JPS6239880Y2 - - Google Patents

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JPS6239880Y2
JPS6239880Y2 JP13103982U JP13103982U JPS6239880Y2 JP S6239880 Y2 JPS6239880 Y2 JP S6239880Y2 JP 13103982 U JP13103982 U JP 13103982U JP 13103982 U JP13103982 U JP 13103982U JP S6239880 Y2 JPS6239880 Y2 JP S6239880Y2
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JP
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gas
mold
vent hole
gas vent
vent
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JP13103982U
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JPS5934838U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鋳型造型機に用いられる金型に於い
て、製品キヤビテイーと外部とを連通させるガス
抜穴を確実に且つ能率的に清掃する金型清掃装置
に関するものである。
製品キヤビテイーと外部とを連通させるガス抜
穴を備えた金型と、そのガス抜穴とガス処理装置
とを接続する排ガス通路とを備え、鋳型またはそ
の中子の造型に際してその製品キヤビテイー内の
ガスをガス抜穴を通して排出する鋳型造型機が提
供されている。斯る鋳型造型機に於いては、鋳砂
がガス抜穴に目詰まりすることが避けられず、製
品品質を維持するため金型の反転装置等を用いて
鋳型造型機から金型を取り外した後、ブラシ等を
用いてガス抜穴の清掃をする作業が必要であつ
た。このため、ガス抜穴の清掃のために多くの作
業工数を要するとともに、金型反転装置等の設備
が必要となり、またブラシ等による清掃作業によ
つてはガス抜穴に嵌まり込んだ砂が必ずしも充分
に除去され得ないという種々の欠点があつた。た
とえば、ガスの通過を許容するが鋳砂の通過を阻
止す多数のガス抜穴を有する所謂ベントを金型に
取り付けることが行なわれているが、清掃が不充
分であると、鋳砂やその粘結剤のために目詰まり
が促進されて、そのベントを頻繁に交換しなけれ
ばならないのである。
本考案は、以上の事情を背景として為されたも
のであり、その目的とするところは、鋳型造型機
の金型に設けられたガス抜穴を鋳型反転装置等の
設備を要することなく確実且つ能率的に清掃し得
る金型清掃装置を提供することにある。
斯る目的を達成するため、本考案は、前記鋳型
造型機の排ガス通路に接続されて、その排ガス通
路内に圧力気体を供給する圧力気体発生装置と、
その圧力気体発生装置と前記ガス抜穴との間、及
び前記ガス処理装置とそのガス抜穴との間に設け
られて、それ等の間を選択的に連通させる開閉弁
装置とを含み、鋳型の造型後またはそれに先立つ
て前記圧力気体発生装置とガス抜穴とが連通させ
られてガス抜穴内に圧力気体が高速で流通させら
れることにより、ガス抜穴に詰まつた異物が吹き
飛ばされるようにされたことを特徴とする。
この様にすれば、ガス抜穴内に詰まつている異
物が一挙に吹き飛ばされて、極めて短時間に能率
的に清掃が為されるとともに、ブラシ等の清掃作
業によつて除去され難かつたガス抜穴内に詰まつ
た鋳砂等が容易に吹き飛ばされるので、確実に清
掃が為されるのである。しかも、斯る清掃作業に
於いては、何等金型を鋳型造型機から取り外す必
要がないので、金型反転装置等が不要となり、設
備費用及び設備容積が削減されるのである。
以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図に於いて、フレイム10には中空の金型
ホルダ12を介して下型14が固定されている。
一方、フレイム10の上部に固定された昇降シリ
ンダ16のロツドには、中空の金型ホルダ18を
介して下型14に対向する上型20が取り付けら
れており、上型20及び下型14が昇降シリンダ
16によつて開閉させられ、上型20及び下型1
4が閉じられたときそれ等の間に製品キヤビテイ
ー22が形成されるようになつている。
下型14及び上型20には、製品キヤビテイー
22から裏面に連通するベント穴24が夫々形成
されており、そのベント穴24の製品キヤビテイ
ー22側にベント26が嵌め込まれている。ベン
ト26は、鋳砂の通過を阻止するがガスの通過を
許容する多数のガス抜穴を備えた多孔部材であ
る。下型14及び上型20の裏面は、金型ホルダ
12及び18によつて比較的気密な空室28及び
30が形成されて、製品キヤビテイー22内の硬
化ガスがベント26を通して空室28,30に排
出されるようになつている。尚、32,34は、
下型14及び上型20を貫通して設けられた突出
ピンであり、突出シリンダ36及び昇降シリンダ
16によつて、上型20及び下型14が開かれた
後に造形された製品を離型させるものである。
金型ホルダ18には、パイプ状の一対のタイバ
ー38が上方に向つて突設されており、そのタイ
バー38はフレイム10に固定されたブツシユ4
0によつて上下方向の摺動が可能に支持されてい
る。タイバー38の下端は空室30と連通させら
れているとともに、タイバー38の上端と管路4
2との間に可撓性のホース44が接続されてお
り、空室30はタイバー38、ホース44、配管
42を経て脱臭装置46に連通させられている。
また、金型ホルダー12には空室28に連通する
配管42が接続されており、空室28も配管42
を介してガス処理装置である脱臭装置46に接続
されている。したがつて、空室30、タイバー3
8、ホース44、配管42、および空室28、配
管42が排ガス通路を形成している。また、コン
プレツサ、高圧ボンベ等の圧力気体発生装置50
は、一対の圧力タンク52を並列に介して配管5
4により配管42に接続されており、高圧気体が
空室28及び30にそれぞれ供給されるようにな
つている。そして、脱臭装置46と空室28,3
0との間、及び圧力気体発生装置50と空室2
8,30との間には、開閉弁装置としての夫々一
対の開閉弁56及び58が介挿され、それ等の間
が選択的に連通させられるようになつている。
一方、レール60上を走行する台車62には、
上下シリンダ64及びこれによつて上下動させら
れるパレツト66から成るアンローダが取り付け
られており、上型20及び下型14とが開かれて
台車62がそれ等の金型14,20に接近したと
き、パレツト66がそれ等の金型14,20間に
差し入れられて、製品68が受け出されるように
なつている。パレツト66の下面には下方に向う
ノズル70が複数備えられ、そのノズル70は配
管54に開閉弁72を介して接続され、ノズル7
2から高圧気体が下型14に向つて噴射されるよ
うになつている。
以下、本実施例の作動を説明する。
先ず、図示しない起動釦の押圧操作によつて昇
降シリンダ16が作動し、下型14と上型20と
が閉じられる。第1図は、この状態を示す。
この状態に於いて、図示しない鋳砂供給装置か
ら製品キヤビテイー22内に鋳砂が充填されると
同時に、図示しないブロアによつて硬化ガスが製
品キヤビテイー22内に吹き込まれ、製品68が
造型される。この時、開閉弁58が閉じられてい
るとともに開閉弁56が開かれており、製品キヤ
ビテイー22内に充満した硬化ガスはベント2
6、ベント穴24を介して空室28,30内にそ
れぞれ排出され、更にタイバー38、ホース44
および配管42、または配管42を通して脱臭装
置46に排出される。
次に、昇降シリンダ16の作動によつて上型2
0が引き上げられると、製品68は上型20とと
もに上昇させられる。そして、台車62の移動に
よつてパレツト66が上型20と下型14との間
に差し込まれ、製品68がパレツト66上に受け
取られる。この状態に於いて、開閉弁56が閉じ
られるとともに開閉弁58及び72が開かれ、高
圧気体が空室28,30内に供給され、ベント穴
24及びベント26に高速の高圧気体が流され
て、ベント26に詰まつた鋳砂が一挙に吹き飛ば
される。同時に、パレツト66に備えられたノズ
ル70から高圧気体が噴射されるので、ベント2
6から下型14上に吹き飛ばされた鋳砂が更に型
外に吹き飛ばされ、型面が自動的に清掃される。
そして、台車62によつてパレツト66が下型1
4と上型20との間から引き出されるとともに、
昇降シリンダ16によつて上型20と下型14と
が閉じられ、ひとつの作動サイクルが終了する。
この様に、本実施例によれば、ベント26を通
して高圧気体を製品キヤビテイー22側に高速で
通通させるので、ブラシ等の清掃作業を要するこ
となく一挙に鋳砂等が吹き飛ばされ、極めて能率
良くベント26が清掃されるのである。また、ブ
ラシ等によつて除去され難かつたガス抜穴内に嵌
り込んで詰まつた鋳砂が容易に除去されるので、
確実にベント26が清掃される。従つて、ベント
26の交換周期が長くされて、ランニングコスト
が削減される。
しかも、上型20及び下型14を鋳型造型機か
ら取り外して清掃する必要がないので、金型反転
装置等の設備が不要となり、設備費用及び設備空
間が大幅に削減される利点がある。
次に、本考案の他の実施例を説明する。尚、以
下の説明に於いて、前述の説明と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
第2図に於いて、下型14内に形成された空室
28は前述の実施例と同様に配管42及び開閉弁
56を介して脱臭装置46に接続されている。ま
た、空室28内にはベント26に接近してそれに
向うノズル74を夫々備えた配管76が配設さ
れ、その配管76は開閉弁58及び配管54を介
して圧力気体発生装置50に接続されている。従
つて、開閉弁58が開かれると高圧気体がノズル
74からベント26に向つて噴射されるので、直
ちにベント26が清掃されるとともに、ベント2
6の一層高い清掃効果が得られる利点がある。
尚、ノズル74から高圧気体が噴射されている状
態に於いて、開閉弁56が開かれ、空室28内の
圧力上昇が抑制されるので、ノズル74からの強
い噴射が継続的に得られる。
第3図に於いて、ベント穴24は夫々配管78
に接続され、配管78は開閉弁56及び58に接
続されている。本実施例によれば、通路容積が小
さいので開閉弁58を開放操作後直ちにベント2
6の清掃効果が得られるとともに、空室28を気
密構造にする必要がない利点がある。
以上、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
説明したが、本考案はその他の態様に於いても適
用される。
例えば、前述の実施例に於いてガス抜穴はベン
ト26に設けられているが、金型に直接設けられ
ていても良いのである。
また、パレツト66に上型20に向うノズルを
複数設け、製品をパレツト66から取除いた後
に、再びパレツト66を上型20と下型14との
間に差し込んでそれ等の型20,14の表面を清
掃するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を含む鋳型造型機
の構成を示した図である。第2図及び第3図は、
夫々本考案の他の実施例を示す下型部分の断面図
である。 {14:下型、20:上型}(金型)、22:製
品キヤビテイー、24:ベント穴、{28,3
0:空室、38:タイバー、42,78:配管、
44:ホース}(排ガス通路)、46:脱臭装置
(ガス処理装置)、50:圧力気体発生装置、5
6,58:開閉弁(開閉弁装置)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 製品キヤビテイーと外部とを連通させるガス抜
    穴を備えた金型と、該ガス抜穴とガス処理装置と
    を接続する排ガス通路とを備え、鋳型の造型に際
    して該製品キヤビテイー内のガスを該ガス抜穴を
    通して排出する鋳型造型機において、該ガス抜穴
    を清掃する金型清掃装置であつて、 前記排ガス通路に接続され、該排ガス通路内に
    圧力気体を供給する圧力気体発生装置と、 該圧力気体発生装置と前記ガス抜穴との間、お
    よび前記ガス処理装置と該ガス抜穴との間に設け
    られ、それ等の間を選択的に連通させる開閉弁装
    置と を含み、前記鋳型の造型後またはそれに先立つ
    て前記圧力気体発生装置とガス抜穴とが連通させ
    られて該ガス抜穴内に圧力気体が高速で流通させ
    られることにより、該ガス抜穴に詰まつた異物が
    吹き飛ばされるようにされたことを特徴とする鋳
    型造型機の金型清掃装置。
JP13103982U 1982-08-30 1982-08-30 鋳型造型機の金型清掃装置 Granted JPS5934838U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13103982U JPS5934838U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 鋳型造型機の金型清掃装置

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JPS5934838U JPS5934838U (ja) 1984-03-03
JPS6239880Y2 true JPS6239880Y2 (ja) 1987-10-12

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JP13103982U Granted JPS5934838U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 鋳型造型機の金型清掃装置

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