JPS6240190A - 点火プラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は内燃機関用の息災プラグにおける電極材料の
改良に関する。

（従来の技術） 従来、点火プラグ用電極材料として、耐食耐熱性、火花
耐久性、加工性の必要から、７５−Ｎｉ−１６Ｃｒ−８
Ｆｅ　（商標名インコネル６００）相当材を除いては、
Ｎｉが９０チ以上のＮｉ合金を使用している。そして、
点火プラグの電極材料として上記Ｎｉ合金を用いる場合
、Ｓｉ、Ｃｒ、Ｍｎが２〜３チでＡ１．’ｌ’ｉを添力
ｎ＋スのであス≠Ｌ朔件加Ｔ（細芯封入による）に余シ
好ましくない。また点火プラグは内燃機関の工程によシ
冷熱サイクルの負荷がかかるので、金属学的には固溶体
であることが要求され、Ｃｒ。

Ｍｎは１０チ以上の固溶限があるが、Ｓｉは５重量係以
下でなくてはならない。特にＳｉの多量の添加は加工性
の低下を招くので３％以下であることを要する。一方、
インコネル６００においては、近年の内燃機関の高出力
化に伴う燃焼温度の上昇による高温耐食性能の向上には
有効であるが、熱伝導率が、１．３　Ｓｉ　−１，８Ｃ
ｒ　−２，ＯＭｎ　Ｎｉ材に比し％前後と低く、点火プ
ラグ用電極材としては使用用途が限定されるという欠点
を有している。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は、上記従来のものの欠点を改良するもので＝
ｌ）、Ｎｉ合金を使用する点火プラグの電極にあって、
その高温耐食性とともに加工性をも向上させようとする
ものである。

（問題点を解決するための手段） 点火プラグの電極材料としてＮｉが９０チ以上でおり、
Ｓｉ　、Ｃｒ、　Ｍｎ、　Ａｌ　ｔ−０〜３％含み、し
かもＳｔ／Ｃｒが１．１教上となる合金を使用するもの
である。

（作用） 上記の構成を持つので、Ｎｉ合金を使用する点火プラグ
の電極の高温耐食性能を向上させるとともに、加工性能
をも向上させ、点火プラグ自体の耐久性を向上させるも
のである。

（実施例） 都市ガスバーナーによる加熱、冷却テスト、すなわち、
１０００℃以上加熱３分、放冷（最低２００℃）を３０
００回繰返して、図に示す侵食された部分ともとの部分
との比を求めたところ、別表のようにＳｉとＣｒの添加
比が１．１以上の場合、インコネル６００と同程度の高
温耐食性能が得られることが明らかとなった。図におい
て示す（１）はテスト用母材、（１′）はテストの外形
、（ｄｏ）はテスト前の径、（ｄ）はテスト後の径を示
す。

なお、各合金に０．５％以下のＡＩを添加することによ
り、さらに高温耐食性能が強化されるが、それ以上のＡ
１添加は母材の内部酸化を助長するという欠点を生ずる
。

（発明の効果） 以上のとお勺この発明は、点火プラグの電極の高熱伝４
ｖ、を維持したまま、高温耐食性能を向上させるととも
に、加工性能をも向上させ、もって点火プラグ自体の耐
久性を向上させることができる優れた効果をもつもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図は加熱冷却テストに用いた実験片を示す。 １・・・母材、１′・・・テスト前母材外形、ｄｏ・−
・当初径、ｄ・・・テスト後侵食された径。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｓｉ、Ｃｒ、Ｍｎ、Ａｌをそれぞれ０〜３％合む、Ｎｉ
   が９０％以上、Ｓｉ／Ｃｒが１．１以上である合金を電
   極材料とする点火プラグ。