JPS6240250A - シ−ト状蛋白食品の製造法 - Google Patents

シ−ト状蛋白食品の製造法

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JPS6240250A
JPS6240250A JP60178075A JP17807585A JPS6240250A JP S6240250 A JPS6240250 A JP S6240250A JP 60178075 A JP60178075 A JP 60178075A JP 17807585 A JP17807585 A JP 17807585A JP S6240250 A JPS6240250 A JP S6240250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
protein
oil
soybean protein
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP60178075A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Tsuchiya
俊浩 土屋
Hideyuki Tenmiyo
英之 天明
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なシート状蛋白食品の製造法に関する。
〔従来の技術〕
大豆蛋白の膜状食品としては「ゆば」が知られている。
この製造法は、濃縮豆乳を薄い平らな鍋などにとり、沸
騰しない程度に加熱して得られる皮膜を空気中に放置し
て乾燥したものであるが、製法が複雑であり大量生産す
ることができなかった。簡略した製造法として、大豆蛋
白、油脂、水よりなる乳化物(必要により湿潤剤を加え
たもの)を加熱し膜状とする方法が知られている。(f
f開11859−88048号) 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の方法によれば膜が均質にならず膜強度も低く加工
食品素材として用いる場合改良する必要があった。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明者らはこれらの問題点を解決するため種種検討し
た結果、NSI 80以上の大豆蛋白質を用い乳化物を
均質にすること、更に乳化物を脱泡後加熱乾燥すること
によって均質な膜が得られること、更に膜強度が高く加
工食品素材として優れた素材が得られることなどを見い
出し本発明を完成した。
血ち本発明はNSI 80以上の大豆蛋白質100部に
対し、油脂5部ないし400部、湿潤剤1゜部ないし6
0部、水600部ないし2000部を配合した乳化物を
、脱泡後熱板に塗布し次いで乾燥することを特徴とする
シート状蛋白食品の製造法である。
本発明で用いるNSI 80以上の大豆蛋白質とはNS
I、即ちNitrogen 8o1ubility I
ndexで表わされる値が80以上の溶解性の良好な大
豆蛋白質を用いる。このような蛋白質として分離大豆蛋
白質のような高蛋白質のものが好ましく、特にNSIが
90以上あれば高品質のものが得られる。このよう表良
発解性のものを得るには、酸沈澱大豆蛋白カードの中和
剤として水酸化ナトリウムだけを用いるのではなく、リ
ン酸ソーダ、塩基性アミノ酸と併用して中和したものが
好ましい。また、大豆蛋白質の溶解性を改良する為に中
和した分離大豆蛋白液に中性プロテアーゼを対固型分当
り0.2重量%ないしo、5xis添加し30℃ないし
50℃で5分ないし25分処理するのも好ましい。酵素
処理物の分解の程度は、例えば660mμにおける吸光
度を目安にして酵素処理溶液の吸光度が0.4ないし0
.7、好ましくは0.5ないし0.6であればよい。こ
の酵素処理は以下に述べる加熱処理の後に行なってもよ
い。酵素処理した蛋白質の分散液をノ4イブライン中で
直接水蒸気と接触せしめて急速に50℃ないし140℃
にて0.5秒ないし5分間好ましくは80℃ないし11
0℃にて1秒ないし2分間加熱した後冷却すればよい。
具体的な加熱の温度と時間は適宜選択する。加熱法とし
ては、必要により予め加熱した後蛋白液を直接蒸気吹き
込み型のパイプライシを備えた高温瞬間気液温合器(ふ
つう「ジェットクツカー」として知られる装置)に送シ
、生蒸気を吹き込み急速に加熱すればよく、加熱保持時
間は蛋白液の流量に応じて滞留管のノやイブ径及び長さ
を決めることができる。
また加熱処理後の冷却は真空チャンバーへの噴出によプ
行なう。冷却の温度が低い程シート状食品の質の好まし
いものが得られ、好ましくは50℃以下まで冷却すれば
よい。
一方油脂としては、大豆油、サフラワー油、パーム油、
ごま油、コーン油、綿実油、なたね油、やし油などの植
物油およびこれらを加工処理した油脂を使用することが
できる。特に特開昭56−58450号公報などに記載
された、食用油に野菜を加えて加熱抽出して得られる風
味油を用いれば、風味が向上するだけで々く、大豆の異
味、異臭のマスキングなどに優れた効果を示す。更に湿
潤剤としてグリセリン、ソルビトール、マンニトール、
プロピレングリコールなどを用いることができる。
湿潤剤を用いることによって、膜を均質なものとし、強
民が強いものが得られる、 これらの配合比は大豆蛋白質100部に対し、油脂5部
ないし400部、湿潤剤10部ないし60部を配合する
。乳化はサイレントカッター、41部潰機、あるいはミ
キサー等で攪拌するか、高圧ホモグナイザーのよう力強
性乳化機を用いて行なえばよい。更に′必要に応じて各
種添加剤、例えば調味料、着色料、香味料、乳化剤、澱
粉等を添加することもできる。
このようにして得られる乳化物は、一般に気泡を多く含
有するので脱泡する必要がある。脱泡する方法としては
遠心分離機による方法、減圧する   ″方法などによ
ればよい。
脱泡された乳化物を熱板上に塗布した後加熱し乾燥する
。熱板としては後に蛋白質膜がはがれやすいように、テ
フロン等の離型剤で加工した熱板   :を用いるのが
好ましい。熱板の加熱温度は70〜   □1160℃
、好ましくは90〜110℃がこげつか   ″ないで
加熱乾燥できる温度として好ましい。
本発明のシート状蛋白食品は均質であり気泡などがない
ので、膜強度が高く、例えば折シ曲げても折り目がつか
ない。更に透明感がありしなやか   □であるので加
工食品素材として優れている。
以下実施例をもって本発明を説明するが、測定法は以下
の通りである。
1、引張り強度 テストピース(巾10m5+長さ30顛)をクリアラン
ス20露となるように支持台に取付はレオメータによ膜
強度を測定した。
2、折れ試験 テストピース(よこ10crrL×たて10crrL)
の   ′膜をテストピースとし、次の基準に従い評価
した。
◎ 100チ4つ折り可能 0 70〜100% 4つ折り可能 △ 30〜70%  4つ折り不可能 △ 70〜100チ 4つ折り不可能 3、  JL味の評価 テストピースを直接組替し、次の基準にしたがい評価し
た。
(t3  風味良好 ○ やや)風味良好 Δ 風味普通 △ やや異風味有 × 異風味有 実施例1 常法にしたがい未変性脱脂大豆より調製した酸沈澱大豆
カードに2倍量の水を加えて解砕し、水酸化ナトリウム
で中和後該中和液をパイプライン中で直接水蒸気と接触
せしめて急速に110℃で2分間加熱した後真空冷却、
常法にしたがい噴霧乾燥し粉末状大豆たん白質(N5I
=99)を得た。
この粉末状大豆たん白質100部に対し大豆白絞油を1
0部、グリセリンを25部、水1000部配合して家庭
用ミキサーで攪拌乳化せしめた後、真空脱泡し、予め加
熱した熱板上に塗付110℃4分間乾燥し、シート状大
豆たん白製品を得た。
シート状大豆たん白質の品質は次の通りであった。
実施例2 常法にしたがい未変性大豆より酸沈澱大豆カードに2倍
量の水を加えて解砕し、水酸化ナトリウムを加えてpH
6,0とし次いでアルギニンを加えてp)17.0とし
た中和液を得た。該中和液をパイプライン中で100℃
2分間加熱した後、真空冷却し常法にしたがい噴霧乾燥
し粉末大豆たん白質(NSI95)を得た。
この粉末状大豆たん白質100部に対し食用油にショウ
ガを加えて加熱抽出して得られるショウガ風味油(味の
素■製)100部、グリセリンを50部、水1000部
配合して高圧乳化機で乳化せしめた後真空脱泡し予め加
熱した熱板上に塗付芳 110℃で5分乾燥し、シート状大豆たん白質を得た。
シート状大豆たん白質の品質は次の通りであった。
実施例3 常法にしたがい未変性大豆より調製した酸沈澱大豆カー
ドに2倍量の水を加えて解砕し、水酸化ナトリウムを加
えて内在8とし、次いで該中和液に中性グロテアーゼを
0,3重量%添加し、40℃で10分間反応せしめた後
パイプライン中で水蒸気を直接接触せしめ110℃、3
0秒処理し、次いで真空冷却により55℃とした後、常
法にしたがい噴霧乾燥し、粉末状大豆たん白質(N5I
=99)を得た。
この粉末状大豆たん白質100部に対し、食用油にシソ
を加えて加熱抽出して得られるシソ風味油(味の素■製
)400部、グリセリン50部、水1000部配合して
高圧乳化機で処理した後真空脱泡し、予め加熱した熱板
上に塗付、110℃で5分間乾燥しシート状大豆たん白
質を得た。シート状大豆たん白質の性状は次の通りであ
った。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)NSI80以上の大豆蛋白質100部に対し、油
    脂5部ないし400部、湿潤剤10部ないし60部、水
    600部ないし2000部を配合した乳化物を、脱泡後
    熱板上に塗布し次いで乾燥することを特徴とするシート
    状蛋白食品の製造法。
  2. (2)油脂が、食用油に野菜を加えて加熱抽出して得ら
    れる風味油である特許請求の範囲第(1)項記載の製造
    法。
JP60178075A 1985-08-13 1985-08-13 シ−ト状蛋白食品の製造法 Pending JPS6240250A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60178075A JPS6240250A (ja) 1985-08-13 1985-08-13 シ−ト状蛋白食品の製造法

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JPS6240250A true JPS6240250A (ja) 1987-02-21

Family

ID=16042180

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60178075A Pending JPS6240250A (ja) 1985-08-13 1985-08-13 シ−ト状蛋白食品の製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0390583U (ja) * 1989-12-29 1991-09-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0390583U (ja) * 1989-12-29 1991-09-13

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