JPS6241105Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6241105Y2 JPS6241105Y2 JP1981156925U JP15692581U JPS6241105Y2 JP S6241105 Y2 JPS6241105 Y2 JP S6241105Y2 JP 1981156925 U JP1981156925 U JP 1981156925U JP 15692581 U JP15692581 U JP 15692581U JP S6241105 Y2 JPS6241105 Y2 JP S6241105Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hammer
- rock
- weight
- grab bucket
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 21
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 13
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 3
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- -1 silt Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は基礎工事のオールケーシング工法によ
る掘削途中において地盤中の岩盤に衝き当つた
際、その岩盤を破砕するためにハンマーグラブバ
ケツトと交換して使用する基礎工事用岩盤破砕ハ
ンマーに関するものである。
る掘削途中において地盤中の岩盤に衝き当つた
際、その岩盤を破砕するためにハンマーグラブバ
ケツトと交換して使用する基礎工事用岩盤破砕ハ
ンマーに関するものである。
土木建築の基礎工事の一つとして例えば場所打
ちコンクリート杭工法があり、またこの場所打ち
杭工法の一つとしてオールケーシング工法があ
る。
ちコンクリート杭工法があり、またこの場所打ち
杭工法の一つとしてオールケーシング工法があ
る。
第１図はそのオールケーシング工法を示すもの
で、図中１は従来工法で掘削可能な地盤、２は従
来工法では掘削不可能な岩盤、３はケーシングチ
ユーブ、４はハンマーグラブバケツト、５はその
吊り索で、通常クローラークレーン（図示せず）
等を使用して吊り下げる。
で、図中１は従来工法で掘削可能な地盤、２は従
来工法では掘削不可能な岩盤、３はケーシングチ
ユーブ、４はハンマーグラブバケツト、５はその
吊り索で、通常クローラークレーン（図示せず）
等を使用して吊り下げる。
しかしてこのオールケーシング工法は、掘削に
先き立つてケーシングチユーブ３を地盤１中に揺
動させながら貫入して孔壁を防護し、ハンマーグ
ラブバケツト４によりケーシングチユーブ３の内
部を掘削して土砂の排出を行うものである。
先き立つてケーシングチユーブ３を地盤１中に揺
動させながら貫入して孔壁を防護し、ハンマーグ
ラブバケツト４によりケーシングチユーブ３の内
部を掘削して土砂の排出を行うものである。
このためこのオールケーシング工法では、粘土
層、シルト層、砂層、砂利層および礫層等の地層
に対しては掘削可能であるが、掘削途中において
第１図に示すように岩盤２に衝き当るとハンマー
グラブバケツト４では掘削不可能になる。
層、シルト層、砂層、砂利層および礫層等の地層
に対しては掘削可能であるが、掘削途中において
第１図に示すように岩盤２に衝き当るとハンマー
グラブバケツト４では掘削不可能になる。
本考案はこのような場合における岩盤の掘削を
可能にする岩盤破砕ハンマーを提供することを目
的とするものである。
可能にする岩盤破砕ハンマーを提供することを目
的とするものである。
以下図面について本考案の実施例を説明する。
図中第１図と同一の符号は同等のものを示す。
図中第１図と同一の符号は同等のものを示す。
第３図ａ〜ｅは本考案の岩盤破砕ハンマーの第
１実施例を示すもので、これは円筒形状の重錘６
の上部に孔７ａを有する吊り部７を突設し、重錘
６の下部に、数個（本実施例では６個）の三角錘
状の尖がつた刃８を下方へ向けて円周等分位置に
分布配設する。なおこの実施例では重錘６と刃８
とを一体に形成してあるが、第３図ｄに示すよう
に刃８の先端部８ａを補強のため高張力鋼とす
る。９は重錘６の中心に設けた孔で、この孔９は
破砕したずりの逃げ場として役立つものである。
１実施例を示すもので、これは円筒形状の重錘６
の上部に孔７ａを有する吊り部７を突設し、重錘
６の下部に、数個（本実施例では６個）の三角錘
状の尖がつた刃８を下方へ向けて円周等分位置に
分布配設する。なおこの実施例では重錘６と刃８
とを一体に形成してあるが、第３図ｄに示すよう
に刃８の先端部８ａを補強のため高張力鋼とす
る。９は重錘６の中心に設けた孔で、この孔９は
破砕したずりの逃げ場として役立つものである。
また第４図ａ〜ｅは本考案の岩盤破砕ハンマー
の第２実施例を示すもので、これはほぼ円筒形状
の重錘６′の上部に孔７a′を有する吊り部７′を突
設し、重錘６′の下部に、数個（本実施例では６
個）のほぼ三角板状の尖がつた刃８′を下方へ向
けて円周等分位置に配置して溶接等により重錘
６′に強固に固着する。なおこの刃８′は高張力鋼
を素材として製作する。また９′は重錘６′の中心
部に設けた孔で、この孔９′は配砕したずりの逃
げ場として役立つものである。
の第２実施例を示すもので、これはほぼ円筒形状
の重錘６′の上部に孔７a′を有する吊り部７′を突
設し、重錘６′の下部に、数個（本実施例では６
個）のほぼ三角板状の尖がつた刃８′を下方へ向
けて円周等分位置に配置して溶接等により重錘
６′に強固に固着する。なおこの刃８′は高張力鋼
を素材として製作する。また９′は重錘６′の中心
部に設けた孔で、この孔９′は配砕したずりの逃
げ場として役立つものである。
上述の如く構成した第１実施例のハンマーＨお
よび第２実施例のハンマーH′は、重い程岩盤破
砕効果が大となる。例えば掘削孔の直径が2mの
ものに対しては2000Kg〜3000Kg程度のハンマー重
量が適当である。
よび第２実施例のハンマーH′は、重い程岩盤破
砕効果が大となる。例えば掘削孔の直径が2mの
ものに対しては2000Kg〜3000Kg程度のハンマー重
量が適当である。
つぎに上述の如く構成した岩盤破砕ハンマーＨ
を使用して行う岩盤掘削工法を第２図について説
明する。
を使用して行う岩盤掘削工法を第２図について説
明する。
すなわち第１図に示したハンマーグラブバケツ
ト４による掘削途中において地盤中の岩盤２に衝
き当つたならば、ハンマーグラブバケツト４を一
旦ケーシングチユーブ３内より引き上げてから、
クローラークレーン（図示せず）等の索５より外
し、この索５により岩盤破砕ハンマーＨを吊り上
げて、ケーシングチユーブ３の直上方へ位置さ
せ、適当な高さから索５を一気にゆるめてハンマ
ーＨを落下させる。
ト４による掘削途中において地盤中の岩盤２に衝
き当つたならば、ハンマーグラブバケツト４を一
旦ケーシングチユーブ３内より引き上げてから、
クローラークレーン（図示せず）等の索５より外
し、この索５により岩盤破砕ハンマーＨを吊り上
げて、ケーシングチユーブ３の直上方へ位置さ
せ、適当な高さから索５を一気にゆるめてハンマ
ーＨを落下させる。
ハンマーＨの下部には尖つた刃８があり、かつ
このハンマーＨの重量は非常に大きいため、岩盤
２はかなりな量が瞬時に破砕される。破砕された
ずりを前記のハンマーグラブバケツト４により引
き上げた後、また岩盤破砕ハンマーＨを落下させ
る作業を繰り返して岩盤２を掘削する。
このハンマーＨの重量は非常に大きいため、岩盤
２はかなりな量が瞬時に破砕される。破砕された
ずりを前記のハンマーグラブバケツト４により引
き上げた後、また岩盤破砕ハンマーＨを落下させ
る作業を繰り返して岩盤２を掘削する。
本考案は上述の通りであるから、これによれば
従来のハンマーグラブバケツト等によつては掘削
不可能であつた岩盤の掘削が簡単に能率よく可能
となるため、本考案はこの種基礎工事の適用範囲
を大巾に拡張できるというすぐれた効果がある。
従来のハンマーグラブバケツト等によつては掘削
不可能であつた岩盤の掘削が簡単に能率よく可能
となるため、本考案はこの種基礎工事の適用範囲
を大巾に拡張できるというすぐれた効果がある。
第１図はオールケーシング工法の説明用縦断面
図、第２図は本考案のハンマーを使用する工法の
説明用縦断面図、第３図ａは本考案の岩盤破砕ハ
ンマーの第１実施例の正面図、同図ｂはその側面
図、同図ｃは同平面図、同図ｄはそのＡ−Ａ断面
図、同図ｅは底面図、第４図ａは本考案の岩盤破
砕ハンマーの第２実施例の正面図、同図ｂはその
側面図、同図ｃは同平面図、同図ｄはそのＢ−Ｂ
断面図、同図ｅは同底面図である。 １……掘削可能な地盤、２……岩盤、３……ケ
ーシングチユーブ、４……ハンマーグラブバケツ
ト、５……索、６，６′……重錘、７，７′……吊
り部、８，８′……刃、８ａ……先端部、９，
９′……中心孔、Ｈ，H′……岩盤破砕ハンマー。
図、第２図は本考案のハンマーを使用する工法の
説明用縦断面図、第３図ａは本考案の岩盤破砕ハ
ンマーの第１実施例の正面図、同図ｂはその側面
図、同図ｃは同平面図、同図ｄはそのＡ−Ａ断面
図、同図ｅは底面図、第４図ａは本考案の岩盤破
砕ハンマーの第２実施例の正面図、同図ｂはその
側面図、同図ｃは同平面図、同図ｄはそのＢ−Ｂ
断面図、同図ｅは同底面図である。 １……掘削可能な地盤、２……岩盤、３……ケ
ーシングチユーブ、４……ハンマーグラブバケツ
ト、５……索、６，６′……重錘、７，７′……吊
り部、８，８′……刃、８ａ……先端部、９，
９′……中心孔、Ｈ，H′……岩盤破砕ハンマー。
Claims (1)
- 基礎工事のためのオールケーシング工法に用い
るハンマーグラブバケツトと交換して使用する基
礎工事用岩盤破砕ハンマーであつて、クレーン等
の吊り上げ索によつて吊り上げることができるよ
うにした中心孔を有するほぼ円筒形状の重錘の下
部に、垂直断面形状がほぼ三角形状の数個の高張
力鋼製の尖がつた刃を下方へ向けて円周等分位置
に固定的に設けてなる基礎工事用岩盤破砕ハンマ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981156925U JPS6241105Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981156925U JPS6241105Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57101187U JPS57101187U (ja) | 1982-06-22 |
| JPS6241105Y2 true JPS6241105Y2 (ja) | 1987-10-21 |
Family
ID=29949455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981156925U Expired JPS6241105Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6241105Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326402A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-11 | Kumagai Gumi Co Ltd | Impact type excavating bucket |
| JPH055380U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-26 | 株式会社テイサク | 打撃工具における緩衝装置 |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP1981156925U patent/JPS6241105Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326402A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-11 | Kumagai Gumi Co Ltd | Impact type excavating bucket |
| JPH055380U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-26 | 株式会社テイサク | 打撃工具における緩衝装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57101187U (ja) | 1982-06-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN106978807A (zh) | 一种软土盾构掘进区穿越既有桥梁拔桩装置及施工方法 | |
| US3903662A (en) | Method of securing structural support elements in soil | |
| CN110387879A (zh) | 一种液压振动锤击沉管的混凝土灌注桩施工方法 | |
| CN106545007A (zh) | 在下部为硬质岩层的地层中成桩的方法 | |
| CN104727324B (zh) | 不规则地下室支护施工方法 | |
| CN114108654A (zh) | 一种承压水上船坞侵入基坑区域清障施工方法 | |
| JP2019148070A (ja) | 地下構造物の構築方法 | |
| JPH10168880A (ja) | 地中埋設障害物の除去装置および同障害物の除去方法 | |
| JP3453664B2 (ja) | 縦坑の構築工法 | |
| JPS6241105Y2 (ja) | ||
| CN206570811U (zh) | 软土盾构掘进区穿越既有桥梁拔桩装置 | |
| JP4074198B2 (ja) | 既設杭の撤去方法 | |
| CN111851510A (zh) | 土岩基坑爆破开挖体系及应用其的施工方法 | |
| JPH0960311A (ja) | リフトアップ解体工法 | |
| CN212673968U (zh) | 土岩基坑爆破开挖体系 | |
| JPH07102557A (ja) | 地中竪穴掘削工事における表層ケーシングの回転建込み工法 | |
| Das et al. | Different Techniques Used for Well Foundation Construction Focused on Pneumatic Cassion Technique: A Review | |
| JPS63289114A (ja) | 削孔ケ−シング用のヘッド | |
| JP2000145354A (ja) | 岩盤に於ける深礎掘削工法 | |
| US1665797A (en) | Method of excavating and producing foundations | |
| JPH0351403Y2 (ja) | ||
| JP6549407B2 (ja) | 杭建込工法 | |
| JPH06137053A (ja) | 掘孔装置 | |
| JP2553987B2 (ja) | 深礎基礎掘削施工法 | |
| JPH058298B2 (ja) |