JPS6239864Y2 - - Google Patents

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JPS6239864Y2
JPS6239864Y2 JP776079U JP776079U JPS6239864Y2 JP S6239864 Y2 JPS6239864 Y2 JP S6239864Y2 JP 776079 U JP776079 U JP 776079U JP 776079 U JP776079 U JP 776079U JP S6239864 Y2 JPS6239864 Y2 JP S6239864Y2
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JP
Japan
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spline
feed bar
carrier
shaft
crankshaft
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JP776079U
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JPS55111630U (ja
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  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランスフアプレスにおけるフイード
バーの駆動装置に関し、詳しくはフイードバーを
クランプ・アンクランプ及びリフト・ダウン動作
させることができる駆動装置に関するものであ
る。
従来技術におけるトランスフアプレスの三次元
駆動装置は特開昭52−22182号公報に紹介されて
いる。同公報記載の装置は、内歯車とそれに噛み
合い回転するピニオンとの歯車比を4:1にして
ピニオンを回転させると、該ピニオン中心からピ
ニオン内径の5分の1偏心した偏心点の軌跡が略
正方形を描くようになる。
そこで、前記偏心点が描く軌跡のうち、直角2
方向の運動を利用し、一方の直線運動でフイード
バーのクランプ・アンクランプ動作をさせ、他方
でリフト・ダウン動作をさせるようにしたもので
あつて、具体的にはユニツトボツクス内にフイー
ドバーを保持する一対のキヤリアを互いに対向す
る方向に設けたラツクならびに該ラツクと噛合さ
せたピニオンを介して接続することにより、一方
のキヤリアを移動すると他方がこれに追従して移
動し、これによりキヤリアを互いに接近ないし離
隔する方向に移動可能に設け、さらに前記キヤリ
ア内にはフイードバーを長手方向に自由に摺動で
きる昇降板を上下方向に移動可能に設け、前記昇
降板には長孔を形成し、キヤリアに軸架された回
転軸のクランク部を前記長孔に係合すると共に、
回転軸はキヤリアの対向する方向に延設して自由
端をスプラインに形成し、各々のスプラインは1
つのスプライン結合パイプの両端から挿入して何
れも摺動可能に係合し、さらに前記回転軸は何れ
か1つのキヤリアから突出させた部分にプレスの
駆動部と連動して往復ならびに回転する駆動軸と
連結したものである。
そして前記駆動軸を往復運動させるとキヤリア
が互いに接近ならびに離隔する方向に移動するの
で、昇降板を伴つてフイードバーにクランプ・ア
ンクランプ動作を行わせ、又、駆動軸を正逆回転
させると、回転軸に形成したクランク部によつて
昇降板のみを上下方向に移動するので、フイード
バーにリフト・ダウン動作を行わせるようになつ
ている。
ところで、従来技術においてはキヤリアから互
いに対向する方向に突設した回転軸の自由端に設
けたスプラインは1つのスプライン結合パイプの
両端から挿入して回転を伝達させているので、結
合パイプ内で回転軸の軸端が接触すると、それ以
上キヤリアを接近させることができず、従つてフ
イードバーの内幅を小さくすることができないと
いつた問題点があつた。
本考案は上述した従来の問題点を解決するため
になされたものであつて、ユニツトボツクス内に
フイードバーの長手方向に対して直交する方向に
移動可能に設けた一対のキヤリアと、該キヤリア
内で昇降可能でありキヤリアの上方から突出した
部分にフイードバーを長手方向に自由に摺動可能
に保持したフイードバー受を有する昇降板と、前
記昇降板に設けた長孔と、前記キヤリアに軸架さ
れクランク部を前記昇降板の長孔内に係合させた
クランク軸と、前記クランク軸のうち対向するキ
ヤリアに向う一方のクランク軸に設けたスプライ
ン軸ならびに他方のクランク軸に設けられ前記ス
プライン軸を挿入したスプライン筒と、前記スプ
ライン軸とスプライン筒を収容し両端部でスプラ
イン軸ならびにスプライン筒と噛合させた連結パ
イプと、前記何れか一方のクランク軸と接続され
プレスの駆動部と連動して往復ならびに回転運動
する駆動軸とを具備するものであり、これによつ
てフイードバーの内幅を従来よりも近づけること
ができ、小さい内幅が要求されるプレス加工に対
応できる駆動装置を提供しようとするものであ
る。
次に本考案の詳細を図示した実施例によつて説
明する。
第1図は駆動装置を組み立てた全体の縦断面
図、第2図は第1図A−A線の断面図、第3図は
第1図B−B線の断面図である。
駆動装置を収容するユニツトボツクス1はプレ
ス機械のコラム(図示しない)の内側に取り付け
られるものであつて、該ユニツトボツクス1の上
方にプレス機械の金型に沿つて平行する一対のフ
イードバー2,2が設けられる。そしてユニツト
ボツクス1にはフイードバー2,2の長手方向に
対して直交する方向に移動可能な一対のキヤリア
3,3が設けられ、該キヤリア3,3は両側前後
に設けた車輪4,4がユニツトボツクス1の内側
両面に設けられた溝状のレール部材5,5に係合
されており、車輪4,4に支持されてボツクス内
を往復移動するようになつている。
又、前記ユニツトボツクス1の中心部には支持
部材6が設けられ、該支持部材6の下方にピニオ
ン7が自由に回転できるように軸架され、さらに
ピニオン7には前記キヤリア3,3の対向面にす
れ違いができるように設けられたラツク8,8が
噛合されており、何れか一方のキヤリア3を移動
させると他方のキヤリア3はこれに追従して移動
し、互いに接近ないしは離隔する方向に移動す
る。
前記キヤリア3,3には縦方向に摺動可能であ
り、かつキヤリアから上方を突出させた昇降板
9,9が設けられており、該昇降板9,9の上端
に前記フイードバー2,2を長手方向に移動可能
に装着したフイードバー受10,10が設けられ
ている。また、前記昇降板9,9には横方向に延
びる案内孔11,11が形成されると共に、キヤ
リア3,3に軸架したクランク軸12,12のク
ランク部13,13を前記案内孔11,11内に
係合させている。なお、案内孔11はクランク軸
12のクランク部13の外径に適合する幅で形成
されている。
前記2つのクランク軸12,12の互いに対向
する側の軸端には、それぞれスプラインが設けら
れているが、一方のクランク軸12(第1図で右
側)にはスプライン軸14が、他方のクランク軸
12(第1図で左側)にはスプライン筒15が設
けられており、スプライン軸14はスプライン筒
15内に挿通されている。そしてスプライン筒1
5は筒体外周にスプラインが形成されている。
これらスプライン軸14、スプライン筒15は
前記支持部材6に回転自在に装着された連結パイ
プ16内に収容されており、連結パイプ16の一
端(右側)はスプライン軸14と噛合する歯部1
7が設けられ、又、他端(左側)はスプライン筒
15と噛合する歯部18が設けられており、前記
2つのクランク軸12,12はスプライン軸1
4、連結パイプ16、スプライン筒15の順で摺
動可能で、かつ回転自在に構成されている。
さらに又、何れか1つのクランク軸12には駆
動軸19がジヨイント20によつて接続されてお
り、該駆動軸19はユニツトボツクス1から突出
され、突出された部分がプレス機械の駆動部と連
結されて往復ならびに回転駆動されるようになつ
ている。
なお、前記パイプ16の中央部には円周方向に
ガイド溝21が形成されていて、該ガイド溝21
には前記ピニオン7の支軸を兼ねたピン22の先
端が係合されており、キヤリア3,3が往復運動
するときに連結パイプ16が追従して移動しない
ようになつている。この他、前記フイードバー受
10はフイードバーの重量等をバランスさせるた
めのバランサ23が設けられている。
実施例は上記の構成であつて、駆動軸19をプ
レス機械に連動して往復ならびに回転させる。ま
ず、駆動軸19を第1図で左方向に移動すると駆
動軸19と直接連結されたキヤリア3(右側)が
左方向へ、もう一方のキヤリア3(左側)がラツ
ク8,8、ピニオン7によつて右方向へ移動し、
これによりキヤリア3,3は互いに接近する方向
に移動してフイードバー2,2はクランプ動作を
する(第1図の状態)。
キヤリア3,3が近づくとき、右側キヤリアの
スプライン軸14は左側キヤリアのスプライン筒
15内に進入して両者は干渉することがない。次
にこの位置で駆動軸19を回転するとクランク軸
12,12は連結パイプ16を伴つて回転し、ク
ランク部13,13が昇降板9,9を押し上げる
ので、フイードバー2,2はリフト動作をする。
フイードバーは次いでアドバンス動作を行う
が、リターン動作を含めて、これらの駆動は図示
しない別の駆動装置で行われる。
次に前記駆動軸19は逆回転して昇降板9,9
を押し下げてフイードバー2,2にダウン動作を
させ、さらに引き続いて駆動軸19を第1図で右
方向へ移動してキヤリア3,3を互いに離隔する
方向へ移動してフイードバー2,2にアンクラン
プ動作をさせる。
以上説明したように本考案は、一対のキヤリア
に昇降可能に設けた昇降板を駆動するクランク軸
にスプライン構造で接続したものであるが、一方
のクランク軸に設けたスプライン軸を他方のクラ
ンク軸に設けたスプライン筒内に挿入すると共
に、スプライン軸ならびにスプライン筒をさらに
スプライン結合させる接続パイプで連結したか
ら、キヤリアを接近させたときにスプライン軸な
らびにスプライン筒が干渉しないでキヤリアのみ
を接近させることができ、従つてフイードバーの
内幅を従来装置に比し小さくすることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の駆動装置を組み立てた全体の
縦断面図、第2図は第図A−A線の断面図、第3
図は第1図B−B線の断面図である。 1……ユニツトボツクス、2……フイードバ
ー、3……キヤリア、4……車輪、5……レール
部材、6……支持部材、7……ピニオン、8……
ラツク、9……昇降板、10……フイードバー
受、11……案内孔、12……クランク軸、13
……クランク部、14……スプライン軸、15…
…スプライン筒、16……連結パイプ、17,1
8……歯部、19……駆動軸、20……ジヨイン
ト、21……ガイド溝、22……ピン、23……
バランサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ユニツトボツクス内にフイードバーの長手方向
    に対して直交する方向に移動可能に設けた一対の
    キヤリアと、該キヤリア内で昇降可能でありキヤ
    リアの上方から突出した部分にフイードバーを長
    手方向に自由に摺動可能に保持したフイードバー
    受を有する昇降板と、前記昇降板に設けた長孔
    と、前記キヤリアに軸架されクランク部を前記昇
    降板の長孔内に係合させたクランク軸と、前記ク
    ランク軸のうち対向するキヤリアに向う一方のク
    ランク軸に設けたスプライン軸ならびに他方のク
    ランク軸に設けられ前記スプライン軸を挿入した
    スプライン筒と、前記スプライン軸とスプライン
    筒を収容し両端部でスプライン軸ならびにスプラ
    イン筒と噛合させた連結パイプと、前記何れか一
    方のクランク軸と接続されプレスの駆動部と連動
    して往復ならびに回転運動する駆動軸とを具備す
    るトランスフアプレスにおけるフイードバーの駆
    動装置。
JP776079U 1979-01-26 1979-01-26 Expired JPS6239864Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP776079U JPS6239864Y2 (ja) 1979-01-26 1979-01-26

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JP776079U JPS6239864Y2 (ja) 1979-01-26 1979-01-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55111630U JPS55111630U (ja) 1980-08-06
JPS6239864Y2 true JPS6239864Y2 (ja) 1987-10-12

Family

ID=28815876

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JP776079U Expired JPS6239864Y2 (ja) 1979-01-26 1979-01-26

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