JPS6239629Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6239629Y2 JPS6239629Y2 JP1979111304U JP11130479U JPS6239629Y2 JP S6239629 Y2 JPS6239629 Y2 JP S6239629Y2 JP 1979111304 U JP1979111304 U JP 1979111304U JP 11130479 U JP11130479 U JP 11130479U JP S6239629 Y2 JPS6239629 Y2 JP S6239629Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tractor
- receiving case
- support plate
- universal joint
- fertilizer spreader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 claims description 12
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fertilizing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、揺動駆動ボツクスと、トラクタ機体
に連結するユニバーサルジヨイントとを防振具を
介して連結して、散布筒の左右揺動により与えら
れる多大な衝撃振動を吸収して緩和させるように
したトラクタ機体に三点リンク装着する肥料散布
機を提供するものである。 〔従来の技術〕 従来、防振具を組み込んだ考案として実公昭40
−17443号公報が知られるが、この考案は軸接手
において、軸受部に軸推進力が働いた場合の摺動
を許容するための防振ゴム取付板の構成が開示さ
れている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述の防振ゴム取付板をトラクタに装着する散
布筒揺動型の肥料散布機においては、高速左右揺
動する往復点の衝撃振動を繰り返して防振具に直
接に生ずるとともに三点リンク昇降によつてユニ
バーサルジヨイントが15度程度まで変化して防振
具に急激なひねりが力が加わつて損耗寿命が著し
く短くなる欠点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 前記欠点を解決すべく下方に出口を有するホツ
パーの下方に、受筐を配置し、その受筐の後側壁
には散布筒を連設させて揺動駆動ボツクスにより
受筐及び散布筒を左右揺動自在に支持し、トラク
タ機体後部に三点リンクによつて昇降自在に装着
されてなる肥料散布機において、トラクタ後部に
一端を連結したユニバーサルジヨイント端部にセ
ンター軸を有した支持板を設け、一方揺動駆動ボ
ツクスから突出した入力軸には前記センター軸と
いんろう合わせした当て板を設けて、この支持板
と当て板とを防振具を介して連結するようにした
ことを特徴とした肥料散布機を提供するものであ
る。 〔作用〕 ユニバーサルジヨイント端部のセンター軸と揺
動ボツクスから突出した入力軸に設け当て板いん
ろう合わせして互いに防振具を介して連結したの
で、トラクタの三点リンク昇降でユニバーサルジ
ヨイントの角度が変化した場合において完全に同
芯上に保持されるから防振材単体に特有のひねり
が加わることもなく、散布筒の揺動反力としての
往復点衝撃振動も均等に分散される。 〔実施例〕 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 1はトラクタ機体で、その後部に肥料散布機2
をトツプリンク3および一対のロアリンク4を介
して装着させてある。 6は支持フレームで、上部には下方に開口を有
するホツパー5を取付け、ホツパー5の下方には
その下方開口と合致する開口を持つ散布部7を配
置し、さらにその下方には、内部に駆動軸24の
下方を支承するとともにその駆動軸24を左右揺
動する機構を収蔵した揺動駆動ボツクス9を配置
して、その駆動ボツクス9を支持フレーム6の底
部に固定載置してある。散布部7は、ホツパー5
の下方開口と合致する開口及びアジテーターを有
し下方出口に落下量調整孔を設けてなる補助ホツ
パー25と、補助ホツパー25の下方出口に配置
し後側壁に開口を形成し駆動軸24によつて左右
揺動自在に支持された受筐26と、この受筐26
の後側壁開口と合致して一体的装着形成される散
布筒8とからなる。 10はフライホールで、揺動駆動ボツクス9の
入力軸11を軸止してなる。 12は正方形の支持板で、四隅に孔を穿ち片面
中央部に嵌合用窪を設け、他面中央部にはフライ
ホール10の挿通部に嵌着するセンター軸13を
固着してなり、トラクタ機体に連結するユニバー
サルジヨイント22の固定板14の嵌合部15は
嵌合用窪と嵌合し、締着具16等を介して支持板
12に固着される。 17は本考案の一実施例ではゴムを使用した防
振具で、両側の挟持板18には各々ボルト19を
突設し、一方のボルト19を支持板12の孔に挿
通させ、もう一方のボルト19はフライホイール
10の当て板21の上下の穿孔に挿通させて、そ
れぞれナツト20にて締着して防振具17をフラ
イホイール10と支持板12との間に介装させ
る。 23は調整用レバーで、散布部7の落下量調整
孔の開口度を調整して散布量を決定するものであ
る。 次に動力伝達と作用について説明する。 トラクタ機体1を駆動させると、トラクタ機体
1の動力はユニバーサルジヨイント22を介して
揺動駆動ボツクスに伝動され、防振具17を介装
した支持板12及び当板21が回転して入力軸1
1に回転が与えられ、揺動駆動ボツクス内にて変
換されて駆動軸24には左右揺動運動が与えら
れ、これに支持される受筐26及び受筐24の後
側壁開口に取り付けられた散布筒8も左右揺動
し、ホツパー5内の粉粒体肥料はアジテーターに
より撹拌され、落下量調整孔の開口部を通つて受
筐26内に落下し、受筐26及び散布筒8の左右
揺動により受筐26内の肥料は散布筒8を通つて
遠心力によつて排出され、圃場に巾広に散布され
る。 ここで散布筒8は揺動の際、左右の往復点にお
いて多大なる衝撃振動を繰り返し生じせしめるこ
とになるが、支持板12とフライホイール10の
当て板21間に介装させた防振具17によつてそ
れらの衝撃振動を均等に分散吸収して、円滑な揺
動散布作業を遂行せしめる。 〔効果〕 以上のように構成したので、次なる効果を得る
に至つた。 ユニバーサルジヨイント部と入力軸とが同芯に
位置して防振具を平行に保持するので、衝撃力や
ユニバーサルジヨイントの昇降による傾斜角に係
らず、複数個の防振具単体に常に平均に分散吸収
し、不測の破損もなく損耗寿命も長くなる等の効
果がある。
に連結するユニバーサルジヨイントとを防振具を
介して連結して、散布筒の左右揺動により与えら
れる多大な衝撃振動を吸収して緩和させるように
したトラクタ機体に三点リンク装着する肥料散布
機を提供するものである。 〔従来の技術〕 従来、防振具を組み込んだ考案として実公昭40
−17443号公報が知られるが、この考案は軸接手
において、軸受部に軸推進力が働いた場合の摺動
を許容するための防振ゴム取付板の構成が開示さ
れている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述の防振ゴム取付板をトラクタに装着する散
布筒揺動型の肥料散布機においては、高速左右揺
動する往復点の衝撃振動を繰り返して防振具に直
接に生ずるとともに三点リンク昇降によつてユニ
バーサルジヨイントが15度程度まで変化して防振
具に急激なひねりが力が加わつて損耗寿命が著し
く短くなる欠点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 前記欠点を解決すべく下方に出口を有するホツ
パーの下方に、受筐を配置し、その受筐の後側壁
には散布筒を連設させて揺動駆動ボツクスにより
受筐及び散布筒を左右揺動自在に支持し、トラク
タ機体後部に三点リンクによつて昇降自在に装着
されてなる肥料散布機において、トラクタ後部に
一端を連結したユニバーサルジヨイント端部にセ
ンター軸を有した支持板を設け、一方揺動駆動ボ
ツクスから突出した入力軸には前記センター軸と
いんろう合わせした当て板を設けて、この支持板
と当て板とを防振具を介して連結するようにした
ことを特徴とした肥料散布機を提供するものであ
る。 〔作用〕 ユニバーサルジヨイント端部のセンター軸と揺
動ボツクスから突出した入力軸に設け当て板いん
ろう合わせして互いに防振具を介して連結したの
で、トラクタの三点リンク昇降でユニバーサルジ
ヨイントの角度が変化した場合において完全に同
芯上に保持されるから防振材単体に特有のひねり
が加わることもなく、散布筒の揺動反力としての
往復点衝撃振動も均等に分散される。 〔実施例〕 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 1はトラクタ機体で、その後部に肥料散布機2
をトツプリンク3および一対のロアリンク4を介
して装着させてある。 6は支持フレームで、上部には下方に開口を有
するホツパー5を取付け、ホツパー5の下方には
その下方開口と合致する開口を持つ散布部7を配
置し、さらにその下方には、内部に駆動軸24の
下方を支承するとともにその駆動軸24を左右揺
動する機構を収蔵した揺動駆動ボツクス9を配置
して、その駆動ボツクス9を支持フレーム6の底
部に固定載置してある。散布部7は、ホツパー5
の下方開口と合致する開口及びアジテーターを有
し下方出口に落下量調整孔を設けてなる補助ホツ
パー25と、補助ホツパー25の下方出口に配置
し後側壁に開口を形成し駆動軸24によつて左右
揺動自在に支持された受筐26と、この受筐26
の後側壁開口と合致して一体的装着形成される散
布筒8とからなる。 10はフライホールで、揺動駆動ボツクス9の
入力軸11を軸止してなる。 12は正方形の支持板で、四隅に孔を穿ち片面
中央部に嵌合用窪を設け、他面中央部にはフライ
ホール10の挿通部に嵌着するセンター軸13を
固着してなり、トラクタ機体に連結するユニバー
サルジヨイント22の固定板14の嵌合部15は
嵌合用窪と嵌合し、締着具16等を介して支持板
12に固着される。 17は本考案の一実施例ではゴムを使用した防
振具で、両側の挟持板18には各々ボルト19を
突設し、一方のボルト19を支持板12の孔に挿
通させ、もう一方のボルト19はフライホイール
10の当て板21の上下の穿孔に挿通させて、そ
れぞれナツト20にて締着して防振具17をフラ
イホイール10と支持板12との間に介装させ
る。 23は調整用レバーで、散布部7の落下量調整
孔の開口度を調整して散布量を決定するものであ
る。 次に動力伝達と作用について説明する。 トラクタ機体1を駆動させると、トラクタ機体
1の動力はユニバーサルジヨイント22を介して
揺動駆動ボツクスに伝動され、防振具17を介装
した支持板12及び当板21が回転して入力軸1
1に回転が与えられ、揺動駆動ボツクス内にて変
換されて駆動軸24には左右揺動運動が与えら
れ、これに支持される受筐26及び受筐24の後
側壁開口に取り付けられた散布筒8も左右揺動
し、ホツパー5内の粉粒体肥料はアジテーターに
より撹拌され、落下量調整孔の開口部を通つて受
筐26内に落下し、受筐26及び散布筒8の左右
揺動により受筐26内の肥料は散布筒8を通つて
遠心力によつて排出され、圃場に巾広に散布され
る。 ここで散布筒8は揺動の際、左右の往復点にお
いて多大なる衝撃振動を繰り返し生じせしめるこ
とになるが、支持板12とフライホイール10の
当て板21間に介装させた防振具17によつてそ
れらの衝撃振動を均等に分散吸収して、円滑な揺
動散布作業を遂行せしめる。 〔効果〕 以上のように構成したので、次なる効果を得る
に至つた。 ユニバーサルジヨイント部と入力軸とが同芯に
位置して防振具を平行に保持するので、衝撃力や
ユニバーサルジヨイントの昇降による傾斜角に係
らず、複数個の防振具単体に常に平均に分散吸収
し、不測の破損もなく損耗寿命も長くなる等の効
果がある。
第1図は本考案を実施した側面図、第2図は要
部斜視図、第3図は要部側面図、 1はトラクタ機体、2は肥料散布機、3はトツ
プリンク、4はロアリンク、5はホツパー、6は
支持フレーム、7は散布部、8は散布筒、9は揺
動駆動ボツクス、10はフライホイール、11は
入力軸、12は支持板、13はセンター軸、14
は固定板、15は嵌合部、16は締着具、17は
防振具、18は挟持板、19はボルト、20はナ
ツト、21は当て板、22はユニバーサルジヨイ
ント、23は調整用レバー、24は駆動軸、25
は補助ホツパー、26は受筐。
部斜視図、第3図は要部側面図、 1はトラクタ機体、2は肥料散布機、3はトツ
プリンク、4はロアリンク、5はホツパー、6は
支持フレーム、7は散布部、8は散布筒、9は揺
動駆動ボツクス、10はフライホイール、11は
入力軸、12は支持板、13はセンター軸、14
は固定板、15は嵌合部、16は締着具、17は
防振具、18は挟持板、19はボルト、20はナ
ツト、21は当て板、22はユニバーサルジヨイ
ント、23は調整用レバー、24は駆動軸、25
は補助ホツパー、26は受筐。
Claims (1)
- 下方に出口を有するホツパーの下方に、受筐を
配置し、その受筐の後側壁には散布筒を連設させ
て揺動駆動ボツクスにより受筐及び散布筒を左右
揺動自在に支持し、トラクタ機体後部に三点リン
クによつて昇降自在に装着されてなる肥料散布機
において、トラクタ後部に一端を連結したユニバ
ーサルジヨイント端部にセンター軸を有した支持
板を設け、一方揺動駆動ボツクスから突出した入
力軸には前記センター軸といんろう合わせした当
て板を設けて、この支持板と当て板とを防振具を
介して連結するようにしたことを特徴とした肥料
散布機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979111304U JPS6239629Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979111304U JPS6239629Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5628621U JPS5628621U (ja) | 1981-03-18 |
JPS6239629Y2 true JPS6239629Y2 (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=29343780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979111304U Expired JPS6239629Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239629Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007015561A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Ochiai Cutlery Mfg Co Ltd | 茶園管理機の操舵装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59166302U (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-07 | 小東 淳一 | 指示棒 |
JPS61109472U (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-11 | ||
JPS6392379U (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-15 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495538U (ja) * | 1972-04-18 | 1974-01-18 |
-
1979
- 1979-08-11 JP JP1979111304U patent/JPS6239629Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495538U (ja) * | 1972-04-18 | 1974-01-18 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007015561A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Ochiai Cutlery Mfg Co Ltd | 茶園管理機の操舵装置 |
JP4588562B2 (ja) * | 2005-07-07 | 2010-12-01 | 落合刃物工業株式会社 | 茶園管理機の操舵装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5628621U (ja) | 1981-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7201537B2 (en) | Concrete screed with vibration isolation | |
JP3418079B2 (ja) | 発動発電機 | |
US4991781A (en) | Machine for spreading fertilizers, seeds, salt, and the like | |
JPS6239629Y2 (ja) | ||
JPS62242154A (ja) | 内燃機関によつて駆動される手動作業装置 | |
US3520372A (en) | Tractor driven vibratory harrow | |
US4993869A (en) | Concrete finishing machine with vibrating finishing rollers | |
CN221657105U (zh) | 一种具备防溅功能的振动筛 | |
JPH0316407Y2 (ja) | ||
JPH0729792Y2 (ja) | 乗用型水田作業機における作業部用支持ステーの連結構造 | |
JPH0432893Y2 (ja) | ||
JPH0640761B2 (ja) | 歩行型の農用作業車 | |
KR200186896Y1 (ko) | 타설된 콘크리트 평탄 작업기 손잡이 높낮이 조절장치 | |
JPH0629541Y2 (ja) | 動力伝達構造 | |
JPH0244178Y2 (ja) | ||
JPS6133060Y2 (ja) | ||
JPH0625390Y2 (ja) | エンジンのマウント構造 | |
JPH0132806Y2 (ja) | ||
JPS6327817Y2 (ja) | ||
JPH0337921Y2 (ja) | ||
JPH0310602A (ja) | 整畦機 | |
SU823512A1 (ru) | Рыхлитель | |
JPS6024765Y2 (ja) | 油圧式掘削装置 | |
JPS6315400Y2 (ja) | ||
JPS60379Y2 (ja) | 全旋回作業車の旋回台構造 |