1979-01-17 |
| ES471534A1 (es) | 1979-01-16 |
| FR2396766A1 (fr) | 1979-02-02 |
| JPS5414983A (en) | 1979-02-03 |
| GB2000776B (en) | 1982-02-10 |
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