JPS6240371A - 真空処理設備のシ−ル装置 - Google Patents

真空処理設備のシ−ル装置

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JPS6240371A
JPS6240371A JP17905785A JP17905785A JPS6240371A JP S6240371 A JPS6240371 A JP S6240371A JP 17905785 A JP17905785 A JP 17905785A JP 17905785 A JP17905785 A JP 17905785A JP S6240371 A JPS6240371 A JP S6240371A
Authority
JP
Japan
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roll
cylinder
seal
strip
sealing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP17905785A
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English (en)
Inventor
Shoji Furuya
古谷 昌二
Toshiyuki Nasu
敏幸 那須
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、帯鋼等を連続的に処理する真空蒸着、スパ
ッタリング、イオンプレーティノブ、イオン注入等の真
空処理設備におけるシール装置に関するものである。
[従来の技術] この種のシール装置を備えた真空処理設備の例として、
帯鋼に亜鉛を連続的に真空蒸着させる真空処理設備の構
成例を第7図に表す。図において、大気中のアンコイラ
−1から出た帯鋼Wは、ビンヂロール式のシール装置2
を通って大気圧(760Torr)からI O−2To
rrまで減圧された真空処理室3内に入り、そして蒸発
源4から蒸発した亜鉛が蒸着され、それから入側と同じ
シール装置2を通って大気中のコイラー5に巻き取られ
る。
従来におけるノール装置2は、第8図および第9図に表
すように構成されている。すなわち、ケーンノブ6にお
ける上下のロールフレーム7.8にシールロール9、I
Oが備えられていて、このシールロール9、IOの対向
部間を帯MWが通る。
シールロール9.10は、軸受11.12によってロー
ルフレーム7.8のそれぞれに回転自在に支承されてい
る。上側のソールロール9は、剛性のロール軸9aの外
周部をゴム製の円筒9bによって覆った構成となってい
る。そして、このような一対のシールロール9、IOの
対向部間にて帯鋼Wを挾持することにより、帯1wの厚
さに応じてゴム製の円筒9bが変形し、良好なノール性
を発揮するようになっている。なお、図において、13
は真空ポンプ、14はガイドロール、15は帯鋼Wを加
熱するためのヒーター、16は帯鋼Wを冷却するための
水冷ロールである。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、このような従来のシール装置は、ゴム製の円
筒9bが帯鋼Wと直接に接触するために、次ぎのような
問題があった。
■帯8Wは、真空処理室3内において蒸発54からのふ
く射熱とヒーター15かろの熱によって約250℃に昇
温される。出側のシール装置2における帯鋼Wの温度を
水冷ロール16によって下げてはいるものの、帯鋼Wの
速度が180m/minと速いため、そのノール装置2
における帯鋼Wの温度が高く、円筒9bの材質として耐
熱性のよいパイトンを使用してもその寿命が短い。なお
、帯鋼Wを加熱するのはその帯鋼Wに対する亜鉛の接着
力を向上させるためである。
■円筒9bか接触する相手が硬い鋼であるため、その円
筒9bの摩耗が激しく、そのことによっても円筒9bの
寿命を短くしていた。
■円筒9bが接触する相手が硬い鋼であるため、幅の狭
い帯鋼Wを処理する場合に、円筒9bの両端部分が帯鋼
Wに食い込むことになり、その部分にクラックが発生し
やすく、その寿命が一層短なものとなる。特に、耐熱性
ゴムは普通のネオブレンゴム等と比べて伸縮性に劣るた
め、クラックが発生しやすい。
■また、円筒9bの変形に伴って、シールロール9とロ
ールフレーム7との間の間隔が変化することになるため
、その変化を見込んだ分、シールロール9とロールフレ
ーム7との間隔を大きく設定する必要がある。ところが
、その部分に生じる大きな隙間はシール作用を阻害する
。仮に、そのシールロール9の外周面にシール部材を接
触させて、そのシールロール9とロールフレーム7との
間の隙間を塞いだ場合には、そのシール部材が接する相
手が弾性の円筒9bであることからそれを早期に摩耗さ
せるという新たな問題を生じる。
この発明は、このような従来の問題を解決するものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本出願の第1の発明の真空処理設備のソール装置は、帯
状体を真空処理する真空処理設備の真空室とその真空室
の外部との間を移動する帯状体の移動路中に、上下一対
のシールロールを備えたロールフレームを位置させ、こ
れら上下のシールロールの対向部間に帯状体を通すこと
によって帯状体の移動を許容しつつその移動路をシール
する真空処理設備のシール装置において、上下のシール
ロールの内の少なくとも一方は、ロール軸と、このロー
ル軸の外周部に位置する弾性の内筒と、この内筒の外周
部を覆う剛性の外筒とによってなることを特徴としてい
る。
本出願の第2の発明の真空処理設備のソール装置は、帯
状体を真空処理する真空処理設備の真空室とその真空室
の外部との間を移動する帯状体の移動路中に、上下一対
のシールロールを備えたロールフレームを位置させ、こ
れら上下のシールロールの対向部間に帯状体を通ずこと
によって帯状体の移動を許容しつつその移動路をシール
する真空処理設備のシール装置において、上下のシール
ロールの内の少なくとも一方は、ロール軸と、このロー
ル軸の外周部に位置する弾性の内筒と、この内筒の外周
部を覆う剛性の外筒とによってなり、かっこのシールロ
ールの外周面に接触して当該シールC−ルとロールフレ
ームとの間の隙間を遮断するソール板をロールフレーム
に備えてなることを特徴としている。
[作用 ] 第1の発明の真空処理設備のシール装置は、ロール軸と
、このロール軸の外周部に位置する弾性の内筒と、この
内筒の外周部を覆う剛性の外筒との組み合わせ構造のシ
ールロールを帯状体の表面に押し付け、そして帯状体の
厚みに応じて弾性の内筒を剛性の外筒を介して間接的に
変形させることによって、弾性体の長寿命化を図りつつ
優れにシール作用を果たす。
第2の発明の真空処理設備のシール装置は、ロール軸と
、このロール軸の外周部に位置する弾性の内筒と、この
内筒の外周部を覆う剛性の外筒との組み合わせ構造のシ
ールロールを帯状体の表面に押し付け、そして帯状体の
厚みに応じて弾性の内筒を剛性の外筒を介して間接的に
変形させろことによって、弾性の内筒の長寿命化を図り
つつ優れたノール作用を果たすと共に、更にシールロー
ルとロールフレームとの間の隙間をシール仮によって遮
断して、シールロールの弾性の内筒の変形に伴ってシー
ルロールとロールフレームとの間に大きな隙間が発生す
ることを未然に回避し、一層侵れたシール作用を果たす
[実施例] 以下、この発明の実施例を第1図ないし第6図に基いて
説明する。なお、前述した従来例のものと同様の部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
第1図および第2図は第1実施例を表す。
本例の場合は、従来例における上下一対のシールロール
9.10に相当するシールロールI7、I8の内、上側
のシールロールI7を複数部(オの組み合わせ構造とし
ている。すなわち、そのシールロール17は、鋼製のロ
ール軸17aと、そのロール軸17aの外周部に位置す
るゴム等の弾性の内筒17bと、この内筒17bの外周
部を覆う鋼製の外筒17cとの3層構造となっている。
また、このシールロール17の両端部には、ロール軸1
7aに固着された円板状の端板17dが備わっている。
弾性の内筒17bは、ロール軸17aと外筒17cに対
して接着または圧入されている。その他の構成は前述し
た従来例のものと同様である。
次ぎに作用について説明する。
被処理物である帯鋼Wの厚さLに応じて、上側のシール
ロφル17の外筒17cが上方に押し上げられる。この
シール、ロール17のロール軸17aは軸受11によっ
てロールフレーム7の定位置に支承されているため移動
できず、第2図に示すようにロール軸17aと外筒17
cの中心はa=tだけ偏心する。つまり、この偏心分だ
け弾性の内筒17bが変形して、上側のシールロール1
7の外筒17cと下側のシールロール18との間にて帯
鋼Wを挾持してシールする訳である。したがって、従来
のものと同様に帯mWの厚みの変化に自動的に追従して
良好なシール性を発揮する。
端板17dは外筒17cのガイドの役目をすると共に、
圧縮された弾性の内筒17bが横方向にはみ出すことを
防止して、ロールフレーム7との間の隙間を最小寸法と
してソール性能を上げる。加えて、弾性の内筒17bが
剛性の外筒17cを介して間接的に帯鋼Wに接するため
、その内筒17bの摩耗が防止されてシールロール1フ
自体の寿命が延長されることになる。
第3図および第4図は第2実施例を表す。
本例においては、上記の実施例のものに対してノール板
19を備えた構成となっている。このシール板19は、
上側のロールフレーム7に設けられた溝20内に上下方
向スライド可能に備えられており、その溝20はシール
ロールI7の軸線方向に沿って設けられている。シール
板19は、溝20内のスプリング21の力を受けてシー
ルロール17の外筒17cの周面に適正な力で接触して
いる。ノール板I9は、外筒17cとの接触部分にドラ
イベアリング22を有する。また、本例においてはシー
ル板19の内部に冷却手段を備えている。この冷却手段
は、ノール板I9の内部に形成された冷却水路23内に
冷却水を流して、シール仮19自体を水冷するようにな
っている。そのため、冷却水路23は、フレキシブルホ
ース24によって冷却水の給排水口25に接続されてい
る。
しかして、本実施例の場合は、シール[19がシールロ
ールI7の外周面に接触して、そのシールロール17と
ロールフレーム7との間の隙間を塞ぐ。したがって、帯
鋼Wの厚さが変動して内筒17bの変形度合が変化した
として乙、シールロール17とロールフレーム7との間
に隙間が生H゛ず、ノール性能が大きく向上する。また
、シール板19が接触する相手が剛性の外筒17cであ
ることから、弾性の内筒17bが摩耗することらない。
また、シール板19の冷却水路23内を通る冷却水は外
筒17cの熱を奪って、その内筒17bの温度上昇を抑
える。このため、内筒17bの材質として伸縮性に富ん
で安価なネオプレンゴムを使用してもその寿命が確実に
延長されることになる。
第5図および第6図は第3実施例を表す。
本例においては、上記の第2実施例のもののシールロー
ル17の外筒17cとシール板19とをそれぞれロール
軸方向、つまり帯鋼Wの幅方向に沿って複数に分割して
、帯mWの幅に対応してそれらが変位するようになって
いる。本例の場合、外筒17cとシール板1つはそれぞ
れ5つに分割されて、幅の異なる3種類の帯mWに対応
する。
前昔の分割されたものに符号17cm1.17cm2、
・・・・17cm5を付し、後者の分割されたものに符
号19−1、l9−2、・・・・・・19−5を付す。
シール板!9の先端に備わるドライベアリング22は、
ソール板19の分割に合わせて5つに分割されている。
その分割されたものに符号22−1.22−2、・・・
・・22−5を付す。外筒17Cに関しては、分割され
た中央部分17cm1の幅か一番大きく、その両側の部
分17cm2.17cm3が共に同幅、更にその両側の
部分17cm4゜17cm5が共に同幅となっている。
シール板19に関しては、分割された中央部分19−1
の幅が一番大きく、その両側の部分l9−2.19−3
が共に同幅、l9−4.19−5が共に同幅となってい
る。外筒17cの中央部分17cm1の幅は、シール板
19の中央部分19−1よりも小さく、また外筒17c
における計4つの分割箇所は、それぞれ対応するシール
板I9の分割箇所よりもロールの中央寄りに位置してい
る。
弾性の内筒17bの外周部において、外筒17゜の分割
箇所に対応する位置には、その全周に亙って計4つのス
リット26が切り込まれている。このスリット26の箇
所にて、外筒17cm1.17cm2.・・・・・川7
cm5がそれぞれ単独でロールの径方向に変位できるよ
うになっている。分割されたノール板19−IS 19
−1、・・・・・・19−5はスプリング21によって
それぞれ個別にシールロール17側に押し付けられてお
り、またそれらの内部には前述した実施例と同様の冷却
水路23が個別に設けられている。
しかして、本例の場合は幅の異なる3種類の帯鋼Wに対
応して外筒17cとシール板19が変位する。すなイつ
ち、最小幅の帯鋼Wが通過するときには、図示するよう
にその帯鋼Wによって中央部分の外筒17cm1のみが
押し上げられ、他の部分の外筒17cm2.17cm3
,14cm4.17c−5は依然として下側のシールロ
ール18の外周面に密着したままとなる。したがって、
シールロールI7.18の上下の対向部間における隙間
は、帯鋼Wが小幅であることには拘わらず小さな隙間S
1だけとなる。シールロール17とシール板19との間
においてら小さな隙間S2だけとなる。
幅の大きさが中間の帯鋼Wが通過した場合には、外筒1
7cm1.  I 7cm2.17cm3の3つが押し
上げられ、これに対応してシール板19−1.19−2
.19−3の3つが押し上げられる。最大幅の帯鋼Wが
通過した場合には、5つに分割された総ての外筒I7の
部分と、5つに分割された総てのソール板19の部分が
押し上げられる。
このように、帯QWの幅の大きさの如何に拘わらず、シ
ールロール17.18の上下の対向部間における隙間は
、小さな隙間S、たけとなり、シール性能か大幅に向上
する。
なお、本例のように必ずしも帯鋼Wの幅の種類の数だけ
外筒17cとソール板19を分割する必要はなく、近似
の幅の帯MWに対してまとめて対応するようにそれらの
分割数を減少させてもよい。
また、上述したそれぞれの実施例においては、被処理物
として幅9〜1600mm、厚さ0.15〜12.7程
度の帯j4Wを想定して説明したがこれに限定されるわ
けてはなく、普通の鋼板や非鉄の板側等に対して乙適応
することができる。また、ソールロール17における弾
性の内筒17bは中実であるものに特定されず、中空の
チューブ状としてその中空部に冷却水を通すようにして
らよい。
更に、その場合の内筒17b内を通る冷媒、およびシー
ル板19内を通る冷媒は、水等の液体のみに限らずガス
体であってもよい。まfこ、上側のシールロール17に
代えて、下側のシールロール18を同様の複数部材の組
み合わせ構造としてもよく、要は、上下のシールロール
17.18の内の少なくとも一方が同様の複数部材の組
み合イつせ構造であればよい。
[発明の効果] 以上説明したように、第1の発明の真空処理設備のシー
ル装置は、ロール軸と、このロール軸の外周部に位置す
る弾性の内筒と、この内筒の外周部を覆う剛性の外筒と
の組み合わせ構造のシールロールを帯状体の表面に押し
付ける構成であるから、次ぎのような効果を奏する。
■被処理物の厚さの変化に自動的に対応して、同一のシ
ール性能を維持することができる。
■被処理物との接触部であるシールロールの外周部分が
剛性の外筒となるため、シールロールの摩耗量が減少す
る。
■被処理物との接触部であるシールロールの外周部分が
剛性の外筒となるため、シールロールの外周部の耐熱性
が向上する。
■被処理物との接触部であるシールロールの外周部分が
剛性の外筒となるため、シールロールの外周部の強度が
向上する。特に、幅の狭い被処理物を処理する場合にそ
の被処理物の両縁部によってシールロールの外周部に生
じていたクラックの発生がなくなる。
■また、シールロールにおける剛性の外筒をシールロー
ルの軸方向に沿って複数に分割することニヨって、ロー
ル幅よりも狭い被処理物を処理する場合であても、対の
シールロールの対向部間における隙間を最小に抑えて、
シール性能の一層の向上を図ることができる。
次に、第2の発明の真空処理設備のソール装置は、ロー
ル軸と、このロール軸の外周部に位置する弾性の内筒と
、この内筒の外周部を覆う剛性の外筒との組み合わせ構
造のシールロールを帯状体の表面に押し付け、更にシー
ルロールとそのロールフレームとの間の隙間をシール板
によって遮断    □する構成であるから、上記第1
の発明の効果に加えて更に下記のような効果を奏する。
(1)ソールロールの位置の変化に伴って、そのシール
ロールとロールフレームとの間に隙間が生しることを回
避して、= Fi flれたシール作用を果だすことが
できる。
(2)シール板が接触するシールロールの外周部が剛性
の外筒となるため、シールロールの耐久性を損なうこと
がない。
(3)また、シールロールにおける剛性の外筒と共にシ
ール板をシールロールの軸方向に沿って複数に分割する
ことによって、ロール幅よりも狭い被処理物を処理する
場合であても、ソールロールとロールフレームとの間の
隙間を最小に抑えて、ソール性能の更に一層の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例を表し、第1
図は要部の断面図、第2図は第1図の■−汀線に沿う断
面図、第3図および第4図は本発明の第2実施例を表し
、第3図は要部の断面図、第・1図は第3図のIV−I
V線に沿う断面図、第5図および第6図は本発明の第3
実施例を表し、第5図は要部の断面図、第6図は第5図
のVl−Vl線に沿う断面図、第7図は真空処理設備の
概略構成図、第8図および第9図は従来のソール装置を
表し、第8図は要部の断面図、第9図は第8図のIX 
−IX線に沿う断面図である。 7.8・・・・ロールフレーム、 17 ・ シールロール、  17a・・・ロール軸、
+7b・・・内筒、  +7c・・・外筒、18・ ・
シールロール、  19・・−・・シール吸、23・−
冷却水路、 W・・・・・帯鋼(帯状体)。 第1図 第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯状体を真空処理する真空処理設備の真空室とそ
    の真空室の外部との間を移動する帯状体の移動路中に、
    上下一対のシールロールを備えたロールフレームを位置
    させ、これら上下のシールロールの対向部間に帯状体を
    通すことによって帯状体の移動を許容しつつその移動路
    をシールする真空処理設備のシール装置において、上下
    のシールロールの内の少なくとも一方は、ロール軸と、
    このロール軸の外周部に位置する弾性の内筒と、この内
    筒の外周部を覆う剛性の外筒とによってなることを特徴
    とする真空処理設備のシール装置。
  2. (2)前記外筒をシールロールの軸線方向に沿って複数
    に分割したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の真空処理設備のシール装置。
  3. (3)帯状体を真空処理する真空処理設備の真空室とそ
    の真空室の外部との間を移動する帯状体の移動路中に、
    上下一対のシールロールを備えたロールフレームを位置
    させ、これら上下のシールロールの対向部間に帯状体を
    通すことによって帯状体の移動を許容しつつその移動路
    をシールする真空処理設備のシール装置において、上下
    のシールロールの内の少なくとも一方は、ロール軸と、
    このロール軸の外周部に位置する弾性の内筒と、この内
    筒の外周部を覆う剛性の外筒とによってなり、かつこの
    シールロールの外周面に接触して当該シールロールとロ
    ールフレームとの間の隙間を遮断するシール板をロール
    フレームに備えてなることを特徴とする真空処理設備の
    シール装置。
  4. (4)前記シール板に、そのシール板が接触するシール
    ロールからの熱を奪う冷却手段を備えたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載の真空処理設備のシール
    装置。
  5. (5)前記外筒とシール板をシールロールの軸線方向に
    沿って複数に分割したことを特徴とする特許請求の範囲
    第3項または第4項に記載の真空処理設備のシール装置
JP17905785A 1985-08-14 1985-08-14 真空処理設備のシ−ル装置 Pending JPS6240371A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013515596A (ja) * 2009-12-24 2013-05-09 ポスコ 鋼板通板装置とこれを含む鋼板表面処理装置及び鋼板の表面処理方法

Cited By (2)

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JP2013515596A (ja) * 2009-12-24 2013-05-09 ポスコ 鋼板通板装置とこれを含む鋼板表面処理装置及び鋼板の表面処理方法
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