JPH0676195B2 - 整備車輌用リフト装置 - Google Patents

整備車輌用リフト装置

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JPH0676195B2
JPH0676195B2 JP7683688A JP7683688A JPH0676195B2 JP H0676195 B2 JPH0676195 B2 JP H0676195B2 JP 7683688 A JP7683688 A JP 7683688A JP 7683688 A JP7683688 A JP 7683688A JP H0676195 B2 JPH0676195 B2 JP H0676195B2
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JP
Japan
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support
maintenance vehicle
maintenance
support body
vehicle
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JP7683688A
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Inventor
文男 吉田
洋二 稲垣
政 長谷川
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日産自動車販売株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、設備車輌の点検、修理、塗装など各種の整備
作業ができる他に、ホイールアライメントの測定あるい
は調整も同時に行うことができる整備車輌用リフト装置
に関する。
「従来の技術」 従来、この種の整備車輌用リフト装置は、支柱に駆動モ
ータの駆動力を利用して昇降動するキャリッジを装着
し、このキャリッジは支杆、支腕等を介し先端部にホイ
ールアライメントを測定するためのターニングラジアス
ゲージを有する車輌用踏み込み台を固定的に取付け、踏
み込み台の中央部には該踏み込み台の孔を質通する複数
個の脚を有する支持板が着座されていた(たとえば、特
公昭56−360号参照)。
「発明が解決しようとする課題」 従来の整備車輌用リフト装置は、ドライブオン方式の場
合、すなわち、整備車輌が踏み込み台で適当な高さまで
持ち上げられかつ前車輪がターニングラジアスゲージ状
に位置している時は、たとえば踏み込み台が床面と水平
状態に設けられていても、整備車輌はその型式如何によ
り重量配分が各々異なるため、設備車輌が必ずしも水平
状態とならず、そのためホイールアライメントの測定あ
るいは調整の場合整備車輌の傾きがそのまま測定誤差に
結びついてくるという問題点があった。
一方、フリーホイール方式の場合、すなわち、整備車輌
は踏み込み台が下降するに伴ない、床面に脚が接地する
支持板で支持され、その車輌が踏み込み台から離れた時
は、踏み込み台が床面に位置すると共に、支持板はその
脚が床面に当接した状態で比較的低い位置にあるため、
整備車輌の下廻りの整備作業が困難であり、かつ他の点
検、修理作業等にも支障を来たすという問題点を有して
いた。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本発明の設備車輌用リフト装
置は、リフトの作動杆に整備車輌を所望の高さまで自由
に昇降動させることができる支持体を直接取付け、支持
体には連結具を介して着脱する支承体を備え、前記支承
体の両端部には支持脚を枢着したものである。
上記リフトは、油圧シリンダが用いられ、設備作業上望
ましくは1柱若しくは2柱式で床面に埋設するのが良
い。またホイールアライメントの測定あるいは調整は、
支承体の先端部に設けられたターニングラジアスゲージ
やハブに装着されるキャンバスキャスタキングピンゲー
ジ(測定水準器)などを用いて行われ、その際前記ター
ニングラジアスゲージおよび整備車輌は水平であること
が望ましいので、支承体の支持脚の自由端部には支承体
のバランス調整具を取付けるとよい。
「実施例」 実施例について図面を参照して説明すると、第1図ない
し第6図の実施例において、Xはドライブオン方式およ
びフリーホイール方式の両機能を有する整備場の床面F
に設けられた1柱式の車輌に整備用リフト装置である。
すなわち、1は床面に埋設された油圧シリンダ2のプラ
ンジャーで、このプランジャー1の先端部には整備車輌
Vを所望の高さに扛上する支持体3が固定的に設けられ
ている。支持体3は第1図で示すように左右1対の支持
板4、5と、これらの支持板4、5を一体に連結する連
結板6とから成り、平面から見ると全体としてI字ある
いはH字型状に形成されている。7は左右の前記支持板
4、5の両端部上面にそれぞれ貼着されたゴム板で、こ
れらのゴム板7が位置する支持板4、5の外側壁には後
述する連続ピンが入り込む挿入孔8が形成されている。
9は前記支持体3の左右の支持板4、5に複数個の連結
具、本実施例では連結ピン10を介して着脱可能に取付け
られた左右1組の支承体で、これらの支承体9、9の上
面中央部は第2図で示すように支持板4、5がそれぞれ
遊嵌的に嵌り込むことができるように切欠され、外側壁
の適宜簡所には前記挿入孔8と符号する連結ピン用取付
孔11が形成されている。そして、支承体9の上面先端部
にはホイールアライメント測定用具の一つであるターニ
ングラジアスゲージ12を装着する凹所13が形成されてい
ると共に、乗り込み側端部はテーパ14状に形成されてい
る。15は前記左右の支承体9、9の両端部にそれぞれ枢
着され、かつホイールアライメントの測定の際支承体
9、9および整備車輌Vを水平な状態に保つ複数個の支
持脚で、これらの支持脚15は支承体9の裏側に収納可能
であり、収納した際には特に図示しないがその自由端部
は支承体9に設けた係止片等により適宜に係止される。
上記構成にあっては、まずホイールアライメントの測定
あるいは調整を行う場合には、支持体3に支承体9を連
結ピン10で一体的に取付け、かつ支持体3を床面Fに位
置させておく。そして、左右の支承体9、9に整備車輌
Vを乗り込ませる。この時前輪がターニングラジアスゲ
ージ上に位置するようにする。しかる後、第3図で示す
ように整備車輌Vを、いわゆるドライブオン方式で持ち
上げる。支持体3および支承体9がプランジャー1によ
り所定の高さまで扛上したならば、第4図で示すように
左右の支承体9、9の各支持脚15を矢印方向へ回転して
床面Fに立てる。このような状態でターニングラジアス
ゲージ12等による整備車輌Vの前車輪のアライメントの
測定が行われる。しかして、前記測定中あるいは測定が
終った後整備車輌Vの下廻りの点検、各部の修理等を直
ちに行う場合には連結ピン10を取り外し、第5図で示す
ように支承体9をそのまま床面に立てたままの状態にし
ておき、支持体3で整備車輌Vのみ持ち上げる(アライ
メント測定あるいは調整時に於けるフリーホイールの状
態)。
次に主として整備車輌Vの下廻りの点検、修理、塗装な
どの作業を行う場合には、あらかじめ連結ピン10を外し
て支持体3から支承体9を分離する。そして、左右の支
承体9、9に整備車輌Vを乗り込ませる。しかる後に、
第6図で示すように整備車輌Vを、いわゆるフリーホイ
ール方式で持ち上げる。この場合は支承体9、9は床面
Fに位置する反面、整備車輌Vを支持する支持体3はプ
ランジャー1の伸縮動により自由に昇降動する。
第7図に示される実施例では、各支持脚15Aの自由端部
に左右の支承体9Aおよび整備車輌Vを水平に保つために
バランス調整具16を取付けている。このバランス調整具
16としては、たとえば支持脚15Aの自由端部に形成した
メネジ部と螺合するターンバックル式のオネジ部材が用
いられる。この実施例のその余の構成は前記実施例と同
一であり、便宜上同一部分には同一の符号を付してあ
る。
「本発明の効果」 以上の説明から明らかな通り、本発明にあっては、次に
列挙するような効果がある。
(1)ドライブオン方式で各種整備作業を行なう場合、
たとえば前輪駆動車のように車輌前部が後部よりも明ら
かに重量が大きい時は、支承体の前端部側の支持脚のみ
を床面に接地させることでより安全な作業ができる。
(2)フリーホイール方式の場合、整備車輌を支持する
支持体から支承体を分離することができる。
したがって、支承体が下廻りなどの整備作業の邪魔にな
らず、かつ整備車輌Vの高さも自由に設定することがで
きるので、修理、塗装など各種の作業がしやすい。
(3)ホイールアライメントの測定あるいは調整の際、
支承体および整備車輌がその支持脚で水平状態に支持さ
れるので、整備車輌のアンバランスによる測定誤差がほ
とんど生じない。
(4)ホイールアライメントの測定あるいは調整時に於
いて、整備作業の必要に応じて連結ピンを取り外し、ド
ライブオン方式から直ちにフリーホイール方式に変換す
ることができる。したがって、色々な整備作業を効率的
に行うことができる。
(5)支持脚にバランス調整具が設けられている実施例
の場合は、たとえば床面に凹凸部がある時支持脚の長さ
を自由に調節して整備車輌を水平状態に保つことができ
る。
したがって、ホイールアライメントの測定あるいは調整
の際正確な測定ができる。
(6)構成する部品点数が少ないので、安価に製作する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示す各説明
図、第7図は本発明の他の実施例を示す説明図である。 1……プランジャー、3……支持体、 4、5……支持板、9、9A……支承体、 10……連結ピン、 12……ターニングラジアスゲージ、 15、15A……支持脚、16……バランス調整具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトの作動杆に固設され整備車輌を所望
    の高さに扛上する支持体と、この支持体に連結具を介し
    て分離可能に取付けられた整備車輌の支承体と、この支
    承体の両端部に枢支された支持脚とから成る整備車輌用
    リフト装置。
  2. 【請求項2】支持脚の自由端部に整備車輌を水平に保つ
    バランス調整具を取付けた請求項1記載の整備車輌用リ
    フト装置。
JP7683688A 1988-03-30 1988-03-30 整備車輌用リフト装置 Expired - Lifetime JPH0676195B2 (ja)

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JP7683688A JPH0676195B2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 整備車輌用リフト装置

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JPH01252497A JPH01252497A (ja) 1989-10-09
JPH0676195B2 true JPH0676195B2 (ja) 1994-09-28

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JPH078558Y2 (ja) * 1989-09-26 1995-03-01 関西日本電気株式会社 石英ベルジャの着脱装置
DE602006007700D1 (de) * 2005-05-13 2009-08-20 Snap On Tools Corp Befestigungssystem für das messmodul eines radausrichtungsgerätes

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JPH01252497A (ja) 1989-10-09

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