JPS6240341Y2 - - Google Patents

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JPS6240341Y2
JPS6240341Y2 JP4725482U JP4725482U JPS6240341Y2 JP S6240341 Y2 JPS6240341 Y2 JP S6240341Y2 JP 4725482 U JP4725482 U JP 4725482U JP 4725482 U JP4725482 U JP 4725482U JP S6240341 Y2 JPS6240341 Y2 JP S6240341Y2
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JP
Japan
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base
storage chamber
drive circuit
mechanical drive
top surface
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JP4725482U
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JPS5959452U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、リレーの機能アツプを図るために、
トランジスタ等よりなる電子回路を内蔵した電子
回路内蔵型リレーに関する。
〔背景技術〕
近年、電子技術の発達に伴いリレーに各種の半
導体素子(トランジスタ、IC)等の電子部品を
組み込んで従来にない新しいより高度な機能を持
たせた所謂メカトロリレー(電子回路とリレーを
組み合わせたリレー)が造出されてきた。
さて、従来例えば実公昭53−32264号、同54−
17775号等に示す如く電子回路をリレー本体に内
蔵しているものが存在するが、取付面積を小さく
すること及び電子回路部品からの発熱等の影響を
なくすることのみ考えている。
又、これらはカバー内で電子部品が単に収納さ
れているのみであり、電子部品の熱はカバー内の
空気を伝つて外部に放散されるが、空気の熱伝導
率が低いので、電子部品の発熱の影響をなくすと
いう点では好ましくない。これは、リレーの機械
的動作の必要性からその機械的駆動部までシール
材を充填させれない点に由来する。
そこで、シール材として例えばエポキシ樹脂の
ような粘性の高いものを用いれば、その機械的駆
動部まで流れ込まないが、反面電子部品の隅々ま
では回り込まないという問題があつた。
〔考案の目的〕 本考案は上記の点に鑑みてなしたものであつ
て、その目的とするところは、コイル、ヨーク、
アマチヤ、接触部等の機械的駆動部と、ドライブ
回路部品とを別々に封入し、且つドライブ回路部
品には充填材が充分に回り込むような電子回路内
蔵型リレーを提供することにある。
〔考案の開示〕
本考案の電子回路内蔵型リレーは、第1ベース
と、この第1ベースの上面に装備されるコイル、
ヨーク、アマチヤ、接触部等の機械的駆動部と、
この第1ベースの上面の機械的駆動部と電気的に
接続してその下面に装備される接続端子と、第2
ベースと、この第2ベースの上面に装備された前
記第1ベースの機械的駆動部用のドライブ回路部
品と、この第2ベースの上面のドライブ回路部品
と電気的に接続してその下面に装備される接続端
子と、この第1、第2ベースの各々の端子を外部
に露出させ、且つ間仕切壁によつて第1ベースの
機械的駆動部を収納する第1収納室及び第2ベー
スのドライブ回路部品を収納する第2収納室とを
形成するカバーと、この第1ベースのコイル用端
子と第2ベースの回路部品とを前記間仕切壁を跨
いで電気的接続する接続部と、前記第2収納室に
充填される充填材と、第1、第2ベースの四周縁
とカバーの開口縁とをシールする前記充填材より
粘性の高いシール材と、前記第2収納室から流出
した充填材を滞留させるべく、前記接続部の第1
収納室内に位置する部分に対応し、その部分より
充分大きい巾でもつて前記間仕切壁より断面L字
状に一体的に突出形成されるものであつてしかも
該断面L字状の基部が前記第1ベースと略平行
に、その先端部が該第1ベースの位置する方向に
向いた突出部とでなしたことを特徴とし、これに
より上記の目的を達成せんとするものである。
以下、本考案を一実施例として掲げた図面に基
づき説明する。
1は第1ベースで、コイル2、ヨーク3、アマ
チヤ4、接触部5等の機械的駆動部6を上面に装
備し、且つ下面には機械的駆動部6の各部と電気
的に接続した接続端子7を装備している。8は第
2ベースで、機械的駆動部6用のドライブ回路部
品9,10を装備した可撓性を有したプリント配
線板11の一端面11aを上面に固定しており、
且つ下面にはプリント配線板11を貫通してドラ
イブ回路部品9,10と電気的に接続された接続
端子12を装備している。なお、プリント配線板
11の一端面11aは第2ベース8の下面に固定
しても良い。プリント配線板11の他端面11b
は巻き上げて第2ベース8の上面にカール部Pを
形成する。ドライブ回路部品9,10のうち大き
な方のドライブ回路部品10はコンデンサで、カ
ール部Pを形成する際の骨枠となる。13はカバ
ーで、接続端子7,12を外部に露出させ、差込
スリツト17が形成された間仕切壁14によつ
て、第1ベース1の機械的駆動部6を収納する第
1収納室15と、第2ベース8のカール部Pを収
納する第2収納室16とを形成する。また、接続
端子7のうち最も間仕切壁14側に位置するコイ
ル用端子7′の内方端からは、間仕切壁14に向
けて突出するよう接続部7aが連設されている。
この接続部7aはコイル用端子7′とドライブ回
路部品9,10とを電気的に接続するために、差
込スリツト17に差し込まれ間仕切壁14を跨い
でプリント配線板11に形成された接続孔11c
に接続される。第2収納室16にはドライブ回路
部品9,10の隅々まで回り込むような粘性の低
い充填材Yを充填する。第1ベース1及び第2ベ
ース8の四周縁とカバー13の開口縁を例えばエ
ポキシ樹脂等のシール材Xによりシールする。シ
ール材Xは充填材Yより粘性の高いものを用い
る。
ここで、第2収納室16から流出した充填材Y
が機械的駆動部6へ流れ込むのを阻止するため
に、突出部18を設ける。突出部18は、流出し
た充填材Yを滞留させるために、接続部7aの第
1収納室内に位置する部分に対応し、その部分よ
り充分大きい巾でもつて間仕切壁14より断面L
字状に一体的に形成されるものであつて、しかも
その断面L字状の基部18aが第1ベース1と略
平行に、その先端部18bが第1ベース1の位置
する方向に向いたものである。
従つて、差込スリツト17と接続部7aとの隙
間を通り第2収納室16から流出した充填材Y
は、突出部18の基部18aに滞留し、しかも基
部18aの巾は接続部7aの巾より充分大きく形
成されていると共に基部18aの先端には第1ベ
ース1の位置する方向に向いて先端部18bが形
成されているので、機械的駆動部6へは流れ込ま
ない。
尚、充填材Yは、例えば接続部7aとプリント
配線板11とを接続した後、第2ベース8を直立
したままで流し込む。次いで第2ベース8を回転
させて、ケース13内に収納した後、シール材X
によりシールする。
〔考案の効果〕
上記のように本考案の電子回路内蔵型リレー
は、第1ベースと、この第1ベースの上面に装備
されるコイル、ヨーク、アマチヤ、接触部等の機
械的駆動部と、この第1ベースの上面の機械的駆
動部と電気的に接続してその下面に装備される接
続端子と、第2ベースと、この第2ベースの上面
に装備された前記第1ベースの機械的駆動部用の
ドライブ回路部品と、この第2ベースの上面のド
ライブ回路部品と電気的に接続してその下面に装
備される接続端子と、この第1、第2ベースの
各々の端子を外部に露出させ、且つ間仕切壁によ
つて第1ベースの機械的駆動部を収納する第1収
納室及び第2ベースのドライブ回路部品を収納す
る第2収納室とを形成するカバーと、この第1ベ
ースのコイル用端子と第2ベースの回路部品とを
前記間仕切壁を跨いで電気的接続する接続部と、
前記第2収納室に充填される充填材と、第1、第
2ベースの四周縁とカバーの開口縁とをシールす
る前記充填材より粘性の高いシール材と、前記第
2収納室から流出した充填材を滞留させるべく、
前記接続部の第1収納室内に位置する部分に対応
し、その部分より充分大きい巾でもつて前記間仕
切壁より断面L字状に一体的に突出形成されるも
のであつてしかも該断面L字状の基部が前記第1
ベースと略平行に、その先端部が該第1ベースの
位置する方向に向いた突出部とでなしたので、ド
ライブ回路部品を機械的駆動部と区分して充填で
き、ドライブ回路部品の隅々まで回り込みの良い
粘性の低い充填材を用い、第2収納室から充填材
が流出しても、溜部により機械的駆動部への流れ
込むこともなく、空気に比して熱伝導のよい充填
材を介して充分な熱放散の行なえる電子回路内蔵
型リレーが提供できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る断面図、第
2図は、同上の分解斜視図である。 1……第1ベース、2……コイル、3……ヨー
ク、4……アマチヤ、5……接触部、6……機械
的駆動部、7……接続端子、7a……接続部、
7′……コイル用端子、8……第2ベース、9,
10……ドライブ回路部品、11……プリント配
線板、12……接続端子、13……カバー、14
……間仕切壁、15……第1収容室、16……第
2収容室、17……差込スリツト、18……突出
部、18a……基部、18b……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1ベースと、この第1ベースの上面に装備さ
    れるコイル、ヨーク、アマチヤ、接触部等の機械
    的駆動部と、この第1ベースの上面の機械的駆動
    部と電気的に接続してその下面に装備される接続
    端子と、第2ベースと、この第2ベースの上面に
    装備された前記第1ベースの機械的駆動部用のド
    ライブ回路部品と、この第2ベースの上面のドラ
    イブ回路部品と電気的に接続してその下面に装備
    される接続端子と、この第1、第2ベースの各々
    の端子を外部に露出させ、且つ間仕切壁によつて
    第1ベースの機械的駆動部を収納する第1収納室
    及び第2ベースのドライブ回路部品を収納する第
    2収納室とを形成するカバーと、この第1ベース
    のコイル用端子と第2ベースの回路部品とを前記
    間仕切壁を跨いで電気的接続する接続部と、前記
    第2収納室に充填される充填材と、第1、第2ベ
    ースの四周縁とカバーの開口縁とをシールする前
    記充填材より粘性の高いシール材と、前記第2収
    納室から流出した充填材を滞留させるべく、前記
    接続部の第1収納室内に位置する部分に対応し、
    その部分より充分大きい巾でもつて前記間仕切壁
    より断面L字状に一体的に突出形成されるもので
    あつてしかも該断面L字状の基部が前記第1ベー
    スと略平行に、その先端部が該第1ベースの位置
    する方向に向いた突出部とでなした電子回路内蔵
    型リレー。
JP4725482U 1982-03-31 1982-03-31 電子回路内蔵型リレ− Granted JPS5959452U (ja)

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JP4725482U JPS5959452U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 電子回路内蔵型リレ−

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Publication Number Publication Date
JPS5959452U JPS5959452U (ja) 1984-04-18
JPS6240341Y2 true JPS6240341Y2 (ja) 1987-10-15

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WO2012039077A1 (ja) * 2010-09-21 2012-03-29 パナソニック株式会社 非接触給電装置
JP6260677B1 (ja) * 2016-12-02 2018-01-17 富士電機機器制御株式会社 電磁接触器

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