JP2019148070A - 地下構造物の構築方法 - Google Patents

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【課題】工期を短縮できる地下構造物の構築方法を提供する。【解決手段】深礎杭を構築する際に、まず地盤に横坑2および横坑から上方に延びるグローリーホール12を構築する。そして、グローリーホール12を含む深礎杭の形成範囲11の地盤を掘削し、掘削ずりをグローリーホール12に投入して横坑2から搬出する。地盤を所定深さまで掘削する途中において、掘削孔13の平面位置で架台5を設置し、深礎杭に必要な鉄筋6を架台5上に組立て、地盤を所定深さまで掘削した後に、架台5を所定深さまで吊り降ろして鉄筋6をセットする。その後、掘削孔13と横坑2にコンクリートを打設し、鉄筋6および架台5をコンクリートに埋設する。【選択図】図6

Description

本発明は、地下構造物の構築方法に関する。
深礎杭を構築する際は、重機による削岩や爆薬等の発破を行い地盤を掘削して掘削孔を形成した後、重機を撤去して掘削孔に足場を設け、深礎杭を構成する構造体である鉄筋を掘削孔内で組立てて設置する。地盤を掘削する際に生じる掘削ずりは、クレーンやベッセルにより上方へ揚重して搬出する。
鉄筋の設置後、足場を解体して撤去し、掘削孔にコンクリートを打設することで深礎杭が構築される。特許文献1、2には、鉄筋の設置時やコンクリート打設時等の作業足場として吊り足場(スカフォード)を用いる例が記載されている。
特開2002−38475号公報 特開平9-25719号公報
しかしながら、上記した従来の工法では、地盤の掘削工程と鉄筋の設置工程がそれぞれクリティカルパスとなり、工期短縮が難しかった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、工期を短縮できる地下構造物の構築方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための本発明は、地下構造物の構築方法であって、地盤に横坑および前記横坑から上方に延びる掘削ずりの排出用の排出孔を構築する工程と、前記排出孔を含む範囲の地盤を掘削し、掘削ずりを前記排出孔に投入して前記横坑から搬出する工程と、前記地盤を所定深さまで掘削する途中において、掘削孔の平面位置で架台を吊設し、前記地下構造物の構造体を前記架台上に設置する工程と、前記地盤を所定深さまで掘削した後に、前記架台を下降させて前記構造体を所定位置にセットする工程と、を具備することを特徴とする地下構造物の構築方法である。
前記構造体は例えば鉄筋であり、前記鉄筋をセットした後、前記掘削孔にコンクリートを打設し、前記鉄筋および前記架台を前記コンクリートに埋設する。
また前記地下構造物は例えば深礎杭である。
本発明によれば、掘削孔の平面位置に配置した架台の上下において、鉄筋等の構造体の設置と地盤の掘削を並行して行うことで、前記したクリティカルパスをラップさせることが可能となり、大幅な工期短縮が可能となる。掘削の完了後は、架台を吊り降ろすだけで鉄筋等を必要な位置に容易にセットできる。また、掘削孔の平面位置に架台がある状態では従来のように掘削ずりを上部へ揚重して搬出することが難しいが、本発明では、先行設置した排出孔を介して掘削ずりを下方の横坑へ排出し、横坑から外部に搬出することが可能である。
深礎杭のような大規模な地下構造物では必要な鉄筋も大掛かりになるが、本発明では上記の手法により掘削と並行して架台上に鉄筋を組んでおくことで施工時の工期短縮につながる。
前記架台は、前記地盤の掘削の進行に応じて吊り降ろすことが望ましい。また前記架台を吊り降ろした後、前記構造体の上に新たな構造体を設置することも望ましい。
このように、本発明では単なる作業用のスカフォードではなく、鉄筋等の構造体を吊り降ろすための架台を吊設して、掘削の進行に応じて架台を吊り降ろしつつその上で鉄筋等を継ぎ足して設置することにより、鉄筋等の設置と掘削の並行作業を好適に行うことが可能となり、鉄筋等の設置作業も地表面で行うことが可能になる。
前記横坑に、掘削ずりの搬出用のベルトコンベアを設置することが望ましい。
これにより、横坑内において、掘削ずりを好適に外部に搬出することができる。
本発明により、工期を短縮できる地下構造物の構築方法を提供することができる。
横坑2の形成について説明する図。 グローリーホール12の形成について説明する図。 グローリーホール12を示す図。 地盤の掘削について説明する図。 架台5の設置について説明する図。 地盤の掘削と鉄筋6の組立について説明する図。 地盤の掘削について説明する図。 鉄筋6のセットについて説明する図。 コンクリート17の打設について説明する図。 深礎杭10aを示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜図9は本発明の実施形態に係る深礎杭(地下構造物)の構築方法を示す図である。本実施形態では、山の斜面に掘削孔(立坑)を形成し、そこに道路橋脚等の基礎として深礎杭を構築する例について説明する。
(1.横坑の形成)
本実施形態では、まず図1に示すように山1の斜面の深礎杭の形成範囲11の下部に当たる深さで横坑2を形成する。また深礎杭の形成範囲11の上方の斜面を整地しておく。
横坑2は、平面において深礎杭の形成範囲11まで達するように形成される。横坑2は掘削ずりを外部に搬出するためのものであり、内部に振動フィーダ21やベルトコンベア22が設置される。ただし、掘削ずりの搬出のために横坑2内でバックホウ等の重機を稼働させたり、掘削ずりの搬出にあたって横坑2内でダンプトラックを走行させたり、またベルトコンベア22による搬出とダンプトラックによる搬出を併用することも可能であり、横坑2からの掘削ずりの搬出にあたっては様々な手段が考えられる。さらに、横坑2を地下水の排水に利用することも可能である。
(2.グローリーホールの形成)
本実施形態では、次に、掘削ずりの排出用のグローリーホール(排出孔)を深礎杭の形成範囲11に形成する。この際、まず図2(a)に示すように深礎杭の形成範囲11の上方の地表面にレイズボーリングマシン3を設置し、ロッド31の先端32に設けたビットで地盤を下方へと横坑2まで穿孔する。
その後、ロッド31の先端32を拡径し、図2(b)に示すようにロッド31を引き上げながら拡径部の上面に設けたビットで地盤を上方へと掘削することで、上記穿孔した孔を拡径する。
これにより、図3(a)に示すように、横坑2から上方へと略鉛直方向に延びるグローリーホール12が形成される。グローリーホール12の形成時に生じる掘削ずりは、横坑2に落ちて振動フィーダ21からベルトコンベア22により外部へと搬出される。この掘削ずりから、地盤が重金属などを有していないか等の事前の地質調査を原位置の土質により深礎杭の深さ範囲の全体に亘って精度よく行うことも可能である。
また本実施形態では、グローリーホール12の孔壁保護のため、図3(b)に示すようにグローリーホール12の内面に沿って鋼管121を挿入する。当該内面と鋼管121の間には必要に応じてセメントミルク等を充填する。
(3.地盤の掘削)
本実施形態では、次に、図4に示すようにグローリーホール12を含む深礎杭の形成範囲11で地盤の掘削を開始する。本実施形態では掘削孔13の上端外縁(坑口)をコンクリート等によるガイドウォール14によって補強し、地盤の掘削は重機4による削岩や爆薬等の発破によって行う。また、掘削作業と並行してコンクリート吹付等による孔壁保護も行われる。
地盤の掘削により生じる掘削ずりは、グローリーホール12に投入することで掘削孔13から排出し、前記と同様、横坑2から外部へと搬出する。またグローリーホール12の鋼管121は掘削の進行に応じて上部から順に切断して撤去してゆく。以上はこの後の工程においても同様である。
このように地盤の掘削を行う途中で(例えば10m程度の深さまで掘削した段階で)、本実施形態では図5(a)に示すように掘削孔13の平面位置において掘削孔13の上端付近に昇降自在な架台5を設置し、図5(b)に示すように架台5の上で深礎杭の鉄筋6(深礎杭の構造体)を組立てて設置する。鉄筋6は、主筋61の周囲に帯筋62を設けた鉄筋籠であるが、特に限定されることはない。
架台5は、鉄筋6の吊り降ろし用の架台であり、ガイドウォール14の上に設けた吊下装置15から吊材16によって吊設される。架台5の吊設は所定の安全率を確保するように複数の吊下装置15により行われるが、吊下装置15や吊材16の構成は特に限定されない。例えば吊材16としては通常のワイヤやPC鋼線等を用いることができる。
架台5は例えば鉄骨等を格子状に組み、その上に網状の床材を設けることによって形成され、図5(a)に示すように作業員や資機材等が出入りするための開閉可能な出入口51も設けられる。これにより、重機4の故障対応や発破時の作業員の退避を行うことができる。
また架台5の下面には、工事騒音防止のための防音材53や、架台5の下方の掘削孔13の暗所を照明するための照明装置54、掘削時の粉塵対策のための散水装置55や集塵装置56等が設けられる。
本実施形態では、図6(a)、(b)に示すように地盤の掘削の進行に応じて架台5を吊り降ろし、架台5を吊り降ろした後、鉄筋6の上に新たな鉄筋6を継ぎ足して設置し、鉄筋6を上方に組み上げてゆく。この作業は掘削孔13の周囲の地表面において行うことができる。また必要に応じて掘削孔13の孔壁保護等の作業を行うための足場も架台5に形成し、架台5上での作業を行えるようにしておく。
上記の工程を繰り返し、図7に示すように所定深さまで地盤の掘削を行うと、掘削を完了する。本実施形態では、前記した深礎杭の形成範囲11に加えて架台5の厚さ程度の深さの余掘りを行っている。掘削を完了した時点で、深礎杭に必要な鉄筋6は全て組み終えて完成した状態で架台5上に存在している。なお、掘削孔13と干渉する横坑2の先端部分は掘削途中の適当な時点で解体し、また横坑2内に設置した振動フィーダ21やベルトコンベア22も適当な時点で撤去して横坑2から外部に搬出する。
(4.コンクリート17の打設)
この後、重機4等を横坑2から外部に搬出し、図8に示すように架台5を所定深さ(掘削孔13の底部)まで下降させて鉄筋6を所定位置にセットする。架台5は上記の余掘り部分に配置される。なお、重機4等は前記した架台5の出入口51から上方に搬出することも可能である。
この後、吊下装置15や吊材16、および必要に応じて足場等の解体、撤去を行い、図9に示すように掘削孔13および横坑2にコンクリート17を打設して深礎杭10が形成される。深礎杭10は、鉛直方向の各位置での水平断面が略等しい形状および大きさの断面となるような構成を有している。なお、横坑2内のコンクリート17は、掘削孔13のコンクリートよりも貧配合のコンクリートとしてよい。また本実施形態では鉄筋6に加えて架台5もコンクリート17内に埋設される。
以上説明したように、本実施形態によれば、掘削孔13の平面位置に配置した架台5の上下において、鉄筋6の設置と地盤の掘削を並行して行うことで、前記したクリティカルパスをラップさせることが可能となり、大幅な工期短縮が可能となる。掘削の完了後は、架台5を吊り降ろすだけで鉄筋6を必要な位置に容易にセットできる。
また、掘削孔13の平面位置に架台5がある状態では従来のように掘削ずりを上部へ揚重して搬出することが難しいが、本実施形態では、先行設置したグローリーホール12を介して掘削ずりを下方の横坑2へ排出し、横坑2から外部に搬出することが可能である。そのため、架台5の出入口51等を介して掘削ずりを上方に揚重して搬出する必要はほぼ無い。例えば、仮にベッセルやバケット等を用いて架台5の出入口51等から掘削ずりを上方に揚重して搬出しようとする場合、作業効率が悪く、また一時的にであっても鉄筋組立との上下作業になるため安全面の問題が生じるが、本実施形態のようにグローリーホール12を介して掘削ずりを下方の横坑2へ排出し、横坑2から外部に搬出する場合、そのような効率面や安全面の問題は生じない。
また深礎杭10のような大規模な地下構造物では必要な鉄筋6も大掛かりになるが、本実施形態では上記の手法により掘削と並行して架台5上に鉄筋6を組んで設置しておくことで施工時の工期短縮につながる。
また、本実施形態では単なる作業用のスカフォードではなく、鉄筋吊り降ろし用の架台5を吊設して、掘削の進行に応じて架台5を吊り降ろしつつその上で鉄筋6を継ぎ足して設置することにより、鉄筋6の設置と掘削の並行作業を好適に行うことが可能となり、鉄筋6の設置作業も地表面で行うことが可能になる。
さらに、本実施形態では掘削ずりの搬出用のベルトコンベア22を横坑2内に設置することで、横坑2内において掘削ずりを好適に外部に搬出することができる。ただし、前記したように横坑2からの掘削ずりの搬出にあたっては様々な手段が考えられ、ベルトコンベア22に限られることはない。
グローリーホール12は、レイズボーリングマシン3等を用い、地盤を横坑2まで下方に穿孔した後、上方への掘削を行って穿孔した孔を拡径することで容易に形成することができる。さらに、本実施形態ではグローリーホール12に鋼管121を挿入してグローリーホール12の孔壁を鋼管121で保護することで、掘削ずりの投入時に孔壁が徐々に崩れるのを防止できる。孔壁保護をコンクリート吹付により行う場合、爆薬等の発破時の衝撃によって孔壁が崩れる可能性があるが、鋼管121によって保護する場合、そのような心配もない。ただし、グローリーホール12の孔壁が丈夫な場合は鋼管121を省略することも可能である。
さらに、本実施形態では防音材53によって架台5に防音性能を付加することにより、架台5の下方で行われる重機4による削岩や発破等に伴う工事騒音の低減が図れる。
また架台5に照明装置54を設けることで、下方の掘削孔13の暗所を照らすことができて掘削作業の助けになり、夜間施工等も可能になる。
さらに、架台5には作業員または資機材が出入りするための出入口51が設けられるので、重機4の故障対応や発破時の作業員の退避を行うことができる。
加えて、架台5に散水装置55や集塵装置56を設けることで、掘削に伴う粉塵対策も可能になる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば架台5の構成は前記したものに限ることはなく、架台5の側面に反力装置を設け、架台5の下面に下向きの掘削機を設置して掘削に用いることも可能である。また架台5と掘削孔13の底部との間を作業員が移動するための昇降設備を設けることも可能である。
さらに、図10(a)に示すように横坑2は深礎杭の形成範囲11より低い位置に設けるようにしてもよく、この場合は前記と同様の工程により掘削等を行った後、図10(b)に示すように掘削孔13と横坑2およびこれらの間のグローリーホール12にコンクリート17を打設することで深礎杭10aが形成される。なお、掘削に用いた重機4等は、前記したように架台5の出入口51から上方へと搬出することができる。
また、本実施形態では掘削の進行に応じて架台5を段階的に下降させるが、これに限ることはない。例えば掘削の途中で架台5の下降を停止し、掘削の完了後に架台5を掘削孔13の底部まで一度に下降させてもよい。この場合は、架台5の下降を停止するまでは高い安全率をもって架台5を吊設するが、架台5の下降を停止した後に吊下装置15や吊材16の盛り替えを行って上記の安全率より若干低い安全率で架台5を吊設する構成とすることも可能である。
さらに、掘削中には架台5を下降させず、掘削の完了後に架台5を掘削孔13の底部まで一度に下降させることも可能である。いずれにせよ、掘削が完了した時点で架台5が掘削孔13の平面位置にあり、必要な鉄筋6が組み終えた状態で架台5上に存在していればよい。また鉄筋6の設置方法も特に限定されず、例えば鉄筋籠をユニット化して各ユニットを連結するなどの手法も可能である。
さらに、本実施形態において、グローリーホール12は、レイズボーリングマシン3等を用いて地盤を横坑2まで下方に穿孔した後、上方への掘削を行って穿孔した孔を拡径して形成するが、グローリーホール12の形成方法はこれに限らない。地表面から地盤を下方に掘削することで、上記のような穿孔作業を経ずに直接グローリーホール12を形成することも可能である。地盤の掘削には、ハンマーによってビットに打撃を与え当該ビットにより地盤を掘削するダウンザホールハンマーや、ケーシングを全周回転させながら地盤に挿入しつつその内側の地盤の掘削を行う全旋回オールケーシングを用いることができ、施工条件などにもよるが短期間でグローリーホール12を形成できる可能性がある。
また本実施形態では地下構造物として深礎杭を構築する例を説明したが、地下構造物は深礎杭に限ることはなく、例えばタンクなどの容器構造物等であってもよい。また、地下構造物の規模にもよるが、場合によっては地下構造物の構造体として鉄筋6の代わりにプレキャストブロック等を上記と同様の手法で架台5上に設置することも可能である。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:山
2:横坑
3:レイズボーリングマシン
4:重機
5:架台
6:鉄筋
10、10a:深礎杭
12:グローリーホール
13:掘削孔
14:ガイドウォール
15:吊下装置
16:吊材
17:コンクリート
21:振動フィーダ
22:ベルトコンベア
51:出入口
53:防音材
54:照明装置
55:散水装置
56:集塵装置
121:鋼管

Claims (6)

  1. 地下構造物の構築方法であって、
    地盤に横坑および前記横坑から上方に延びる掘削ずりの排出用の排出孔を構築する工程と、
    前記排出孔を含む範囲の地盤を掘削し、掘削ずりを前記排出孔に投入して前記横坑から搬出する工程と、
    前記地盤を所定深さまで掘削する途中において、掘削孔の平面位置で架台を吊設し、前記地下構造物の構造体を前記架台上に設置する工程と、
    前記地盤を所定深さまで掘削した後に、前記架台を下降させて前記構造体を所定位置にセットする工程と、
    を具備することを特徴とする地下構造物の構築方法。
  2. 前記構造体は鉄筋であり、
    前記鉄筋をセットした後、前記掘削孔にコンクリートを打設し、前記鉄筋および前記架台を前記コンクリートに埋設することを特徴とする請求項1記載の地下構造物の構築方法。
  3. 前記地下構造物は深礎杭であることを特徴とする請求項2に記載の地下構造物の構築方法。
  4. 前記架台を、前記地盤の掘削の進行に応じて吊り降ろすことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の地下構造物の構築方法。
  5. 前記架台を吊り降ろした後、前記構造体の上に新たな構造体を設置することを特徴とする請求項4記載の地下構造物の構築方法。
  6. 前記横坑に、掘削ずりの搬出用のベルトコンベアを設置することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の地下構造物の構築方法。
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