JPS6240358A - バッチ炉内における被加工品の迅速かつ均質な滲炭―拡散法 - Google Patents

バッチ炉内における被加工品の迅速かつ均質な滲炭―拡散法

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JPS6240358A
JPS6240358A JP61187010A JP18701086A JPS6240358A JP S6240358 A JPS6240358 A JP S6240358A JP 61187010 A JP61187010 A JP 61187010A JP 18701086 A JP18701086 A JP 18701086A JP S6240358 A JPS6240358 A JP S6240358A
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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    • C23C8/06Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using gases
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は炉内で装入物を迅速かつ均質に滲炭−拡散する
方法に関する。
従来の技術 滲炭操作中における滲炭炉の雰囲気は一般に下記の諸成
分からなるものである(米国特許第4.145,232
号参照): Co       4−30・チ H210−60チ N21O−85% CO20−4% N2QO−5% 炭化水素    0−10% 滲炭加工装入物の滲炭処理コストを減するために、当業
者は炉内に導入されるガスの流れを減することを切望し
ている。
過去に、ガス発生機、通称吸熱ガス発生機が必要な滲炭
雰囲気を作)出すのに用いられている。
従って、天然ガスを用いるガス発生機は主として約20
チCo、40%N2及び40%N2 をガス流に一定比
率で含有する雰囲気を生成する。
更に最近では、吸熱ガス発生機がメタノールと窒素の混
合物の噴射により代見られて、前記限度内の雰囲気の組
成に変えることが可能である0メタノールは750’C
の温度を超えると、本質的に下式のように一酸化炭素と
水素に分解されることがよく知られている: CHsOH−−→CO+ 2H2 一定の流率におけるガス源によるガス発生機の単なる代
用は後者の減少と節約とな少、同時に全く同品質の装入
物を提供する。この種の方法の一例は米国特許第4.5
19,853号に明記しである。
現在では、更にこれらガス流の減少が考察されて、より
一層好ましい経済的バランスが得られている。
このガス流は種々の問題に遭遇するので最低限以下に減
少することができないことは当業者に公知である。
炉の扉を閉じた時、かつ噴射したガスの流率が最低限度
(該炉と処理諸条件により実験的に決定された)より低
い場合、熱処理炉の流体密封性がないことにより空気が
侵入することになるo酸化性成分のこれらの侵入を補償
するために、当業者は炭化水素の付加的噴射をして所望
値以上に炭素ポテンシャルを保持している。現に、炭化
水素類のこの付加的噴射は煤析着のリスクを増加し、更
に所望に反して一酸化炭素と水素の濃度の希釈となる、
何故ならば、これらの濃度は秀れた滲炭にはできる限シ
高く保持しなければならないからである:即ち、滲炭雰
囲気中の炭素の被滲炭加工物への移行率が生成物pH2
xpco (炉内におけるN2及びCOの分圧)による
ものであることはよく知られていることである(例えば
J、Heat Treating−14−Vol、 1
. F’h 13− r滲炭用ガスの消費を減するた・
めの基本的要鯖J U、 Wss −RHof fma
nn及びP、 Neu−rnann 、更にR+J、 
Fruchen rCO−N2雰囲気における鉄の滲炭
率J −Part 1一温度の影響及びC0及びN2圧
カー冶金的処理−Vol、 4−5ept 、 197
2−2123〜2127頁参照〕。
発明が解決しようとする問題点 更に、炉内の低いガス流率は元の条件に戻すのに相応し
てより長いものとなる。炉の扉を装入物を装入するため
に開くと、室温の大量の空気が導入される。従ってこの
雰囲気は不適切な条件であシ、酸化性成分(CO2r 
021 H2O)の濃度は滲炭工程を正確に続行させう
るには余シにも高いものとなる。更に、通常850°C
〜1050’Cである炉の温灰は室温の装入物の装入に
よって降下する。炉温のこの降下は該雰囲気が爆発する
温度以下の安全な温朋より低い温度に推移することを伴
うものである。このリスクを減らすためには、該雰囲気
を希釈しかつ安全な規準以内とするために水素を炉中に
噴射する。このことは雰囲気の一酸化炭素及び水素の濃
度を減少することになる。従って、炉内の流率を最低限
にかつ”通常の9即ち、最低のOIL率より高くする(
装入物の品質によっては、加工品表面の視認外観、所定
期間の滲炭により得られる滲炭深さ及び装入物における
これら2種のパラメーターの均一性を意味する〕双方の
維持が不可能である。
本発明はこれらの諸欠点を避けるものである。
問題点を解決するための手段 驚くべきことに、処理した加工品の所定の品質のために
は、拡散工程中ガスの流率を減じうることを知見した。
ガスの流率は滲炭及び拡散工程中間−としなければなら
ないことはこの種技術で既に考察されていたので、この
ことは驚くべきことである。
本発明は、処理炉の扉を開き、予じめ滲炭温度条件とし
た前記炉中に装入物を導入し、該炉の扉を閉じ、滲炭工
程と称する第一工程で装入物に作用を受けさせ、この第
一工程中の雰囲気の炭素の加工品表面への移行割合が加
工品表面から加工品の内部への炭素の拡散率に対して優
勢な関係にあり、ついで、拡散工程と称する第二工程で
装入物に作用を受けさせ、この第二工程中前記拡散率が
前記移行割合に優勢な関係にあり、前記第二工程中に炉
の温度を降下させることができ、該装入物の取出しと新
規装入物を導入するために炉の扉を開く前に該装入物を
冷却することができ、炭化水素を添加しうる担体ガスは
この方法の全期間中炉中に導入されることからなる滲炭
−拡散法に関する。
処理炉は装入物用の入口扉を具備し、この扉は炉内の制
御した雰囲気を維持しかつ空気の侵入を避けるように全
処理期間を通じて閉じられている。
本発明方法では、滲炭工程中の担体ガスの流率D1は次
式のように拡散工程中の担体ガスの流率D2に関連する
ものである。
1.2 D2≦01≦2×D2 前記流率D2は使用される炉の最低限安全度より高いか
また等しいものである。Dlは1.5D2よ勺高いか又
は等しいことが好ましい。
炉の扉の開放から閉鎖、即ち、該炉内で被滲炭装入物の
導入に尚シ、種々の選択的変形が可能である。できる限
シ迅速に秀れた品質の加工品を得ることを望む場合には
、このガス流率は値D1に等しいものとする。他方、で
きる限シガスの経済性と同時に滲炭サイクルを僅かに延
ばすことを望む場合には、このガス流率はD2に等しい
ものとする。
最後に、滲炭サイクルの継続期間を最高に減少すること
を望む場合には、このガス流率を03>Dlに等しく、
かつ、好ましくは1.2D1より高いが2×D1より低
くする。この流率D5は、装入された装入物の滲炭温度
Tに戻るまで、温度の函数としてガス流の自動的調整に
関連して維持しうる〇一般に1担体ガスの流率D2は゛
慣用の″流率より低いものであシ、流率D1は”慣用の
”流率より高いものである。こ\で言う”慣用の”流率
とは同一品質の処理済加工品を得るための滲炭−拡散の
際において、この種技術で通常用いられる一定の流率を
意味する。本発明による方法は慣用方法で得られるもの
と等しいか又はよりよい処理済加工品の品質を達成する
と共に、担体ガスの消費を減少させるものである。実際
に高い流’J= D Iの工程(滲炭〕では次のことが
知見されたニ ー この高い流率D1は対流により装入物の加熱を助長
するニ ー 炭化水素の過剰の添加なしに高い炭素ポテン   
□シャルを保持することが可能である。何故ならト ば、この付加的炭化水素類は常に部分的に分解パされか
つ煤を生成する(平衡外の制御不可能な反応)。この少
ない炭化水素の噴射は炉内における煤の析着が少ないニ ー 雰囲気の炭素の加工品への移行率によっては、雰囲
気中のCO含有慕が急速に増加され、滲炭サイクル期間
を減することができる0 拡散工程に当っては、加工品の表面における炭素の所望
最終濃度に実質的に等しい雰囲気の炭素ポテンシャルを
保持するのに通常充分である。
従って、滲炭工程中の流率に関連する1、2 : 2の
要因により拡散工程中の担体ガスの流率を減することが
可能であシ、それによって活性の少ない雰囲気とし、平
均炭素ポテンシャルを約0.6〜0.8に減じ、従って
、加工品のより小さいスエービングを達成しかつ操作の
安全限度内の空気の侵入を許容する。
従って、所望の雰囲気は加工品表面に対して中性である
保護雰囲気と言われる雰囲気に類似のものとしうる(滲
炭でも脱炭の何れでもない)。
本発明の他の実施態様によれは、米国特許第4.519
,853号及び米国特許第4,306,918号に記述
しである雰囲気組成に変更することもできる。
しかしながら、窒素の補助としてスプレー状でメタノー
ルを噴入して生成された雰囲気を選ぶことが好ましい。
本発明方法の第一の工程では、少なくとも20%窒素と
補充するメタノールが通常用いられる。実際には、本発
明方法の確実な操作に当って、メタノールを圧縮空気で
噴霧するのが適切であることを知見し、この際窒素の最
低量は10チであるが、20%が好適である。この方法
では、米国特許第4,306,918号に明記しである
如く、メタノールのみを含有する雰囲気での炉内の煤と
メタノール噴射オリフィスの早期の目詰り等の重大な危
険が避けられる。例えば米国特許第4 、279 、4
06号に明記されているような噴射管がこの操作に好適
である。メタノール(又は他の同等のアルコール)によ
り生成された雰囲気の使用が本質的に一定の比率pco
 / pH2を維持し得る。
本発明方法の第二工程では、約70%の窒素と30%の
メタノールからなる混合物を用いること   □が好ま
しく、滲炭工程中に炉中に噴射されるガスの流率は、拡
散工程中に噴射されるガスの流率より約1.5高いもの
である。しかしながら、この拡散工程における窒素によ
るメタノールの希釈は正確に言えば米国特許M4.51
9,853号に明記されている限界内で実質的に変更し
うる0 本発明のよりよい理解のために、添付図面に基づきかつ
非限定的実施例の記述により以下に詳述する: 実施例1 品質20 MC5の鋼加工品の35Kgの装入物を急冷
浴を組み込んだ処理炉中に装入した。一定した組成の担
体ガスの流率は洛炭及び拡散の期間を通じて一定(8m
 / h )である。滲炭温度T1は9206Cであシ
、拡散温度は第1図図示の温度グラフによって値T28
70°Cに急速に推移する。全装入加工品に得られた結
果は下記の通)である=55VH1における滲炭厚さ=
 0.95〜1−05WM。
淡灰色外観、 僅かな残留オーステナイト。
この実施例は担体ガスの“慣用の“流率による公知技術
を示す。装入物の品質は良好である。
実施例2 前述と同じ諸条件下で(第2図)あるが担体ガスは5 
m’/ h の低い一定の流率(安全限度〕である。下
記の結果が得られる。
550VH1における滲炭厚す= 0.80〜1.00
 ztn s暗灰色外観、 一部分に煤析着。
装入物品質は普通であり、得られた滲炭厚さは同等の期
間及び温度では減少し、不均質性は明白に増加しかつ表
面外観は悪い。
実施例3 実施例1と同一諸条件であるが、滲炭工程中は8 m’
/ hの担体ガスの流率(”慣用流率”)で、拡散工程
中は5 m3/ hであシ(第3図)、下記の結果が得
られた: 550VHI Kおける滲炭厚さ= 0.95〜1.0
5 mm、明灰色外観、 残留オーステナイトは観察されない。
装入物の品質は秀れておりかつ実施例1のものより高い
ものである。
一般に、実施例3は秀れた品質の処理を得ることが可能
であシ(実施例1と同等か又はより高いもの)、同時に
ガス消費総計は最低である。
前記した3個の実施例において、滲炭工程中に噴射され
る雰囲気は80%メタノール及び20チ窒索からなシ、
一方拡散工程で噴射される雰囲気は約30%のメタノー
ルと70%の窒素からなシ、同時にこれら雰囲気の炭素
ポテンシャルは、通常であるが3個の実施例で同様であ
る、滲炭及び拡散両工程の限度内に保持された。
通常の滲炭及び拡散温度で一酸化炭素と水素を生成し得
る公知物質(特にアルコール@)でメタノールを置換し
うろことは理解しうるところである。
また、公知方法の炭窒化処理を行なうために、前記雰囲
気群にアンモニアを添加しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は公知技術の雰囲気ガス流率と温度の
関係を示すグラフ、第3図は本発明方法の同様のグラフ
を示ス。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理炉の扉を開き、予じめ滲炭温度条件とした前
    記炉中に装入物を導入し、該炉の扉を閉じ、滲炭工程と
    称する第一工程で装入物に作用を受けさせ、この第一工
    程中の雰囲気の炭素の加工品表面への移行割合が加工品
    表面から加工品の内部への炭素の拡散率に対して優勢な
    関係にあり、ついで、拡散工程と称する第二工程で装入
    物に作用を受けさせ、この第二工程中前記拡散率が前記
    移行割合に優勢な関係にあり、前記第二工程中に炉の温
    度を降下させることができ、該装入物の取出しと新規装
    入物を導入するために炉の扉を開く前に該装入物を冷却
    することができ、炭化水素を添加しうる担体ガスはこの
    方法の全期間中炉中に導入され、その際滲炭工程中の担
    体ガスの流率D_1は、次式により拡散工程中の担体ガ
    スの流率D_2に関連し、 1.2D_2≦D_1≦2×D_2 前記流率D_2は当該炉の最低安全限界より高いか又は
    等しいものであることを特徴とする炉内における装入物
    の迅速かつ均質な滲炭−拡散法。
  2. (2)前記流率D_1が1.5D_2より高いか又は等
    しい特許請求の範囲第1項記載の炉内における装入物の
    迅速かつ均質な滲炭−拡散法。
  3. (3)前記扉の開放から閉鎖に亘つて炉中に噴射される
    ガスの流率が流率D_2に等しい特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の炉内における装入物の迅速かつ均質な
    滲炭−拡散法。
  4. (4)前記扉の開放から閉鎖に亘つて炉中に噴射される
    ガスの流率がD_2に等しい特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の炉内における装入物の迅速かつ均質な滲炭
    −拡散法。
  5. (5)前記扉の開放から閉鎖に亘つて炉中に噴射される
    ガスの流率が流率D_1より高いD_3に等しい特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の炉内における装入物の
    迅速かつ均質な滲炭−拡散法。
  6. (6)滲炭を予じめ決めた温度T_1で開始し、炉中に
    噴射されるガスの流率D_3を温度T_1に戻るまで流
    率D_1より高く存続する特許請求の範囲第5項記載の
    炉内における装入物の迅速かつ均質な滲炭−拡散法。
  7. (7)流率D_1及びD_3が次式に関連する:1.2
    ×D_1≦D_3≦2×D_1 である特許請求の範囲第5項又は第6項記載の炉内にお
    ける装入物の迅速かつ均質な滲炭−拡散法。
  8. (8)前記流率の少なくとも1つの変更の時に、炉中に
    噴射される雰囲気の組成を変更することからなる特許請
    求の範囲第1項乃至第7項の何れか一項に記載の炉内に
    おける装入物の迅速かつ均質な滲炭−拡散法。
  9. (9)前記炉中に噴射される雰囲気が窒素及びメタノー
    ルの混合物から作られる特許請求の範囲前記各項の何れ
    か一項に記載の炉内における装入物の迅速かつ均質な滲
    炭−拡散法。
JP61187010A 1985-08-14 1986-08-11 バッチ炉内における被加工品の迅速かつ均質な滲炭―拡散法 Granted JPS6240358A (ja)

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AU (1) AU589202B2 (ja)
BR (1) BR8603866A (ja)
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DE (1) DE3661942D1 (ja)
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