JPS6239726A - 重量物の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、船、海洋構造物等の模型や他の重量物を位置
決め支持するための重量物の支持装置に関するものであ
る。

［従来の技術］ 一般に、船、海洋構造物等の模型のヨー慣性モーメント
は、模型をワイヤーで吊り、ヨーイングさせることによ
りその周期から求められる。

しかし、模型と言っても数百ｋＧにも及ぶものであり、
この方法では安全上問題があった。

そこで模型を、ヨー復元力をもたせた計測台の中心に載
せて、ヨー軸を支点として計測台を振らせて計測する方
式が考え出された。

［発明が解決しようする問題点］ しかしながら、斯かる方式の場合、模型を計測台の中心
に載けることが重要どなるが、一般に、この模型と計測
台との中心合せはホイストによって行われ、ホイストは
瞬時のボタン操作でもその走行距離が大きいため、極め
て困難な作業となっていた。

本発明は、模型等の＠（６）物と計測台等の支持台との
中心合せを容易に行えるようにしたものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の重量物の支持装置は、重量物を載置するための
枠組構造の支持台と、重量物を仮置きするための台座を
前記支持台を上下方向に貫通し１りるよう備えた位置決
め台と、ジヤツキの操作により昇降する昇降フレームと
から成り、且つ前記位置決め台をキャスターを介し前記
昇降フレーム上に水平方向移動可能に載置した構成を有
する。

［作　　　用］ 従って、台座上に仮置ぎされた重量物が、位置決め台の
水平方向移動によって支持台に対し位（６決めされた後
、支持台上に移し置かれる。

「実　施　例１ 以下、図面を参照しＣ＊発明の詳細な説明する。

第１図乃至第３図において、１は船、海洋構造物等の模
型２を載置しＣヨー慣性モーメントを計４１１１−るた
めの支持台であり、平面から児て例えば９つの空間部３
が形成されるような枠組格子構造となっている。又該支
持台１は、その中心部がヨー軸４により下面より支持さ
れ、ヨー＠４はベースフレーム５上に設けた支持フレー
ム６に上下の軸受機構７，７によって支持されている。

尚、ベースフレーム５はストッパ付キャスター８によっ
て移動可能になっており、且つヨー慣性モーメント計測
時にベースフレーム５の位置を固定して装置全体の荷重
を受けもったり、模型２の水平状態を調整俳るネジ切り
１」ラド９を４隅に備えている。

又、ベースフレーム５上には、前記支持フレーム６を取
囲むようが降フレーム１０が配設されている。昇降フレ
ーム１０の４隅にはメネジブロック１１が夫々設けられ
、該各メネジブロック１１は、ベースフレーム５を上下
に貫通するよう設けられたジヤツキ軸１２の上部のオネ
ジ１３に螺合し、ジヤツキ＠１２はベベルギヤＲ構２４
ヤ）連結ロッド１４を介しジヤツキ軸すＪモータ１５に
連結している。而して、メネジブロック１１とジヤツキ
軸１２とによりジヤツキ１６が形成され、ジヤツキ１６
によって昇降フレーム１０　／Ｊ＜昇降し得るよう構成
されている。

異時フレーム１０の上方には、前記支持台１の外周部の
各空間部３・を各台座１７が貝通しで支持台１の上方へ
突出し得る形状とした位置決め台１８が配置され、該位
置決め台１８は、４隅の下部に設番プたボールキャスタ
ー１９及び該ボールキャスター１９を受けるよう昇降フ
レーム１０上に取付けたボール受２０を介し、昇降フレ
ーム１０上に水平方向移動可能に載置され、更に位置決
め台１８は、昇降フレーム１０上に設けられた固定装置
２１によって水平方向の位置が固定されるようになって
いる。

図中２２は支持台１にヨー復元力を与えるよう、補助部
材２３を介しヨー軸４とベースフレーム５上の適所との
間に張設しＩＣスプリングである。

斯かる構成において、模型２のヨー慣性モーメントを計
測すべく、模型２を支持台１上に載置する場合、先ずモ
ータ１５の駆動によりジヤツキ１６を操作して昇降フレ
ーム１０を介し位置決め台１８の各台座１７が、第１図
の二点鎖線で示すように、支持台１の上方へ文位置づる
よう上昇せしめておく。そうして、ホイスト等により吊
られた模型２を台座１７上におろす（仮置きザる）。

この状態で、位置決め台１８をボールキャスター１９と
ボール受２０とを利用して水平方向に移動し、模型２の
中心と支持台１の中心とが一致するよう調整して、位置
決め台１８の水平方向位置を固定装置２１によって固定
する。位置決め台１８の位置を固定したら、ジヤツキ１
６の操作により昇降フレーム１０を介し位置決め台１８
を下降し、模型２を台座１７上から支持台１上に載せ移
す。これによって、模型２は支持台１上に中心合せされ
て載置されたことになる。この際、台座１７は支持台１
の空間部３を通過して支持台１の下方へ下降位置させる
。

しかる後、ヨー軸４を中心に支持台１が水平に振られ、
模型２のヨー慣性モーメントが計測される。

前記において、模型２の支持台１への中心合せは、位置
決め台１８の水平移動により簡単且つ正確に行われる。

従って、模型２を位置決め台１８の台座１７に載せる時
の位置合せは厳密な正確さは不要であり、ホイスト等の
操作も楽になる。

尚、前記例では、重量物の支持装置として、船や海洋構
造物のヨー慣性モーメント計測装置の場合を例示したが
、例えば、縦および横慣性モーメントを計測する場合に
用いる縦および横慣性モーメント計測装置としても採用
することができ、その他車発明の要旨を逸脱しない限り
種々変更を加え得ることは勿論である。

［発明の効果１ 以上説明したように、本発明のｉｈａ物の支持装置によ
れば、重量物の支持台への中心合せを簡単且つ正確に行
うことかでき、重量物を取扱うホイストやクレーン等の
操作が楽になり、作業能率が向上する、と古う優れた効
果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のｆｆ１ｆｆｉ物の支持装置の切断正面
図、第２図は側面図、第３図は概略平面図である。 １は支持台、２は模型、３は空間部、５はベースフレー
ム、１０は昇降フレーム、１６はジヤッキ、１７は台座
、１８は位置決め台、１９はボールキャスター、２１は
固定装置を示す。 特　　許　　出　　願　　人 石川島播磨重工業株式会社 特　　許　　出　　願　　人 電子工業株式会社 、特許出願人代理人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）重量物を載置するための枠組構造の支持台と、重量
   物を仮置きするための台座を前記支持台を上下方向に貫
   通し得るよう備えた位置決め台と、ジャッキの操作によ
   り昇降する昇降フレームとから成り、且つ前記位置決め
   台をキャスターを介し前記昇降フレーム上に水平方向移
   動可能に載置したことを特徴とする重量物の支持装置。